JP4569147B2 - ディファレンシャル装置のブリーザ構造 - Google Patents

ディファレンシャル装置のブリーザ構造 Download PDF

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Description

本発明は、ディファレンシャル装置内部の圧力上昇を防止するブリーザ構造に関し、該ブリーザから外部へのオイル飛散防止技術の分野に属する。
ディファレンシャル装置は、周知のように左右の車軸の回転差を吸収するものであり、この回転差を吸収するための差動機構と、該差動機構を収容すると共に動力源に連結されたドライブピニオンに噛合するリングギヤが取り付けられたディファレンシャルギヤケースと、該ディファレンシャルギヤケースを収容して回動可能に支持するキャリヤとを有する。
このディファレンシャル装置には、該装置(キャリヤ)の内部空間の圧力上昇の防止のため、該内部空間を外部空間に連通するブリーザ構造が備えられることがある。このブリーザ構造は、上記内部空間に連通するブリーザ室や、該ブリーザ室と外部空間とを連通するブリーザユニット(弁等)を有する。
ところで、上記キャリヤの内部空間下部には、潤滑オイルが貯留されているが、このオイルはリングギヤ等の回転により掻き揚げられて内部空間の上方等にまで飛散することがあり、その場合、このオイルが通例該装置の上部側に設けられたブリーザ室に侵入し、該侵入したオイルがブリーザユニットを介して外部空間に漏れ出す虞がある。
そこで、リングギヤ等で掻き揚げられたオイルがブリーザ室に侵入するのを防止するために、例えば、特許文献1及び特許文献2には、上記掻き揚げれたオイルが、内部空間からブリーザ室に到達しにくくなるように、リブ等で区画されたブリーザ室の入口近傍に仕切り板を設けることが開示されている。
特開2000−065191号公報 特開2002−295644号公報
しかしながら、上記特許文献1,2はいずれも、仕切り板が必要であるため、部品数やコストが高くなるだけでなく、組立ての手間がかかり組み立て性が低下するという問題がある。
そこで、本発明は、ディファレンシャル装置において、仕切り板等の部材を設けることなく、ブリーザ室を介して外部空間にオイルが飛散するのを防止することができるブリーザ構造を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、次のように構成したことを特徴とする。
まず、本願の請求項1に記載の発明(以下、第1発明という)は、左右の車軸に動力を伝達する差動機構を収容し、入力軸のドライブピニオンに噛合するリングギヤが取り付けられたディファレンシャルギヤケースと、該ディファレンシャルギヤケースを収容して回動可能に支持し、所定の面が開口したキャリヤ本体と、板金プレスにより成形され、上記キャリヤ本体の開口部をカバーするキャリヤカバーとを有し、かつ、上記キャリヤ本体とキャリヤカバーとで包囲される内部空間を、ブリーザ室を介して外部空間に連通させるように構成されたディファレンシャル装置のブリーザ構造であって、上記ブリーザ室はキャリヤ本体の壁部内に設けられてキャリヤカバーとの合わせ面上に開口していると共に、該開口部と上記内部空間とを連通させる連通部が、上記合わせ面とキャリヤカバーとの間に設けられており、かつ、キャリヤカバーは、リングギヤに対向する部分と上記連通部との間に、連通部の近傍から上記合わせ面を超えて内部空間に向かって膨出する膨出部を有することを特徴とする。
また、本願の請求項2に記載の発明(以下、第2発明という)は、第1発明において、入力軸のドライブピニオンに噛合するリングギヤは、入力軸の軸芯に対してオフセットして設けられており、ブリーザ室は、入力軸の軸芯に対してリングギヤが設けられている側とは反対側で、かつキャリヤ本体の上部に設けられていることを特徴とする。
そして、本願の請求項3に記載の発明(以下、第3発明という)は、第1発明または第2発明において、キャリヤカバーの膨出部は、ディファレンシャルギヤケース外面に沿って近接して設けられていることを特徴とする。
さらに、本願の請求項4に記載の発明(以下、第4発明という)は、第1発明から第3発明のいずれかにおいて、リングギヤはキャリヤ本体におけるキャリヤカバーとの合わせ面から外部空間に向けて突出しており、キャリヤカバーはリングギヤに対向する位置で反キャリヤ本体側に膨出する第2膨出部を有することを特徴とする。
また、本願の請求項5に記載の発明(以下、第5発明という)は、第4発明において、キャリヤカバーの第2膨出部は、リングギヤの歯面に対向する面が該歯面に沿うように近接し、リングギヤにおける外部空間に突出する部分を覆うように膨出していることを特徴とする。
次に、本発明の効果について説明する。
まず、第1発明によれば、ブリーザ室はキャリヤ本体の壁部内に設けられてキャリヤカバーとの合わせ面上に開口していると共に、該開口部と内部空間とを連通させる連通部が、上記合わせ面とキャリヤカバーとの間に設けられており、かつ、キャリヤカバーは、リングギヤに対向する部分と上記連通部との間に、連通部の近傍から上記合わせ面を超えて内部空間に向かって膨出する膨出部を有するから、該膨出部により、リングギヤで掻き揚げられて飛散したオイルがブリーザ室の開口部に連通する連通部に達するのが良好に遮られることとなる。つまり、ブリーザ室の開口部に達するオイルの量が減少する。
したがって、ブリーザ室へのオイル侵入防止用の仕切り部材等を設ける必要がなくなって、この結果、部品数が減少すると共に、組み立て性が向上し、しかもコストが安くなる。また、上記キャリヤカバーは、板金プレスにより成形されるから、上記構造を容易に形成することができる。
また、第2発明によれば、入力軸のドライブピニオンに噛合するリングギヤは、入力軸の軸芯に対してオフセットして設けられており、ブリーザ室は、入力軸の軸芯に対してリングギヤが設けられている側とは反対側で、かつキャリヤ本体の上部に設けられているから、リングギヤとブリーザ室との距離が離れることとなって、飛散オイルがブリーザ室の開口部に一層達しにくくなって、その量が一層減少する。
そして、第3発明によれば、キャリヤカバーの膨出部は、ディファレンシャルギヤケース外面に沿って近接して設けられているから、内部空間におけるリングギヤからブリーザ室の開口部に至る部分が狭められ、飛散オイルがブリーザ室の開口部により一層達しにくくなって、その量がより一層減少する。
さらに、第4発明によれば、リングギヤはキャリヤ本体におけるキャリヤカバーとの合わせ面から外部空間に向けて突出しており、キャリヤカバーはリングギヤに対向する位置で反キャリヤ本体側に膨出する第2膨出部を有するから、リングギヤに掻き揚げられたオイルの飛散がまずこの第2膨出部で遮られることとなって、その周囲に飛散しにくくなる。つまり、第1発明から第3発明の作用が一層良好に達成される。
また、第5発明によれば、キャリヤカバーの第2膨出部は、リングギヤの歯面に対向する面が該歯面に沿うように近接し、リングギヤにおける外部空間に突出する部分を覆うように膨出しているから、リングギヤに掻き揚げられたオイルの飛散がこの第2膨出部で一層遮られることとなって第4発明の作用がより一層良好なものとなる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1に示すように、この実施の形態に係るディファレンシャル装置1は、4輪駆動車における後輪用のものであり、入力軸としてのピニオン軸11が、図示しないプロペラシャフトの後瑞側に連結されて後輪側への動力の伝達を断続する電磁クラッチ装置2のハブ3にスプライン嵌合されている。このピニオン軸11は、軸受12,13を介してディファレンシャル装置1のケースであるキャリヤ14に回動自在に支持されている。また、ピニオン軸11の後瑞側にはドライブピニオン(ピニオンギヤ)15が設けられ、該ドライブピニオン15が、差動機構16を収容するディファレンシャルギヤケース17(以下、単にデフケース17という)に組み付けられたリングギヤ18に噛合している。リングギヤ18は、ピニオン軸11の軸芯に対して平面視及び側面視でオフセットして設けられている。デフケース17は、左右の端部側に設けられた筒状部17a,17bが、軸受19,20を介してキャリヤ14に回転自在に支持されている。差動機構16を構成するピニオンギヤ21L,21Rにはそれぞれ車体幅方向に延びる左右の後輪駆動軸22L,22Rが連結されている。
次に、このディファレンシャル装置1のキャリヤ14の構造について説明する。図1に示すように、このキャリヤ14は、キャリヤ本体31と、キャリヤカバー32とからなり、キャリヤ本体31は、車両前方側(図上左側)及び車両後方側(図上右側)の面が開口し、該車両前方側の面には、上記電磁クラッチ装置2が固定され、車両後方側の面には、図2にも示すように、キャリヤカバー32が複数のボルト部材33…33で固定されている。そして、キャリヤ本体31とキャリヤカバー32等で包囲される内部空間Xの下部には、上記リングギヤ18等の潤滑のためのオイルが貯留されている。ここで、上記キャリヤカバー32は、板金プレスにより成形される。
図2〜図4に示すように、ディファレンシャル装置1の後部の上部には、上記内部空間Xの圧力調整用のブリーザ構造が設けられている。このブリーザ構造は、キャリヤ本体31の壁部41内に設けられてキャリヤカバー32との合わせ面42上に開口するブリーザ室43を有する。このブリーザ室43は、ピニオン軸11の軸芯に対してリングギヤ18が設けられている側とは反対側で、かつキャリヤ本体31の上部に設けられ、合わせ面42上の開口部44から反キャリヤカバー32側に延びている。このブリーザ室43の奥側には、該ブリーザ室43と、ディファレンシャル装置1の外部の空間とを連通させるブリーザユニット45とが設けられている。ブリーザユニット45は、スプリングバルブ等を有し、ブリーザ室43のエア圧力が所定値以上のときに、ブリーザ室43と外部空間とを連通させ、これにより、内部空間Xの圧力上昇を防止する。


キャリヤカバー32における、ブリーザ室43と内部空間Xのブリーザ室43側の部分とに対向する部分には、キャリヤ本体43の合わせ面42から外部空間に向かって膨出する凸部51が設けられ、該凸部51の空間X側の面(内面)とキャリヤ本体31の合わせ面42との間に生じる空間が内部空間Xとブリーザ室43とを連通する連通部(連通空間)52を構成する。図4に示すように、凸部51は、車両後部側から見て略円形状とされている。
ここで、リングギヤ18は、図1、図3に示すように、キャリヤ本体31におけるキャリヤカバー32との合わせ面42から外部空間に向けて突出しており、キャリヤカバー32はリングギヤ18に対向する位置で反キャリヤ本体31側に膨出する外方膨出部53を有する。具体的には、キャリヤカバー32の外方膨出部53は、リングギヤ18の歯面18aに対向する面53aが該歯面18aに沿うように近接し、リングギヤ18における外部空間に突出する部分18bを覆うように膨出している。
また、図3、図4に示すように、キャリヤカバー32における、リングギヤ18に対向する部分である上記外方膨出部53と連通部43との間には、連通部43の近傍から内部空間Xに向かって膨出する内方膨出部54,54が設けられている。このキャリヤカバー32の内方膨出部54,54は、円筒状のデフケース17の外面に沿って近接して設けられている。
次に、本ディファレンシャル装置1の作用について説明する。
まず、ピニオン軸11に入力された動力は、ドライブピニオン15、リングギヤ18、デフケース17、差動機構16、後輪駆動軸22L,22Rを介して図示しない左右輪に伝達される。
また、図3、図4に示すように、内部空間X内のエアは、矢印aで示すように、連通部52を介してブリーザ室43内に入り、ブリーザ室43のエア圧力が所定値以上のときに、ブリーザユニット45のスプリングバルブが開いてブリーザ室43と外部空間とが連通し、外部空間に放出される。
ここで、例えば車両が前方(図上左側)に走行している場合、リングギヤ18は、図3、図4に矢印bで示す方向に回転することとなる。そして、このとき、内部空間Xの下部に貯留されている潤滑用オイルが内部空間Xの上部にまで掻き揚げられ、周囲に飛散することとなる。
その場合に、本実施の形態によれば、ブリーザ室43はキャリヤ本体31の壁部41内に設けられてキャリヤカバー32との合わせ面42上に開口していると共に、該開口部44と内部空間Xとを連通させる連通部52が、上記合わせ面42とキャリヤカバー32との間に設けられており、キャリヤカバー32は、リングギヤ18と上記連通部52との間に、連通部52の近傍から内部空間Xに向かって膨出する内方膨出部54,54を有するから、該内方膨出部54,54により、リングギヤ18で掻き揚げられて飛散したオイルがブリーザ室43の開口部44に連通する連通部52に達するのが良好に遮られることとなる。つまり、ブリーザ室43の開口部44に達するオイルの量が減少する。
したがって、ブリーザ室43へのオイル侵入防止用の仕切り部材等を設ける必要がなくなって、この結果、部品数が減少すると共に、組み立て性が向上し、しかもコストが安くなる。
またピニオン軸11のドライブピニオン15に噛合するリングギヤ18は、ピニオン軸11の軸芯に対してオフセットして設けられており、上記ブリーザ室43は、ピニオン軸11の軸芯に対してリングギヤ18が設けられている側とは反対側で、かつキャリヤ本体31の上部に設けられているから、リングギヤ18とブリーザ室43との距離が離れることとなって、飛散オイルがブリーザ室43の開口部44に一層達しにくくなり、その量が一層減少する。
そして、キャリヤカバー31の内方膨出部54,54は、デフケース17の外面に近接して設けられているから、内部空間Xにおけるリングギヤ18からブリーザ室43の開口部44に至る通路部分が狭められ、飛散オイルがブリーザ室43の開口部44により一層達しにくくなって、その量がより一層減少する。
さらに、リングギヤ18はキャリヤ本体31におけるキャリヤカバー32との合わせ面42から外部空間に向けて突出しており、キャリヤカバー32はリングギヤ18に対向する位置で反キャリヤ本体31側に膨出する外方膨出部53を有するから、リングギヤ18に掻き揚げられたオイルの飛散がまずこの外方膨出部53で遮られることとなって、その周囲に飛散しにくくなる。つまり、上記作用が一層良好に達成される。
また、キャリヤカバー32の外方膨出部53は、リングギヤ18の歯面18aに対向する面53aが該歯面18aに沿うように近接し、リングギヤ18における外部空間に突出する部分18bを覆うように膨出しているから、一層、リングギヤ18で掻き揚げられたオイルの飛散がこの外方膨出部53で遮られることとなる。
また、キャリヤカバー18は、板金プレスにより成形されるから、容易に形成することができ、上記作用を容易に達成することができる。
本発明は、ディファレンシャル装置のブリーザ構造に広く適用することができる。
本実施の形態に係るディファレンシャル装置の構成図である。 図1の矢印Aによる矢視図である。 図2のB−B線による一部破断拡大矢視図である。 図2の上部部分の一部破断拡大図である。
符号の説明
1 ディファレンシャル装置
11 ピニオン軸(入力軸)
14 キャリヤ
15 ドライブピニオン
16 差動機構
17 デフケース(ディファレンシャルギヤケース)
18 リングギヤ
18a リングギヤの歯面
18b リングギヤにおける外部空間に突出する部分
31 キャリヤ本体
32 キャリヤカバー
41 壁部
42 キャリヤ本体におけるキャリヤカバーとの合わせ面
43 ブリーザ室
44 開口部
52 連通部
53 外方膨出部(第2膨出部)
53a 外方膨出部のリングギヤの歯面に対向する面(第2膨出部のリングギヤの歯面に対向する面)
54,54 内方膨出部(膨出部)
X 内部空間

Claims (5)

  1. 左右の車軸に動力を伝達する差動機構を収容し、入力軸のドライブピニオンに噛合するリングギヤが取り付けられたディファレンシャルギヤケースと、該ディファレンシャルギヤケースを収容して回動可能に支持し、所定の面が開口したキャリヤ本体と、板金プレスにより成形され、上記キャリヤ本体の開口部をカバーするキャリヤカバーとを有し、かつ、上記キャリヤ本体とキャリヤカバーとで包囲される内部空間を、ブリーザ室を介して外部空間に連通させるように構成されたディファレンシャル装置のブリーザ構造であって、上記ブリーザ室はキャリヤ本体の壁部内に設けられてキャリヤカバーとの合わせ面上に開口していると共に、該開口部と上記内部空間とを連通させる連通部が、上記合わせ面とキャリヤカバーとの間に設けられており、かつ、キャリヤカバーは、リングギヤに対向する部分と上記連通部との間に、連通部の近傍から上記合わせ面を超えて内部空間に向かって膨出する膨出部を有することを特徴とするディファレンシャル装置のブリーザ構造。
  2. 入力軸のドライブピニオンに噛合するリングギヤは、入力軸の軸芯に対してオフセットして設けられており、ブリーザ室は、入力軸の軸芯に対してリングギヤが設けられている側とは反対側で、かつキャリヤ本体の上部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のディファレンシャル装置のブリーザ構造。
  3. キャリヤカバーの膨出部は、ディファレンシャルギヤケース外面に沿って近接して設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のディファレンシャル装置のブリーザ構造。
  4. リングギヤはキャリヤ本体におけるキャリヤカバーとの合わせ面から外部空間に向けて突出しており、キャリヤカバーはリングギヤに対向する位置で反キャリヤ本体側に膨出する第2膨出部を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のディファレンシャル装置のブリーザ構造。
  5. キャリヤカバーの第2膨出部は、リングギヤの歯面に対向する面が該歯面に沿うように近接し、リングギヤにおける外部空間に突出する部分を覆うように膨出していることを特徴とする請求項4に記載のディファレンシャル装置のブリーザ構造。
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