JP2002126656A - 物品計測装置 - Google Patents

物品計測装置

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JP2002126656A
JP2002126656A JP2000325688A JP2000325688A JP2002126656A JP 2002126656 A JP2002126656 A JP 2002126656A JP 2000325688 A JP2000325688 A JP 2000325688A JP 2000325688 A JP2000325688 A JP 2000325688A JP 2002126656 A JP2002126656 A JP 2002126656A
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conveyor
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tray
fruit
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JP2000325688A
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English (en)
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Toru Ishii
徹 石井
Hisanori Miyata
久典 宮田
Yukimitsu Konishi
行満 小西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ISHII SANGYO
Ishii Corp
Original Assignee
ISHII SANGYO
Ishii Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】物品の所定項目を計測する作業と、物品を項目
別に仕分けする作業とが正確に行え、精度の向上を図る
ことのできる物品計測装置を提供する。 【解決手段】供給コンベア2の支持ローラ3…上に積載
された果菜物A…を、仕分けコンベア4を構成するコン
ベア4b上のトレイ5に1個ずつ移載するとき、支持ロ
ーラ3とトレイ5との間の空中に於て、果菜物Aの所定
項目を等階級計測装置22により計測(撮像)すると同
時に、トレイ5側部に付設した記録媒体6の固有情報を
読取り及び記憶した後、その計測情報と固有情報とに基
づいて、トレイ5に積載された果菜物Aを項目別に仕分
け処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばミカン、
リンゴ、トマト、柿、梨、桃、メロンなどの果菜物、胡
瓜、茄子、人参、長芋などの農作物、魚介類、球技用ボ
ール、食品、部品等の物品に関する所定項目を計測する
作業に用いられる物品計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例の果菜物を計測する装置と
しては、例えば図7に示すように、フリーの受け皿60
に積載された果菜物Aの外観を撮像装置61により略真
上から撮像する。同時に、受け皿60の側面に付設した
色標識62(固有情報)を鏡面体63で反射させ、その
反射された色標識62を撮像装置62で撮像する。撮像
装置61で撮像した果菜物Aの画像情報及び色標識62
の色情報と、画像処理装置(図示省略)に予め記憶した
比較情報とを比較して、果菜物Aの所定項目を判定し、
受け皿60個々の固有情報とを判定すると共に、その果
菜物Aの判定情報と、受け皿60の固有情報とを対応さ
せて記憶し、相互の情報に基づいて、果菜物Aを項目別
に仕分け処理する装置(特許登録第2763158号公
報)がある。また、受け皿60の側面に付設した色標識
62(固有情報)を色標読取り装置(図示省略)で読取
ってもよい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の装置
は、果菜物Aの所定項目を、受け皿60に載置した状態
ままで計測するので、受け皿60と接触する果菜物Aの
下部周面(裏面側)に、例えば変色、腐敗、キズ等があ
っても、撮像装置61により撮像することが不可能であ
り、正確な計測情報が得られない。
【0004】また、受け皿60に載置された果菜物Aを
持上げたり、その向きを変更する等して計測する場合、
受け皿60を搬送する搬送路上に、果菜物Aを計測する
ための装置や機構を設けなければならず、計測作業に手
間及び時間が掛かる。
【0005】この発明は上記問題に鑑み、供給部と積載
部との間の空中にて物品の項目情報を取得すると同時
に、積載部個々に設定した固有情報を項目情報と対応さ
せて取得することにより、物品の所定項目を計測する作
業と、物品を項目別に仕分けする作業とが正確に行える
物品計測装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
物品を供給する供給部と、該物品を積載する積載部とを
当該物品の乗移りが可能な間隔に隔てて設けると共に、
上記供給部と載置部との間に、該供給部から載置部に移
載される物品の所定項目と、該物品が載置される載置部
の固有情報とを対応させて夫々の情報を取得する情報取
得手段を設けた物品計測装置であることを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、物品を供給する前
部コンベアと、該物品を定位置に積載して搬送する後部
コンベアとを当該物品の乗移りが可能な間隔に隔てて設
けると共に、上記前部コンベアと後部コンベアとの間
に、該前部コンベアから後部コンベアに移載される物品
の所定項目と、該物品が載置される後部コンベア上に設
定した物品載置部の固有情報とを対応させて夫々の情報
を取得する情報取得手段を設けた物品計測装置であるこ
とを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、上記請求項1又は
2記載の構成と併せて、上記載置部を、上記物品を個々
に積載するフリーのトレイで構成した物品計測装置であ
ることを特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、上記請求項1又は
2記載の構成と併せて、上記情報取得手段を、上記物品
の所定項目と、該物品が積載される載置部の固有情報を
光学的に計測する光学的計測手段で構成した物品計測装
置であることを特徴とする。
【0010】
【作用及び効果】この発明によれば、物品を、供給部か
ら積載部に乗移らせるとき、物品の所定項目情報を空中
にて取得すると同時に、積載部個々に設定した固有情報
を項目情報と対応させて取得するので、前後積載部によ
り情報の取得が妨げられず、物品の所定項目を取得(計
測)する作業が何等支承なく行える。しかも、情報を得
ることが不可能な部分が殆ど無く、正確な項目情報が得
られると共に、物品の項目情報と、載置体個々の固有情
報とを対応させて取得するため、情報にズレが生じるこ
とがなく、物品を項目別に仕分けする作業が正確に行
え、仕分け精度の向上を図ることかできる。
【0011】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。
【0012】図面は物品の一例である果菜物を項目別に
仕分けする作業に用いられる物品計測装置による第1の
計測方法を示し、図1及び図2に於いて、この物品計測
装置1は、生産者別に荷受けされる果菜物A…を一列に
整列して供給する供給コンベア2を、仕分けコンベア4
に対して送り方向に略直交して配設し、供給コンベア2
の支持ローラ3…上に積載された果菜物Aを加速して、
仕分けコンベア4のコンベア4b上に積載されたトレイ
5に乗移らせるとき、その乗移りの空中にて果菜物Aの
所定項目を計測(撮像)すると同時に、トレイ5毎に設
定した固有情報(記録媒体6の固有情報)を読取り、そ
の情報に基づいて項目別に仕分けする。
【0013】上述の供給コンベア2は、中央部周面から
両端部周面に向けて徐々に大径となる形状(例えば鼓
型)に形成した支持ローラ3を、搬送路側部(又は両側
部)に張架した無端帯3a全長に対して果菜物Aが支持
される前後間隔に隔てて鍵盤状に取付け、その無端帯3
a(チェーン、ベルト等)を、減速機付きモータ(図示
省略)により搬送方向に速く回転して、支持ローラ3…
を、仕分けコンベア4を構成するコンベア4bの送り速
度と略同期して搬送方向に周回移動する。また、供給コ
ンベア2に代わる他の搬送手段として、例えばベルトコ
ンベアやアキュームコンベア等を用いてもよい。
【0014】且つ、供給コンベア2の終端部を、コンベ
ア4b上のトレイ5よりも上位となる高さ位置で、コン
ベア4bの側縁部に対して所定間隔(果菜物Aがトレイ
5に対して移載される間隔)に近接して略水平に架設す
ると共に、供給コンベア2と仕分けコンベア4(コンベ
ア4b上に積載されたトレイ5)との対向部間を、果菜
物Aの全長又は外径よりも広く、乗移るときの空中にて
後述する等階級計測装置22により果菜物Aの下部周面
(裏面)及び側部周面を計測(撮像)が可能な間隔に離
間している。
【0015】且つ、供給コンベア2の終端側上部に配設
した検知センサーSは、果菜物Aが、供給コンベア2の
終端側に搬送されたことを検知し、その検知に基づい
て、コンベア4a,4bを間欠的又は連続的に駆動さ
せ、トレイ5を積載区間aに一台ずつ搬送する。
【0016】積載区間aに搬送されるトレイ5の一側上
部(図2中の右側上部)には、果菜物Aをトレイ5の中
央部載置面に対して積載ガイドするガイド部材7を、供
給コンベア2の終端部から放出される果菜物Aと対向し
て配設している。
【0017】前述の仕分けコンベア4は、例えばチェー
ンコンベアやベルトコンベア、ローラコンベア等の搬送
手段で構成され、上方から見て略円形(又は略正方形)
に形成したフリーのトレイ5を、搬送路上に設定した果
菜物Aをトレイ5に積載する積載区間aと、果菜物Aの
所定項目を計測する計測区間bと、その計測結果に基づ
いてトレイ5を項目別に仕分けする仕分区間cと、トレ
イ5を項目別に整列する整列区間dと、果菜物Aを箱詰
め処理する箱詰め区間eと、果菜物Aが取り除かれたト
レイ5を回帰搬送する回帰区間fとに周回搬送する。
【0018】且つ、積載区間aの他側上部(図2中の左
側上部)には、前述の供給コンベア2を、仕分けコンベ
ア4を構成するコンベア4bに対して送り方向に略直交
して配設し、計測区間bには、果菜物Aの所定項目を計
測する計測装置6を配設し、箱詰区間eには、項目別に
整列された果菜物Aを箱詰めする箱詰め装置7を配設
し、箱詰区間eの後段には、果菜物Aが取り除かれたト
レイ5を上下に積重ねる積載装置8と、そのトレイ5を
上下に分離して積載区間aに供給する分離装置9とを配
設している。
【0019】且つ、計測区間bの後段には、項目外の果
菜物Aが載置されたトレイ5又は不良のトレイ5を排出
するためのコンベア4fを接続し、計測区間bの前段に
は、項目外の果菜物Aが取り除かれたトレイ5又は良品
のトレイ5を供給するコンベア4gを接続している。
【0020】なお、上述のトレイ5は、例えば特願平1
1−272127号、特願2000−181475号、
特願2000−214262号、特願2000−275
044号公報、特願2000−279787号、特願2
000−80120号等のトレイで構成されるが、その
他の受け皿、パン等の載置手段を用いてもよい。
【0021】前述の計測装置8は、果菜物Aの項目計測
及び記録媒体6の情報読取りに適した方向(例えば側方
や下方)から照光する光源21(例えばハロゲンラン
プ)を、積載区間aと計測区間bとを囲繞する遮光室2
0内にそれぞれ配設している。また、上述の光源21に
代わる他の照光手段として、例えば紫外線ランプや白熱
電球等を用いてもよい。
【0022】且つ、積載区間aの斜め下方(図2中の左
側下部)に配設した等階級計測装置22は、供給コンベ
ア2の支持ローラ3…上に積載された果菜物A…を、仕
分けコンベア4のコンベア4b上に積載されたトレイ5
に移載(乗移り)するとき、支持ローラ3とトレイ5と
の間の空中に於て、果菜物Aの下部周面(裏面)及び側
部周面を斜め下方(又は略真横)から計測(撮像)する
と同時に、トレイ5の側部(側面)に付設した記録媒体
6の固有情報(例えばバーコード、エンボス、配色、図
柄、文字、凹凸等)を読取る。
【0023】一方、積載区間aの上方に配設した等階級
計測装置23は、支持ローラ3とトレイ5との間の空中
に於て、果菜物Aの上部周面(表面)を略真上から計測
(撮像する。また、果菜物Aの側部周面を略真横から計
測(撮像)してもよい。或いは、果菜物Aをトレイ5に
乗移らせるときに、果菜物Aを通過する光源21の透過
光を糖酸度計測装置(図示省略)で計測(受光)して、
その情報に基づいて、果菜物Aの糖酸度を判定してもよ
い。
【0024】加えて、積載区間aの前段又は箱詰区間e
の後段に配設した情報変更装置25を、トレイ5に付設
した記録媒体6に対峙して、記録媒体6に記録された古
い固有情報を消去し、新しい固有情報を記録媒体6に書
込んだり、予め記録された固有情報を書換え又は更新す
る。また、任意情報に更新又は変更してもよい。
【0025】また、上述の記録媒体6をトレイ5上部
(上面)に予め付設しておき、果菜物Aの上部周面を等
階級計測装置22により計測(撮像)するとき、トレイ
5に付設した記録媒体6の固有情報を同時に読取っても
よい。なお、上述の等階級計測装置22,23はCCD
カメラで構成しているが、例えばイメージセンサ、ビデ
オカメラ等の光学的計測手段で構成してもよい。
【0026】計測区間bには、例えば特願平11−27
9291号、特願2000−6672号、特願2000
−72166号等で構成される糖酸度計測装置(図示省
略)を配設しており、トレイ5に積載された果菜物Aを
所定角度(例えば略180度)に回転したとき、果菜物
Aの上部周面に柔軟性を遮光パッド(図示省略)を押付
けて、パッドに形成した孔部(図示省略)を介して、果
菜物Aを通過した透過光を計測(受光)する。また、ト
レイ5に積載された果菜物Aの重量を、例えばロードセ
ルや重量センサ等の重量計測装置(図示省略)で計測し
てもよい。
【0027】上述の等階級計測装置22,23及び糖酸
度計測装置は、果菜物Aの所定項目(等階級や糖酸度
等)を判定する装置本体24(例えばパーソナルコンピ
ュータ)に接続され、装置本体24は、装置22,23
で計測した果菜物Aの計測情報と、装置22で読取った
記録媒体6の固有情報とを対応させて記憶する。且つ、
その計測情報と予め記憶した基準情報とを比較して、果
菜物Aの所定項目(例えば色相、損傷、成熟度、大き
さ、形状、高さ、幅、体積、重量、偏平度、腐り具合、
浮き皮具合、規格外等の等階級情報及び甘味や酸味等の
糖酸度情報)を個々に判定し、その判定情報と固有情報
とを対応させて記憶する。また、判定結果を記録媒体6
に書込んでもよい。
【0028】且つ、等階級計測装置22で読取った記憶
媒体6の固有情報を画像処理して、その処理後の固有情
報と、予め記憶した識別情報とを比較して、トレイ5毎
の固有情報(コード番号や番地)を判定し、上述の判定
情報と対応させて記憶する。
【0029】一方、トレイ5に付設した記憶媒体6の固
有情報を、仕分区間c直前に配設した情報読取り装置2
9で読取り、その読取り情報に基づいて、仕分区間c直
前の振分け装置31を駆動して、トレイ5に積載された
果菜物Aを、判定と対応する分配コンベア4c…に対し
て項目別(例えば階級別)に振分ける。
【0030】且つ、記憶媒体6の固有情報を、整列区間
dに配設した情報読取り装置30で読取り、その読取り
情報に基づいて、整列区間d直前の振分け装置32を駆
動して、トレイ5に積載された果菜物Aを、整列コンベ
ア4dに対して項目別(例えば等級別)に振分け整列す
る。
【0031】また、上述のトレイ5の他の振分け方法と
して、例えばトレイ5毎に設定される番地又は判定と対
応する位置に移動するまでのタイムラグを計数したり、
文字やエンボス、配色等の識別情報を光学的読取り手段
で読取る等して、トレイ5を項目別に振分けてもよい。
【0032】図示実施例は上記の如く構成するものにし
て、以下、物品計測装置1により果菜物Aを項目別に仕
分け処理する動作を説明する。
【0033】先ず、図1、図2に示すように、果菜物A
…を、供給コンベア2の支持ローラ3…上に1個ずつ載
置して積載区間aに搬送し、供給コンベア2と仕分けコ
ンベア4とを略同期して回転させ、果菜物Aが、供給コ
ンベア2の終端部に搬送されたことを検知センサーSが
検知したとき、その検知に基づいて、コンベア4a,4
bを間欠的又は連続的に駆動させ、トレイ5を積載区間
aに搬送する。
【0034】次に、供給コンベア2の支持ローラ3…上
に積載された果菜物Aを加速搬送して、仕分けコンベア
4のコンベア4bにより搬送されるトレイ5に対して1
個ずつ乗移らせ又は飛び移らせるとき、コンベア2,4
間の空中に於て、果菜物Aの下部周面及び側部周面を等
階級計測装置22により計測すると同時に、トレイ5に
付設した記録媒体6の固有情報を読取り、その計測情報
と固有情報とを対応(一致)させて装置本体24に記憶
する。
【0035】一方、装置本体24は、等階級計測装置2
2,23で計測した計測情報と、予め記憶した基準情報
とを比較して、果菜物Aの所定項目(等階級や糖酸度)
を個々に判定し、その判定情報と固有情報とを対応(一
致)させて記憶する。続いて、計測区間bに於て、積載
区間aにて計測できなった未計測部分(上部周面、前側
周面)や未計測項目(糖酸度)を計測すると共に、装置
本体24による判定情報と、トレイ5の固有情報とを対
応させて記憶する。
【0036】次に、仕分区間cに於て、トレイ5に付設
した記録媒体6の固有情報を情報読取り装置29で読取
ると共に、その読取り情報と、装置本体24に記憶した
固有情報と比較して、果菜物Aが何れの仕分区間cに対
応するかを判定する。
【0037】果菜物Aが判定と対応する仕分区間cに搬
送されたとき、情報読取り装置29の読取り情報に基づ
いて、トレイ5に積載された果菜物Aを、判定と対応す
るコンベア4cに対して振分ける。判定と異なる場合、
次の仕分区間c…に搬送する。続いて、上述と同様にし
て、情報読取り装置30の読取り情報に基づいて、トレ
イ5に積載された果菜物Aを、判定と対応するコンベア
4dに対して等級別に振分け整列する。加えて、トレイ
5を糖酸度別に振分け整列してもよい。
【0038】次に、箱詰め装置9を駆動して、項目別に
整列された所定数の果菜物Aを箱詰め後、次工程(封函
工程、出荷工程)に搬送する。一方、果菜物Aが取り除
かれた空のトレイ5は、コンベア4eを介して積載区間
aに回帰搬送する。以下、上述と同様にして、果菜物A
の計測作業及び仕分け作業を継続して行う。
【0039】以上のように、供給コンベア2から供給さ
れる果菜物Aを、仕分けコンベア4により搬送されるト
レイ5に乗移らせるとき、供給コンベア2と仕分けコン
ベア4との間の空中に於て、果菜物Aの項目情報を計測
(取得)すると同時に、トレイ5毎に付設した記録媒体
6の固有情報を読取り、その計測情報と固有情報とを対
応させて夫々の情報を記憶(取得)するので、コンベア
2,4やトレイ5により情報の計測及び取得が妨げられ
ず、果菜物Aの所定項目を取得する作業が何等支承なく
行える。
【0040】しかも、果菜物Aの略全体を確実に計測す
るので、計測不可能な部分が殆ど無く、正確な計測情報
が得られる。且つ、果菜物Aの計測情報と、トレイ5個
々の固有情報(記録媒体6の固有情報)とを対応させて
取得するため、情報にズレが生じることがなく、果菜物
Aを項目別に仕分けする作業が正確に行え、仕分け精度
の向上を図ることかできる。
【0041】図3、図4は、物品計測装置1による第2
の計測方法を示し、上述の供給コンベア2を、仕分けコ
ンベア4を構成するコンベア4b上部に送り方向と略平
行して架設し、供給コンベア2と仕分けコンベア4とを
送り方向に略同期して回転させ、供給コンベア2の支持
ローラ3…上に積載された果菜物Aを、仕分けコンベア
4のコンベア4bにより搬送されるトレイ5に乗移らせ
又は飛び移らせると同時に、果菜物Aの所定項目と、ト
レイ5に付設した記録媒体6の固有情報とを等階級計測
装置22で計測(撮像)し、その計測情報に基づいて、
果菜物Aを項目別に振り分けるので、上述の実施例と略
同等の作用効果を奏することができる。
【0042】図5は、物品計測装置1による第3の計測
方法を示し、ベルト式の供給コンベア2の終端側に配設
した前後のストッパー35,36を交互に開閉動作し
て、供給コンベア2上に積載された果菜物Aを、仕分け
コンベア4により搬送されるトレイ5に1個ずつ乗移ら
せ又は飛び移らせると同時に、果菜物Aの所定項目と、
トレイ5に付設した記録媒体6の固有情報とを等階級計
測装置22で計測(撮像)し、その計測情報に基づい
て、果菜物Aを項目別に振り分けるので、前述の実施例
と略同等の作用効果を奏することができる。
【0043】図6は、物品計測装置1による第4の計測
方法を示し、貯留部37の下端側に設けた上下のストッ
パー38,39を交互に開閉動作して、貯留部37に投
入された果菜物Aを1個ずつ垂直落下させ、仕分けコン
ベア4により搬送されるトレイ5に乗移らせ又は飛び移
らせると同時に、落下途中の空中にて、果菜物Aの所定
項目と、トレイ5に付設した記録媒体6の固有情報とを
等階級計測装置22で計測(撮像)し、その計測情報に
基づいて、果菜物Aを項目別に振り分けるので、前述の
実施例と略同等の作用効果を奏することができる。
【0044】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の物品は、実施例の果菜物Aに対応
し、以下同様に、固有情報は、記録媒体6及びその記録
された情報に対応し、供給部は、供給コンベア2(前部
コンベア)と、貯留部37とに対応し、積載部は、仕分
けコンベア4(後部コンベア)と、トレイ5とに対応
し、情報取得手段及び光学的計測手段は、計測装置8及
び等階級計測装置22に対応するも、この発明は、上述
の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【0045】上述の実施例では、果菜物Aをトレイ5に
積載するが、例えば供給コンベア2から供給される果菜
物Aを仕分けコンベア4に直接積載して搬送してもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 物品計測装置を備えた仕分けコンベアの配置
状態を示す平面図。
【図2】 物品計測装置による第1の計測方法を示す側
面図。
【図3】 物品計測装置による第2の計測方法を示す側
面図。
【図4】 図3の計測方法を示す正面図。
【図5】 物品計測装置による第3の計測方法を示す側
面図。
【図6】 物品計測装置による第4の計測方法を示す正
面図。
【図7】 従来例の物品計測装置による計測状態を示す
正面図。
【符号の説明】
A…果菜物 1…物品計測装置 2…供給コンベア(前部コンベア) 3…支持ローラ 4…仕分けコンベア(後部コンベア) 5…トレイ 6…記録媒体(固有情報) 8…計測装置 22,23…等階級計測装置 24…装置本体 29,30…情報読取り装置 37…貯留部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小西 行満 愛媛県松山市高岡町66番地 石井工業株式 会社内 Fターム(参考) 3F079 AC21 AC23 CA06 CA19 CA20 CA21 CA23 CA27 CA29 CA32 CA34 CA42 CB11 CB25 CB26 CB30 CB34 DA12 DA16 DA21 DA22 EA11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物品を供給する供給部と、該物品を積載す
    る積載部とを当該物品の乗移りが可能な間隔に隔てて設
    けると共に、上記供給部と載置部との間に、該供給部か
    ら載置部に移載される物品の所定項目と、該物品が載置
    される載置部の固有情報とを対応させて夫々の情報を取
    得する情報取得手段を設けた物品計測装置。
  2. 【請求項2】物品を供給する前部コンベアと、該物品を
    定位置に積載して搬送する後部コンベアとを当該物品の
    乗移りが可能な間隔に隔てて設けると共に、上記前部コ
    ンベアと後部コンベアとの間に、該前部コンベアから後
    部コンベアに移載される物品の所定項目と、該物品が載
    置される後部コンベア上に設けた載置部の固有情報とを
    対応させて夫々の情報を取得する情報取得手段を設けた
    物品計測装置。
  3. 【請求項3】上記載置部を、上記物品を個々に積載する
    フリーのトレイで構成した請求項1又は2記載の物品計
    測装置。
  4. 【請求項4】上記情報取得手段を、上記物品の所定項目
    と、該物品が積載される載置部の固有情報を光学的に計
    測する光学的計測手段で構成した請求項1又は2記載の
    物品計測装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004267835A (ja) * 2003-03-05 2004-09-30 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd 物品選別システム

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JP2004267835A (ja) * 2003-03-05 2004-09-30 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd 物品選別システム

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