JP2002134683A - 混成集積回路装置の製造方法 - Google Patents

混成集積回路装置の製造方法

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JP2002134683A
JP2002134683A JP2000326302A JP2000326302A JP2002134683A JP 2002134683 A JP2002134683 A JP 2002134683A JP 2000326302 A JP2000326302 A JP 2000326302A JP 2000326302 A JP2000326302 A JP 2000326302A JP 2002134683 A JP2002134683 A JP 2002134683A
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hybrid integrated
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solder
conductive path
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Norihiro Sakai
紀泰 酒井
Noriaki Sakamoto
則明 坂本
Eiju Maehara
栄寿 前原
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の混成集積回路装置の製造方法は、小型
の部品から順序よく大型の部品を取り付ける工程に並べ
られているので、工程日数がかかる問題があった。 【解決手段】 混成集積回路基板1の所望の導電路2に
導電性ロウ材3を付着する工程と、前記導電路2上に少
なくとも前記導電性ロウ材3で固着される回路素子4、
7、11を一括してマウントする工程と、前記導電性ロ
ウ材3を溶融炉内で一括溶融して、前記回路素子を前記
導電路2に固着する工程とを具備し、特に、半田ペース
トで固着するチップ部品4、バンプ7およびパワートラ
ンジスタ11を半田クリーム3印刷後に一括してマウン
トし、半田溶融炉で一括して溶融するすることで、従来
の複数工程を1ライン化したシンプルラインを実現する
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、混成集積回路装置
の製造方法に関し、特に工程をシンプルにした混成集積
回路装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の混成集積回路装置の製造方法を図
12〜図21を参照して説明する。
【0003】図12は工程フロー図であり、ロット番号
印刷、半田印刷、チップマウント、銀ペーストスタン
プ、小信号トランジスタソルダー、バンプソルダー、半
田溶融、銀ペースト硬化、細線ボンダー、アースボンダ
ー、パワートランジスタソルダー、太線ボンダーの各工
程から構成されている。このフローから明確なように、
小型の部品から順序よく大型の部品を取り付ける工程に
並べられている。また、各工程は単機能の製造装置で構
成されているので、後で明白になるが各工程間には搬送
設備が設けられている。
【0004】図13から図20に、各工程の断面図を示
す。なお、図示しなくても明確な工程は図面を省略して
いる。
【0005】ロット番号印刷工程では混成集積回路基板
(以下基板という。)の反対主面に製造管理のためのロ
ット番号をインキで印刷する。
【0006】次に、図13に示す如く半田印刷工程で
は、セラミックやガラスエポキシ樹脂の絶縁基板からな
る基板1あるいは金属基板の表面を絶縁処理した基板1
を準備し、この基板1の表面に所望のパターンの銅箔あ
るいは導電性塗料で形成された導電路2が形成され、こ
の導電路2の所定の部分に半田クリーム3をスクリーン
印刷して選択的に半田クリーム3を付着する。
【0007】更に、図14に示す如くチップマウント工
程では、中速のチップマウンタを用いて定型部品である
チップコンデンサやチップ抵抗等のチップ部品4を半田
クリーム3上に仮接着する。
【0008】続いて、図15に示す如く銀ペーストスタ
ンプ工程で小信号トランジスタを搭載する導電路2上に
先端に銀ペースト5を付着したスタンプ針で銀ペースト
5を付着する。銀ペーストは有機溶剤で低粘度にしてい
るので、有機溶剤がボンディング時の固着を阻害しない
ように約7時間放置して有機溶剤を蒸発させる必要があ
る。
【0009】続いて、図16に示す如く小信号トランジ
スタソルダー工程では、前工程付着した銀ペースト5上
に小信号トランジスタのチップ6を半導体用チップマウ
ンタを用いて載置する。
【0010】続いて、図17に示す如くバンプソルダー
工程では予めセミパワーのトランジスタ8を固着した金
属片よりなるバンプ7を異形部品用の多機能チップマウ
ンタを用いて、所定の導電路2に本工程でディスペンサ
ーで付着した銀ペースト5上に載置する。
【0011】続いて、図示しないが半田溶融工程では、
半田クリーム3の溶融を行う。すなわち、ホットプレー
ト上に基板1を配置し、210℃で約2〜3分間加熱を
してチップ部品4の固着を行う。
【0012】続いて、図示しないが銀ペースト硬化工程
では、硬化炉内に多数の基板1を収納して、約150℃
で4〜5時間還元雰囲気中で銀ペースト5の硬化をバッ
チ処理で行う。硬化中に発生する有機溶剤は直ちに炉内
から排気されるので、基板1への付着は防止できる。
【0013】続いて、硬化炉から取り出された基板1は
図18に示す如く細線ボンダー工程に移行する。細線ボ
ンダー工程では小信号トランジスタ6およびバンプ7に
固着されたセミパワーのトランジスタのベースおよびエ
ミッタ電極と対応する導電路2とを約50μmの径のア
ルミニウムのボンディング細線9で超音波ボンダーによ
り接続する。
【0014】続いて、図示しないがアースボンダー工程
は基板1として金属基板を用いた場合の特有の工程であ
り、導電路2と基板1間の絶縁膜に起因する寄生容量を
除去するために導電路2と露出させた金属基板とを接続
するものである。
【0015】続いて、図19に示す如くパワートランジ
スタソルダー工程では、放熱性の良いヒートシンク10
上にパワートランジスタ11を固着したブロックの取り
付けを行う。導電路2上には予め半田クリームを印刷し
て溶融した半田12を付着しており、このブロック取り
付ける際にホットプレート上で再び半田12を溶融して
巣が発生しないように超音波を加えてブロックを固着す
る。
【0016】最後に、図20に示す如く太線ボンダー工
程では、パワートランジスタ11のベース電極およびエ
ミッタ電極と所定の導電路2との接続を約300μmの
径のアルミニウムのボンディング太線13で超音波ボン
ダーを用いて行う。なお、本工程でクロス配線を必要と
する導電路2間にはジャンパー線を形成する。
【0017】以上に詳述した従来の混成集積回路装置の
製造方法を実現する製造ラインを図21に示す。
【0018】所望のパターンに導電路2を形成された基
板1はマガジンMに収納されて各工程を流れる。
【0019】最初に、ロット番号印刷工程の基板を供給
するロード装置LにマガジンMを配置し、印刷が終了し
た基板1はアンロード装置ULで基板をマガジンMに収
納する。
【0020】次に、半田印刷工程では、前工程からマガ
ジンMに収納された形で運ばれてきたものをロード装置
Lにセットし、マガジンM内の基板1を1枚ずつ供給し
て半田クリーム3のスクリーン印刷を行い、アンロード
装置ULにセットしたマガジンMに1枚ずつ収納してい
く。
【0021】更に、チップマウント工程では、2台のチ
ップマウンタでチップ部品4の装着を行うことで、工程
の処理能力を平準化している。
【0022】同様に、銀ペーストスタンプ工程、約7時
間の常温放置、小信号トランジスタソルダー工程、バン
プソルダー工程、半田溶融工程、銀ペースト硬化工程、
細線ボンダー工程、アースボンダー工程、半田印刷工
程、パワートランジスタソルダー工程、太線ボンダー工
程と順次マガジンMの形でロード装置L、アンロード装
置ULを用いて流すことで混成集積回路装置を完成させ
る。ただ銀ペースト硬化工程では硬化炉を用いるので、
多数のマガジンMを貯めて、バッチ処理で硬化炉に収納
可能な数のマガジンMを収容して処理する。
【0023】図22に混成集積回路装置の上面図を示
す。基板1の上側に並べられたのが外部リードを固着す
る電極であり、この電極から所望のパターンに導電路2
が延在している。チップ部品4は抵抗あるいはコンデン
サの回路記号を付したものが該当する。小信号トランジ
スタ6は導電路2上に大部分が菱形に見えるものが該当
し、ベース電極Bとエミッタ電極Eが付されている。こ
の小信号トランジスタ6からは2本のボンディング細線
9が伸びており、導電路2との接続を行っている。バン
プ7はその上に放熱を必要とするセミパワーのトランジ
スタが固着されている。下側の左側に4個並べられたブ
ロックがヒートシンク10上にパワートランジスタ11
を固着したブロックである。パワートランジスタ11の
ベース電極Bおよびエミッタ電極Eからは2本のボンデ
ィング太線13(図でも太く記載している。)が所定の
導電路2との接続を行っている。このボンディング太線
13では交差導電路のジャンパー線Jやアース線Aも形
成される。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】従来の混成集積回路装
置の製造方法では、小型の部品から順序よく大型の部品
を取り付ける工程に並べられているために各工程間が順
次マガジンMの形でロード装置L、アンロード装置UL
を用いて流す搬送設備を必要とし、各工程の加工設備と
搬送設備で多くの作業面積を必要とする問題点があっ
た。
【0025】また、銀ペーストスタンプ工程後に半田溶
融工程で加熱をすると、この有機溶剤が飛散して導電路
に付着してボンディングワイヤーの固着度の信頼性を悪
化させる問題点があるので、銀ペーストに含まれる有機
溶剤を蒸発させるために約7時間の常温放置が不可欠で
あり、これが工程日数を長くする原因となる問題点とな
った。具体的には、チップマウント工程までで約1日、
バンプソルダー工程までで約1日、銀ペースト硬化工程
までで約1.5日かかり、更に工程間の仕掛かり日数が
約0.5日必要として、約4日の工程日数となる。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した多く
の課題に鑑みて成され、混成集積回路基板の所望の導電
路に導電性ロウ材を付着する工程と、前記導電路上に少
なくとも前記導電性ロウ材で固着される回路素子を一括
してマウントする工程と、前記導電性ロウ材を溶融炉内
で一括溶融して、前記回路素子を前記導電路に固着する
工程とを具備することを特徴とする。特に、半田ペース
トで固着するチップ部品、バンプおよびパワートランジ
スタを半田クリーム印刷後に一括してマウントし、半田
溶融炉で一括して溶融するすることで、従来の複数工程
を1ライン化したシンプルラインを実現するものであ
る。
【0027】また、本発明では前記回路素子としてチッ
プ部品等の定型回路素子とヒートシンクに固着されたパ
ワートランジスタ等の非定型回路素子を含み、前記定型
回路素子および非定型回路素子を連続して前記導電路上
にマウントすることに特徴を有し、従来の小型の部品か
ら順序よく大型の部品を取り付ける工程に並べるのでは
なく、回路素子を固着する導電性ロウ材に着目して工程
日数の短縮を図る混成集積回路装置の製造方法を提供す
るものである。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の混成集積回路装置の製造
方法を図1から図11を参照して説明する。
【0029】図1は工程フロー図であり、ロット番号印
刷、半田印刷、チップマウント、多機能マウンタ(バン
プソルダー、パワートランジスタソルダー)、半田溶
融、銀ペーストスタンプ/小信号トランジスタソルダ
ー、銀ペースト硬化、細線ボンダー、アースボンダー、
太線ボンダーの各工程から構成されている。このフロー
から明確なように、半田ペーストで固着する回路素子を
一括してまとめたことで、工程のシンプル化を実現して
いる。
【0030】図2から図9に、各工程の断面図を示す。
なお、図示しなくても明確な工程は図面を省略してい
る。従来と同一構成要素には同一符号を付した。
【0031】ロット番号印刷工程では混成集積回路基板
(以下基板という。)の反対主面に製造管理のためのロ
ット番号をレーザーで印刷する。
【0032】次に、図2に示す如く半田印刷工程では、
セラミックやガラスエポキシ樹脂の絶縁基板からなる基
板1あるいは金属基板の表面を絶縁処理した基板1を準
備し、この基板1の表面に所望のパターンの銅箔あるい
は導電性塗料で形成された導電路2が形成され、この導
電路2のチップ部品、バンプおよびパワートランジスタ
を載置する所定の部分に半田クリーム3をスクリーン印
刷して選択的に半田クリーム3を付着する。本工程の特
徴は半田クリーム5で固着する回路素子はすべてこの工
程で半田クリーム5の印刷を行う点である。
【0033】更に、図3に示す如くチップマウント工程
では、中速のチップマウンタを用いて定型部品であるチ
ップコンデンサやチップ抵抗等のチップ部品4を半田ク
リーム3上に仮接着する。
【0034】続いて、図4に示す如く多機能マウンター
工程の前半では、予めセミパワーのトランジスタ8を固
着した金属片よりなるバンプ7を準備し、異形部品用の
多機能チップマウンタを用いて、所定の導電路2上の半
田クリーム3に仮接着する。
【0035】続いて、図5に示す如く多機能マウンター
工程の後半では、放熱性の良いヒートシンク10上にパ
ワートランジスタ11を固着したブロックを準備し、同
様に異形部品用の多機能チップマウンタを用いて、所定
の導電路2上の半田クリーム3に仮接着する。この際、
半田クリーム3は溶融されない状態である。
【0036】続いて、図6に示す如く半田溶融工程で
は、半田クリーム3の一括溶融を行い、チップ部品4、
バンプ7およびヒートシンク10の導電路2への固着を
行う。
【0037】本工程は、N2リフロー半田溶融炉内で半
田クリーム3を加熱溶融処理されることが特徴である。
このN2リフロー半田溶融炉は基板1を載置して定速で
移動する金属メッシュのベルト21と、このベルト21
の下に設けたヒーターブロック22と、基板1の上面に
2ガスのリフローを行う交互に配置した排出管23と
吸入管24と、上面から基板1を加熱する赤外線ランプ
25から構成されている。赤外線ランプ25とヒーター
ブロック22とで両面から基板1を均一に早く加熱し、
ヒートシンク10上にパワートランジスタ11を固着し
たブロックの最適な固着ができる約210℃で4〜5分
間で半田クリーム3を一括して加熱溶融する。またN2
ガスのリフローを矢印で示すように近接した排出管23
と吸入管24とで行うので、フラックスの飛散も無く、
半田ボールの発生も無く、銅箔等の導電路2表面の酸化
も防止できる。
【0038】続いて、図7および図8に示す如く銀ペー
ストスタンプ/小信号トランジスタソルダー工程で小信
号トランジスタを搭載する導電路2上に先端に銀ペース
ト5を付着したスタンプ針で銀ペースト5を付着し、付
着した銀ペースト5上に小信号トランジスタのチップ6
を半導体用チップマウンタを用いて載置する。
【0039】本工程では、銀ペーストは有機溶剤で低粘
度にしているが、銀ペースト硬化工程まで加熱工程が無
いので有機溶剤が飛散する恐れはないので、従来のよう
に約7時間放置なしに直ちに小信号トランジスタのチッ
プ6を載置して、次工程に送る。なお、この工程は銀ペ
ースト5の常温乾燥をしないので、半導体用チップマウ
ンタ内で連続して処理されることで処理のスピード化を
図れる。
【0040】続いて、図示しないが銀ペースト硬化工程
では、硬化炉内に多数の基板1を収納して、約150℃
で4〜5時間還元雰囲気中で銀ペースト5の硬化をバッ
チ処理で行う。硬化中に発生する有機溶剤は直ちに炉内
から排気されるので、基板1への付着は防止できる。
【0041】続いて、硬化炉から取り出された基板1は
図9に示す如く細線ボンダー工程に移行する。細線ボン
ダー工程では小信号トランジスタ6およびバンプ7に固
着されたセミパワーのトランジスタのベースおよびエミ
ッタ電極と対応する導電路2とを約50μmの径のアル
ミニウムのボンディング細線9で超音波ボンダーにより
接続する。
【0042】続いて、図示しないがアースボンダー工程
は基板1として金属基板を用いた場合の特有の工程であ
り、導電路2と基板1間の絶縁膜に起因する寄生容量を
除去するために導電路2と露出させた金属基板とを接続
するものである。
【0043】最後に、図10に示す如く太線ボンダー工
程では、パワートランジスタ11のベース電極およびエ
ミッタ電極と所定の導電路2との接続を約300μmの
径のアルミニウムのボンディング太線13で超音波ボン
ダーを用いて行う。なお、本工程でクロス配線を必要と
する導電路2間にはジャンパー線を形成する。
【0044】以上に詳述した本発明の混成集積回路装置
の製造方法を実現する製造ラインを図11に示す。
【0045】所望のパターンに導電路2を形成された基
板1はマガジンMに収納されて各工程を流れる。
【0046】本発明の特徴は、ロット番号印刷工程、半
田印刷工程、チップマウント工程、多機能マウンター工
程(バンプソルダー、パワートランジスタソルダー)お
よび半田溶融工程を1ライン化したことにある。これら
の工程では基板1は連続して流れ、搬送設備は設けな
い。
【0047】最初に、基板1を供給するロード装置Lに
マガジンMを配置し、ロット番号印刷工程へ基板1を送
る。この工程ではレーザー印刷により基板1の裏面にロ
ット番号を印刷して、次工程の半田印刷工程からの送り
信号待っている。送り信号が来ると次工程に基板1を送
り、次の基板1にロット番号を印刷して待機する。
【0048】次に、半田印刷工程では、前工程から1枚
ずつ基板1が供給されて半田クリーム3のスクリーン印
刷を行い待機する。
【0049】更に、チップマウント工程では、中速のチ
ップマウンタでチップ部品4の装着を行い待機する。そ
の後多機能マウンター工程では異形部品用の多機能チッ
プマウンタを用いて、前半でバンプソルダー、後半でパ
ワートランジスタソルダーを行い、直ちに半田溶融工程
に送られ、N2リフロー半田溶融炉内で半田クリーム3
を加熱溶融処理される。アンロード装置ULのマガジン
Mに1枚ずつ収容される。
【0050】その後は、銀ペーストスタンプ/小信号ト
ランジスタソルダー工程、銀ペースト硬化工程、細線ボ
ンダー工程、アースボンダー工程、太線ボンダー工程と
順次マガジンMの形でロード装置L、アンロード装置U
Lを用いて流すことで混成集積回路装置を完成させる。
ただ銀ペースト硬化工程では硬化炉を用いるので、従来
同様に多数のマガジンMを貯めて、バッチ処理で硬化炉
に収納可能な数のマガジンMを収容して処理する。
【0051】完成された混成集積回路装置は図22に示
すものと同じであるが、その製造ラインは従来より大幅
に短縮されている。
【0052】
【発明の効果】本発明に依れば、第1に、半田ペースト
で固着するチップ部品、バンプおよびパワートランジス
タを半田クリーム印刷後に一括してマウントし、半田溶
融炉で一括して溶融するすることで、従来の複数工程を
1ライン化したシンプルラインを実現するので、ロット
番号印刷工程から半田溶融工程までを連続して処理で
き、処理日数を0.5日に短縮できる。また、最初から
銀ペースト硬化工程まででも1日から1.5日で処理で
き、従来の4日から約1/3以下に短縮できる。
【0053】第2に、ロット番号印刷工程から半田溶融
工程までを1ライン化するので、各工程の前後に設けた
ロード装置L、アンロード装置UL等の搬送設備が不要
となり、設備面積を大幅に削減でき、設備投資額を抑え
ることができる。
【0054】第3に、N2リフロー半田溶融炉内で半田
クリームを一括して加熱溶融処理されるので、フラック
スの飛散も無く、半田ボールの発生も無く、銅箔等の導
電路表面の酸化も防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の混成集積回路装置の製造方法を説明す
る図である。
【図2】本発明の混成集積回路装置の製造方法を説明す
る図である。
【図3】本発明の混成集積回路装置の製造方法を説明す
る図である。
【図4】本発明の混成集積回路装置の製造方法を説明す
る図である。
【図5】本発明の混成集積回路装置の製造方法を説明す
る図である。
【図6】本発明の混成集積回路装置の製造方法を説明す
る図である。
【図7】本発明の混成集積回路装置の製造方法を説明す
る図である。
【図8】本発明の混成集積回路装置の製造方法を説明す
る図である。
【図9】本発明の混成集積回路装置の製造方法を説明す
る図である。
【図10】本発明の混成集積回路装置の製造方法を説明
する図である。
【図11】本発明の混成集積回路装置の製造方法を説明
する図である。
【図12】従来の混成集積回路装置の製造方法を説明す
る図である。
【図13】従来の混成集積回路装置の製造方法を説明す
る図である。
【図14】従来の混成集積回路装置の製造方法を説明す
る図である。
【図15】従来の混成集積回路装置の製造方法を説明す
る図である。
【図16】従来の混成集積回路装置の製造方法を説明す
る図である。
【図17】従来の混成集積回路装置の製造方法を説明す
る図である。
【図18】従来の混成集積回路装置の製造方法を説明す
る図である。
【図19】従来の混成集積回路装置の製造方法を説明す
る図である。
【図20】従来の混成集積回路装置の製造方法を説明す
る図である。
【図21】従来の混成集積回路装置の製造方法を説明す
る図である。
【図22】本発明および従来の混成集積回路装置を説明
する図である。
【符号の説明】
1 混成集積回路基板 2 導電路 3 半田ペースト 4 チップ部品 5 銀ペースト 6 小信号トランジスタ 7 バンプ 10 ヒートシンク 11 パワートランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前原 栄寿 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5E319 AA03 AC01 BB05 CC33 CD29 GG15

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 混成集積回路基板の所望の導電路に導電
    性ロウ材を付着する工程と、 前記導電路上に少なくとも前記導電性ロウ材で固着され
    る回路素子を一括してマウントする工程と、 前記導電性ロウ材を溶融炉内で一括溶融して、前記回路
    素子を前記導電路に固着する工程とを具備することを特
    徴とする混成集積回路装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記導電性ロウ材として半田ペーストを
    用いることを特徴とする請求項1記載の混成集積回路装
    置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記半田ペーストをスクリーン印刷して
    前記所望の導電路に付着することを特徴とする請求項2
    記載の混成集積回路装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記回路素子としてチップ部品等の定型
    回路素子とヒートシンクに固着されたパワートランジス
    タ等の非定型回路素子を含み、前記定型回路素子および
    非定型回路素子を連続して前記導電路上にマウントする
    ことを特徴とする請求項1記載の混成集積回路装置の製
    造方法。
  5. 【請求項5】 前記溶融炉に窒素ガスを流入させて、前
    記回路素子を固着する前記導電性ロウ材を一括リフロー
    することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか
    に記載された混成集積回路装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN101349766B (zh) * 2008-09-02 2011-01-19 中国科学院紫金山天文台 微尺寸超导隧道结的热熔蜡二次加热的固定安装方法

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