JP2003254414A - 終減速装置 - Google Patents

終減速装置

Info

Publication number
JP2003254414A
JP2003254414A JP2002052661A JP2002052661A JP2003254414A JP 2003254414 A JP2003254414 A JP 2003254414A JP 2002052661 A JP2002052661 A JP 2002052661A JP 2002052661 A JP2002052661 A JP 2002052661A JP 2003254414 A JP2003254414 A JP 2003254414A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
air breather
cover
carrier
chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002052661A
Other languages
English (en)
Inventor
Akitoshi Utsunomiya
陽敏 宇都宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
Priority to JP2002052661A priority Critical patent/JP2003254414A/ja
Publication of JP2003254414A publication Critical patent/JP2003254414A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/02Gearboxes; Mounting gearing therein
    • F16H57/027Gearboxes; Mounting gearing therein characterised by means for venting gearboxes, e.g. air breathers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 終減速装置からの潤滑油のオイル吹きの発生
を防止する。 【解決手段】 終減速装置はキャリア10とカバー11
とからなるギヤボックス14を有し、内部のギヤ収容室
15にはドライブピニオンギヤ18に噛合うリングギヤ
19と差動機構のデファレンシャルケースが収容され
る。カバー11にはキャリア10に向けて突出する仕切
り壁21,22が一体に設けられ、仕切り壁21,22
の間には2つのエアブリーザ室23,24が形成され
る。仕切り壁21にはギヤ収容室15をエアブリーザ室
23に連通させる開口部25が形成され、仕切り壁22
にはエアブリーザ室23,24を相互に連通させる連通
部26が形成され、エアブリーザ室24を外部に連通さ
せるブリーザポート27がカバー11に形成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用の動力伝達系
における終減速装置に関し、特に、終減速装置のエアブ
リーザに関する。
【0002】
【従来の技術】エンジン出力を駆動輪に伝達する動力伝
達系は、発進クラッチ、変速機、終減速装置などを有し
ている。終減速装置は推進軸により駆動されるドライブ
ピニオン軸と、このドライブピニオン軸に設けられたド
ライブピニオンギヤに噛合うリングギヤとを備えてお
り、リングギヤには複数の傘歯車からなる差動機構のデ
ファレンシャルケースが取り付けられている。そして、
終減速装置は推進軸を介して入力されるエンジン動力を
増加して左右の駆動輪に伝達する。
【0003】終減速装置を構成するリングギヤや差動機
構は、キャリアとカバーとからなるギヤボックス内に組
み込まれており、ギヤボックス内にはそれぞれのギヤの
噛合い部を潤滑するために潤滑油が注入されている。ギ
ヤボックスには、外気温度が変化したり内部の温度が変
化したときに、ギヤボックス内の圧力を大気圧に保持す
るために、ギヤボックス内を外部と連通させるためのブ
リーザが設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来では、カバーにエ
アブリーザ室を設け、キャリアとカバーとの間にはエア
ブリーザ室を覆うようにソフトメタルガスケットを取り
付けており、ソフトメタルガスケットによりエアブリー
ザ室を区画するようにしている。このため、ギヤの回転
により掻き揚げられる潤滑油がソフトメタルガスケット
に衝突すると、ソフトメタルガスケットが薄いために、
潤滑油がエアブリーザ室を介して外部に漏れるオイル吹
きが発生することがある。
【0005】また、キャリアとカバーにブリーザ室を形
成するリブを突設し、一方のリブに潤滑油の流れを規制
する仕切り板を取り付けるようにしたタイプの終減速装
置が提案されている(特開2000−65191号公報参照)。
しかしながら、このような仕切り板を付加的に取り付け
る場合には、ギヤボックスが複雑となり、終減速装置の
組立性が悪く、製造コストをアップさせるという問題点
がある。
【0006】本発明の目的は、終減速装置からの潤滑油
のオイル吹きの発生を防止することにある。
【0007】本発明の他の目的は、エアブリーザ室を有
する終減速装置の組立性を向上し、製造コストを低減す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の終減速装置は、
ドライブピニオン軸に設けられたドライブピニオンギヤ
に噛合うリングギヤと、前記リングギヤに設けられる差
動機構とを収容するギヤ収容室が形成され、キャリアと
このキャリアに接合されるカバーとからなるギヤボック
スを有する終減速装置において、前記キャリアと前記カ
バーとの少なくともいずれか一方に接合方向に伸びて複
数のエアブリーザ室を区画形成する複数の仕切り壁を設
け、前記ギヤ収容室を内側の前記エアブリーザ室に連通
させる開口部と、前記エアブリーザ室を相互に連通させ
る連通部とを前記キャリアと前記カバーとの間に形成
し、外側の前記エアブリーザ室を外部に連通させるブリ
ーザポートを前記ギヤボックスに形成したことを特徴と
する。
【0009】本発明の終減速装置においては、前記キャ
リアと前記カバーとのそれぞれに仕切り壁を設け、前記
キャリアに設けられる仕切り壁と前記カバーに設けられ
る仕切り壁とを相互にずらして配置しても良く、前記開
口部と前記連通部とを相互にずらして形成しても良い。
【0010】本発明にあっては、ギヤボックス内にギヤ
収容室に連通するエアブリーザと外部に連通するエアブ
リーザ室とを有する複数のエアブリーザ室を形成したの
で、ギヤボックス内のギヤの回転によって潤滑油が掻き
揚げられても、潤滑油はエアブリーザ室に補足されて外
部に漏出することが防止される。これにより、オイル吹
きの発生が防止される。さらに、開口部と連通部とを相
互にずらすことによりエアブリーザ室を流れる空気を蛇
行させることができ、オイル吹きの発生をより確実に防
止することができる。
【0011】また、仕切り壁によりエアブリーザ室を形
成することにより、ギヤボックスの種類に対応させて空
気の流路を自在に変更することができる。
【0012】さらに、それぞれのエアブリーザ室を形成
する仕切り壁はキャリアやカバーに一体に形成されてい
るので、キャリアにカバーを組み付けることによって、
エアブリーザ機構が形成されることになり、部品点数を
削減して製造コストを低減させることができるとともに
ギヤボックスの組立性を向上させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形
態である終減速装置の一部を示す断面図であり、図2は
図1におけるA−A線に沿う方向の矢視図であり、図1に
は図2におけるB−B線に沿う部分が示されている。
【0014】この終減速装置は、図1に示すように、キ
ャリア10とこれに接合されるカバー11とを有してい
る。キャリア10に形成された接合面12aにカバー1
1に形成された接合面12bを接合した状態のもとで、
キャリア10とカバー11とを複数のボルト13により
締結することによってギヤボックス14が組立てられ、
このギヤボックス14内にはギヤ収容室15が形成され
る。キャリア10に取り付けられる軸受16により回転
自在に支持されるドライブピニオン軸17の端部にはド
ライブピニオンギヤ18が設けられ、このドライブピニ
オンギヤ18はギヤ収容室15内に収容される。
【0015】このギヤ収容室15には、ドライブピニオ
ンギヤ18と噛合うリングギヤ19が回転自在に装着さ
れ、このリングギヤ19には図示しない複数の傘歯車か
らなる差動機構のデファレンシャルケースが取り付けら
れることになる。ギヤ収容室15内には潤滑油が充填供
給され、ギヤ相互の接触面や軸受などの摺動面に潤滑油
が供給される。図1においては、差動機構は図示省略さ
れており、ドライブピニオン軸17の一部とドライブピ
ニオンギヤ18が実線で示され、リングギヤ19が二点
鎖線で示されている。
【0016】ギヤボックス14の内部を密封状態とする
と、外気温の変化やギヤボックス14内に組み込まれた
ギヤなどから発生する熱によってギヤ収容室15内の空
気の圧力が変化することになる。そこで、ギヤ収容室1
5と外部とを連通させてギヤ収容室15内を大気圧に保
持するために、ギヤボックス14にはエアブリーザつま
り息つき機構が設けられる。
【0017】図1に示すように、カバー11の内部には
接合方向つまり図1において左右方向にキャリア10に
向けて伸びる内側と外側の2つのリブつまり仕切り壁2
1,22がカバー11と一体に設けられている。内側の
仕切り壁21と外側の仕切り壁22との間には内側のエ
アブリーザ室23が形成され、外側の仕切り壁22とカ
バー11の外周壁との間には外側のエアブリーザ室24
が形成されている。
【0018】キャリア10には接合面12aの一部を形
成するとともにそれぞれの仕切り壁21,22の先端の
接合面に接触し、それぞれのエアブリーザ室23,24
を区画形成するための隔壁30が設けられている。図2
において、ハッチングを付した部分はカバー11の接合
面12bを示し、それぞれの仕切り壁21,22の先端
面も接合面12bを有している。
【0019】内側の仕切り壁21の先端部にはギヤ収容
室15と内側のエアブリーザ室23とを連通させる開口
部25が形成され、外側の仕切り壁22の先端部には内
側のエアブリーザ室23と外側のエアブリーザ室24と
を相互に連通させる連通部26が形成されている。そし
て、外側のエアブリーザ室24を外部に連通させるブリ
ーザポート27がカバー11に形成されている。したが
って、ギヤ収容室15内の空気の圧力が外気よりも高く
なると、内部の空気は開口部25からエアブリーザ室2
3内に流入した後に、連通部26を介してエアブリーザ
室24内に流入し、さらにブリーザポート27から外部
に流出する。逆に、ギヤ収容室15内の圧力が外気より
も低くなると、上述した場合とは逆方向に外気が流れて
ギヤ収容室15内に流入する。このように、ギヤ収容室
15と外部との間には、2つのエアブリーザ室23,2
4が設けられているので、ギヤボックス14内のギヤの
回転によって掻き揚げられた潤滑油がブリーザポート2
7から外部に飛散するというオイル吹きの発生が防止さ
れる。
【0020】図2に示すように、連通部26は開口部2
5に対して図2において左右方向にずらして形成されて
おり、ブリーザポート27は連通部26に対してずらし
て形成されている。したがって、ギヤ収容室15内から
空気が外部に流れる際には、図2において矢印で示すよ
うに、空気はそれぞれのエアブリーザ室23,24内を
蛇行しながら流れることになる。このように、連通部2
6を介して連通される2つのエアブリーザ室23,24
を有し、それぞれの内部を蛇行しながら空気が流れるよ
うにしたので、ギヤの回転によって掻き揚げられた潤滑
油がブリーザポート27から外部に飛散するというオイ
ル吹きの発生が防止される。
【0021】図3は本発明の他の実施の形態である終減
速装置の一部を示す断面図であり、この場合にはキャリ
ア10の内部には、接合方向つまり図3において左右方
向にカバー11に向けて伸びる内側と外側の2つのリブ
つまり仕切り壁31,32がキャリア10と一体に設け
られている。内側の仕切り壁31と外側の仕切り壁32
との間には内側のエアブリーザ室33が形成され、外側
の仕切り壁32とキャリア10の外周壁との間には外側
のエアブリーザ室34が形成されている。
【0022】カバー11には接合面12bの一部を形成
するとともにそれぞれの仕切り壁31,32の先端の接
合面に接触し、それぞれのエアブリーザ室33,34を
区画形成するための隔壁20が設けられている。内側の
仕切り壁31の先端部にはギヤ収容室15と内側のブリ
ーザ室33とを連通させる開口部35が形成され、外側
の仕切り壁32の先端部には内側のエアブリーザ室33
と外側のエアブリーザ室34とを相互に連通させる連通
部36が形成されている。そして、外側のエアブリーザ
室34を外部に連通させるブリーザポート37がキャリ
ア10に形成されている。
【0023】図3に示す開口部35と連通部36とブリ
ーザポート37は、図1および図2に示す場合と同様
に、連通部36は開口部35に対してずらして形成さ
れ、ブリーザポート37は連通部36に対してずらして
形成されている。したがって、ギヤ収容室15内から空
気が外部に流れる際には、それぞれのエアブリーザ室3
3,34内を蛇行しながら流れることになり、前述した
場合と同様に、オイル吹きの発生が防止される。
【0024】図4は本発明の他の実施の形態である終減
速装置の一部を示す断面図であり、カバー11に接合方
向に伸びる内側と外側の仕切り壁21,22が図1に示
した場合と同様にカバー11に一体に形成されるととも
に、キャリア10に接合方向に伸びる内側と外側の2つ
の仕切り壁31,32が図3に示した場合と同様にキャ
リア10と一体に設けられている。そして、カバー11
の仕切り壁21,22の先端とキャリア10の仕切り壁
31,32の先端は相互に接合し合うようになってい
る。
【0025】それぞれの仕切り壁により形成されるエア
ブリーザ室23,33は相互に連通して1つのエアブリ
ーザ室を形成し、エアブリーザ室24,34は相互に連
通して1つのエアブリーザ室を形成しており、前述した
場合よりもそれぞれのエアブリーザ室は大きくなってい
る。ギヤ収容室15と内側のエアブリーザ室23,33
とを連通させる開口部25が仕切り壁21に形成され、
内側のエアブリーザ室23,33と外側のエアブリーザ
室24,34とを相互に連通させる連通部36が仕切り
壁32に形成されている。そして、外側のエアブリーザ
室24,34を外部に連通させるブリーザポート27が
カバー11に形成されている。
【0026】図5は本発明のさらに他の実施の形態であ
る終減速装置の一部を示す断面図であり、この場合には
基本構造は図4に示す場合と同様であるが、ギヤ収容室
15と内側のエアブリーザ室23,33とを連通させる
ために仕切り壁31に開口部35が形成され、内側のエ
アブリーザ室23,33と外側のエアブリーザ室24,
34とを相互に連通させるために、仕切り壁22に連通
部26が形成されている。
【0027】図6は本発明のさらに他の実施の形態であ
る終減速装置の一部を示す断面図であり、図4および図
5に示した場合と同様にキャリア10とカバー11にそ
れぞれ仕切り壁21,22,31,32が設けられてい
るが、相互に対向し合う仕切り壁の先端は、図6におい
て上下にずれて配置されている。したがって、ギヤ収容
室15と内側のエアブリーザ室23,33とを連通させ
るための開口部41は、対向し合う仕切り壁21,31
の先端面間に形成され、内側のエアブリーザ室23,3
3と外側のエアブリーザ室24,34とを相互に連通さ
せるための連通部42は、対向し合う仕切り壁22,3
2の先端面間に形成される。
【0028】図7は図6の変形例を示す断面図であり、
キャリア10の仕切り壁31,32とカバー11の仕切
り壁21,22のずれが図6に示す場合の逆となってい
る。図6および図7に示す場合には、それぞれカバー1
1にブリーザポート27が設けられているが、キャリア
10にブリーザポートを設けるようにしても良い。ま
た、前述したそれぞれのブリーザポート27,37にパ
イプを取り付けるようにしても良い。
【0029】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
ある。たとえば、図示する終減速装置にあっては、ギヤ
ボックス14に内側と外側の2つのエアブリーザ室を設
けているが、ギヤ収容室15に連通する内側のエアブリ
ーザ室と外部に連通する外側のエアブリーザ室との間
に、さらにエアブリーザ室を1つあるいはそれ以上形成
するようにしても良い。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、ギヤボックス内のギヤ
の回転によって潤滑油が掻き揚げられても、潤滑油はエ
アブリーザ室に補足されて外部に漏出することが防止さ
れ、オイル吹きの発生が防止される。
【0031】さらに、キャリアにカバーを組み付けるこ
とによって、エアブリーザ機構が形成されることにな
り、部品点数を削減して製造コストを低減させることが
できるとともにギヤボックスの組立性を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である終減速装置の一部
を示す断面図である。
【図2】図1におけるA−A線に沿う矢視図である。
【図3】本発明の他の実施の形態である終減速装置の一
部を示す断面図である。
【図4】本発明のさらに他の実施の形態である終減速装
置の一部を示す断面図である。
【図5】本発明のさらに他の実施の形態である終減速装
置の一部を示す断面図である。
【図6】本発明のさらに他の実施の形態である終減速装
置の一部を示す断面図である。
【図7】本発明のさらに他の実施の形態である終減速装
置の一部を示す断面図である。
【符号の説明】
10 キャリア 11 カバー 12a 接合面 12b 接合面 14 ギヤボックス 15 ギヤ収容室 18 ドライブピニオンギヤ 19 リングギヤ 21 仕切り壁 22 仕切り壁 23 エアブリーザ室 24 エアブリーザ室 25 開口部 26 連通部 27 ブリーザポート 31 仕切り壁 32 仕切り壁 33 エアブリーザ室 34 エアブリーザ室 35 開口部 36 連通部 37 ブリーザポート 41 開口部 42 連通部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドライブピニオン軸に設けられたドライ
    ブピニオンギヤに噛合うリングギヤと、前記リングギヤ
    に設けられる差動機構とを収容するギヤ収容室が形成さ
    れ、キャリアとこのキャリアに接合されるカバーとから
    なるギヤボックスを有する終減速装置において、 前記キャリアと前記カバーとの少なくともいずれか一方
    に接合方向に伸びて複数のエアブリーザ室を区画形成す
    る複数の仕切り壁を設け、 前記ギヤ収容室を内側の前記エアブリーザ室に連通させ
    る開口部と、前記エアブリーザ室を相互に連通させる連
    通部とを前記キャリアと前記カバーとの間に形成し、 外側の前記エアブリーザ室を外部に連通させるブリーザ
    ポートを前記ギヤボックスに形成したことを特徴とする
    終減速装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の終減速装置において、前
    記キャリアと前記カバーとのそれぞれに仕切り壁を設
    け、前記キャリアに設けられる仕切り壁と前記カバーに
    設けられる仕切り壁とを相互にずらして配置したことを
    特徴とする終減速装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の終減速装置にお
    いて、前記開口部と前記連通部とを相互にずらして形成
    したことを特徴とする終減速装置。
JP2002052661A 2002-02-28 2002-02-28 終減速装置 Pending JP2003254414A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002052661A JP2003254414A (ja) 2002-02-28 2002-02-28 終減速装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002052661A JP2003254414A (ja) 2002-02-28 2002-02-28 終減速装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003254414A true JP2003254414A (ja) 2003-09-10

Family

ID=28664296

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002052661A Pending JP2003254414A (ja) 2002-02-28 2002-02-28 終減速装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003254414A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005282733A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Mazda Motor Corp ディファレンシャル装置のブリーザ構造
JP2007321928A (ja) * 2006-06-02 2007-12-13 Jatco Ltd 変速機ケースのエアブリーザ構造
JP2009047188A (ja) * 2007-08-13 2009-03-05 Gkn ドライブライン トルクテクノロジー株式会社 駆動力伝達装置
JP2011214721A (ja) * 2011-08-01 2011-10-27 Gkn Driveline Japan Ltd 駆動力伝達装置
JP2014228137A (ja) * 2013-05-27 2014-12-08 トヨタ自動車株式会社 車両用変速機のバルブボデーカバー
JP2016128706A (ja) * 2015-01-09 2016-07-14 スズキ株式会社 ディファレンシャル装置
CN105909768A (zh) * 2015-02-24 2016-08-31 铃木株式会社 差速装置
US10179478B2 (en) 2015-09-17 2019-01-15 Zf Friedrichshafen Ag Axle assembly for drive device of a motor vehicle
JP2019183986A (ja) * 2018-04-11 2019-10-24 トヨタ自動車株式会社 車両用最終減速機
JP2020085046A (ja) * 2018-11-19 2020-06-04 本田技研工業株式会社 車両の駆動装置
WO2021137290A1 (ja) * 2019-12-30 2021-07-08 ジヤトコ株式会社 動力伝達装置
CN115163797A (zh) * 2022-05-19 2022-10-11 中山小神童创新科技有限公司 一种减速器通气结构、减速器及爬楼机

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005282733A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Mazda Motor Corp ディファレンシャル装置のブリーザ構造
JP4569147B2 (ja) * 2004-03-30 2010-10-27 マツダ株式会社 ディファレンシャル装置のブリーザ構造
JP2007321928A (ja) * 2006-06-02 2007-12-13 Jatco Ltd 変速機ケースのエアブリーザ構造
JP4711890B2 (ja) * 2006-06-02 2011-06-29 ジヤトコ株式会社 変速機ケースのエアブリーザ構造
JP2009047188A (ja) * 2007-08-13 2009-03-05 Gkn ドライブライン トルクテクノロジー株式会社 駆動力伝達装置
US8601905B2 (en) 2007-08-13 2013-12-10 Gkn Driveline Torque Technology Kk Driving force transmitting apparatus
JP2011214721A (ja) * 2011-08-01 2011-10-27 Gkn Driveline Japan Ltd 駆動力伝達装置
JP2014228137A (ja) * 2013-05-27 2014-12-08 トヨタ自動車株式会社 車両用変速機のバルブボデーカバー
JP2016128706A (ja) * 2015-01-09 2016-07-14 スズキ株式会社 ディファレンシャル装置
CN105909768B (zh) * 2015-02-24 2018-08-24 铃木株式会社 差速装置
CN105909768A (zh) * 2015-02-24 2016-08-31 铃木株式会社 差速装置
US10179478B2 (en) 2015-09-17 2019-01-15 Zf Friedrichshafen Ag Axle assembly for drive device of a motor vehicle
JP2019183986A (ja) * 2018-04-11 2019-10-24 トヨタ自動車株式会社 車両用最終減速機
JP2020085046A (ja) * 2018-11-19 2020-06-04 本田技研工業株式会社 車両の駆動装置
CN114901968A (zh) * 2019-12-30 2022-08-12 加特可株式会社 动力传递装置
JPWO2021137290A1 (ja) * 2019-12-30 2021-07-08
WO2021137290A1 (ja) * 2019-12-30 2021-07-08 ジヤトコ株式会社 動力伝達装置
JP7143052B2 (ja) 2019-12-30 2022-09-28 ジヤトコ株式会社 動力伝達装置
CN114901968B (zh) * 2019-12-30 2023-08-11 加特可株式会社 动力传递装置
US11859707B2 (en) 2019-12-30 2024-01-02 Jatco Ltd Power transmission device
CN115163797A (zh) * 2022-05-19 2022-10-11 中山小神童创新科技有限公司 一种减速器通气结构、减速器及爬楼机
CN115163797B (zh) * 2022-05-19 2023-03-10 中山小神童创新科技有限公司 一种减速器通气结构、减速器及爬楼机
WO2023221580A1 (zh) * 2022-05-19 2023-11-23 中山小神童创新科技有限公司 一种减速器通气结构、减速器及爬楼机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8678784B2 (en) Drive device
JP2003254414A (ja) 終減速装置
JP4279885B2 (ja) 車両用変速機
JPS63246568A (ja) 自動変速機のエアブリ−ザ装置
US8104374B2 (en) Belt continuously-variable transmission
US6546830B2 (en) Transmission device of four-wheel drive vehicle
JP2001141038A (ja) Ff車両用変速機の差動装置
JP5613419B2 (ja) 動力伝達装置
JP7437566B2 (ja) 車両用駆動装置
WO2023171051A1 (ja) 装置
JPH0247057Y2 (ja)
JP2012136141A (ja) 動力伝達装置
JP6683063B2 (ja) 動力伝達装置の潤滑構造
JP2712895B2 (ja) 遊星歯車式変速機のエアブリーザ
JP7221838B2 (ja) 車両用駆動装置
JP2012077898A (ja) 動力伝達装置の内圧調整構造
JP2006258171A (ja) 変速機
JP3065770B2 (ja) 車両のパワートレイン構造
JP4857132B2 (ja) トランスファ
JP2024043190A (ja) 車両の伝動機構用ケース
JPH07243319A (ja) 4サイクルエンジンのブリーザカバー構造
JP3674996B2 (ja) ウォータポンプ装置
JP2004286160A (ja) 車両の減速装置
JP2016003690A (ja) 動力伝達装置のブリーザ構造
JP2004316766A (ja) モータ駆動システムのモータ減速機のブリーザ構造