JP4347142B2 - セクタ駆動装置 - Google Patents

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本発明はセクタ駆動装置に関する。より詳細には入射光の回折等の影響を防止しながら光量調整を行えるセクタ駆動装置に関する。
セクタ駆動装置は一般にシャッタ装置と称され、カメラに内蔵して使用される。セクタ駆動装置でセクタを駆動することにより、基板に形成した撮影用の開口(以下、シャッタ開口と称する)を開閉して撮像のための光量調整を行う。セクタ駆動装置にはシャッタ開口を開閉する遮蔽用セクタ(シャッタ羽根とも称される)の他に、小絞り状態を形成するための小絞り用セクタ(小絞り羽根とも称される)を含むものが知られている。小絞り用セクタを用いればシャッタ開口への入射光量を調整することができる。通常の小絞り用セクタは、シャッタ開口よりも小径の開口(以下、小絞り穴と称する)を有しておりシャッタ開口をこの小絞り穴で塞ぐことで小絞りの状態を形成できる。
一般に、小絞り用セクタに形成する小絞り穴の径を小さくすると解像度が向上することが知られている。ところが、ある限界を越えて小絞り穴の径を小さくし過ぎると回折の影響が出て解像度が低下してしまう。近年のカメラは著しく小型化されているため、この回折の影響にも配慮しながらセクタ駆動装置を設計することが必要となっている。
例えば特許文献1で開示するセクタ駆動装置は、2枚の小絞り用セクタを具備している。この内の一方のセクタは、シャッタ開口よりも小径の小絞り穴が形成されている一般的な小絞り用セクタである。他方のセクタは、同じ径の小絞り穴に減光フィルタ(Neutral Density Filter:以下、NDフィルタと称する)が取付けられている。このようにNDフィルタを取付けるとシャッタ開口を通過する光を減らすことができるので、更に小絞り穴の径を小さくすることなく光量を絞ることができる。すなわち、このセクタ駆動装置は同じ径の小絞り穴を有する他方のセクタにNDフィルタを取付けることで、回折の発生を抑制しながら一方のセクタより光量を絞った撮影が行えるようにしている。
特開2000−188275号公報
しかしながら、上記特許文献1で開示するセクタ駆動装置はシャッタ開口よりも小径の小絞り穴を有するセクタを用いて小絞り状態を形成する。前述したように最近のセクタ駆動装置は小型化されているので、基板に形成されるシャッタ開口も極めて小さな径となっている。これよりも小さい径の小絞り穴でシャッタ開口を塞ぐと前述した回折の影響が出て解像度が低下する場合がある。
また、特許文献1で開示するセクタ駆動装置は前記した2枚の小絞り用セクタをそれぞれ駆動するために2個のモータが配置され、更に遮蔽用セクタを駆動する別のモータが配置されている。よって、このセクタ駆動装置は計3個ものモータを含むので構成が煩雑化すると共に大型化するという問題がある。更に、モータを多数含むので製造コストが嵩むという問題も含んでいる。
よって、本発明の目的は、簡単な構成で回折の影響を受けることなくシャッタ開口への入射光量を調整できるセクタ駆動装置を提供することである。
上記目的は、シャッタ開口を開閉する遮蔽用セクタと、前記シャッタ開口を塞ぐ位置にきたときに該シャッタ開口への入射光量を調整する入射光量調整用セクタとを備え、前記入射光量調整用セクタには前記シャッタ開口よりも大きな開口部が形成されており、該開口部に減光フィルタが取付けられているセクタ駆動装置によって達成される。
本発明によると、入射光量調整用セクタにはシャッタ開口よりも大きな開口部が形成されているので、この開口部をシャッタ開口を塞ぐように配置しても回折が発生することがない。そして、この開口部には減光フィルタが取付けられているので、従来のように小絞り穴を用いることなくシャッタ開口への入射光量を調整できる。開口部に取付ける減光フィルタを適宜に選択することで、シャッタ開口への入射光量を所望のものに変更できる。
また、前記開口部は、前記入射光量調整用セクタが移動する軌跡に沿って延伸させた長穴形状であることが望ましい。このように開口部を長穴状に形成しておくと入射光量調整用セクタが揺動してもシャッタ開口を減光フィルタで塞ぐ状態を維持できる。
また、前記遮蔽用セクタが前記シャッタ開口を閉じる位置と該シャッタ開口から退避した位置との間を揺動する第1の遮蔽用セクタ及び第2の遮蔽用セクタを含み、該第1の遮蔽用セクタと第2の遮蔽用セクタとが前記シャッタ開口を間にして両側に配置されており、前記第1の遮蔽用セクタ、前記第2の遮蔽用セクタ及び前記入射光量調整用セクタのそれぞれが、支軸を中心にして揺動自在に配置されると共に作動ピンが係合するカム穴を有し、前記作動ピンの動作に連動して前記3枚のセクタそれぞれが所定軌跡で揺動して、全開、全閉及び光量調整の状態を形成するセクタ駆動装置としてもよい。このセクタ駆動装置は1個の作動ピンで各セクタを駆動できるので、簡素な構造で回折を防止しながら光量調整ができるより好ましい装置となる。
本発明によると、回折を発生させることなく、シャッタ開口への入射光量を調整できるセクタ駆動装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明に係る一実施形態のセクタ駆動装置を説明する。図1は、全開状態にあるセクタ駆動装置1を示した図である。本セクタ駆動装置1は基板4側から入射光量調整用セクタ10、第1の遮蔽用セクタ20及び第2の遮蔽用セクタ30が順に配置されている。図1は基板側から見たセクタ駆動装置1を示しており、この図では基板と対向して配置したセクタ押え板2が図示されている。また、図2は図1に示したセクタ駆動装置1の各部を取出した図であり、(A)はセクタ押え板2、(B)は入射光量調整用セクタ10、(C)は第1の遮蔽用セクタ20、(D)は第2の遮蔽用セクタ30を示している。更に、図3はセクタ駆動装置1の一部を示した断面図である。この図3では基板4が図示されている。
図1に示すようにセクタ押え板2には円形のシャッタ開口3が形成されている。そして、図2(A)に示すように、このセクタ押え板2には円弧状に形成した開口2aが形成されている。また、図3で示すように基板4の背部(図3では左側)にはモータ8が配置されており、モータ8のロータ軸8aには作動ピン9が固定されている。作動ピン9はロータ軸8aが回動する範囲に応じて所定範囲を揺動する。セクタ押え板2の開口2aは、作動ピン9の揺動動作を許容するように円弧状に形成されている。なお、図3に示す基板4はセクタ押え板2と略同じ形状を有しており、セクタ押え板2のシャッタ開口3と対向する位置にシャッタ開口(図示せず)が形成されている。基板4にも作動ピン9の揺動動作を許容する円弧状の開口が形成されている。図3では基板4の円弧状の開口4aを示している。
なお、図2(A)では、作動ピン9が移動する位置を9A〜9Cで示している。9Aの位置が図1に示す全開状態の位置であり、9Bが全閉状態(図4参照)、9Cが光量調整状態(図5参照)の位置である。作動ピン9の3つの位置9A〜9Cは以下の説明で適宜に引用する。
図3で示すようにシャッタ基板4の所定位置には、3個の突起5、6、7が配置されている。これらの突起は各セクタ10,20,30の支軸として形成されている。突起5は入射光量調整用セクタ10の支軸となる。同様に突起6は第1の遮蔽用セクタ20の支軸となり、突起7は第2の遮蔽用セクタ30の支軸となる。セクタ押え板2は基板4に固定され、その間にセクタ10、20、30が収納される。シャッタ基板4の所定位置には凹部4bが形成されている。この凹部4bは入射光量調整用セクタ10に取付けられる減光フィルタとしてのNDフィルタ15を傷付けないように形成されている。NDフィルタ15については後述する。
図2(B)〜(D)を参照して、基板4とセクタ押え板2との間の各セクタを順に説明する。基板4側に位置する入射光量調整用セクタ10には支軸受け穴11が形成されている。この支軸受け穴11に基板4側の支軸5を嵌合させることで、入射光量調整用セクタ10が支軸5を中心に揺動可能となる。また、この入射光量調整用セクタ10にはカム穴12が形成されている。このカム穴12には前述した作動ピン9が係合する。作動ピン9の動作に連動して入射光量調整用セクタ10が所定の軌跡を描いて揺動するようにカム穴12の形状が規定されている。
図2(B)で示す入射光量調整用セクタ10は、支軸受け穴11に支軸5が嵌合し、カム穴12には作動ピン9が係合した状態を示している。なお、図2の各図2(B)〜図2(D)は、全開状態(図1)にあるときの各セクタ10、20、30を取出して示している。また、支軸5、6、7及び作動ピン9を確認し易いようにハッチングを入れて示している。
入射光量調整用セクタ10にはシャッタ開口3より大きな開口部13が形成されている。この開口部13は、入射光量調整用セクタ10が揺動する軌跡TRに沿って延伸させた円弧状の長穴として形成されている。但し、図1及び図2(B)で示している開口部13は僅かに延伸させた例を示しているので楕円に近い形状に見えるが、長く延伸させたときには軌跡TRに沿った円弧状の長穴となる。開口部13をこのような長穴形状に形成したことによる効果は後述する動作の説明で明らかとする。この開口部13を覆うように基板4側からNDフィルタ15が取付けられている。
次に、入射光量調整用セクタ10の下に位置している第1の遮蔽用セクタ20及び第2の遮蔽用セクタ30を図2(C),(D)を参照して説明する。第1の遮蔽用セクタ20には支軸受け穴21が形成されている。この支軸受け穴21には基板4側の支軸6が嵌合する。この第1の遮蔽用セクタ20にはカム穴22が形成されている。このカム穴22にも前記した作動ピン9が係合する。作動ピン9の動作に連動して第1の遮蔽用セクタ20が所定の軌跡を描いて揺動するようにカム穴22が形成されている。同様に、第2の遮蔽用セクタ30にも支軸受け穴31が形成されている。この支軸受け穴31には基板4側の支軸7が嵌合する。この第2の遮蔽用セクタ30にはカム穴32が形成されている。このカム穴32に作動ピン9が係合する。作動ピン9の動作に連動して第2の遮蔽用セクタ30が所定の軌跡を描いて揺動するようにカム穴32が形成されている。
上記第1の遮蔽用セクタ20と第2の遮蔽用セクタ30とは全開状態(図1参照)のときに、シャッタ開口3を間にして退避した位置にあるように形成されている。そして、これらのセクタ20,30は作動ピン9が9Aの位置から9Bの位置へ移動するのに伴って両側からシャッタ開口3を閉じるように設計されている。このようにシャッタ開口3の両側からセクタ20,30を閉じるように構成することでシャッタスピードを上げることができる。すなわち、シャッタ開口3を閉じ始めてから閉じ終わるまでの時間が短くなる。なお、第1の遮蔽用セクタ20及び第2の遮蔽用セクタ30がシャッタ開口3を閉じるときには、外周から開口3の中心に向って閉じるようすると鮮明な撮像を得ることができる。そこで、第1の遮蔽用セクタ20及び第2の遮蔽用セクタ30のそれぞれには、図2(C)、(D)で示すように、一部に円弧部20a、30aが形成されている。これらの円弧部は、各セクタ20,30がシャッタ開口3を閉じる直前の位置でシャッタ開口3の外周とほぼ一致するようになる(図6参照)。そして、セクタ20,30がシャッタ開口3に掛かり始めると、外周から中心に向けてシャッタ開口3を閉じるように設定されている。
図1(全開状態)及び図4(全閉状態)、図5(光量調整状態)を参照して、セクタ駆動装置1の各セクタ10,20,30の揺動する様子を順に説明する。図1で示す全開状態のときには作動ピン9が左端位置9Aにあり、この作動ピン9が右端へ移動する途中の位置9Bで全閉状態(図4)が形成され、右端位置9Cに来たときには光量調整状態(図5)が形成される(図2参照)。
図1で示す全開状態のときには、全セクタ10,20,30が退避位置にある。特に、第1の遮蔽用セクタ20と第2の遮蔽用セクタ30はシャッタ開口3を間にしてそれぞれの退避位置にある。図1の全開状態から作動ピン9が9Bの位置に移動すると図4に示した全閉状態となる。このとき第1の遮蔽用セクタセクタ20と第2の遮蔽用セクタ30とが両側に位置しているので、シャッタ開口3を高速に閉じることができる。また、前述したように第1の遮蔽用セクタ20及び第2の遮蔽用セクタ30に円弧部20a、30aを形成しておくと、シャッタ開口3に掛かる前の時間を長くとることができる。よって、遮蔽用セクタ20、30の移動スピードを十分に上げてから一気にシャッタ開口3を閉じることができる。
作動ピン9が9Bの位置から9Cの位置に移動すると、図5に示した光量調整状態となる。この光量調整状態では、第1の遮蔽用セクタ20及び第2の遮蔽用セクタ30は再びそれぞれの退避位置に移動し、入射光量調整用セクタ10がシャッタ開口3を閉じる位置にくる。そして、入射光量調整用セクタ10の開口部13がシャッタ開口3を塞ぐ状態(対向する状態)となる。この開口部13はシャッタ開口3よりも大きいので、従来の小絞りセクタでシャッタ開口3を塞いだ場合のような絞り作用はない。しかし、この開口部13にはNDフィルタ15が取付けられているので、このNDフィルタ15によりシャッタ開口3に入射する光量を低減できる。
すなわち、本セクタ駆動装置1は小絞り穴を用いることなくNDフィルタ15によってシャッタ開口3に入射する光量を低減する。開口部13はシャッタ開口3よりも大きいので、シャッタ開口3を小絞り穴で塞いだときのように回折の問題が発生することはない。なお、NDフィルタ15には、所望の減光効果が得られるフィルタ材を適宜に選択して使用すればよい。また、減光フィルタとしてNDフィルタを用いたが、減光フィルタはこれに限らず適宜変更可能である。
図6は、図5に示した光量調整状態から全閉状態(図4)へ移行している様子を示した図である。特に、この図6は第1の遮蔽用セクタ20と第2の遮蔽用セクタ30とがシャッタ開口3に掛かる直前の状態を図示している。この図6では、第1の遮蔽用セクタ20の円弧部20aと第2の遮蔽用セクタ30の円弧部30aとがシャッタ開口3の外周にほぼ沿った状態となっているのが確認できる。作動ピン9がこの状態を介して全閉を形成する位置9Bへ移動すると、中心に向ってシャッタ開口3を一気に閉じることができる。この点については前述した通りであり、このような動作によって鮮明な画像を得ることができる。なお、図6は光量調整状態から全閉状態への途中の状態を示したものであるが、全開状態(図1)から全閉状態(図4)へ移行する場合にも、上記円弧部20a及び円弧部30aは同じ状態となってからシャッタ開口3を一気に閉じる。
さらに、図6を参照して、入射光量調整用セクタ10の開口部13を軌跡TRに沿った長穴形状としている点について説明する。セクタ駆動装置1は、構成を簡素化するため、前述のように1個の作動ピン9によって全開(図1)、全閉(図4)、光量調整(図5)の各状態を形成する。より具体的には、作動ピン9が移動したときに全開、全閉及び光量調整の各状態が形成されるように各セクタ10、20、30のカム穴12、22、32の形状が設計されている。
図5の光量調整状態から図4の全閉状態へ移行するときには、シャッタ開口3を塞ぐ位置に入射光量調整用セクタ10の開口部13を維持して、第1の遮蔽用セクタ20及び第2の遮蔽用セクタ30だけに閉じ動作をさせればよい。よって、入射光量調整用セクタ10のカム穴12は、作動ピン9が移動しても入射光量調整用セクタ10が定位置にあるように設定されている。しかし、入射光量調整用セクタ10の位置を完全に定位置に維持することは困難である。すなわち、図5の光量調整状態から図4の全閉状態となるときに、入射光量調整用セクタ10は僅かであるが移動してしまう。また、このように入射光量調整用セクタ10が移動すると、遮蔽用セクタ20、30でシャッタ開口3を閉じる前に入射光量調整用セクタ10の一部がシャッタ開口3に掛かってしまう場合がある。この場合には鮮明な撮像を行う上での障害となる。
そこで、上記のように入射光量調整用セクタ10が僅かに移動することを考慮して、開口部13の形状が設計されている。すなわち、開口部13は前述したように軌跡TRに沿って延伸させた長穴状に形成されている。このように構成することで入射光量調整用セクタ10が少々動いても、全閉状態が完全に形成されるまで開口部13とシャッタ開口3とが重なる状態を維持できる。その結果、全閉状態が完了するまでシャッタ開口3をNDフィルタ15で覆うことでき、また、入射光量調整用セクタ10の一部がシャッタ開口3に掛かる事態を防止できる。
以上説明したセクタ駆動装置1は、光量調整状態では入射光量調整用セクタ10の開口部13がシャッタ開口3を塞ぐ位置にくる。この開口部13はシャッタ開口3よりも大きな径に形成されているので回折が発生することがない。そして、この開口部13にはNDフィルタ15が取付けられているので、シャッタ開口3への入射光量を調整することができる。
更にセクタ駆動装置1は、1つの作動ピン9によって全開、全閉、光量調整の各状態を順に形成できるように形成されているので、構成が簡単で回折の問題が無いセクタ駆動装置として提供できる。
以上本発明の好ましい一実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
全開状態にある実施形態のセクタ駆動装置を示した図である。 図1に示したセクタ駆動装置の各部を取出して図であり、(A)はセクタ押え板、(B)は入射光量調整用セクタ、(B)は第1の遮蔽用セクタ、(C)は第2の遮蔽用セクタを示している。 セクタ駆動装置の一部を示した断面図である。 セクタ駆動装置の全閉状態を示す図である。 セクタ駆動装置の光量調整状態を示す図である。 図5の光量調整状態から図4の全閉状態へ移行したときの様子を示した図である。
符号の説明
1 セクタ駆動装置
2 セクタ押え板
3 シャッタ開口
4 シャッタ基板
5、6、7 支軸
8 モータ
9 作動ピン
10 入射光量調整用セクタ
13 開口部
14 NDフィルタ
20 第1の遮蔽用セクタセクタ
30 第2の遮蔽用セクタセクタ
TR 入射光量調整用セクタの軌跡

Claims (2)

  1. シャッタ開口を開閉する遮蔽用セクタと、前記シャッタ開口を塞ぐ位置にきたときに該シャッタ開口への入射光量を調整する入射光量調整用セクタとを備え、
    前記入射光量調整用セクタには前記シャッタ開口よりも大きな開口部が形成されており、該開口部には減光フィルタが取付けられており
    前記遮蔽用セクタが前記シャッタ開口を閉じる位置と該シャッタ開口から退避した位置との間を揺動する第1の遮蔽用セクタ及び第2の遮蔽用セクタを含み、該第1の遮蔽用セクタと第2の遮蔽用セクタを平面視した場合に該第1の遮蔽用セクタと第2の遮蔽用セクタとが前記シャッタ開口を間にして両側に配置されており、
    前記第1の遮蔽用セクタ、前記第2の遮蔽用セクタ及び前記入射光量調整用セクタのそれぞれが、支軸を中心にして揺動自在に配置されると共に作動ピンが係合するカム穴を有し、
    前記作動ピンの動作に連動して前記3枚のセクタそれぞれが所定軌跡で揺動して、全開、全閉及び光量調整の状態を形成することを特徴とすることを特徴とするセクタ駆動装置。
  2. 前記開口部は、前記入射光量調整用セクタが移動する軌跡に沿って延伸させた長穴形状であることを特徴とする請求項1に記載のセクタ駆動装置。
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