JP2017160667A - 建物用基礎構造,建物用基礎の施工方法及びこれに用いる型枠 - Google Patents

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Abstract

【課題】 支柱基礎の土台の支持強度を向上させるとともに、施工を容易にして施工作業性を向上させ、安価にできるようにする。【解決手段】 敷設された水平鉄筋群2を内部に有したコンクリート製のベタ基礎1と、ベタ基礎1の外周部に立設されるコンクリート製の布基礎3と、布基礎3の内側の所定位置であって水平鉄筋群2に連結されて立設された立設鉄筋群11を内部に有しベタ基礎1に連設されるコンクリート製の複数の支柱基礎10とを備え、支柱基礎10を、内部空間eが錐台形状に形成され成形後に取り外される支柱型枠Mによって錐台形状に成形した。支柱基礎10の外側面のベタ基礎1に対する内角θを、65°≦θ≦85°に設定し、立設鉄筋群11の外形を支柱基礎10の外形と略相似形の錐台形状に形成した。【選択図】 図4

Description

本発明は、住宅等の建物に係る建物用基礎構造,建物用基礎の施工方法及びこれに用いる型枠に関する。
従来から、住宅等の建物用基礎構造として、例えば、実公平3−22359号公報(特許文献1)あるいは特許第3179738号公報(特許文献2)に掲載された技術が知られている。この建物用基礎構造は、図9に示すように、外周に布基礎100を設け、この布基礎100の内側に、円柱状の支柱基礎101(コラム基礎とも言う)を所要部位に複数立設して構成されている。布基礎100及び支柱基礎101上には土台(図示せず)が設置される。これにより、(イ)床下空間の通風性を改善することができ、カビ類の発生を抑制して建物の耐久性の向上を図ることができる。(ロ)床下空間を広くすることができ、床下配管等の施工やメンテナンスを容易にすることができる。(ハ)型枠量やコンクリート量を減らすことができる等の利点を有する。
このような建物用基礎の施工方法は、従来、例えば、上記の特許文献2に記載され、図10に示すように、予め構築したフーチング102の上部に、布基礎用100の埋め込み型の布基礎型枠(図示せず)を設置するとともに、この布基礎型枠の内側において、支柱基礎101用の埋め込み型の支柱型枠103(コラム型枠とも言う)を設置する。次いで、その後、これら布基礎型枠及び支柱型枠103内にコンクリートを注入して養生する。養生後、布基礎型枠及び支柱型枠103は構造物の一部としてそのまま残し、布基礎100及び支柱基礎101を構築する。この埋め込み型の布基礎型枠及び支柱型枠103においては、基礎の高さを調整するために、高さ調整機構(図示せず)を備えている。
実公平3−22359号公報 特許第3179738号公報
ところで、上記従来の建物用基礎構造の支柱基礎101にあっては、円柱状に形成されているがこれに設置される土台の支持強度が必ずしも良いとはいえない。また、その施工方法においては、埋め込み型の支柱型枠103を用いているので、それだけコスト高になっているという問題もある。特に、高さ調整機構を備えたものは高価になる。これを解決するために、繰り返しの使用ができる円筒状の支柱型枠(図示せず)を用いることも考えられるが、円筒状なので、支柱型枠を外す際に支柱との摩擦抵抗が大きく生じることから、施工作業性が悪くなる。
本発明は上記の問題点に鑑みて為されたもので、支柱基礎の土台の支持強度を向上させるとともに、施工を容易にして施工作業性を向上させ、安価にできるようにした建物用基礎構造,建物用基礎の施工方法及びこれに用いる型枠を提供することを目的とする。
このような目的を達成するための本発明の建物用基礎構造は、敷設された水平鉄筋群を内部に有したコンクリート製のベタ基礎と、該ベタ基礎の外周部に立設されるコンクリート製の布基礎と、該布基礎の内側の所定位置であって上記水平鉄筋群に連結されて立設された立設鉄筋群を内部に有し上記ベタ基礎に連設されるコンクリート製の複数の支柱基礎とを備え、該支柱基礎を、内部空間が錐台形状に形成され成形後に取り外される支柱型枠によって錐台形状に成形した構成としている。錘台形状とは、三角錐台,四角錘台等の角錐台、あるいは、円錐台の形状をいう。
この構成によれば、支柱基礎を施工するときは、布基礎の内側の所定箇所に支柱型枠を設置し、これに、コンクリートを打設し、養生して固化したならば、支柱型枠を取り外す。これにより、ベタ基礎上に立設鉄筋群を内部に有した支柱基礎が構築される。この場合、最後には取り外される支柱型枠で成形するので、支柱型枠は、比較的簡易な形状にすることができ、また、繰り返し使用することができることからコストダウンを図ることができる。また、支柱型枠を取り外す際には、支柱型枠は、内部空間が錐台形状に形成されているので、支柱基礎から抜けやすく、そのため、取り外しを極めて容易に行うことができ、それだけ、施工作業性を向上させることができる。更に、支柱型枠は取り外されるので、コンクリートの注入量により支柱基礎の高さ調整を行なうことができ、従来のように、高さ調整機構を設ける必要がないことから、それだけ、施工作業が容易であり、コストダウンを図ることができる。
そして、構築された支柱基礎は、錐台形状に形成されているので、ベタ基礎に向けて末広がりになり、土台からの圧力がベタ基礎に広範囲に伝達されることから、安定性が向上させられ、土台の支持強度を大幅に向上させることができる。また、支柱基礎は、ベタ基礎の水平鉄筋群に連結されて立設された立設鉄筋群を内部に有しているので、ベタ基礎との結合力が強く、また、補強も強固になることから、この点でも、土台の支持強度を大幅に向上させることができる。更に、空気の流動が円柱状に比較してよりスムーズになる。
そして、必要に応じ、上記支柱基礎の外側面のベタ基礎に対する内角θを、65°≦θ≦85°に設定した構成としている。望ましくは、70°≦θ≦80°である。この範囲で支持安定性及び空気流通性を確実に確保することができる。
また、必要に応じ、上記立設鉄筋群の外形を上記支柱基礎の外形と略相似形の錐台形状に形成している。立設鉄筋群の外形とは、この立設鉄筋群の垂直中心軸線を中心にして回転されて形成される外形をいう。これにより、鉄筋群の外側と支柱基礎の表面までの所謂「かぶり」といわれる厚さを均等なものにすることができ、支柱基礎の強度を確実に確保することができる。
更に、必要に応じ、上記支柱基礎に、該支柱基礎の上面から突出する雄ネジ部を有し該支柱基礎に設置される土台を固定するための固定アンカーボルトを埋設した構成としている。固定アンカーボルトを利用して土台を確実に固定することができる。
また、上記目的を達成するための本発明の建物用基礎の施工方法は、敷設された水平鉄筋群を内部に有したコンクリート製のベタ基礎と、該ベタ基礎の外周部に立設されるコンクリート製の布基礎と、該布基礎の内側の所定位置であって上記水平鉄筋群に連結されて立設された立設鉄筋群を内部に有し上記ベタ基礎に連設されるコンクリート製の複数の支柱基礎とを備え、該支柱基礎を、内部空間が錐台形状に形成され成形後に取外される支柱型枠によって錐台形状に成形した建物用基礎を施工する建物用基礎の施工方法であって、
上記水平鉄筋群及び立設鉄筋群を構築する鉄筋群構築工程と、
上記水平鉄筋群に上記立設鉄筋群を露出させた状態でコンクリートを打設してベタ基礎を構築するベタ基礎構築工程と、
上記ベタ基礎の周囲に布基礎を構築する布基礎構築工程と、
上記ベタ基礎構築工程後に、構築されたベタ基礎から露出した立設鉄筋群にコンクリートを打設して支柱基礎を構築する支柱基礎構築工程とを備え、
該支柱基礎構築工程は、
上記支柱型枠をその内部空間に上記立設鉄筋群を包容して上記ベタ基礎上に設置する支柱型枠設置工程と、
該支柱型枠設置工程後に、設置した支柱型枠内にコンクリートを打設して支柱基礎を成形する成形工程と、
該成形工程後に、成形された支柱基礎から支柱型枠を取り外す支柱型枠取外し工程とを備えた構成としている。
この構成によれば、支柱基礎を施工するときは、鉄筋群構築工程で、水平鉄筋群及び立設鉄筋群を構築し、ベタ基礎構築工程で、立設鉄筋群を露出させた状態で水平鉄筋群にコンクリートを打設してベタ基礎を構築する。また、布基礎構築工程では、例えば、予め、鉄筋群構築工程で布基礎用の鉄筋を設けておき、ベタ基礎構築工程後に、布基礎用の型枠を設置して、これにコンクリートを打設し、養生して固化したならば、型枠を取り外してベタ基礎の周囲に布基礎を構築する。布基礎構築工程は、例えば、ブロック状の布基礎をベタ基礎に構築し、あるいは、上記従来技術で示したように、布基礎用の埋め込み型の布基礎型枠をベタ基礎上に設置し、この布基礎型枠にコンクリートを打設して構築する等、適宜の方法で布基礎を設けて良い。
そして、支柱基礎構築工程において、構築されたベタ基礎から露出した立設鉄筋群にコンクリートを打設して支柱基礎を構築する。この際には、先ず、支柱型枠設置工程で、支柱型枠を、その内部空間に立設鉄筋群を包容して、ベタ基礎上に設置する。次に、成形工程で、設置した支柱型枠内にコンクリートを打設し、その後コンクリートの養生を行って固化させ、支柱基礎を成形する。最後に、支柱型枠取外し工程で、成形された支柱基礎から支柱型枠を取り外す。これにより、ベタ基礎上に立設鉄筋群を内部に有した支柱基礎が構築される。この場合、最後には取り外される支柱型枠で成形するので、支柱型枠は、比較的簡易な形状にすることができ、また、繰り返し使用することができることからコストダウンを図ることができる。また、支柱型枠を取り外す際には、支柱型枠は、内部空間が錐台形状に形成されているので、支柱基礎から抜けやすく、そのため、取り外しを極めて容易に行うことができ、それだけ、施工作業性を向上させることができる。更に、支柱型枠は取り外されるので、コンクリートの注入量により支柱基礎の高さ調整を行なうことができ、従来のように、高さ調整機構を設ける必要がないことから、それだけ、施工作業が容易であり、コストダウンを図ることができる。
そして、構築された支柱基礎は、錐台形状に形成されているので、ベタ基礎に向けて末広がりになり、土台からの圧力がベタ基礎に広範囲に伝達されることから、安定性が向上させられ、土台の支持強度を大幅に向上させることができる。また、支柱基礎は、ベタ基礎の水平鉄筋群に連結されて立設された立設鉄筋群を内部に有しているので、ベタ基礎との結合力が強く、また、補強も強固になることから、この点でも、土台の支持強度を大幅に向上させることができる。更に、空気の流動が円柱状に比較してよりスムーズになる。
また、必要に応じ、予め、上下方向の貫通孔が形成されるとともに上記支柱型枠の上端に架設され該支柱型枠を上記ベタ基礎に対して押えるための押え部材と、上記ベタ基礎内に埋設される下端部を有するとともに上記押え部材の貫通孔に挿通させられ雄ネジ部が形成された先端部を有した押えアンカーボルトと、上記押さ部材の貫通孔に貫通させられた押えアンカーボルトの雄ネジ部に螺合し、締め付けられて上記押え部材を介して上記支柱型枠を上記ベタ基礎側に押圧する押えナットとを用意し、
上記鉄筋群構築工程において、上記押えアンカーボルトをその下端部が上記水平鉄筋群に臨みその先端部が上記立設鉄筋群から突出するように設置し、
上記支柱型枠設置工程において、上記支柱型枠をベタ基礎上に載置し、それから、上記押え部材をその貫通孔を上記押えアンカーボルトの雄ネジ部に挿通させて上記支柱型枠の上端に架設し、その後、上記押えナットを上記押えアンカーボルトの雄ネジ部に螺合して締め付け、該押え部材により上記支柱型枠を上記ベタ基礎に対して押え、
上記支柱型枠取外し工程において、上記支柱型枠を取り外す前に、上記押えナット及び押え部材を上記押えアンカーボルトから外す構成としている。
これにより、この押え部材で支柱型枠をベタ基礎に対して押えるので、成形工程で、設置した支柱型枠内にコンクリートを打設する際、支柱型枠がぐらつくことがなく、確実にコンクリートを充填することができる。
更に、必要に応じ、予め、上記押えアンカーボルトの雄ネジ部に上記支柱基礎の上面位置を示す指標ナットを螺合して設け、
上記成形工程前に、上記指標ナットの位置調整を行なって、該指標ナットにより上記支柱基礎の上面位置を規定する構成としている。指標ナットは、雄ネジ部にロックナットを螺合して、所謂ダブルナットにしてロックすることができる。
指標ナットの位置調整は、指標ナットを回転させる簡単な操作によるので、それだけ、施工作業が容易であり、コストダウンを図ることができる。これにより、指標ナットにより上記支柱基礎の上面位置を規定するので、成形工程において、コンクリートを打設する際、この指標ナットのあるところまで、コンクリートを注入すれば良いことから、確実に所要高さの支柱基礎を構築することができる。また、従来のように、高さ調整機構を設ける必要がないことから、それだけ、施工作業が容易であり、コストダウンを図ることができる。
更にまた、必要に応じ、予め、上記支柱基礎内に埋設されるとともに上記支柱基礎の上面から突出させられる雄ネジ部が形成された先端部を有し、該支柱基礎に設置される土台を固定するための固定アンカーボルトを用意し、
上記成形工程前に、上記固定アンカーボルトをその下端部側が上記立設鉄筋群に臨みその先端部が該立設鉄筋群から突出するように設置し、
上記支柱型枠取外し工程後に、上記押えアンカーボルトの上記支柱基礎の上面から突出した部位を切断する構成としている。
これにより、不要になった押えアンカーボルトを切断するので、固定アンカーボルトを適正位置に設けることができ、汎用性を向上させることができる。
そしてまた、上記目的を達成するため、本発明の建物用基礎の施工方法に用いられる支柱型枠は、上記支柱基礎を成形する支柱型枠であって、内部空間が錐台形状に形成された構成としている。支柱型枠は、比較的簡易な形状にすることができ、また、繰り返し使用することができることからコストダウンを図ることができる。また、支柱型枠を取り外す際には、支柱型枠は、内部空間が錐台形状に形成されているので、支柱基礎から抜けやすく、そのため、取り外しを極めて容易に行うことができ、それだけ、施工作業性を向上させることができる。更に、支柱型枠は取り外されるので、コンクリートの注入量により支柱基礎の高さ調整を行なうことができ、従来のように、高さ調整機構を設ける必要がないことから、それだけ、施工作業が容易であり、コストダウンを図ることができる。
この場合、肉厚が一定で筒状に一体形成されたことが有効である。形状が極めて単純になり、例えば、金属製や硬質樹脂製にして、容易に作成することができ、より一層、コストダウンを図ることができる。また、支柱型枠全体が錘台形状になるので、多数重ねておくことができ、搬送や保管を容易にすることができる。
本発明によれば、支柱基礎を施工するときは、最後には取り外される支柱型枠で成形するので、支柱型枠は、比較的簡易な形状にすることができ、また、繰り返し使用することができることからコストダウンを図ることができる。また、支柱型枠を取り外す際には、支柱型枠は、内部空間が錐台形状に形成されているので、支柱基礎から抜けやすく、そのため、取り外しを極めて容易に行うことができ、それだけ、施工作業性を向上させることができる。更に、支柱型枠は取り外されるので、コンクリートの注入量により支柱基礎の高さ調整を行なうことができ、従来のように、高さ調整機構を設ける必要がないことから、それだけ、施工作業が容易であり、コストダウンを図ることができる。
そして、構築された支柱基礎は、錐台形状に形成されているので、ベタ基礎に向けて末広がりになり、土台からの圧力がベタ基礎に広範囲に伝達されることから、安定性が向上させられ、土台の支持強度を大幅に向上させることができる。また、支柱基礎は、ベタ基礎の水平鉄筋群に連結されて立設された立設鉄筋群を内部に有しているので、ベタ基礎との結合力が強く、また、補強も強固になることから、この点でも、土台の支持強度を大幅に向上させることができる。更に、空気の流動が円柱状に比較してよりスムーズになる等、の作用,効果を奏する。
本発明の実施の形態に係る建物用基礎構造を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る建物用基礎構造を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る建物用基礎構造の要部を土台を設置した状態で示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る建物用基礎構造の要部を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る建物用基礎の施工方法を示す工程図である。 本発明の実施の形態に係る建物用基礎の施工方法で用いられる本発明の実施の形態に係る支柱型枠を示し、(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は正面図である。 本発明の実施の形態に係る建物用基礎の施工方法において、支柱基礎構築工程の成形工程の状態を示し、(a)は断面図、(b)は平面図である。 本発明の実施の形態に係る建物用基礎の施工方法で用いられる本発明の別の実施の形態に係る支柱型枠を示す分解斜視図である。 従来の建物用基礎構造の一例を示す斜視図である。 従来の建物用基礎の施工方法において、支柱基礎の構築状態を示す断面図である。
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施の形態に係る建物用基礎構造,建物用基礎の施工方法及びこれに用いる型枠について説明する。
図1乃至図4に示すように、本発明の実施の形態に係る建物用基礎構造Kは、敷設された水平鉄筋群2を内部に有したコンクリート製のベタ基礎1と、ベタ基礎1の外周部に立設されるコンクリート製の布基礎3と、布基礎3の内側の所定位置であって水平鉄筋群2に連結されて立設された立設鉄筋群11を内部に有しベタ基礎1に連設されるコンクリート製の複数の支柱基礎10とを備えて構成されている。
支柱基礎10は、内部空間eが錐台形状に形成され成形後に取り外される本発明の実施の形態に係る支柱型枠M(図6及び図7)によって錐台形状に成形されている。錘台形状とは、三角錐台,四角錘台等の角錐台、あるいは、円錐台の形状をいう。実施の形態では、円錐台状に形成されている。本発明の実施の形態に係る支柱型枠Mについては後述する。また、支柱基礎10の外側面のベタ基礎1に対する内角θは、65°≦θ≦85°に設定されている。望ましくは、70°≦θ≦80°である。実施の形態では、θ=75°に設定されている。支柱基礎10の高さHは、H=350mm〜400mm、底面の直径Dは、D=500mm〜550mmに設定される。実施の形態では、H=380mm、D=530mmに設定されている。更に、立設鉄筋群11の外形は、支柱基礎10の外形と略相似形の錐台形状に形成されている。立設鉄筋群11の外形とは、この立設鉄筋群11の垂直中心軸線Pを中心にして回転されて形成される外形をいう。これにより、鉄筋群の外側と支柱基礎10の表面までの所謂「かぶり」といわれる厚さTを均等なものにすることができ、支柱基礎10の強度を確実に確保することができる。T=40mm〜60mmに設定されている。
また、支柱基礎10には、支柱基礎10の上面から突出する雄ネジ部21を有し支柱基礎10に設置される土台Bを固定するための固定アンカーボルト20が埋設されている。この固定アンカーボルト20は、その軸線が支柱基礎10の垂直中心軸線Pよりも所定距離離間した位置に設けられている。固定アンカーボルト20を利用して土台Bを確実に固定することができる。
次に、本発明の実施の形態に係る建物用基礎の施工方法について説明する。実施の形態に係る建物用基礎の施工方法は、図5乃至図7に示すように、上記の実施の形態に係る建物用基礎構造Kのものを構築するもので、本発明の実施の形態に係る支柱型枠Mを用いる。
本発明の実施の形態に係る支柱型枠Mは、図6及び図7に示すように、上記の支柱基礎10を成形するものであって、内部空間eが錐台形状に形成されている。錘台形状とは、三角錐台,四角錘台等の角錐台、あるいは、円錐台の形状をいう。実施の形態では、円錐台状に形成されている。詳しくは、支柱型枠Mは、塩化ビニールなどの硬質樹脂で、肉厚tが一定で筒状に一体形成されている。肉厚tは、t=5mm〜15mmに設定されている。実施の形態では、t=12mmに設定されている。
支柱型枠Mは、比較的簡易な形状であり、繰り返し使用することができることからコストダウンを図ることができる。
また、実施の形態に係る建物用基礎の施工方法においては、図7に示すように、予め、押え部材30,押えアンカーボルト31,押えナット32及び押えワッシャー33が用意される。押え部材30は、木材の角材で形成され、上下方向の貫通孔34が形成されるとともに、支柱型枠Mの上端に架設され支柱型枠Mをベタ基礎1に対して押えるための部材である。押えアンカーボルト31は、ベタ基礎1内に埋設される下端部を有するとともに、押え部材30の貫通孔34に挿通させられ雄ネジ部35が形成された先端部を有している。押えナット32は、押え部材30の貫通孔34に貫通させられた押えアンカーボルト31の雄ネジ部35に螺合し、締め付けられて押え部材30を介して支柱型枠Mをベタ基礎1側に押圧する。押えワッシャー33は、押えナット32と押え部材30との間に介装される。
また、押えアンカーボルト31の雄ネジ部35には、予め、支柱基礎10の上面位置を示す指標ナット40が螺合して設けられている。また、この指標ナット40をロックするロックナット41も螺合して設けられている。
更に、実施の形態に係る建物用基礎の施工方法においては、予め、支柱基礎10に設置される土台Bを固定するための固定アンカーボルト20が用意される。固定アンカーボルト20は、支柱基礎10内に埋設されるとともに、支柱基礎10の上面から突出させられる雄ネジ部21が形成された先端部を有している。
実施の形態に係る建物用基礎の施工方法は、図5の工程図に示すように、鉄筋群構築工程(1)、ベタ基礎構築工程(2)、布基礎構築工程(3)、支柱基礎構築工程(4)とを備えている。支柱基礎構築工程(4)は、支柱型枠設置工程(4−1)、成形工程(4−2)、支柱型枠取外し工程(4−3)を備えている。以下、各工程について説明する。
(1)鉄筋群構築工程
図7(a)に示すように、砂利などを敷固めて整地された基礎床に水平鉄筋群2及び立設鉄筋群11を構築する。立設鉄筋群11は、水平鉄筋群2に結束線(図示せず)を介して連結される。また、この際に、押えアンカーボルト31をその下端部が水平鉄筋群2に臨みその先端部が立設鉄筋群11から突出するように、水平鉄筋群2及び立設鉄筋群11に結束線(図示せず)を介して結着して設置する。更に、固定アンカーボルト20をその下端部側が立設鉄筋群11に臨みその先端部が立設鉄筋群11から突出するように、立設鉄筋群11に結束線(図示せず)を介して結着して設置する。尚、固定アンカーボルト20の設置は、成形工程前であれば、ベタ基礎構築工程後に設置しても良い。また、布基礎3用の鉄筋(図示せず)を水平鉄筋群2に連結して立設させておく。
(2)ベタ基礎構築工程
水平鉄筋群2に、立設鉄筋群11を露出させた状態でコンクリートを打設し、養生してコンクリートを固化させ、ベタ基礎1を構築する。
(3)布基礎構築工程
ベタ基礎1の周囲に布基礎3を構築する。布基礎3用の鉄筋を包容して布基礎3用の型枠を設置し、これにコンクリートを打設し、養生して固化したならば、型枠を取り外してベタ基礎1の周囲に布基礎3を構築する。尚、布基礎構築工程は、例えば、ブロック状の布基礎(図示せず)をベタ基礎1に構築し、あるいは、上記従来技術で示したように、布基礎3用の埋め込み型の布基礎型枠(図示せず)をベタ基礎1上に設置し、この布基礎型枠にコンクリートを打設して構築する等、適宜の方法で布基礎3を設けて良い。また、布基礎構築工程は、支柱基礎構築工程の後で行っても良く、まだ同時進行により行っても良く、適宜に行って良い。
(4)支柱基礎構築工程
ベタ基礎構築工程後に、構築されたベタ基礎1から露出した立設鉄筋群11にコンクリートを打設して支柱基礎10を構築する。以下の工程に従って行う。
(4−1)支柱型枠設置工程
図7に示すように、支柱型枠Mをその内部空間eに立設鉄筋群11を包容してベタ基礎1上に設置する。先ず、支柱型枠Mをベタ基礎1上に載置し、それから、押え部材30をその貫通孔34を押えアンカーボルト31の雄ネジ部35に挿通させて支柱型枠Mの上端に架設し、その後、押えナット32を押えワッシャー33を介して押えアンカーボルト31の雄ネジ部35に螺合して締め付け、この押え部材30により支柱型枠Mをベタ基礎1に対して押える。
この状態で、指標ナット40の位置調整を行なって、指標ナット40により支柱基礎10の上面位置を規定する。指標ナット40は、雄ネジ部35に螺合させたロックナット41で、ロックする。指標ナット40の位置調整は、指標ナット40を回転させる簡単な操作によるので、それだけ、施工作業が容易であり、コストダウンを図ることができる。尚、指標ナット40の位置調整は、支柱型枠Mを設置する前に行っても良く、要するに、成形工程の前であれば、適時に行って良い。
(4−2)成形工程
設置した支柱型枠M内にコンクリートを打設して支柱基礎10を成形する。この成形工程において、コンクリートを打設する際は、指標ナット40のあるところまで、コンクリートを注入する。適宜コテで均す。この場合、コンクリートの注入量は、支柱基礎10の上面位置を規定する指標ナット40の位置で決まるので、確実に所要高さの支柱基礎10を構築することができる。このため、従来のように、高さ調整機構を設ける必要がないことから、それだけ、施工作業が容易であり、コストダウンを図ることができる。また、支柱型枠Mは押え部材30によりベタ基礎1に対して押えられているので、支柱型枠M内にコンクリートを打設する際、支柱型枠Mがぐらつくことがなく、確実にコンクリートを充填することができる。そして、コンクリートを養生して固化させる。
(4−3)支柱型枠取外し工程
成形された支柱基礎10から支柱型枠Mを取り外す。この場合、先ず、押えナット32を緩め、この押えナット32,押えワッシャー33及び押え部材30を、押えアンカーボルト31から外す。この状態で、支柱型枠Mを支柱基礎10から抜いて取り外す。この支柱型枠Mを取り外す際には、支柱型枠Mは、内部空間eが錐台形状に形成されているので、摩擦抵抗が極めて少なく、支柱基礎10から抜けやすく、そのため、取り外しを極めて容易に行うことができ、それだけ、施工作業性を向上させることができる。これにより、図4に示すように、ベタ基礎1上に立設鉄筋群11を内部に有した支柱基礎10が構築される。
そして、支柱型枠取外し工程後に、図4に示すように、押えアンカーボルト31の支柱基礎10の上面から突出した部位を切断する。これにより、支柱基礎10の上面には、固定アンカーボルト20だけが突出する。不要になった押えアンカーボルト31を切断するので、固定アンカーボルト20を適正位置に設けることができ、汎用性を向上させることができる。
このようにして構築された、建物用基礎においては、図3に示すように、建物の土台Bが設置され、建物が建築される。この場合、支柱基礎10に、固定アンカーボルト20が埋設されているので、この固定アンカーボルト20を利用して土台Bを確実に固定することができる。
そして、構築された支柱基礎10は、錐台形状に形成されているので、ベタ基礎1に向けて末広がりになり、土台Bからの圧力がベタ基礎1に広範囲に伝達されることから、安定性が向上させられ、土台Bの支持強度を大幅に向上させることができる。また、支柱基礎10は、ベタ基礎1の水平鉄筋群2に連結されて立設された立設鉄筋群11を内部に有しているので、ベタ基礎1との結合力が強く、また、補強も強固になることから、この点でも、土台Bの支持強度を大幅に向上させることができる。更に、空気の流動が円柱状に比較してよりスムーズになる。
また、支柱基礎10の外側面のベタ基礎1に対する内角θが、65°≦θ≦85°、望ましくは、70°≦θ≦80°、実施の形態では、θ=75°に設定されているので、この範囲で支持安定性及び空気流通性を確実に確保することができる。更に、立設鉄筋群11の外形を、支柱基礎10の外形と略相似形の錐台形状に形成したので、立設鉄筋群11の外側と支柱基礎10の表面までの所謂「かぶり」といわれる厚さを均等なものにすることができ、支柱基礎10の強度を確実に確保することができる。
尚、上記実施の形態において、支柱型枠Mを、塩化ビニールなどの硬質樹脂で、肉厚tが一定で筒状に一体形成したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、例えば、図8に示すように、金属板などで分割形成し、使用時に結合して用いるようにしても良く、適宜変更して差し支えない。また、支柱型枠M及び支柱基礎10を円錐台状に形成したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、三角錐台,四角錘台等の角錐台に形成して良く、適宜変更して差支えない。
K 建物用基礎構造
M 型枠
e 内部空間
1 ベタ基礎
2 水平鉄筋群
3 布基礎
10 支柱基礎
11 立設鉄筋群
P 垂直中心軸線
20 固定アンカーボルト
21 雄ネジ部
30 押え部材
31 押えアンカーボルト
32 押えナット
33 押えワッシャー
34 貫通孔
35 雄ネジ部
40 指標ナット
41 ロックナット
(1)鉄筋群構築工程
(2)ベタ基礎構築工程
(3)布基礎構築工程
(4)支柱基礎構築工程
(4−1)支柱型枠設置工程
(4−2)成形工程
(4−3)支柱型枠取外し工程

Claims (10)

  1. 敷設された水平鉄筋群を内部に有したコンクリート製のベタ基礎と、該ベタ基礎の外周部に立設されるコンクリート製の布基礎と、該布基礎の内側の所定位置であって上記水平鉄筋群に連結されて立設された立設鉄筋群を内部に有し上記ベタ基礎に連設されるコンクリート製の複数の支柱基礎とを備え、該支柱基礎を、内部空間が錐台形状に形成され成形後に取り外される支柱型枠によって錐台形状に成形したことを特徴とする建物用基礎構造。
  2. 上記支柱基礎の外側面のベタ基礎に対する内角θを、65°≦θ≦85°に設定したことを特徴とする請求項1記載の建物用基礎構造。
  3. 上記立設鉄筋群の外形を上記支柱基礎の外形と略相似形の錐台形状に形成したことを特徴とする請求項2記載の建物用基礎構造。
  4. 上記支柱基礎に、該支柱基礎の上面から突出する雄ネジ部を有し該支柱基礎に設置される土台を固定するための固定アンカーボルトを埋設したことを特徴とする請求項1乃至3何れかに記載の建物用基礎構造。
  5. 敷設された水平鉄筋群を内部に有したコンクリート製のベタ基礎と、該ベタ基礎の外周部に立設されるコンクリート製の布基礎と、該布基礎の内側の所定位置であって上記水平鉄筋群に連結されて立設された立設鉄筋群を内部に有し上記ベタ基礎に連設されるコンクリート製の複数の支柱基礎とを備え、該支柱基礎を、内部空間が錐台形状に形成され成形後に取外される支柱型枠によって錐台形状に成形した建物用基礎を施工する建物用基礎の施工方法であって、
    上記水平鉄筋群及び立設鉄筋群を構築する鉄筋群構築工程と、
    上記水平鉄筋群に上記立設鉄筋群を露出させた状態でコンクリートを打設してベタ基礎を構築するベタ基礎構築工程と、
    上記ベタ基礎の周囲に布基礎を構築する布基礎構築工程と、
    上記ベタ基礎構築工程後に、構築されたベタ基礎から露出した立設鉄筋群にコンクリートを打設して支柱基礎を構築する支柱基礎構築工程とを備え、
    該支柱基礎構築工程は、
    上記支柱型枠をその内部空間に上記立設鉄筋群を包容して上記ベタ基礎上に設置する支柱型枠設置工程と、
    該支柱型枠設置工程後に、設置した支柱型枠内にコンクリートを打設して支柱基礎を成形する成形工程と、
    該成形工程後に、成形された支柱基礎から支柱型枠を取り外す支柱型枠取外し工程とを備えたことを特徴とする建物用基礎の施工方法。
  6. 予め、上下方向の貫通孔が形成されるとともに上記支柱型枠の上端に架設され該支柱型枠を上記ベタ基礎に対して押えるための押え部材と、上記ベタ基礎内に埋設される下端部を有するとともに上記押え部材の貫通孔に挿通させられ雄ネジ部が形成された先端部を有した押えアンカーボルトと、上記押え部材の貫通孔に貫通させられた押えアンカーボルトの雄ネジ部に螺合し、締め付けられて上記押え部材を介して上記支柱型枠を上記ベタ基礎側に押圧する押えナットとを用意し、
    上記鉄筋群構築工程において、上記押えアンカーボルトをその下端部が上記水平鉄筋群に臨みその先端部が上記立設鉄筋群から突出するように設置し、
    上記支柱型枠設置工程において、上記支柱型枠をベタ基礎上に載置し、それから、上記押え部材をその貫通孔を上記押えアンカーボルトの雄ネジ部に挿通させて上記支柱型枠の上端に架設し、その後、上記押えナットを上記押えアンカーボルトの雄ネジ部に螺合して締め付け、該押え部材により上記支柱型枠を上記ベタ基礎に対して押え、
    上記支柱型枠取外し工程において、上記支柱型枠を取り外す前に、上記押えナット及び押え部材を上記押えアンカーボルトから外すことを特徴とする請求項5記載の建物用基礎の施工方法。
  7. 予め、上記押えアンカーボルトの雄ネジ部に上記支柱基礎の上面位置を示す指標ナットを螺合して設け、
    上記成形工程前に、上記指標ナットの位置調整を行なって、該指標ナットにより上記支柱基礎の上面位置を規定することを特徴とする請求項6記載の建物用基礎の施工方法。
  8. 予め、上記支柱基礎内に埋設されるとともに上記支柱基礎の上面から突出させられる雄ネジ部が形成された先端部を有し、該支柱基礎に設置される土台を固定するための固定アンカーボルトを用意し、
    上記成形工程前に、上記固定アンカーボルトをその下端部側が上記立設鉄筋群に臨みその先端部が該立設鉄筋群から突出するように設置し、
    上記支柱型枠取外し工程後に、上記押えアンカーボルトの上記支柱基礎の上面から突出した部位を切断することを特徴とする請求項6または7記載の建物用基礎の施工方法。
  9. 上記請求項5乃至8何れかに記載の建物用基礎の施工方法に用いられ、上記支柱基礎を成形する支柱型枠であって、内部空間が錐台形状に形成されたことを特徴とする建物用基礎の施工方法に用いられる支柱型枠。
  10. 肉厚が一定で筒状に一体形成されたことを特徴とする請求項9記載の建物用基礎の施工方法に用いられる支柱型枠。
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