JP2002120963A - カード収納装置 - Google Patents

カード収納装置

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JP2002120963A
JP2002120963A JP2000317445A JP2000317445A JP2002120963A JP 2002120963 A JP2002120963 A JP 2002120963A JP 2000317445 A JP2000317445 A JP 2000317445A JP 2000317445 A JP2000317445 A JP 2000317445A JP 2002120963 A JP2002120963 A JP 2002120963A
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耕一郎 中島
Yasuro Yoshioka
康郎 芳岡
Masahiro Mizukami
雅博 水上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カードに大きな負荷を与えることなく、多数
枚のカードを積層収納するカード収納装置を得る。 【解決手段】 収納部7と一時保留部4を一体化して、
本体部11から着脱自在なカード収納ユニット6を設
け、積層収納されたカード2をカード保持爪5にて上方
に持上げることにより、一時保留部4を形成し、この一
時保留部4にカード2が挿入された後、カード保持爪5
をカード2外側へ外しつつ降下させ、カード2を収納部
7側へ収納させ、カードの取り扱いが容易で、カード2
に大きな負荷を与えることなく、多数枚のカードを積層
収納することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば遊技場に
設置されたカード精算機等に接続して使用されるカード
収納装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカード収納装置は、カード収納装
置本体とカードが積層収納される収納部とは一体に設け
られていた。また、このカード収納装置におけるカード
の収納は、収納部に積層収納されたカードを板カムで持
上げ、その下に空間を形成し、その空間にカードを搬送
し、その後、持上げたカードを自由落下させてカードを
収納するものであった。なお、これに関連する技術とし
て、例えば特開平10−203739号公報などがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構成ではカード収納装置とカード収納部とが
一体化されていたため、カードの取り扱いは不便であっ
た。また、積層収納されたカードが多量になると最下層
のカードに大きな荷重がかかり、持上げる際に板カムが
カード端面を摺動するため、カード端面にひずみや摩耗
を生じさせたり、カードを持上げた位置から自由落下に
より降下させるため、大きな衝撃を与える恐れがあっ
た。
【0004】本発明はこのような問題点を解決するもの
で、カードの取り扱いを容易にするとともにカードに大
きな負荷を与えることなく、多数枚のカードを積層収納
するカード収納装置を提供することを目的としたもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のカード収納装置は、カードが挿入される挿
入口と、この挿入口に連結されるとともに前記カードが
搬送される搬送部と、この搬送部の終端に設けられると
ともに前記カードが一時保留される一時保留部と、この
一時保留部に保留された前記カードが積層収納される収
納部と、前記一時保留部から前記収納部へカードを移動
させる収納手段とを備え、前記収納部と前記一時保留部
を一体化して、本体部から着脱自在なカード収納ユニッ
トを設け、前記収納手段は前記積層収納されたカードを
カード保持爪にて上方に持上げることにより、前記一時
保留部を形成するとともに、この一時保留部に前記カー
ドが挿入された後、前記カード保持爪を前記カード外側
へ外しつつ降下させ、前記カードを収納部側へ収納させ
るものであり、これにより、カードの取り扱いを容易に
するとともに、カードに大きな負荷を与えることなく、
多数枚のカード積層収納することが可能である。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、カードが挿入される挿入口と、この挿入口に連結さ
れるとともに前記カードが搬送される搬送部と、この搬
送部の終端に設けられるとともに前記カードが一時保留
される一時保留部と、この一時保留部に保留された前記
カードが積層収納される収納部と、前記一時保留部から
前記収納部へカードを移動させる収納手段とを備え、前
記収納部と前記一時保留部を一体化して、本体部から着
脱自在なカード収納ユニットを設け、前記収納手段は前
記積層収納されたカードをカード保持爪にて上方に持上
げることにより、前記一時保留部を形成するとともに、
この一時保留部に前記カードが挿入された後、前記カー
ド保持爪を前記カード外側へ外しつつ降下させ、前記カ
ードを収納部側へ収納させるカード収納装置であり、カ
ード収納ユニットが一体化されるとともにカード収納ユ
ニットを本体部から取外すことが可能であり、取り扱い
が便利である。
【0007】また、カードの収納動作においては、まず
カード保持爪によってカードを上方に持上げるとき、カ
ード保持爪がカード表面を摺動することなく持上げるの
で、カードにひずみや摩耗を生じさせにくく、またカー
ドの下降時にはカード保持爪をカードの外部に外しつつ
下降させるので、自由落下による衝撃が少なくて済む。
また、収納手段にはカード保持爪を用いているので、収
納手段のためのスペースは少なくて良く、多数枚のカー
ドを積層収納することが可能である。
【0008】本発明の請求項2に記載の発明は、カード
収納ユニットの前面には開閉自在な蓋が設けられた請求
項1に記載のカード収納装置であり、カード収納ユニッ
トの前面に蓋が設けられているので、この蓋を開くこと
によりカード収納ユニットからのカードの取出しが容易
である。
【0009】本発明の請求項3に記載の発明の蓋は透明
とした請求項2に記載のカード収納装置であり、蓋を開
けることなくカードの収納状態を外部から確認すること
ができる。
【0010】本発明の請求項4に記載の発明の蓋にはカ
ード積層枚数を示す刻印が設けられた請求項3に記載の
カード収納装置であり、積層収納されたカードを取出す
ことなく、それらの枚数の概略を確認することができ
る。
【0011】本発明の請求項5に記載の発明の蓋には、
カード収納ユニットの側面に係止されるロック手段を設
けるとともに、このロック手段は前記側面の略中央部に
設けられた凹部内の凸部に抗して前記蓋に設けられた突
起でロックされる請求項2に記載のカード収納装置であ
り、簡単な構造で蓋をロックすることができる。
【0012】本発明の請求項6に記載の発明は、積層収
納された最上部のカード上には錘が載置された請求項1
に記載のカード収納装置であり、特に積層収納されたカ
ードの枚数が少ないとき、それらのカードを安定した状
態に保つことができる。
【0013】本発明の請求項7に記載の発明は、一時保
留部にはカード検知センサを設けるとともに、錘には前
記センサの不感知部が設けられた請求項6に記載のカー
ド収納装置であり、カードが有る状態においては、カー
ドが有ることを検出するとともに、錘のみが収納されて
カードが無い状態においてはカード検知センサが反応し
ないものである。
【0014】本発明の請求項8に記載の発明は、カード
検知センサはレバーで形成するとともに、不感知部は錘
をどの方向に載置しても、前記カード検知センサと対応
する位置に孔を設けた請求項7に記載のカード収納装置
であり、カードが無くなったとき、どの方向に錘を配し
ても不感知部が働き、錘をどの方向に挿入しても良いよ
うに配慮されている。
【0015】本発明の請求項9に記載の発明は、錘の厚
さは一時保留部の入口の厚さより厚くした請求項6に記
載のカード収納装置であり、カード収納ユニットから錘
が脱落することを防ぐものである。
【0016】本発明の請求項10に記載の発明は、カー
ド収納ユニットの上部には取っ手が設けられた請求項1
に記載のカード収納装置であり、カード収納ユニットを
本体部から取外して持ち運ぶとき便利である。
【0017】本発明の請求項11に記載の発明は、カー
ド収納ユニットに設けられた取っ手は前記カード収納ユ
ニットの前後方向の中心より前方に設けられた請求項1
0に記載のカード収納装置であり、一時保留部の入口が
上方へ傾き、カードの流出を防ぐものである。
【0018】本発明の請求項12に記載の発明は、カー
ド収納ユニットの表面は略平面とした請求項1に記載の
カード収納装置であり、カード収納ユニットを縦または
横にしても安定しているので、カードの回収作業を容易
にすることができる。
【0019】本発明の請求項13に記載の発明は、カー
ド収納ユニットは直方体で形成されるとともに、この直
方体の天面にもカードの流出を防止する面が設けられた
請求項1に記載のカード収納装置であり、例えカード収
納ユニットを逆向きにしたとしても、上面からカードが
流出することは無い。
【0020】本発明の請求項14に記載の発明は、カー
ド収納ユニットにカードが積層収納されるとともに、そ
の側面には前記カードの収納量を検出する位置に窓が設
けられ、前記カード収納ユニットが装着される本体部に
は前記窓を介して前記カードの収納量を検出する検出手
段が設けられた請求項1に記載のカード収納装置であ
り、カード収納ユニットの窓の位置におけるカードの有
無が検出できるので、カードの収納量に応じて適切な処
理をとることができる。
【0021】本発明の請求項15に記載の発明は、窓は
側面の上端に設けられた請求項14に記載のカード収納
装置であり、積層収納されたカードが満杯になったこと
を知ることができる。
【0022】本発明の請求項16に記載の発明の窓は、
側面上端近傍に設けられた請求項14に記載のカード収
納装置であり、積層収納されたカードが満杯に近づいた
ことを知ることができる。
【0023】本発明の請求項17に記載の発明は、窓は
側面の下端に設けられた請求項14に記載のカード収納
装置であり、積層収納されたカードの残数が少ないこと
を知ることができる。
【0024】本発明の請求項18に記載の発明は、カー
ド収納ユニットが装着される本体部には、前記カード収
納ユニットの有無を検出する検出手段が設けられた請求
項1に記載のカード収納装置であり、カード収納ユニッ
トが本体部に取付けられているか否かを検知することが
できる。
【0025】本発明の請求項19に記載の発明の検出手
段は、支軸を中心に回動する検出レバーと、この検出レ
バーを検知する光センサとから成り、前記支軸は前記検
出レバーと一体成形された請求項18に記載のカード収
納装置であり、簡素な部品構成でカード検出或いは、カ
ード収納ユニットの検出が可能となり、低価格化を図る
ことができる。
【0026】本発明の請求項20に記載の発明は、支軸
先端の断面形状は略長方形にするとともに、前記支軸が
挿入される受け軸には前記長方形の短辺側が挿入される
スリットが設けられた請求項19に記載のカード収納装
置であり、長方形状の短辺側をスリットに合わせて挿入
するので、挿入し易く抜けにくいものである。
【0027】以下、本発明の一実施の形態について図面
を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態における
カード収納装置側面の部分破砕側面図である。
【0028】図1において、1はカード2の挿入口であ
り、この挿入口1に連結してカード2の搬送部3が設け
られている。この搬送部3の終端にはカードの一時保留
部4が設けられている。この一時保留部4に挿入された
カード2はカード保持爪5でカード収納ユニット6の収
納部7側へ収納手段8により収納される。9は本体部1
1に設けられるとともに、収納部7の底面から積層収納
されたカード2の有無を検知するカード検知センサであ
る。10は一時保留部4の搬送部3側に設けられたカー
ド2の入口である。また、このカード収納ユニット6は
本体部11に着脱自在に設けられている。本体部11の
背面には検出手段12が4個設けられている。この検出
手段12は、光センサ13の光をレバーで遮ることによ
り検出を行っている。なお、この検出手段12について
は図3で説明する。
【0029】次に、図2を用いてカード収納ユニット6
について説明する。図2はカード収納ユニット6の斜視
図である。カード収納ユニット6は略直方体形状をして
おり、その前面には樹脂で形成された透明な蓋14が開
閉自在に設けられている。この蓋14は上下方向に移動
可能であるとともに支点15を中心に回動して開けるこ
とができる。16は蓋14のロック手段である。このロ
ック手段16については図4で後述する。
【0030】蓋14の前面にはカード収納ユニット6の
内部が詳細にわかるように略楕円形をした孔17が3個
等間隔に設けられている。また、このカード収納ユニッ
ト6に収納されたカード2の概略枚数を知るために、刻
印18が設けられている。従って、この刻印18により
内部にカード2が略何枚あるか知ることができる。
【0031】また、この積層収納された最上部のカード
2上には錘19が載置されている。この錘19について
も図5で後述する。20はカード収納ユニット6の上方
からカード2が流出しないように設けられた上面の蓋で
ある。
【0032】カード収納ユニット6の下方には一時保留
手段4が設けられており、21はこの一時保留手段4へ
本体部11から搬送されるカード2が挿入されるときの
入口となっている。22は一時保留部4に設けられた4
個の孔であり、この孔22に本体部11に設けられた収
納手段8の一部を構成するカード保持爪5が挿入されて
カード2を持上げる。なお、この機構については図6以
降で詳細に説明する。
【0033】カード収納ユニット6の上方には取っ手2
3が前方と後方の中心よりも少し前方よりに設けられて
いる。このことにより、取っ手23でカード収納ユニッ
ト6を持上げたとき後方のほうが重くなり、入口21が
斜め上方に傾くことになる。従って、カード2が入口2
1から流出することを防ぐ。
【0034】また、カード収納ユニット6の側面24は
平面形状にしており、このことによりカード収納ユニッ
ト6を縦、または横に倒すことにより安定して載置され
る。従ってこの状態にして、収納部7内のカード2を回
収することができる。背面には窓25が3個設けられ、
この窓25から検出手段12により積層収納されたカー
ド2の枚数の概略を検知することができる。
【0035】次に、図3を用いて検出手段12について
説明する。図3は検出手段12の斜視図である。本体部
11には受軸26を設け、この受軸26にはスリット2
7が設けられている。この受軸26にはレバー本体31
が取付けられ、バネ28により矢印28aの方向に付勢
されている。そして、ストッパ29により本体部11に
係止される。レバー本体31は支軸30を中心に回動
し、その略中央には検出レバー31aが設けられてい
る。そして、この検出レバー31aの有無を発光ダイオ
ードと受光ダイオードを用いて光学的に検出している。
【0036】また、支軸30の先端32は断面が略長方
形をしており、この長方形の短辺32aをスリット27
に合わせて受軸26に挿入し、本体部11に取付ける。
挿入後、支軸30がストッパ29で止まるまでバネ28
の力で回動して停止する。従って、この状態ではスリッ
ト27からレバー本体31が外れることはない。
【0037】このように構成された検出手段12は、本
体部11に4個設けられており、その内3個はカード収
納ユニット6の窓25に対応した位置に設けられてい
る。そして、その窓25におけるカード2の有無を検出
する。その他の1個は、カード収納ユニット6の側板に
対応する位置に設けられ、カード収納ユニット6の有無
を検出する。
【0038】次に図4(a)から図4(c)を用いてロ
ック手段16について説明する。ロック手段16はカー
ド収納ユニット6前面の略中央と下方とに夫々設けられ
ている(図2)。このロック手段16は図4(a)に示
すように側面24に凹部33a,33bを形成し、この
凹部33aの略中心には凸部34aが形成されている。
また、凹部33bには略中央まで伸びた爪34bが形成
されている。蓋14の側面には突起35a,35bが形
成されている。ここで、図4(a)は蓋14を閉じた状
態を示している。
【0039】その後、蓋14を矢印Yの方向に降ろし、
突起35aが凸部34aを乗り越えようとしているのが
図4(b)である。さらに矢印Yの方向に蓋14を降下
させると、突起35bが爪34bにより保持されロック
が完了する。そのようすを図4(c)に示す。
【0040】即ち、ロック完了後、蓋14は凸部34a
と爪34bにより係止され、蓋14を矢印Yと反対方向
に持上げないと開かない構造となっている。
【0041】次に図5を用いて錘19について説明す
る。図5は錘19の斜視図である。この錘19はカード
収納ユニット6内に積層収納されたカード2の最上部に
載置されるものである。この錘19の厚さ36は入口2
1の厚さよりも厚くしている。このことにより錘19は
カード収納ユニット6の入口21から流出することを防
止している。
【0042】また、37は錘19の四隅に設けられた孔
であり、不感知部を形成している。カード2がカード収
納ユニット6内に収納されず、錘19のみのときは、カ
ード検知センサ9のレバーは不感知部37内に侵入する
ことにより、錘19に当接しない。即ち、カード2が検
知されず、カード収納ユニット6内にカード2が空であ
ることを示す。また、孔37は錘19の4隅に設けられ
ている。従って、錘19をどの方向でカード収納ユニッ
ト6に入れても良いことになる。
【0043】次にカード収納手段8について説明する。
図6は収納手段8の上下移動部8aを最も下方に移動さ
せたときの断面図である。5はカード保持爪であり、上
下移動部8aの内部であって、水平方向に摺動可能に設
けられている。そしてこのカード保持爪5は、その中央
部に設けられた係止部45でクラッチ38の爪39で保
持されている。また、上下移動部8aは、図には現れて
いないがバネにより収納部7側に付勢されている。この
状態においては、カード保持爪5は最下層のカード2の
下方内側に孔22を貫通して突出している。ここで、こ
のカード保持爪5は、カード2の4隅近傍を支えるため
に4個設けられている。このことにより、カード2を安
定して上下させることができる。
【0044】なお、この状態においては、一時保留部4
は形成されていない。
【0045】次に、上下移動部8aが上昇し、カード保
持爪5によりカード2を少し持上げた状態が図7であ
る。このときクラッチ38の先端に設けられた爪39に
カード保持爪5の係止部45が当接して押し上げること
により、支軸40を中心にクラッチ38がF方向に回動
する。カード保持爪5はカード2を保持したまま、左右
には移動せず垂直方向である矢印Aの方向に上昇する。
このことにより一時保留部4が形成し始める。
【0046】そして、図8に示すように、上下移動部8
aが上昇を終え、クラッチ38の爪39がカード保持爪
5の係止部45から外れ、クラッチ38はバネ41によ
り元の位置に戻される。積層収納されたカード2の下方
には一時保留部4が形成される。そして、この一時保留
部4にカード2が搬送され停止する。
【0047】次に、搬送されたカード2を収納部7側に
移す動作が開始される。即ち、上下移動部8aを図9に
示すように矢印Bの方向に降下させる。上下移動部8a
がB方向に降下するとカード保持爪5の係止部45に設
けられたカム面42とクラッチ38の先端の爪39に設
けられたカム面43が当接し、カード保持爪5はカム面
43を矢印Cの方向に滑りながら下降する。
【0048】このようにして、積層収納されたカード2
を保持しながら降下することにより、図10に示すよう
に、収納部7のカード2と一時保留部4のカード2とが
一緒になる。即ち、一時保留部4のカード2が収納部7
に収納されることになる。このような動作をするため積
層収納されたカード2がカード保持爪5から外れて自由
落下する距離が極めて短くて済む。図10はカード保持
爪5が矢印Dの方向に最も移動し、カード2が収納部7
に収納された状態を示している。
【0049】図10の位置から更に上下移動部8aが降
下すると、カード保持爪5の係止部45がクラッチ38
の爪39から外れバネの力により図11に示すように矢
印Eの方向に移動し、図6に示す元の位置へ戻る。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明のカード収納装置
は、カードが挿入される挿入口と、この挿入口に連結さ
れるとともに前記カードが搬送される搬送部と、この搬
送部の終端に設けられるとともに前記カードが一時保留
される一時保留部と、この一時保留部に保留された前記
カードが積層収納される収納部と、前記一時保留部から
前記収納部へカードを移動させる収納手段とを備え、前
記収納部と前記一時保留部を一体化して、本体部から着
脱自在なカード収納ユニットを設け、前記収納手段は前
記積層収納されたカードをカード保持爪にて上方に持上
げることにより、前記一時保留部を形成するとともに、
この一時保留部に前記カードが挿入された後、前記カー
ド保持爪を前記カード外側へ外しつつ降下させ、前記カ
ードを収納部側へ収納させるカード収納装置であり、カ
ード収納ユニットが一体化されるとともに、カード収納
ユニットを本体部から取外すことが可能であり、取り扱
いが便利である。
【0051】また、カード保持爪によってカードを上方
に持上げるとともに、カードの下降時にはカード保持爪
でカードを外部に外しつつ下降させるので、カードに大
きな負荷を与えることはない。また、収納手段にはカー
ド保持爪を用いているので、収納手段のためのスペース
は少なくて良く、多数枚のカードを積層収納することが
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるカード収納装置
側面の部分破砕側面図
【図2】同、カード収納ユニットの斜視図
【図3】同、検知手段の斜視図
【図4】(a)同、ロック手段の作用状態1を示す側面
図 (b)同、作用状態2を示す側面図 (c)同、作用状態3を示す側面図
【図5】同、カード収納ユニットに用いる錘の斜視図
【図6】同、収納手段の作用状態1を示す断面図
【図7】同、作用状態2を示す断面図
【図8】同、作用状態3を示す断面図
【図9】同、作用状態4を示す断面図
【図10】同、作用状態5を示す断面図
【図11】同、作用状態6を示す断面図
【符号の説明】
1 挿入口 2 カード 3 搬送部 4 一時保留部 5 カード保持爪 6 カード収納ユニット 7 収納部 8 収納手段 9 カード検知センサ 10 入口 11 本体部 12 検出手段 13 光センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水上 雅博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3F054 AA06 AC07 BA02 BJ11 CA06 CA10 DA21 DA22 5B023 KA01

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カードが挿入される挿入口と、この挿入
    口に連結されるとともに前記カードが搬送される搬送部
    と、この搬送部の終端に設けられるとともに前記カード
    が一時保留される一時保留部と、この一時保留部に保留
    された前記カードが積層収納される収納部と、前記一時
    保留部から前記収納部へカードを移動させる収納手段と
    を備え、前記収納部と前記一時保留部を一体化して、本
    体部から着脱自在なカード収納ユニットを設け、前記収
    納手段は前記積層収納されたカードをカード保持爪にて
    上方に持上げることにより、前記一時保留部を形成する
    とともに、この一時保留部に前記カードが挿入された
    後、前記カード保持爪を前記カード外側へ外しつつ降下
    させ、前記カードを収納部側へ収納させるカード収納装
    置。
  2. 【請求項2】 カード収納ユニットの前面には開閉自在
    な蓋が設けられた請求項1に記載のカード収納装置。
  3. 【請求項3】 蓋は透明とした請求項2に記載のカード
    収納装置。
  4. 【請求項4】 蓋にはカード積層枚数を示す刻印が設け
    られた請求項3に記載のカード収納装置。
  5. 【請求項5】 蓋にはカード収納ユニットの側面に係止
    されるロック手段を設けるとともに、このロック手段は
    前記側面の略中央部に設けられた凹部内の凸部に抗して
    前記蓋に設けられた突起でロックされる請求項2に記載
    のカード収納装置。
  6. 【請求項6】 積層収納された最上部のカード上には錘
    が載置された請求項1に記載のカード収納装置。
  7. 【請求項7】 一時保留部にはカード検知センサを設け
    るとともに、錘には前記センサの不感知部が設けられた
    請求項6に記載のカード収納装置。
  8. 【請求項8】 カード検知センサはレバーで形成すると
    ともに、不感知部は錘をどの方向に載置しても、前記カ
    ード検知センサと対応する位置に孔を設けた請求項7に
    記載のカード収納装置。
  9. 【請求項9】 錘の厚さは一時保留部の入口の厚さより
    厚くした請求項6に記載のカード収納装置。
  10. 【請求項10】 カード収納ユニットの上部には取っ手
    が設けられた請求項1に記載のカード収納装置。
  11. 【請求項11】 カード収納ユニットに設けられた取っ
    手は前記カード収納ユニットの前後方向の中心より前方
    に設けられた請求項10に記載のカード収納装置。
  12. 【請求項12】 カード収納ユニットの表面は略平面と
    した請求項1に記載のカード収納装置。
  13. 【請求項13】 カード収納ユニットは直方体で形成さ
    れるとともに、この直方体の天面にもカードの流出を防
    止する面が設けられた請求項1に記載のカード収納装
    置。
  14. 【請求項14】 カード収納ユニットにカードが積層収
    納されるとともに、その側面には前記カードの収納量を
    検出する位置に窓が設けられ、前記カード収納ユニット
    が装着される本体部には前記窓を介して前記カードの収
    納量を検出する検出手段が設けられた請求項1に記載の
    カード収納装置。
  15. 【請求項15】 窓は側面の上端に設けられた請求項1
    4に記載のカード収納装置。
  16. 【請求項16】 窓は側面上端近傍に設けられた請求項
    14に記載のカード収納装置。
  17. 【請求項17】 窓は側面の下端に設けられた請求項1
    4に記載のカード収納装置。
  18. 【請求項18】 カード収納ユニットが装着される本体
    部には、前記カード収納ユニットの有無を検出する検出
    手段が設けられた請求項1に記載のカード収納装置。
  19. 【請求項19】 検出手段は支軸を中心に回動する検出
    レバーと、この検出レバーを検知する光センサとから成
    り、前記支軸は前記検出レバーと一体成形された請求項
    18に記載のカード収納装置。
  20. 【請求項20】 支軸先端の断面形状は略長方形にする
    とともに、前記支軸が挿入される受け軸には前記長方形
    の短辺側が挿入されるスリットが設けられた請求項19
    に記載のカード収納装置。
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