JP2009174596A - 動力伝達装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】相対的に高位の軸とケースの開口との間のシールに潤滑オイルを届き易くすることを可能とする。
【解決手段】相対的に高位に配置された連結中空軸39は、分配ケース5の開口113から外部側へ臨まされ、連結中空軸39と分配ケース5の開口113との間に、オイル・シール105を設け、連結中空軸39に噛み合い連動する相対的に低位に配置された伝動中間軸43のリング・ギヤ47、ヘリカル・スパー・ギヤ45により跳ね上げられた潤滑オイルを受けてオイル・シール105及びボール・ベアリング101へ導く潤滑ガイド157を設けたことを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動車等の動力伝達装置に関する。
従来、動力伝達装置の構造として、特許文献1に記載のようなものがある。
この動力伝達装置は、ケースに回転自在に支持された3軸構造であり、ギヤの噛み合い回転によりケース内部の潤滑オイルを跳ね上げ、ケースの開口と軸との間のシールや軸を支持する軸受けに潤滑オイルを供給するようになっている。
しかし、後輪側出力軸のように他の軸に対して相対的に高位に配置され且つケースの開口から外部に臨む軸があると、この高位の軸とケースの開口との間のシールに潤滑オイルが届き難いという問題がある。
特開昭62−59130号公報
解決しようとする問題点は、他の軸に対して相対的に高位に配置され且つケースの開口から外部に臨む軸があると、この高位の軸とケースの開口との間のシールに潤滑オイルが届き難い点である。
本発明は、相対的に高位の軸とケースの開口との間のシールに潤滑オイルを届き易くするため、ケースに回転自在に支持され他の軸に対して相対的に高位に配置された軸を有すると共にギヤの噛合により各軸が連動可能である3軸構造の動力伝達装置であって、前記高位に配置された軸は、前記ケースの開口から外部側へ臨まされ、前記高位に配置された軸と前記ケースの開口との間に、シールを設け、前記高位に配置された軸に噛み合い連動する相対的に低位に配置された軸のギヤにより跳ね上げられた潤滑オイルを受けて前記シールへ導く潤滑ガイドを設けたことを最も主要な特徴とする。
本発明の動力伝達装置では、ケースに回転自在に支持され他の軸に対して相対的に高位に配置された軸を有すると共にギヤの噛合により各軸が連動可能である3軸構造の動力伝達装置であって、前記高位に配置された軸は、前記ケースの開口から外部側へ臨まされ、前記高位に配置された軸と前記ケースの開口との間に、シールを設け、前記高位に配置された軸に噛み合い連動する相対的に低位に配置された軸のギヤにより跳ね上げられた潤滑オイルを受けて前記シールへ導く潤滑ガイドを設けた。
このため、相対的に高位に配置された軸とケースの開口との間のシールを、円滑に潤滑することができる。
相対的に高位の軸とケースの開口との間のシールに潤滑オイルを届き易くするという目的を、相対的に高位に配置された軸に噛み合い連動する相対的に低位に配置された軸のギヤにより跳ね上げられた潤滑オイルを受けてシールへ導く潤滑ガイドにより実現した。
[4輪駆動車]
図1は、4輪駆動車のスケルトン平面図である。
図1のように、動力伝達装置1は、前輪側の一方の回転軸である車軸中間軸3の外周に配置されている。動力伝達装置1のケースである分配ケース5は、固定側であるトランスミッション7側のベル・ハウジング9に取り付けられている。
前記ベル・ハウジング9内には、デファレンシャル装置としてフロント・デファレンシャル装置11が支持されている。フロント・デファレンシャル装置11は、エンジン13から主クラッチ15、電動モータ17、トランスミッション7を介して駆動入力を受ける。この駆動入力は、リング・ギヤ21を介しデフ・ケース23に対して行われる。
フロント・デファレンシャル装置11の出力部である左右のサイド・ギヤ25,27には、車軸中間軸29,3がそれぞれ結合されている。この各車軸中間軸29,3が車軸である左右の前輪車軸31,33に結合され、フロント・デファレンシャル装置11と前輪車軸31,33との間が接続されている。前輪車軸31,33は、左右の前輪35,37にそれぞれ連動連結されている。
従って、各車軸中間軸29,3によりフロント・デファレンシャル装置11の駆動力出力を前輪車軸31,33を介して左右の前輪35,37に伝達することができる。
前記動力伝達装置1は、フロント・デファレンシャル装置11への駆動入力を後輪側へ分配出力するものである。動力伝達装置1の分配ケース5を貫通して前記車軸中間軸3が配置されている。
前記分配ケース5内には、連結中空軸39が軸方向に延設され、その一端部がフロント・デファレンシャル装置11のデフ・ケース23に連結されている。連結中空軸39は、車軸中間軸3の外周に遊嵌配置され、この連結中空軸39に、第1のギヤとしてヘリカル・スパー・ギヤ41が設けられ、このヘリカル・スパー・ギヤ41が伝達中間軸43の一端側の第2のギヤであるヘリカル・スパー・ギヤ45に噛み合っている。
従って、ケースである分配ケース5に回転自在に支持され相互に平行に配置されて平行噛合ギヤであるヘリカル・スパー・ギヤ41,45により連動可能な第1,第2の軸として連結中空軸39、伝達中間軸43を備えた構成となっている。
前記伝達中間軸43の他端側には、第3のギヤであるハイポイド・ギヤのリング・ギヤ47が設けられている。リング・ギヤ47は、後輪側出力軸49の第4のギヤであるハイポイド・ギヤのピニオン・ギヤ51に噛み合っている。
従って、前記ケースである分配ケース5に回転自在に支持され前記第2の軸である連結中空軸39に交差して配置され直交噛合ギヤであるリング・ギヤ47及びピニオン・ギヤ51により連結中空軸39に対して連動可能な第3の軸として後輪側出力軸49を備えた構成となっている。
前記後輪側出力軸49には、ユニバーサル・ジョイント53を介してプロペラ・シャフト55が結合されている。プロペラ・シャフト55には、ユニバーサル・ジョイント57、4WD用のオン・デマンドのトルク伝達カップリング59を介してドライブ・ピニオン・シャフト61が結合されている。ドライブ・ピニオン・シャフト61のドライブ・ピニオン・ギヤ63は、リヤ・デファレンシャル装置65のリング・ギヤ67に噛み合っている。
リヤ・デファレンシャル装置65は、キャリヤ・ケース69に支持され、このリヤ・デファレンシャル装置65には、左右の後輪車軸71,73を介して左右の後輪75,77が連動連結されている。
従って、エンジン13から主クラッチ15、電動モータ17、トランスミッション7を介してフロント・デファレンシャル装置11のリング・ギヤ21にトルクが入力されると、一方では車軸中間軸29,3及び前輪車軸31,33を介して左右の前輪35,37へトルク伝達が行われる。他方では、デフ・ケース23、連結中空軸39、ヘリカル・スパー・ギヤ41,45、伝達中間軸43、リング・ギヤ47、ピニオン・ギヤ51を介して後輪側出力軸49へトルク伝達が行われる。
後輪側出力軸49からは、ユニバーサル・ジョイント53、プロペラ・シャフト55、ユニバーサル・ジョイント57、トルク伝達カップリング59、ドライブ・ピニオン・シャフト61、ドライブ・ピニオン・ギヤ63を介してリヤ・デファレンシャル装置65のリング・ギヤ67にトルク伝達が行われる。リヤ・デファレンシャル装置65からは、左右の後輪車軸71,73を介して、左右の後輪75,77へトルク伝達が行われる。
このトルク伝達により、前後輪35,37、75,77によりオンデマンドの4輪駆動状態で走行することができる。
[動力伝達装置]
図2は、動力伝達装置の側面図、図3は動力伝達装置の軸を主体として切断し且つ潤滑ガイドを合わせて示す断面図、図4は、図2のIV−IV線矢視断面図、図5は、ケース・カバーの内面図である。
前記動力伝達装置1は、伝達中間軸43及び後輪側出力軸49に対して相対的に高位に配置された軸として連結中空軸39を有する3軸構造となっている。
図2〜図4のように、分配ケース5は、連結中空軸39及び伝達中間軸43を回転自在に支持する第1のケース部分79と後輪側出力軸49を回転自在に支持する第2のケース部分81とからなっている。第1のケース部分79の一端側には、ケース・カバー83がボルト85により締結固定されている。
前記第1のケース部分79は、連結中空軸39及びヘリカル・スパー・ギヤ41を収容する第1の収容部87と伝達中間軸43、ヘリカル・スパー・ギヤ45及びリング・ギヤ47を収容する第2の収容部89を一体に形成したものである。
前記第1の収容部87には、ヘリカル・スパー・ギヤ41の一側において軸受支持部91及びシール支持部93が設けられている。ヘリカル・スパー・ギヤ41の他側においてケース・カバー83には、軸受支持部95及びシール支持部97が設けられている。
軸受支持部91及び軸受支持部95に、前記ヘリカル・スパー・ギヤ41を一体に設けた連結中空軸39が、ボール・ベアリング99,101により回転自在に支持されている。第1の収容部87のシール支持部93及びケース・カバー83のシール支持部95には、シールとしてオイル・シール103,105が取り付けられ、このオイル・シール103,105は、連結中空軸39外周に密接し、相対摺動可能となっている。
連結中空軸39の一端側外周に形成された結合用のスプライン部107は、第1の収容部87の一端の開口109から突出し、前記デフ・ケース23にスプライン係合している。
連結中空軸39の他端111側は、オイル・シール105よりも外部へ突出し第1の収容部87の他端の開口113から外部へ臨んでいる。なお、開口113は、シール支持部97の内周に形成されている。
従って、第2,第3の軸である伝達中間軸43及び後輪側出力軸49に対して相対的に高位に配置された第1の軸である連結中空軸39は、ケースである分配ケース5の開口113から外部へ臨まされた構成となっている。また、第1の軸である連結中空軸39とケースである分配ケース5の開口113との間に、シールであるオイル・シール105を設けた構成となっている。
連結中空軸39の他端111内周側には、オイル・シール115が取り付けられ、前記車軸中間軸3の外周に密接し、相対摺動可能となっている。
前記第2の収容部89は、伝達中間軸43の一端側において閉じ壁部117有し、ケース・カバー83は、伝達中間軸43の他端側において閉じ壁部119有している。
閉じ壁部117には、軸受支持部121が設けられ、閉じ壁部119には、軸受支持部123が設けられている。軸受支持部121,123に、伝達中間軸43の両端がテーパー・ローラー・ベアリング125,127を介して回転自在に支持されている。軸受支持部121には、オイル通路129が形成されている。オイル通路129は、閉じ壁部117内面側とリング・ギヤ47背後側との間を連通する。
前記第2のケース部分81は、後輪出力軸49を支持するものであり、第1のケース部分79の第2の収容部89の後輪側出力方向の開口131に嵌合して組み付けられ、ボルト132により締結固定されている。
第2のケース部分81の一端部外周には、オーリング133が取り付けられ、開口131内周に密接している。
第2のケース部分81には、軸受支持部135,137及びシール支持部139が設けられ、軸受支持部135,137にオイル通路141,143が貫通形成されている。オイル通路141,143は、第2のケース部分81内部を第1のケース部分79側内部へ連通させ、第1のケース部分79側で跳ね上げられた潤滑オイルを導入できるようになっている。
軸受支持部135,137には、テーパー・ローラー・ベアリング145,147を介して後輪出力軸49が回転自在に支持されている。後輪出力軸49の外端部には、フランジ部材149がスプライン嵌合している。このフランジ部材149は、後輪出力軸49に螺合するナット151により締結され、抜け止めが行われている。
前記シール支持部139には、オイル・シール153が取り付けられ、このオイル・シール153がフランジ部材149に密接し、相対摺動可能となっている。フランジ部材149には、ダスト・カバー155が取り付けられ、オイル・シール153の外側を覆っている。
[潤滑ガイド]
図3〜図5のように、前記分配ケース5には、潤滑ガイド157が本実施例において一体に設けられている。但し、潤滑ガイド157を別体構成にすることも可能である。
潤滑ガイド157は、前記高位に配置された軸である連結中空軸39に噛み合い連動する相対的に低位に配置された伝達中間軸43のリング・ギヤ47により跳ね上げられた潤滑オイルを受けてオイル・シール105側等へ導くものである。
この潤滑ガイド157は、前記伝達中間軸43の上部に沿って平行に配置形成された樋部159を有している。この樋部159は、第2の収容部89の閉じ壁部117からケース・カバー83の閉じ壁部119に渡り伝達中間軸43の軸心に沿って形成されている。樋部159は、第2の収容部89側の樋部分161及びケース・カバー83側の樋部分163からなり、樋部分161,163の端部相互が突き合わされて一体的な樋部159が構成されている。
前記樋部分161は、内部の流路165がリング・ギヤ47に対応する上部位置から伝達中間軸43の他端部側上部位置に至って形成され、伝達中間軸43の他端部側上部位置の樋部分163へ向かって幅が漸次僅かに広くなるように形成され、且つ同方向及び連結中空軸39側へ下降するように傾斜設定されている。
前記樋部分161,163は、幅方向の一側部161a,163aが第2の収容部89側の閉じ壁部117のリブ167、ケース・カバー83内面のリブ169にそれぞれ一体に形成されている。リブ169は、例えば樋部159に沿って形成されている。樋部分161,163の他側部161b,163bは、上縁側が開放され、リング・ギヤ47で跳ね上げられた潤滑オイルを主に樋部分161の他側部161b上縁から樋部159内の流路165へ受けることができる。
従って、前記潤滑ガイド157の樋部159は、前記直交噛合ギヤであるリング・ギヤ47で跳ね上げられた潤滑オイルを受けて前記平行噛合ギヤであるヘリカル・スパー・ギヤ45方向へ流動させるように傾斜設定された構成となっている。
なお、樋部159に対応して、第2の収容部89の閉じ壁部117には図3のように凹部171が形成され、軽量化が図られている。凹部171が存在しても、流路165の端部は、リング・ギヤ47の外周側に位置しており、リング・ギヤ47で跳ね上げられた潤滑オイルを樋部159で受けることに問題はない。
前記樋部分163には、連通用凹部173が形成されている。連通凹部173は、樋部分161,163の端部相互が突き合わされることで流路165から下方へ潤滑オイルを導く孔を形成する。
この連通用凹部173の下方には、軸受支持部95,123が結合される狭間が位置し、この狭間に流動孔175の一端が開口している。流動孔175は、軸受支持部95を貫通してシール支持部97側へ下降形成され、流動溝177に連通している。流動溝177は、シール支持部97の軸受支持部95側の端面に形成されている。
[潤滑]
潤滑オイルは、分配ケース5内において伝達中間軸43の回転中心下方でヘリカル・スパー・ギヤ45の歯部が浸る高さ付近まで収容されている。
前記動力伝達時に、リング・ギヤ47が回転すると潤滑オイルがリング・ギヤ47によって図3,図4の矢印のように掻き上げられ、図4矢印のように飛散する。飛散した潤滑オイルは、樋部159内に受け入れられる。樋部159内では、流路165の前記傾斜設定により図3矢印のように潤滑オイルが流動し、連通用凹部173から下方へ導かれる。
連通用凹部173から導かれた潤滑オイルは、軸受支持部95,123間の狭間に集められ、流動孔175、流動溝177を通ってボール・ベアリング101及びオイル・シール105間に移動する。
このような潤滑オイルの移動によりオイル・シール105及びボール・ベアリング101を的確に潤滑することができる。
オイル・シール105及びボール・ベアリング101を潤滑した後、潤滑オイルは、リング・ギヤ47側のオイル溜まりへ戻るように流動する。
また、ヘリカル・スパー・ギヤ45によっても潤滑オイルは掻き上げられ、リング・ギヤ47の掻き上げと同様に樋部159内に受け入れられ、同様にオイル・シール105及びボール・ベアリング101の潤滑に寄与する。但し、ヘリカル・スパー・ギヤ45はリング・ギヤ47よりも外径が小さく、樋部159内に掻き上げる潤滑オイルの量は、リング・ギヤ47よりも少ない。
前記リング・ギヤ47及びヘリカル・スパー・ギヤ45により掻き上げられ、飛散する潤滑オイルは、ボール・ベアリング99、オイル・シール103、テーパー・ローラー・ベアリング125,127等にも至り、これらを潤滑することができる。
リング・ギヤ4で掻き上げられた潤滑オイルは、オイル通路141にも至り、オイル通路141,143を通ってテーパー・ローラー・ベアリング145,147を潤滑することができる。
[実施例の効果]
本発明実施例では、分配ケース5に回転自在に支持され伝達中間軸43及び後輪側出力軸49に対して相対的に高位に配置された連結中空軸39を有すると共にヘリカル・スパー・ギヤ41,45、リング・ギヤ47、ピニオン・ギヤ51の噛合により連結中空軸39、伝達中間軸43、後輪側出力軸49が連動可能である3軸構造の動力伝達装置1であって、前記高位に配置された連結中空軸39は、前記分配ケース5の開口113から外部側へ臨まされ、前記高位に配置された連結中空軸39と前記分配ケース5の開口113との間に、オイル・シール105を設け、前記高位に配置された連結中空軸39に噛み合い連動する相対的に低位に配置された伝動中間軸43のリング・ギヤ47とヘリカル・スパー・ギヤ45とにより跳ね上げられた潤滑オイルを受けて前記オイル・シール105及びボール・ベアリング101へ導く潤滑ガイド157を設けた。
このため、相対的に高位に配置された連結中空軸39と分配ケース5の開口113との間のオイル・シール105及びボール・ベアリング101を、円滑に潤滑することができる。
特に、オイル・シール105は、リング・ギヤ47から離れ、且つボール・ベアリング101等が障壁となり、潤滑オイルが届きにくく、通常では潤滑され難い状況にある。これを、樋部159、連通用凹部173、流動孔175、及び流動溝177からなる潤滑ガイド157により潤滑オイルを導き、的確に潤滑することができる。
前記のように伝動中間軸43を設けて、この伝動中間軸43及び後輪側出力軸49を連結中空軸39よりも相対的に低位に配置してもオイル・シール105等の潤滑を的確に行わせることができるため、分配ケース5の図2の側面視形状で後輪側出力軸49上方対応位置に大きな空間を無理なく形成することができる。このため、ステアリング・ラックや車体側の他の部分との干渉を避けながら動力伝達装置1の配置を無理なく行わせることができる。
前記潤滑ガイド157は、前記伝動中間軸43の上部に沿って平行に配置形成された樋部159を有する。
このため、リング・ギヤ47で掻き上げられた潤滑オイルを、ケース・カバー83側へ円滑に導くことができる。
前記潤滑ガイド157は、前記分配ケース5に一体に形成された。
このため、潤滑ガイド157用の特別な部品を必要とせず、部品管理、組み付けが容易となる。
前記潤滑ガイド157の樋部159は、前記リング・ギヤ47で跳ね上げられた潤滑オイルを受けて前記ヘリカル・スパー・ギヤ45方向へ流動させるように傾斜設定された。
このため、リング・ギヤ47に対しヘリカル・スパー・ギヤ45方向に位置するオイル・シール105側へ潤滑オイルを供給するのが容易となる。
図6〜図10は、本発明の実施例2に係り、図6は、動力伝達装置の図3に対応する断面図、図7は、動力伝達装置の側方から見た縦断面図、図8は、ケース・カバーの内面図、図9は、図8のIX−IX線矢視断面図、図10は、図8のX−X線矢視断面図である。なお、実施例1と同一又は対応した構成部分には同符号又は同符号にAを付して説明し、重複した説明は省略する。
図6、図7のように、本実施例の動力伝達装置1Aは、潤滑ガイド157Aの樋部159Aを第2の収容部89側にのみ形成し、樋部159Aの端部をヘリカル・スパー・ギヤ45上方で開放形状とした。
図8,図9,図10のように、本実施例のケース・カバー83Aには、流動孔175A、流動溝177Aの他、軸受支持部123A側に指向した潤滑ガイド157Aの流動リブ179,181が形成されている。前記樋部159Aの開放端部下方にケース・カバー83Aのリブ183が傾斜形成され、その下端部が流動リブ181に連結されている。
軸受支持部123Aには、流動溝184が形成され、流動リブ179,181側からテーパー・ローラー・ベアリング127の背部側へ潤滑オイルをガイドできるようになっている。
従って、本実施例では、リング・ギヤ47によって油面Fから図6、図7の矢印のように掻き上げられた潤滑オイルは、樋部159A内に受け入れられ、ヘリカル・スパー・ギヤ45上方において樋部159Aの開放端部からリブ183上に流動する。
リブ183を流動する潤滑オイルは、一方で図9のように流動孔175A、流動溝177Aを通ってボール・ベアリング101及びオイル・シール105間に移動する。このような潤滑オイルの移動により実施例1と同様にオイル・シール105及びボール・ベアリング101を的確に潤滑することができる。
リブ183を流動する潤滑オイルは、他方で流動リブ179,181間に流れ込み、図10のようにテーパー・ローラー・ベアリング127の背部側へも流れ込む。このような潤滑オイルの移動によりテーパー・ローラー・ベアリング127を十分に潤滑することができる。
図11、図12は、本発明の実施例3に係り、図11は、動力伝達装置の図6に対応する断面図、図12は、動力伝達装置の側方から見た図7に対応する縦断面図である。なお、実施例2と同一又は対応した構成部分には同符号又は同符号のAをBに代えて説明し、重複した説明は省略する。
図11、図12のように、本実施例の動力伝達装置1Bは、潤滑ガイド157Bの樋部159Bを第2の収容部89側にのみ形成し、樋部159Bの端部をリング・ギヤ47上方で開放形状とした。前記潤滑ガイド157Bの樋部159Bは、前記平行噛合ギヤであるヘリカル・スパー・ギヤ45で跳ね上げられた潤滑オイルを受けて前記直交噛合ギヤであるリング・ギヤ47方向へ流動させるように傾斜設定されている。
従って、本実施例では、ヘリカル・スパー・ギヤ45によって図11、図12の矢印のように掻き上げられた潤滑オイルは、樋部159B内に受け入れられ、リング・ギヤ47上方において樋部159Bの開放端部からテーパー・ローラー・ベアリング125、オイル・シール103へ流動させることができる。
なお、本実施例においても、実施例2と同様に流動する潤滑オイルをガイドするために第1のケース部分79の内壁にリブを形成し、或いは軸受支持部121等に流動孔、流動溝を形成することができる。
図13、図14は、本発明の実施例4に係り、図13は、動力伝達装置の図6に対応する断面図、図14は、動力伝達装置の側方から見た図7に対応する縦断面図である。なお、実施例2と同一又は対応した構成部分には同符号又は同符号のAをCに代えて説明し、重複した説明は省略する。
図13、図14のように、本実施例の動力伝達装置1Cは、潤滑ガイド157Cの樋部159Cを第2の収容部89側にのみ形成し、樋部159Cの端部をヘリカル・スパー・ギヤ45上方で開放形状とした。
図8,図9,図10のように、本実施例のケース・カバー83Cには、実施例2の流動孔175A、流動溝177A、流動リブ179,181、流動溝183に対応した構成が形成されている。
従って、本実施例でも、リング・ギヤ47によって図13、図14の矢印のようにげられた潤滑オイルは、樋部159Cに受け入れられ、ヘリカル・スパー・ギヤ45上方において樋部159Cの開放端部からリブ上に流動する。
従って、実施例2と同様にオイル・シール105及びボール・ベアリング101、テーパー・ローラー・ベアリング127を的確に潤滑することができる。
4輪駆動車のスケルトン平面図である。(実施例1) 動力伝達装置の側面図である。(実施例1) 動力伝達装置の軸を主体として切断し且つ潤滑ガイドを合わせて示す断面図である。(実施例1) 図2のIV−IV線矢視断面図である。(実施例1) ケース・カバーの内面図である。(実施例1) 動力伝達装置の図3に対応する断面図である。(実施例2 動力伝達装置の側方から見た縦断面図である。(実施例2) ケース・カバーの内面図である。(実施例2) 図8のIX−IX線矢視断面図である。(実施例2) 図8のX−X線矢視断面図である。(実施例2) 動力伝達装置の図6に対応する断面図である。(実施例3) 動力伝達装置の側方から見た図7に対応する縦断面図である。(実施例3) 動力伝達装置の図6に対応する断面図である。(実施例4) 動力伝達装置の側方から見た図7に対応する縦断面図である。(実施例4)
符号の説明
1,1A,1B,1C 動力伝達装置
5 分配ケース(ケース)
39 連結中空軸(軸)
41,45 ヘリカル・スパー・ギヤ(平行噛合ギヤ)
43 伝達中間軸(軸)
47 リング・ギヤ(直交噛合ギヤ)
49 後輪側出力軸(軸)
51 ピニオン・ギヤ(直交噛合ギヤ)
105 オイル・シール(シール)
113 開口
157 潤滑ガイド
159 樋部

Claims (6)

  1. ケースに回転自在に支持され他の軸に対して相対的に高位に配置された軸を有すると共にギヤの噛合により各軸が連動可能である3軸構造の動力伝達装置であって、
    前記高位に配置された軸は、前記ケースの開口から外部側へ臨まされ、
    前記高位に配置された軸と前記ケースの開口との間に、シールを設け、
    前記高位に配置された軸に噛み合い連動する相対的に低位に配置された軸のギヤにより跳ね上げられた潤滑オイルを受けて前記シールへ導く潤滑ガイドを設けた、
    ことを特徴とする動力伝達装置。
  2. ケースに回転自在に支持され相互に平行に配置されて平行噛合ギヤにより連動可能な第1,第2の軸と、
    前記ケースに回転自在に支持され前記第2の軸に交差して配置され直交噛合ギヤにより第2の軸に対して連動可能な第3の軸とを備え、
    前記第1の軸は、前記第2,第3の軸に対して相対的に高位に配置され且つ前記ケースの開口から外部へ臨まされ、
    前記第1の軸と前記ケースの開口との間に、シールを設け、
    前記第2の軸の平行噛合ギヤと直交噛合ギヤとの何れかにより跳ね上げられた潤滑オイルを受けて前記シールへ導く潤滑ガイドを設けた、
    ことを特徴とする動力伝達装置。
  3. 請求項2記載の動力伝達装置であって、
    前記潤滑ガイドは、前記第2の軸の上部に沿って平行に配置形成された樋部を有する、
    ことを特徴とする動力伝達装置。
  4. 請求項2又は3記載の動力伝達装置であって、
    前記潤滑ガイドは、前記ケースに一体に形成された、
    ことを特徴とする動力伝達装置。
  5. 請求項2〜4の何れかに記載の動力伝達装置であって、
    前記潤滑ガイドは、前記直交噛合ギヤで跳ね上げられた潤滑オイルを受けて前記平行噛合ギヤ方向へ流動させるように傾斜設定された、
    ことを特徴とする動力伝達装置。
  6. 請求項2〜4の何れかに記載の動力伝達装置であって、
    前記潤滑ガイドは、前記平行噛合ギヤで跳ね上げられた潤滑オイルを受けて前記直交噛合ギヤ方向又は反直交噛合ギヤ方向へ流動させるように傾斜設定された、
    ことを特徴とする動力伝達装置。
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