JP2002181169A - ディファレンシャルギヤ装置のブリーザ構造 - Google Patents
ディファレンシャルギヤ装置のブリーザ構造Info
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Abstract
ルギヤケースのブリーザ室への潤滑油の浸入を確実に阻
止できるようにする。 【解決手段】 ディファレンシャルギヤケース13のギ
ヤ室27の上部にリブ29を介してブリーザ室28を区
画し、リブ29に形成した連通孔31を介してギヤ室2
7をブリーザ室28に連通させる。リブ29に取り付け
た仕切部材34は、連通孔31の後方を仕切る第1仕切
板34aと、連通孔31の前方を仕切る第2仕切板34
bと、ディファレンシャルギヤのリングギヤと連通孔3
1との間を仕切る第3仕切板34cとを備える。前進走
行時にリングギヤが撥ね上げた潤滑油は第1仕切板34
aに遮られ、後進走行時にリングギヤが撥ね上げた潤滑
油は第2仕切板34bに遮られ、リングギヤから側方に
撥ね飛ばされた潤滑油は第3仕切板34cに遮られて連
通孔31への浸入を阻止される。
Description
ルギヤを収納するディファレンシャルギヤケースのギヤ
室の上方にリブを介して区画したブリーザ室を、前記リ
ブに形成した連通孔を介してギヤ室に連通させたディフ
ァレンシャルギヤ装置のブリーザ構造に関する。
リーザ構造は、特開2000−65191号公報により
公知である。このものは、ディファレンシャルギヤのリ
ングギヤの回転によりギヤ室内に撥ね上げられた潤滑油
が連通孔を通過してブリーザ室に浸入するのを防止すべ
く、仕切部材で連通孔の後方を仕切るとともに、リング
ギヤと連通孔との間を仕切っている。従って、車両の前
進走行時にギヤ室の内部で回転するリングギヤが撥ね上
げた潤滑油は連通孔の後方を仕切る仕切部材に遮られて
連通孔への浸入を阻止され、またリングギヤから側方に
流れた潤滑油はリングギヤと連通孔との間を仕切る仕切
部材に遮られて連通孔への浸入が阻止される。
000−65191号公報に記載されたものは、その仕
切部材が連通孔の後方を仕切っていることから、車両の
前進走行時にリングギヤが撥ね上げた潤滑油が連通孔に
浸入するのを防止することは可能であるが、車両の後進
走行時にリングギヤが撥ね上げた潤滑油を遮ることがで
きず、連通孔を通してブリーザ室に潤滑油が浸入する可
能性があった。
で、車両の走行方向に関わらずディファレンシャルギヤ
ケースのブリーザ室への潤滑油の浸入を確実に阻止でき
るようにすることを目的とする。
に、請求項1に記載された発明によれば、合わせ面にお
いて結合される第1ケース半体および第2ケース半体の
各々の上部空間に互いに対向するように突設した第1リ
ブおよび第2リブにより、左右軸回りに回転するリング
ギヤを備えたディファレンシャルギヤを収納するギヤ室
と、このギヤ室の上方に位置して大気に連通するブリー
ザ室とを区画し、第1リブおよび第2リブの少なくとも
一方に設けた切欠によりブリーザ室とギヤ室とを連通さ
せる連通孔を形成したディファレンシャルギヤ装置のブ
リーザ構造において、第1仕切板および第2仕切板を備
えた仕切部材をギヤ室に設け、第1仕切板および第2仕
切板で前記連通孔のリングギヤの回転方向に対する後方
および前方をそれぞれ仕切ったことを特徴とするディフ
ァレンシャルギヤ装置のブリーザ構造が提案される。
ィファレンシャルギヤのリングギヤが前進回転して撥ね
上げた潤滑油は、連通孔の後方を仕切る第1仕切板に遮
られて連通孔への浸入を阻止され、また車両の後進走行
時にディファレンシャルギヤのリングギヤが後進回転し
て撥ね上げた潤滑油は、連通孔の前方を仕切る第2仕切
板に遮られて連通孔への浸入を阻止されるため、車両の
進行方向に関わらずブリーザ室への潤滑油の浸入を確実
に防止することができる。
請求項1の構成に加えて、仕切部材は第1仕切板および
第2仕切板を接続してリングギヤと連通孔との間に介在
する第3仕切板を備えたことを特徴とするディファレン
シャルギヤ装置のブリーザ構造が提案される。
撥ね飛ばされた潤滑油はリングギヤと連通孔との間に介
在する第3仕切板に遮られて連通孔への浸入を阻止され
るため、ブリーザ室への潤滑油の浸入を一層確実に防止
することができる。
請求項2の構成に加えて、第3仕切板はリングギヤから
遠い先端部側が下方に傾斜していることを特徴とするデ
ィファレンシャルギヤ装置のブリーザ構造が提案され
る。
撥ね飛ばされた潤滑油は下方に傾斜した第3仕切板の下
面に案内されて流れるので、リングギヤから側方に離れ
ていて潤滑油が届き難い被潤滑部を効果的に潤滑するこ
とができる。
ヤケース12はそれぞれ本発明の第1ケース半体および
第2ケース半体に対応し、実施例の第1連通孔31およ
び第2連通孔33はそれぞれ本発明の連通孔に対応す
る。
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
で、図1はディファレンシャルギヤ装置の水平断面図、
図2は図1の2−2線断面図、図3は図2の要部拡大
図、図4は図2の4−4線断面図、図5は仕切部材の展
開図、図6は仕切部材の斜視図である。
プロペラシャフトに駆動力を左右の後輪に配分するディ
ファレンシャルギヤ装置Dは、左右方向に延びる鉛直な
合わせ面Pにおいて前後2分割されて6本のボルト10
…で締結されたフロントケース11およびリヤケース1
2を備えており、フロントケース11およびリヤケース
12によりディファレンシャルギヤケース13が構成さ
れる。フロントケース11には前後方向に延びるインプ
ットシャフト14がローラベアリング15を介して支持
されており、その後端にベベルギヤよりなるドライブピ
ニオン16が一体に形成される。フロントケース11お
よびリヤケース12の合わせ面Pに挟まれた左右一対の
ボールベアリング17L,17Rに、ディファレンシャ
ルギヤボックス18の左右両端から突出する筒状部18
a,18aが回転自在に支持されており、このディファ
レンシャルギヤボックス18のフランジ18bにボルト
19…で固定されたベベルギヤよりなるリングギヤ20
が前記ドライブピニオン16に噛合する。図2に鎖線で
示すように、ディファレンシャルギヤボックス18には
開口18cが形成される。
8をピニオンシャフト21が貫通してピン22で固定さ
れており、このピニオンシャフト21にベベルギヤより
なる一対のディファレンシャルピニオン23,23が回
転自在に支持される。ディファレンシャルギヤボックス
18の筒状部18a,18aに左右のドライブシャフト
24L,24Rが相対回転自在に支持されており、各々
のドライブシャフト24L,24Rの相対向する先端部
に前記ディファレンシャルピニオン23,23に噛合す
る左右のディファレンシャルサイドギヤ25L,25R
がスプライン結合される。
シャルギヤ装置Dのブリーザ構造を説明する。
には、前記ディファレンシャルギヤボックス18、リン
グギヤ20、ディファレンシャルピニオン23,23お
よびディファレンシャルサイドギヤ25L,25Rを含
むディファレンシャルギヤ26が収納されるギヤ室27
が区画され、その上部右側にブリーザ室28が区画され
る。即ち、フロントケース11の上部右側に形成された
第1リブ29と、リヤケース12の上部右側に形成され
た第2リブ30とが相互に接合され、その上方にブリー
ザ室28が区画される。図3において右下がりに傾斜す
る第1リブ29の下端部に切欠よりなる第1連通孔31
が形成され、中間部に切欠よりなる仕切部材取付溝32
が形成される。一方、図4において左下がりに傾斜する
第2リブ30の上端部に切欠よりなる第2連通孔33が
形成される。
ース12の接合により第1リブ29および第2リブ30
の上方に区画されたブリーザ室28は、第1リブ29に
形成した第1連通孔31(図3参照)と第2リブ30に
形成した第2連通孔33(図4参照)とを介して下方の
ギヤ室27に連通する。そして第1リブ29に形成した
仕切部材取付溝32と第2リブ30との間に形成された
スリット状の開口に仕切部材34が取り付けられる。ブ
リーザー室28はブリーザパイプ35およびブリーザチ
ューブ36を介して大気に連通する。
とリヤケース12の第2リブ30の下方とに、それぞれ
第3リブ37および第4リブ38が相対向するように突
設される。第4リブ38はその全長に亘って合わせ面P
と同じ高さであるが、第3リブ37は最も突出した当接
面37aだけが合わせ面Pと同じ高さであり、従って第
3リブ37および第4リブ38は当接面37aを除く位
置で相互に離間している。仕切部材34の下方において
第3リブ37および第4リブ38は右下がりに傾斜して
おり、その最も低い右端は右側のボールベアリング17
Rの上部に達している。
れた鉄板を折り曲げることにより、図6に示す立体形状
に構成されるもので、平坦な第1仕切板34aと、平坦
な第2仕切板34bと、断面L字状に屈曲した第3仕切
板34cと、断面U字状に屈曲した取付部34dとを備
えており、第1仕切板34aおよび第2仕切板34bは
第3仕切板34cにより接続され、取付部34dは第2
仕切板34bの上縁から延びている。仕切部材34の第
3仕切板34cは第1仕切板34aおよび第2仕切板3
4bの左側縁および下縁に沿うように折り曲げられてお
り、これにより仕切部材34は箱状に形成される。仕切
部材34の取付部34dをフロントケース11の第1リ
ブ29の仕切部材取付溝32に嵌合させた状態で、フロ
ントケース11にリヤケース12を結合すると、仕切部
材34はリヤケース12の第2リブ30に押さえられて
図3に示す位置に支持される。
板34aは第1、第2連通孔31,33の後方を左右方
向に仕切り、かつ第2仕切板34bは第1、第2連通孔
31,33の前方を左右方向に仕切るように配置され、
更に第3仕切板34cはディファレンシャルギヤケース
13の左側面に配置されたリングギヤ20と第1、第2
連通孔31,33との間を仕切るように配置される。こ
のとき、第3仕切板34cはリングギヤ20から遠い側
にある先端部34e側が下向きに傾斜しており、その先
端部34eは右側のディファレンシャルサイドギヤ25
Rの上方で終わっている。以上のようにして、仕切部材
34は第1、第2連通孔31,33の後方、前方、左側
方および下方を覆っており、右側方だけが開口してい
る。
たドライブピニオン16に噛合するリングギヤ20が回
転すると、ディファレンシャルギヤケース13の底部に
貯留された潤滑油がリングギヤ20により撥ね上げら
れ、ディファレンシャルギヤケース13内のディファレ
ンシャルギヤ26の各噛合部やボールベアリング17
L,17Rを潤滑する。温度変化によりディファレンシ
ャルギヤケース13の容積の大部分を占めるギヤ室27
内の空気に体積変化が生じたとき、第1リブ29に形成
した第1連通孔31および第2リブ30に形成した第2
連通孔33を介してギヤ室27がブリーザ室28に連通
し、かつブリーザ室28がブリーザパイプ35およびブ
リーザチューブ36を介して大気に連通していることに
よりブリーザ機能が発揮される。
は車輪と同方向に前進回転するため、リングギヤ20に
よりディファレンシャルギヤケース13の内壁面に沿っ
て撥ね上げられた潤滑油は、ブリーザ室28を区画する
第1リブ29および第2リブ30の下面に沿って後方か
ら前方に移動する。このとき、仕切部材34の第1仕切
板34aがブリーザ室28の第1、第2連通孔31,3
3の後方を仕切っているので、潤滑油が前記第1、第2
連通孔31,33からブリーザ室28に浸入するのを防
止することができる。逆に車両の後進走行時には、リン
グギヤ20によりディファレンシャルギヤケース13の
内壁面に沿って撥ね上げられた潤滑油は、第1リブ29
および第2リブ30の下面に沿って前方から後方に移動
するが、仕切部材34の第2仕切板34bがブリーザ室
28の第1、第2連通孔31,33の前方を仕切ってい
るので、潤滑油が前記第1、第2連通孔31,33から
ブリーザ室28に浸入するのを防止することができる。
ギヤケース13の内壁面の天井部に撥ね上げられた潤滑
油の一部は、図2および図4に矢印aで示すように、デ
ィファレンシャルギヤケース13の内壁面に沿って左側
に流れ、左側のボールベアリング17Lを潤滑する。ま
たディファレンシャルギヤケース13の内壁面の天井部
から直接落下した潤滑油は、図2に矢印bで示すよう
に、ディファレンシャルギヤボックス18の開口18c
を通して左側のディファレンシャルサイドギヤ25Lお
よび一対のディファレンシャルピニオン23,23を潤
滑する。
左側に設けられているため、リングギヤ20から遠い右
側のディファレンシャルサイドギヤ25Rや右側のボー
ルベアリング17Rを効果的に潤滑することが難しくな
る。しかしながら本実施例によれば、リングギヤ20に
よりディファレンシャルギヤケース13の内壁面の天井
部に撥ね上げられた潤滑油の一部が、図2および図3に
矢印cで示すように、ディファレンシャルギヤケース1
3の内壁面に沿って右側に流れた後に仕切部材34の第
3仕切板34cの下面に沿って右側に流れ、第3仕切板
34cの先端部34eから落下する。そして第3仕切板
34cの先端部34eから落下した潤滑油は、ディファ
レンシャルギヤボックス18の開口18cを通して右側
のディファレンシャルサイドギヤ25Rを潤滑するとと
もに、それに連動して回転する一対のディファレンシャ
ルピニオン23,23および左側のディファレンシャル
サイドギヤ25Lを潤滑する。よって、焼き付きが発生
し易いディファレンシャルピニオン23,23および左
右のディファレンシャルサイドギヤ25L,25Rを効
果的に潤滑することが可能となる。
に、リングギヤ20から右側に撥ね飛ばされた潤滑油
は、右下がりに傾斜した第3リブ37および第4リブ3
8の上面に沿って流れ、右側のボールベアリング17R
を潤滑する。特に、第1、第2仕切板34a,34bを
第3、第4リブ37,38の上部に沿う形状にすること
により、潤滑油を図2および図4の矢印d方向に導き易
くすることができる。
ケース13の内壁面の天井部から矢印c方向に流れた潤
滑油の一部は、仕切部材34の第3仕切板34cの下面
に阻止されて第1、第2リブ29,30の下面に達する
ことができないため、その潤滑油が前記第1、第2連通
孔31,33からブリーザ室28に浸入するのを防止す
ることができる。
ていてディファレンシャルギヤケース13に対して着脱
自在であるため、既存のディファレンシャルギヤ装置D
を大幅に改修することなく取り付け可能であり、極めて
低コストである。しかも多方向から飛散する潤滑油を効
果的に遮って連通孔31,33への浸入を確実に阻止で
きるので、ディファレンシャル装置Dが左右反転した配
置になっても、また潤滑油の飛散状態が異なる様々な機
種のディファレンシャルギヤ装置Dに対して効果的に適
用することができる。また仕切部材34は箱型に形成さ
れているため、本来のブリーザ室28に対して第2のブ
リーザ室として機能することができ、本来のブリーザ室
28への潤滑油の浸入を一層効果的に防止することがで
きる。
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
通孔31を形成し、第2リブ30に第2連通孔を形成し
ているが、第1、第2リブ29,30の少なくとも一方
に連通孔が設けられていれば良い。また実施例では仕切
部材34を鉄板を折り曲げて構成しているが、その材料
および製法は任意である。また仕切部材34の各仕切板
の形状は平面である必要はなく、屈曲面、湾曲面あるい
は波状の面であっても良い。
明によれば、車両の前進走行時にディファレンシャルギ
ヤのリングギヤが前進回転して撥ね上げた潤滑油は、連
通孔の後方を仕切る第1仕切板に遮られて連通孔への浸
入を阻止され、また車両の後進走行時にディファレンシ
ャルギヤのリングギヤが後進回転して撥ね上げた潤滑油
は、連通孔の前方を仕切る第2仕切板に遮られて連通孔
への浸入を阻止されるため、車両の進行方向に関わらず
ブリーザ室への潤滑油の浸入を確実に防止することがで
きる。
リングギヤから側方に撥ね飛ばされた潤滑油はリングギ
ヤと連通孔との間に介在する第3仕切板に遮られて連通
孔への浸入を阻止されるため、ブリーザ室への潤滑油の
浸入を一層確実に防止することができる。
リングギヤから側方に撥ね飛ばされた潤滑油は下方に傾
斜した第3仕切板の下面に案内されて流れるので、リン
グギヤから側方に離れていて潤滑油が届き難い被潤滑部
を効果的に潤滑することができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 合わせ面(P)において結合される第1
ケース半体(11)および第2ケース半体(12)の各
々の上部空間に互いに対向するように突設した第1リブ
(29)および第2リブ(30)により、左右軸回りに
回転するリングギヤ(20)を備えたディファレンシャ
ルギヤ(26)を収納するギヤ室(27)と、このギヤ
室(27)の上方に位置して大気に連通するブリーザ室
(28)とを区画し、第1リブ(29)および第2リブ
(30)の少なくとも一方に設けた切欠によりブリーザ
室(28)とギヤ室(27)とを連通させる連通孔(3
1,33)を形成したディファレンシャルギヤ装置のブ
リーザ構造において、第1仕切板(34a)および第2
仕切板(34b)を備えた仕切部材(34)をギヤ室
(27)に設け、第1仕切板(34a)および第2仕切
板(34b)で前記連通孔(31,33)のリングギヤ
(20)の回転方向に対する後方および前方をそれぞれ
仕切ったことを特徴とするディファレンシャルギヤ装置
のブリーザ構造。 - 【請求項2】 仕切部材(34)は第1仕切板(34
a)および第2仕切板(34b)を接続してリングギヤ
(20)と連通孔(31,33)との間に介在する第3
仕切板(34c)を備えたことを特徴とする、請求項1
に記載のディファレンシャルギヤ装置のブリーザ構造。 - 【請求項3】 第3仕切板(34c)はリングギヤ(2
0)から遠い先端部(34e)側が下方に傾斜している
ことを特徴とする、請求項2に記載のディファレンシャ
ルギヤ装置のブリーザ構造。
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