JP2002138491A - 基 礎 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 基礎の強度を損なうことなく床下換気性能を
向上し、かつ多様な建物配置に簡易に対応できるように
すること。 【解決手段】 基礎20において、枠状基礎部21の上
面に建物10を乗せる複数の台部22と、相隣る台部2
2の間に形成される換気用段部23とが設けられ、枠状
基礎部21で囲まれた内部に建物10を乗せる柱状基礎
部31が設けられ、枠状基礎部21と柱状基礎部31で
建物10の荷重を支えるもの。
向上し、かつ多様な建物配置に簡易に対応できるように
すること。 【解決手段】 基礎20において、枠状基礎部21の上
面に建物10を乗せる複数の台部22と、相隣る台部2
2の間に形成される換気用段部23とが設けられ、枠状
基礎部21で囲まれた内部に建物10を乗せる柱状基礎
部31が設けられ、枠状基礎部21と柱状基礎部31で
建物10の荷重を支えるもの。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建物の基礎に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】従来、建物の基礎では、実公昭58-12918
号公報、特開平7-18731号公報に記載の如く、建物の外
周に沿って枠状基礎部1を設けている(図5(C))。
尚、枠状基礎部1で囲まれる内部では、建物を梁状基礎
部2で支えるもの(図5(C))、又は柱状基礎部で支
えるもの(特開平7-18731号公報)がある。
号公報、特開平7-18731号公報に記載の如く、建物の外
周に沿って枠状基礎部1を設けている(図5(C))。
尚、枠状基礎部1で囲まれる内部では、建物を梁状基礎
部2で支えるもの(図5(C))、又は柱状基礎部で支
えるもの(特開平7-18731号公報)がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術には以下の問
題点がある。 建物の床下換気を図るため、枠状基礎部1に孔状換気
口3や深溝状換気溝4を切欠形成しており、これが基礎
強度を低下して換気口3や換気溝4の切欠角部からクラ
ックを発生させる可能性がある。また、クラックを防ぐ
ように全体の強度を保つために、基礎断面を換気口3や
換気溝4の部分で掘下げ(図6のH)強度確保する必要
性が高い。
題点がある。 建物の床下換気を図るため、枠状基礎部1に孔状換気
口3や深溝状換気溝4を切欠形成しており、これが基礎
強度を低下して換気口3や換気溝4の切欠角部からクラ
ックを発生させる可能性がある。また、クラックを防ぐ
ように全体の強度を保つために、基礎断面を換気口3や
換気溝4の部分で掘下げ(図6のH)強度確保する必要
性が高い。
【0004】枠状基礎部1の内部に梁状基礎部2を用
いる場合には、枠状基礎部1で囲まれる床下空間を梁状
基礎部2が分断し、分断された各領域のそれぞれに空気
溜りを生じやすいし、梁状基礎部2に換気孔を貫通形成
すると梁状基礎部2の強度が低下する。また、梁状基礎
部2は相対する枠状基礎部1の間で連続する長いスパン
に渡って配筋されなければならず、施工性が悪い。ま
た、建物を構成する例えば建物ユニットの配置が複雑に
なると、梁状基礎部2がクランク状になる等(図5
(C))、施工性が悪い。
いる場合には、枠状基礎部1で囲まれる床下空間を梁状
基礎部2が分断し、分断された各領域のそれぞれに空気
溜りを生じやすいし、梁状基礎部2に換気孔を貫通形成
すると梁状基礎部2の強度が低下する。また、梁状基礎
部2は相対する枠状基礎部1の間で連続する長いスパン
に渡って配筋されなければならず、施工性が悪い。ま
た、建物を構成する例えば建物ユニットの配置が複雑に
なると、梁状基礎部2がクランク状になる等(図5
(C))、施工性が悪い。
【0005】本発明の課題は、基礎の強度を損なうこと
なく床下換気性能を向上し、かつ多様な建物配置に簡易
に対応できるようにすることにある。
なく床下換気性能を向上し、かつ多様な建物配置に簡易
に対応できるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、建物
の外周に沿って設けられる枠状基礎部を有してなる基礎
において、枠状基礎部の上面に建物を乗せる複数の台部
と、相隣る台部の間に形成される換気用段部とが設けら
れ、枠状基礎部で囲まれた内部に建物を乗せる柱状基礎
部が設けられ、枠状基礎部と柱状基礎部で建物の荷重を
支えるようにしたものである。。
の外周に沿って設けられる枠状基礎部を有してなる基礎
において、枠状基礎部の上面に建物を乗せる複数の台部
と、相隣る台部の間に形成される換気用段部とが設けら
れ、枠状基礎部で囲まれた内部に建物を乗せる柱状基礎
部が設けられ、枠状基礎部と柱状基礎部で建物の荷重を
支えるようにしたものである。。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て更に、前記柱状基礎部が、フーチングに柱型を立設し
た布基礎にて構成されるようにしたものである。
て更に、前記柱状基礎部が、フーチングに柱型を立設し
た布基礎にて構成されるようにしたものである。
【0008】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て更に、前記柱状基礎部が、スラブに柱型を立設したベ
タ基礎にて構成されるようにしたものである。
て更に、前記柱状基礎部が、スラブに柱型を立設したベ
タ基礎にて構成されるようにしたものである。
【0009】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かの発明において更に、前記建物が、複数の建物ユニッ
トからなるユニット建物であるようにしたものである。
かの発明において更に、前記建物が、複数の建物ユニッ
トからなるユニット建物であるようにしたものである。
【0010】
【作用】請求項1の発明によれば下記〜の作用があ
る。 建物の荷重を枠状基礎部の台部で支え、相隣る台部の
間に換気用段部を形成した。換気用段部は建物の外周に
沿って広巾にできるからその深さを浅くしながら必要十
分な開口面積を確保でき、床下換気性能を向上できる。
る。 建物の荷重を枠状基礎部の台部で支え、相隣る台部の
間に換気用段部を形成した。換気用段部は建物の外周に
沿って広巾にできるからその深さを浅くしながら必要十
分な開口面積を確保でき、床下換気性能を向上できる。
【0011】枠状基礎部に形成される換気用段部の深
さを上述の如くに浅くすることができるから、枠状基
礎部にクラックを発生させることがなく、基礎断面の強
度を確保できる。従って、枠状基礎部の強度を損なうこ
となく換気性能を向上できる。
さを上述の如くに浅くすることができるから、枠状基
礎部にクラックを発生させることがなく、基礎断面の強
度を確保できる。従って、枠状基礎部の強度を損なうこ
となく換気性能を向上できる。
【0012】枠状基礎部の内部では、建物の荷重を柱
状基礎部で支える。柱状基礎部は枠状基礎部で囲まれる
床下空間を分断することなく、床下の各所に空気溜りを
生じさせることがないから、枠状基礎部の内部の空気循
環を良くし、床下換気性能を向上できる。
状基礎部で支える。柱状基礎部は枠状基礎部で囲まれる
床下空間を分断することなく、床下の各所に空気溜りを
生じさせることがないから、枠状基礎部の内部の空気循
環を良くし、床下換気性能を向上できる。
【0013】柱状基礎部は建物の柱等に対応する荷重
支持位置だけに立設されるものであり、配筋施工性が良
い。
支持位置だけに立設されるものであり、配筋施工性が良
い。
【0014】柱状基礎部は、建物の柱等に対応する荷
重支持位置に簡便に設置でき、多様な建物配置に簡易に
対応できる。
重支持位置に簡便に設置でき、多様な建物配置に簡易に
対応できる。
【0015】請求項2の発明によれば下記の作用があ
る。 柱状基礎部を布基礎にて構成することにより、建物の
荷重をフーチングで支持できる。
る。 柱状基礎部を布基礎にて構成することにより、建物の
荷重をフーチングで支持できる。
【0016】請求項3の発明によれば下記の作用があ
る。 柱状基礎部をベタ基礎にて構成することにより、建物
の荷重をスラブで支持できる。
る。 柱状基礎部をベタ基礎にて構成することにより、建物
の荷重をスラブで支持できる。
【0017】請求項4の発明によれば下記の作用があ
る。 ユニット建物において、建物ユニットの配置が多様に
異なる場合にも、前述により簡易に対応できる。
る。 ユニット建物において、建物ユニットの配置が多様に
異なる場合にも、前述により簡易に対応できる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は基礎の一例を示す斜視図、
図2は枠状基礎部を換気用段部の位置で切断した断面
図、図3は柱状基礎部を示し、(A)は妻方向に沿う断
面図、(B)は桁方向に沿う断面図、図4は柱状基礎部
の他の例を示し、(A)は妻方向に沿う断面図、(B)
は桁方向に沿う断面図、図5は建物と基礎の配置を示
し、(A)は建物ユニットの配置を示す平面図、(B)
は枠状基礎部と柱状基礎部の配置を示す平面図、(C)
は従来例を示す平面図、図6は従来の枠状基礎部に設け
た換気口等を示す正面図である。
図2は枠状基礎部を換気用段部の位置で切断した断面
図、図3は柱状基礎部を示し、(A)は妻方向に沿う断
面図、(B)は桁方向に沿う断面図、図4は柱状基礎部
の他の例を示し、(A)は妻方向に沿う断面図、(B)
は桁方向に沿う断面図、図5は建物と基礎の配置を示
し、(A)は建物ユニットの配置を示す平面図、(B)
は枠状基礎部と柱状基礎部の配置を示す平面図、(C)
は従来例を示す平面図、図6は従来の枠状基礎部に設け
た換気口等を示す正面図である。
【0019】図1は、ユニット建物10を構成する複数
の建物ユニット11を基礎20の上に据付けたものであ
る。このとき、建物ユニット11は、例えば床梁12、
柱13、天井梁14を箱型に接合した骨組構造体であ
る。
の建物ユニット11を基礎20の上に据付けたものであ
る。このとき、建物ユニット11は、例えば床梁12、
柱13、天井梁14を箱型に接合した骨組構造体であ
る。
【0020】基礎20は、ユニット建物10の外周に沿
って設けられる枠状基礎部21を有し、枠状基礎部21
の上面にユニット建物10を乗せる複数の台部22と、
相隣る台部22、22の間に形成される換気用段部23
とが設けられる。枠状基礎部21の台部22は、建物ユ
ニット11の柱13の直下部分に設けられ、必要によっ
て床梁12の中間部分にも設けられ、柱13、床梁12
と締結されるアンカーボルト24を備える(図2)。図
2において、15は外壁、16は基礎上水切、17は網
板状の防鼠材である。
って設けられる枠状基礎部21を有し、枠状基礎部21
の上面にユニット建物10を乗せる複数の台部22と、
相隣る台部22、22の間に形成される換気用段部23
とが設けられる。枠状基礎部21の台部22は、建物ユ
ニット11の柱13の直下部分に設けられ、必要によっ
て床梁12の中間部分にも設けられ、柱13、床梁12
と締結されるアンカーボルト24を備える(図2)。図
2において、15は外壁、16は基礎上水切、17は網
板状の防鼠材である。
【0021】枠状基礎部21の台部22は、枠状基礎2
1の本体部とコンクリートで一体成形されても良く、又
は枠状基礎部21の本体部の上に無収縮モルタル、樹
脂、鋼板等からなるスペーサを乗せて構成されても良
い。枠状基礎部21に台部22をコンクリートで一体成
形する打設は、台部22だけを後施工するものでも良
い。
1の本体部とコンクリートで一体成形されても良く、又
は枠状基礎部21の本体部の上に無収縮モルタル、樹
脂、鋼板等からなるスペーサを乗せて構成されても良
い。枠状基礎部21に台部22をコンクリートで一体成
形する打設は、台部22だけを後施工するものでも良
い。
【0022】基礎20は、枠状基礎部21で囲まれた内
部にユニット建物10を乗せる柱状基礎部31を設けて
いる。柱状基礎部31は、建物ユニット11の柱13の
直下部分に設けられ、必要によって床梁12の中間部分
にも設けられ、柱13、床梁12と締結されるアンカー
ボルト(不図示)を備える。
部にユニット建物10を乗せる柱状基礎部31を設けて
いる。柱状基礎部31は、建物ユニット11の柱13の
直下部分に設けられ、必要によって床梁12の中間部分
にも設けられ、柱13、床梁12と締結されるアンカー
ボルト(不図示)を備える。
【0023】柱状基礎部31は、図3に示す如く、フー
チング33に柱型34を立設した布基礎32により構成
できる。布基礎32は、フーチング33に主筋33A、
上端筋33B、下端筋33Cを備え、柱型34に柱筋3
4A、フープ筋34Bを備える。
チング33に柱型34を立設した布基礎32により構成
できる。布基礎32は、フーチング33に主筋33A、
上端筋33B、下端筋33Cを備え、柱型34に柱筋3
4A、フープ筋34Bを備える。
【0024】柱状基礎部31は、図4に示す如く、スラ
ブ36に柱型37を立設したベタ基礎35により構成し
ても良い。ベタ基礎35は、スラブ36に桁方向筋36
A、妻方向筋36Bを備え、柱型37に柱筋37A、フ
ープ筋37Bを備える。
ブ36に柱型37を立設したベタ基礎35により構成し
ても良い。ベタ基礎35は、スラブ36に桁方向筋36
A、妻方向筋36Bを備え、柱型37に柱筋37A、フ
ープ筋37Bを備える。
【0025】従って、基礎20にあっては、ユニット建
物10の図5(A)に示す如くの外形、建物ユニット1
1の配置に応じて、図5(B)に示す如く、枠状基礎部
21、柱状基礎部31を設置し、柱状基礎部21(台部
22)の上面と柱状基礎部31の上面でユニット建物1
0(建物ユニット11)の荷重を支える。尚、基礎20
は、建物ユニット11の根太を支える束基礎41も備え
る(図1)。
物10の図5(A)に示す如くの外形、建物ユニット1
1の配置に応じて、図5(B)に示す如く、枠状基礎部
21、柱状基礎部31を設置し、柱状基礎部21(台部
22)の上面と柱状基礎部31の上面でユニット建物1
0(建物ユニット11)の荷重を支える。尚、基礎20
は、建物ユニット11の根太を支える束基礎41も備え
る(図1)。
【0026】本実施形態によれば、以下の作用がある。 ユニット建物10の荷重を枠状基礎部21の台部22
で支え、相隣る台部22の間に換気用段部23を形成し
た。換気用段部23はユニット建物10の外周に沿って
広巾にできるからその深さを浅くしながら枠状基礎部2
1のほぼ全周に必要十分な開口面積を確保でき、床下換
気性能を向上できる。
で支え、相隣る台部22の間に換気用段部23を形成し
た。換気用段部23はユニット建物10の外周に沿って
広巾にできるからその深さを浅くしながら枠状基礎部2
1のほぼ全周に必要十分な開口面積を確保でき、床下換
気性能を向上できる。
【0027】枠状基礎部21に形成される換気用段部
23の深さを上述の如くに浅くすることができるか
ら、枠状基礎部21にクラックを発生させることがな
く、基礎断面の強度を確保できる。従って、枠状基礎部
21の強度を損なうことなく換気性能を向上できる。
23の深さを上述の如くに浅くすることができるか
ら、枠状基礎部21にクラックを発生させることがな
く、基礎断面の強度を確保できる。従って、枠状基礎部
21の強度を損なうことなく換気性能を向上できる。
【0028】枠状基礎部21の内部では、ユニット建
物10の荷重を柱状基礎部31で支える。柱状基礎部3
1は枠状基礎部21で囲まれる床下空間を分断すること
なく、床下の各所に空気溜りを生じさせることがないか
ら、枠状基礎部21の内部の空気循環を良くし、床下換
気性能を向上できる。
物10の荷重を柱状基礎部31で支える。柱状基礎部3
1は枠状基礎部21で囲まれる床下空間を分断すること
なく、床下の各所に空気溜りを生じさせることがないか
ら、枠状基礎部21の内部の空気循環を良くし、床下換
気性能を向上できる。
【0029】柱状基礎部31はユニット建物10の柱
13等に対応する荷重支持位置だけに立設されるもので
あり、配筋施工性が良い。
13等に対応する荷重支持位置だけに立設されるもので
あり、配筋施工性が良い。
【0030】柱状基礎部31は、ユニット建物10の
柱13等に対応する荷重支持位置に簡便に設置でき、多
様なユニット建物10配置に簡易に対応できる。
柱13等に対応する荷重支持位置に簡便に設置でき、多
様なユニット建物10配置に簡易に対応できる。
【0031】柱状基礎部31を布基礎32にて構成す
ることにより、ユニット建物10の荷重をフーチング3
3で支持できる。
ることにより、ユニット建物10の荷重をフーチング3
3で支持できる。
【0032】柱状基礎部31をベタ基礎35にて構成
することにより、ユニット建物10の荷重をスラブ36
で支持できる。
することにより、ユニット建物10の荷重をスラブ36
で支持できる。
【0033】ユニット建物10において、建物ユニッ
ト11の配置が多様に異なる場合にも、前述により簡
易に対応できる。
ト11の配置が多様に異なる場合にも、前述により簡
易に対応できる。
【0034】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本
発明はユニット建物に限らず、広く一般の建物に適用で
きる。
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本
発明はユニット建物に限らず、広く一般の建物に適用で
きる。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、基礎の強
度を損なうことなく床下換気性能を向上し、かつ多様な
建物配置に簡易に対応できる。
度を損なうことなく床下換気性能を向上し、かつ多様な
建物配置に簡易に対応できる。
【図1】図1は基礎の一例を示す斜視図である。
【図2】図2は枠状基礎部を換気用段部の位置で切断し
た断面図である。
た断面図である。
【図3】図3は柱状基礎部を示し、(A)は妻方向に沿
う断面図、(B)は桁方向に沿う断面図である。
う断面図、(B)は桁方向に沿う断面図である。
【図4】図4は柱状基礎部の他の例を示し、(A)は妻
方向に沿う断面図、(B)は桁方向に沿う断面図であ
る。
方向に沿う断面図、(B)は桁方向に沿う断面図であ
る。
【図5】図5は建物と基礎の配置を示し、(A)は建物
ユニットの配置を示す平面図、(B)は枠状基礎部と柱
状基礎部の配置を示す平面図、(C)は従来例を示す平
面図である。
ユニットの配置を示す平面図、(B)は枠状基礎部と柱
状基礎部の配置を示す平面図、(C)は従来例を示す平
面図である。
【図6】図6は従来の枠状基礎部に設けた換気口等を示
す正面図である。
す正面図である。
10 ユニット建物 11 建物ユニット 20 基礎 21 柱状基礎部 22 台部 23 換気用段部 31 柱状基礎部 32 布基礎 33 フーチング 34 柱型 35 ベタ基礎 36 スラブ 37 柱型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 千代松 淳 茨城県つくば市和台32 株式会社セキスイ ハーモネート施工技術センター内 (72)発明者 杉原 雄司 茨城県つくば市和台32 株式会社セキスイ ハーモネート施工技術センター内 Fターム(参考) 2D046 BA00 BA01
Claims (4)
- 【請求項1】 建物の外周に沿って設けられる枠状基礎
部を有してなる基礎において、 枠状基礎部の上面に建物を乗せる複数の台部と、相隣る
台部の間に形成される換気用段部とが設けられ、 枠状基礎部で囲まれた内部に建物を乗せる柱状基礎部が
設けられ、 枠状基礎部と柱状基礎部で建物の荷重を支えることを特
徴とする基礎。 - 【請求項2】 前記柱状基礎部が、フーチングに柱型を
立設した布基礎にて構成される請求項1記載の基礎。 - 【請求項3】 前記柱状基礎部が、スラブに柱型を立設
したベタ基礎にて構成される請求項1記載の基礎。 - 【請求項4】 前記建物が、複数の建物ユニットからな
るユニット建物である請求項1〜3のいずれかに記載の
基礎。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000331128A JP2002138491A (ja) | 2000-10-30 | 2000-10-30 | 基 礎 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000331128A JP2002138491A (ja) | 2000-10-30 | 2000-10-30 | 基 礎 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002138491A true JP2002138491A (ja) | 2002-05-14 |
Family
ID=18807527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000331128A Pending JP2002138491A (ja) | 2000-10-30 | 2000-10-30 | 基 礎 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002138491A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016125220A (ja) * | 2014-12-26 | 2016-07-11 | フクビ化学工業株式会社 | 建築基礎 |
JP2016125222A (ja) * | 2014-12-26 | 2016-07-11 | フクビ化学工業株式会社 | 建築基礎 |
JP2016125221A (ja) * | 2014-12-26 | 2016-07-11 | フクビ化学工業株式会社 | 建築基礎 |
JP2016161213A (ja) * | 2015-03-02 | 2016-09-05 | 積水化学工業株式会社 | 床下温調システム及び建物 |
JP2017115499A (ja) * | 2015-12-25 | 2017-06-29 | 株式会社竹中工務店 | 建物の下部ピット構造 |
JP2017160667A (ja) * | 2016-03-09 | 2017-09-14 | 丸中建設有限会社 | 建物用基礎構造,建物用基礎の施工方法及びこれに用いる型枠 |
-
2000
- 2000-10-30 JP JP2000331128A patent/JP2002138491A/ja active Pending
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