JP2005296445A - 遊技機 - Google Patents

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JP2005296445A JP2004119161A JP2004119161A JP2005296445A JP 2005296445 A JP2005296445 A JP 2005296445A JP 2004119161 A JP2004119161 A JP 2004119161A JP 2004119161 A JP2004119161 A JP 2004119161A JP 2005296445 A JP2005296445 A JP 2005296445A
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Abstract

【課題】 球受け皿から遊技球を排出させる球抜き等の操作を容易にし、また遊技の興趣を損なうこともない等の遊技機を提供する。
【解決手段】 発射ハンドル30に設けられた球抜きスイッチ310と、球抜きスイッチの操作に応じて球受け部21底面の球抜き口204を開放する球抜き機構210と、球受け部に貯留される遊技球の満杯状態を検出する球満杯センサ220と、遊技球の満杯状態を検出したときこれを報知する報知手段40とを備える。これにより、大当たり中でも遊技を中断せずに容易に球抜き操作ができる。
【選択図】 図8

Description

本発明は、球受け皿から遊技球を排出させる球抜きの操作を容易にするパチンコ機等の遊技機に関する。
パチンコ機等の遊技機においては、入賞時に払い出される遊技球(賞球)や、隣接する台間玉貸機から貸し出し操作に応じて払い出される遊技球(貸球)を一時的に貯留する球受け皿が前面枠の下方位置に設けられている。例えば、特許文献1に記載の遊技機においては、球受け皿と球貸しボタン及び球抜きボタン等がユニット化された一体皿が前面枠に備えられ、当該一体皿の正面に設けられている球抜きボタンが押圧操作されると内蔵する球抜き機構が作動して、球受け皿に貯留されている遊技球を下方の球箱(ドル箱)等へ排出するように構成されている。
特開2003−210793号公報
ところで、従来の遊技機では、球受け皿に貯留される遊技球が満杯になった場合などに遊技者が球抜き操作をするときには、一体皿に設けられている球抜きボタン等を押圧操作しなければならず操作が煩雑であった。
また、従来の遊技機では、球受け皿に遊技球が満杯になると自動的に遊技球の打ち出しを停止させる機能を有しているが、大当たり時など賞球が多く払い出されているときには遊技者は遊技に夢中になっている場合が多く、球抜き操作を忘れて遊技を中断させてしまう場合があった。更には、球抜き操作をするために、遊技者は一旦発射ハンドルから手を離すなどして遊技球の打ち出しを中断させる場合もあった。このように、遊技の最中に賞球が多く払い出されているにも関わらず遊技を中断せざるを得ない場合があり、遊技の興趣が損なわれるという問題があった。
本発明は、こうした従来の問題に鑑みてなされたものであり、例えば大当たり時など遊技球が多く払い出されている状況にあっても、球受け皿から遊技球を排出させる球抜き操作を良好な操作性で行うことを可能にし、また遊技の興趣を損なうこともない等の遊技機を提供することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、遊技球が供給される受け皿と、該受け皿に貯留している遊技球を遊技盤面へ打ち出す操作を行う発射ハンドルとを備える遊技機であって、前記発射ハンドルに配設されるスイッチと、前記スイッチの操作に応じて前記受け皿に貯留している遊技球を排出させる球抜き機構とを備えることを特徴とする。
請求項1に記載の遊技機によれば、発射ハンドルに配設されているスイッチが操作されると、球抜き機構が作動して受け皿に貯留している遊技球を排出する。これにより、遊技球を打ち出しながらの球抜き操作を可能にする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機であって、前記受け皿に貯留される遊技球の満杯状態を検出する検出手段と、前記検出手段が遊技球の満杯状態を検出したとき前記受け皿から遊技球を排出させる球抜き操作を促す報知を行う報知手段とを更に備えることを特徴とする。
請求項2に記載の遊技機によれば、検出手段が受け皿に貯留されている遊技球の満杯状態を検出すると、報知手段が球抜き操作を促す報知を行う。これにより、遊技者は受け皿に遊技球が満杯になると確実に球抜き操作を行うことができるので、遊技を中断させてしまうことがなくなる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の遊技機であって、前記検出手段は、前記受け皿の上縁に設けられる光学式センサであることを特徴とする。
請求項3に記載の遊技機によれば、光学式センサが受け皿の上縁付近に貯留する遊技球を検出することで、受け皿の満杯状態を検出する。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の遊技機であって、前記検出手段は、前記受け皿の上縁に設けられる静電容量型センサであることを特徴とする。
請求項4に記載の遊技機によれば、静電容量型センサが受け皿の上縁付近に貯留する遊技球を検出することで、受け皿の満杯状態を検出する。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか1項に記載の遊技機であって、前記球抜き機構は、前記受け皿の底面部に設けられている排出口を開放することで、前記受け皿に貯留している遊技球を前記排出口を通して前記受け皿の下方へ排出することを特徴とする。
請求項5に記載の遊技機によれば、発射ハンドルに配設されているスイッチが操作されると、球抜き機構が受け皿の底面部に設けられている排出口を開放することで、受け皿に貯留している遊技球を排出口を通して受け皿の下方へ排出する。
以上説明したように本発明の遊技機によれば、遊技者は発射ハンドルに配設されているスイッチを操作することで、例えば遊技を中断することなく容易に球抜き操作をすることができる。また、受け皿に貯留されている遊技球が満杯になると遊技者に対して球抜き操作を促す報知をするので、遊技者は遊技を中断させずに遊技球の球抜き操作を行うことができる。このように、球抜き操作など遊技に係る操作性を向上させることで遊技の興趣を高めることができる。
以下、本発明による好適な一実施形態として、パチンコ機について図面を参照しながら説明する。なお、図1(a)は本パチンコ機1の外部構造を表す正面図、図1(b)はその側面図、図2は本パチンコ機1の構造を表す背面図である。
本パチンコ機1は、発射ハンドル30の回動操作に応じて球発射装置55が作動し、遊技球を遊技盤面部16に打ち出しながら遊技を行うもので、いわゆる確率変動等の大当たりが発生した状態でアタッカー19(開閉式の大入賞口)に遊技球が入球することにより、その入賞に対応する数の遊技球を皿ユニット20へ払い出すように構成されている。上記確率変動(確変当たり)とは、遊技盤面部16上の始動チャッカー18への入球の際に行われる抽選の結果、確変モードの大当たりが当選したとき、少なくとも当該確変モードによる遊技状態において次の大当たりを引くまでの間、遊技者に有利な付加価値を付与する特別な遊技状態を意味する。これに対し、当該特別な遊技状態にならない大当たりとして「通常当たり」がある。
図1に示すように、本パチンコ機1は、木枠11と、当該木枠11に対して開閉可能に装着された前扉12とを備え構成されている。前扉12の前面には、透明ガラス板13を有するガラス枠14が開閉可能に装着され、前扉12の前面下方部分には、同じく硬質プラスチックで一体的に形成された皿ユニット20が開閉可能に装着されている。
ガラス枠14の上部には、高輝度の発光ダイオードを有する演出用照明部41と、スピーカを有する演出用放音部42a、42bとが配設されている。また、ガラス枠14の上方左隅部には、同じく高輝度の発光ダイオードを有し、例えばガラス枠14の開放エラー等を光で報知するための報知用照明部43が配設されている。
なお、木枠11内には、前扉12を木枠11側へ閉めることで自動的に施錠し、且つ、ガラス枠14を前扉12側へ閉めることでも施錠する不図示の施錠装置が設けられ、ガラス枠14の前面右方部に形成されている鍵穴15に所定の鍵を挿入して開錠操作をすることにより、これらを開放することができるようになっている。
皿ユニット20には、賞球または貸球として供給される遊技球を一時的に貯留するための球受け部21が一体的に形成されている。球受け部21の右方内壁には賞球払出口22が形成され、当該賞球払出口22を通して後述する賞球払出装置53からの賞球または貸球が球受け部21へ払い出される。
また、皿ユニット20の右側には、遊技球を遊技盤面部16へ向けて打ち出すための発射ハンドル30が配置されている。すなわち、発射ハンドル30は、内蔵するバネによって左回転方向に常時付勢される回動操作部301を有し、当該バネの付勢力に抗して回動操作部301が右回転方向に操作されると、球発射装置55を作動して回動操作部301の回動角度に応じた打撃力で遊技球が打ち出されるようになっている。
また、皿ユニット20の下方部には、本パチンコ機1の遊技に係る案内を音声出力するためのスピーカを有する案内用放音部25が配設されている。
また、皿ユニット20の中央には、球受け部21上の遊技球を球発射装置55付近から皿ユニット20底部の球排出口23を通して下方へ排出させる球抜きボタン24aと、球受け部21上の遊技球を賞球払出口22付近から球排出口23を通して排出させる球抜きボタン24bが設けられている。なお、後述するように、本発明に係るパチンコ機1は、発射ハンドル30に設けられている球抜きスイッチを操作することによっても球排出口23を通して遊技球を下方へ排出できるように形成されている。
前扉12に設けられている遊技盤面部16には、落下する遊技球を衝突させてその方向を偶発的に変更する釘が複数打設されている。また、遊技盤面部16には、入賞口に遊技球が入ることで入賞し、同時に乱数抽選を起動させるチャッカー18、及び遊技球が通過することで乱数抽選を起動させるパスゲート等が適宜の位置に複数配置されている。また、開閉式の入賞口を有するアタッカー19が下方位置に配置されている。アタッカー19は、大当たり等の入賞が確定すると、一定時間又は一定数の遊技球が入球するまで開放すると共に、開放時に遊技球が入ると通常よりも多くの賞球を払い出すので、入賞の確率を遊技者に有利に変動させることができる。
遊技盤面部16の略中央には矩形の表示窓44が形成され、遊技盤面部16の裏側に液晶ユニット58が表示窓44に面して装着されている。これにより、表示窓44を通して、液晶ユニット58が表示する演出図柄映像(例えば大当たり抽選の様子や当選結果を演出するような動画像)を遊技者が目視できるようになっている。
次に、図2を参照し、本パチンコ機1の背面側の構造を説明する。本パチンコ機1の木枠11中央には、CPU(またはマイコン)を実装しパチンコ機1の全体動作を集中制御する主制御基板51が配置されている。主制御基板51の上方には、液晶ユニット58等の映像表示装置が配置されている。また、液晶ユニット58の左方には、サブ制御基板52が配置されている。サブ制御基板52は、液晶ユニット58に対して映像表示の制御を行う映像表示制御部や、上述した演出用照明部41及び演出用放音部42a、42bに光または音による演出を行わせる制御を行う照明及び音響制御部を搭載している。
木枠11の上部には、遊技島に設備される図示しない玉補給樋から賞球用として補給される遊技球を一時的に受ける賞球タンク54が配置されている。木枠11の中央部右方には、賞球タンク54に貯留されている遊技球を入賞に応じて皿ユニット20の球受け部21へ払い出す賞球払出装置53が設けられている。
木枠11の下部には、払出制御基板56、球発射装置55、及び電源ユニット57がそれぞれ配置されている。
払出制御基板56は、チャッカー17、18またはアタッカー19へ遊技球が入球し、または遊技者によって遊技球の貸し出し操作がされたとき、賞球払出装置53を作動して所定数の賞球または貸球を払い出す制御を行う。球発射装置55は、発射ハンドル30の回動操作に応じて、球受け部21に貯留されている遊技球を一球づつ遊技盤面部16へ打ち出す装置である。電源ユニット57は、主制御基板51等の各種制御基板、及び球発射装置55等の各種内蔵機器(装置)へ配電する配電回路が形成されており、本パチンコ機1の動作に必要な電力を各所に供給する。
次に、皿ユニット20に形成される球受け部21及び球抜き機構210の構造を図3及び図4を参照して説明する。図3は、上方から見た皿ユニット20の構造を表す平面図、図4は、皿ユニット20の正面図である。
図3及び図4において、皿ユニット20に形成される球受け部21の底面部分には段差が形成され、これらによって左側領域を占める高位面部201と、右側領域を占める中位面部202と、中央領域を占める低位面部203にほぼ区切られている。高位面部201及び中位面部202は、中央の低位面部203に向かって下方に傾斜し、これにより、賞球払出口22を通して中位面部202の領域へ払い出された賞球、また本パチンコ機1の左方に隣接して設けられる不図示の台間玉貸機のノズルから高位面部201へ払い出された貸球がこれらの傾斜面に沿って流下して中央の低位面部203へ案内される。低位面部203には、左方に下る傾斜を有する誘導樋部が形成され、低位面部203へ案内された遊技球は誘導樋部によって一列に整列され、球発射装置55へと誘導される。
球受け部21内壁の上縁付近には、球満杯センサ220が配置されている。球満杯センサ220は、センシング面に近接する遊技球を検出するセンサであり、球受け部21において遊技球が満杯になるとオン動作し、主制御基板51(または制御装置510)へ検出信号(オン信号)を送信する。球満杯センサ220は、例えば光スイッチ等、センシング面へ投入される光量を検出して遊技球が満杯かどうか検出するフォトセンサである。なお、球満杯センサ220は、遊技球からの反射光を受光して遊技球の滞留状態を検出する反射型のフォトセンサであってもよい。また、球満杯センサ220は、センシング面に備えられるシート状電極の静電容量を検出して遊技球の滞留状態を検出する静電容量型センサであってもよい。
中位面部202には、円形の球抜き口204が形成されている。この球抜き口204は、皿ユニット20の底部に設けられている球排出口23と連通しており、通常は、シャッタ板211で塞がれている。シャッタ板211は、中位面部202の下側に設置されている球抜き機構210の作動により水平方向にスライドするように取り付けられている。すなわち、球抜き機構210が作動して図4の矢示A方向へシャッタ板211がスライドすると球抜き口204が開放され、球受け部21の中位面部202に貯留されている遊技球が球抜き口204から落下し、球排出口23を通して排出される。
球抜き機構210は、例えば、ステッピングモータである揺動モータと、カム孔を有し揺動モータの駆動によって揺動するアーム部材とを備え、シャッタ板211の端部に設けられる突起部がアーム部材のカム孔に係合している。かかる球抜き機構210によれば、揺動モータによりアーム部材を左右の所定角度位置に揺動させることで、シャッタ板211が往復移動し、球抜き口204が開閉する。
次に、図5〜図7を参照し、本パチンコ機1に取り付けられている発射ハンドル30の構造を説明する。図5は、発射ハンドル30の内部構造を表す部分断面図、図6は、図5に示す矢印位置Bから見た、前カバー303が取り外された状態の発射ハンドル30の内部構造を表す正面図、図7は、図5に示す矢印位置Cから見た、回動操作部301が取り外された状態の発射ハンドル30の内部構造を表す正面図である。なお、発射ハンドル30は、回動操作部301と、支持部材302と、前カバー303等の部材が組み立てられてユニット化されたものであり、支持部材302に形成されている取付け部302bを介してパチンコ機1の皿ユニット20に装着される。
図5に示すように、支持部材302は、略半球形状の収容体であるケース部302aと、パチンコ機1の皿ユニット20に当該発射ハンドル30のユニットを装着するための取付け部302bとを備え、これらが一体的に形成されている。ケース部302a内壁の中心軸位置には、歯車305の軸部を受ける軸受部302eが形成されている。また、前カバー303の接続柱部303b先端と接続する接続筒部302cと、バネ304の一端を止めるための支柱部302dとが、ケース部302a内壁から前カバー303側へ延びて形成されている。なお、接続筒部302cの内部は、前カバー303とネジ止めする小ネジを収容するため空洞となっている。
また、支持部材302のケース部302aには、可変抵抗器307(ポテンショメータ)が取り付けられている。可変抵抗器307の軸には歯車306が固着され、回動操作部301と連動する歯車305と歯合している。
また、ケース部302aの上部には、押圧操作することでオン動作する押しボタン式のスイッチである球抜きスイッチ310が設けられている。なお、球抜きスイッチ310は、後述する制御装置510と配線接続されている。
前カバー303は、略半球形状の蓋体であり、その内壁には回動操作部301の軸部301cを受ける軸受部303aが形成され、また、支持部材302と接続するための接続柱部303bが、支持部材302側の上記接続筒部302cと対応する位置にそれぞれ形成されている。
図6に示すように、回動操作部301は、指掛け用の突起部を複数有する円筒部301aと、円筒部301aの内側を塞ぐ円盤部301bと、円盤部301b中心に設けられる軸部301cとを備え、これらが一体的に形成されている。
また、円盤部301bには、支持部材302の接続筒部302cまたは支柱部302dを通すための円弧状の孔301d、301eと、上記歯車305の側面に形成されている突起部を遊嵌させる遊嵌孔301fが軸部301cに隣接して形成されている。
すなわち、支持部材302と前カバー303とは、回動操作部301の円筒部301aを嵌合して挟み、接続筒部302c及び接続柱部303bの先端同士を接続筒部302c側から挿入する小ネジでネジ止め固着される。これにより、回動操作部301は、その軸部301cが前カバー303の軸受部303aに軸支されると共に、その円筒部301aの両縁部分が支持部材302及び前カバー303の周縁部分によって摺動可能に支持されることで、支持部材302及び前カバー303に対して回動可能に取り付けられる。
回動操作部301の軸部301cには、ねじりコイルバネであるバネ304が巻回されている。そして、バネ304の一端が支持部材302の支柱部302dに小ネジで固定され、バネ304の他端が回動操作部301の円盤部301bに係止されることで、回動操作部301は常時左回転方向に付勢されている。
図6に示されるように、発射ハンドル30は、非操作状態においては、円盤部301bの孔301d、301eの左回転方向始端に支持部材302の接続筒部302cが当接し、発射ハンドル30の回動操作部301が最大量回動操作されると、孔301d、301eの左回転方向終端に上記接続筒部302cが当接する。すなわち、孔301d、301eの長さ寸法により、回動操作部301の回動操作範囲が制限されている。
かかる構成の発射ハンドル30は、回動操作部301がバネ304の付勢力に抗しながら右回転方向に操作されると、円盤部301bに遊嵌する歯車305が連動し、これに歯合する歯車306を介して可変抵抗器307の軸部を回転するように構成されている。これにより、例えば可変抵抗器307に一定の電流を供給すれば、回動操作部301の回動操作角度に応じた電圧信号を可変抵抗器307から得ることができるように構成されている。
次に、図8に示す制御ブロック図を参照し、パチンコ機1の本発明に係る制御システムを説明する。
本制御システムは、発射ハンドル30の可変抵抗器307と球抜きスイッチ310、並びに皿ユニット20の球満杯センサ220からの信号(検出値等)を制御装置510が入力し、後述する報知手段40と上記球抜き機構210へ指令信号を出力してこれらの動作制御をするように構成されている。
なお、後述するように、制御装置510は当該パチンコ機1が遊技中かどうかを発射ハンドル30の操作量(可変抵抗器307からの信号)に基づいて判定しているが、本発明はこれに限らず、例えば球発射装置55等、遊技動作に係る他の機器の稼動状態に基づいて遊技中かどうかの判定を行うようにしてもよい。
報知手段40は、遊技中、皿ユニット20の球受け部21が満杯になると遊技者にこれを報知する手段であり、具体的には、皿ユニット20に設けられている案内用放音部25のスピーカ、ガラス枠14に配置されている報知用照明部43、または演出用照明部41である。また、球受け部21が満杯になったとき、遊技者に対して球抜き操作をより強く促すようにするために、球抜きスイッチ310、球抜きボタン24a、24b自体に、またはこれらの周辺にランプ等からなる報知手段を設けてもよい。
また、本実施形態では、パチンコ機1の全体動作を制御する主制御基板51に本制御システムの制御装置510が備えられる例について説明しているが、本発明を実施するにあたっては、主制御基板51とは独立に動作するマイコンによって制御装置510を形成し、本発明に係る機能をパチンコ機1のオプションとして適宜追加できるようにしてもよい。
次に、上述の制御システムの動作を図9に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、図9の処理は、上述した制御装置510によって実行される例を示している。また、同図のフローチャートには記載していないが、制御装置510は、球抜きスイッチ310が押圧操作されている間、球抜き機構210を制御して皿ユニット20の球抜き口204を開放する。また、制御装置510は、球抜きスイッチ310が一旦オンすると、予め設定された時間だけ球抜き口204を開放するように制御してもよい。
図9において、制御装置510は、始めに遊技が進行中か判定する(ステップS1)。この場合において、制御装置510は、発射ハンドル30に備えられている可変抵抗器307の出力信号から発射ハンドル30の操作量を検出し、操作量が一定以上であれば遊技中であると判定する。
パチンコ機1が遊技中であって(ステップS1:YES)、球満杯センサ220がオン信号を出力している場合(ステップS2:YES)、制御装置510は報知手段40に対して、球受け部21の遊技球が満杯であり球抜きが必要である旨の報知をさせる(ステップS3)。上述したように報知手段40は、皿ユニット20の案内用放音部25、またはガラス枠14の報知用照明部43等から形成され、制御装置510に指令に従って、案内音声や光の点滅等による上述の報知を実行する。
報知手段40による球抜き操作を促す報知が行われている間に、遊技者が球抜きスイッチ310等を操作して球受け部21から遊技球を排出し、球満杯センサ220がオフすると(ステップS4:YES)、制御装置510は、報知手段40に対し遊技球が満杯である旨の上述の報知を終了させる(ステップS5)。
かかる構成の本パチンコ機1によれば、遊技者が遊技球の打ち出し操作を行う発射ハンドル30に球抜きスイッチ310を設けたので、遊技者は、打ち出し等の遊技操作をしながら容易に球抜き操作をすることができる。また、球満杯センサ220を球受け部21に設け遊技球が満杯であることを報知するので、大当たり時など賞球が多く払い出されているときでも、遊技者は、適宜に球抜き操作を行うことができる。このように、球抜き操作など遊技に係る操作性が向上するので、遊技の興趣が高まると共に遊技者の利便性も向上する。
図1(a)は、本発明の一実施態様によるパチンコ機の外部構造を表す正面図であり、図1(b)はその側面図である。 図2は、本発明の一実施態様によるパチンコ機の構造を表す背面図である。 図3は、本発明の一実施態様によるパチンコ機の皿ユニットの構造を表す平面図である。 図4は、本発明の一実施態様によるパチンコ機の皿ユニットの構造を表す正面図である。 図5は、本発明の一実施態様によるパチンコ機の発射ハンドルの内部構造を表す部分断面図である。 図6は、図5に示す矢印位置Bから見た、前カバーが取り外された状態の発射ハンドルの内部構造を表す正面図である。 図7は、図5に示す矢印位置Cから見た、回動操作部が取り外された状態の発射ハンドルの内部構造を表す正面図である。 図8は、本発明の一実施態様によるパチンコ機の制御システムを表すブロック図である。 図9は、本発明の一実施態様によるパチンコ機の制御システムの動作を表すフローチャートである。
符号の説明
1…パチンコ機、 11…木枠、 12…前扉、
13…透明ガラス板、 14…ガラス枠、 15…鍵穴、
16…遊技盤面部、 17、18…チャッカー、
19…アタッカー、 20…皿ユニット、21…球受け部、
204…球抜き口、 210…球抜き機構、
211…シャッタ板、 220…球満杯センサ、
22…賞球払出口、 23…球排出口、 25…案内用放音部、
30…発射ハンドル、 301…回動操作部、
301a…円筒部、 301b…円盤部、 301c…軸部、
301d、301e…孔、 301f…遊嵌孔、
302…支持部材、 302a…ケース部、 302b…取付け部、
302c…接続筒部、 302d…支柱部、 302e…軸受部、
303…前カバー、 303a…軸受部、 303b…接続柱部、
304…バネ、 305…歯車、 306…歯車、
307…可変抵抗器、 310…球抜きスイッチ、
40…報知手段、 41…演出用照明部、
42a、32b…演出用放音部、 43…報知用照明部、
51…主制御基板、 52…サブ制御基板、 53…賞球払出装置、
54…賞球タンク、 55…球発射装置、 56…払出制御基板、
57…電源ユニット、 510…制御装置

Claims (5)

  1. 遊技球が供給される受け皿と、該受け皿に貯留している遊技球を遊技盤面へ打ち出す操作を行う発射ハンドルとを備える遊技機であって、
    前記発射ハンドルに配設されるスイッチと、
    前記スイッチの操作に応じて前記受け皿に貯留している遊技球を排出させる球抜き機構とを備えることを特徴とする遊技機。
  2. 前記受け皿に貯留される遊技球の満杯状態を検出する検出手段と、
    前記検出手段が遊技球の満杯状態を検出したとき前記受け皿から遊技球を排出させる球抜き操作を促す報知を行う報知手段とを更に備えることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記検出手段は、前記受け皿の上縁に設けられる光学式センサであることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記検出手段は、前記受け皿の上縁に設けられる静電容量型センサであることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  5. 前記球抜き機構は、前記受け皿の底面部に設けられている排出口を開放することで、前記受け皿に貯留している遊技球を前記排出口を通して前記受け皿の下方へ排出することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008110064A (ja) * 2006-10-30 2008-05-15 Aruze Corp 遊技機
JP2009011636A (ja) * 2007-07-06 2009-01-22 Fujishoji Co Ltd 弾球遊技機
JP2011234907A (ja) * 2010-05-11 2011-11-24 Sanyo Product Co Ltd 遊技機

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