JP2004037861A - 光量調節装置、光学機器および撮像装置 - Google Patents

光量調節装置、光学機器および撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】遮光羽根の駆動用と光学フィルタの出し入れ用に2つのアクチュエータを設けると、光量調節装置の小型化が図れない。
【解決手段】アクチュエータ113と、このアクチュエータにより開閉駆動される遮光部材104とを有する光量調節装置において、遮光部材とは独立して光路に対する挿入および退避移動が可能な光学フィルタ109と、遮光部材を開放位置に駆動したアクチュエータのさらなる開放方向への動作および遮光部材を全閉位置に駆動したアクチュエータのさらなる全閉方向への動作のうち少なくとも一方の動作によって光学フィルタを移動させる駆動機構103c,103dとを設ける。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラ,ビデオカメラ,デジタルスチルカメラ等の撮像装置に用いられるレンズ鏡筒内に配置される光量調節装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
固体撮像素子を内蔵したビデオカメラ,デジタルカメラなどのカメラや写真フィルムを使用する通常のカメラにおいては、レンズの焦点深度の調節と、フィルムや固体撮像素子に結像される被写界の光量を調節するために、露光開口の大きさを制御する絞り装置(光量調節装置)が設けられている。
【0003】
現在、一般に多く用いられている絞り装置には、遮光部材としての複数の絞り羽根を用い、虹彩のように光軸を中心にして連続して開口径を変化させるタイプと、2枚の絞り羽根を互いに反対方向に略平行移動させて開口径を変化させるタイプのものが知られている。
【0004】
前者のタイプは、開口径を連続的に変えられるので、任意の開口径を得ることができるという利点があるものの、円形に近い形状の開口が得られるようにするためには絞り羽根の枚数を多くする必要があるため、コスト高になるという不利な面がある。
【0005】
一方、後者のタイプは、絞り羽根の枚数が少ないためにコスト的に有利であるが、開口面積によって開口形状が異なってしまい、均一な円形に近い形状が得られなくないという欠点がある。
【0006】
また、上記の絞り装置にNDフィルタ(減光フィルタ)と呼ばれる光学フィルタを組み合わせ、絞り羽根だけの場合よりも、被写界の光量を多段階に制御できるようにする技術が知られている。
【0007】
更に、カメラの露出制御機構としては、上記絞り装置のほかにシャッタ装置がある。シャッタ装置には、大きく分けて、フォーカルプレンシャッタとレンズシャッタとがあるが、絞り装置をレンズシャッタ付きカメラに設ける場合には、絞り装置はレンズシャッタに隣接して配置されることになるため、これらの装置を如何にコンパクトに纏め、且つ如何に低コストで製作できるようにするかが課題である。
【0008】
特に、最近では、アクチュエータによってシャッタ羽根を開閉作動させるようになってきたため、このような要求度は極めて高くなってきている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の絞り装置では、絞り羽根用アクチュエータと減光フィルタ用のアクチュエータとが別々に設けられているのが一般的である。さらに、シャッタ羽根をアクチュエータで駆動する場合には、アクチュエータが合計3個必要となり、光量調節に関する構造部分が大きくなって、これを搭載するカメラやレンズ鏡筒が大型化し、またコスト高になってしまう。
【0010】
本発明は、絞り羽根あるいは絞り兼用シャッタ羽根といった遮光部材を駆動するアクチュエータと光学フィルタを駆動するアクチュエータを兼用して装置を小型化および低コスト化できるようにした光量調節装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明では、アクチュエータと、このアクチュエータにより開閉駆動される遮光部材とを有する光量調節装置において、遮光部材とは独立して光路に対する挿入および退避移動が可能な光学フィルタと、遮光部材を開放位置に駆動したアクチュエータのさらなる開放方向への動作および遮光部材を全閉位置に駆動したアクチュエータのさらなる全閉方向への動作のうち少なくとも一方の動作によって光学フィルタを移動させる駆動機構とを設けている。
【0012】
具体的には、例えば、遮光部材(絞り羽根あるいは絞り兼用シャッタ羽根)を開放位置に駆動したアクチュエータのさらなる開放方向への動作によって減光フィルタを光路に対して挿入または退避移動させたり、遮光部材を全閉位置に駆動したアクチュエータのさらなる全閉方向への動作によって光学フィルタを上記光路に対して退避または挿入移動させたりする。
【0013】
これにより、遮光部材と光学フィルタの駆動を1つのアクチュエータで行うことが可能となり、光学フィルタを備えた光量調節装置の小型化および低コスト化を図ることが可能となる。
【0014】
ここで、特に絞り機能にシャッタ機能を併せ持つ場合、遮光部材を開放位置に駆動したアクチュエータが、さらに所定量、開放方向に動作することによって光学フィルタの光路に対する挿入または退避移動を開始させるように駆動機構を構成するとよい。また、遮光部材を全閉位置に駆動したアクチュエータが、さらに所定量、全閉方向に動作することによって光学フィルタの光路に対する退避または挿入移動を開始させるように駆動機構を構成するとよい。
【0015】
シャッタ羽根として用いられる遮光部材は高速で駆動されるため、開放駆動や全閉駆動された際にいわゆるオーバーシュートによって開放位置や全閉位置を超えてしまう場合があるが、光学フィルタの駆動に対して上記のように所定量の余裕を持たせておくことにより、上記オーバーシュートにより光学フィルタが移動してしまうことを防止することが可能となる。
【0016】
さらに、このようなオーバーシュートによる光学フィルタへの不必要な移動を確実に防止するため、光学フィルタを移動させる際のアクチュエータの駆動速度を、遮光部材を開放位置と全閉位置との間で駆動する際のアクチュエータの駆動速度よりも遅くするようアクチュエータを制御する制御手段を設けるとよい。
【0017】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図15および図1〜図5には、本発明の第1実施形態である光量調節装置100の構成および動作を示している。図15は、上記光量調節装置の分解斜視図、図1は絞り兼用シャッタ羽根(以下、単に絞り羽根という)が開放位置にあり、NDフィルタが光路から退避した状態を示す図、図2は図1に示す光量調節装置の垂直方向の断面を示す図である。また、図3は図1に示す状態から風車部材が回転して絞り羽根を全閉位置まで絞り込んだ状態を示す図、図4は図3に示す状態からさらに風車部材が回転してメカ端まで回転した状態を示す図、図5は図1に示す状態から風車部材が回転してNDフィルタを光路内に挿入した状態を示す図である。
【0018】
これらの図において、101は光量調節装置100の本体となる地板であり、この地板101の中央には、固定開口部101bが形成されている。102は地板101に取り付けられた仕切り板、103は地板101と仕切り板102とに挟まれるように配置された風車部材(回転部材)であり、この風車部材103は、その中央部の円筒状部分103gの外周が仕切り板102の中央に形成された固定開口部102bの内周に嵌合して光軸Lを中心に回転自在に保持されている。
【0019】
104は地板101と風車部材103とに挟まれた空間に配置された絞り羽根(遮光部材)であり、本実施形態では、同形状の絞り羽根104を6枚用いている。なお、絞り羽根の枚数は6枚に限らず、他の枚数でもよい。各絞り羽根104の基端部には穴部104aが形成されており、これら穴部104aには地板101に設けられた固定ピン部101gが嵌め込まれて、各絞り羽根104が固定ピン部101gを中心に回転可能に支持されている。
【0020】
106は絞り羽根104にカシメられたカムピンで、風車部材103に形成されたカム溝部(遮光部材駆動部)103aに係合している。これにより、風車部材103が回転すると、カムピン106がカム溝部103aに沿って移動し、これにより絞り羽根104が固定ピン部101gを中心に開放位置とクローズ(全閉)位置との間で回転する。6枚の絞り羽根104がすべて同じように回転することで、これら6枚の絞り羽根104によって形成される絞り開口の径が変化する。
【0021】
107は仕切り板102を間に挟んで地板101に固定された押さえ板、108は仕切り板102と押さえ板107とに挟まれるように配置されたフィルタ保持枠である。このフィルタ保持枠108の基端部にはフィルタ回転軸110がカシメられており、このフィルタ回転軸110は、仕切り板102に形成された穴部102aに嵌合している。フィルタ保持枠108はこの回転軸110を中心に回転可能である。
【0022】
109はフィルタ保持枠108の先端側に取り付けられたNDフィルタであり、所定の透過率(濃度)を有することによってこのフィルタを透過する光量を減衰させる。
【0023】
111はねじりコイルばねからなる片寄せばねであり、そのコイル部は地板101に設けられたバネ保持軸101aに取り付けられている。
112はフィルタ保持枠108にカシメられた片寄せピンである。この片寄せ
ピン112は、フィルタ保持枠108(NDフィルタ109)が光路内に挿入される位置(以下、挿入位置という)にあるときに、片寄せばね111の2本の腕部のうち、地板101に設けられたばね受け軸101dに当接する一方の腕部(途中で鈍角状に折れ曲がった腕部)の折れ曲がり部よりも先端側に当接して、フィルタ保持枠108をこの挿入位置に片寄せ状態で保持させる。
【0024】
また、片寄せピン112は、フィルタ保持枠108(NDフィルタ109)が光路外に退避する位置(以下、退避位置という)にあるときに、上記一方の腕部の折れ曲がり部よりも基端側に当接して、フィルタ保持枠108をこの退避位置に片寄せ状態で保持させる。
【0025】
なお、片寄せばね111の他方の腕部は、地板101に設けられたばね受け軸101cに当接している。
【0026】
113はステッピングモータ(アクチュエータ)である。114はステッピングモータ113の出力ピニオンであり、風車部材103の外周の一部に形成された風車ギヤ部103bと噛み合っている。
【0027】
115はフィルタ保持枠108に取り付けられた回転ピンである。この回転ピン115が風車部材103に形成された挿入突起部103cと退避突起部103d(フィルタ駆動部)によって押されることにより、フィルタ保持枠108はフィルタ回転軸110を中心に回転駆動される。また、回転ピン115は、風車部材103における挿入突起部103cと退避突起部103dとの間に形成された円弧突起部(フィルタ移動阻止部)103eの外周に当接(摺接)して、フィルタ挿入時および退避時以外でのフィルタ保持枠108の回転を阻止する役割も有する。
【0028】
ここで、図1〜5において、風車部材103のカム溝部103aの中心線上に描いてある丸印は、風車部材103がステッピングモータ113により1ステップ駆動されるごとに、カム溝部103a内で移動する絞り羽根104のカムピン106の位置を表している。そして、カム溝部103aにおけるDの位置にカムピン106が位置した図1に示す状態が開放状態であり、同Eの位置にカムピン106が位置した図3の状態がクローズ状態である。
【0029】
図1に示す開放状態から風車部材103が図中A方向とは反対方向(つまりは、さらに開放方向)に回転して、カムピン106がカム溝部103aのCからBの区間で移動する際には、フィルタ保持枠108は、回転ピン115が風車部材103の挿入突起部103cによって押されて、フィルタ回転軸110を中心に図中反時計回り方向に回転する。これにより、図5に示すように、NDフィルタ109が光路内に挿入される。
【0030】
このCとBの区間では、カム溝部103aの風車部材径方向でのリフト変化がないため、絞り羽根104は開放位置(カムピン106がDの位置にあるのと同じ位置)に保持される。
【0031】
なお、図3に示すように、カムピン106がカム溝部103aのDとEの区間内で移動することにより、絞り羽根104が開閉して絞り開口径が変化し、絞り開口を通過する光量を調節できる。
【0032】
例えば、Dの位置からステッピングモータ113が4ステップ回転した位置が「F4」の位置であり、開放から1段絞られた位置である。更に2ステップ回転した位置が「F5.6」の位置で更に一段絞られた位置である。更に2ステップずつ回転すると、「F8」、「F11」、「F16」と一段ずつ絞られていく。そして「F16」の位置からステッピングモータ113が4ステップ回転した位置が絞り羽根104が閉じきったクローズ位置である。
【0033】
上述したように「F4」と「F16」との間ではステッピングモータ113の2ステップで1段ずつ絞りが変化し、開放と「F4」との間では4ステップの間隔をとっている。これは、「開放」からさらに先の開放方向(C,B)では絞り羽根104が外に広がらない(すなわち、絞り羽根104が開放位置に維持される)ようにカム溝部103aが緩やかなカーブで形成されており、開放と「F4」との間でカム溝部103aが急なカーブで形成されると開放(D)前後の領域での絞り羽根104の動きが悪くなる。そこで、カム溝部103aに開放前後の領域で大きな曲率がとれるように、開放と「F4」との間では4ステップ分の間隔をとっている。
【0034】
また、「F16」とクローズ位置との間でも、ここを2ステップ分とするとカム溝部103aの曲率が小さくなり、ここでの絞り羽根104の動きが悪くなるので、4ステップ分の間隔をとって曲率を大きくしている。
【0035】
なお、DとCとの間の区間は、風車部材103をクローズ側から高速で開放位置Dに向かって回転させたときに、風車部材103およびカムピン106が開放位置Dを超えてオーバーシュートしても、フィルタ保持枠108(回転ピン115)が挿入突起部103cにより押されて挿入方向に移動しないようにするための回転余裕領域(請求の範囲にいう所定量の領域)である。
【0036】
また、図5に示す開放メカ端位置から風車部材103が図中A方向(クローズ方向)に回転して、カムピン106がカム溝部103aのFからGの区間で移動する際には、フィルタ保持枠108は、回転ピン115が風車部材103の退避突起部103dによって押されて、フィルタ回転軸110を中心に図中時計回り方向に回転する。これにより、図4に示すように、NDフィルタ109が光路外に退避する。
【0037】
このFとGとの間の区間では、カム溝部103aの風車部材径方向でのリフト変化がないため、絞り羽根104はクローズ位置(カムピン106がEの位置にあるのと同じ位置)に保持される。
【0038】
なお、EとFとの間の区間は、風車部材103を開放側から高速でクローズ位置Eに向かって回転させたときに、風車部材103およびカムピン106がクローズ位置Eを超えてオーバーシュートしても、フィルタ保持枠108(回転ピン115)が退避突起部103dにより押されて退避方向に移動しないようにするための回転余裕領域(請求の範囲にいう所定量の領域)である。
【0039】
また、フィルタ保持枠108(回転ピン115)が挿入突起部103cおよび退避突起部103dにより押されて回転する際には、回転ピン115が風車部材103の径方向に若干変位するため、円弧突起部103eの周方向両端に、回転ピン115の変位から逃げるための凹部103fが形成されている。
【0040】
以上のように構成された光量調節装置100は、例えば図16に示すデジタルスチルカメラ160の撮影光学系内に搭載される。図16において、150は光量調節装置100とともに撮影光学系を構成する撮影レンズである。140は撮影光学系により形成される被写体像を光電変換するCCDやCMOS等の撮像素子である。撮像素子140の光電変換により得られた画像信号は、不図示の信号処理回路で所定の処理がなされた後、不図示の記録メティア(半導体メモリ等)に記録される。なお、本実施形態の光量調節装置は、このようなデジタルスチルカメラだけではなく、ビデオカメラやフィルムカメラ、これらカメラの交換レンズ装置(光学機器)にも搭載することができる。
【0041】
次に、上記光量調節装置の制御動作(初期設定から撮影動作まで)について図6を用いて説明する。この制御動作は、上記カメラに搭載された制御回路120(又は絞り調節用の制御回路)によってステッピングモータ113が制御されることにより行われるものである。まず、カメラおよび制御回路120に電源が供給された時点では、風車部材103(絞り羽根104)およびフィルタ保持枠108は前回停止した位置にある。
【0042】
(ステップ1)
初期動作として、制御回路120は、ステッピングモータ113を回転させて風車部材103を図1〜図5に示す矢印A方向に最大回転角以上に回転させ(例えば、ステッピングモータ113を44ステップ回転させて)、カムピン106がカム溝部103aのGの位置にくる通電ステータスでステッピングモータ113を停止させる。これにより、図4に示すように、絞り羽根104はクローズ位置にあり、退避突起103dが回転ピン115を押すのでフィルタ保持枠108は退避位置に位置する。
【0043】
(ステップ2)
次に、制御回路120は、カムピン106がDの位置までくるように所定パルス(29パルス)、ステッピングモータ113を高速で回転させ、風車部材103を矢印A方向とは反対方向に高速回転させる。こうしてカムピン106がDの位置にくるように風車部材103を高速回転させると、風車部材103はカムピン106がDの位置を過ぎる位置にオーバーシュートするが、フィルタ保持枠108の回転ピン115に風車部材103に設けられた挿入突起部103cが当たるまで(カムピン106がCの位置にくるまで)には4ステップ分の余裕があるため、回転ピン115に挿入突起部103cが当たることはない。このため、フィルタ保持枠108が光路内に挿入されることがない。
【0044】
そして、図1に示すように、絞り羽根104が開放位置に到達し、フィルタ保持枠108は片寄せばね111によって退避位置に片寄せされる。これにより、初期位置セットが完了する。
【0045】
(ステップ3)
制御回路120は、カメラにおいて測定した被写体輝度等の情報に基づいてNDフィルタ109を光路内に挿入するか否かを判別し、挿入する場合はステップ4に進んでフィルタ挿入動作を行う。NDフィルタ109を光路内に挿入しない場合は、ステップ6に進んで絞り開口径をセットする。
【0046】
(ステップ4)
ここでは、NDフィルタ109の挿入動作を行う。制御回路120は、ステッピングモータ113を回転させ、風車103を矢印Aとは反対方向に13ステップ回転させ、図5のように、カムピン106がBの位置までくるようにする。これにより、風車部材103の退避突起部103cによって回転ピン115が押され、フィルタ保持枠108が回転し、NDフィルタ109が光路内に挿入される。
【0047】
(ステップ5)
制御回路120は、ステッピングモータ113を回転させ、風車部材103を矢印Aの方向に13ステップ回転させる。これにより、絞り羽根104は開放位置(カムピン106はD位置)に位置し、NDフィルタ109は片寄せバネ111によって挿入位置に片寄せられた状態となる。こうしてフィルタ挿入動作が完了する。
【0048】
(ステップ6)
次に、絞り羽根104により形成される絞り開口を、測光結果等に基づいて最適な開口径にセットする。すなわち、制御回路120は、カムピン106がD位置から「F16」の位置の範囲内で移動するようにステッピングモータ113を駆動して風車部材103を回転させ、絞り開口を上記最適な開口径にセットする。
(ステップ7)
次に、シャッター動作を行う。絞り羽根104が上記最適な開口径を形成している状態から、カムピン106がEの位置(クローズ位置)にくるようにステッピングモータ113を高速で回転させる。これにより、開状態から閉状態へのシャッター動作が行われる。
【0049】
このとき、風車部材103(カムピン106)がE位置を超えてオーバーシュートしても、フィルタ保持枠108の回転ピン115に風車部材103に設けられた退避突起部103dが当たるまで(カムピン106がFの位置にくるまで)には4ステップ分の余裕があるため、回転ピン115に退避突起部103dが当たることはない。このため、フィルタ保持枠108が光路外に退避することがない。以上で一連の初期設定から撮影動作までが完了する。
【0050】
本実施形態では、回転ピン115が挿入突起部103cと退避突起部103dにより押されることによってフィルタ保持枠108が回転し、NDフィルタ109の光路に対する挿入または退避移動が行われる一方、絞り開口径を変化させる範囲では、回転ピン115が円弧突起部103eに当接されることによってNDフィルタ109の挿入および退避移動が阻止される。これにより、片寄せバネ111の付勢力を弱くしても、絞り開口径を変化させる範囲では、振動などによって不用意にNDフィルタ109が移動することがなく、NDフィルタ109を挿入・退避移動させるべきときには片寄せバネ111の付勢力が弱いので容易に移動させることができる。
【0051】
また、NDフィルタ109を移動させるカム溝部103a上のBからDの領域とFからGまでの領域は互いに風車部材103の径方向にずれているので、周方向において隣り合うカム溝部103a同士を互いに干渉させることなく、風車部材103の回転角を広くとることができる。
【0052】
これにより、NDフィルタ109を挿入・退避移動させるための風車部材103の回転角も広くとれるので、フィルタ保持枠108の回転中心であるフィルター回転軸110から離れた位置に回転ピン115を配置できる。したがって、小さな力でフィルタ保持枠108の挿入・退避駆動を行うことができる。このことは、ステッピングモータ113の小型化に有効である。
【0053】
なお、本実施形態では、開放位置からさらに開放方向にステッピングモータ113を回転させることによってNDフィルタ109を光路内に挿入させ、クローズ位置からさらにクローズ方向にステッピングモータ113を回転させることによってNDフィルタ109を光路外に退避させるようにした場合について説明したが、開放位置からさらに開放方向にステッピングモータを回転させることによってNDフィルタを光路外に退避させ、クローズ位置からさらにクローズ方向にステッピングモータを回転させることによってNDフィルタを光路内に挿入させるようにしてもよい。
【0054】
(第2実施形態)
図7〜図10には、本発明の第2実施形態である光量調節装置200の構成を示している。
【0055】
図7は絞り兼用シャッタ羽根(以下、単に絞り羽根という)が開放位置にあり、NDフィルタが光路から退避した状態を示す図、図8は図7に示す状態から風車部材が回転して絞り羽根を全閉位置まで絞り込んだ状態を示す図、図9は図8に示す状態からさらに風車部材が回転してメカ端まで回転した状態を示す図、図10は図7に示す状態から風車部材が回転してNDフィルタを光路内に挿入した状態を示す図である。
【0056】
なお、本実施形態において、第1実施形態と共通する構成要素には第1実施形態と同符号を付して説明に代える。本実施形態は、第1実施形態とは、風車部材201の円弧突起部201eが、その内周側においてフィルタ保持枠202の回転ピン203とは別に設けられたピン204に当接している点等が異なる。
【0057】
図7〜図10において、第1実施形態と同様のカム溝部201aおよびギヤ部201bを有する風車部材201は挿入突起部201cと退避突起部201dと円弧突起部201eとを持つ。これら挿入突起部201cと退避突起部201dと円弧突起部201eの役割については第1実施形態と同様である。
【0058】
202はフィルタ回転軸110と、回転ピン203と、ピン204と、片寄せピン112と持つフィルタ保持枠である。
【0059】
このフィルタ保持枠202(NDフィルタ109)は、風車部材201が開放位置からさらに開放方向に回転して、挿入突起部201cが回転ピン203を押すことにより、フィルタ回転軸110回りで回転し、光路内に挿入移動する。
【0060】
また、フィルタ保持枠202は、風車部材201がクローズ位置からさらにクローズ方向に回転して、退避突起部201dが回転ピン203を押すことにより、フィルタ回転軸110回りで回転し、光路外に退避移動する。
【0061】
また、第1実施形態と同様に、絞り羽根104を回転させて絞り開口径を変化させるときは、ピン204が円弧突起部201eに当接するので、フィルタ保持枠202は回転しない。 これにより、絞り羽根104による光量調節範囲でのNDフィルタ109の不必要な移動が防止される。
【0062】
(第3実施形態)
図11〜図14には、本発明の第3実施形態である光量調節装置300の構成を示している。
【0063】
図11は絞り兼用シャッタ羽根(以下、単に絞り羽根という)が開放位置にあり、NDフィルタが光路から退避した状態を示す図、図12は図11に示す状態から風車部材が回転して絞り羽根を全閉位置まで絞り込んだ状態を示す図、図13は図12に示す状態からさらに風車部材が回転してメカ端まで回転した状態を示す図、図14は図11に示す状態から風車部材が回転してNDフィルタを光路内に挿入した状態を示す図である。
【0064】
なお、本実施形態において、第1実施形態と共通する構成要素には第1実施形態と同符号を付して説明に代える。本実施形態は、第1実施形態とは、風車部材301にフィルタカム301cを形成し、このフィルタカム301cによってフィルタ保持枠302の光路に対する挿入・退避駆動および挿入・退避駆動時以外の挿入・退避方向への移動の阻止を行っている点で異なる。
【0065】
図11〜14において、301は第1実施形態と同様のカム溝部301aおよびギヤ部301bを有し、フィルタカム301cが形成された風車部材である。
【0066】
フィルタカム301cは図11〜図14に示すように、略四角形の形状をしており、内側と外側に設けられたリブにより形成されるカムである。
【0067】
フィルタ保持枠302には、フィルタ回転軸110と、回転ピン303と、片寄せピン112とが設けられている。回転ピン303はフィルタカム(フィルタ駆動部およびフィルタ移動阻止部)301cに係合している。風車部材301が開放位置からさらに開放方向に回転すると、回転ピン303はフィルタカム301cによって押され、これによりフィルタ保持枠302がフィルタ回転軸110回りで回転してNDフィルタ109が光路内に挿入移動する。
【0068】
また、風車部材301がクローズ位置からさらにクローズ方向に回転すると、回転ピン303はフィルタカム301cによって押され、これによりフィルタ保持枠302がフィルタ回転軸110回りで回転してNDフィルタ109が光路外に退避移動する。
【0069】
また、第1実施形態と同様に、絞り羽根104を回転させて絞り開口径を変化させるときは、回転ピン303がフィルタカム301cの円弧形状部分に当接するので、フィルタ保持枠302は回転しない。 これにより、絞り羽根104による光量調節範囲でのNDフィルタ109の不必要な移動が防止される。
【0070】
なお、上記各実施形態では、NDフィルタを光路に対して挿入・退避移動させる場合について説明したが、本発明は、NDフィルタ以外の光学フィルタを用いる場合でも適用することができる。
【0071】
また、アクチュエータとしては、ステッピングモータ以外のモータを用いることもできる。
【0072】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、遮光部材と光学フィルタの駆動を1つのアクチュエータで行うことが可能となり、光学フィルタを備えた光量調節装置の小型化および低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態である光量調節装置の開放状態でNDフィルタが退避した状態を示す図である。
【図2】図1に示す光量調節装置の垂直断面を示す面を示す図である。
【図3】図1の状態から風車部材を回転させて絞り羽根を絞った状態を示す図である。
【図4】図3の状態から更にメカ端まで風車部材を回転させた状態を示す図である。
【図5】図1の状態から風車部材を回転させてNDフィルタを挿入した状態を示す図である。
【図6】図1に示す光量調節装置の動作を示す図である。
【図7】本発明の第2実施形態である光量調節装置の開放状態でNDフィルタが退避した状態を示す図である。
【図8】図7の状態から風車部材を回転させて絞り羽根を絞った状態を示す図である。
【図9】図8の状態から更にメカ端まで風車部材を回転させた状態を示す図である。
【図10】図7の状態から風車部材を回転させてNDフィルタを挿入した状態を示す図である。
【図11】本発明の第3実施形態である光量調節装置の開放状態でNDフィルタが退避した状態を示す図である。
【図12】図11の状態から風車部材を回転させて絞り羽根を絞った状態を示す図である。
【図13】図12の状態から更にメカ端まで風車部材を回転させた状態を示す図である。
【図14】図11の状態から風車部材を回転させてNDフィルタを挿入した状態を示す図である。
【図15】上記第1実施形態の光量調節装置の分解斜視図である。
【図16】上記各実施形態の光量調節装置を搭載したデジタルスチルカメラの断面図である。
【符号の説明】
101  地板
102  仕切り板
103,201,301  風車部材
103a,201a,301a  カム溝部
103c,201c  挿入突起部
103d,201d  退避突起部
103e,201e  円弧突起部
104  絞り羽根
107  押さえ板
108,202,302  フィルタ保持枠
109  NDフィルタ
110  フィルタ回転軸
111  片寄せばね
112  片寄せピン
113  ステッピングモータ
114  出力ピニオン
115,203,303  回転ピン
301c  フィルタカム

Claims (12)

  1. アクチュエータと、このアクチュエータにより開閉駆動される遮光部材とを有する光量調節装置であって、
    前記遮光部材とは独立して光路に対する挿入および退避移動が可能な光学フィルタと、
    前記遮光部材を開放位置に駆動した前記アクチュエータのさらなる開放方向への動作および前記遮光部材を全閉位置に駆動した前記アクチュエータのさらなる全閉方向への動作のうち少なくとも一方の動作によって前記光学フィルタを移動させる駆動機構とを有することを特徴とする光量調節装置。
  2. 前記駆動機構は、前記遮光部材を開放位置に駆動した前記アクチュエータのさらなる開放方向への動作によって前記光学フィルタを前記光路に対して挿入または退避移動させることを特徴とする請求項1に記載の光量調節装置。
  3. 前記駆動機構は、前記遮光部材を全閉位置に駆動した前記アクチュエータのさらなる全閉方向への動作によって前記光学フィルタを前記光路に対して退避または挿入移動させることを特徴とする請求項1に記載の光量調節装置。
  4. 前記駆動機構は、前記遮光部材を開放位置に駆動した前記アクチュエータが、さらに所定量、開放方向に動作することによって前記光学フィルタの前記光路に対する挿入または退避移動を開始させることを特徴とする請求項2に記載の光量調節装置。
  5. 前記駆動機構は、前記遮光部材を全閉位置に駆動した前記アクチュエータが、さらに所定量、全閉方向に動作することによって前記光学フィルタの前記光路に対する退避または挿入移動を開始させることを特徴とする請求項3に記載の光量調節装置。
  6. 前記駆動機構は、前記アクチュエータが前記所定量の領域で動作する間は、前記遮光部材が駆動されないように構成されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の光量調節装置。
  7. 前記駆動機構は、前記アクチュエータにより光軸回りで回転駆動され、前記遮光部材を開閉駆動する遮光部材駆動部と、前記光学フィルタを挿入・退避移動させるフィルタ駆動部とを有する回転部材を含むことを特徴とする請求項1に記載の光量調節装置。
  8. 前記駆動機構は、前記遮光部材を開閉駆動する際に前記光学フィルタの挿入・退避方向への移動を阻止するフィルタ移動阻止部を有することを特徴とする請求項1に記載の光量調節装置。
  9. 前記光学フィルタを移動させる際の前記アクチュエータの駆動速度を、前記遮光部材を開放位置と全閉位置との間で駆動する際の前記アクチュエータの駆動速度よりも遅くするよう制御する制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載の光量調節装置。
  10. 前記アクチュエータが、ステッピングモータであることを特徴とする請求項1に記載の光量調節装置。
  11. 請求項1から10のいずれかに記載の光量調節装置を含む撮影光学系を有することを特徴とする光学機器。
  12. 請求項1から10のいずれかに記載の光量調節装置を含む撮影光学系と、この撮影光学系により形成された被写体像を撮像する撮像手段とを有することを特徴とする撮像装置。
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