JP2002122900A - カメラ用絞り機構 - Google Patents

カメラ用絞り機構

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JP2002122900A
JP2002122900A JP2000318254A JP2000318254A JP2002122900A JP 2002122900 A JP2002122900 A JP 2002122900A JP 2000318254 A JP2000318254 A JP 2000318254A JP 2000318254 A JP2000318254 A JP 2000318254A JP 2002122900 A JP2002122900 A JP 2002122900A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ステップモータで駆動される光量制御段数の多
いカメラ用絞り機構を提供すること。 【解決手段】フィルタ部材4と複数枚の絞り羽根18と
は、地板1の異なる面に枢着され、ステップモータの回
転子5は、親子歯車16を介し駆動リング17に連結さ
れ、絞り羽根18のピン18bは、駆動リング17のカ
ム溝17aに嵌合している。フィルタ部材4を開口部1
aから退かせる場合は、駆動リング17が初期位置から
反時計方向へ回転し、押動部17bがフィルタ作動部材
5を時計方向へ回転させた後、係止部材7によって係止
させる。その後、駆動リング17は、時計方向へ回転し
て所定の絞り口径位置で停止し、撮影後は、時計方向へ
回転し、押動部17cが係止部材7を押して、フィルタ
作動部材5の係止を解除させてから初期位置へ復帰す
る。フィルタ部材4を開口部1aに挿入したまま絞り口
径を決める場合は、最初から駆動リング17を時計方向
へ回転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影に際して、フ
ィルムやCCD素子などに達する被写体光量を電動で調
節できるようにしたカメラ用絞り機構に関する。
【0002】
【従来の技術】カメラ用絞り機構として一般に広く採用
されているものとしては、露光用開口部よりも直径の小
さな開口部を、撮影光路内に選択的に挿入させるように
したものと、複数枚の羽根を同時に作動させ、光軸を中
心にして口径を変化させ得るようにしたものとがある。
そして、前者の絞り機構は、真円の開口部を得ることが
できる点で優れているが、絞り機構全体が大型化してし
まい、小型化しようとすると、絞りの制御段数を少なく
しなければならなくなる。
【0003】また、後者の絞り機構の中には、光軸を中
心にして回転する駆動リングが、3枚以上の羽根を同方
向へ同時に回転させるようにしたものがある。そして、
その場合、各羽根は、上記の駆動リングと地板の両方に
連結されていて、いずれか一方の連結部を支点にして回
転させられるように構成されているが、通常は、地板に
対しては回転可能に取り付けられ、駆動リングに対して
はピン・スロット連結(ピンとカム溝(カム形状の長
孔)との連結)構成で取り付けられたものが多く、中で
も、カム溝を駆動リングに形成するようにしたものが多
い。このことから、そのような駆動リングをカムリング
と称することがある。しかしながら、どのような態様を
採用するにしても、駆動リングによって3枚以上の羽根
を同方向へ同時に回転させるようにした絞り機構の場合
には、常に光軸を中心にした比較的円形に近い形状の絞
り口径を連続的又は多段階に得られることを特徴とする
ものであって、羽根の枚数を多くすればするほど、絞り
口径は円形に近くなる。本発明は、このような種類のカ
メラ用絞り機構に関するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近では、
カメラの電動化に伴い、従来のように、ばねによって絞
り羽根を所定の口径制御位置まで駆動するのではなく、
電磁アクチュエータによって駆動するものが増えてき
た。そして、その典型的なアクチュエータがステップモ
ータである。しかしながら、周知のように、ステップモ
ータは、回転子が所定の回転角度位置でしか停止できな
いため、制御可能な絞り段数を多くしたり、各段におい
て所望の絞り値(f値)が得られるようにしようとする
と、自ずと制約を受けてしまうことになる。そして、そ
のような問題を克服するためには二つの方法があり、そ
の一つは、歯車の減速比を大きくすることであり、もう
一つは、上記したカム溝の傾きを緩やかに形成すること
である。
【0005】しかしながら、減速比を大きくする場合に
は、大きな歯車を用いるか、小さな歯車を複数個用いる
ことになるが、いずれの場合にも絞り機構の大型化を免
れることはできない。また、後者の場合には、コンパク
トにまとめることによって前者の場合よりは大型化を免
れることが可能であるが、部品点数が増えてコスト的に
不利となり、且つバックラッシの影響が大きくなって所
定の絞り口径が安定して得られなくなるという問題点が
ある。他方、カム溝の傾きを緩やかに形成する方法は、
制御可能な絞り段数を多くしようとすると、カム溝の長
さを長くしなくてはならないため、他の羽根用のカム溝
との位置関係から羽根の枚数を少なくしなくてはならな
くなり、絞り口径をより円形に近くすることが難しくな
る。また、それを避けるためにカム溝の長さを長くしな
い場合は、逆に制御可能な絞り段数が少なくなってしま
うという不都合がある。更に、このようなことから、絞
り段数を多くするために、絞り羽根のほかにフィルタを
併用させるようにする考えもあるが、同じ羽根室内で絞
り羽根とフィルタを作動させるために、スムーズな作動
が得にくいという問題点がある。
【0006】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、その目的とするところは、ス
テップモータによって回転される駆動リングが、複数枚
の羽根を同じ方向へ同時に回転させて絞り口径を制御す
るようにした絞り機構であって、光量制御段数を実質的
に多く確保することができ、且つ作動の安定化,小型
化,低コスト化にも好適なカメラ用絞り機構を提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のカメラ用絞り機構は、露光用開口部を有
する地板と、光軸を中心にした略等間隔の角度位置で前
記地板の一方の面に回転可能に取り付けられた複数枚の
絞り羽根と、前記地板の他方の面に回転可能に取り付け
られ前記露光用開口部に選択的に挿入されるフィルタ部
材と、前記地板の一方の面側において光軸を中心にして
回転可能に配置され前記絞り羽根と個々にピン・スロッ
ト連結された駆動リングと、前記駆動リングを初期位置
から正方向と逆方向とに往復回転させることが可能であ
り正方向へ回転させたときには前記複数枚の絞り羽根を
同時に同じ方向へ回転させて絞り口径を変化させ前記初
期位置から逆方向へ回転させたときには前記フィルタ部
材を回転させるステップモータと、前記駆動リングが前
記初期位置から逆方向へ回転させられたときに回転させ
た前記フィルタ部材をその回転させた位置で係止し前記
駆動リングが前記初期位置から正方向へ回転させられた
ときその正方向への最終回転角度領域でその係止を解除
させられる係止部材と、を備えているようにする。
【0008】また、本発明のカメラ用絞り機構において
は、前記絞り羽根と前記駆動リングとが、前記駆動リン
グに形成された各々のカム溝に、前記各絞り羽根に設け
られたピンを嵌合させて連結されており、該各カム溝
は、前記駆動リングの回転によって前記各絞り羽根を回
転させない二つの長孔部が前記各絞り羽根を回転させる
長孔部を間にして連続的に形成されているようにする
と、各絞り羽根の位置制御が確実に行えるようになる。
【0009】また、本発明のカメラ用絞り機構において
は、前記係止部材が、前記フィルタ部材を取り付けた地
板面に取り付けられているようにすると、フィルタ部材
との組立調整が容易となる。
【0010】更に、本発明のカメラ用絞り機構において
は、前記フィルタ部材が、回転作動量の一番大きな先端
部を、前記地板に形成されたスリットに挿入しているよ
うにすると、フィルタ部材の作動と露光用開口部への挿
入状態が安定する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図1〜図
7に示した第1実施例と、図8〜図11に示した第2実
施例によって説明する。また、これらの実施例は、フィ
ルムを使用するカメラにもデジタルカメラにも適用する
ことが可能であるが、説明に際しては、便宜上、いずれ
もフィルムを使用するカメラに適用した場合を前提にし
て説明する。尚、第1実施例と第2各実施例において実
質的に同じである部材,部位には同じ符号を付けてあ
る。
【0012】[第1実施例]先ず、第1実施例の構成
を、図1〜図4を用いて説明するが、図1は被写体側か
ら見た撮影前の状態を示す平面図であり、図2は図1の
背面図であり、図3は各部材の重なり関係を分かり易く
するのに都合よく断面した断面図である。また、図4
は、図1と同じ状態を同じようにして見た平面図であっ
て、羽根室内の主な構成部材,部位を破線で示すように
したものである。
【0013】図1に示すように、本実施例の地板1は合
成樹脂で製作されており、その略中央部に形成された円
形の開口部1aは、最大絞り口径を規制する露光用開口
部である。また、地板1の背面側には、図2に示すよう
にカバー板2が配置されていて、二つのビス3によって
地板1に取り付けられ、地板1との間に羽根室を構成し
ている。そして、このカバー板2の略中央部には、上記
の開口部1aよりも大きな円周部を有する異形の開口部
2aが形成されている。
【0014】図1に示すように、地板1の表面側には一
段低く凹部1bが形成されていて、その側壁の一部には
羽根室内に通じるスリット1cが形成されている。ま
た、開口部1aの周りには、光軸を中心にして等間隔の
角度位置に配置された六つの丸い孔1dと、二つの比較
的大きな孔1e,1fと、円弧状の孔1gが形成されて
いる。更に、地板1の表面側には、三つの軸1h,1
i,1jと、四つのピン1k,1m,1n,1pと、二
つのフック部1q,1rと、筒部1sとが設けられてい
る。また、背面側には、図2に示されているような二つ
の押さえ部1t,1uが設けられ、また、図3に分かり
易く示されているように、二つの軸1v,1wが設けら
れている。そして、筒部1sの内部から延伸した軸1v
の先端は、カバー板2に設けられた丸い孔を貫通してい
る。
【0015】次に、このような地板1の表面側に取り付
けられている部材について説明する。先ず、軸1hには
フィルタ部材4が回転可能に取り付けられている。この
フィルタ部材4は、NDフィルタとして用いられるもの
であり、所定の剛性を有するポリエステルフィルムで製
作されていて、長孔4aが形成されている。そして、一
番作動量の大きい先端部は、上記したスリット1cに挿
入されていて、平面性を維持され且つ好適な作動が得ら
れるようになっている。尚、このフィルタ部材4は、1
枚の材料で製作されているが、従来のように、全体とし
ては薄い金属板で製作し、そこに形成された孔を塞ぐよ
うにしてフィルタ材料を取り付けるようにした形式のも
のであっても差し支えない。
【0016】軸1iには、合成樹脂製のフィルタ作動部
材5が回転可能に取り付けられ、ばね6によって反時計
方向へ回転するように付勢されているが、図1において
は、その回転をピン1kによって阻止されている。この
フィルタ作動部材5は、被係止部5aと、被押動部5b
と、ピン5cとを有していて、被押動部5bは、孔1e
を貫通して羽根室内に臨んでおり、ピン5cは、フィル
タ部材4の長孔4aを貫通し、その先端部を地板1の孔
1gに挿入させている。
【0017】軸1jには、合成樹脂製の係止部材7が回
転可能に取り付けられ、ばね8によって時計方向へ回転
するように付勢されているが、図1においては、その回
転をピン1mによって阻止されている。この係止部材7
は、フィルタ作動部材5の被係止部5aを係止する係止
部7aと、被押動部7bとを有していて、その被押動部
7bは、孔1fを貫通して羽根室内に臨んでいる。
【0018】本実施例においては、駆動源としてステッ
プモータを用いている。そして、その固定子は地板1の
表面側に取付けられる。そこで、次に、その固定子の取
付け構成を説明する。固定子は、ヨーク9,10と、コ
イル11,12を巻回したボビン13,14とで構成さ
れているが、ヨーク9,10は、各々、先端が磁極部と
なっている二つずつの脚部9a,9b、10a,10b
と、基部に形成された嵌合部9c,10cとを有してお
り、その一方の脚部9a,10aにボビン13,14を
嵌装させている。
【0019】そこで、ヨーク9を地板1に取り付ける場
合には、先ず、図1において、筒部1sの左側から脚部
9a,9bの先端を筒部1sに形成された溝に挿入す
る。そして、嵌合部9cをピン1nに嵌合させ、フック
部1qによって止めるようにする。また、他方のヨーク
10は、筒部1sの右側に取り付けられるが、その取付
け方は、上記の取付け方に準じて行なわれるので、その
説明を省略する。
【0020】次に、図2〜図4を用いて、羽根室内の構
成を説明するが、図面を見やすくするために、図4にお
いては、図1において付けた符号の一部を省略してい
る。先ず、ステップモータの回転子15は、4極に着磁
されていて、その周面を、ヨーク9,10の脚部9a,
9b,10a,10bの先端面に対向させた永久磁石1
5aと、合成樹脂のアウトサート加工によって永久磁石
15aに対し一体的に形成された歯車15bとを有して
いて、地板1の軸1vに回転可能に取り付けられ、カバ
ー板2が歯車15bの端面に接触することによって抜け
止めされている。また、軸1wには、減速用の親子歯車
16が回転可能に取り付けられ、その親歯車が回転子1
5の歯車15bに噛合している。そして、この親子歯車
16は、上記した押さえ部1t,1uによって抜け止め
されている。
【0021】羽根室内には駆動リング17が配置されて
いて、図3から分かるように、周辺部が地板1に摺接し
て回転可能となっている。また、この駆動リング17に
は六つのカム溝17aが形成され、外周部には、フィル
タ作動部材5の被押動部5bを押す押動部17bと、係
止部材7の被押動部7bを押す押動部17cと、親子歯
車16の子歯車に噛合した歯部17dとを有している。
【0022】本実施例は、全く同じ形状の6枚の絞り羽
根18を備えているが、図3においては図示を省略され
ている。夫々の絞り羽根18は、一方の面にピン18a
を有し、他方の面にピン18bを有していて、ピン18
aを地板1の孔1dに回転可能に嵌合させ、ピン18b
を駆動リング17のカム溝17aにピン・スロット連結
させている。従って、6枚の絞り羽根18は、駆動リン
グ17が回転すると、各々のピン18aを中心にして同
じ方向へ同時に回転させられるようになっている。
【0023】次に、本実施例の作動を説明するが、その
前に、本実施例の絞り制御方法について述べておく。周
知のように、光学機器においては、絞り機構を、主に焦
点深度を調節するために用いる場合と、単に光量調節の
ためにだけ用いる場合とがあるが、本実施例の場合は後
者のために設けてある。そして、ステップモータを駆動
源として用いるために、絞り羽根による調節だけでは、
光量の制御段数を例えば5段階しか得ることができない
ものを、本実施例においては、各段階ごとにNDフィル
タを挿入させることができるようにして、合計10段階
の光量制御が行えるようにするものである。即ち、最大
口径,最大口径でフィルタ挿入,1段絞った口径,1段
絞った口径でフィルタ挿入,・・・・、というようにし
て2倍の制御段数を可能にするものである。しかしなが
ら、それらの全ての制御態様についての作動説明をする
までもないため、絞り羽根の最小口径時において、フィ
ルタを挿入しない場合と、する場合とについて説明する
ことにする。
【0024】そこで、先ず、絞り羽根によって制御され
る口径が最小口径であって、フィルタを挿入しないで撮
影する場合を説明する。図4は、撮影が行われる前の状
態を示しているが、この状態が本実施例の初期状態であ
り、回転子15と駆動リング17は、この図4の位置が
初期位置である。そして、このとき、フィルタ部材4は
開口部1aの前面に挿入されている。また、6枚の絞り
羽根18は開口部1aを全開状態(最大口径)にしてい
る。しかしながら、もしも、本実施例をノーマルオープ
ンタイプのデジタルカメラに適用する場合は、電源がオ
フのときには、絞り羽根18が開口部1aを完全に閉鎖
した状態にし、撮影に先立って電源がオンになったとき
図4の状態になるようにすると、撮像素子の能力をいた
ずらに劣化させないで済むようになる。
【0025】先ず、図4に示された初期状態において、
レリーズボタンが押されると、シャッタの露光作動が行
われる前に、被写体に対応して絞りによる制御条件が決
定され、この場合には、上記したように、フィルタ部材
4を開口部1aに挿入しないで、絞り口径を最小口径に
して撮影することが決定される。それによって、モータ
の回転子15は、初期位置から反時計方向へ回転し、親
子歯車16を介して駆動リング17を、初期位置から反
時計方向(逆方向)へ回転させる。この回転は僅かであ
るが、その過程で、駆動リング17の押動部17bがフ
ィルタ作動部材5の被押動部5bを押し、ばね6の付勢
力に抗してフィルタ作動部材5を時計方向へ回転させ
る。
【0026】そのため、フィルタ作動部材5は、一方で
は、ピン5cによってフィルタ部材4を反時計方向へ回
転させ、他方では、被係止部5aの周面が係止部材7の
係止部7aを押して、ばね8の付勢力に抗して係止部材
7を反時計方向へ回転させていく。そして、フィルタ作
動部材5が所定の角度まで回転すると、被係止部5aに
よる係止部7aの押動が解かれ、係止部材7は、ばね8
の付勢力によって時計方向へ回転する。図5は、その直
後に、回転子15の回転が停止された状態を示してい
る。このとき、フィルタ部材4は、完全に開口部1aか
ら退いており、係止部材7の係止部7aは、フィルタ作
動部材5の被係止部5aに形成された直線状の面に接触
している。
【0027】また、上記のようにして、駆動リング17
が初期位置から反時計方向へ回転したときには、6枚の
絞り羽根18は、夫々のピン18aを中心にして、どち
らの方向へも回転させられない。それは、駆動リング1
7のカム溝17aが、その長さ方向の両側の所定領域で
は、絞り羽根18のピン18bの位置を移動させない形
状に形成されているからである。
【0028】このようにして図5の状態が得られた後、
回転子15は、その初期位置を越えて時計方向へ回転さ
せられる。そのとき、駆動リング17が初期位置へ回転
するまでの間に、押動部17bがフィルタ作動部材5の
被押動部5bから退いていくが、フィルタ作動部材5
は、その被係止部5aが係止部材7の係止部7aに係止
されることによって、反時計方向へ回転することができ
ない。そのため、フィルタ部材4は、開口部1aから退
いた状態を維持されている。
【0029】その後、駆動リング17が初期位置を越え
ると、カム溝17aが絞り羽根18のピン18bを光軸
方向へ移動させていくので、6枚の絞り羽根18は時計
方向へ同時に回転させられ、撮影光路を絞っていく。そ
して、この作動説明は、最小絞り口径が得られるように
する場合であるから、回転子15は、途中で停止させら
れることなく、6枚の絞り羽根18によって円形に近い
最小口径が得られた段階で停止させられる。その停止状
態が図6に示されていて、この状態が得られた直後に、
図示していないシャッタ羽根の開閉作動が行われる。
【0030】そして、シャッタ羽根の開閉作動が終了す
ると、回転子15は、直ちに反時計方向へは回転され
ず、僅かではあるが、時計方向へ回転させられる。それ
によって、駆動リング17も時計方向へ回転するが、そ
の段階では、カム溝17aの形状によって、6枚の絞り
羽根18は、いずれも回転されずに、最小口径制御状態
を維持している。他方、この段階では、駆動リング17
の押動部17cが係止部材7の被押動部7bを押し、係
止部材7をばね8の付勢力に抗して反時計方向へ回転さ
せるため、フィルタ作動部材5の被係止部5aに対する
係止が解け、フィルタ作動部材5は、ばね6の付勢力に
よって反時計方向へ回転する。そのため、フィルタ部材
4は時計方向へ回転され、開口部1aに挿入させられ
る。その状態が図7に示されている。その後、回転子1
5は反時計方向へ回転し、駆動リング17が初期位置に
達したときに停止して、図4の状態に復帰する。
【0031】次に、絞り羽根によって制御される口径が
最小口径であって、フィルタを挿入して撮影する場合を
説明する。これまでの説明から既に理解されるように、
この場合には、フィルタ部材4を移動させる必要がない
ため、駆動リング17を初期位置から反時計方向へ回転
させる必要がない。そのため、回転子15は、最初から
時計方向へ回転して駆動リング17を時計方向へ回転さ
せ、駆動リング17が図6に相当する位置に達したとき
に停止する。そして、図示していないシャッタ羽根の開
閉作動が終了すると、駆動リング17は、図7に相当す
る位置まで回転されてから初期位置へ復帰されるが、図
7に相当する位置まで回転させず、図6に相当する位置
から、直ちに初期位置へ復帰させるようにしても差し支
えない。
【0032】[第2実施例]次に、第2実施例の構成
を、第1実施例と異なる点についてだけ、図8を用いて
説明する。図8は、第1実施例における図4と同じよう
に、第2実施例の初期状態を示した平面図である。先
ず、本実施例におけるステップモータの構成は、第1実
施例の場合と全く同じである。また、地板1の背面側に
配置されている部材については、地板1の軸1wが軸1
vの左側に移動しているので、親子歯車16が回転子1
5の左側に配置されている。また、絞り羽根18が7枚
設けられているので、各絞り羽根18と駆動リング17
の形状が異なっていて、駆動リング17に設けられた7
個のカム溝17aも長さが短くなっている。更に、絞り
羽根18が7枚になったので、地板1に形成されてい
て、ピン18aを回転可能に嵌合させる孔1dも7個に
増えている。
【0033】地板1の表面側には、第1実施例のような
凹部1bが設けられていない。そのため、軸1hに回転
可能に取り付けられた本実施例のフィルタ部材24は、
地板1の表面で作動することになる。軸1iに回転可能
に取り付けられた本実施例のフィルタ作動部材25は、
被係止部25a,被押動部25b,ピン25c,抑止部
25dを有していて、ばね26によって反時計方向へ回
転するように付勢されている。そして、被押動部25b
は、地板1の孔1xを貫通して、第1実施例の被押動部
5bと同様に、羽根室内に延伸している。また、ピン2
5cは、フィルタ部材24の長孔24bに嵌合し、その
先端部が地板1の孔1gに挿入されており、図8におい
ては、孔1gの縁に当接することによって、フィルタ作
動部材25の反時計回転が阻止されている。
【0034】軸1jに回転可能に取り付けられた本実施
例の係止部材27は、係止部27a,被押動部27bを
有していて、ばね28によって時計方向へ回転するよう
に付勢されているが、図8においては、係止部27aが
フィルタ作動部材25の抑止部25dに当接し、その時
計回転を阻止されている。また、被押動部27bは、地
板1の孔1xを貫通して、第1実施例における被押動部
7bと同様に、羽根室内に延伸している。更に、地板1
には、ピン1yが設けられ、ばね26,28のばね掛け
と、係止部材27のストッパの役目をしている。
【0035】次に、本実施例の作動を説明するが、本実
施例の場合も、各絞り開口位置でNDフィルタを選択的
に挿入できるようにし、光量制御段数を大幅に増加させ
るようにしているという点については、第1実施例の場
合と同じである。そこで、本実施例の場合にも、絞り羽
根の最小口径時において、フィルタを挿入しない場合
と、する場合とについて説明することにするが、第1実
施例の場合とは逆に、絞り羽根によって制御される口径
が最小口径であって、フィルタを挿入して撮影が行われ
る場合から説明することにする。
【0036】図8は、撮影が行われる前の初期状態を示
している。従って、このとき、回転子15と駆動リング
17は初期位置にある。また、本実施例の場合には、こ
のとき、フィルタ部材24が開口部1aの前面に挿入さ
れていないが、7枚の絞り羽根18は、第1実施例のよ
うに、開口部1aを全開状態(最大口径)にしている。
この初期状態において、レリーズボタンが押されると、
ステップモータの回転子15は、初期位置から反時計方
向へ回転し、親子歯車16を介して駆動リング17を、
初期位置から反時計方向へ回転させる。その回転は僅か
であるが、その過程で、駆動リング17の押動部17b
がフィルタ作動部材25の被押動部25bを押し、ばね
26の付勢力に抗してフィルタ作動部材25を時計方向
へ回転させる。
【0037】そのため、フィルタ作動部材25は、ピン
25cによってフィルタ部材24を時計方向へ回転させ
ていく。また、その間、フィルタ作動部材25の抑止部
25dは係止部材27の係止部27aに対して摺接して
いるが、フィルタ部材24が開口部1aを完全に覆った
段階でその摺接関係が解け、係止部材27は、ばね28
の付勢力によって時計方向へ回転し、ピン1yに当接し
て停止する。図9は、その直後に、回転子15の回転が
停止された状態を示しており、係止部材27の係止部2
7aは、フィルタ作動部材25の被係止部25aの作動
軌跡内にある。また、上記のように、駆動リング17が
初期位置から反時計方向へ回転したときには、7枚の絞
り羽根18は、どちらの方向へも回転させられない。そ
れは、本実施例の場合にも、駆動リング17のカム溝1
7aが、その長さ方向の両側の所定領域では、絞り羽根
18のピン18bの位置を移動させない形状に形成され
ているからである。
【0038】このようにして図9の状態が得られた後、
回転子15は、その初期位置を越えて時計方向へ回転さ
せられる。そのとき、駆動リング17が初期位置へ回転
するまでの間に、押動部17bがフィルタ作動部材25
の被押動部25bから退いていくため、フィルタ作動部
材25は、ばね26の付勢力によって反時計方向へ回転
しようとするが、その被係止部25aが係止部材27の
係止部27aに係止されて、回転することができない。
そのため、フィルタ部材24は、開口部1aに挿入され
た状態を維持されている。
【0039】その後、駆動リング17が初期位置を越え
ると、カム溝17aが絞り羽根18のピン18bを光軸
方向へ移動させていくので、7枚の絞り羽根18は時計
方向へ同時に回転させられ、撮影光路を絞っていく。そ
して、第1実施例の場合と同様に、この作動説明は、最
小絞り口径が得られるようにする場合であるから、回転
子15は、途中では停止させられることなく、7枚の絞
り羽根18によって円形に近い最小口径が得られた段階
で停止させられる。その停止状態が図10に示されてい
て、この状態が得られた直後に、図示していないシャッ
タ羽根による開閉作動が行われる。
【0040】そして、シャッタ羽根の開閉作動が終了す
ると、回転子15は、直ちに初期位置へ向けて回転され
ず、僅かではあるが、時計方向へ回転させられる。それ
によって、駆動リング17も時計方向へ回転するが、そ
の段階では、カム溝17aの形状によって、7枚の絞り
羽根18は、いずれも回転されず、最小口径の制御状態
を維持している。他方、この時計方向の回転によって、
駆動リング17の押動部17cが係止部材27の被押動
部27bを押し、係止部材27をばね28の付勢力に抗
して反時計方向へ回転させるため、フィルタ作動部材2
5の被係止部25aに対する係止が解け、フィルタ作動
部材25は、ばね26の付勢力によって反時計方向へ回
転し、フィルタ部材24を反時計方向へ回転させて、開
口部1aから退かせる。そして、ピン25cが孔1gの
縁に当接して停止した状態が図11に示されている。そ
の後、回転子15は反時計方向へ回転し、駆動リング1
7が初期位置に達したときに停止して、図8の状態に復
帰する。
【0041】次に、絞り羽根によって制御される口径が
最小口径であって、フィルタを挿入しないで撮影する場
合を説明する。この場合は、図8の状態からフィルタ部
材24を移動させる必要がないため、駆動リング17を
初期位置から反時計方向へ回転させる必要がない。その
ため、回転子15は、最初から時計方向へ回転すること
によって、駆動リング17を時計方向へ回転させ、駆動
リング17が図10に相当する位置に達したとき停止す
る。そして、図示していないシャッタ羽根の開閉作動が
終了すると、駆動リング17は、図11に相当する位置
まで回転されてから初期位置へ復帰させられるか、図1
0に相当する位置から、直ちに初期位置へ復帰させら
れ、一連の作動が終了する。
【0042】尚、上記の各実施例の説明においては、最
大絞り口径の制御状態を初期状態として説明したが、カ
メラによっては、最小絞り口径の制御状態を初期状態と
しても差し支えない。また、上記の各実施例において
は、地板1の孔1dと絞り羽根18のピン18aを嵌合
させているが、地板1にピンを設け、絞り羽根18に孔
を形成するようにしても差し支えない。更に、上記の各
実施例においては、駆動リング17にカム溝17aを形
成し、絞り羽根18にピン18bを設けているが、駆動
リング17に設けたピンと絞り羽根18に形成したカム
溝とを、ピン・スロット連結するようにしても差し支え
ない。
【0043】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ステッ
プモータによって回転される駆動リングが、その駆動リ
ングにピン・スロット連結されている複数枚の絞り羽根
を、同じ方向へ同時に回転させて絞り口径を制御するよ
うにした絞り機構において、従来のように、大きな減速
歯車や小さな複数の減速歯車を設けたり、ピン・スロッ
ト連結用のカム溝を長く形成することなく、光量制御段
数を多く確保することが可能となり、小型で低コストな
絞り機構を得ることができる。また、複数枚の絞り羽根
とフィルタ部材とを、地板の反対側で作動させるように
しているので、選択的に作動されるフィルタ部材と常に
作動させられる絞り羽根とが、安定した作動を行えると
いう特徴も有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】被写体側から見て撮影前の状態を示した第1実
施例の平面図である。
【図2】図1の背面図である。
【図3】各部材の重なり関係を分かり易くするのに都合
よく断面した第1実施例の断面図である。
【図4】図1と同じ状態を同じようにして見た第1実施
例の平面図であって、羽根室内の主な構成部材,部位を
破線で示すようにしたものである。
【図5】図4と同じようにして示した第1実施例の平面
図であって、図4の状態からフィルタ部材を作動させた
状態を示したものである。
【図6】図4と同じようにして示した第1実施例の平面
図であって、図5の状態から絞り羽根を最小口径制御位
置に作動させた状態を示したものである。
【図7】図4と同じようにして示した第1実施例の平面
図であって、図6の状態においてフィルタ部材を復帰さ
せた状態を示したものである。
【図8】図4と同じようにして第2実施例の初期状態を
示した平面図である。
【図9】図8と同じようにして示した第2実施例の平面
図であって、図8の状態からフィルタ部材を作動させた
状態を示したものである。
【図10】図8と同じようにして示した第2実施例の平
面図であって、図9の状態から絞り羽根を最小口径制御
位置に作動させた状態を示したものである。
【図11】図8と同じようにして示した第2実施例の平
面図であって、図10の状態においてフィルタ部材を復
帰させた状態を示したものである。
【符号の説明】
1 地板 1a,2a 開口部 1b 凹部 1c スリット 1d,1e,1f,1g,1x 孔 1h,1i,1j,1v,1w 軸 1k,1m,1n,1p,1y,5c,18a,18
b,25c ピン 1q,1r フック部 1s 筒部 1t,1u 押さえ部 2 カバー板 3 ビス 4,24 フィルタ部材 4a,24a 長孔 5,25 フィルタ作動部材 5a,25a 被係止部 5b,7b,25b,27b 被押動部 6,8,26,28 ばね 7,27 係止部材 7a,27a 係止部 9,10 ヨーク 9a,9b,10a,10b 脚部 9c,10c 嵌合部 11,12 コイル 13,14 ボビン 15 回転子 15a 永久磁石 15b 歯車 16 親子歯車 17 駆動リング 17a カム溝 17b,17c 押動部 17d 歯部 18 絞り羽根 25d 抑止部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年10月16日(2000.10.
16)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露光用開口部を有する地板と、光軸を中
    心にした略等間隔の角度位置で前記地板の一方の面に回
    転可能に取り付けられた複数枚の絞り羽根と、前記地板
    の他方の面に回転可能に取り付けられ前記露光用開口部
    に選択的に挿入されるフィルタ部材と、前記地板の一方
    の面側において光軸を中心にして回転可能に配置され前
    記絞り羽根と個々にピン・スロット連結された駆動リン
    グと、前記駆動リングを初期位置から正方向と逆方向と
    に往復回転させることが可能であり正方向へ回転させた
    ときには前記複数枚の絞り羽根を同時に同じ方向へ回転
    させて絞り口径を変化させ前記初期位置から逆方向へ回
    転させたときには前記フィルタ部材を回転させるステッ
    プモータと、前記駆動リングが前記初期位置から逆方向
    へ回転させられたときに回転させた前記フィルタ部材を
    その回転させた位置で係止し前記駆動リングが前記初期
    位置から正方向へ回転させられたときその正方向への最
    終回転角度領域でその係止を解除させられる係止部材
    と、を備えていることを特徴とするカメラ用絞り機構。
  2. 【請求項2】 前記絞り羽根と前記駆動リングとが、前
    記駆動リングに形成された各々のカム溝に、前記各絞り
    羽根に設けられたピンを嵌合させて連結されており、該
    各カム溝は、前記駆動リングの回転によって前記各絞り
    羽根を回転させない二つの長孔部が前記各絞り羽根を回
    転させる長孔部を間にして連続的に形成されていること
    を特徴とする請求項1に記載のカメラ用絞り機構。
  3. 【請求項3】 前記係止部材が、前記フィルタ部材を取
    り付けた地板面に取り付けられていることを特徴とする
    請求項1又は2に記載のカメラ用絞り機構。
  4. 【請求項4】 前記フィルタ部材が、回転作動量の一番
    大きな先端部を、前記地板に形成されたスリットに挿入
    していることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記
    載のカメラ用絞り機構。
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