JP2002263586A - 物品処理システム - Google Patents

物品処理システム

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JP2002263586A
JP2002263586A JP2001060400A JP2001060400A JP2002263586A JP 2002263586 A JP2002263586 A JP 2002263586A JP 2001060400 A JP2001060400 A JP 2001060400A JP 2001060400 A JP2001060400 A JP 2001060400A JP 2002263586 A JP2002263586 A JP 2002263586A
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Toru Ishii
徹 石井
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ISHII SANGYO
Ishii Corp
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ISHII SANGYO
Ishii Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】物品に関する仕分け情報の取扱い処理が容易に
行え、物品の仕分け処理を迅速且つ適確に行うことがで
きる物品処理システムを提供する。 【解決手段】トレイ21の記録媒体7に記録した識別情
報を項目計測装置5の情報通信装置8a〜8dで読取る
と共に、果菜物Aの表面側と側部周面とを計測装置9a
…で計測し、回転装置35により所望する角度に回転し
た果菜物Aの裏面側を計測装置9bで計測し、果菜物A
を通過した透過光を計測装置9cで計測し、果菜物Aの
重量を計測装置9cで計測する。その計測情報に基づい
て、果菜物Aの所定項目を制御装置10で判定して仕分
け結果を記憶し、生産者別や項目別の荷受量、仕分け量
等を制御装置10で算出し、集計及び管理する。一方、
仕分け区間c…に於いて、仕分け処理装置14の情報通
信装置15a,15bで読取った記録媒体7の仕分け情
報に基づいて、果菜物Aが載置されたトレイ21を振分
け装置16により項目別に振分け処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばミカン、
リンゴ、トマト、柿、胡瓜、茄子、人参、ネギなどの農
作物(果菜物を含む)、魚介類、球技用ボール、食品、
部品等の物品を仕分け処理する作業に用いられる物品処
理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述の農作物を選別処理する装置
としては、例えばコンベア上の計測部に搬送されるトレ
イの識別情報を情報読取り装置で読取り、その識別情報
と対応して、計測装置により特定方向から計測した果菜
物の内部と、下面と、上面との計測結果を制御装置に記
憶し、予め記憶した基準情報と比較して、農作物の仕分
け区分を判定する。次に、仕分け部に搬送されるトレイ
の識別情報を情報読取り装置で読取り、その識別情報と
対応して制御装置に記憶された農作物の仕分け区分情報
を読出すと共に、その仕分け区分と対応する排出装置を
駆動して、農作物を等階級別に設定した仕分け区分の貯
留コンベアに対して供給する装置(特許登録番号第27
30765号、特開2000−140770号公報)が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の装置
は、トレイの識別情報と農作物の計測情報とを制御装置
に随時記憶しながら、その制御装置に記憶された仕分け
区分情報を読出して仕分け処理するので、全農作物の仕
分け作業が完了するまで、識別情報や計測情報を制御装
置に保存又は記憶しておかなければならず、計測が完了
すると同時に、仕分け結果を集計したり、情報を更新又
は消去したりすることができないため、次の生産者の仕
分け作業に即移行することができない。且つ、制御装置
に記憶される情報量が多くなるほど、計測情報や判定情
報の処理速度が遅くなり、装置全体の作業能率が悪くな
るという問題点を有している。
【0004】この発明は上記問題に鑑み、記録媒体に記
録された物品を所望する向きに変更して得られた仕分け
情報に基づいて、物品の仕分け結果を取扱う情報処理手
段の処理動作と、物品を項目別に仕分けする物品仕分け
手段の処理動作とを独立して行うことにより、物品に関
する仕分け情報の取扱いが容易となり、物品の仕分け処
理を迅速且つ適確に行うことができる物品処理システム
の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
個々の物品と略対応して移動する記録媒体に、該物品を
所望する向きに変更して得られた当該物品に関する仕分
け情報を情報書込み手段により記録し、上記記録媒体の
仕分け情報を情報読取り手段で読取り、該情報読取り手
段で読取った物品の仕分け情報を情報取扱い手段により
取扱い処理し、上記記録媒体の仕分け情報を情報読取り
手段で読取り、該情報読取り手段で読取った仕分け情報
に基づいて、上記物品を物品仕分け手段により項目別に
仕分け処理する物品処理システムであることを特徴とす
る。
【0006】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の構成と併せて、上記物品を所望する向きに変更し当該
物品の仕分け情報を取得する手段を、上記物品を所望す
る向きに回転させて変更する物品回転手段と、上記物品
回転手段により向き変更された物品の所定項目を計測す
る項目計測手段と、上記項目計測手段により計測した計
測情報に基づいて、該物品の仕分け情報を個々に決定し
上記情報書込み手段に出力する仕分け情報決定手段とを
備えた物品処理システムであることを特徴とする。
【0007】請求項3記載の発明は、上記請求項2記載
の構成と併せて、上記物品回転手段に、上記物品の向き
を複数の角度に回転規制する回転規制手段を設けた物品
処理システムであることを特徴とする。
【0008】請求項4記載の発明は、上記請求項3記載
の構成と併せて、上記物品回転手段に、上記物品の所定
項目を計測する項目計測手段を該物品の回転角度と対応
して複数設けた物品処理システムであることを特徴とす
る。
【0009】
【作用及び効果】この発明によれば、物品を、物品回転
手段により所望する向きに変更して得られた仕分け情報
を、その物品と略対応して移動する記録媒体に対して情
報書込み手段により記録し、記録媒体に記録した物品の
仕分け情報に基づいて、情報処理手段により物品の仕分
け結果を取扱い処理するので、特定方向から計測して得
た仕分け情報に基づいて処理するよりも、物品の仕分け
処理が正確且つ確実に行え、処理精度の向上を図ること
ができる。
【0010】しかも、仕分け処理が完了するまで、仕分
け情報を保存又は記憶しておく必要がなく、計測が完了
すると同時に、仕分け結果を集計したり、情報を更新又
は消去したりすることができるので、仕分け情報の集計
や管理が容易に行え、次の仕分け作業に移行するまでの
時間を短縮することができる。
【0011】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は物品の一例である果菜物を項目別に仕分
け処理する作業に用いられる物品処理システムを示し、
図1及び図2に於いて、この物品処理システム3は、様
々なサイズ(例えば大中小)の果菜物Aが安定した状態
に載置されるフリーのトレイ21を、仕分けコンベア4
上に多数配列して、搬送路上に設定した積載区間aと、
計測区間bと、仕分け区間c…と、整列区間dと、箱詰
め区間eと、回帰区間fとに周回搬送する。
【0012】上述の仕分けコンベア4は、コンベア4a
〜4gを、例えばチェーンコンベアやベルトコンベア、
ローラコンベア等の搬送手段で構成して、回帰搬送され
るトレイ21を、積載区間aのコンベア4aにより複数
列(例えば3列)に整列して搬送する。そのトレイ21
に対して、生産者別に荷受けされる果菜物A…を作業者
の手又は機械的手段により1個ずつ載置する。
【0013】図3は、計測区間bに配設した項目計測装
置5の制御回路ブロック図を示し、制御装置10にはC
PU、ROM、RAMが内蔵され、CPUは、ROM
(又はPROM)に格納されたプログラムに沿って、後
述するトレイ21に付設した記録媒体7に対して仕分け
情報を書込み又は読取りする情報通信装置8a〜8g
(非接触型通信装置=IDタグアンテナ)と、仕分け項
目を計測する計測装置9a〜9dと、画像処理装置10
aと、物品検知装置11と、排出装置12と、入力装置
13と、回転装置35の駆動及び停止を制御し、RAM
には、例えば生産者番号やキャリア番号、品種、計測情
報、その他の情報等を対応させて更新可能に記憶する。
【0014】なお、上述の項目計測装置5は、特願20
00−6672号又は特願2000−72166号の物
品計測装置で構成される。また、制御装置10を、例え
ばパーソナルコンピュータやその他の処理装置等で構成
してもよい。加えて、例えばディスプレイ、スピーカー
等の報知装置(表示装置)を備えて、生産者別や項目別
の荷受け量、計測状況、仕分け状況、集計結果等を表示
又は報知してもよい。
【0015】上述の記録媒体7は、例えば非接触情報記
録装置=データキャリア、通称IDタグ等の仕分け情報
が読取り可能及び書込み可能に記録される記録媒体で構
成され、平面から見て略丸形に形成されたトレイ21の
一側周面に対して一つ又は複数付設(図5参照)してい
る。また、記録媒体7を、例えばトレイ21の側部周面
に対して複数付設したり、環状の記録媒体7をトレイ2
1の周面全体に付設したり、底面部や上面部等の部分に
対して通信可能に付設してもよい。上述の記録媒体7に
代わる情報記録手段の他の例として、例えば磁気ストラ
イプやICカード等の磁気記録媒体を用いてもよい。
【0016】一方、上述の計測区間bを囲繞する遮光室
6内には、図10、図11にも示すように、例えばハロ
ゲンランプや紫外線ランプ、蛍光灯、白熱灯等で構成さ
れる光源6aを、トレイ21に載置された果菜物Aと、
後述する回転装置35により回転される果菜物Aと対向
して配設すると共に、情報通信装置8a〜8eを、コン
ベア4bにより1列に整列して搬送されるトレイ21の
記録媒体7と対峙する前後間隔に隔てて搬送路側部に配
設している。
【0017】且つ、情報通信装置8a〜8dと対応し
て、トレイ21に載置された果菜物Aの上部周面(表面
側)を上方から、その側部周面を四方から計測する計測
装置9aと、回転装置35により所定角度(例えば略4
5度〜略315度の範囲)に回転された果菜物Aの下部
周面(裏面側)を上方から計測する計測装置9bと、果
菜物Aを通過する透過光を後述する遮光パッド44の受
光孔44aを介して上方から計測する計測装置9cと、
トレイ21に載置された果菜物Aの重量を搬送しながら
計測する計測装置9d(例えばロードセル)とを搬送路
上に配設している。なお、計測装置9a〜9cは、例え
ば撮像カメラやビデオカメラ、画像素子等の光学的計測
手段で構成している。
【0018】前述の情報通信装置8a〜8e及び計測装
置9a〜9dは、果菜物Aの所定項目を総合判定する画
像処理装置10aに接続され、画像処理装置10aは、
情報通信装置8a〜8dで読取った記録媒体7の識別情
報と、計測装置9a〜9dで計測した計測情報とを対応
又は一致させて記憶する。且つ、その計測情報(例えば
表裏両面の色相、損傷、成熟度、大きさ、形状、高さ、
幅、体積、重量、糖酸度、偏平度、腐り具合、浮き皮具
合)と、予め記憶した基準情報(規準値)とを比較演算
して、果菜物Aの所定項目(階級や等級、糖酸度、規格
外等)を個々に総合判定し、その判定情報と、記録媒体
7の識別情報とを対応させて仕分け情報として記憶す
る。また、各情報に基づいて、生産者別や項目別の荷受
け量、計測状況、仕分け状況、集計結果等を算出し、集
計処理する。
【0019】上述の情報通信装置8eは、判定と対応す
るトレイ21の記録媒体7に対峙されたとき、その記録
媒体7の識別情報と対応して記憶された所定の仕分け情
報(例えば階級や等級、糖酸度)を書込み又は更新す
る。また、情報通信装置8a〜8dを対峙したとき計測
情報や判定情報を随時書込んでもよく、情報通信装置8
eを対峙したとき計測情報や判定情報の一部又は全部を
書込んでもよい。
【0020】且つ、積載区間aと計測区間bとの間の搬
送路側部に配設した情報通信装置8fをトレイ21の記
録媒体7に対峙して、記録媒体7が適正であるか否かを
判定すると同時に、搬送路上部の物品検知装置11によ
り果菜物Aの有無を検知する。不良と判定された場合、
果菜物Aが無しと検知された場合、排出装置12を駆動
して、そのトレイ21をコンベア4bに接続したコンベ
ア4fで排出する。
【0021】且つ、回帰区間fの搬送路側部に配設した
情報通信装置8gをトレイ21の記録媒体7に対峙し
て、記録媒体7が適正であるか否かを判定する。不適合
と判定された場合、排出装置12を駆動して、不良トレ
イ21をコンベア4eに接続したコンベア4gにより排
出する。適正である場合、記録媒体7の情報を消去又は
更新して初期化する。
【0022】且つ、積載区間a側部に配設した入力装置
13は、例えばキーボードやマウス、スキャナー、入力
ペン等の入力手段で構成され、仕分け開始前に、例えば
生産者番号、キャリア番号、品種、目視評価等の情報を
入力し、制御装置10に記録する。また、上述の情報に
加えて、果菜物Aに関する情報、例えば収穫時期(日
時)、収穫時の気象、園地(生産場所や状況)、賞味期
限、生産者の紹介や果菜物の特徴等を記録してもよい。
【0023】一方、図4は、仕分け区間c…に配設した
仕分け処理装置14の制御回路ブロック図を示し、制御
装置17(例えばパーソナルコンピュータ)に内蔵され
たCPUは、ROM(又はPROM)に格納されたプロ
グラムに沿って、仕分け情報を読取る情報通信装置15
a,15bと、振分け装置16との駆動及び停止を制御
し、RAMには、情報通信装置15a,15bで読取っ
た仕分け情報と比較するための仕分け基準情報、例えば
階級情報や等級情報、糖酸度情報、その他の情報等の仕
分け処理するのに必要な項目情報を更新可能に記憶す
る。
【0024】且つ、仕分け区間c直前の搬送路側部に配
設した情報通信装置15aと、整列区間d直前の搬送路
側部に配設した情報通信装置15bとは、図5と同様
に、トレイ21の記憶媒体7に対峙され、記録媒体7に
記録された仕分け情報(階級、等階や糖酸度等の情報)
を読取る。
【0025】上述の制御装置17は、情報通信装置15
a,15bから出力される仕分け情報と、予め記憶した
仕分け基準情報とを比較して、所定の項目情報(階級や
等級、糖酸度)であるか否かを判定する。情報通信装置
15aで読取った情報が、階級別に設定した項目情報で
あると判定された場合、仕分け区間c直前の振分け装置
16を駆動して、その判定と対応する階級の果菜物Aが
載置されたトレイ21を、仕分け区間c…側部に配設し
たコンベア4cに対して項目別(例えば階級別)に振分
け供給する。
【0026】続いて、情報通信装置15bで読取った仕
分け情報が、等級別に設定した項目情報であると判定さ
れた場合、整列区間d直前の振分け装置16を駆動し
て、同一階級の果菜物Aが載置されたトレイ21を、コ
ンベア4dに対して項目別(例えば等級別や糖酸度別)
に振分け整列する。
【0027】また、上述のトレイ21の他の振分け方法
として、例えばトレイ21毎に設定される番地又は判定
と対応する位置に移動するまでのタイムラグを計数した
り、文字やエンボス、配色等の識別情報を光学的読取り
手段で読取る等して、トレイ21を項目別に振分けても
よい。
【0028】前述の箱詰区間eに配設した箱詰め装置1
8は、コンベア4d上に整列された所定数の果菜物Aを
項目別に箱詰め処理して、次工程(例えば封函工程や出
荷工程、保管工程等)に供給する。箱詰区間e直後に配
設した積載装置19は、果菜物Aが取り除かれた空のト
レイ21を上下に積重ねて回帰区間fのコンベア4eに
供給し、積載区間a直前に配設した分離装置20は、上
下に積重ねられたトレイ21を分離して、積載区間aの
コンベア4aに供給する。
【0029】前述のトレイ21は、特願2000−27
9787号又は特願2000−181475号の物品載
置体で構成され、図5、図6、図7にも示すように、ト
レイ本体21aの上面側中央部に形成した凹状の収容部
21bに、例えば合成ゴム、軟質樹脂等の柔軟性を有す
る材質により上下伸縮可能に形成した蛇腹状の載置部2
2を収容している。
【0030】上述の載置部22は、蛇腹部23の内周縁
部を受け部24に固定し、その蛇腹部23の外周縁部を
支持リング25に固定し、受け部24上面に、複数の突
起24bが形成された受け部材24aを装着している。
また、平面から見て略丸形に形成したトレイ本体21a
又は載置部22を、例えば平面から見て略正方形、略矩
形、略五角形、略楕円形等の所望する形状に形成しても
よく、この場合、記録媒体7をトレイ本体21aの一側
面又は前後や左右の複数面に付設する。
【0031】且つ、支持リング25の下面側周縁部に垂
設した支軸26…を、収容部21bの開口側周縁部に形
成した孔部27…に対して上下動可能に挿通し、支軸2
6に巻回したコイルスプリング28により、蛇腹部23
を上方に対して伸張する方向に付勢している。支軸26
の雄ネジ部26aに取付けたストッパー29を、孔部2
7の下面側周縁部に当接して、蛇腹部23を所望する伸
張高さに規制する。
【0032】且つ、受け部24下面に垂設した支軸30
を、トレイ本体21aの底面側中心部に形成した孔部3
1に対して上下動可能に挿通し、支軸27側面に形成し
た凸部30aと、孔部31に形成した溝部31aとを係
止している。
【0033】一方、支軸30の下端部又はその下端部に
保持した球体32を、区間a,b,e,f内の搬送路下
部に架設したガイドレール33でガイドして、載置部2
2の内周部を収容部21bの開口側周縁部と略水平とな
る状態に押上げ、果菜物Aの略全体を収容部21bの開
口側周縁部よりも上方に突出又は露出する。且つ、載置
部22の外周部を、搬送路の一側上部又は両側上部に架
設したガイド部材34に当接して、収容部21bの開口
側周縁部と略水平となる高さに押下する。
【0034】支軸30を、積載区間aから計測区間bに
至る間と、計測区間bから箱詰め区間dに至る全長とに
架設したガイドレール33でガイドして、載置部22の
内周部を下方に引下げ、果菜物Aを安定した状態に保持
する。且つ、ガイド部材34を、載置部22の外周部に
対して当接が回避される高さ及び形状に架設して、載置
部22を、様々な果菜物Aに略対応して伸縮する。
【0035】上昇停止したとき、支軸30の凸部30a
を孔部31の周縁部に係止して、載置部22を収容部2
1bの開口側周縁部と略水平となる高さに規制してもよ
い。また、球体32の代わりに、例えば支軸30の下端
部を滑らかな半円球状に形成したり、接触抵抗の小さい
部材やローラを取付ける等してもよい。
【0036】前述の回転装置35は、図8、図9、図1
0、図11にも示すように、一対の保持体36を、コン
ベア4bにより搬送されるトレイ10上の果菜物A側面
と略対向して計測区間bの搬送路両側部に配設すると共
に、その保持体36の背面側に固定した支軸37を、筒
状部材38の中心部に対して回転可能に挿通して、搬送
方向と略直交する方向に対して進退移動可能に軸受して
いる。且つ、保持体36を、例えばコイルスプリング等
の弾性体により果菜物A側面に対して押圧される方向に
付勢し、その保持面には、例えばウレタンゴム又はスポ
ンジゴム、シリコンゴム等の柔軟性を有する押圧部材を
装着している。
【0037】上述の筒状部材38は、搬送路側部に張架
した無端帯39,39全長に対して所定間隔に隔てて取
付けられ、搬送方向と略直交する方向に対して水平移動
可能に設けている。且つ、無端帯39を、減速機付きモ
ータ(図示省略)によりコンベア4bの搬送速度と略同
期して搬送方向に回転させ、保持体36をトレイ21に
積載された果菜物A側面と対向して搬送方向に周回移動
する。
【0038】且つ、筒状部材38の下部を、搬送路側部
に架設したガイドレール40に係合して、搬送路上に設
定した始端部gと、中間部hと、終端部iとに周回移動
するとき、搬送方向と直交する方向に対して水平移動す
ると共に、保持体36を、始端部gに於て果菜物A側面
に対して押圧される方向に移動し、中間部hに於て果菜
物A側面に対して押圧したまま搬送方向に移動し、終端
部iに於て果菜物A側面に対して離間される方向に移動
し、コンベア4b側部に退避させる。
【0039】一方、支軸37の内端側及び外端側に取付
けた輪体41を、搬送路の両側上部に架設した前位側及
び後位側のガイド部材42,43に当接して、保持体3
6を、例えば略45度、略90度、略135度、略18
0度、略225度、略270度、略315度、略360
度等の所望する角度に段階的に回転する。また、保持体
36の回転角度を、例えば略0度以上〜略360度以下
の範囲に含まれる所望する角度に可変設定してもよい。
【0040】前述の遮光パッド44は、例えば合成ゴ
ム、軟質樹脂等の柔軟性を有する弾性部材で蛇腹形状に
形成され、その中心部に、果菜物Aを通過した透過光を
導光する孔部44aを形成している。且つ、保持体3
6,36により保持される果菜物Aの上部周面と略対向
して、搬送路上部に張架した無端帯45全長に対して所
定間隔に隔てて取付け、仕分けコンベア4と連動又は減
速機付きモータ(図示省略)により独立して保持体36
の周回速度と略同期して搬送方向に回転し、保持体3
6,36により所定角度に回転した果菜物Aの上部周面
に対して押圧する。
【0041】図示実施例は上記の如く構成するものにし
て、以下、物品処理システム3による果菜物Aの仕分け
動作を、図12のフローチャートにより説明する。
【0042】先ず、図1、図2に示すように、回帰区間
fに於いて、情報通信装置8gを、仕分けコンベア4の
コンベア4aにより回帰搬送されるトレイ21の記録媒
体7に対峙して情報を読取り、適正か否かを判定する。
不適合ある場合、トレイ21を、排出装置12により排
出する。適正である場合、記録媒体7の情報を消去して
初期化する(ステップ1)。
【0043】次に、積載区間aに於いて、例えば生産者
番号、キャリア番号、品種、目視評価等の識別情報を入
力装置13により仕分け開始前に入力し、制御装置10
に記憶(ステップ2)した後、荷受けされる果菜物A…
を、コンベア4aにより搬送されるトレイ21…に作業
者の手で載置する。
【0044】続いて、記録媒体7の情報を情報通信装置
8fで読取り、記録媒体7が適正であるか否かを判定
し、果菜物Aの有無を物品検知装置13で検知する(ス
テップ3,4)。不良と判定された場合、果菜物Aが無
しと検知された場合、トレイ21を、排出装置12によ
り排出し、入力装置13で入力した識別情報を記録媒体
7に書込み処理する。(ステップ5,6) 次に、計測区間bに於いて、図8乃至図11に示すよう
に、項目計測装置5の情報通信装置8a〜8dでトレイ
21の記録媒体7に記録された識別情報を読取ると共
に、その読取りに対応して、果菜物Aの表面側と側部周
面とを計測装置9a…で計測し、回転装置35を構成す
る一対の保持体36により所定角度に回転した果菜物A
の裏面側を計測装置9bで計測し、所定角度(例えば略
180度)に表裏反転した果菜物Aの裏面側に遮光パッ
ド44を押圧して、遮光パッド44の受光窓44aを介
して果菜物Aを通過した透過光を計測装置9cで計測す
る。
【0045】次に、一対の保持体36で保持した果菜物
Aを元の状態に回転復帰させ、元のトレイ21に再度載
置した後、保持体36による保持を解除して、トレイ2
1に載置された果菜物Aの重量を計測装置9dで計測す
る。同時に、情報通信装置8a〜8dで読取ったトレイ
21と対応する記録媒体7の識別情報と、計測装置9a
〜9dで計測した計測情報とを対応させて画像処理装置
10aに記憶し、その情報に基づいて、生産者別や項目
別の荷受け量、仕分け量等を算出し、集計及び管理処理
する(ステップ7,8)。
【0046】上述の計測情報と、予め記憶した基準情報
とを画像処理装置10aで比較演算して、果菜物Aの所
定項目を個々に総合判定し、その判定情報を、記録媒体
7の識別情報と対応させて仕分け情報として記憶する。
続いて、情報通信装置8dを記録媒体7に対峙して、そ
の識別情報と対応して記憶された仕分け情報(例えば階
級や等級、糖酸度)を記録媒体7に書込み処理する(ス
テップ9,10)。
【0047】一方、図13に示すように、果菜物Aを載
置したトレイ21が仕分け区間c…に搬送されたとき、
仕分け処理装置14の情報通信装置15aを記録媒体7
に対峙して仕分け情報を読取り、その情報が、階級別に
設定した情報であるか否かを制御装置17で判定する
(ステップ11,12)。その判定に基づいて、果菜物
Aが載置されたトレイ21を、振分け装置16により階
級別に配設したコンベア4cに対して振分け供給する。
判定が異なる場合、振分け装置16を待機させ、次の仕
分け区間c…に搬送する(ステップ13,14)。
【0048】続いて、情報通信装置15bを記録媒体7
に対峙して仕分け情報を読取り、その情報が、等級別に
設定した情報であるか否かを制御装置17で判定する。
その判定に基づいて、同一階級の果菜物Aが載置された
トレイ21を、振分け装置16によりコンベア4dに対
して項目別(例えば等級別)に振分け整列する(ステッ
プ15,16,17)。判定が異なる場合、上述の処理
動作を繰返す。また、情報通信装置15a,15bで読
取った情報を制御装置10に送信してもよい。
【0049】次に、コンベア4d上に整列された所定数
の果菜物Aを箱詰め装置18により箱詰め処理した後、
次工程(封函工程、出荷工程)に搬送する。一方、果菜
物Aが取り除かれた空のトレイ21を積載装置19によ
り上下に積重ねてコンベア4eに供給し、分離装置20
により再び分離してコンベア4aに供給及び回収する。
以下、上述と同様にして、果菜物Aの仕分け作業を継続
して行う。
【0050】以上のように、果菜物Aを、回転装置35
により所望する向きに変更して得た仕分け情報を、その
果菜物Aと対応して移動するトレイ21の記録媒体7に
対して情報通信装置8dにより書込み、トレイ21の記
録媒体7に記録した果菜物Aの仕分け情報に基づいて、
項目計測装置5の制御装置10により果菜物Aの仕分け
結果を取扱い処理するので、特定方向から計測して得た
仕分け情報に基づいて処理するよりも、果菜物Aの仕分
け処理が正確且つ確実に行え、情報処理精度の向上を図
ることができる。
【0051】しかも、仕分け処理が完了するまで、仕分
け情報を保存又は記憶しておく必要がなく、計測が完了
すると同時に、仕分け結果を集計したり、情報を更新又
は消去したりすることができるので、仕分け情報の集計
や管理が容易に行え、次の仕分け作業に移行するまでの
時間を短縮することができる。且つ、果菜物Aを、記録
媒体7に記録された仕分け情報に基づいて仕分け処理装
置14の振分け装置16により仕分け処理するので、制
御装置10に記憶された仕分け情報を読出すような時間
及び処理が省け、仕分け処理に必要とする特定の情報
(例えば階級、等級、糖酸度)を読取るだけで済むた
め、果菜物Aの仕分け処理が迅速且つ適確に行え、作業
の能率アップを図ることができる。
【0052】図14は、項目計測装置5による他の計測
方法を示し、一対の保持体36で保持した果菜物Aを、
略90度、略135度、略180度、略225度、略2
70度に回転停止すると共に、遮光パッド44を、各角
度に回転停止される果菜物Aに押付けて、遮光パッド4
4の受光窓44aを介して、果菜物Aを通過する透過光
を計測装置9c…により複数の方向から計測するので、
例えば蔕や種等により特定の方向からの計測が妨げられ
ても、他の方向から糖酸度を確実に計測することがで
き、信頼性及び計測精度の向上を図ることができる。
【0053】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の物品は、実施例の果菜物Aや農作
物、魚介類、球技用ボール、食品、部品等に対応し、以
下同様に、情報取扱い手段及び仕分け情報決定手段は、
項目計測装置5及び制御装置10に対応し、情報書込み
手段及び情報読取り手段は、情報通信装置8a〜8g、
15a,15bに対応し、項目計測手段は、計測装置9
a〜9dに対応し、物品仕分け手段は、仕分け処理装置
14及び振分け装置16と、制御装置17とに対応し、
物品回転手段は、回転装置35及び保持体36に対応
し、回転規制手段は、ガイド部材42,43に対応する
も、この発明は、上述の実施例の構成のみに限定される
ものではない。
【0054】上述の制御装置10,17の駆動及び停止
を、中央処理装置(ホストコンピュータ)により制御し
てもよく、また、仕分け区間c…に配設した情報通信装
置15a,15bと振分け装置16との駆動及び停止
を、一つの制御装置17により制御してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 物品処理システムの全体構成を示す平面図。
【図2】 果菜物の計測動作及び回転動作を示す側面
図。
【図3】 項目計測装置の制御回路ブロック図。
【図4】 仕分け処理装置の制御回路ブロック図。
【図5】 トレイの載置構造を示す縦断側面図。
【図6】 載置部の伸張動作を示す側面図。
【図7】 載置部の収縮動作を示す側面図。
【図8】 回転装置による保持動作及び回転動作を示す
平面図。
【図9】 一対の保持体による保持動作及び回転動作を
示す正面図。
【図10】 果菜物の等階級計測状態を示す正面図。
【図11】 果菜物の糖酸度計測状態を示す正面図。
【図12】 項目計測装置による計測動作のフローチャ
ート。
【図13】 仕分け処理装置による振分け動作のフロー
チャート。
【図14】 項目計測装置による他の計測方法を示す側
面図。
【符号の説明】
A…果菜物 3…物品処理システム 4…仕分けコンベア 5…項目計測装置 7…記録媒体 8a〜8g、15a,15b…情報通信装置 9a〜9d…計測装置 10,17…制御装置 14…仕分け処理装置 16…振分け装置 21…トレイ 35…回転装置 36…保持体 42,43…ガイド部材 44…遮光パッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F079 AC21 AC23 CA19 CA20 CA21 CA23 CA27 CA29 CA32 CA34 CA42 CB12 CB25 CB26 CB30 CB34 CB35 DA12 DA13 DA16 EA08 EA11 EA14 3F081 AA46 BB03 BE03 CA04 CA07 CA47 CC01 CC08 CC12 EA09 EA10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】個々の物品と略対応して移動する記録媒体
    に、該物品を所望する向きに変更して得られた当該物品
    に関する仕分け情報を情報書込み手段により記録し、上
    記記録媒体の仕分け情報を情報読取り手段で読取り、該
    情報読取り手段で読取った物品の仕分け情報を情報取扱
    い手段により取扱い処理し、上記記録媒体の仕分け情報
    を情報読取り手段で読取り、該情報読取り手段で読取っ
    た仕分け情報に基づいて、上記物品を物品仕分け手段に
    より項目別に仕分け処理する物品処理システム。
  2. 【請求項2】上記物品を所望する向きに変更し当該物品
    の仕分け情報を取得する手段を、上記物品を所望する向
    きに回転させて変更する物品回転手段と、上記物品回転
    手段により向き変更された物品の所定項目を計測する項
    目計測手段と、上記項目計測手段により計測した計測情
    報に基づいて、該物品の仕分け情報を個々に決定し上記
    情報書込み手段に出力する仕分け情報決定手段とで構成
    した請求項1記載の物品処理システム。
  3. 【請求項3】上記物品回転手段に、上記物品の向きを複
    数の角度に回転規制する回転規制手段を設けた請求項2
    記載の物品処理システム。
  4. 【請求項4】上記物品回転手段に、上記物品の所定項目
    を計測する項目計測手段を該物品の回転角度と対応して
    複数設けた請求項3記載の物品処理システム。
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