JP2002130443A - 変速機の潤滑構造 - Google Patents

変速機の潤滑構造

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JP2002130443A
JP2002130443A JP2000320515A JP2000320515A JP2002130443A JP 2002130443 A JP2002130443 A JP 2002130443A JP 2000320515 A JP2000320515 A JP 2000320515A JP 2000320515 A JP2000320515 A JP 2000320515A JP 2002130443 A JP2002130443 A JP 2002130443A
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JP
Japan
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transmission case
ceiling wall
transmission
oil
case
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Application number
JP2000320515A
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English (en)
Inventor
Kohei Akashi
浩平 明石
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Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/042Guidance of lubricant
    • F16H57/0421Guidance of lubricant on or within the casing, e.g. shields or baffles for collecting lubricant, tubes, pipes, grooves, channels or the like
    • F16H57/0423Lubricant guiding means mounted or supported on the casing, e.g. shields or baffles for collecting lubricant, tubes or pipes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/048Type of gearings to be lubricated, cooled or heated
    • F16H57/0493Gearings with spur or bevel gears
    • F16H57/0494Gearings with spur or bevel gears with variable gear ratio or for reversing rotary motion

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  • General Details Of Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トランスミッションケースの天井壁に付着し
たオイルを有効利用し、潤滑性能を向上する。 【解決手段】 本発明に係る変速機の潤滑構造は、トラ
ンスミッションケース1の天井壁13に、これに付着し
たオイルを滴下させるための突起部14を設けたもので
ある。これによれば天井壁13に付着したオイルを有効
利用でき、潤滑性能を向上できる。突起部14は、トラ
ンスミッションケース1の鋳造時の型抜き方向に延出さ
れ、その鋳造と同時にトランスミッションケース1に一
体に形成されるのが好ましい。製作容易、低コストとな
るからである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用手動変速機
等に適用される変速機の潤滑構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両用手動変速機ではトランス
ミッションケース内にオイル(潤滑油)を貯留し、回転
するギヤ列によるオイルの掻き上げや飛散によってケー
ス内の各部を潤滑するようになっている。
【0003】図5に示すように、通常の常時かみ合い式
のものでは、トランスミッションケース51内に常時噛
合されるメインギヤ52とカウンタギヤ53とが設けら
れる。そして底部に溜まったオイルOpを回転するカウ
ンタギヤ53とメインギヤ52とで掻き上げ、飛散させ
るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常、トラ
ンスミッションケース51の天井壁54はフラットであ
る。よってメインギヤ52の回転方向に飛散されたオイ
ルOpxは天井壁54を伝わってそのまま側壁55に至
り、側壁55に沿って流れ落ちて底部に戻されてしま
う。このように、天井壁54に付着したオイルを何等利
用せずそのまま戻してしまっていたので、潤滑という点
では必ずしも好ましくなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る変速機の潤
滑構造は、トランスミッションケースの天井壁に、これ
に付着したオイルを滴下させるための突起部を設けたも
のである。
【0006】これによれば天井壁に付着したオイルを有
効利用でき、潤滑性能を向上できる。
【0007】ここで、上記トランスミッションケースが
鋳造品であり、上記突起部が上記トランスミッションケ
ースの鋳造時の型抜き方向に延出され、且つその鋳造と
同時に上記トランスミッションケースに一体に形成され
るのが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳述する。
【0009】図1、図3及び図4に本実施形態に係る変
速機のトランスミッションケースを示す。なお図3及び
図4において左側を前、右側を後とする。このトランス
ミッションケース1は通常の車両用常時かみ合い式手動
変速機に適用されるもので、クラッチ室を区画するフロ
ントケース2と、ギヤ室を区画するメインケース3とか
ら分割して構成される。これらフロントケース2とメイ
ンケース3とはアルミ合金からなる鋳造品である。フロ
ントケース2の後端に前壁4が、メインケース3の後端
に後壁5がそれぞれ設けられる。
【0010】図1に示すように、後壁5には、メインシ
ャフト(図示せず)を支持するためのメインシャフト支
持穴6と、カウンタシャフト(図示せず)を支持するた
めのカウンタシャフト支持穴7とが設けられる。メイン
シャフト支持穴6はカウンタシャフト支持穴7の上方に
位置される。メインシャフトにはメインギヤ8が回転自
在に取り付けられ、カウンタシャフトにはカウンタギヤ
9が一体的に取り付けられる。これらメインギヤ8とカ
ウンタギヤ9とが互いに噛合して回転することにより、
ケース内底部に溜まったオイルが掻き上げられ、飛散さ
れる。なお10はリバース用のアイドルギヤである。メ
インギヤ8とカウンタギヤ9との回転方向は矢示する通
りである。
【0011】また後壁5には、シフトロッド(図示せ
ず)を支持するための二つのシフトロッド支持穴11が
設けられる。シフトロッドにシフトフォーク12が取り
付けられ、シフトフォーク12の前後移動により変速が
実行される。
【0012】なお、図示しないが、フロントケース2の
前壁4にも同様のメインシャフト支持穴、カウンタシャ
フト支持穴及びシフトロッド支持穴が設けられる。
【0013】ここで、メインケース3の天井壁13に
は、これに付着したオイルを滴下させるための突起部1
4が設けられる。突起部14は、ここでは前後に延出す
るリブ状に形成され、メインケース3の鋳造と同時にメ
インケース3に一体に形成される。特に、メインケース
3の鋳造時には、メインケース内を成形する型を図3に
矢印Bで示すように前方に引き抜く。従ってこの型抜き
方向に突起部14が延出されていることから、突起部1
4を残したまま型抜きが可能となる利点がある。本実施
形態では、突起部14が天井壁13の左右中心の位置に
1つのみ設けられ、その後端が後壁5に連続され、前端
が前壁4の直後の位置まで延出される。かかる構成によ
れば、メインギヤ8の方がカウンタギヤ9より上方に位
置されるので、図4に示すように、主にメインギヤ8か
ら飛散されるオイルOが天井壁13に衝突し、付着す
る。そしてメインギヤ8の回転方向に沿って天井壁13
を横断しようとする。ここでオイルOがギヤ軸方向に垂
直でなく斜めに飛散されているのは、メインギヤ8の歯
が斜めになっているからである(例えばはすば歯車)。
しかしながら、突起部14があるので、これよりメイン
ギヤ回転方向手前側に位置する天井壁13aに付着した
オイルOは、突起部14によって流れを遮られ、突起部
14にぶつかった後その表面に沿って流下し、その下端
から滴下する。これによって、突起部14の下方に位置
するギヤ列を潤滑することができ、潤滑性能を向上でき
る。
【0014】また、このような直接付着されるオイル以
外にも、オイルミスト等様々な原因によって天井壁13
にはオイルが付着する。突起部14はこのようなオイル
を収集し、滴下させる機能を果たすものである。
【0015】このように、天井壁13に付着したオイル
を潤滑に利用でき、潤滑性能を向上することができる。
【0016】なお、突起部14よりメインギヤ回転方向
後方側に位置する天井壁13bに付着したオイルOは、
何等障害物がないので、従来同様、側壁15に至ってこ
れに沿って流下することになる。
【0017】上記突起部14はトランスミッションケー
ス1を強化するリブの役割も果たす。これによりトラン
スミッションケース1の剛性が向上する利点がある。ま
た突起部14が型抜き方向に延出されていることから、
トランスミッションケース1の鋳造時に同時形成でき、
製作が容易であり、別部品とする場合に比べコスト上有
利でもある。
【0018】次に他の実施形態について説明する。図2
に示すように、この実施形態では上記同様の突起部14
が天井壁13の左右方向に所定間隔で複数設けられる。
これにより天井壁13は波形状となる。この構成によれ
ば、前記作用効果に加え、オイルを収集、滴下させる場
所を増大でき、側壁15を流下するオイル量を減らしさ
らに潤滑性能を向上できる。
【0019】なお、本発明の実施の形態は上述のものに
限られない。例えば突起部は上記の形態に限らず、単な
る点状突起とすることもできる。かかる突起部は特に潤
滑要求の高い部位の上方に設けるのが好ましい。上記実
施形態では、突起部を分割式トランスミッションケース
のメインケースに設けたが、これに限らず単一構造のト
ランスミッションケースに設けてもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。
【0021】(1) トランスミッションケースの天井
壁に付着したオイルを有効利用でき、潤滑性能を向上で
きる。
【0022】(2) トランスミッションケースの鋳造
時に突起部を同時且つ一体に形成でき、製作容易、低コ
ストとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るトランスミッション
ケースを示し、図3のA−A線断面図である。
【図2】本発明の他の実施の形態に係るトランスミッシ
ョンケースを示し、図3のA−A線断面に相当する図で
ある。
【図3】本発明の実施の形態に係るトランスミッション
ケースを示す側面図である。
【図4】同平面図である。
【図5】従来例を示す縦断正面図である。
【符号の説明】
1 トランスミッションケース 13 天井壁 14 突起部 B 型抜き方向 O オイル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスミッションケースの天井壁に、
    これに付着したオイルを滴下させるための突起部を設け
    たことを特徴とする変速機の潤滑構造。
  2. 【請求項2】 上記トランスミッションケースが鋳造品
    であり、上記突起部が上記トランスミッションケースの
    鋳造時の型抜き方向に延出され、且つその鋳造と同時に
    上記トランスミッションケースに一体に形成される請求
    項1記載の変速機の潤滑構造。
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