JP2011214721A - 駆動力伝達装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブリーザー室への潤滑油の浸入防止を確実にする駆動力伝達装置を提供する。
【解決手段】第1,第2結合面66,67を突き合わせて結合するケースと、回転軸心が第1,第2結合面66,67と共通の面に含まれ且つ第1伝達ギヤを備えた第1回転軸と、第1伝達ギヤに噛み合う第2伝達ギヤ39を備えた第2回転軸37とを備え、第1,第2分割ケース部材69、71の突き合わせ方向に面が沿った第1,第2隔壁149、151及び第1,第2隔壁149、151の一方に交差して結合され第1,第2結合面66,67に対して奥行きを有する第3隔壁153と第1,第2分割ケース部材69、71の各外壁との間にブリーザー室145を区画形成し、ケースに、ブリーザー室145を開放する開放孔147を設け、第1,第2結合面66,67の上部側が第2伝達ギヤ39の先端側に向かって鉛直方向に対し傾斜して形成されていることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、トランスファや終減速装置等に供される駆動力伝達装置に関する。
従来の駆動力伝達装置としては図16〜図18に記載のようなものがある。図16は、終減速装置の断面図、図17は、キャリヤの後面図、図18は、カバーの前面図である。
図16〜図18のように、終減速装置201のキャリヤ203とカバー205との結合面207,209に対向させてブリーザー室211が形成されている。ブリーザー室211は、キャリヤ203及びカバー205の外壁213,215とリブ217,219とにより囲まれた空間として区画形成されている。リブ217の一部には、連通路221が形成され、リブ217,219とその下方に形成されたリブ223,225との間の油路227,229とブリーザー室211とを連通している。また、油路227,229には、仕切板231が設けられ、リング・ギヤ233により掻き上げられた潤滑油が油路227,229から連通路221に流れ込むのを阻止している。
リブ217,219は、キャリヤ203及びカバー205の外壁の内面から型抜き方向、すなわち結合面207,209に沿って形成され、ブリーザー室211は、キャリヤ203及びカバー205のそれぞれに分けて形成されている。
従って、キャリヤ203及びカバー205を結合面207,209で突き合わせて結合し、ブリーザー室211をキャリヤ203及びカバー205に渡って簡単に形成することができる。
しかし、従来の構造において、前記仕切板231は、L字の矩形連結部231aをキャリヤ203及びカバー205の型抜きにより形成することができず、仕切板231とキャリヤ203及びカバー205との間に隙間ができ易く、ブリーザー室211への潤滑油の浸入防止には不十分な場合があった。
特開2000−65191公報
解決しようとする問題点は、仕切板とキャリヤ及びカバーとの間に隙間ができ易く、ブリーザー室への潤滑油の浸入防止には不十分な場合があった点である。
本発明は、ブリーザー室への潤滑油の浸入防止を確実にするため、第1,第2分割ケース部材の第1,第2結合面を突き合わせて結合するケースと、前記第1,第2分割ケース部材によって回転自在に支持され回転軸心が前記第1,第2結合面と共通の面に含まれ且つ第1伝達ギヤを備えた第1回転軸と、前記第1分割ケース部材に回転自在に支持され前記第1伝達ギヤに噛み合う第2伝達ギヤを備えた第2回転軸とを備えた駆動力伝達装置であって、前記第1,第2分割ケース部材の内部に一体に形成され該第1,第2分割ケース部材の突き合わせ方向に面が沿った第1,第2隔壁及び該第1,第2隔壁の一方に交差して結合され前記第1,第2結合面に対して奥行きを有する第3隔壁と前記第1,第2分割ケース部材の各外壁との間にブリーザー室を区画形成し、前記ケースに、前記ブリーザー室を開放する開放孔を設け、前記第1,第2結合面の上部側が前記第2伝達ギヤの先端側に向かって鉛直方向に対し傾斜して形成されていることを特徴とする。
また、第1,第2分割ケース部材の第1,第2結合面を突き合わせて結合するケースと、前記第1,第2分割ケース部材によって回転自在に支持され回転軸心が前記第1,第2結合面と共通の面に含まれ且つ第1伝達ギヤを備えた第1回転軸と、前記第1分割ケース部材に回転自在に支持され前記第1伝達ギヤに噛み合う第2伝達ギヤを備えた第2回転軸とを備えた駆動力伝達装置であって、前記第1,第2分割ケース部材の一方の内部に形成され該第1,第2分割ケース部材の突き合わせ方向に面が沿った隔壁及び該隔壁に固定された遮蔽板と前記第1,第2分割ケース部材の一方の外壁との間にブリーザー室を区画形成し、前記第1,第2分割ケース部材の一方の外壁に、前記ブリーザー室を開放する開放孔を設け、前記第1,第2結合面の上部側が前記第2伝達ギヤの先端側に向かって鉛直方向に対し傾斜して形成されていることを特徴とする。
本発明の駆動力伝達装置は、上記構成であり、第1,第2結合面間に介設支持させる仕切板を有しないから、第1,第2結合面間に隙間ができ難く、ブリーザー室への潤滑油の浸入を抑制できる。
また、前記第1,第2結合面の上部側が前記第2伝達ギヤの先端側に向かって鉛直方向に対し傾斜して形成されているので、隔壁の傾斜をシンプルな構造によって得ることができる。ブリーザー室内に潤滑油が浸入しても、隔壁の傾斜により潤滑油を容易に流動させることができる。
第1,第2結合面間に仕切板が介在しないから第1,第2結合面間に隙間ができ難く、ブリーザー室への潤滑油の浸入を抑制できる。
4輪駆動車のスケルトン平面図である。(実施例1) トランスファの平断面図である。(実施例1) 図2のIII−III線矢視断面図である。(実施例1) 図2のIV−IV線矢視における分配ケースの要部断面図である。(実施例1) 図3のV−V−線矢視におけるケース本体の正面図である。(実施例1) 図5のVI矢視の側面図である。(実施例1) 図3のVII−VII線矢視におけるケース・カバーの正面図である。(実施例1) 図4に対応する分配ケースの断面図である。(実施例2) 図5の要部に対応するケース本体の正面図である。(実施例2) 図7の要部に対応するケース・カバーの正面図である。(実施例2) 図8に対応する分配ケースの断面図である。(実施例3) 図10に対応するケース・カバーの正面図である。(実施例3) 図8に対応する分配ケースの要部断面図である。(実施例4) 図9に対応するケース本体の要部正面図である。(実施例4) 図10に対応するケース・カバーの要部正面図である。(実施例4) 終減速装置の断面図である。(従来例) キャリヤの後面図である。(従来例) カバーの前面図である。(従来例)
潤滑油の浸入防止を確実にするという目的を、第1,第2隔壁及び第3隔壁或いは隔壁及び遮蔽板により実現した。
[四輪駆動車の全体構成]
図1は4輪駆動車のスケルトン平面図である。
図1のように、本実施例の駆動力伝達装置であるトランスファ1は、前輪側の中間軸3の外周に配置され、フロント・デファレンシャル装置5の後輪出力側に連動結合されている。ケースとしてトランスファ1の分配ケース9は、トランスミッション11側のベル・ハウジング13に取り付けられている。
ベル・ハウジング13内には、フロント・デファレンシャル装置5が支持されている。フロント・デファレンシャル装置5は、エンジン15からトランスミッション11を介して駆動入力を受ける。この駆動入力は、リング・ギヤ17を介しデフ・ケース19に対して行われる。
フロント・デファレンシャル装置5の出力部である左右のサイド・ギヤには、中間軸21,3がそれぞれ結合されている。この各中間軸21,3が車軸である左右の前輪車軸23,25に結合され、フロント・デファレンシャル装置5と前輪車軸23,25との間を接続する。前輪車軸23,25は、左右の前輪29,31に連動連結されている。
従って、各中間軸21,3によりフロント・デファレンシャル装置5の駆動力出力を前輪車軸23,25を介して左右の前輪29,31へ伝達する。
トランスファ1は、フロント・デファレンシャル装置5への駆動入力を後輪側へ分配するものである。トランスファ1の分配ケース9には前記中間軸3が貫通配置されている。
分配ケース9内には、第1回転軸としての連結中空軸33が設けられている。連結中空軸33は、中間軸3の外周に遊嵌している。連結中空軸33の一端部は、フロント・デファレンシャル装置5のデフ・ケース19にスプライン結合されている。この連結中空軸33には、第1伝達ギヤとしてのリング・ギヤ35が取り付けられ、リング・ギヤ35は第2回転軸としての後輪側出力軸37の第2伝達ギヤとしてのピニオン・ギヤ39に噛み合っている。リング・ギヤ35及びピニオン・ギヤ39は、ベベル・ギヤで形成されている。リング・ギヤ35及びピニオン・ギヤ39は、直交噛み合いし直交ギヤ組41を構成している。
後輪側出力軸37には、ユニバーサル・ジョイント43を介してプロペラ・シャフト45が結合されている。プロペラ・シャフト45には、ユニバーサル・ジョイント47、4WD用のオン・デマンドのトルク伝達カップリング48を介してドライブ・ピニオン・シャフト49が結合されている。ドライブ・ピニオン・シャフト49のドライブ・ピニオン・ギヤ51は、リヤ・デファレンシャル装置53のリング・ギヤ55に噛み合っている。
リヤ・デファレンシャル装置53は、ケースとしてのキャリヤ・ケース57に支持されている。リヤ・デファレンシャル装置53には、左右の後輪車軸59,61を介して左右の後輪63,65が連動連結されている。
従って、エンジン15からトランスミッション11を介してフロント・デファレンシャル装置5のリング・ギヤ17にトルクが入力されると、一方では中間軸21,3及び前輪車軸23,25を介して左右の前輪29,31へトルク伝達が行われる。他方では、デフ・ケース19、連結中空軸33、リング・ギヤ35、ピニオン・ギヤ39を介して後輪側出力軸37へトルク伝達が行われる。
後輪側出力軸37からは、ユニバーサル・ジョイント43、プロペラ・シャフト45、ユニバーサル・ジョイント47、トルク伝達カップリング48、ドライブ・ピニオン・シャフト49、ドライブ・ピニオン・ギヤ51を介して、リヤ・デファレンシャル装置53のリング・ギヤ55にトルク伝達が行われる。リヤ・デファレンシャル装置53からは、左右の後輪車軸59,61を介して左右の後輪63,65へトルク伝達が行われる。
このトルク伝達による、前後輪29,31,63,65によって、4輪駆動状態で走行することができる。
[トランスファ]
図2はトランスファの平断面図である。
図2のトランスファ1は、前記のようにフロント・デファレンシャル装置5の後輪出力側に設けられ、フロント・デファレンシャル装置5(図1)への駆動入力を後輪63,65(図1)側へ分配するものである。このトランスファ1は、ケースとしての分配ケース9に連結中空軸33及び後輪側出力軸37が回転自在に支持されている。
図3は、図2のIII−III線矢視断面図、図4は、図2のIV−IV線矢視における分配ケースの要部断面図、図5は、図3のV−V線矢視におけるケース本体の正面図、図6は、図5のVI矢視の側面図、図7は、図3のVII−VII線矢視におけるケース・カバーの正面図である。
図2〜図7のように、前記分配ケース9は、前記リング・ギヤ35の回転軸心に沿った第1,第2結合面66,67により第1の分割ケース部材であるケース本体69及び第2の分割ケース部材であるケース・カバー71に分割形成されている。第1結合面66には、各複数のねじ穴73a,73bが設けられ、第2結合面67には、対応する複数のボルト挿通孔75が設けられている。
このケース本体69及びケース・カバー71は、第1,第2結合面66,67を突き合わせボルト挿通孔75から挿通したボルトをねじ穴73に締結することで結合している。
本実施例では、第1,第2結合面66,67の上部側がピニオン・ギヤ39(後輪側出力軸37)の先端側に向かって後傾するように鉛直方向に対し傾斜して形成されている。
連結中空軸33の回転軸心は、前記第1,第2結合面66,67と共通の面に含まれている。
リング・ギヤ35の回転軸心に沿った方向でケース本体69の端部側には、フランジ部77が設けられ、ボルト挿通部79,81,83,85等が設けられている。
分配ケース9は、ケース本体69のボルト挿通部79,81,83,85等に挿通したボルトにより、他部材であるトランスミッション側のベル・ハウジング13の壁面に突き合わせて取り付けられている。
ケース本体9には、凹部82が形成されベル・ハウジング13側の凹部82とで閉じ空間を形成している。凹部82の一側には、切欠86が設けられ、外部へ開放されている。
ケース・カバー71は、ベル・ハウジング13の壁面に対して隙間を有し、ベル・ハウジング13に対する分配ケース9の取り付けを確実に行わせることができる。
前記ケース本体69には、外壁を貫通した開口88が形成され、開口88に嵌合して取り付けられた軸受けケース87がボルト89によって締結固定されている。軸受けケース87には、オイル通路用の貫通孔90が形成されると共に、オーリング92が支持され、このオーリング92は、開口88内周に密接している。
ケース本体69及びケース・カバー71には、リング・ギヤ35の収容部95が設けられている。ケース本体69は、重力方向最下方に位置する部分103を備え、この部分103がトランスファ1内部に密閉されるオイルのオイル溜まりの主要部を構成している。
分配ケース9のケース本体69内には、連結中空軸33が延設されている。この連結中空軸33は、前記のようにフロント・デファレンシャル装置5のデフ・ケース19のボス部にスプライン部109にて連結されている。
なお、デフ・ケース19は、ベル・ハウジング13にテーパー・ローラー・ベアリング111等により支持され、テーパー・ローラー・ベアリング111の軸方向外側においてデフ・ケース19とベル・ハウジング13との間に、シール部材113が介設されている。
連結中空軸33の中間部には、フランジ部115が設けられている。フランジ部115に、前記リング・ギヤ35がボルト117により締結固定されている。
連結中空軸33は、軸受であるテーパー・ローラー・ベアリング119,121によりケース本体69及びケース・カバー71に回転自在に支持されている。
テーパー・ローラー・ベアリング119,121よりも軸方向外側においてケース本体69及びケース・カバー71と連結中空軸33との間には、シール部材127,129が介設されている。
連結中空軸33の軸心部を貫通する中間軸3と連結中空軸33との間には、シール部材131が介設されている。
後輪側出力軸37は、テーパー・ローラー・ベアリング133,135により分配ケース9の軸受けケース87に支持されている。
後輪側出力軸37には、結合フランジ部材137がナット139によって締結されている。結合フランジ部材137の先端部と分配ケース9の軸受けケース87との間には、シール部材141が設けられている。
従って、シール部材127,129,141によって分配ケース9内を区画してオイル完結構造とすることができ、収容空間142内に潤滑オイルが封入されている。
シール部材141の外側には、結合フランジ部材137に支持されたダスト・カバー143が配置されている。
[ブリーザー室]
前記分配ケース9内には、ブリーザー室145が区画形成されている。ブリーザー室145の位置は、本実施例において図3,図3のようにピニオン・ギヤ39の先端側上方となっている。このブリーザー室145は、開放孔147により前記凹部82内へ連通し、開放されている。
ブリーザー室145は、第1,第2隔壁149,151及び第3隔壁153とケース本体69及びケース・カバー71の各外壁155,157との間に区画形成されている。
前記第1,第2隔壁149,151は、ケース本体69及びケース・カバー71の内部に一体に形成されケース本体69及びケース・カバー71の突き合わせ方向に面が沿っている。本実施例において、第1,第2隔壁149,151は、ケース本体69及びケース・カバー71の第1,第2結合面66,67にほぼ直交するように形成されている。このほぼ直交には、第1,第2隔壁149,151の鋳抜き勾配や、第1,第2結合面66,67の加工勾配によって生じる10°前後の角度誤差を含めることができる。
この第1,第2隔壁149,151は、縁面149a,151aが、第1,第2結合面66,67と面一に形成され、第1,第2結合面66,67と連続して閉じ形状となっている。第1隔壁149の縁面149aと結合面66との間には、切欠159が形成されている。切欠159は、第1,第2結合面66,67が結合されると閉じ断面の連通口159(切欠と同符号を用いる)となり、この連通口159を介してブリーザー室145を分配ケース9内部に連通させる。
前記第3隔壁153は、ケース本体69側に設けられ、前記第1,第2隔壁149,151に交差し前記第1,第2第1,第2結合面66,67に対して奥行きを有している。
前記第3隔壁153は、図3、図4のようにピニオン・ギヤ39の形状に対応して屈曲形成され、前記開口88に対向し、この開口88から組み付けた後輪側出力軸37のピニオン・ギヤ39が第3隔壁153の屈曲した背面に僅かな隙間を以て対向配置される。
前記開放孔147は、ケース本体69側に設けられ、第3隔壁153に開放口161を有し、ブリーザー室145を、前記凹部82に開放する。
前記ブリーザー室145には、バッフル壁163,165が設けられている。このバッフル壁163,165は、前記ケース本体69及びケース・カバー71の突き合わせ方向に面が沿って形成され前記連通口159及び開放口161間に介在している。
バッフル壁163,165は、ケース本体69及びケース・カバー71に一体に形成され、縁面163a,165aが、第1,第2結合面66,67と面一に形成され、第1,第2結合面66,67から連通口159及び開放口161間に延在している。このバッフル壁163,165は、先端側へ向かって下降傾斜している。
本実施例において、バッフル壁163,165は、ケース本体69及びケース・カバー71の第1,第2結合面66,67にほぼ直交するように形成されている。このほぼ直交には、バッフル壁163,165の鋳抜き勾配や、第1,第2結合面66,67の加工勾配によって生じる10°前後の角度誤差を含めることができる。
そして、前記ケース本体69及びケース・カバー71を第1,第2結合面66,67で合わせ、ボルトで締結結合すると、第1,第2隔壁149,151及びバッフル壁163,165の縁面149a,151a、163a,165aが相互に突き合わせられ、ブリーザー室145が区画形成される。
駆動力の伝達時は、分配ケース9内の圧力が、連通口159からブリーザー室145を通り、開放孔147から凹部82内へ開放される。凹部82では、切欠86を通して外部へ開放される。
前記リング・ギヤ35及びピニオン・ギヤ39の回転により跳ね上げられた潤滑油は、ブリーザー室145の第3画壁153等に衝突し、分配ケース9内下方へ落下する。
ブリーザー室145の連通口159から潤滑油が浸入した場合は、バッフル壁163,165に邪魔され、開放口161側へ移動するのを阻止することができる。また、潤滑油がブリーザー室145に浸入しても、バッフル壁163,165の先端側への下降傾斜により潤滑油が連通口159側へ戻り、開放口161側への移動を確実に阻止することができる。
なお、第1,第2隔壁149,151を同様に傾斜設定し、ブリーザー室145内へ浸入した潤滑油を連通口159側へ戻す構成にすることもできる。
[実施例1の効果]
本発明実施例によれば、ケース本体69及びケース・カバー71の第1,第2結合面66,67を突き合わせて結合する分配ケース9と、前記ケース本体69及びケース・カバー71によって回転自在に支持され回転軸心が前記第1,第2結合面66,67と共通の面に含まれ且つリング・ギヤ35を備えた連結中空軸33と、前記ケース本体69に回転自在に支持され前記リング・ギヤ35に噛み合うピニオン・ギヤ39を備えた後輪側出力軸37とを備えたトランスファ1であって、前記ケース本体69及びケース・カバー71の内部に一体に形成され該ケース本体69及びケース・カバー71の突き合わせ方向に面が沿った第1,第2隔壁149,151及び該第1,第2隔壁149,151に交差し前記第1,第2結合面66,67に対して奥行きを有する第3隔壁153と前記ケース本体69及びケース・カバー71の各外壁155,157との間に、前記分配ケース9内部に連通口159を介して連通する合わせ構造のブリーザー室145を区画形成し、前記分配ケース9に、前記ブリーザー室145を開放する開放孔147を設けた。
従って、第1,第2隔壁149,151及び第3隔壁153を、ケース本体69に対し一体に鋳抜き形成することが可能となり、加工、組み付け、部品管理が容易となり、コストダウンが可能となる。
第1,第2結合面66,67間に仕切板が介在しないから第1,第2結合面66,67間に隙間ができ難く、連通口159への潤滑油の浸入を抑制できる。
前記第3隔壁153は、前記ケース本体69の外壁155を貫通した開口88に対向し、前記開口88から前記後輪側出力軸37を組み付けると共に前記ピニオン・ギヤ39を前記第3隔壁153の背面に対向配置させた。
従って、潤滑油の跳ねかけに対しピニオン・ギヤ39がカバーとなり、ブリーザー室145に対する潤滑油の跳ねかけを確実に阻止することができる。
前記後輪側出力軸37は、前記開口88に取り付けられた筒状の軸受けケース87に回転自在に支持された。
従って、開口88を封鎖する特別な部材が不要となる。
前記ブリーザー室145に、前記ケース本体69及びケース・カバー71の突き合わせ方向に面が沿って形成され前記連通口159及び開放孔147の開放口161間に介在するバッフル壁163,165を設けた。
従って、ブリーザー室145の連通口159から潤滑油が浸入した場合は、バッフル壁163,165に邪魔され、開放口161側へ移動するのを阻止することができる。
前記バッフル壁163,165は、先端側へ下降傾斜している。
従って、潤滑油がブリーザー室145に浸入しても、バッフル壁163,165の下降傾斜により潤滑油が連通口159側へ戻り、開放口161側への移動を確実に阻止することができる。
前記分配ケース9の外壁面に、該分配ケース9をベル・ハウジング1に結合したとき閉じ空間を形成する凹部82を設け、前記開放孔147を、前記凹部82に連通させた。
従って、ブリーザー・パイプや、ブリーザー・パイプと連結する長尺の排出管等を必要とせず、コスト・ダウンを図ることができる。
図8〜図10は、本発明の実施例2に係り、図8は、図4に対応する分配ケースの断面図、図9は、図5に対応するケース本体の要部正面図、図10は、図7に対応するケース・カバーの要部正面図である。なお、基本的な構成は、実施例1と同様であり、同一又は対応する構成部分には、同符号又は同符号にAを付して説明する。
図8〜図10のように、本実施例のトランスファ1Aは、ブリーザー室145Aの開放孔147Aが、ケース本体69及びケース・カバー71の第1,第2結合面66,67に渡って外部へ連通している。
すなわち、ケース本体69の開放孔147Aは、第1結合面66に開放連結口147Aa及びケース・カバー71の第2結合面67に凹部で形成した開放通路147Abを有し、開放通路147Abの端部が、ブリーザー室145Aに開口する開放口161Aとなっている。
ブリーザー室145Aは、開放口161Aから開放通路147Ab及び開放連結口147Aaを介して開放孔147Aにより凹部82に開放される。
従って、ブリーザー室145A開放のための経路を長くすることができ、分配ケース9外部への油漏れを確実に防止できる。
図11,図12は、本発明の実施例3に係り、図11は、図8に対応する分配ケースの要部断面図、図12は、図10に対応するケース・カバーの要部正面図である。なお、基本的な構成は、実施例2と同様であり、同一又は対応する構成部分には、同符号又は同符号のAをBに代えて説明する。
図11,図12のように、本実施例のトランスファ1Bは、ブリーザー室145Bの開放孔147Bの開放通路147Bbが、孔で形成され、第2結合面67に開放連結口147Baに結合される開放連結口147Bcを有している。開放通路147Bbは、バッフル壁165の上方で開放口161Bによりブリーザー室145Bに連通している。
ブリーザー室145Bは、開放口161Bから開放通路147Bb及び開放連結口147Bc,147Baを介して開放孔147Bにより凹部82に開放される。
従って、ブリーザー室145B開放のための経路を長くすることができ、分配ケース9外部への油漏れを確実に防止できる。
図13〜図15は、本発明の実施例4に係り、図13は、図8に対応する分配ケースの要部断面図、図14は、図9に対応するケース本体の要部正面図、図15は、図10に対応するケース・カバーの要部正面図である。なお、基本的な構成は、実施例3と同様であり、同一又は対応する構成部分には、同符号又は同符号のBをCに代えて説明する。
図13〜図15のように、本実施例のトランスファ1Cは、ブリーザー室145Cをケース・カバー71Cの隔壁151C及びバッフル壁165Cと第2結合面67に取り付けられた遮蔽板167とにより区画形成した。連通口159Cは、隔壁151Cに形成した切欠により遮蔽板167との間に構成している。
隔壁151Cの第2結合面67側の基部にねじ穴169,171が設けられ、遮蔽板167は、ねじ穴169,171に締結するビス173により固定されている。
ケース本体69C側には、隔壁を設けず、実施例3と同一構成の開放孔147Cのみを形成している。
従って、第1,第2結合面66,67間に仕切板が介在しないから第1,第2結合面66,67間に隙間ができ難く、連通口159Cへの潤滑油の浸入を抑制できる。
[その他]
なお、各実施例において、開放孔をケース・カバー側に設けることもできる。
実施例1〜3において、連通口159を第2画壁151に形成した凹部により構成することもできる。
実施例4において、隔壁151C及びバッフル壁165Cと遮蔽板167とにより形成したブリーザー室145Cをケース本体69C側に設けることもできる。
駆動力伝達装置としては、終減速装置等にも適用することができる。
実施例中で記載されているベベル・ギヤは、2つの回転軸への駆動力伝達を交差方向へ変換するものの一例であり、同意語で傘歯車と称されるこのベベル・ギヤは、ハイポイド・ギヤなどの変換ギヤを含むものである。
1,1A,1B,1C トランスファ(駆動力伝達装置)
5 フロント・デファレンシャル装置
9 分配ケース(ケース)
33 連結中空軸(第1伝達軸)
35 リング・ギヤ(第1伝達ギヤ)
37 後輪側出力軸(第2回転軸)
39 ピニオン・ギヤ(第2伝達ギヤ)
66 第1結合面
67 第2結合面
69,69A,69B,69C ケース本体(第1分割ケース部材)
71,71A,71B,71C ケース・カバー(第2分割ケース部材)
82 凹部
145、145A、145B、145C ブリーザー室
147,147A,147B,147C 開放孔
149 第1隔壁
151 第2隔壁
151C 隔壁
153 第3隔壁
161,161A,161B,161C 開放口
165,165C バッフル壁
167 遮蔽板

Claims (8)

  1. 第1,第2分割ケース部材の第1,第2結合面を突き合わせて結合するケースと、
    前記第1,第2分割ケース部材によって回転自在に支持され回転軸心が前記第1,第2結合面と共通の面に含まれ且つ第1伝達ギヤを備えた第1回転軸と、
    前記第1分割ケース部材に回転自在に支持され前記第1伝達ギヤに噛み合う第2伝達ギヤを備えた第2回転軸と、
    を備えた駆動力伝達装置であって、
    前記第1,第2分割ケース部材の内部に一体に形成され該第1,第2分割ケース部材の突き合わせ方向に面が沿った第1,第2隔壁及び該第1,第2隔壁の一方に交差して結合され前記第1,第2結合面に対して奥行きを有する第3隔壁と前記第1,第2分割ケース部材の各外壁との間にブリーザー室を区画形成し、
    前記ケースに、前記ブリーザー室を開放する開放孔を設け、
    前記第1,第2結合面の上部側が前記第2伝達ギヤの先端側に向かって鉛直方向に対し傾斜して形成されている、
    ことを特徴とする駆動力伝達装置。
  2. 第1,第2分割ケース部材の第1,第2結合面を突き合わせて結合するケースと、
    前記第1,第2分割ケース部材によって回転自在に支持され回転軸心が前記第1,第2結合面と共通の面に含まれ且つ第1伝達ギヤを備えた第1回転軸と、
    前記第1分割ケース部材に回転自在に支持され前記第1伝達ギヤに噛み合う第2伝達ギヤを備えた第2回転軸と、
    を備えた駆動力伝達装置であって、
    前記第1,第2分割ケース部材の一方の内部に形成され該第1,第2分割ケース部材の突き合わせ方向に面が沿った隔壁及び該隔壁に固定された遮蔽板と前記第1,第2分割ケース部材の一方の外壁との間にブリーザー室を区画形成し、
    前記第1,第2分割ケース部材の一方の外壁に、前記ブリーザー室を開放する開放孔を設け、
    前記第1,第2結合面の上部側が前記第2伝達ギヤの先端側に向かって鉛直方向に対し傾斜して形成されている、
    ことを特徴とする駆動力伝達装置。
  3. 請求項1記載の駆動力伝達装置であって、
    前記第3隔壁は、前記第1,第2分割ケース部材の一方の外壁を貫通した開口に対向し、
    前記開口から前記第2回転軸を組み付けると共に前記第2伝達ギヤを前記第3隔壁の背面に対向配置させた、
    ことを特徴とする駆動力伝達装置。
  4. 請求項3記載の駆動力伝達装置であって、
    前記第2回転軸は、前記開口に取り付けられた筒状の軸受けケースに回転自在に支持された、
    ことを特徴とする駆動力伝達装置。
  5. 請求項1又は2記載の駆動力伝達装置であって、
    前記開放孔は、前記第1,第2分割ケース部材の第1,第2結合面に渡って外部へ連通する、
    ことを特徴とする駆動力伝達装置。
  6. 請求項1〜5の何れかに記載の駆動力伝達装置であって、
    前記ブリーザー室に、前記第1,第2分割ケース部材の突き合わせ方向に面が沿って形成されたバッフル壁を設けた、
    ことを特徴とする駆動力伝達装置。
  7. 請求項2記載の駆動力伝達装置であって、
    前記第2伝達ギヤを前記遮蔽板に対向配置させた、
    ことを特徴とする駆動力伝達装置。
  8. 請求項1〜7何れかに記載の駆動力伝達装置であって、
    前記ケースの外壁面に、該ケースを他部材に結合したとき閉じ空間を形成する凹部を設け、
    前記開放孔を、前記凹部に連通させた、
    ことを特徴とする駆動力伝達装置。
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