JP5117881B2 - 動力伝達装置 - Google Patents

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本発明は、車両に用いられる動力伝達装置に関する。
特許文献1にエンジン(駆動源)からの駆動力をトランスアクスル(トランスミッション)を介して動力分配ユニット(トランスファ)に伝達する4輪駆動装置が記載されている。この4輪駆動装置では、トランスアクスルケース内における潤滑と、動力分配ケース内における潤滑とを別個に行うようにシールによって区画されている。また、トランスアクスル側と動力分配ユニット側とを連結する連結部は、トランスアクスルケース内の潤滑油によって潤滑されている。
また、特許文献2にトランスミッション側のトランスミッションケース内における潤滑と、PTU(トランスファ)側のPTUケース内における潤滑とをシールによって区画した動力伝達装置が記載されている。この動力伝達装置では、トランスミッション側とPTU側とを連結する連結部は、PTUケース内の潤滑油によって潤滑されている。
特開昭62−59130号公報 特開2007−127140号公報
ところで、特許文献1ではトランスミッション側とトランスファ側とを連結する連結部をトランスミッション側の潤滑油によって潤滑し、特許文献2ではトランスファ側の潤滑油によって潤滑しており、異なる潤滑油によって連結部を潤滑している。
しかしながら、上記特許文献1では、トランスミッション側とトランスファ側とをすべて組付けた状態でなければトランスミッション側の潤滑油を封入することができず、すべての部品を組付けた状態でなければ、連結部に潤滑油を供給することができなかった。
特許文献2では、連結部がトランスミッション側の潤滑油と区画されたトランスファ側の潤滑油によって潤滑されているが、PTU入力軸とドライブシャフトとを組付けた状態でなければトランスファ側の潤滑油を封入することができず、この場合でも、トランスファ側のすべての部品を組付けた状態でなければ、連結部に潤滑油を供給することができなかった。
そこで、この発明は、トランスミッション側とトランスファ側とに潤滑油を独立して封入できると共に、トランスミッション側とトランスファ側との連結部に潤滑油を容易に供給することができる動力伝達装置の提供を目的としている。
請求項1の発明は、デフケースを有した差動機構と該差動機構を収容するトランスミッションケースとを有して駆動源からの駆動力を変速させるトランスミッションと、中空軸を有した変換機構と該変換機構を収容して前記トランスミッションケースに連結されるトランスファケースとを有して前記トランスミッションからの駆動力を方向変換させるトランスファと、前記トランスミッションケース内に封入されて前記トランスミッション側を潤滑・冷却するトランスミッションオイルと、前記トランスファケース内に封入されて前記トランスファ側を潤滑・冷却するトランスファオイルと、前記デフケースと前記中空軸とを連結する連結部と、前記トランスミッションオイルと前記トランスファオイルとを区画するシール手段とを有した動力伝達装置であって、前記シール手段は前記トランスミッションケースに配置されて前記トランスミッションオイルと前記トランスミッションケース外部とを区画する第1のシール手段と、前記トランスファケースに配置されて前記トランスファオイルと前記トランスファケース外部とを区画する第2のシール手段とを有し、前記連結部は前記第1のシール手段と前記第2のシール手段との間に形成された空間部に配置され、前記空間部は、前記連結部を潤滑・冷却する潤滑オイルが供給される供給路と連通されていることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項記載の動力伝達装置であって、前記供給路は、前記トランスミッションケース又は前記トランスファケースのどちらか一方に形成されていることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1又は2記載の動力伝達装置であって、前記供給路は、一端部が前記空間部と連通され、他端部が前記トランスミッションケース及び前記トランスファケースの外部と連通されて蓋部材によって閉塞されていることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1又は2記載の動力伝達装置であって、前記供給路は、一端部が前記空間部と連通され、他端部が前記トランスミッションケース又は前記トランスファケースの内部と連通されて前記トランスミッションケース及び前記トランスファケースの外部から開閉操作自在の制御部材によって制御されていることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項記載の動力伝達装置であって、前記供給路は前記中空軸に形成され、一端部が前記空間部と連通されて固定部材によって閉塞され、他端部が前記トランスファケースの内部と連通されていることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項記載の動力伝達装置であって、前記供給路は前記中空軸と前記トランスファケースとの間に形成され、該供給路は前記第2のシール手段によって閉塞されていることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項記載の動力伝達装置であって、前記第2のシール手段は、前記トランスファケースに固定されたシール部材と、該シール部材と前記中空軸との間を閉塞する閉塞部材とを備えていることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項記載の動力伝達装置であって、前記閉塞部材は、前記中空軸への駆動軸の挿入により挿入方向に移動されて前記供給路と連通する供給部が形成されていることを特徴とする。
本発明の動力伝達装置によれば、トランスミッションオイルとトランスミッションケース外部とを区画する第1のシール手段によってトランスミッションオイルをトランスミッションケース内に封入することができ、トランスファオイルとトランスファケース外部とを区画する第2のシール手段によってトランスファオイルをトランスファケース内に封入することができる。
また、連結部がトランスミッションオイル及びトランスファオイルから独立した第1のシール手段と第2のシール手段との間に形成された空間部に配置されているので、連結部に潤滑油を供給する場合、この空間部内に潤滑油を供給するだけで良い。
従って、トランスミッション側とトランスファ側とに潤滑油を独立して封入できると共に、トランスミッション側とトランスファ側との連結部に潤滑油を容易に供給することができる。
また、請求項1の動力伝達装置では、空間部が連結部を潤滑・冷却する潤滑オイルが供給される供給路と連通されているので、装置の空きスペースなどに供給路を設けることにより、装置のレイアウトの自由度を向上することができる。
請求項の動力伝達装置では、供給路がトランスミッションケース又はトランスファケースのどちらか一方に形成されているので、供給路を配置スペースに合わせて選択して設けることができる。
請求項の動力伝達装置では、供給路が一端部が空間部と連通され、他端部がトランスミッションケース及びトランスファケースの外部と連通されて蓋部材によって閉塞されているので、装置外部から空間部内に容易に潤滑油を供給することができる。
請求項の動力伝達装置では、供給路が一端部が空間部と連通され、他端部がトランスミッションケース又はトランスファケースの内部と連通されてトランスミッションケース及びトランスファケースの外部から開閉操作自在の制御部材によって制御されているので、制御部材を開くことによって装置内部に封入されたトランスミッションオイル又はトランスファオイルを空間部内に容易に供給することができる。
また、空間部に供給される潤滑油の量は予めトランスミッション又はトランスファの内部に充填されている潤滑油の量で決められるため、油量の管理も容易である。
請求項の動力伝達装置では、供給路が中空軸に形成され、一端部が空間部と連通されて固定部材によって閉塞され、他端部がトランスファケースの内部と連通されているので、固定部材を中空軸から外すことによって、トランスファケース内に封入されたトランスファオイルを空間部内に容易に供給することができる。
また、空間部に供給される潤滑油の量は予めトランスミッション又はトランスファの内部に充填されている潤滑油の量で決められるため、油量の管理も容易である。
請求項の動力伝達装置では、供給路は中空軸とトランスファケースとの間に形成され、供給路は第2のシール手段によって閉塞されているので、第2のシール手段を外すことによって、供給路が開放されてトランスファケース内に封入されたトランスファオイルを空間部内に容易に供給することができる。
請求項の動力伝達装置では、第2のシール手段がトランスファケースに固定されたシール部材と、シール部材と中空軸との間を閉塞する閉塞部材とを備えているので、シール部材を固定したまま閉塞部材を外すことによってトランスファケース内部と空間部とが連通されてトランスファオイルを空間部内に容易に供給することができる。
請求項の動力伝達装置では、閉塞部材は中空軸への駆動軸の挿入により挿入方向に移動されて供給路と連通する供給部が形成されているので、中空軸に駆動軸を組付けることによって供給路と供給部とが連通され、トランスファケース内部と空間部とが連通されてトランスファオイルを空間部内に容易に供給することができる。
まず、図1を用いて各実施形態の動力伝達装置が適用される車両の動力系について説明する。なお、第1実施形態の動力伝達装置1を用いるが、他の実施形態の動力伝達装置が適用される車両の動力系についても同様である。
図1に示すように、車両の動力系は、エンジン501や電動モータ503などの駆動源及び変速機構としてのトランスミッション9と、差動機構5と、前車軸505,507と、前輪509,511と、トランスファ17と、後輪側プロペラシャフト513と、前輪側から後輪側へ伝達される駆動力を制御可能に断続するカップリング515と、リヤデフ517と、後車軸519,521と、後輪523,525などから構成されている。
駆動源の駆動力はトランスミッション9からデフケース3を介して差動機構5に伝達され、一対のサイドギヤ49,51に連結された駆動軸59,61を介して前車軸505,507から前輪509,511に配分されると共に、デフケース3と連結した中空軸11に伝達された駆動力が分岐されてトランスファ17から後輪側プロペラシャフト513を介してカップリング515に伝達され、カップリング515が接続されるとリヤデフ517に伝達され、後車軸519,521から後輪523,525に配分されて4輪駆動状態になる。また、カップリング515の接続が解除されると、車両は前輪駆動の2輪駆動状態になる。以下、動力伝達装置1について説明する。
(第1実施形態)
図1,図2を用いて第1実施形態について説明する。
本実施形態の動力伝達装置1は、デフケース3を有した差動機構5と差動機構5を収容するトランスミッションケース7とを有して駆動源からの駆動力を変速させるトランスミッション9と、中空軸11を有した変換機構13と変換機構13を収容してトランスミッションケース7に連結されるトランスファケース15とを有してトランスミッション9からの駆動力を方向変換させるトランスファ17と、トランスミッションケース7内に封入されてトランスミッション9側を潤滑・冷却するトランスミッションオイルと、トランスファケース15内に封入されてトランスファ17側を潤滑・冷却するトランスファオイルと、デフケース3と中空軸11とを連結する連結部19と、トランスミッションオイルとトランスファオイルとを区画するシール手段とを有している。そして、シール手段はトランスミッションケース7に配置されてトランスミッションオイルとトランスミッションケース7外部とを区画する第1のシール手段21,23,25,27と、トランスファケース15に配置されてトランスファオイルとトランスファケース15外部とを区画する第2のシール手段29,31,33とを有し、連結部19は第1のシール手段21,23,25,27と第2のシール手段29,31,33との間に形成された空間部35に配置されている。
また、空間部35は、連結部19を潤滑・冷却する潤滑オイルが供給される供給路37と連通されている。
さらに、供給路37は、トランスミッションケース7に形成されている。
また、供給路37は、一端部が空間部35と連通され、他端部がトランスミッションケース7及びトランスファケース15の外部と連通されて蓋部材39によって閉塞されている。
図1,図2に示すように、トランスミッション9は、変速機構41と、差動機構5と、トランスミッションケース7などから構成されている。変速機構41は、トランスミッションケース7に収容され、駆動源からの駆動力を変速して変速ギヤ組43に伝達し、デフケース3を介して差動機構5へ伝達する。
差動機構5は、デフケース3と、ピニオンシャフト45と、ピニオン47と、一対のサイドギヤ49,51から構成され、トランスミッションケース7に収容されている。デフケース3は、軸方向両側に一対のベアリング53,55を介してトランスミッションケース7に回転可能に支持されている。また、デフケース3には、変速ギヤ組43を構成するリングギヤ57が設けられており、駆動源からの駆動力が伝達されて回転駆動され、一対のサイドギヤ49,51に駆動力を分配している。また、デフケース3の端部には、変換機構13の中空軸11が連結部19によってスプライン連結されている。
ピニオンシャフト45は、端部をデフケース3に係合され、デフケース3と一体に回転駆動される。ピニオン47は、一対のサイドギヤ49,51に駆動力を伝達すると共に、噛み合っている一対のサイドギヤ49,51に差回転が生じると回転駆動されるようにピニオンシャフト45に自転可能に支持されている。
一対のサイドギヤ49,51は、デフケース3に回転自在に支持され、ピニオン47と噛み合っている。また、一対のサイドギヤ49,51には、一対の駆動軸59,61が連結されており、駆動源からの駆動力を前輪509,511に伝達している。この一対の駆動軸59,61のうち一方の駆動軸61は、一端がトランスファケース15及び中空軸11の軸心を貫通してサイドギヤ51に連結部63でスプライン連結しており、他端が前車軸507側に連結されている。
トランスミッションケース7は、駆動源に隣接配置され、駆動源、車体などの静止系に固定されている。このトランスミッションケース7内には、トランスミッション9の各摺動部を潤滑・冷却するトランスミッションオイルが封入されている。
このようなトランスミッション9は、差動機構5のデフケース3の端部内周側に形成された連結部19でトランスファ17側の中空軸11の外周側にスプライン連結されており、トランスミッション9側からトランスファ17側へ駆動源の駆動力が伝達される。
トランスファ17は、変換機構13とトランスファケース15などから構成され、変換機構13は、中空軸11と、変換ギヤ組65から構成され、トランスファケース15に収容されている。
中空軸11は、一対のベアリング67,69を介して両端側をトランスファケース15に支持されている。また、中空軸11には、リングギヤ71が固定されている。このリングギヤ71には、後輪側プロペラシャフト513に連結されたドライブピニオン73が噛み合う。これらのリングギヤ71とドライブピニオン73によって変換ギヤ組65が構成されている。
ドライブピニオン73は、後輪側プロペラシャフト513に連結されるドライブシャフト75と一体に設けられている。ドライブシャフト75は、ベアリング77を介してトランスファケース15に支持されている。このドライブシャフト75の端部は、後輪側プロペラシャフト513に連結される。この変換ギヤ組65によって、中空軸11を介してトランスファ17に入力された駆動源の駆動力を後輪側プロペラシャフト513側に分岐して伝達している。
トランスファケース15は、複数のハウジングから構成され、トランスミッションケース7に固定されている。また、各ハウジングの接合部には、シール部材であるOリング79,81が配置されていると共に、トランスファケース15とトランスミッションケース7との接合部にもOリング83が配置されている。このトランスファケース15内には、トランスファ17の各摺動部を潤滑・冷却するトランスファオイルが封入されている。
このようにトランスミッションケース7とトランスファケース15とでは封入されるオイルの種類が異なり、トランスミッションケース7内とトランスファケース15内とは、シール手段によって区画されている。
シール手段は、第1のシール手段21,23,25,27と、第2のシール手段29,31,33とで構成されている。第1のシール手段21は、トランスミッションケース7とデフケース3の端部外周との間に配置されている。第1のシール手段23は、デフケース3の内周部とサイドギヤ51のボス部外周との間に配置されている。第1のシール手段25は、Oリングで形成され、駆動軸61とサイドギヤ51との連結部63に配置されている。第1のシール手段27は、蓋状に形成され、サイドギヤ51内部の駆動軸61の先端が位置された部分に駆動軸61と当接しないように配置されている。これらの第1のシール手段21,23,25,27は、トランスミッションケース7内に封入されたトランスミッションオイルとトランスミッションケース7外部とを区画し、トランスミッションオイルがトランスファ17側に流出しないように区画している。
第2のシール手段29は、トランスファケース15と中空軸11の一端側外周との間に配置されている。第2のシール手段31は、トランスファケース15と中空軸11の他端側外周との間に配置されている。第2のシール手段33は、トランスファケース15と駆動軸61の外周との間に配置されている。これらの第2のシール手段29,31,33は、トランスファケース15内に封入されたトランスファオイルとトランスファケース15外部とを区画し、トランスファオイルがトランスミッション9側に流出しないように区画している。なお、第2のシール手段33は、トランスミッションケース7に対してトランスファケース15を組付ける前に設ける必要がない。つまり、駆動軸61を中空軸11に対して組付けなくとも、第2のシール手段29,31によってトランスファケース15内にトランスファオイルを封入することができる。そして、第1のシール手段21,23,25,27と第2のシール手段29,31,33との間には、空間部35が形成されている。
空間部35内には、デフケース3と中空軸11との連結部19が配置されている。このため、連結部19は、トランスミッションオイルとトランスファオイルから区画された状態となっている。この空間部35は、連結部19の周辺と、中空軸11の内周部と駆動軸61の外周部との間の空間と、トランスファケース15に設けられたオイル流路85とが連通して形成されている。また、空間部35は、連結部19を潤滑・冷却する潤滑オイルが供給される供給路37と連結している。
供給路37は、トランスミッションケース7に形成され、一端部が空間部35と連通されていると共に、他端部がトランスミッションケース7の外部と連通されて供給口87が形成されている。供給口87には、蓋部材39が設けられ、蓋部材39を外すことにより、動力伝達装置1の外部から空間部35内部に潤滑オイルを供給することができる。なお、この潤滑オイルは、トランスミッションオイル又はトランスファオイルのどちらか一方のオイルでもよいし、他のオイルであってもよい。
このような動力伝達装置1では、トランスミッションオイルとトランスミッションケース7外部とを区画する第1のシール手段21,23,25,27によってトランスミッションオイルをトランスミッションケース7内に封入することができ、トランスファオイルとトランスファケース15外部とを区画する第2のシール手段29,31,33によってトランスファオイルをトランスファケース15内に封入することができる。
また、連結部19がトランスミッションオイル及びトランスファオイルから独立した第1のシール手段21,23,25,27と第2のシール手段29,31,33との間に形成された空間部35に配置されているので、連結部19に潤滑油を供給する場合、この空間部35内に潤滑油を供給するだけで良い。
従って、トランスミッション9側とトランスファ17側とに潤滑油を独立して封入できると共に、トランスミッション9側とトランスファ17側との連結部19に潤滑油を容易に供給することができる。
また、空間部35が連結部19を潤滑・冷却する潤滑オイルが供給される供給路37と連通され、供給路37がトランスミッションケース7に形成されているので、トランスミッションケース7の一部を利用して供給路37を設けることができ、トランスファケース15の設計変更をする必要がない。
さらに、供給路37が一端部が空間部35と連通され、他端部がトランスミッションケース7及びトランスファケース15の外部と連通されて蓋部材39によって閉塞されているので、装置外部から空間部35内に容易に潤滑油を供給することができる。
(第2実施形態)
図3を用いて第2実施形態について説明する。
本実施形態の動力伝達装置101は、供給路103は、トランスファケース15に形成されている。
また、供給路103は、一端部が空間部35と連通され、他端部がトランスミッションケース7及びトランスファケース15の外部と連通されて蓋部材105によって閉塞されている。なお、第1実形態と同一の構成には、同一の記号を記して説明を省略するが、第1実形態と同一の構成であるので、得られる効果は同一である。
図3に示すように、空間部35は、連結部19の周辺と、中空軸11の内周部と駆動軸61の外周部との間の空間と、トランスファケース15に設けられたオイル流路85とが連通して形成されている。また、空間部35を形成するオイル流路85は、連結部19を潤滑・冷却する潤滑オイルが供給される供給路103と連結している。
供給路103は、トランスファケース15に形成され、一端部がオイル流路85と連通されていると共に、他端部がトランスファケース15の外部と連通されて供給口107が形成されている。供給口107には、蓋部材105が設けられ、蓋部材105を外すことにより、動力伝達装置101の外部から空間部35内部に潤滑オイルを供給することができる。なお、この潤滑オイルは、トランスミッションオイル又はトランスファオイルのどちらか一方のオイルでもよいし、他のオイルであってもよい。
このような動力伝達装置101では、供給路103がトランスファケース15に形成されているので、トランスファケース15の一部を利用して供給路103を設けることができ、トランスミッションケース7の設計変更をする必要がない。
また、供給路103が一端部が空間部35と連通され、他端部がトランスミッションケース7及びトランスファケース15の外部と連通されて蓋部材105によって閉塞されているので、装置外部から空間部35内に容易に潤滑油を供給することができる。
(第3実施形態)
図4を用いて第3実施形態について説明する。
本実施形態の動力伝達装置201は、供給路203は、一端部が空間部35と連通され、他端部がトランスファケース15の内部と連通されてトランスミッションケース7及びトランスファケース15の外部から開閉操作自在の制御部材205によって制御されている。なお、第1実形態と同一の構成には、同一の記号を記して説明を省略するが、第1実形態と同一の構成であるので、得られる効果は同一である。
図4に示すように、空間部35は、連結部19の周辺と、中空軸11の内周部と駆動軸61の外周部との間の空間と、トランスファケース15に設けられたオイル流路85とが連通して形成されている。また、空間部35を形成する第2のシール手段31,33との間の空間は、連結部19を潤滑・冷却する潤滑オイルが供給される供給路203と連結している。
供給路203は、トランスファケース15に形成され、一端部が空間部35と連通されていると共に、他端部がトランスファケース15に形成された孔部207と連通されてトランスファケース15の内部と連通されている。孔部207は、トランスファケース15の側面に設けられ、その一部がトランスミッションオイルの油面209よりも下方に設けられている。この孔部207には、トランスミッションケース7及びトランスファケース15の外部から開閉操作自在の制御部材205が設けられている。
制御部材205は、トランスファケース15の側面から孔部207に挿入されている。この制御部材205を孔部207から抜くことにより、トランスファケース15の内部と空間部35とが連通され、トランスファケース15の内部側から空間部35へトランスファオイルが供給される。そして、空間部35にトランスファオイルが供給された後、孔部207に制御部材205を挿入してトランスファケース15の内部と空間部35とを区画する。このように供給路203は、空間部35への潤滑オイルの供給が制御部材205によって制御されている。
このような動力伝達装置201では、供給路203が一端部が空間部35と連通され、他端部がトランスファケース15の内部と連通されてトランスミッションケース7及びトランスファケース15の外部から開閉操作自在の制御部材205によって制御されているので、制御部材205を開くことによって装置内部に封入されたトランスファオイルを空間部35内に容易に供給することができる。
また、空間部35に供給される潤滑油の量は予めトランスミッションケース7の内部に充填されているトランスファオイルの量で決められるため、油量の管理も容易である。
さらに、制御部材205がトランスファケース15の側面から孔部207に挿入されているので、トランスファケース15の側面以外の配置スペースに影響を与えることがない。
(第4実施形態)
図5を用いて第4実施形態について説明する。
本実施形態の動力伝達装置301は、供給路303は、一端部が空間部35と連通され、他端部がトランスファケース15の内部と連通されてトランスミッションケース7及びトランスファケース15の外部から開閉操作自在の制御部材305によって制御されている。なお、第1実形態と同一の構成には、同一の記号を記して説明を省略するが、第1実形態と同一の構成であるので、得られる効果は同一である。
図5に示すように、空間部35は、連結部19の周辺と、中空軸11の内周部と駆動軸61の外周部との間の空間と、トランスファケース15に設けられたオイル流路85とが連通して形成されている。また、空間部35を形成するオイル流路85は、連結部19を潤滑・冷却する潤滑オイルが供給される供給路303と連結している。
供給路303は、トランスファケース15に形成され、一端部が空間部35と連通されていると共に、他端部がトランスファケース15に形成された孔部307と連通されてトランスファケース15の内部と連通されている。孔部307は、トランスファケース15の上面に設けられ、その一部がトランスミッションオイルの油面309よりも下方に設けられている。この孔部307には、トランスミッションケース7及びトランスファケース15の外部から開閉操作自在の制御部材305が設けられている。
制御部材305は、トランスファケース15の上面から孔部307に挿入されている。この制御部材305を孔部307から抜くことにより、トランスファケース15の内部と空間部35とが連通され、トランスファケース15の内部側から空間部35へトランスファオイルが供給される。そして、空間部35にトランスファオイルが供給された後、孔部307に制御部材305を挿入してトランスファケース15の内部と空間部35とを区画する。このように供給路303は、空間部35への潤滑オイルの供給が制御部材305によって制御されている。
このような動力伝達装置301では、供給路303が一端部が空間部35と連通され、他端部がトランスファケース15の内部と連通されてトランスミッションケース7及びトランスファケース15の外部から開閉操作自在の制御部材305によって制御されているので、制御部材305を開くことによって装置内部に封入されたトランスファオイルを空間部35内に容易に供給することができる。
また、制御部材305がトランスファケース15の上面から孔部307に挿入されているので、トランスファケース15の上面以外の配置スペースに影響を与えることがない。
(第5実施形態)
図6を用いて第5実施形態について説明する。
本実施形態の動力伝達装置401は、供給路403は中空軸11に形成され、一端部が空間部35と連通されて固定部材405によって閉塞され、他端部がトランスファケース15の内部と連通されている。なお、第1実形態と同一の構成には、同一の記号を記して説明を省略するが、第1実形態と同一の構成であるので、得られる効果は同一である。
図6に示すように、空間部35は、連結部19の周辺と、中空軸11の内周部と、第2のシール手段31,33との間の空間とが連通して形成されている。また、中空軸11には、連結部19を潤滑・冷却する潤滑オイルが供給される供給路403が形成されている。
供給路403は、一端部が空間部35と連通されて固定部材405によって閉塞され、他端部がトランスファケース15の内部と連通されている。固定部材405は、供給路403が位置する部分の軸方向両側にOリング409,411が設けられ、トランスファケース15内部のトランスファオイルが空間部35に流出することを防止している。この固定部材405は、中空軸11に駆動軸61が組付けられる寸前まで組付けられ、駆動軸61の組付けの際に固定部材405を抜くことにより、トランスファケース15の内部と空間部35とが連通され、トランスファケース15の内部側から空間部35へトランスファオイルが供給される。そして、トランスファオイルがトランスファケース15の外部にあふれ出る前に駆動軸61を中空軸11に組付けて組付けが完了する。
このような動力伝達装置401では、供給路403が中空軸11に形成され、一端部が空間部35と連通されて固定部材405によって閉塞され、他端部がトランスファケース15の内部と連通されているので、固定部材405を中空軸11から外すことによって、トランスファケース15内に封入されたトランスファオイルを空間部35内に容易に供給することができる。
また、供給路403の位置は、第2のシール手段29,31の間であればどこでもよく、またその数も図6のように一箇所である必要はなく、軸方向に複数設けることも可能である。
(第6実施形態)
図7,図8を用いて第6実施形態について説明する。
本実施形態の動力伝達装置601は、供給路603は中空軸11とトランスファケース15との間に形成され、供給路603は第2のシール手段605によって閉塞されている。
また、第2のシール手段605は、トランスファケース15に固定されたシール部材607と、シール部材607と中空軸11との間を閉塞する閉塞部材609とを備えている。なお、第1実形態と同一の構成には、同一の記号を記して説明を省略するが、第1実形態と同一の構成であるので、得られる効果は同一である。
図7,図8に示すように、空間部35は、連結部19の周辺(第1シール手段については不図示)と、中空軸11の内周部と、第2のシール手段605の内周部との間の空間とが連通して形成されている。この空間部35は、供給路603と連通されている。
供給路603は、中空軸11の外周部とトランスファケース15の内周部との間に形成されている。この供給路603は、第2のシール手段605によって閉塞されている。
第2のシール手段605は、シール部材607と閉塞部材609とを備えている。シール部材607は、トランスファケース15の一端側の内周部に固定されて閉塞部材609と当接している。閉塞部材609は、中空軸11の一端側の内周部に圧入されている。この閉塞部材609は、中空軸11に駆動軸61が組付けられる寸前まで組付けられ、駆動軸61の組付けの際に閉塞部材609を中空軸11から外すことにより、トランスファケース15の内部と空間部35とが連通され、トランスファケース15の内部側から空間部35へトランスファオイルが供給される。そして、トランスファオイルがトランスファケース15の外部にあふれ出る前に駆動軸61を中空軸11に組付けて組付けが完了する。
このような動力伝達装置601では、供給路603は中空軸11とトランスファケース15との間に形成され、供給路603は第2のシール手段605によって閉塞されているので、第2のシール手段605を外すことによって、供給路603が開放されてトランスファケース15内に封入されたトランスファオイルを空間部35内に容易に供給することができる。
また、第2のシール手段605がトランスファケース15に固定されたシール部材607と、シール部材607と中空軸11との間を閉塞する閉塞部材609とを備えているので、シール部材607を固定したまま閉塞部材609を外すことによってトランスファケース15内部と空間部35とが連通されてトランスファオイルを空間部35内に容易に供給することができる。
(第7実施形態)
図9を用いて第7実施形態について説明する。
本実施形態の動力伝達装置701は、閉塞部材703は、中空軸11への駆動軸61の挿入により挿入方向に移動されて供給路603と連通する供給部705が形成されている。なお、第1実形態及び第6実施形態と同一の構成には、同一の記号を記して説明を省略するが、第1実形態及び第6実施形態と同一の構成であるので、得られる効果は同一である。
図9に示すように、閉塞部材703には、供給部705が形成されている。この供給部705は、閉塞部材703の一側面に溝状に複数形成されている。この閉塞部材703は、中空軸11に駆動軸61が組付けられる前の状態では供給部705が供給路603と連通しない位置に配置されている。この状態から中空軸11に駆動軸61を組付けると、駆動軸61と閉塞部材703とが当接し、閉塞部材703が駆動軸61の挿入方向に駆動軸61と共に移動される。そして、駆動軸61が正規位置に位置すると、供給部705と供給路603とが連通され、トランスファケース15の内部側から空間部35へトランスファオイルが供給される。なお、供給部705は、閉塞部材703の一側面に限らず、駆動軸61の組付けと同期して供給部705と供給路603とが連通できるならばどのような位置に設けてもよい。また、供給部705の形状についても、溝状に限らず、穴状などどのような形状であってもよい。
このような動力伝達装置701では、閉塞部材703は中空軸11への駆動軸61の挿入により挿入方向に移動されて供給路603と連通する供給部705が形成されているので、中空軸11に駆動軸61を組付けることによって供給路603と供給部705とが連通され、トランスファケース15内部と空間部と35が連通されてトランスファオイルを空間部35内に容易に供給することができる。
また、閉塞部材703を取り外すことなく、駆動軸61の組付けと同期して空間部35に潤滑油を供給することができ、装置の組付け作業性を向上することができる。
なお、空間部とトランスファケース内部とを連通するように供給路を設けたが、空間部とトランスミッションケース内部とを連通するように供給路を設けてもよい。
また、制御部材は装置の外部から開閉操作されているが、装置の内部にセンサなどを設けて空間部と装置内部の潤滑状況に応じて自動的に開閉制御させるものであってもよい。
車両の動力系を示す概略図である。 第1実施形態の動力伝達装置の断面図である。 第2実施形態の動力伝達装置の断面図である。 (a)第3実施形態の動力伝達装置の断面図である。(b)空間部に潤滑油を供給する前の状態を示す要部拡大図である。(c)空間部に潤滑油を供給している状態を示す要部拡大図である。(d)空間部に潤滑油を供給した後の状態を示す要部拡大図である。 (a)第4実施形態の動力伝達装置の断面図である。(b)図5(a)の要部拡大図である。 第5実施形態の動力伝達装置の断面図である。 第6実施形態の動力伝達装置の要部拡大断面図である。 第6実施形態の動力伝達装置の断面図である。 (a)第7実施形態の動力伝達装置における駆動軸の挿入時の要部拡大断面図である。(b)第7実施形態の動力伝達装置における駆動軸の挿入完了時の要部拡大断面図である。
符号の説明
1,101,201,301,401,601,701…動力伝達装置
3…デフケース
5…差動機構
7…トランスミッションケース
9…トランスミッション
11…中空軸
13…変換機構
15…トランスファケース
17…トランスファ
19…連結部
21,23,25,27…第1のシール手段
29,31,33,605…第2のシール手段
35…空間部
37,103,203,303,403,603…供給路
39,105…蓋部材
205,305…制御部材
405…固定部材
607…シール部材
609,703…閉塞部材
705…供給部

Claims (8)

  1. デフケースを有した差動機構と該差動機構を収容するトランスミッションケースとを有して駆動源からの駆動力を変速させるトランスミッションと、中空軸を有した変換機構と該変換機構を収容して前記トランスミッションケースに連結されるトランスファケースとを有して前記トランスミッションからの駆動力を方向変換させるトランスファと、前記トランスミッションケース内に封入されて前記トランスミッション側を潤滑・冷却するトランスミッションオイルと、前記トランスファケース内に封入されて前記トランスファ側を潤滑・冷却するトランスファオイルと、前記デフケースと前記中空軸とを連結する連結部と、前記トランスミッションオイルと前記トランスファオイルとを区画するシール手段とを有した動力伝達装置であって、
    前記シール手段は前記トランスミッションケースに配置されて前記トランスミッションオイルと前記トランスミッションケース外部とを区画する第1のシール手段と、前記トランスファケースに配置されて前記トランスファオイルと前記トランスファケース外部とを区画する第2のシール手段とを有し、前記連結部は前記第1のシール手段と前記第2のシール手段との間に形成された空間部に配置され、前記空間部は、前記連結部を潤滑・冷却する潤滑オイルが供給される供給路と連通されていることを特徴とする動力伝達装置。
  2. 請求項1記載の動力伝達装置であって、
    前記供給路は、前記トランスミッションケース又は前記トランスファケースのどちらか一方に形成されていることを特徴とする動力伝達装置。
  3. 請求項1又は2記載の動力伝達装置であって、
    前記供給路は、一端部が前記空間部と連通され、他端部が前記トランスミッションケース及び前記トランスファケースの外部と連通されて蓋部材によって閉塞されていることを特徴とする動力伝達装置。
  4. 請求項1又は2記載の動力伝達装置であって、
    前記供給路は、一端部が前記空間部と連通され、他端部が前記トランスミッションケース又は前記トランスファケースの内部と連通されて前記トランスミッションケース及び前記トランスファケースの外部から開閉操作自在の制御部材によって制御されていることを特徴とする動力伝達装置。
  5. 請求項記載の動力伝達装置であって、
    前記供給路は前記中空軸に形成され、一端部が前記空間部と連通されて固定部材によって閉塞され、他端部が前記トランスファケースの内部と連通されていることを特徴とする動力伝達装置。
  6. 請求項記載の動力伝達装置であって、
    前記供給路は前記中空軸と前記トランスファケースとの間に形成され、該供給路は前記第2のシール手段によって閉塞されていることを特徴とする動力伝達装置。
  7. 請求項記載の動力伝達装置であって、
    前記第2のシール手段は、前記トランスファケースに固定されたシール部材と、該シール部材と前記中空軸との間を閉塞する閉塞部材とを備えていることを特徴とする動力伝達装置。
  8. 請求項7記載の動力伝達装置であって、
    前記閉塞部材は、前記中空軸への駆動軸の挿入により挿入方向に移動されて前記供給路と連通する供給部が形成されていることを特徴とする動力伝達装置。
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