JP2006098515A - カメラ用絞り装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】お互いに口径の異なる絞り開口部を有した複数の絞り部材を備えている低コストのカメラ用絞り装置を提供すること。
【解決手段】二つの絞り部材5,6は、各々、地板1の軸1c,1bで回動可能であり、お互いに口径の異なる絞り開口部5a,6aと形状の異なる長孔5c,6cを有している。ステップモータ3の回転子3aと一体の駆動部材4は、駆動ピン4aを有していて、上記の長孔5c,6cに挿通させている。長孔5cには、その長さ方向に、駆動ピン4aによって押される被押動部と、押されない非押動部とが形成されているが、長孔6cには、全長にわたって被押動部だけが形成されている。そのため、駆動部材4の往動時には、絞り部材5は、絞り開口部5aの設定位置で必ず停止され、駆動部材4が回動し続けたときには、絞り部材6が、絞り開口部6aの設定位置まで回動できるようになっている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、各々が口径の異なる一つの絞り開口を有した複数の絞り部材を備えているカメラ用絞り装置に関する。
最近では、デジタルカメラの普及に伴い、円形の絞り開口部を有した絞り部材を、モータを駆動源として露光開口に進退させるようにした絞り装置が注目されているが、この種の絞り装置には、絞り部材を一つだけ備えていて、露光開口とその一つの絞り開口部のいずれかを選択して撮影することができるようにしたものと、口径の異なる絞り開口部を有する複数の絞り部材を備えていて、露光開口とそれらの複数の絞り開口部の中から一つを選択して撮影できるようにしたものとが知られている。本発明は、後者の構成をした絞り装置に関するものであるが、下記の特許文献1には、そのような絞り装置の一例として、複数の絞り部材は、各々のばねによって個別に同一方向へ回転するように付勢されていて、絞りリングは、回転量を制御することの可能なモータによって往復回転可能とされており、絞りリングが所定の方向へ回転させられると、複数の絞り部材が、その絞りリングに設けられたピンに追従して回転し、絞りリングの回転角度に応じて所定の絞り開口部が設定されるようにした構成が開示されている。
特開平11−133479号公報
ところが、特許文献1に記載されている絞り装置は、駆動源として、往復回転が可能であってその回転量を制御し得るモータを備えているにもかかわらず、そのほかにも絞り部材ごとにばねを備えていて、それらを各々の絞り部材の一方への回動の駆動源とした構成をしているため、部品点数が多くなり、かつ組立工数も大きくなってコスト高になってしまうという問題点がある。また、それらのばねの付勢力が、モータの一方への回転力に対する負荷となってしまうという問題点もある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、口径の異なる絞り開口部を有した複数の絞り部材を、往復回転が可能であってその回転量を制御し得るモータ等の一つの駆動源によって往復回動させ、所定の絞り開口部を選択して撮影が行えるようにした低コストなカメラ用絞り装置を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明のカメラ用絞り装置は、露光用の開口部を有する地板と、前記露光用の開口部より小さくて各々口径の異なる絞り開口部と各々形状の異なる長孔とを有していて前記地板に対して回動可能に取り付けられている複数の絞り部材と、前記長孔のすべてに嵌合しておりそれらの長孔の側面に形成された被押動部を押すことによって前記複数の絞り部材を回動させ前記露光用の開口部に順に進退させる駆動ピンを有していて前記地板に対して回動可能に取り付けられている駆動部材と、前記駆動部材を初期位置から往復回動させその回動量を制御することの可能な駆動源と、を備えており、前記複数の絞り部材のうち、前記駆動部材が初期位置から往動するときに一番最後にその絞り開口部を前記露光用の開口部に臨ませる絞り部材は、その前記長孔に、略全長にわたって前記被押動部を形成しており、その他の絞り部材は、その前記長孔に、前記駆動部材の往動の当初から前記駆動ピンによって押される前記被押動部と、各々の前記絞り開口部が前記露光用の開口部内の設定位置に臨んだあとには前記駆動ピンによって押されることのない非押動部とを形成しているようにする。
また、前記その他の絞り部材が一つの絞り部材であって、該一つの絞り部材は、その前記長孔に、略全長にわたって前記被押動部を形成していて、前記駆動部材の往動時において、その絞り開口部が前記露光用の開口部を通過した位置まで回動し得るようにしてもよい。或いは、前記その他の絞り部材が複数の絞り部材であって、最後から二番目にその絞り開口部を前記露光用の開口部に臨ませる絞り部材は、その長孔に、略全長にわたって前記被押動部を形成していて、前記駆動部材の往動時において、その絞り開口部が前記露光用の開口部を通過した位置まで回動し得るようにされており、それ以外の絞り部材は、その長孔に、前記駆動部材の往動時において、その絞り開口が前記露光用の開口部を通過した位置まで前記駆動ピンによって押される前記被押動部と、それ以後は、前記駆動ピンによって押されることのない非押動部とを形成しているようにしてもよい。更に、前記駆動源が、ステップモータであって、前記駆動部材は、該ステップモータと一体的に構成されていることが好ましい。
本発明のカメラ用絞り装置によれば、駆動源によって往復回動させられる駆動部材が、その駆動ピンを、口径の異なる絞り開口部を有する複数の絞り部材の全ての長孔に嵌合させているだけで、所定の絞り開口を選択的に設定することが可能であるため、従来の絞り装置よりもコストが低減されるという効果がある。
本発明の実施の形態を、図示した実施例によって説明する。尚、実施例は、互いに異なる口径の絞り開口部を有する二つの絞り部材を備えた絞り装置の一例であって、図1は、その初期状態(撮影待機状態)を示す平面図であり、図2は、図1に示されている二つの絞り部材の平面図であり、図3は、大きい絞り開口部の設定状態を示す平面図であり、図4は、小さい絞り開口部の設定状態を示す平面図である。
先ず、本実施例の構成を説明する。図1において、地板1は、カバー板2の背面側に配置されており、カバー板2の一部を破断して示しているが、地板1とカバー板2は、全く同じ外形をしており、図示していない手段によって相互に取り付けられ、それらの間に羽根室を構成している。また、地板1は、合成樹脂製であって、カバー板2より板厚が大きく、その略中央には、円形をした露光用の開口部1aが形成されている。他方、カバー板2にも、開口部1aと同心となるようにして、円形をした露光用の開口部2aが形成されているが、開口部1aの直径(口径)の方が開口部2aの直径よりも小さいため、本実施例の場合には、開口部1aが露光開口を規制している。しかしながら、直径の大きさを逆にして、開口部2aが露光開口を規制するようにしても問題はない。
カバー板2には、上記の開口部2aのほかに、円形をした二つの孔2b,2cと、円弧状をした一つの長孔2dが形成されている。また、明示されていないが、地板1にも、長孔2dと対向する領域に同一形状の長孔が形成されている。また、地板1の羽根室側の面には、二つの軸1b,1cが立設されていて、それらの先端を、カバー板2の上記の孔2b,2cに嵌合している。更に、地板1の羽根室外の面には、適宜な手段によってステップモータ3が取り付けられている。また、そのステップモータ3の回転子3aには、駆動部材4が一体的に回転可能となるようにして取り付けられていて(駆動部材4は、回転子3aに直接取り付けられていてもよいし、ステップモータ3の出力軸に取り付けられていてもよい)、その径方向位置には駆動ピン4aが設けられている。そして、その駆動ピン4aは、地板1に形成された上記の明示されていない長孔を貫通し、その先端をカバー板2の長孔2dに挿入させている。
羽根室内には、二つの絞り部材5,6が配置されている。そして、それらの絞り部材5,6は、図1でよりも分かり易くするために、絞り部材5を図2(a)に、絞り部材6を図2(b)に示してある。先ず、地板1側に配置されている絞り部材5は、地板1の開口部1aより小さい口径の絞り開口部5aと、円形の孔5bと、長孔5cとを有している。そして、その孔5bを、地板1に立設された上記の軸1cに回転可能に嵌合させており、長孔5cには、駆動部材4に設けられた上記の駆動ピン4aを挿通させている。他方、カバー板2側に配置されている絞り部材6は、絞り部材5の絞り開口部5aより小さい口径の絞り開口部6aと、円形の孔6bと、長孔6cとを有している。そして、孔6bを、地板1に立設された上記の軸1bに回転可能に嵌合させており、長孔6cには、駆動部材4に設けられた上記の駆動ピン4aを挿通させている。
ところで、図2(a)から分かるように、絞り部材5の長孔5cは、屈曲した形状をしている。そして、後述の作動説明からも分かるが、この長孔5cに挿通されている駆動ピン4aは、作動中に、その屈曲部5c´から上方位置にあるときには、長孔5cのいずれか一方の側面を押すようになっているが、その屈曲部5c´から下方位置にあるときには、長孔5cのいずれの側面にも接触することはあっても押されることはないようになっている。そのため、駆動ピン4aによって押されることのある側面は被押動部であり、駆動ピン4aによって実質的に押されることのない側面は、非押動部ということができる。他方、図2(b)から分かるように、絞り部材6の長孔6cは、直線形状をしている。しかしながら、後述の作動説明からも分かるが、この長孔6cは、駆動ピン4aが作動するとき、いずれかの側面が必ず押されるようになっている。そのため、それらの側面は、いずれも被押動部ということになる。
次に、本実施例の作動を説明する。図1は、初期状態(撮影待機状態)を示したものであるが、このとき、絞り部材5,6は、露光開口を規制している開口部1aから、いずれも退いており、開口部1aは全開状態となっている。従って、最大絞り開口で撮影をする場合には、ステップモータ3の回転子3aは回転させられることがなく、このままの状態で、撮影が行われる。
また、撮影に際して、絞り部材5の絞り開口5aが選択された場合には、図1において、回転子3aが反時計方向へ、所定の角度だけ回転させられる。そのため、駆動ピン4aが、図2(a)において、長孔5cの屈曲部5c´より上方の左側の側面(被押動部)と、図2(b)において、長孔6cの下方の側面(被押動部)とを同時に押していくことになる。しかしながら、それらの側面に対する駆動ピン4aの作動方向のなす角度が異なっているため、絞り部材5の方が絞り部材6よりも速く回動させられていく。そして、回転子3aが所定の角度回転して停止すると、絞り開口部5aが設定位置(絞り開口部5aの中心が開口部1aの中心と略一致する位置)に設定されたことになり、その状態で撮影が行われる。図3は、その絞り開口部5aの設定状態を示したものである。そして、撮影が終了すると、回転子3aは時計方向へ回転させられ、図1の状態に復帰させられるが、このとき、駆動ピン4aが、図2(a)において、長孔5cの屈曲部5c´より上方の右側の側面(被押動部)と、図2(b)において、長孔6cの上方の側面(被押動部)とを同時に押していくことになり、絞り部材5,6も図1の状態に復帰する。
更に、撮影に際して、絞り部材6の絞り開口部6aが選択された場合を説明する。この場合には、回転子3aが、上記の場合よりも大きく反時計方向へ回転させられることになるが、図1の状態から図3の状態になるまでは、上記の場合と全く同じであるため、その後の作動から説明することにする。この場合には、回転子3aは、図3の状態になっても停止しないため、駆動ピン4aは、図2(b)における長孔6cの下方の側面(被押動部)を押し続けることになり、絞り部材6を、なおも時計方向へ回動させていく。他方、図3の状態においては、駆動ピン4aが、図2(a)に示された長孔5cの屈曲部5c´に達しており、しかも、その屈曲部5c´より下方の長孔は、図3から分かるように、駆動ピン4aの作動軌跡に沿った配置となっているため、回転子3aが図3の状態から反時計方向へ回転しても、駆動ピン4aは長孔5cの側面(非押動部)を押すことなく、長孔5c内を移動していくだけとなる。そのため、図3の状態から、回転子3aが反時計方向へ回転した場合には、絞り部材5は、図3の状態に停止したままであって、絞り部材6だけが時計方向へ回動し続けることになる。
図4は、このようにして、絞り部材6だけを図3の状態から回動させ続けたあと、回転子3aの停止に伴って、絞り開口部6aを設定位置に設定した状態を示したものである。そして、この状態で撮影が終了すると、回転子3aは時計方向へ回転させられるが、このときにも、図3の状態になるまでは、駆動ピン4aが長孔5c内を移動するだけであるから、絞り部材5は回動させられない。しかし、絞り部材6の方は、駆動ピン4aによって、図2(b)における長孔6cの上方の側面(被押動部)を押されるため、反時計方向へ回動させられる。そして、図3の状態になったあとは、絞り開口部5aを選択した場合と同様にして、絞り部材5,6が図1の状態に復帰する。
このように、本実施例は、ステップモータ3の回転子3aを往復回転させるだけで、撮影ごとに、二つの絞り開口部5a,6aのいずれか一方を選択できるようになっているので、特許文献1に記載の構成のように、絞り部材5,6に、個々にばねを用意する必要がなく、コスト面で有利な構成となっている。また、本実施例は、絞り開口部6aを選択した場合、絞り部材5が、絞り開口部5aの設定位置に留まっているため、絞り部材5,6のいずれか一つだけを備えた絞り装置の場合より、地板1を大きくしなくて済むようになっている。そのため、本実施例のように、一番最後にその絞り開口部6aを開口部1aに臨ませる絞り部材6の長孔6cには、駆動ピン4aによって押される被押動部を略全長にわたって形成することになるが、絞り部材5を含むその他の絞り部材の長孔には、絞り部材5の長孔5cのように、駆動ピン4aによって押される被押動部と、駆動ピン4aによって押されない非押動部とを形成するようにすれば、三つ以上の絞り部材を備えても、地板1を大きくしなくて済むことになる。従って、本発明の絞り装置は、そのようにして、三つ以上の絞り部材を備えていても差し支えない。
また、上記のように、二つ以上の絞り部材を備えていても、地板の大きさを大きくしなくて済む理由は、大きい絞り開口部から順に開口部1aに臨ませるようにしているからである。しかしながら、本発明は、そのような構成に限定されるものではなく、小さい絞り開口部から開口部1aに臨ませていくようにしてもよい。但し、その場合には、本実施例の場合でいえば、絞り開口部5a,6aの大きさを逆にして、長孔5cも略全長にわたって被押動部を形成するようにし、大きい絞り開口部6aを選択した場合には、絞り部材5を、開口部1aを通過させた位置で停止させることになるため、地板1の大きさを大きくせざるを得なくなる。しかしながら、そのようにした場合であっても、特許文献1に記載の構成に比べれば、複数のばねを必要としていないので、コストの点では有利である。そして、このような構成は、小さい絞り開口部から開口部1aに臨ませていく場合に限らず、大きい絞り開口部から開口部1aに臨ませていくようにする場合にも採用することが可能である。
ところが、本実施例のように、絞り部材が二つであれば、上記のように、地板1が若干大きくなっても許される場合が多いが、三つ以上になってくると、地板1が益々大きくなって、実用的ではなくなってくる。そこで、絞り部材を三つ以上備えたい場合には、絞り開口部を一番最後に開口部1aに臨ませる絞り部材の長孔と、最後から二番目に開口部1aに臨ませる絞り部材の長孔には、略全長にわたって被押動部を形成し、一番大きい絞り開口部を選択した場合には、最後から二番目に開口部1aに臨ませる絞り部材を、開口部1aを通過した位置で停止させるようにすると共に、それらの二つの絞り部材以外の絞り部材の長孔には、その絞り部材が開口部1aを通過したあとには、駆動ピン4aによって押されることのない非押動部を形成しておくと、地板1の大きさは、上記のように二つの絞り羽根を備えた場合と同じ大きさで済むようになる。そして、このように構成したものは、小さい絞り開口部から開口部1aに臨ませていく場合に限らず、大きい絞り開口部から開口部1aに臨ませていくようにする場合にも採用することが可能である。
尚、上記の実施例においては、駆動部材4が、回転子3aと一体的に構成されている場合で説明したが、本発明は、そのような構成に限定されず、駆動部材4を別部材とし地板1に対して独自に回転可能に取り付けておき、それを、ステップモータ3によって回動させるように構成しても差し支えない。また、上記の実施例の場合には、ステップモータ3を駆動源としているが、本発明の駆動源は、往復作動が可能であって、駆動部材4の回転角度を変えて回動させることが可能であれば、どのようなものであっても構わない。
実施例の初期状態(撮影待機状態)を示す平面図である。 図1に示されている二つの絞り部材の平面図である。 大きい絞り開口部の設定状態を示す平面図である。 小さい絞り開口部の設定状態を示す平面図である。
符号の説明
1 地板
1a,2a 開口部
1b,1c 軸
2 カバー板
2b,2c,5b,6b 孔
2d,5c,6c 長孔
3 ステップモータ
3a 回転子
4 駆動部材
4a 駆動ピン
5,6 絞り部材
5a,6a 絞り開口部
5c´ 屈曲部

Claims (4)

  1. 露光用の開口部を有する地板と、前記露光用の開口部より小さくて各々口径の異なる絞り開口部と各々形状の異なる長孔とを有していて前記地板に対して回動可能に取り付けられている複数の絞り部材と、前記長孔のすべてに嵌合しておりそれらの長孔の側面に形成された被押動部を押すことによって前記複数の絞り部材を回動させ前記露光用の開口部に順に進退させる駆動ピンを有していて前記地板に対して回動可能に取り付けられている駆動部材と、前記駆動部材を初期位置から往復回動させその回動量を制御することの可能な駆動源と、を備えており、前記複数の絞り部材のうち、前記駆動部材が初期位置から往動するときに一番最後にその絞り開口部を前記露光用の開口部に臨ませる絞り部材は、その前記長孔に、略全長にわたって前記被押動部を形成しており、その他の絞り部材は、その前記長孔に、前記駆動部材の往動の当初から前記駆動ピンによって押される前記被押動部と、各々の前記絞り開口部が前記露光用の開口部内の設定位置に臨んだあとには前記駆動ピンによって押されることのない非押動部とを形成していることを特徴とするカメラ用絞り装置。
  2. 前記その他の絞り部材が一つの絞り部材であって、該一つの絞り部材は、その前記長孔に、略全長にわたって前記被押動部を形成していて、前記駆動部材の往動時において、その絞り開口部が前記露光用の開口部を通過した位置まで回動し得るようにされていることを特徴とする請求項1に記載のカメラ用絞り装置。
  3. 前記その他の絞り部材が複数の絞り部材であって、最後から二番目にその絞り開口部を前記露光用の開口部に臨ませる絞り部材は、その長孔に、略全長にわたって前記被押動部を形成していて、前記駆動部材の往動時において、その絞り開口部が前記露光用の開口部を通過した位置まで回動し得るようにされており、それ以外の絞り部材は、その長孔に、前記駆動部材の往動時において、その絞り開口が前記露光用の開口部を通過した位置まで前記駆動ピンによって押される前記被押動部と、それ以後は、前記駆動ピンによって押されることのない非押動部とを形成していることを特徴とする請求項1に記載のカメラ用絞り装置。
  4. 前記駆動源が、ステップモータであって、前記駆動部材は、該ステップモータと一体的に構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のカメラ用絞り装置。
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