JP2007094248A - 光量調節装置および撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光軸方向の厚みを薄くするとともに、第1の部材とは独立して進退可能な第2の部材の光学性能を劣化させることがない。
【解決手段】地板5に形成された開口部5eに対して進退可能であり、開口部の通過光量を調節する第1の部材1〜3と、第1の部材に接触しながら開口部に対して第1の部材とは独立して進退可能であり、開口部の通過光量を調節する光学的有効部4cを備えた第2の部材4とを有し、第1の部材と第2の部材のうちの一方の、互いに接触する部分に突起部1cを設け、該突起部が第2の板材の光学的有効部を避けた領域部分にある構成にしている。
【選択図】図2

Description

本発明は、シャッタ装置等の光量調節装置、および、該光量調節装置を具備するスチルカメラ、ビデオカメラ等の撮像装置に関するものである。
近年、スチルカメラやビデオカメラの小型化に伴い、撮影光学系の小型化も著しくなっている。撮影光学系を小型化するには、レンズ自体を小さくすることはもちろんである。それに伴い、撮影光透過用の開口の大きさを変化させるシャッタ装置も小型化する必要がある。そのため、シャッタ装置の開口部の口径も小さくなるが、余り小さくなりすぎると回折が生じて良好な画像が得られない。そこで、NDフィルタを撮影光路中に挿入する事で、回折の影響が出ない程度の開口の大きさを保ちながらも、露光量を少なくしている。
従来は上記NDフィルタを保持枠に接着していたが、小型化に伴い、接着スペースも少なくなってきた。そのために、NDフィルタを保持枠に接着せず、例えば、NDフィルタそのものを駆動する構成のシャッタ装置も開示(特許文献1)されている。
一方、シャッタの動作特性を改善するものとして、例えば、金属材料を用いて形成された遮光部材であるところのシャッタ羽根に凸部を設けることで、隣接した羽根同士の隙間を保ちつつも、摩擦力を減らす構成のシャッタ装置が開示(特許文献2)されている。
特開2004−170551号公報 特開平9−189935号公報
図4は、特許文献1に開示されるシャッタ装置101である。このシャッタ装置101は、ユニットカバー102、仕切り板103、シャッタ羽根104,105、羽根駆動リング106、ユニットベース107、シャッタアクチュエータ108、及び、NDフィルタ109を具備している。この特許文献1のシャッタ装置101では、NDフィルタ109そのものを駆動させるため、図示のように、NDフィルタ109とシャッタ羽根104,105の間に仕切り板103が必要となる。そのため、光軸方向の厚みが厚くなってしまうという課題を有している。
また、特許文献2のシャッタ装置では、図5に示すように、シャッタ羽根201,202,203がそれぞれ凸部201a,201b,202a,202b,203a,203bを具備した構造となっている。しかしながら、凸部201a〜203bの位置については特に規定されていない。したがって、例えば、シャッタ羽根の凸部と接する部材がNDフィルタのような光量調節部材である場合には、光量調節部材の、上記凸部との接触部分は摩擦によって光学性能が劣化する恐れがある。そのために、凸部の位置規定をする必要がある。
(発明の目的)
本発明の目的は、光軸方向の厚みを薄くするとともに、第1の部材とは独立して進退可能な第2の部材の光学性能を劣化させることのない光量調節装置および撮像装置を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明は、地板に形成された開口部に対して進退可能であり、前記開口部の通過光量を調節する第1の部材と、前記第1の部材に接触しながら前記開口部に対して前記第1の部材とは独立して進退可能であり、前記開口部の通過光量を調節する光学的有効部を備えた第2の部材とを有し、前記第1の部材と前記第2の部材のうちの一方の、互いに接触する部分に突起部を設け、該突起部が前記第2の部材の前記光学的有効部を避けた領域部分にある光量調節装置、および、該光量調節装置を具備した撮像装置を提供しようとするものである。
本発明によれば、光軸方向の厚みを薄くするとともに、第1の部材とは独立して進退可能な第2の部材の光学性能を劣化させることのない光量調節装置または撮像装置を提供できるものである。
本発明を実施するための最良の形態は、以下の実施例に示す通りである。
図1〜図3は本発明の一実施例に係る光量調節装置を示す図である。詳しくは、図1は光量調節装置の一例であるシャッタ装置に具備されるシャッタ羽根の構成図、図2は図1のシャッタ羽根が組み込まれたシャッタ装置の分解斜視図、図3はシャッタ装置の作動状態を示す図である。
まず、図2を用いて、本実施例に係るシャッタ装置の構成について説明する。図2において、1,2,3はシャッタ羽根であり、後述の地板5に形成された開口部5eに対して進退可能であり、前記開口部5eの通過光量を調節するものである。4はNDフィルタであり、後述するようにシャッタ羽根1に接触しながら前記開口部5eに対して進退可能である。そして、前記開口部5eに進入した状態時に通過光量を調節する光学的有効部4c有している。5は支持部材である地板であり、開口部5eが形成されている。6は同じく支持部材であるカバー板である。7はシャッタ羽根1〜3を開口部5eに対して進退させる駆動源であり、駆動軸7aを有している。8はNDフィルタ4を開口部5eに対して進退させる駆動源であり、駆動軸8aを有している。
シャッタ羽根1〜3はそれぞれ孔1a,2a,3aおよび長孔1b,2b,3bを有している。そして、孔1a,2a,3aが地板5の軸部5a,5b,5cに係合し、長孔1b,2b,3bが駆動源7の駆動軸7aと係合している。NDフィルタ4は孔4aおよび長孔4bを有しており、孔4aが地板5の軸5dと係合し、長孔4bが駆動源8の駆動軸8aと係合している。
シャッタ羽根1〜3とNDフィルタ4はそれぞれ孔1a〜3a,4aを中心として回動し、上記のように、地板5に形成された開口部5e対して進退することで該開口部5eを通過する光量を調節することができる。
次に、図1を用いて、シャッタ羽根1について、詳しく説明する。シャッタ羽根1は、上記のように回転中心となる孔1a及び長孔1bを有している。さらに、エンボス(emboss)加工によって形成された、羽根基材面よりも厚みが厚くなっている凸領域部1cを有している。この凸領域部1cは、シャッタ羽根1の孔1aを中心とした円弧状にその厚みが厚くなっている。
図2に示す通り、シャッタ羽根1とNDフィルタ4は光軸方向に隣接して配置されており、かつ、凸領域部1cで接している。この凸領域部1cは、NDフィルタ4がどのような状態にあったとしても、このNDフィルタ4の光学的有効部4c(斜線で示した部分)には接触しないが、光学的有効部4c以外の領域には常に接する形状となっている。
その事を具体的に図3を用いて説明する。図3(a)はシャッタ羽根1〜3とNDフィルタ4のどちらもが開状態(開口部5eから退避した状態)を示す図である。図3(b)はシャッタ羽根1〜3が閉状態(開口部5eに進入した状態)であり、NDフィルタ4が開状態を示している。図3(c)はシャッタ羽根1〜3が開状態であるが、NDフィルタ4が閉状態を示している。また、図3(d)はシャッタ羽根1〜3とNDフィルタ4のどちらも閉状態時の様子を示している。なお、本実施例では、図3(a)の状態において、NDフィルタ4の開口部5eに近い側を領域4d、遠い側を領域4eとする。
ここで、NDフィルタ4が開いた状態で、シャッタ羽根1〜3が閉じる、つまり図3(a)から図3(b)になる際には、シャッタ羽根1は、その凸領域部1cがNDフィルタ4の領域4dに接触した状態で移動するようになっている。
また、シャッタ羽根1〜3が開いた状態で、NDフィルタ4のみが閉じる、つまり図3(a)から(c)になる際には、シャッタ羽根1は、その凸領域部1cがNDフィルタ4の領域4dおよび領域4eに接触した状態になっている。
また、NDフィルタ4が閉じた状態で、シャッタ羽根1〜3が閉じる、つまり図3(c)から(d)になる際には、シャッタ羽根1は、その凸領域部1cがNDフィルタ4の領域4eに接触した状態で移動するようになっている。
以上の実施例によれば、シャッタ羽根1に凸領域部1cを設けるようにしているので、従来のようにシャッタ羽根1とNDフィルタ4の間に仕切り板等を具備する必要がなくなり、光軸方向の厚みを薄くすることが可能となる。
また、凸領域部1cはNDフィルタ4の光学的有効部分4cとは接触しない位置に設けられているため、シャッタ羽根1〜3とNDフィルタ4の少なくとも一方が開口部5eに対して進退されても、NDフィルタ4の光学性能を劣化させることがない。
(変形例)
本実施例では、凸領域部1cをエンボス加工で形成したが、シャッタ羽根1〜3を樹脂で形成して凸領域部1cを一体成形するようにしてもよい。また、シャッタ羽根1側に凸領域部1cを設けたが、NDフィルタ4の光学的有効部分4c以外の部分に凸領域部を設けても良い。
また、上記実施例では、シャッタ羽根を具備したシャッタ装置を例にしているが、これを絞り羽根に置き換えた絞り装置であっても、同様に適用できるものである。
本発明の一実施例に係わるシャッタ装置に具備されるシャッタ羽根を示す構成図である。 本発明の一実施例に係わるシャッタ装置を示す分解斜視図である。 本発明の一実施例に係わるシャッタ装置の作動状態を示す図である。 従来のシャッタ装置の一例を示す分解斜視図である。 従来のシャッタ装置の他の例を示す断面図である。
符号の説明
1 シャッタ羽根(第1の板部材)
1a 孔
1b 長孔
1c 凸領域部(突起部)
2 シャッタ羽根(第1の板部材)
2a 孔
2b 長孔
3 シャッタ羽根(第1の板部材)
3a 孔
3b 長孔
4 NDフィルタ(第2の板部材)
5 地板
5e 開口部
7,8 駆動源

Claims (4)

  1. 地板に形成された開口部に対して進退可能であり、前記開口部の通過光量を調節する第1の部材と、
    前記第1の部材に接触しながら前記開口部に対して前記第1の部材とは独立して進退可能であり、前記開口部の通過光量を調節する光学的有効部を備えた第2の部材と、
    を有し、
    前記第1の部材と前記第2の部材のうちの一方の、互いに接触する部分に突起部を設け、該突起部が前記第2の部材の前記光学的有効部を避けた領域部分にあることを特徴とする光量調節装置。
  2. 前記突起部は、前記第1の部材と前記第2の部材のうちの一方の面にエンボス加工で形成されたことを特徴とする請求項1に記載の光量調節装置。
  3. 前記突起部は、樹脂で形成される前記第1の部材と前記第2の部材のうちの一方に一体的に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の光量調節装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の光量調節装置を具備したことを特徴とする撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009246532A (ja) * 2008-03-28 2009-10-22 Fujinon Corp 光量制御装置
JP2011081168A (ja) * 2009-10-07 2011-04-21 Vitai Technology Co Ltd 4極以上を有する磁石部材とシャッター

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