JP3742135B2 - デファレンシャル装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両に用いられるデファレンシャル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平3−37455号公報に図4のようなデファレンシャル装置201が記載されている。
【0003】
このデファレンシャル装置201は、エンジンに回転駆動されるデフケ−ス203、デフケ−ス203の内部に配置された出力側のサイドギヤ205、207、サイドギヤ205、207の内側で互いに噛み合うと共にサイドギヤ205、207と各別に噛み合ったピニオンギヤ209、211からなる複数組のピニオンギヤ組、各ピニオンギヤ209、211を摺動回転自在に支持する収納孔213、215、デフケ−ス203に形成されたオイル孔217、217、219などを備えている。
【0004】
デファレンシャル装置201はオイル溜りが設けられた収納ケ−スの内部に配置されており、下部をこのオイル溜りに浸しながら回転する。
【0005】
このように構成されているデファレンシャル装置201は、エンジンの駆動力を各出力軸を介して車輪側に差動分配する間、各ピニオンギヤ209、211と収納孔213、215との間や、各ギヤとデフケ−ス203との間で発生する摩擦抵抗によってトルク感応型の差動制限力を得ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このように、各ギヤの摩擦抵抗によって差動を制限する構成では、焼き付きや異常摩耗などを防止し、差動制限機能を安定させるために、各ギヤの噛み合い部を充分に潤滑する必要がある。
【0007】
デファレンシャル装置201は、ピニオンギヤ209、211とサイドギヤ205、207との噛み合い部には、オイル孔217、217を介してオイル溜りのオイルが導かれ、ピニオンギヤ209、211同士の噛み合い部には、オイル孔219を介してオイルが導かれる。
【0008】
しかし、図4のように、このオイル孔219はピニオンギヤ209、211の径方向外側に設けられているから、デファレンシャル装置201が静止状態であればオイルが流入するが、デファレンシャル装置201が回転すると、遠心力によってオイルが入りにくくなり、オイルが最も必要なトルク伝達時(差動制限時)にピニオンギヤ209、211同士の噛み合い部が潤滑不足になり易い。
【0009】
そこで、この発明は、互いに噛み合ったピニオンギヤを介して出力側のサイドギヤを連結し、各ギヤの回転摩擦抵抗によって差動制限力が得られるように構成されたデファレンシャル装置であって、各ギヤの噛み合い部、特にピニオンギヤ同士の噛み合い部が充分に潤滑され、焼き付きや異常摩耗などが防止され、安定した差動機能及び差動制限機能が得られるデファレンシャル装置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1のデファレンシャル装置は、オイル溜りを有するケ−シングの内部に配置されエンジンの駆動力により回転駆動されるデフケ−スと、デフケ−スの内部で回転自在に支承された一対の出力側サイドギヤと、これらサイドギヤの径方向外側に配置されサイドギヤと各別に噛み合う第1ギヤ部及びサイドギヤの軸方向外側で互いに噛み合う第2ギヤ部を有する少なくとも一対のピニオンギヤと、デフケ−スに形成され各ピニオンギヤを摺動回転自在に収納する収納孔と、デフケ−スに形成され前記第2ギヤ部の噛み合い部及び第1ギヤ部とサイドギヤとの噛み合い部に連通する空間と、デフケ−スに形成され前記オイル溜りのオイルをこの空間に導く開口とを備え、開口が、第1ギヤ部とサイドギヤとの噛み合い部の径方向内側に設けられたことを特徴とする。
【0011】
デフケ−スを回転させるエンジンの駆動力は、ピニオンギヤとサイドギヤから出力軸を介して各車輪に分配されると共に、悪路などを走行中、車輪間に駆動抵抗差が生じるとピニオンギヤの自転によってエンジンの駆動力は各車輪側に差動分配される。
【0012】
このようにトルクを伝達している間、ピニオンギヤの噛み合い反力や、ヘリカルギヤ構成の場合の噛み合いスラスト力によって各ギヤに回転摩擦抵抗が発生し、これらの摩擦抵抗によりトルク感応型の差動制限機能が得られる。
【0013】
また、各ピニオンギヤ(第2ギヤ部)をサイドギヤの軸方向外側に配置し、更に、第2ギヤ部の噛み合い部及び第1ギヤ部とサイドギヤとの噛み合い部に連通する空間と、この空間にオイル溜りのオイルを導く開口とをデフケ−スに形成した。
【0014】
従って、デファレンシャル装置が静止している時は、オイル溜りに浸された開口から空間にオイルが流入し、これらの各噛み合い部を潤滑する。特に、ピニオンギヤはサイドギヤの径方向外側に配置され、その第2ギヤ部は空間の径方向外側(この場合は、重力方向の下方)にあるから、重力によってオイルの流れが促進され第2ギヤ部の噛み合い部は充分に潤滑される。
【0015】
また、デファレンシャル装置が回転すると、この回転によって撥ね上げられ、あるいは、ケ−シングの内壁で跳ね返ったオイルが開口から空間に入り、各噛み合い部を潤滑する。特に、デファレンシャル装置の回転時には、空間の径方向外側にある第2ギヤ部に遠心力によって多量のオイルが送られ、効率よく潤滑される。
【0016】
こうして、デファレンシャル装置の回転時と静止時とを問わず、ピニオンギヤの同士の噛み合い部及びピニオンギヤとサイドギヤとの噛み合い部が充分に潤滑されて焼き付きや異常摩耗などが防止され、安定した差動機能及び差動制限機能が得られる。
【0017】
請求項2のデファレンシャル装置は、請求項1記載のデファレンシャル装置であって、前記開口は、前記空間に連通すると共に、隣り合う前記収納孔に跨って長穴状に形成されていることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1ないし3により本発明の一実施形態を説明する。図1はこの実施形態のデファレンシャル装置1を示している。なお、左右の方向は図1での左右の方向であり、符号を与えていない部材等は図示されていない。
【0021】
デファレンシャル装置1は、車両の前輪側または後輪側の車軸(出力軸)上に配置される。
【0022】
図1のように、デファレンシャル装置1のデフケ−ス3は、ケ−シング本体5にカバ−7をボルトで固定して構成されている。デフケ−ス3にはリングギヤがボルトで固定されており、このリングギヤはエンジンの駆動力を伝達する動力伝達系の出力ギヤと噛み合っている。こうして、デフケ−ス3はエンジンの駆動力により回転駆動される。
【0023】
デファレンシャル装置1はデフキャリヤ(ケ−シング)の内部に配置されており、デフケ−ス3のボス部9、11はベアリングを介してデフキャリヤに支承されている。デフキャリヤにはオイル溜りが設けられており、デファレンシャル装置1は、静止状態では下部がこのオイル溜りに浸されており、回転するとオイル溜りからオイルを撥ね上げる。
【0024】
デフケ−ス3の内部には、それぞれヘリカルギヤで構成された出力側のサイドギヤ13、15が配置されている。
【0025】
各サイドギヤ13、15は中空のボス部17、19を有し、軸心部に車軸を連結するスプライン部21、23が設けられている。ボス部17、19の内側には、これらの内周に跨がってスラストブロック25が配置され、サイドギヤ13、15の各自由端を支承しセンタ−リングしている。
【0026】
サイドギヤ13のボス部17は左の車軸にスプライン連結され、サイドギヤ15のボス部19は右の車軸にスプライン連結されている。これらの車軸はスラストブロック25を介して互いに付き当てられている。
【0027】
サイドギヤ13、15とデフケ−ス3との間にはそれぞれスラストワッシャ27が配置され、サイドギヤ13、15の間(スラストブロック25の外周側)にはスラストワッシャ29が配置されている。
【0028】
図2のようにデフケ−ス3には3組の収納孔31、33が周方向に形成されている。収納孔31、33にはそれぞれヘリカルギヤで構成された等長のピニオンギヤ35、37が摺動回転自在に収納されている。
【0029】
一方のピニオンギヤ35は、第1のギヤ部39と第2のギヤ部41及び第1と第2のギヤ部39、41を連結する小径の軸部45とからなり、第1のギヤ部39はサイドギヤ15と噛み合っている。また、他方のピニオンギヤ37は、第1のギヤ部47と第2のギヤ部49及び第1と第2のギヤ部47、49を連結する小径の軸部50とからなり、第1のギヤ部47はサイドギヤ13と噛み合っている。また、ピニオンギヤ35の第2のギヤ部41とピニオンギヤ37の第1のギヤ部47、ピニオンギヤ37の第2のギヤ部49とピニオンギヤ35の第1のギヤ部47とは、サイドギヤ13、15の軸方向外側で、それぞれ噛み合っている。この噛み合いによりサイドギヤ13、15はデフケース3に対し、ピニオンギヤ35、37を介し、回転自在に支持されている。
【0030】
デフケ−ス3を回転させるエンジンの駆動力は、ピニオンギヤ35、37とサイドギヤ15、13から車軸を介して各車輪に分配され、悪路走行中などに、車輪間に駆動抵抗差が生じると各ピニオンギヤ35、37の自転によってエンジンの駆動力は各車輪側に差動分配される。
【0031】
トルクの伝達中、各ピニオンギヤ35、37の歯先はサイドギヤ15、13との噛み合い反力により収納孔31、33の壁面に押し付けられて摩擦抵抗が発生する。また、ヘリカルギヤの噛み合いスラスト力により、各ピニオンギヤ35、37の端面とデフケ−ス3との間で摩擦抵抗が発生すると共に、スラストワッシャ27を介してサイドギヤ13、15とデフケ−ス3との間で、また、スラストワッシャ29を介してサイドギヤ13、15の間でそれぞれ摩擦抵抗が発生する。
【0032】
これらの摩擦抵抗により、トルク感応型の差動制限機能が得られる。
【0033】
図1、2のように、デフケ−ス3のケ−シング本体5には、サイドギヤ13、15のボス部17、19外周側と、ギヤ部41、47とギヤ部39、49の噛み合い部との間に、空間53、55が形成されている。図1のように、空間53、55はデフケース3内全体の空間57の一部を構成している。
【0034】
また、デフケ−ス3のカバ−7とケ−シング本体5には、空間53、55に連通する側部開口59、61がそれぞれ3個形成され、またケーシング本体5の外周には外周開口62が形成されている。図2、3のように、これらの側部開口59、61は各ピニオンギヤ35、37の歯先より径方向内側に配置されており、第1のギヤ部39、47とサイドギヤ15、13との噛み合い部より径方向内側に配置されている。
【0035】
デファレンシャル装置1が静止しているとき、各3個の側部開口59、61、外周開口62のいずれかはデフキャリヤのオイル溜りに浸漬されており、浸漬された側部開口59、61からはオイルが空間53、55を経て空間57に流入し、外周開口62からは空間57に流入する。
【0036】
また、デファレンシャル装置1が回転すると、オイル溜りから撥ね上げられ、あるいは、デフキャリヤの内壁で跳ね返ったオイルは、外周開口62、側部開口59、61から、図1、3の矢印のように、デフケース3内へ流入する。
【0037】
流入したオイルは、ギヤ部41、47、13、及びギヤ部39、49、15の各噛み合い部と、収納孔31、33、各ピニオンギヤ35、37の端面とデフケ−ス3との摺動部、各スラストワッシャ27、29の摺動面などに供給され、これらの潤滑箇所を潤滑する。
【0038】
空間57はデフケ−ス3内部のオイル溜りになり、各潤滑箇所にオイルを供給する。
【0039】
こうして、各部の焼き付きや異常摩耗などが防止され、安定した差動機能と差動制限機能とが得られる。
【0040】
上記のように、デファレンシャル装置1では、空間53、55をボス部17、19と、ピニオンギヤ35の第1、第2のギヤ部41とピニオンギヤ37の第1、第2のギヤ部49の噛み合い部との間に形成し、更に、開口59、61を第1ギヤ部39、47とサイドギヤ15、13との噛み合い部より径方向内側に形成した。
【0041】
従って、デファレンシャル装置1の静止時において、第2ギヤ部39、41、47、49の各噛み合い部と、第1のギヤ部39、47とサイドギヤ15、13との噛み合い部は、オイル溜りに浸漬された側部開口59、61より重力の下方になり、側部開口59、61から流入したオイルは空間53、55を介してこれらの各噛み合い部に流れ落ちる。このように、オイルの流れが重力によって促進されるから、各潤滑箇所の潤滑性がそれだけ向上している。
【0042】
また、デファレンシャル装置1の回転時は、開口59、61から空間53、55へのオイルの流れが遠心力によって促進され、更に、空間53、55から各潤滑箇所に送られるオイルの流れが遠心力によって促進されるから、各潤滑箇所の潤滑性が更に向上する。
【0043】
これに加えて、第2のギヤ部41、49(各ピニオンギヤ35、37の端部)の径方向内側に空間53、55を設け、遠心力によりピニオンギヤ35、37の端面とデフケ−ス3との摺動部の潤滑性を向上させたことにより、これらの摺動が安定し、差動制限機能が更に安定する。
【0044】
更に、各ギヤの噛み合い部に与えられたオイルは、ヘリカルギヤの噛み合い点移動によって、各ギヤの全歯幅から周囲の潤滑箇所に拡散され、潤滑性を更に向上させる。
【0045】
こうして、デファレンシャル装置1が構成されている。
【0046】
デファレンシャル装置1を搭載した車両は、そのトルク感応型の差動制限機能によって、発進時や加速時のように大きなトルクが掛かった時の車体の挙動が向上し、円滑で安定な旋回走行ができる。また、上記のようなデファレンシャル装置1の潤滑性向上効果により、長期にわたってこれらの優れた走行性、安定性、旋回性などが得られる。
【0047】
なお、本発明は、第1と第2ギヤ部を小径の軸部で連結した長いピニオンギヤと、第1と第2ギヤ部の間に軸部を持たない短いピニオンギヤとでピニオンギヤ組を構成し、これらの第2ギヤ部をサイドギヤの軸方向外側で噛み合わせてもよい。この場合、開口と空間はデフケ−スの一方の側壁部(第2ギヤ部側)に設ける。
【0048】
また、本発明において、ピニオンギヤとサイドギヤはヘリカルギヤでなくスパ−ギヤで構成してもよい。
【0049】
本発明のデファレンシャル装置は、フロントデフ(前輪側の車軸上に配置されたデファレンシャル装置)、リヤデフ(後輪側の車軸上に配置されたデファレンシャル装置)、センタ−デフ(エンジンの駆動力を前輪側と後輪側に分配するデファレンシャル装置)のいずれにも用いることができる。
【0050】
【発明の効果】
請求項1のデファレンシャル装置は、各ピニオンギヤの第2ギヤ部をサイドギヤの軸方向外側に配置し、更に、第2ギヤ部の噛み合い部及び第1ギヤ部とサイドギヤとの噛み合い部に連通する空間と、この空間にオイル溜りのオイルを導く開口とをデフケ−スに形成した。
【0051】
従って、デファレンシャル装置の静止時はオイル溜りに浸された開口からオイルが空間に流入し、これらの噛み合い部を潤滑する。特に、オイル溜りに浸された開口より下方になった第2ギヤ部の噛み合い部は、重力によって促進されるオイルの流れによって充分に潤滑される。
【0052】
また、デファレンシャル装置が回転すると、この回転によって撥ね上げられ開口から空間に入ったオイルが、各噛み合い部や他の潤滑箇所を潤滑する。特に、空間の径方向外側にある第2ギヤ部には遠心力によって多量のオイルが送られ、充分な潤滑が行われる。
【0053】
このように、デファレンシャル装置の回転時と静止時とを問わず、ピニオンギヤ同士の噛み合い部及びピニオンギヤとサイドギヤとの噛み合い部が充分に潤滑され、焼き付きや異常摩耗などが防止され、安定した差動機能及び差動制限機能が得られる。
【0054】
請求項2のデファレンシャル装置は、請求項1のデファレンシャル装置と同様の同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す断面図である。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】図1の要部拡大図である。
【図4】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 デファレンシャル装置
3 デフケ−ス
13、15 出力側サイドギヤ
31、33 収納孔
35、37 ピニオンギヤ
39、47 第1ギヤ部
41、43、49、51 第2ギヤ部
45 軸部
53、55 空間
59、61 開口
Claims (2)
- オイル溜りを有するケ−シングの内部に配置されエンジンの駆動力により回転駆動されるデフケ−スと、デフケ−スの内部で回転自在に支承された一対の出力側サイドギヤと、これらサイドギヤの径方向外側に配置されサイドギヤと各別に噛み合う第1ギヤ部及びサイドギヤの軸方向外側で互いに噛み合う第2ギヤ部を有する少なくとも一対のピニオンギヤと、デフケ−スに形成され各ピニオンギヤを摺動回転自在に収納する収納孔と、デフケ−スに形成され前記第2ギヤ部の噛み合い部及び第1ギヤ部とサイドギヤとの噛み合い部に連通する空間と、デフケ−スに形成され前記オイル溜りのオイルをこの空間に導く開口とを備え、開口が、第1ギヤ部とサイドギヤとの噛み合い部の径方向内側に設けられたことを特徴とするデファレンシャル装置。
- 請求項1記載のデファレンシャル装置であって、
前記開口は、前記空間に連通すると共に、隣り合う前記収納孔に跨って長穴状に形成されていることを特徴とするデファレンシャル装置。
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1995
- 1995-09-29 JP JP25362695A patent/JP3742135B2/ja not_active Expired - Fee Related
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