JP2005221738A - 光量調節装置および撮像装置 - Google Patents

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【課題】 光量調節装置の小型化を図る。
【解決手段】 アクチュエータ113により開閉駆動される遮光部材104と、遮光部材とは独立して光路に対する挿入および退避移動が可能な光学フィルタ(108、109)と、遮光部材を開放位置に駆動したアクチュエータのさらなる開き方向への動作および遮光部材を全閉位置に駆動した前記アクチュエータのさらなる閉じ方向への動作により光学フィルタを移動させる駆動機構103とを有し、全閉位置から閉じ方向において光学フィルタの移動が開始する第1の位置までのアクチュエータの動作量が、開放位置から開き方向において光学フィルタの移動が開始する第2の位置までのアクチュエータの動作量よりも大きくなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カメラ、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラ等の撮像装置に用いられるレンズ鏡筒内に配置される光量調節装置に関するものである。
固体撮像素子を内蔵したビデオカメラ、デジタルカメラなどのカメラや写真フィルムを使用するカメラにおいては、レンズの焦点深度の調節と、フィルムや固体撮像素子に結像される被写界の光量を調節するために、露光開口の大きさを制御する絞り装置(光量調節装置)が設けられている。
また、上記の絞り装置にNDフィルタ(減光フィルタ)と呼ばれる光学フィルタを組み合わせ、絞り羽根だけの場合よりも、被写界の光量を多段階に制御できるようにする技術がある(例えば、特許文献1参照)。更に、カメラの露出制御機構としては、上記絞り装置のほかにシャッタ羽根を開閉動作させるシャッタ装置がある。
特開平5−281592号公報(段落番号0045〜0048、図3〜図6)
しかしながら、従来の絞り装置では、絞り羽根用アクチュエータと減光フィルタ用のアクチュエータとが別々に設けられているのが一般的である。また、シャッタ羽根をアクチュエータで駆動する場合には、アクチュエータが合計3個必要となり、光量調節に関する構造部分が大きくなって、これを搭載するカメラやレンズ鏡筒が大型化し、またコスト高になってしまう。
本願第1の発明である光量調節装置は、アクチュエータと、アクチュエータにより開閉駆動される遮光部材と、遮光部材とは独立して光路に対する挿入および退避移動が可能な光学フィルタと、遮光部材を開放位置に駆動したアクチュエータのさらなる開き方向への動作および遮光部材を全閉位置に駆動した前記アクチュエータのさらなる閉じ方向への動作により光学フィルタを移動させる駆動機構とを有し、駆動機構は、全閉位置から閉じ方向において光学フィルタの移動が開始する第1の位置までのアクチュエータの動作量が、開放位置から開き方向において光学フィルタの移動が開始する第2の位置までのアクチュエータの動作量よりも大きくなるように構成されていることを特徴とする。
本願第2の発明である光量調節装置は、アクチュエータと、アクチュエータにより開閉駆動される遮光部材と、遮光部材とは独立して光路に対する挿入および退避移動が可能な光学フィルタと、遮光部材を開放位置に駆動したアクチュエータのさらなる開き方向への動作および遮光部材を全閉位置に駆動したアクチュエータのさらなる閉じ方向への動作により光学フィルタを移動させる駆動機構とを有し、シャッタ動作時に全閉位置と閉じ方向において光学フィルタの移動が開始する第1の位置との間に閉じ制御位置が設定され、駆動機構は、閉じ制御位置と第1の位置との間で動作するアクチュエータによって遮光部材が駆動されないように構成されていることを特徴とする。
本発明の撮像装置は、上記発明の光量調節装置を含む撮影光学系と、撮影光学系により形成された被写体像を光電変換する光電変換素子とを有することを特徴とする。
本願第1および第2の発明によれば、光量調節装置の小型化を図ることができる。
以下、本発明の実施例について説明する。
図1〜図7には、本発明の実施例1である光量調節装置100の構成および動作を示している。図1は、上記光量調節装置の分解斜視図、図2は絞り兼用シャッタ羽根(以下、単に絞り羽根という)が開放位置にあり、光学フィルタ(以下、NDフィルタという)が光路から退避した状態を示す図、図3は図2に示す光量調節装置の垂直方向の断面(光軸方向断面)を示す図である。
また、図4は図2に示す状態から風車部材がさらに開放方向に回転してNDフィルタを光路内に挿入した状態を示す図、図5は図4に示す状態から風車部材が絞り込み方向に回転して絞り羽根が開放位置にある状態を示す図である。
図6は図5に示す状態から風車部材が回転して絞り羽根を全閉位置まで絞り込んだ状態を示す図、図7は図6に示す状態からさらに風車部材がメカ端まで回転し、NDフィルタを光路から退避させた状態を示す図である。
これらの図において、101は光量調節装置100の本体となる地板であり、この地板101の中央には、固定開口部101bが形成されている。102は地板101に取り付けられる仕切り板(図2及び図4〜図7には不図示)、103は地板101と仕切り板102とに挟まれるように配置される風車部材(駆動機構)である。風車部材103は、この中央部に形成された円筒状部分103gの外周が仕切り板102の中央に形成された固定開口部102bの内周に係合することで、仕切板102に対して光軸Lを中心に回転自在に保持されている。
104は地板101と風車部材103とに挟まれた空間に配置された絞り羽根(遮光部材)であり、本実施例では、同形状の絞り羽根104を6枚用いている。なお、絞り羽根の枚数は6枚に限らず、他の枚数でもよい。各絞り羽根104の基端部には不図示のカムピンが設けられており、このカムピンが地板101に設けられた穴部101gに係合することで、各絞り羽根104は穴部101gを中心に回転可能に支持されている。
106は絞り羽根104に設けられたカムピンで、風車部材103に形成されたカム溝部103aに係合している。ここで、風車部材103が光軸回りに回転すると、カムピン106がカム溝部103aに沿って移動し、これにより絞り羽根104が穴部101gを中心に開放位置とクローズ(全閉)位置との間で回転する。ここで、開放位置にあるとき、絞り羽根104は固定開口部101bの全領域を通過する光束から退避している。また、全閉位置にあるときには、絞り羽根104は固定開口部101bの全面を覆っている。
6枚の絞り羽根104がすべて同じように回転することで、これら6枚の絞り羽根104によって形成される絞り開口の径が変化する。
また、カム溝部103aの一部の領域(図6、7の領域X)は、固定開口部101b回り(光軸回り)に延びるように形成されており、風車部材103が光軸回りに回転しても、ピン106の光軸からの距離は変わらず、絞り羽根104は駆動されないようになっている。そして、図6および図7に示すように、ピン106がカム溝部103aの領域X内を移動する間に、風車部材103の回転によってNDフィルタ109が動作するようになっている。
107は仕切り板102を間に挟んで地板101に不図示のビスにより取り付けられる押さえ板(図2及び図4〜図7には不図示)、108は仕切り板102と押さえ板107とに挟まれるように配置されるフィルタ保持枠である。このフィルタ保持枠108の基端部には穴部108aが設けられており、仕切り板102に形成された軸102aに係合している。フィルタ保持枠108は軸102aを中心に回転可能である。
109はフィルタ保持枠108の先端側に接着等により貼り付けられるNDフィルタであり、所定の透過率(濃度)を有することによってこのフィルタを透過する光量を減衰させる。
108bはフィルタ保持枠108の曲げ部内に設けられた凸部であり、フィルタ保持枠108(NDフィルタ109)が光路内に挿入された位置(以下、挿入位置という)、および、光路外に退避した位置(以下、退避位置という)で、仕切り版102に設けた凹部102cに当接する(図8参照)。凸部108bが凹部102cに当接することで、フィルタ保持枠108は、挿入位置および退避位置に保持される。なお、図8は、凸部108bと凹部102cの関係(当接状態)を、図1の風車部材103側から見たときの拡大図である。
113はステッピングモータ(アクチュエータ)である。114はステッピングモータ113の出力ピニオンであり、風車部材103の外周の一部に形成された風車ギヤ部103bと噛み合っている。
115はフィルタ保持枠108に取り付けられた回転ピンであり、図1に示すフィルタ保持枠108の裏面側に突出している(図3参照)。この回転ピン115が風車部材103に形成された挿入突起部103cと退避突起部103dによって押されることにより、フィルタ保持枠108は軸102aを中心に回転する。また、回転ピン115は、風車部材103における挿入突起部103cと退避突起部103dとの間に形成された円弧突起部103eの外周に当接(摺接)して、フィルタ挿入時および退避時以外でのフィルタ保持枠108の回転を阻止する役割も有する。
また、フィルタ切換時(NDフィルタ109が光路内にあるとき、およびNDフィルタ109が光路から完全に退避したとき)では回転ピン115が凹部103f(図6)に入り込み、円弧突起部103eの移動阻止が機能しなくなる。このため、フィルタ保持枠108を上述した凸部108bと仕切り板102の凹部102cで弾性保持させ、フィルタ保持枠108の誤動作を防止している。
本実施例の光量調節装置100は、絞り羽根104とNDフィルタ109の駆動を1つのステッピングモータ113で行うことができるため、NDフィルタ109を備えた光量調節装置100の小型化および低コスト化を図ることができる。そして、この光量調節装置を以下に説明するように、カメラ等の撮像装置に搭載すれば、該撮像装置の小型化を図ることもできる。
以上のように構成された光量調節装置100は、例えば図10に示すデジタルスチルカメラ160の撮影光学系内に配置される。図10において、150は光量調節装置100とともに撮影光学系を構成する撮影レンズである。140は撮影光学系により形成される被写体像を光電変換するCCDやCMOS等の撮像素子である。
撮像素子140の光電変換により得られた画像信号は、不図示の信号処理回路で所定の処理がなされた後、不図示の記録メディア(半導体メモリ等)に記録されたり、不図示の表示ユニットで撮影画像として表示されたりする。また、光量調節装置100内のステッピングモータ113の駆動は、制御回路120によって制御される。すなわち、制御回路120は、後述するようにステッピングモータ113を特定のステップ数だけ駆動させるように制御信号を出力する。
なお、本実施例の光量調節装置100は、デジタルスチルカメラだけでなく、ビデオカメラやフィルムカメラ、これらカメラの交換レンズ装置といった光学機器にも搭載することができる。
以下の表1は、本実施例のステッピングモータ113のステップ数と、ステッピングモータ113により駆動される風車部材103の回転角度と、風車部材103の回転により形成される絞り羽根104の絞り開口Fnoと、フィルタ保持枠108(NDフィルタ109)および絞り羽根104の状態との関係を表したものである。
Figure 2005221738
本実施例ではステッピングモータ113の1ステップあたりの風車部材103の回転角を1.75°に設定している。
表1において、Iにおける状態は、図2、図5に示すように絞り羽根104が開放位置にあるときの状態を示す。なお、図2は、NDフィルタ109(フィルタ保持枠108)が光路から退避した状態を示し、図5は、NDフィルタ109を光路内に進入させた状態を示す。
なお、Iの状態では、NDフィルタ109の状態(退避位置又は挿入位置)を判別できないため、以下の説明では、まずNDフィルタ109が挿入位置にある(図2の状態)ことを前提に説明する。また、表1において、Iの状態から絞り羽根104の開放方向へステッピングモータ113を駆動する場合にはステップ数の符号をマイナス(−)で示し、絞込み方向へのステッピングモータ113の駆動をプラス(+)で示している。
表1のIの状態(図2)からステッピングモータ113を−6ステップだけ駆動させると、IIの状態、すなわち、風車部材103の挿入突起部103cがフィルタ保持枠108の回転ピン115に当接して、フィルタ保持枠108が退避位置から挿入位置側に回転し始める状態となる。
IIの状態からステッピングモータ113をさらに−8ステップだけ駆動させると、IIIの状態、すなわち、NDフィルタ109が挿入位置にある状態(図4に示す状態)となる。
一方、IIIの状態からステッピングモータ113を+14ステップだけ駆動させると、NDフィルタ109が挿入位置に保持されたままで、絞り羽根104が開放位置に移動することで、図5に示す状態となる。
絞り羽根104が図5に示す開放状態にあるときから、ステッピングモータ113を+3、+4、+5、+6、+7、+8ステップ駆動させると、各駆動ステップでのFnoは、F3.5、F4、F4.5、F5.6、F6.5、F8となる。言い換えれば、絞り羽根104によって形成される絞り開口径が、F3.5、F4、F4.5、F5.6、F6.5、F8の各Fnoに対応した絞り開口径となる。ここで、カム溝部103aにおいては、各Fnoに応じて絞り羽根104のカムピン106が停止するカムポイントが設定されている。
また、絞り羽根104を全閉させる、いわゆるシャッタ駆動時には、Iの状態からステッピングモータ113を+17ステップだけ駆動させる(表1のVの状態とする)。ここで、表1のIの状態からステッピングモータ113を+13ステップだけ駆動させると、絞り羽根104が絞り全閉状態(IVの状態)となる。
しかし、シャッタ駆動時には、ステッピングモータ113を高速で駆動させるため、風車部材103を絞り全閉位置で停止させるようにステッピングモータ113の駆動制御を行っても、風車部材103やピン106(絞り羽根104)が絞り全閉位置から閉じ方向にオーバーシュートする。そして、このオーバーシュートした位置から絞り全閉位置に絞り羽根104を戻すように制御を行うことで、絞り羽根104が絞り全閉位置よりも開き方向に移動(オーバーシュート)してしまう。この場合には、絞り羽根104の開きによって光漏れが生じてしまう。
そこで、上述した光漏れを防止するために、本実施例では、絞り羽根104の開き方向へのオーバーシュート量を考慮に入れて、表1のVに示すようにシャッタ制御位置を絞り全閉位置よりも閉じ方向に4ステップ分だけずらしている。
図9は、シャッタ駆動時の絞り羽根104(風車部材103)の挙動と、絞り羽根104およびNDフィルタ109の各動作位置を示す図である。同図において、縦軸は風車部材103の回転角(動作量)、またはステッピングモータ113のステップ数を示し、横軸は時間を示す。
図9では、絞り羽根104を絞り開放位置から閉じ方向に移動させた場合(シャッタ駆動させた場合)の絞り羽根104の動作軌跡を示している。絞り羽根104を絞り開放位置から閉じ方向に高速に駆動すると、絞り羽根104は、図中点線で示すように絞り全閉位置およびシャッタ制御位置を超える位置Eまでオーバーシュートする。ここで、絞り全閉位置から第1のND移動開始位置(第1の位置)するまでの範囲内で、位置Eへの風車部材103のオーバーシュートが収まるように風車部材103の動作量Gを設定している。このため、風車部材103のオーバーシュートによってNDフィルタ109が移動してしまうことはない。
制御回路120による絞り羽根104のシャッタ制御位置への移動制御によって、絞り羽根104のオーバーシュート量は、図9の点線で示すように、シャッタ制御位置に向かって徐々に収束していく。
ここで、絞り全閉位置およびシャッタ制御位置の間の風車部材103の動作量Aは、位置Fが絞り全閉位置よりも開き方向に位置しないように(光漏れが生じないように)設定されている。すなわち、動作量Aは、位置Fおよび絞り全閉位置の間の動作量よりも大きくなるように設定されている。
また、シャッタ制御位置および第1のND移動開始位置の間の風車部材103の動作量Bは、シャッタ制御位置から位置Eまでのオーバーシュート量よりも大きくなるように設定されている。これにより、風車部材103のオーバーシュートによってNDフィルタ109が移動してしまうのを防止できるとともに、絞り羽根104の開き方向へのオーバーシュートによって光漏れが生じるのを防止できる。
オーバーシュート量は、位置Eへのオーバーシュート時で最大となり、その後収束していくため、動作量Bは動作量Aよりも大きく(B<A)設定する必要がある。なお、本実施例では、上記表1に示すように動作量Aを4ステップとし、動作量Bを6ステップとしている。
一方、絞り羽根104を絞り全閉位置から絞り開放位置側へ高速に駆動させる場合、上述した閉じ駆動の場合とは異なり、風車部材103のオーバーシュートによってNDフィルタ109が移動してしまわないようにするだけでよい。すなわち、閉じ駆動の場合のように動作量Aを設ける必要がなく、絞り開放位置から開き方向に向かう風車部材103のオーバーシュート量に基づいて、絞り開放位置および第2のND移動開始位置(第2の位置)の間の風車部材103の動作量Hが設定される。
このため、動作量Hは、動作量Gよりも小さくすることができる。なお、本実施例では、表1から分かるように、動作量Hを6ステップ、動作量Gを10ステップとしている。
また、第1のND移動開始位置およびND退避完了位置(第3の位置)の間の動作量と、第2のND移動開始位置およびND挿入完了位置(第4の位置)の間の動作量は等しいため、結果として動作量Dが動作量Cよりも大きくなる。なお、本実施例では、表1から分かるように、動作量Dを18ステップ、動作量Cを14ステップとしている。
上述したように絞り羽根104のオーバーシュートによる光漏れや、風車部材103のオーバーシュートによるNDフィルタ109の移動を防止する観点から、風車部材103の動作量A〜D、G、Hを適宜設定することで、動作量A〜D、G、Hが不必要に大きくなるのを防止できる。
ここで、風車部材103の回転量が大きくなると、ピン106の動作スペースを確保するために、風車部材103に形成されるカム溝部103aの形成領域を大きくしなければならず、結果として風車部材103が大型化してしまう。また、これに伴って光量調節装置100も大型化してしまう。
本実施例では、上述したように風車部材103の動作量A〜D、G、Hを必要な量だけ設定しているため、風車部材103および光量調節装置100の大型化を抑制することができる。しかも、風車部材103の動作量が不必要に大きくなるのを防止することで、NDフィルタ109の移動を開始させるまでの時間、すなわち、絞り開放位置から第2のND移動開始位置までの動作時間や、絞り全閉位置から第1のND移動開始位置までの動作時間を短縮することができる。
本発明の実施例1である光量調節装置の分解斜視図である。 絞り羽根が開状態で、NDフィルタが退避位置にあるときの上記光量調節装置の正面図である。 図2に示す光量調節装置の光軸方向断面図である。 図2の状態からNDフィルタを挿入位置に移動させた状態を示す図である。 図4の状態から絞り羽根を開放状態にさせたときの図である。 図5の状態から絞り羽根を全閉状態にさせたときの図である。 図6の状態からNDフィルタを退避位置に移動させたときの図である。 フィルタ保持枠と仕切り板の当接部分を示す拡大図である。 絞り羽根の動作と、絞り羽根およびNDフィルタの動作位置を示す図である。 上記光量調節装置を備えたカメラの光軸方向断面図である。
符号の説明
101 地板
102 仕切り板
103 風車部材
103a カム溝部
103c 挿入突起部
103d 退避突起部
103e 円弧突起部
104 絞り羽根
107 押さえ板
108 フィルタ保持枠
109 NDフィルタ
113 ステッピングモータ
114 出力ピニオン
115 回転ピン

Claims (7)

  1. アクチュエータと、
    該アクチュエータにより開閉駆動される遮光部材と、
    前記遮光部材とは独立して光路に対する挿入および退避移動が可能な光学フィルタと、
    前記遮光部材を開放位置に駆動した前記アクチュエータのさらなる開き方向への動作および前記遮光部材を全閉位置に駆動した前記アクチュエータのさらなる閉じ方向への動作により前記光学フィルタを移動させる駆動機構とを有し、
    前記駆動機構は、前記全閉位置から前記閉じ方向において前記光学フィルタの移動が開始する第1の位置までの前記アクチュエータの動作量が、前記開放位置から前記開き方向において前記光学フィルタの移動が開始する第2の位置までの前記アクチュエータの動作量よりも大きくなるように構成されていることを特徴とする光量調節装置。
  2. 前記駆動機構は、前記全閉位置から前記閉じ方向において前記光学フィルタの移動が完了する第3の位置までの前記アクチュエータの動作量が、前記開放位置から前記開き方向において前記光学フィルタの移動が完了する第4の位置までの前記アクチュエータの動作量よりも大きくなるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の光量調節装置。
  3. 前記全閉位置と前記第1の位置との間にシャッタ動作時の閉じ制御位置が設定され、
    前記駆動機構は、前記閉じ制御位置から前記第1の位置までの前記アクチュエータの動作量が、前記全閉位置から前記閉じ制御位置までの前記アクチュエータの動作量よりも大きくなるように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の光量調節装置。
  4. 前記駆動機構は、前記閉じ制御位置と前記第1の位置との間で動作する前記アクチュエータによって前記遮光部材が駆動されないように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の光量調節装置。
  5. アクチュエータと、
    該アクチュエータにより開閉駆動される遮光部材と、
    前記遮光部材とは独立して光路に対する挿入および退避移動が可能な光学フィルタと、
    前記遮光部材を開放位置に駆動した前記アクチュエータのさらなる開き方向への動作および前記遮光部材を全閉位置に駆動した前記アクチュエータのさらなる閉じ方向への動作により前記光学フィルタを移動させる駆動機構とを有し、
    シャッタ動作時に前記全閉位置と前記閉じ方向において前記光学フィルタの移動が開始する第1の位置との間に閉じ制御位置が設定され、
    前記駆動機構は、前記閉じ制御位置と前記第1の位置との間で動作する前記アクチュエータによって前記遮光部材が駆動されないように構成されていることを特徴とする光量調節装置。
  6. 前記アクチュエータがステッピングモータであることを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載の光量調節装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1つに記載の光量調節装置を含む撮影光学系と、
    該撮影光学系により形成された被写体像を光電変換する光電変換素子とを有することを特徴とする撮像装置。
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