JP2014139612A - 光量調節装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】静止画の連続撮影時の高速駆動性能の向上、及び動画撮影時の滑らかな低速駆動性能の向上を両立させると共に、回折の影響を受けにくくする光量調節装置を提供する。
【解決手段】遮光部材6の軸部6aが嵌合される駆動部材5を回転駆動するモータ1と、遮光部材6の軸部6bが係合されるカム穴部12cが形成される駆動部材12を回転駆動するモータ2と、撮影光路に進入することで、撮影光路を通過する光量を減光する減光フィルタ13とを備える。遮光部材6は、モータ1により駆動部材5を回転駆動するか、モータ2により駆動部材12を回転駆動することで開閉方向に動作し、減光フィルタ13は、モータ2により駆動部材12を回転駆動することで進退動作する。モータ1の駆動により遮光部材6を開閉動作させる際の分解能は、モータ2の駆動により遮光部材6を開閉動作させる際の分解能よりも高く設定される。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えばデジタルカメラ等の撮像装置のレンズ鏡筒に搭載される絞り装置等の光量調節装置に関する。
コンパクトデジタルカメラでは、レンズ鏡筒に搭載される絞り装置にNDフィルタが組み込まれたものがある。この絞り装置は、絞り開口部へのNDフィルタの進入・退避を任意に行うものであり、絞りを駆動するモータと、NDフィルタを駆動するアクチュエータの2つの駆動源を備える。
絞り開口部へNDフィルタを進入させることで、絞り開口量を変えることなく絞り開口部を通過する光量を減らすことが可能となる。従って、絞りを所定以上絞ることなく光量を減らすことができ、回折現象を防止できる。
一方、静止画及び動画が撮影可能なデジタル一眼レフカメラのレンズ鏡筒に搭載される絞り装置は、静止画撮影では、連続撮影速度向上のために高速駆動が求められ、動画撮影では、非常に滑らかな低速駆動が要求される。
ここに言う滑らかな低速駆動とは、高分解能に低速駆動を行うことを意味する。動画撮影において絞り動作が低分解能であると、不連続で不自然な光量変化が動画として取得されて品位を損なうため、滑らかな低速駆動が要求される。
また、高輝度被写体の撮影時は、絞りを小絞り状態に設定してシャッタ速度を速めるか、レンズ鏡筒の先端にNDフィルタを取り付ける必要がある。しかし、絞りを小絞り状態にしすぎると、回折の影響により解像度が悪化する。この解像度の悪化は、フルハイビジョン撮影等の高画質動画モードほど顕著に表れる。
また、動画撮影時にシャッタ速度を所定の速度よりも速くすると、荒いコマ送り動画のように違和感のある映像になる場合があり、これは移動する被写体の撮影時ほど顕著になる。さらに、撮影被写体の輝度に応じて毎回撮影者がレンズ鏡筒の先端にNDフィルタを取り付けるのは面倒であり、時間がかかる。
従来、デジタル一眼レフカメラのレンズ鏡筒に搭載される絞り装置は、1つのモータにより駆動されているため、そのモータの特性の範囲内で高速駆動および低速駆動を行っている。
例えば、ステッピングモータを駆動源に用いる絞り装置においては、1−2相駆動により静止画撮影での連続撮影のための高速駆動性能を確保し、マイクロステップ駆動により動画撮影での滑らかな低速駆動を行う(特許文献1)。
特開昭62−240942号公報
上記特許文献1では、絞り装置を1つのステッピングモータで駆動するため、例えば、高速駆動性能を満足するようにロータマグネットの磁束密度を高めると、コギングトルクの増大により滑らかな低速駆動性能が損なわれる。このため、1つのステッピングモータの駆動により絞り装置の高速駆動性能と滑らかな低速駆動性能とのバランスを取るしかなく、絞り装置の高速駆動性能の向上と滑らかな低速駆動性能の向上を両立させることは困難である。
また、コンパクトデジタルカメラのレンズ鏡筒に搭載される、上述したNDフィルタを内蔵した絞り装置についても、2つの駆動源を備えているものの絞りを駆動する駆動源は1つであるため、上記同様の問題が生じる。
そこで、本発明は、静止画の連続撮影時の高速駆動性能の向上、及び動画撮影時の滑らかな低速駆動性能の向上を両立させることができるとともに、回折の影響を受けにくくすることができる光量調節装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の光量調節装置は、第1の軸部と第2の軸部とが形成され、撮影光路を開閉する方向に動作が可能な遮光部材と、前記遮光部材の前記第1の軸部が嵌合される第1の駆動部材と、前記第1の駆動部材を回転駆動する第1のモータと、前記遮光部材の前記第2の軸部が係合されるカム穴部が形成される第2の駆動部材と、前記第2の駆動部材を回転駆動する第2のモータと、前記撮影光路に対して進退動作が可能とされ、前記撮影光路に進入することで、前記撮影光路を通過する光量を減光する減光フィルタと、を備え、前記遮光部材は、前記第1のモータにより前記第1の駆動部材を回転駆動するか、又は前記第2のモータにより前記第2の駆動部材を回転駆動することにより、前記撮影光路に対して開閉する方向に動作し、前記減光フィルタは、前記第2のモータにより前記第2の駆動部材を回転駆動することにより、前記撮影光路に対して進退動作し、前記第2の駆動部材の前記遮光部材が開く方向の回転の方向と同一の方向の回転で前記撮影光路に進入し、前記第2の駆動部材の前記遮光部材が閉じる方向の回転の方向と同一の方向の回転により前記撮影光路から退避し、前記第1のモータの駆動により前記遮光部材を開閉動作させる際の分解能は、前記第2のモータの駆動により前記遮光部材を開閉動作させる際の分解能よりも高いことを特徴とする。
本発明の光量調節装置によれば、静止画の連続撮影時の高速駆動性能の向上、及び動画撮影時の滑らかな低速駆動性能の向上を両立させることができるとともに、回折の影響を受けにくくすることができる。
本発明の光量調節装置の実施形態の一例である絞り装置の分解斜視図である。 図1に示す絞り装置の組立状態での断面図である。 絞り羽根、及びNDフィルタのいずれも第2の駆動部材の開口部から退避した初期状態を示す図である。 (a)は第2の駆動部材の開口部に対して絞り羽根が小絞り位置に移動し、かつNDフィルタが退避した状態を示す図、(b)は第2の駆動部材の開口部に対して絞り羽根が退避(絞り開放)し、かつNDフィルタが進入している状態を示す図である。 第2の駆動部材の開口部に対して、絞り羽根が小絞り位置に移動し、かつNDフィルタが進入した状態を示す図である。 (a)は第2の駆動部材の開口部に対して絞り羽根が小絞り位置に移動し、かつNDフィルタが退避した状態を示す図、(b)は第2の駆動部材の開口部に対して絞り羽根が中間絞り位置に移動し、かつNDフィルタが進入した状態を示す図である。 第2の駆動部材の開口部に対して、絞り羽根が小絞り位置に移動し、かつNDフィルタが進入した状態を示す図である。
以下、本発明の実施形態の一例を図面を参照して説明する。
図1は本発明の光量調節装置の実施形態の一例である絞り装置の分解斜視図、図2は図1に示す絞り装置の組立状態での断面図である。なお、本実施形態では、デジタル一眼レフカメラのレンズ鏡筒に搭載される絞り装置を例に採る。
本実施形態の絞り装置は、図1及び図2に示すように、第1のモータ1、カバー部材3、第2のモータ2、ベース部材4、第1の駆動部材5、絞り羽根6〜11、第2の駆動部材12、及びNDフィルタ13を備える。ここで、絞り羽根6〜11は、本発明の遮光部材の一例に相当し、NDフィルタ13は、本発明の減光フィルタの一例に相当する。
第1のモータ1は、極数がm極のステッピングモータにより構成され、出力軸の先端には、ピニオン1aが固定されている。カバー部材3には、中央に開口部3aが形成されるとともに、開口部3aと外周部との間に円弧状の切欠き穴3bが形成されている。切欠き穴3bには、ピニオン1aがカバー部材3の図の上面側から挿入され、この状態で第1のモータ1がカバー部材3に固定される。
第2のモータ2は、極数がn極のステッピングモータにより構成され、出力軸の先端には、ピニオン2aが固定されている。ベース部材4には、中央に開口部4aが形成されるとともに、開口部4aと外周部との間に円弧状の切欠き穴4dが形成されている。
切欠き穴4bには、ピニオン2aがベース部材4の図の下面側から挿入され、この状態で第2のモータ2がベース部材4に固定される。また、ベース部材4には、NDフィルタ13の回動軸13cが回転可能にされる軸穴4bと、第2の駆動部材12の外周部が回転可能に嵌合される環状リブ4cが設けられている。
第1の駆動部材5は、絞り羽根6〜11を開閉動作させる部材であり、中央に開口部5cが形成されるとともに、外周部にギア部5bが設けられている。また、第1の駆動部材5の開口部5cの周囲には、環状突起5aが設けられ、環状突起5aの径方向外側の面には、穴部5d〜5iが形成されている。
環状突起5aは、カバー部材3の開口部3aに回転可能に嵌合され、ギア部5bの径方向外側に形成された歯に第1のモータ1のピニオン1aが噛合することで、第1の駆動部材5が第1のモータ1により回転駆動される。
絞り羽根6〜11は、一方の面に第1の軸部6a〜11aが設けられ、他方の面に第2の軸部6b〜11b(一部不図示)が設けられている。
第2の駆動部材12は、絞り羽根6〜11を撮影光路に対して開閉動作させるとともに、NDフィルタ13を撮影光路に対して進退動作させる部材であり、中央に開口部12aが形成されるとともに、外周部にギア部12bが設けられている。ギア部12bの径方向内側に形成された歯に第2のモータ2のピニオン2aが噛合することで、第2の駆動部材12が第2のモータ2により回転駆動される。
また、第2の駆動部材12には、カム穴部12c〜12hが設けられている。カム穴部12c〜12hには、第2の駆動部材12の中心からの距離が変化しない第1の領域と、第1の領域から第2の駆動部材12の中心に次第に近づく第2の領域とが連続して形成されている(図3参照)。
カム穴部12c〜12hには、第2の駆動部材12の表面側(図の上面側)から絞り羽根6〜11の第2の軸部6b〜11bが摺動可能に係合する。また、カム穴部12fには、NDフィルタ13の第2の軸部13dが第2の駆動部材12の裏面側(図の下面側)から摺動可能に係合する。
NDフィルタ13は、フィルタ部13a、腕部13b、第1軸部13c、及び第2軸部13dを有し、撮影光路に対して進退する方向に動作する。
カバー部材3は、第1の駆動部材5、絞り羽根6〜11、第2の駆動部材12、及びNDフィルタ13をベース部材4との間に挟んでベース部材4に固定される。その際、第1の駆動部材5の環状突起5aは、カバー部材3の開口部3aに嵌合されて回転可能に支持される。
また、絞り羽根6〜11は、第1の駆動部材5と第2の駆動部材12の間に配置され、絞り羽根6〜11の第1の軸部6a〜11aは、第1の駆動部材5の穴部5d〜5iにそれぞれ回動可能に嵌合される。第2の軸部6b〜11bは、第2の駆動部材12のカム穴部12c〜12hにそれぞれ摺動可能に嵌合される。
NDフィルタ13は、第2の駆動部材12とベース部材4の間に配置され、NDフィルタ13の第1の軸部13cは、ベース部材4の軸穴部4bに回動可能に嵌合され、第2の軸部13dは、第2の駆動部材12のカム穴部12fに摺動可能に嵌合され。また、第2の駆動部材12は、その外周部がベース部材4の環状リブの内周部に回転可能に嵌合される。
ベース部材4の開口部4a、第1の駆動部材5の開口部5c、及び第2の駆動部材12の開口部12aは略同径とされ、最大開口を規制するのはこれら3つの部材のいずれでも良い。また、本実施形態では、第2の駆動部材12の開口部12aを撮影光路として説明する。
そして、第1のモータ1を図1の反時計周り方向に回転させてピニオン1aを同方向に回転させることで、ピニオン1aに噛合するギア部5bを介して第1のモータ1の回転が第1の駆動部材5に伝達される。これにより、第1の駆動部材5が図1の時計周り方向に回転する。このとき、第2のモータ2及び第2の駆動部材12は停止している。
また、第1の駆動部材5の穴部5d〜5iには、絞り羽根6〜11の第1の軸部6a〜11aが嵌合しているので、第1の駆動部材5の回転により、第2の軸部6b〜11bが第2の駆動部材12のカム穴部12c〜12hに沿って移動する。これにより、絞り羽根6〜11が第1の軸部6a〜11aを支点に撮影光路に進入する方向(閉じ方向)に回動して絞り位置に配置される。なお、絞り羽根6〜11の絞り開口量(絞り値)は、第1のモータ1の絞り開放状態からの駆動ステップ数で制御される。
同様に、第2のモータ2を図1の反時計周り方向に回転させてピニオン2aを同方向に回転させることで、ピニオン2aに噛合するギア部12bを介して第2のモータ2の回転が第2の駆動部材12に伝達される。これにより、第2の駆動部材12が図1の時計周り方向に回転する。このとき、第1のモータ1及び第1の駆動部材5は停止している。
また、絞り羽根6〜11は、第2の駆動部材12の回転により、第2の軸部6b〜11bが第2の駆動部材12のカム穴部12c〜12hに沿って移動する。これにより、絞り羽根6〜11が第1の軸部6a〜11aを中心に撮影光路に進入する方向(閉じ方向)に回動して絞り位置に配置される。なお、絞り羽根6〜11の絞り開口量(絞り値)は、第2のモータ2の絞り開放状態からの駆動ステップ数で制御される。
ここで、第1のモータ1の極数をm、第2のモータ2の極数をnとした場合に、m>nと設定することで、極数の多い第1のモータ1のピニオン1aの1回転に要するステップ数はピニオン2aに比べて多くなる。
例えば、第1のモータ1の極数を20極、第2のモータ2の極数を10極に設定すると、2−2相駆動時に第1のモータ1のピニオン1aの1回転に要するステップ数は40、第2のモータ2のピニオン2aの1回転に要するステップ数は20となる。
また、ピニオン1aとギア部5bとの減速比をPとし、ピニオン2aとギア部12bとの減速比をQとして、P=Qに設定すると、絞り羽根6〜11を開放状態から小絞り状態まで駆動する際の総ステップ数は、極数の多い第1のモータ1の方が多くなる。
例えば、絞り羽根6〜11を開放状態から小絞り状態まで駆動する場合、第1のモータ1が3回転必要なら、第2のモータ2も3回転必要となり、第1のモータ1の駆動ステップ数は40×3=120、第2のモータ2の駆動ステップ数は20×3=60となる。
すなわち、第1のモータ1の駆動により絞り羽根6〜11を絞り動作させる際の分解能は、第2のモータ2の駆動により絞り羽根6〜11を絞り動作させる際の分解能よりも高いことになる。したがって、第1のモータ1で絞り羽根6〜11を駆動した方がより滑らかな駆動が可能となる。これは、絞り羽根6〜11を低速駆動する場合に有利であり、動画撮影に向いている。
また、同じ絞り値まで駆動する場合、第1のモータ1で駆動するよりも第2のモータ2で駆動するほうが駆動ステップ数が少なくて済む。従って、同一の駆動周波数で駆動した場合には第2のモータ2で駆動した方がより高速な駆動が可能となり、連続撮影速度の向上を目的とした静止画撮影に向いている。
なお、本実施形態では、m>n、P=Qと設定しているが、m=n、P>Q と設定しても上記同様の効果が得られる。例えば、第1のモータ1の極数mと第2のモータ2の極数nをともに10極に設定すると、2−2相駆動時に第1のモータ1のピニオン1a及び第2のモータ2のピニオン2aの1回転に要するステップ数は20となる。
また、絞り羽根6〜11を開放状態から小絞り状態まで駆動する場合、第1のモータ1は6回転で小絞り状態となるように減速比Pを30(ピニオン1aの歯数を8、ギア部5bの歯数を240)に設定する。
更に、第2のモータ2は3回転で小絞り状態となるように減速比Qを15(ピニオン2aの歯数を12、ギア部12bの歯数を180)に設定する。これにより、第1のモータ1の駆動ステップ数は20×6=120、第2のモータ2の駆動ステップ数は20×3=60となり、上記同様の効果が得られる。
次に、図3乃至図7を参照して、本実施形態の絞り装置の動作例について説明する。なお、図3乃至図7では、説明の便宜上、絞り羽根6〜11、第2の駆動部材12、及びNDフィルタ13以外の図示、及び第2の駆動部材12のギア部12bの図示を省略している。
図3は絞り装置の初期状態を示す図、図4及び図5は静止画撮影モードにおける絞り装置の動作例を説明するための図、図6及び図7は動画撮影モードにおける絞り装置の動作例を説明するための図である。
まず、図3を参照して、絞り装置の初期状態について説明する。図3では、絞り羽根6〜11、及びNDフィルタ13のいずれも撮影光路から退避している。また、絞り羽根6〜11の第2軸部6b〜11bは、第2の駆動部材12のカム穴部12c〜12hの第1の領域と第2の領域との境界に位置し、NDフィルタ13の第2の軸部13dは、第2の駆動部材12のカム穴部12fの第1の領域の端部に位置している。
次に、図4及び図5を参照して、静止画撮影モードにおける絞り装置の動作例について説明する。図4(a)は、撮影光路に対して、絞り羽根6〜11が小絞り位置に移動し、かつNDフィルタ13が退避した状態を示す図である。図3の状態から第2のモータ2を正回転させて第2の駆動部材12を図の時計周り方向に回転させると、図4(a)に示すように、カム穴部12c〜12hが時計周り方向に移動する。
このとき、絞り羽根6〜11は、第2の軸部6b〜11bがカム穴部12c〜12hの第2の領域に沿って移動し、停止状態の第1の駆動部材5の穴部5d〜5iに嵌合された第1の軸部6a〜11aを中心に回転する。これにより、絞り羽根6〜11が撮影光路に進入する方向に回動して図4(a)に示す小絞り状態になる。
図4(b)は、撮影光路に対して、絞り羽根6〜11が退避(絞り開放)し、かつNDフィルタ13が進入している状態を示す図である。図3の状態から第2のモータ2を逆回転させて第2の駆動部材12を図の反時計周り方向に回転させると、カム穴部12c〜12hが反時計周り方向に移動する。
このとき、NDフィルタ13は、第2の軸部13dがカム穴部12fの第1の領域の端部(図の左端部)に押されてベース部材4の軸穴部4bに嵌合された第1の軸部13cを中心に反時計周り方向に回転する。
そして、NDフィルタ13のフィルタ部13aが撮影光路の中心(光軸中心)まで回転した時点で第2のモータ2の駆動が停止され、図4(b)の状態となる。なお、NDフィルタ13のフィルタ部13aが撮影光路の中心まで回転した際に、第2の駆動部材12に設けたストッパ部をベース部材4に設けたストッパ部に当接させ、この当接時点で第2のモータ2の駆動を停止するようにしてもよい。
このとき、絞り羽根6〜11の第2の軸部6b〜11bは、第2の駆動部材12のカム穴部12c〜12hの第1の領域だけを移動するため、絞り羽根6〜11は、撮影光路から退避した状態が維持される。
また、第2の駆動部材12のカム穴部12fは、他のカム穴部12c〜12e,12g,12hより第1の領域の端部が延長されており、NDフィルタ13の第2の軸部13dが絞り羽根9の第2の軸部9bと干渉しないようになっている。
図5は、撮影光路に対して、絞り羽根6〜11が小絞り位置に移動し、かつNDフィルタ13が進入した状態を示す図である。図4(b)の状態から第1のモータ1を正回転させて第1の駆動部材5を図の反時計周り方向に回転させる。ここで、第1の駆動部材5の穴部5d〜5iには、絞り羽根6〜11の第1の軸部6a〜11aが嵌合されているので、第1の駆動部材5の反時計周り方向の回転により、第1の軸部6a〜11aが同方向に移動する。
これにより、絞り羽根6〜11の第2の軸部6b〜11bが第2の駆動部材12のカム穴部12c〜12hの第1の領域を移動した後、第2の領域に沿って移動し、絞り羽根6〜11が撮影光路に進入する方向に回動して図5に示す小絞り状態になる。
以上のように、静止画撮影モードでは、絞り羽根6〜11のみを絞り動作させる場合は、第2のモータ2を正回転駆動すれば良い。また、絞り羽根6〜11とNDフィルタ13の両方を撮影光路に進入させる場合は、第2のモータ2を逆回転駆動させてNDフィルタ13を進入状態にした後、第1のモータ1を正回転駆動させて絞り羽根6〜11を絞り動作させる。
次に、図6及び図7を参照して、動画撮影モードにおける絞り装置の動作例について説明する。図6(a)は、撮影光路に対して、絞り羽根6〜11が小絞り位置に移動し、かつNDフィルタ13が退避した状態を示す図である。
図3の状態から第1のモータ1を正回転させて第1の駆動部材5を図の反時計周り方向に回転させると、第1の駆動部材5の穴部5d〜5iに嵌合された絞り羽根6〜11の第1の軸部6a〜11aが同方向に移動する。
これにより、絞り羽根6〜11の第2軸部6b〜11bが第2の駆動部材12のカム穴部12c〜12hの第2の領域に沿って移動し、絞り羽根6〜11が撮影光路に進入する方向に回動して図6(a)に示す小絞り状態になる。
ここで、図5において、NDフィルタ13が撮影光路に進入した状態で絞り羽根6〜11を小絞り状態まで移動させる際の第1のモータ1の駆動量をAとする。また、図6(a)において、NDフィルタ13が撮影光路から退避した状態で絞り羽根6〜11を小絞り状態まで移動させる際の第1のモータ1の駆動量をBとすると、AはBより多い(A>B)。
図6(b)は、撮影光路に対して、絞り羽根6〜11が中間絞り位置に移動し、かつNDフィルタ13が進入した状態を示す図である。
図6(a)の状態から第2のモータ2を逆回転させて第2の駆動部材12を図の反時計周り方向に回転させると、第2の駆動部材12のカム穴部12c〜12hが同方向に移動する。
このとき、NDフィルタ13は、第2の軸部13dがカム穴部12fの第1の領域の端部に押されてベース部材4の軸穴部4bに嵌合された第1の軸部13cを中心に反時計周り方向に回転する。
そして、NDフィルタ13のフィルタ部13aが撮影光路の中心(光軸中心)まで回転した時点で第2のモータ2の駆動が停止される。なお、NDフィルタ13のフィルタ部13aが撮影光路の中心まで回転した際に、第2の駆動部材12に設けたストッパ部をベース部材4に設けたストッパ部に当接させ、この当接時点で第2のモータ2の駆動を停止するようにしてもよい。
このとき、絞り羽根6〜11の第2の軸部6b〜11bは、第2の駆動部材12のカム穴部12c〜12hの第2の領域の途中まで移動するため、絞り羽根6〜11は、開き方向に移動する。すなわち、図6(b)に示すように、NDフィルタ13のフィルタ部13aが撮影光路の中心まで回転した状態では、絞り羽根6〜11は、中間絞り状態となる。
このように、絞り羽根6〜11が中間絞り位置まで開くことで通過光量が増加する量と、NDフィルタ13が撮影光路の中心に進入することで通過光量が減少する量とを同一にすることで、NDフィルタ13の進入時の通過光量の変化を防ぐことが可能となる。
例えば、NDフィルタ13を撮影光路に進入させるための第2の駆動部材12の回転角度を、絞りF値がF22からF11へと変化して光量が4倍となるような角度に設定し、NDフィルタ13の減光量が1/4となるようにすれば良い。
図7は、撮影光路に対して、絞り羽根6〜11が小絞り位置に移動し、かつNDフィルタ13が進入した状態を示す図である。
図6(b)の状態から再び第1のモータ1を正回転させて第1の駆動部材5を図の反時計周り方向に回転させると、第1の駆動部材5の穴部5d〜5iに嵌合された絞り羽根6〜11の第1の軸部6a〜11aが同方向に移動する。これにより、絞り羽根6〜11は、第2の軸部6b〜11bが第2の駆動部材12のカム穴部12c〜12hに沿って移動し、図7に示す小絞り状態になる。
以上のように、動画撮影モードでは、絞り羽根6〜11のみを絞り動作させる場合は、第1のモータ1を正回転駆動すれば良い。また、絞り羽根6〜11とNDフィルタ13の両方を撮影光路に進入させる場合は、第1のモータ1を正回転駆動させて絞り羽根6〜11を絞り動作(中間絞り)させた後、第2のモータ2を逆回転駆動させてNDフィルタ13を進入状態にする。その後、さらに光量を減少させたい場合は、再び第1のモータ1を正回転駆動させて絞り羽根6〜11を絞り動作(小絞り)させれば良い。
例えば、動画撮影モードの場合、撮影中に絞り羽根6〜11を回折の影響が出ない小絞り位置まで移動(図6(a))させても光量オーバになるとき、NDフィルタ13を撮影光路に進入(図6(b))させた後、絞り羽根6〜11を絞ればよい(図7)。このとき、NDフィルタ13の進入時に通過光量の変化がないので、撮影中に明るさが急変するような違和感が出ない露出制御が可能となる。
以上説明したように、本実施形態では、絞り羽根6〜11のみの絞り動作において、静止画撮影モードでは、分解能は劣るが高速に駆動可能な第2のモータ2で駆動し、動画撮影モードでは、分解能が高く滑らかな低速駆動が可能な第1のモータ1で駆動する。このように、両撮影モードの使い分けにより、静止画および動画のそれぞれの撮影における、高速駆動及び滑らか低速駆動の両立が可能となる。
また、本実施形態では、絞り羽根6〜11及びNDフィルタ13を動作させる場合に、静止画撮影モードでは、第2のモータ2を逆回転駆動させてNDフィルタ13を進入状態にした後、第1のモータ1を正回転駆動させて絞り羽根6〜11を絞り動作させる。また、動画撮影モードでは、第1のモータ1を正回転駆動させて絞り羽根6〜11を絞り動作させた後、第2のモータ2を逆回転駆動させてNDフィルタ13を進入状態にする。さらに、絞り羽根6〜11を絞り込みたい場合は、再度第1のモータ1を正回転駆動させて絞り羽根6〜11を絞り動作させる。
従って、小絞り状態でNDフィルタ13をセットしたいときは、静止画撮影時の方が素早くセット可能となる。また、NDフィルタ13のみを動作させる専用モータを設けることなく、静止画撮影時でも動画撮影時でも自動でNDフィルタ13の進入動作が可能となる。このため、絞り口径をより小さくすることなく高輝度対策ができるので、回折の影響を受けにくくなる。
また、本実施形態では、NDフィルタ13を用いた動画撮影にあたっては、NDフィルタ13の進入時に連動して絞り羽根6〜11が開き方向に駆動するので通過光量の変化がない。これにより、撮影中に明るさが急変するような違和感が出ない露出制御が可能となる。
なお、本発明の構成は、上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、材質、形状、寸法、形態、数、配置箇所等は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
1 第1のモータ
2 第2のモータ
3 カバー部材
4 ベース部材
5 第1の駆動部材
6〜11 絞り羽根
12 第2の駆動部材
13 NDフィルタ

Claims (5)

  1. 第1の軸部と第2の軸部とが形成され、撮影光路を開閉する方向に動作が可能な遮光部材と、
    前記遮光部材の前記第1の軸部が嵌合される第1の駆動部材と、
    前記第1の駆動部材を回転駆動する第1のモータと、
    前記遮光部材の前記第2の軸部が係合されるカム穴部が形成される第2の駆動部材と、
    前記第2の駆動部材を回転駆動する第2のモータと、
    前記撮影光路に対して進退動作が可能とされ、前記撮影光路に進入することで、前記撮影光路を通過する光量を減光する減光フィルタと、を備え、
    前記遮光部材は、前記第1のモータにより前記第1の駆動部材を回転駆動するか、又は前記第2のモータにより前記第2の駆動部材を回転駆動することにより、前記撮影光路に対して開閉する方向に動作し、
    前記減光フィルタは、前記第2のモータにより前記第2の駆動部材を回転駆動することにより、前記撮影光路に対して進退動作し、前記第2の駆動部材の前記遮光部材が開く方向の回転の方向と同一の方向の回転で前記撮影光路に進入し、前記第2の駆動部材の前記遮光部材が閉じる方向の回転の方向と同一の方向の回転により前記撮影光路から退避し、
    前記第1のモータの駆動により前記遮光部材を開閉動作させる際の分解能は、前記第2のモータの駆動により前記遮光部材を開閉動作させる際の分解能よりも高いことを特徴とする光量調節装置。
  2. 静止画撮影モードでは、前記第2のモータの駆動により前記減光フィルタを前記撮影光路に対して進入状態にした後、前記第1のモータを駆動して前記遮光部材を閉じる方向に動作させ、動画撮影モードでは、第1のモータの駆動により前記遮光部材を閉じる方向に動作させた後、第2のモータを駆動して前記減光フィルタを前記撮影光路に対して進入状態にすることを特徴とする請求項1に記載の光量調節装置。
  3. 前記減光フィルタが前記撮影光路に進入した状態で前記遮光部材を小絞り状態まで動作させる際の前記第1のモータの駆動量は、前記減光フィルタが前記撮影光路から退避した状態で前記遮光部材を小絞り状態まで動作させる際の前記第1のモータの駆動量より多いことを特徴とする請求項1又は2に記載の光量調節装置。
  4. 前記第1のモータの極数をm、前記第2のモータの極数をnとした場合に、m>nであり、かつ前記第1のモータにより前記第1の駆動部材を回転駆動するときの減速比をP、前記第2のモータにより前記第2の駆動部材を回転駆動するときの減速比をQとした場合に、P>Qである、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光量調節装置。
  5. 前記遮光部材は、絞り羽根であり、前記減光フィルタは、NDフィルタである、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の光量調節装置。
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