JP2002126209A - 振分け装置 - Google Patents

振分け装置

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JP2002126209A
JP2002126209A JP2000327074A JP2000327074A JP2002126209A JP 2002126209 A JP2002126209 A JP 2002126209A JP 2000327074 A JP2000327074 A JP 2000327074A JP 2000327074 A JP2000327074 A JP 2000327074A JP 2002126209 A JP2002126209 A JP 2002126209A
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JP
Japan
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pachinko ball
gate
base plate
winning
pachinko
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Application number
JP2000327074A
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English (en)
Inventor
Kenjiro Kato
健二郎 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okumura Yu Ki Co Ltd
Original Assignee
Okumura Yu Ki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Okumura Yu Ki Co Ltd filed Critical Okumura Yu Ki Co Ltd
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Publication of JP2002126209A publication Critical patent/JP2002126209A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコ球の連続供給に円滑に対応できる振
分け装置を提供すること。 【解決手段】 遊技盤20の前面には始動口ユニット4
4が装着されており、始動口ユニット44の台板45に
は可動片49が軸48を中心に回動可能に装着されてい
る。この構成の場合、パチンコ球が始動口ユニット44
のゲート47を通過すると、可動片49がパチンコ球の
荷重で右上りの第1の傾倒状態および左上りの第2の傾
倒状態に交互に応答性良く回動するので、パチンコ球が
ゲート47を続けて通過した場合でも入賞口53および
排出ゲート56に円滑に振分けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ球を複数
の方向に振分ける振分け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記振分け装置の従来構成を図12に基
づいて説明する。遊技盤の前面には台板1が固定されて
いる。この台板1には回転板2が装着されており、回転
板2の外周部にはリブ3が形成されている。この回転板
2は振分けモータに機械的に連結されたものであり、振
分けモータの駆動時には回転板2が矢印A方向へ回転す
る。この構成の場合、回転板2に長尺な1個の切欠部4
および短尺な5個の切欠部5が形成されており、パチン
コ球が長尺な切欠部4内に侵入したときには内周側の入
賞口6に振分けられ、短尺な切欠部5内に侵入したとき
には外周側の入賞口7に振分けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の場合、パチ
ンコ球が続けて供給された場合に最初のパチンコ球は切
欠部4内または5内に転がり込むことができる。しかし
ながら、次のパチンコ球は切欠部4内または5内のパチ
ンコ球や回転板2により弾かれて台板1から飛出してし
まうので、パチンコ球が続けて供給された場合にパチン
コ球を円滑に振分けることが困難である。本発明は上記
事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、パチン
コ球の連続供給に円滑に対応できる振分け装置を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の振分け装
置は、遊技盤に装着される台板と、前記台板に設けられ
パチンコ球が入賞する入賞口と、前記台板に設けられパ
チンコ球を前記台板の外部に排出する排出ゲートと、前
記台板に設けられパチンコ球を前記入賞口に向って転が
す第1の傾倒状態および前記排出ゲートに向って転がす
第2の傾倒状態間で回動可能な振分け部材と、前記台板
に設けられ前記台板の外部のパチンコ球を前記振分け部
材に供給するゲートとを備え、前記振分け部材が前記ゲ
ートからパチンコ球が供給される毎に前記第1の傾倒状
態および前記第2の傾倒状態に交互に回動し、前記入賞
口内にパチンコ球が入賞することに基づいてパチンコ球
を払出し且つ役物を始動させるための始動信号が出力さ
れるところに特徴を有している。上記手段によれば、パ
チンコ球が続けてゲート内を通過すると、振分け部材が
第1の傾倒状態および第2の傾倒状態に応答性良く回動
し、パチンコ球が入賞口および排出ゲートに「1/2」
の固定確率で振分けられるので、パチンコ球の連続供給
に円滑に対応できる。また、ゲートを通過したパチンコ
球が「1/2」の固定確率で入賞口に振分けられ、パチ
ンコ球の払出しおよび役物の始動が「1/2」の固定確
率で行われるので、パチンコ球の払出し個数および役物
の始動回数を現状程度に抑えたままでパチンコ球の通過
数が多い派手な演出を行うことができる。また、振分け
部材を電気的な駆動手段を使用せずに動作させているの
で、遊技盤に駆動手段を挿入するための孔を形成する必
要がなくなり、遊技盤の剛性の低下が防止される。
【0005】請求項2記載の振分け装置は、遊技盤に装
着される台板と、前記台板に設けられパチンコ球が入賞
する第1の入賞口および第2の入賞口と、前記台板に設
けられパチンコ球を前記第1の入賞口に向って転がす第
1の傾倒状態および前記第2の入賞口に向って転がす第
2の傾倒状態間で回動可能な振分け部材と、前記台板に
設けられ前記台板の外部のパチンコ球を前記振分け部材
に供給するゲートとを備え、前記振分け部材が前記ゲー
トからパチンコ球が供給される毎に前記第1の傾倒状態
および前記第2の傾倒状態に交互に回動し、前記第1の
入賞口内にパチンコ球が入賞することに基づいてパチン
コ球を払出し且つ役物を始動させるための始動信号が出
力され、前記第2の入賞口内にパチンコ球が入賞するこ
とに基づいてパチンコ球を払出すための入賞信号が出力
されるところに特徴を有する。上記手段によれば、パチ
ンコ球が続けてゲート内を通過すると、振分け部材が第
1の傾倒状態および第2の傾倒状態に応答性良く回動
し、パチンコ球が第1の入賞口および第2の入賞口に
「1/2」の固定確率で振分けられるので、パチンコ球
の連続供給に円滑に対応できる。また、ゲートを通過し
たパチンコ球が第1の入賞口または第2の入賞口に振分
けられるので、パチンコ球がゲートを通過することに基
づいてパチンコ球の払出しが行われる。しかも、ゲート
を通過したパチンコ球が「1/2」の固定確率で第1の
入賞口に振分けられるので、「1/2」の固定確率で役
物の始動が行われる。このため、パチンコ球の払い出し
個数を現状程度に抑えたままで、役物の始動回数が少な
い演出を行うことができる。また、振分け部材を電気的
な駆動手段を使用せずに動作させているので、遊技盤に
駆動手段を挿入するための孔を形成する必要がなくな
り、遊技盤の剛性の低下が防止される。
【0006】請求項3記載の振分け装置は、遊技盤に装
着される台板と、前記台板に設けられパチンコ球が入賞
する入賞口と、前記台板に設けられパチンコ球を前記台
板の外部に排出する排出ゲートと、前記台板に設けられ
パチンコ球を前記入賞口に向って転がす第1の傾倒状態
および前記排出ゲートに向って転がす第2の傾倒状態間
で回動可能な振分け部材と、前記台板に設けられ前記台
板の外部のパチンコ球を前記振分け部材に供給するゲー
トとを備え、前記振分け部材が前記ゲートからパチンコ
球が供給される毎に前記第1の傾倒状態および前記第2
の傾倒状態に交互に回動し、前記ゲート内をパチンコ球
が通過することに基づいて役物を始動させるための始動
信号が出力され、前記入賞口内にパチンコ球が入賞する
ことに基づいてパチンコ球を払出すための入賞信号が出
力されるところに特徴を有する。上記手段によれば、パ
チンコ球が続けてゲート内を通過すると、振分け部材が
第1の傾倒状態および第2の傾倒状態に応答性良く回動
し、パチンコ球が入賞口および排出ゲートに「1/2」
の固定確率で振分けられるので、パチンコ球の連続供給
に円滑に対応できる。また、パチンコ球がゲートを通過
することに基づいて役物の始動が行われる。しかも、ゲ
ートを通過したパチンコ球が「1/2」の固定確率で入
賞口に振分けられ、「1/2」の固定確率でパチンコ球
の払出しが行われる。このため、役物の始動回数を現状
程度に抑えたままで、パチンコ球の払出し数を抑えるこ
とができる。また、振分け部材を電気的な駆動手段を使
用せずに動作させているので、遊技盤に駆動手段を挿入
するための孔を形成する必要がなくなり、遊技盤の剛性
の低下が防止される。
【0007】請求項4記載の振分け装置は、遊技盤に装
着される台板と、前記台板に設けられパチンコ球が入賞
する入賞口と、前記台板に設けられパチンコ球を前記台
板の外部に排出する排出ゲートと、前記台板に設けられ
パチンコ球を前記入賞口に向って転がす第1の傾倒状態
および前記排出ゲートに向って転がす第2の傾倒状態間
で回動可能な振分け部材と、前記台板に設けられ前記台
板の外部のパチンコ球を前記振分け部材に供給するゲー
トとを備え、前記振分け部材が前記ゲートからパチンコ
球が供給される毎に前記第1の傾倒状態および前記第2
の傾倒状態に交互に回動し、前記入賞口内にパチンコ球
が入賞することに基づいて第1の図柄を変動開始させる
ための第1の始動信号が出力され、前記ゲート内をパチ
ンコ球が通過することに基づいて第1の図柄とは異なる
第2の図柄を変動開始させるための第2の始動信号が出
力されるところに特徴を有する。上記手段によれば、パ
チンコ球が続けてゲート内を通過すると、振分け部材が
第1の傾倒状態および第2の傾倒状態に回動し、パチン
コ球が入賞口および排出ゲートに「1/2」の固定確率
で応答性良く振分けられるので、パチンコ球の連続供給
に円滑に対応できる。また、パチンコ球がゲートを通過
することに基づいて第2の図柄が始動する。しかも、ゲ
ートを通過したパチンコ球が「1/2」の固定確率で入
賞口に振分けられ、「1/2」の固定確率で第1の図柄
が始動する。このため、第1の図柄の変動回数と第2の
図柄の変動回数とを面倒な釘調整を行うことなく「2:
1」に設定できる。また、振分け部材を電気的な駆動手
段を使用せずに動作させているので、遊技盤に駆動手段
を挿入するための孔を形成する必要がなくなり、遊技盤
の剛性の低下が防止される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例を図1
ないし図6に基づいて説明する。尚、本実施例は本発明
の振分け装置を第1種のパチンコ機に適用したものであ
る。パチンコホールの台島には、図4に示すように、外
枠11が設置されている。この外枠11は前後面が開口
する四角筒状をなすものであり、外枠11の前面には、
図3に示すように、前面扉12が左側辺部を中心に回動
可能に装着されている。また、前面扉12の前面には横
長な長方形状の皿板13が左側辺部を中心に回動可能に
装着されている。この皿板13の前面には上皿14が固
定されており、上皿14内にはパチンコ球(図示せず)
が貯溜されている。
【0009】前面扉12の前面には、図3に示すよう
に、右下部に位置して発射ハンドル15が回動可能に装
着されており、発射ハンドル15の後方には、図4に示
すように、発射モータ16が装着されている。この発射
モータ16の回転軸には、図3に示すように、クランク
機構(図示せず)を介して打球槌17が連結されてお
り、発射ハンドル15が図3の時計回り方向へ回動操作
されると、発射モータ16に電源が与えられ、打球槌1
7が上皿14内のパチンコ球を上皿14内から弾き出
す。
【0010】前面扉12の前面には、図3に示すよう
に、矩形枠状の窓枠18が左側辺部を中心に回動可能に
装着されており、窓枠18の内周面には透明なガラス窓
19が保持されている。また、前面扉12の後面には額
縁状の機構盤(図示せず)が固定されている。この機構
盤には、図2に示すように、遊技盤20が保持されてお
り、遊技盤20はガラス窓19により前方から覆われて
いる。また、前面扉12の前面には、図3に示すよう
に、右側部に位置して枠鍵21が装着されており、枠鍵
21は前面扉12を外枠11に密着した閉鎖状態にロッ
クし、しかも、皿板13および窓枠18を前面扉12に
密着した閉鎖状態にロックしている。
【0011】遊技盤20の前面には、図2に示すよう
に、外レール22および内レール23が固定されてお
り、打球槌17により弾かれたパチンコ球は外レール2
2および内レール23間を通して遊技盤20内の上部に
放出される。また、遊技盤20の前面には複数の釘24
が打込まれており、遊技盤20内の上部に放出されたパ
チンコ球は釘24に当りながら落下する。
【0012】遊技盤20の前面には略円形状の表示用台
板25が固定されており、表示用台板25にはカラー液
晶表示器からなる図柄表示装置26が保持されている。
この図柄表示装置26は3個の特別図柄表示領域ZAお
よび1個の普通図柄表示領域ZBを有するものであり、
各特別図柄表示領域ZA内には「1」〜「12」の特別
図柄が表示され、普通図柄表示領域ZB内には「7」ま
たは「−」の普通図柄が表示される。尚、図柄表示装置
26は役物に相当するものである。
【0013】遊技盤20の前面には図柄表示装置26の
下方に位置して電動役物27が装着されている。この電
動役物27は上面が開口するポケット28とポケット2
8に回動可能に装着された2枚の羽根板29とを有する
ものであり、2枚の羽根板29は役物ソレノイド30
(図5参照)のプランジャに機械的に連結され、役物ソ
レノイド30のプランジャが進退することに基づいてポ
ケット28の上面を閉鎖する閉鎖位置(図2の破線参
照)とポケット28の上面を開放する開放位置(図2の
実線参照)との間で回動する。
【0014】遊技盤20の前面には、図2に示すよう
に、図柄表示装置26の左右両側部に位置して普通図柄
始動ゲート31が固定されている。これら各普通図柄始
動ゲート31は上下面が開口するコ字枠状をなすもので
あり、各普通図柄始動ゲート31内には普通図柄始動セ
ンサ32(図5参照)が固定されている。これら各普通
図柄始動センサ32は近接スイッチからなるものであ
り、パチンコ球が普通図柄始動ゲート31内を通過する
ことに基づいて普通図柄始動信号を出力する。
【0015】遊技盤20の後面には、図4に示すよう
に、正方形状のセンタカバー33が固定されており、セ
ンタカバー33の後面には表示基板ボックス34が固定
されている。この表示基板ボックス34内には表示基板
35が収納されており、表示基板35には表示制御装置
36が搭載されている。この表示制御装置36はマイク
ロコンピュータを主体に構成されたものであり、表示制
御装置36の出力端子には、図5に示すように、ドライ
ブ回路37を介して図柄表示装置26が電気的に接続さ
れている。
【0016】センタカバー33の後面には、図4に示す
ように、メイン基板ボックス38が固定されている。こ
のメイン基板ボックス38内にはメイン基板39が収納
されており、メイン基板39にはメイン制御装置40が
搭載されている。このメイン制御装置40はマイクロコ
ンピュータを主体に構成されたものであり、両普通図柄
始動センサ32は、図5に示すように、メイン制御装置
40の入力端子に電気的に接続されている。また、表示
制御装置36はメイン制御装置40の出力端子に電気的
に接続され、役物ソレノイド30はドライブ回路30a
を介してメイン制御装置40の出力端子に電気的に接続
されている。
【0017】表示制御装置36およびメイン制御装置4
0は普通図柄用の表示処理部41および普通図柄用の信
号処理部42を有しており、信号処理部42は普通図柄
始動センサ32からの普通図柄始動信号に基づいて当り
および外れを判定し、判定結果を表示処理部41に出力
する。そして、当りの判定時には役物ソレノイド30に
設定時間Tだけ励磁電源を印加し、電動始動口27を開
放する。この電動始動口27の開放時間は後述の特典の
獲得状態に応じて変わるものであり、特典の非獲得時に
はT1 に設定され、特典の獲得時にはT2 (>T1 )に
設定される。
【0018】表示処理部41は信号処理部42からの判
定結果を検出すると、図柄表示装置26の普通図柄表示
領域ZB内に「7」および「−」の普通図柄を交互に表
示する。そして、当りの判定時には普通図柄を「7」で
変動停止させ、外れの判定時には普通図柄を「−」で変
動停止させ、遊技者に当りまたは外れを報知する。この
普通図柄の変動時間は後述の特典の獲得状態に応じて変
わるものであり、特典の非獲得時にはT3 に設定され、
特典の獲得時にはT4 (<T3 )に設定される。
【0019】電動始動口27のポケット28内には特別
図柄始動センサ43(図5参照)が固定されている。こ
の特別図柄始動センサ43はパチンコ球がポケット28
内に入球することに基づいて特別図柄始動信号(特図始
動信号と称する)を出力する近接スイッチからなるもの
であり、図5に示すように、メイン制御装置40の入力
端子に電気的に接続されている。
【0020】遊技盤20の前面には、図2に示すよう
に、図柄表示装置26の下方に位置して始動口ユニット
44が固定されている。この始動口ユニット44は振分
け装置に相当するものであり、次のように構成されてい
る。
【0021】<始動口ユニット44について>遊技盤2
0の前面には、図1に示すように、合成樹脂製の台板4
5がねじ止めされており、台板45の前面には前方へ突
出するリブ46が形成されている。このリブ46は台板
45の外周部を下辺部を除いて囲うものであり、リブ4
6の上辺部には左右方向中央部に位置してゲート47が
形成されている。このゲート47は上下面が開口するコ
字枠状をなすものであり、ゲート47の左右方向の内径
寸法Wは1個のパチンコ球が通過できる値に設定され、
ゲート47の上方には複数の釘24が逆八字状に打込ま
れている。
【0022】台板45にはゲート47の下方に位置して
軸48が固定されており、軸48の前端部には振分け部
材に相当する可動片49が回動可能に装着されている。
この可動片49はく字状のシーソー板50と半円形状の
後板51とウェイト52とを有するものであり、可動片
49が左上りの第2の傾倒状態(二点鎖線参照)に回動
しているときにはゲート47を通過したパチンコ球がシ
ーソー板50の左側部に当る。すると、可動片49がパ
チンコ球の荷重で右上りの第1の傾倒状態(実線参照)
に回動し、パチンコ球がシーソー板50に沿って左側へ
転がる。
【0023】また、可動片49が右上りの第1の傾倒状
態(実線参照)に回動しているときにはゲート47を通
過したパチンコ球がシーソー板50の右側部に当る。す
ると、可動片49がパチンコ球の荷重で左上りの第2の
傾倒状態(二点鎖線参照)に回動し、パチンコ球がシー
ソー板50に沿って右側へ転がる。従って、パチンコ球
がゲート47を通過する毎に可動片49が第1の傾倒状
態および第2の傾倒状態に交互に回動し、パチンコ球が
左側および右側に交互に「1/2」の固定確率で振分け
られる。
【0024】台板45の左側部には孔状の入賞口53が
形成されている。この入賞口53の下端部には前方へ突
出するリブ54が形成されており、シーソー板50に沿
って左側へ転がるパチンコ球はリブ54に沿って入賞口
53内に入球する。また、台板45の前面にはシーソー
板50の下方に位置して弓形状のリブ55が固定されて
いる。このリブ55の右端部とリブ46との間には切欠
状の排出ゲート56が形成されており、シーソー板50
に沿って右側へ転がるパチンコ球は排出ゲート56を通
して始動口ユニット44から排出される。
【0025】入賞口53内には特別図柄始動センサ57
(図5参照)が固定されている。この特別図柄始動セン
サ57は近接スイッチからなるものであり、入賞口53
内にパチンコ球が入球したことを検出して特図始動信号
を出力する。始動口ユニット44は以上のように構成さ
れている。
【0026】遊技盤20の前面には、図2に示すよう
に、始動口ユニット44の下方に位置して入賞口用台板
58が固定されており、入賞口用台板58には大入賞口
(図示せず)が形成されている。この大入賞口は前面が
開口する四角筒状をなすものであり、大入賞口の前面に
は平板状の扉59が軸60を中心に回動可能に装着され
ている。
【0027】扉59は大入賞口ソレノイド61(図5参
照)のプランジャにクランク機構(図示せず)を介して
連結されている。この大入賞口ソレノイド61は入賞口
用台板58の後面に固定されたものであり、大入賞口ソ
レノイド61の断電時には、図2に示すように、扉59
が垂直状態に回動することに基づいて大入賞口を閉鎖
し、大入賞口ソレノイド61の通電時には扉59が水平
状態に回動することに基づいて大入賞口を開放する。
【0028】大入賞口ソレノイド61は、図5に示すよ
うに、メイン制御装置40の出力端子にドライブ回路6
2を介して電気的に接続されており、メイン制御装置4
0はドライブ回路62を通して大入賞口ソレノイド61
に励磁電源を設定時間(例えば30秒)だけ与えること
に基づいて大入賞口を設定時間だけ開放する。この開放
動作はラウンド動作と称されるものであり、設定回数
(例えば15ラウンド)だけ繰返される(大当り動
作)。
【0029】メイン制御装置40の入力端子には近接ス
イッチからなる大入賞口センサ63が電気的に接続され
ている。この大入賞口センサ63は入賞口用台板58の
大入賞口内に固定されたものであり、大入賞口内にパチ
ンコ球が入球したことを検出してメイン制御装置40に
大入賞信号を出力する。
【0030】前面扉12の後面には、図4に示すよう
に、メインセット64が前面扉12と同一の側辺部を中
心に回動可能に装着されている。このメインセット64
はセンタカバー33を囲う矩形枠状をなすものであり、
メインセット64の後面には賞球基板ボックス65が固
定され、賞球基板ボックス65内には賞球基板66が収
納されている。
【0031】賞球基板66にはマイクロコンピュータを
主体に構成された賞球制御装置67が搭載されている。
この賞球制御装置67の入力端子は、図5に示すよう
に、メイン制御装置40の出力端子に電気的に接続され
ており、メイン制御装置40は特別図柄始動センサ43
からの特図始動信号または特別図柄始動センサ57から
の特図始動信号を検出すると、賞球制御装置67に払出
し信号Saを出力し、大入賞口センサ63からの大入賞
信号を検出すると、賞球制御装置67に払出し信号Sb
を出力する。これら払出し信号SaおよびSbはパチン
コ球の払出し個数および払出し動作の実行を指令するも
のであり、払出し信号Saでは払出し個数がNa個に設
定され、払出し信号Sbでは払出し個数がNb(>N
a)個に設定されている。
【0032】メインセット64の後面には、図4に示す
ように、上端部に位置して球タンク68が固定されてお
り、球タンク68内にはパチンコ球が貯溜されている。
また、メインセット64の後面には傾斜樋状のタンクレ
ール69および球払出しケース70が固定されている。
この球払出しケース70はタンクレール69を介して球
タンク68内に繋がっており、球払出しケース70内に
は球タンク68内からタンクレール69を通してパチン
コ球が供給される。
【0033】球払出しケース70内には球払出し機構が
収納されている。この球払出し機構はパルスモータから
なる球払出しモータ71を駆動源とするものであり、球
払出しモータ71の回転軸が単位量ΔD回転する毎に球
払出しケース70内から下方へ1個のパチンコ球が払出
される。
【0034】球払出しモータ71は、図5に示すよう
に、賞球制御装置67の出力端子にドライブ回路72を
介して電気的に接続されており、賞球制御装置67はメ
イン制御装置40からの払出し信号SaまたはSbを検
出すると、球払出しモータ71の駆動量をΔD×Naま
たはΔD×Nbに設定する。そして、球払出しモータ7
1を駆動量の設定結果に基づいて駆動制御し、球払出し
ケース70内からNa個またはNb個のパチンコ球を払
出す。
【0035】メインセット64には、図4に示すよう
に、球通路73が設けられている。この球通路73は球
払出しケース70と上皿14とを繋ぐものであり、球払
出しケース70内から放出されたパチンコ球は球通路7
3を通して上皿14内に供給される。また、前面扉12
の前面には、図3に示すように、下皿74が固定されて
いる。この下皿74は上皿14内に通じるものであり、
上皿14内から溢れたパチンコ球は上皿14内から下皿
74内に零れ落ちる。
【0036】表示制御装置36およびメイン制御装置4
0は、図5に示すように、特別図柄用の表示処理部75
および特別図柄用の信号処理部76を有しており、表示
処理部75および信号処理部76は下記の処理動作を実
行する。
【0037】信号処理部76は電源が投入されると、大
当り判定値に小数個の設定値をセットすることに基づい
て大当り確率を通常値に設定する。そして、図6の
(a)のステップS1で特別図柄始動センサ43からの
特図始動信号または特別図柄始動センサ57からの特図
始動信号を検出すると、ステップS2へ移行し、大当り
カウンタ値と特典カウンタ値と図柄カウンタ値とを取得
する。これら大当りカウンタ値〜図柄カウンタ値は
「0」から異なる上限値に加算された後に「0」に戻っ
て加算されるものであり、信号処理部76は大当りカウ
ンタ値〜図柄カウンタ値を取得すると、ステップS3へ
移行する。
【0038】信号処理部76はステップS3へ移行する
と、大当りカウンタ値を予め設定された大当り判定値と
比較し、両者が同一であるときには大当りと判定し、両
者が相違しているときには外れと判定する。そして、ス
テップS4へ移行し、大当り判定結果を検出する。
【0039】信号処理部76はステップS4で大当り判
定結果として大当りが記録されていることを検出する
と、ステップS4からS5を経てS6へ移行し、大当り
判定結果として外れが記録されていることを検出する
と、ステップS4からS6へ移行する。
【0040】信号処理部76はステップS5へ移行する
と、特典カウンタ値を予め設定された特典判定値と比較
する。ここで、両者が同一であることを検出したときに
は特典の獲得と判定し、両者が相違していることを検出
したときには特典の非獲得と判定する。
【0041】信号処理部76はステップS6へ移行する
と、左列の図柄,中列の図柄,右列の図柄を「1」〜
「12」の中から選択する。これら左列の図柄〜右列の
図柄は図柄カウンタ値と大当り判定結果と特典の獲得結
果とに基づいて選択されるものであり、特典付き大当り
の判定時には左列,中列、右列が同一の奇数に設定さ
れ、特典無し大当りの判定時には左列,中列、右列が同
一の偶数に設定され、外れの判定時には左列,中列、右
列のうち少なくとも1個が異なる数字に設定される(特
別図柄の設定)。
【0042】信号処理部76は特別図柄を設定すると、
ステップS7へ移行し、表示処理部75に制御情報を出
力する。この制御情報は大当り判定結果と図柄設定結果
とを有するものであり、表示処理部75は図6の(b)
のステップS21で制御情報を検出すると、ステップS
22へ移行し、図柄表示装置26に図柄変動画面を表示
する。この図柄変動画面は左列,中列,右列の各列の図
柄が「1」→「2」…「11」→「12」→「1」…の
設定順序でループ状に変動する演出のものであり、表示
処理部75は図柄を変動開始させると、ステップS23
へ移行する。
【0043】表示処理部75はステップS23へ移行す
ると、図柄変動時間が経過するまで待機する。この図柄
変動時間は大当り確率の通常設定時に長値Tlに設定さ
れ、大当り確率の高設定時に短値Tsに設定されるもの
であり、表示処理部75は図柄変動時間の経過を検出す
ると、ステップS24へ移行し、図柄表示装置26の各
列を制御情報の設定図柄で仮停止させる。
【0044】信号処理部76は図6の(a)のステップ
S7で制御情報を出力すると、ステップS8へ移行し、
予め設定された図柄確定時間が経過するまで待機する。
この図柄確定時間は図柄表示装置26の左列の図柄〜右
列の図柄が仮停止した状態で経過するように予め設定さ
れたものであり、信号処理部76は図柄確定時間の経過
を判断すると、ステップS8からS9へ移行し、表示処
理部75に図柄確定指令を出力する。
【0045】表示処理部75は図6の(b)のステップ
S25で信号処理部76からの図柄確定指令を検出する
と、ステップS26へ移行する。ここで、図柄表示装置
26の左列の図柄,中列の図柄,右列の図柄を確定さ
せ、遊技者に大当りまたは外れを報知する。
【0046】信号処理部76は図柄確定指令を出力する
と、図6の(a)のステップS9からS10へ移行し、
大当り判定結果を検出する。ここで、大当り判定結果と
して外れが記録されていることを検出すると、ステップ
S10からS1に復帰する。また、大当り判定結果とし
て大当りが記録されていることを検出すると、ステップ
S10からS11へ移行し、大入賞口ソレノイド61を
駆動制御することに基づいて上述の大当り動作を実行す
る。
【0047】信号処理部76は大当り動作を終えると、
ステップS11からS12へ移行する。ここで、特典の
非獲得を検出したときにはステップS12からS13へ
移行し、大当り判定値に小数個の設定値をセットするこ
とに基づいて大当り確率を通常値に設定する。従って、
特典無し大当りの発生時には大当りが通常確率で判定さ
れ、図柄変動時間が通常値Tlに設定される。
【0048】信号処理部76はステップS12で特典の
獲得を検出すると、ステップS14へ移行し、大当り判
定値に多数個の設定値をセットすることに基づいて大当
り確率を高値に設定する。従って、特典付き大当りの発
生時には大当りが高確率で判定され、図柄変動時間が短
値Tsに設定される。
【0049】上記第1実施例によれば、始動口ユニット
44の可動片49をパチンコ球の荷重で第1の傾倒状態
および第2の傾倒状態に交互に回動させた。このため、
パチンコ球が続けてゲート47内を通過したときでも可
動片49が応答性良く第1の傾倒状態および第2の傾倒
状態に回動し、パチンコ球が入賞口53および排出ゲー
ト56に「1/2」の固定確率で振分けられるので、パ
チンコ球の連続供給に円滑に対応できる。
【0050】また、入賞口53内にパチンコ球が入賞す
ることに基づいて特図始動信号が出力されるように構成
した。このため、ゲート47を通過したパチンコ球が
「1/2」の固定確率で入賞口53に振分けられ、パチ
ンコ球の払出し動作および特別図柄の変動動作が「1/
2」の確率で行われるようになるので、パチンコ球の払
出し個数および特別図柄の変動回数を現状程度に抑えた
ままでパチンコ球の通過数が多い派手な演出を行うこと
ができる。
【0051】また、遊技盤20には表示用台板25用の
貫通孔,図柄表示装置26用の貫通孔,入賞口用台板5
8用の貫通孔等、多数の貫通孔が形成されており、貫通
孔の数を増やすことは遊技盤20の剛性の低下に繋がる
ので、好ましくない。これに対して上記第1実施例では
可動片49を電気的な駆動手段を使用せずにパチンコ球
の荷重で動作させたので、遊技盤20に駆動手段を挿入
するための貫通孔を形成する必要がなくなる。このた
め、遊技盤20の剛性の低下が防止されるので、遊技盤
20に反り等が生じ難くなる。
【0052】また、始動口ユニット44の上方に複数の
釘24を逆八字状に打込んだ。このため、パチンコ球が
逆八字状の釘24により始動口ユニット44のゲート4
7に案内されるので、パチンコ球のゲート47に対する
通過数が増大する。
【0053】尚、上記第1実施例においては、大当り図
柄の表示に連動して大当り動作が行われる1種のパチン
コ機に始動口ユニット44を適用したが、これに限定さ
れるものではなく、例えば中央役物の特定入賞口内にパ
チンコ球が入賞することに基づいて中央役物が大当り動
作を行う2種のパチンコ機に適用しても良い。
【0054】図7は始動口ユニット44を2種のパチン
コ機に適用した本発明の第2実施例を示している。この
場合、始動口ユニット44の入賞口53内に特別図柄始
動センサ55に換えて始動センサ(図示せず)が固定さ
れており、入賞口53内にパチンコ球が入賞すると、始
動センサからメイン制御装置40に始動信号が出力さ
れ、メイン制御装置40が賞球制御装置67に払出し信
号を出力することに基づいてパチンコ球を払出す。この
とき、中央役物77の両羽根板78を1回だけ開放し、
中央役物77のポケット状のVゾーン79内にパチンコ
球が入賞したことを検出すると、両羽根板78の開放動
作を繰返す(大当り動作)。
【0055】次に本発明の第3実施例を図8に基づいて
説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材については
同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材に
ついてのみ説明を行う。始動口ユニット44の台板45
には右側部に位置して孔状の第2の入賞口80が形成さ
れている。この入賞口80の下端部には前方へ突出する
リブ81が形成されており、シーソー板50に沿って右
側へ転がるパチンコ球はリブ81に沿って入賞口80内
に入賞する。
【0056】第2の入賞口80内には入賞口センサ(図
示せず)が固定されており、入賞口センサはメイン制御
装置40の入力端子に電気的に接続されている。この入
賞口センサは入賞口80内にパチンコ球が入球すること
に基づいて入賞信号を出力する近接スイッチからなるも
のであり、メイン制御装置40は入賞口センサからの入
賞信号を検出すると、賞球制御装置67に払出し信号S
cを出力する。この払出し信号Scはパチンコ球の払出
し個数および払出し動作の実行を指令するものであり、
賞球制御装置67は払出し信号Scを検出すると、球払
出しモータ71を駆動制御することに基づいて球払出し
ケース70内からNc(<Na<Nb)個のパチンコ球
を払出す。
【0057】上記第3実施例によれば、パチンコ球が続
けて始動口ユニット44のゲート47内を通過すると、
可動片49がパチンコ球の荷重で第1の傾倒状態および
第2の傾倒状態に応答性良く交互に回動し、パチンコ球
が第1の入賞口53および第2の入賞口80に「1/
2」の固定確率で振分けられるので、パチンコ球の連続
供給に円滑に対応できる。
【0058】また、第1の入賞口53内にパチンコ球が
入賞することに基づいて特図始動信号が出力され、第2
の入賞口80内にパチンコ球が入賞することに基づいて
入賞信号が出力されるように構成したので、パチンコ球
がゲート47を通過することに基づいてパチンコ球の払
出し動作が行われるようになる。しかも、ゲート47を
通過したパチンコ球が「1/2」の固定確率で第1の入
賞口53に振分けられ、「1/2」の固定確率で特別図
柄が変動開始するので、パチンコ球の払い出し個数を現
状程度に抑えたままで特別図柄の変動回数が少ない演出
を行うことができる。
【0059】尚、上記第3実施例においては、始動口ユ
ニット44を1種のパチンコ機に適用したが、これに限
定されるものではなく、例えば上記第2実施例のよう
に、2種のパチンコ機に適用しても良い。
【0060】次に本発明の第4実施例を図9に基づいて
説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材については
同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材に
ついてのみ説明を行う。始動口ユニット44のゲート4
7内には特別図柄始動センサ57が固定されており、特
別図柄始動センサ57はパチンコ球がゲート47内を通
過することに基づいてメイン制御装置40に特図始動信
号を出力し、メイン制御装置40の信号処理部76はゲ
ート47内の特別図柄始動センサ57から出力される特
図始動信号および電動始動口27内の特別図柄始動セン
サ43から出力される特図始動信号に基づいて図6の
(a)の処理動作を実行する。
【0061】始動口ユニット44の入賞口53内には入
賞口センサ(図示せず)が固定されており、入賞口セン
サはメイン制御装置40の入力端子に電気的に接続され
ている。この入賞口センサは入賞口53内にパチンコ球
が入賞したことを検出して入賞信号を出力するものであ
り、メイン制御装置40は入賞口53内の入賞口センサ
から出力される入賞信号または電動始動口27内の特別
図柄始動センサ43から出力される特図始動信号を検出
すると、賞球制御装置67に払出し信号Saを出力する
ことに基づいてNa個のパチンコ球を払出す。
【0062】上記第4実施例によれば、パチンコ球が始
動口ユニット44のゲート47を通過することに基づい
て特図始動信号が出力されるように構成したので、パチ
ンコ球がゲート47を通過することに基づいて特別図柄
が変動するようになる。しかも、パチンコ球が入賞口5
3内に入賞することに基づいて入賞信号が出力されるよ
うに構成したので、ゲート47を通過したパチンコ球が
「1/2」の固定確率で入賞口53に振分けられ、「1
/2」の固定確率でパチンコ球の払出しが行われるよう
になる。このため、特別図柄の変動回数を現状程度に抑
えたままで、パチンコ球の払出し数を抑えることができ
る。
【0063】尚、上記第4実施例においては、始動口ユ
ニット44を1種のパチンコ機に適用したが、これに限
定されるものではなく、例えば上記第2実施例の2種の
パチンコ機に適用したり、大当り図柄の表示に連動して
大当りの権利が獲得される3種のパチンコ機に適用して
も良い。
【0064】図10は始動口ユニット44を3種のパチ
ンコ機に適用した本発明の第5実施例を示している。こ
の場合、特典付き権利の発生時には図柄表示装置26に
同一の3個の奇数が表示され、特典無し権利の発生時に
は図柄表示装置26に同一の3個の偶数が表示され、電
動役物27が設定時間だけ開放される。このとき、電動
役物27内に設定個数のパチンコ球が入賞すると、大当
りが発生することに基づいて設定回数のラウンド動作が
実行される。そして、奇数で大当りが発生したときには
次回の権利獲得が高確率で判定され、偶数で大当りが発
生したときには次回の権利獲得が通常確率で判定され
る。
【0065】次に本発明の第6実施例を図11に基づい
て説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材について
は同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材
についてのみ説明を行う。始動口ユニット44のゲート
47内には普通図柄始動センサ32が固定されており、
普通図柄始動センサ32はゲート47内をパチンコ球が
通過することに基づいてメイン制御装置40に普通図柄
始動信号を出力し、メイン制御装置40の信号処理部4
2はゲート47内の普通図柄始動センサ32から出力さ
れる普通図柄始動信号に基づいて当り判定処理および電
動役物27の開閉処理を実行し、入賞口53内の特別図
柄始動センサ57から出力される特図始動信号に基づい
て大当り判定処理およびパチンコ球の払出し処理を実行
する。
【0066】上記第6実施例によれば、パチンコ球が始
動口ユニット44のゲート47を通過することに基づい
て普通図柄始動信号が出力されるように構成したので、
パチンコ球がゲート47を通過することに基づいて普通
図柄が始動するようになる。しかも、パチンコ球が入賞
口53内に入賞することに基づいて特図始動信号が出力
されるように構成したので、ゲート47を通過したパチ
ンコ球が「1/2」の固定確率で入賞口53に振分けら
れ、「1/2」の固定確率で特別図柄が変動する。この
ため、このため、普通図柄の変動回数と特別図柄の変動
回数とを面倒な釘調整を行うことなく「2:1」に設定
できる。
【0067】尚、上記第1,第3ないし第6実施例にお
いては、特定図柄で大当りが発生することに基づいて大
当り確率が高まる確率変動形のパチンコ機に本発明を適
用したが、これに限定されるものではなく、例えば特定
図柄で大当りが発生することに基づいて特別図柄および
普通図柄の変動時間が短縮される時間短縮形のパチンコ
機に適用したり、大当り図柄の種類に拘らず大当り確率
および特別図柄の変動時間が一定な普通形のパチンコ機
に適用しても良い。
【0068】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のパチンコ機は次の効果を奏する。請求項1記載の手段
によれば、振分け部材をパチンコ球の荷重で第1の傾倒
状態および第2の傾倒状態に交互に回動させることに基
づいてパチンコ球を入賞口および排出ゲートに振分けた
ので、パチンコ球の連続供給に円滑に対応できる。しか
も、振分け部材用の駆動手段が挿入される孔を遊技盤に
形成する必要がなくなるので、遊技盤の剛性の低下が防
止される。また、入賞口内にパチンコ球が入賞すること
に基づいて始動信号が出力されるように構成したので、
パチンコ球の払出し個数および役物の始動回数を現状程
度に抑えたままでパチンコ球の通過数が多い派手な演出
を行うことができる。
【0069】請求項2記載の手段によれば、振分け部材
をパチンコ球の荷重で第1の傾倒状態および第2の傾倒
状態に交互に回動させることに基づいてパチンコ球を第
1の入賞口および第2の入賞口に振分けたので、パチン
コ球の連続供給に円滑に対応できる。しかも、振分け部
材用の駆動手段が挿入される孔を遊技盤に形成する必要
がなくなるので、遊技盤の剛性の低下が防止される。ま
た、第1の入賞口内にパチンコ球が入賞することに基づ
いて始動信号が出力され、第2の入賞口内にパチンコ球
が入賞することに基づいて入賞信号が出力されるように
構成したので、パチンコ球の払い出し個数を現状程度に
抑えたままで役物の始動回数が少ない演出を行うことが
できる。
【0070】請求項3記載の手段によれば、振分け部材
をパチンコ球の荷重で第1の傾倒状態および第2の傾倒
状態に交互に回動させることに基づいてパチンコ球を入
賞口および排出ゲートに振分けたので、パチンコ球の連
続供給に円滑に対応できる。しかも、振分け部材用の駆
動手段が挿入される孔を遊技盤に形成する必要がなくな
るので、遊技盤の剛性の低下が防止される。また、パチ
ンコ球がゲートを通過することに基づいて始動信号が出
力され、パチンコ球が入賞口内に入賞することに基づい
て入賞信号が出力されるように構成したので、役物の始
動回数を現状程度に抑えたままでパチンコ球の払出し数
を抑えることができる。
【0071】請求項4記載の手段によれば、振分け部材
をパチンコ球の荷重で第1の傾倒状態および第2の傾倒
状態に交互に回動させることに基づいてパチンコ球を入
賞口および排出ゲートに振分けたので、パチンコ球の連
続供給に円滑に対応できる。しかも、振分け部材用の駆
動手段が挿入される孔を遊技盤に形成する必要がなくな
るので、遊技盤の剛性の低下が防止される。また、パチ
ンコ球がゲートを通過することに基づいて第2の始動信
号が出力され、パチンコ球が入賞口内に入賞することに
基づいて第1の始動信号が出力されるように構成したの
で、第1の図柄の変動回数と第2の図柄の変動回数とを
面倒な釘調整を行うことなく「2:1」に設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図(始動口ユニット
を示す前面図)
【図2】遊技盤を示す前面図
【図3】全体構成を示す前面図
【図4】全体構成を示す後面図
【図5】電気的構成を示すブロック図
【図6】(a)はメイン制御装置の制御内容を示すフロ
ーチャート、(b)は表示制御装置の制御内容を示すフ
ローチャート
【図7】本発明の第2実施例を示す図(遊技盤を示す前
面図)
【図8】本発明の第3実施例を示す図(始動口ユニット
を示す前面図)
【図9】本発明の第4実施例を示す図(始動口ユニット
を示す前面図)
【図10】本発明の第5実施例を示す図(遊技盤を示す
前面図)
【図11】本発明の第6実施例を示す図(遊技盤を示す
前面図)
【図12】従来例を示す図
【符号の説明】
20は遊技盤、26は図柄表示装置(役物)、44は始
動口ユニット(振分け装置)、45は台板、47はゲー
ト、49は可動片(振分け部材)、53は入賞口(第1
の入賞口)、56は排出ゲート、77は中央役物(役
物)、80は第2の入賞口を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤に装着される台板と、 前記台板に設けられ、パチンコ球が入賞する入賞口と、 前記台板に設けられ、パチンコ球を前記台板の外部に排
    出する排出ゲートと、 前記台板に設けられ、パチンコ球を前記入賞口に向って
    転がす第1の傾倒状態および前記排出ゲートに向って転
    がす第2の傾倒状態間で回動可能な振分け部材と、 前記台板に設けられ、前記台板の外部のパチンコ球を前
    記振分け部材に供給するゲートとを備え、 前記振分け部材は、前記ゲートからパチンコ球が供給さ
    れる毎に前記第1の傾倒状態および前記第2の傾倒状態
    に交互に回動し、 前記入賞口内にパチンコ球が入賞することに基づいてパ
    チンコ球を払出し且つ役物を始動させるための始動信号
    が出力されることを特徴とする振分け装置。
  2. 【請求項2】 遊技盤に装着される台板と、 前記台板に設けられ、パチンコ球が入賞する第1の入賞
    口および第2の入賞口と、 前記台板に設けられ、パチンコ球を前記第1の入賞口に
    向って転がす第1の傾倒状態および前記第2の入賞口に
    向って転がす第2の傾倒状態間で回動可能な振分け部材
    と、 前記台板に設けられ、前記台板の外部のパチンコ球を前
    記振分け部材に供給するゲートとを備え、 前記振分け部材は、前記ゲートからパチンコ球が供給さ
    れる毎に前記第1の傾倒状態および前記第2の傾倒状態
    に交互に回動し、 前記第1の入賞口内にパチンコ球が入賞することに基づ
    いてパチンコ球を払出し且つ役物を始動させるための始
    動信号が出力され、 前記第2の入賞口内にパチンコ球が入賞することに基づ
    いてパチンコ球を払出すための入賞信号が出力されるこ
    とを特徴とする振分け装置。
  3. 【請求項3】 遊技盤に装着される台板と、 前記台板に設けられ、パチンコ球が入賞する入賞口と、 前記台板に設けられ、パチンコ球を前記台板の外部に排
    出する排出ゲートと、 前記台板に設けられ、パチンコ球を前記入賞口に向って
    転がす第1の傾倒状態および前記排出ゲートに向って転
    がす第2の傾倒状態間で回動可能な振分け部材と、 前記台板に設けられ、前記台板の外部のパチンコ球を前
    記振分け部材に供給するゲートとを備え、 前記振分け部材は、前記ゲートからパチンコ球が供給さ
    れる毎に前記第1の傾倒状態および前記第2の傾倒状態
    に交互に回動し、 前記ゲート内をパチンコ球が通過することに基づいて役
    物を始動させるための始動信号が出力され、 前記入賞口内にパチンコ球が入賞することに基づいてパ
    チンコ球を払出すための入賞信号が出力されることを特
    徴とする振分け装置。
  4. 【請求項4】 遊技盤に装着される台板と、 前記台板に設けられ、パチンコ球が入賞する入賞口と、 前記台板に設けられ、パチンコ球を前記台板の外部に排
    出する排出ゲートと、 前記台板に設けられ、パチンコ球を前記入賞口に向って
    転がす第1の傾倒状態および前記排出ゲートに向って転
    がす第2の傾倒状態間で回動可能な振分け部材と、 前記台板に設けられ、前記台板の外部のパチンコ球を前
    記振分け部材に供給するゲートとを備え、 前記振分け部材は、前記ゲートからパチンコ球が供給さ
    れる毎に前記第1の傾倒状態および前記第2の傾倒状態
    に交互に回動し、 前記入賞口内にパチンコ球が入賞することに基づいて第
    1の図柄を変動開始させるための第1の始動信号が出力
    され、 前記ゲート内をパチンコ球が通過することに基づいて第
    1の図柄とは異なる第2の図柄を変動開始させるための
    第2の始動信号が出力されることを特徴とする振分け装
    置。
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