JP3015210U - 筆入れ兼用名刺箱 - Google Patents
筆入れ兼用名刺箱Info
- Publication number
- JP3015210U JP3015210U JP1995002670U JP267095U JP3015210U JP 3015210 U JP3015210 U JP 3015210U JP 1995002670 U JP1995002670 U JP 1995002670U JP 267095 U JP267095 U JP 267095U JP 3015210 U JP3015210 U JP 3015210U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- lid
- business card
- center
- pillows
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
- Sheet Holders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構造で名刺を最後の一枚まで取り出
し、名刺以外の文房具類も入れることができ、混入を防
止して携帯でき、ケースに蓋をしたので、携帯がより便
利に、かつ、蓋の開くのを防止し、収納物の確認等でき
る筆入れ兼用名刺箱を提供する。 【構成】 ケース中央H−Hを堺に両方に名刺を入れる
収納室A1、A2を形成し、各収納室の中心位置より容
器本体中央より位置の内底に枕6、7をケースの全幅に
亘って設け、この枕間に別体の逆T字型の仕切板8を挿
入し、被せる蓋を一側壁に設け、蓋12とケースの対応
面に凹凸19、20を設けて蓋を係止した。
し、名刺以外の文房具類も入れることができ、混入を防
止して携帯でき、ケースに蓋をしたので、携帯がより便
利に、かつ、蓋の開くのを防止し、収納物の確認等でき
る筆入れ兼用名刺箱を提供する。 【構成】 ケース中央H−Hを堺に両方に名刺を入れる
収納室A1、A2を形成し、各収納室の中心位置より容
器本体中央より位置の内底に枕6、7をケースの全幅に
亘って設け、この枕間に別体の逆T字型の仕切板8を挿
入し、被せる蓋を一側壁に設け、蓋12とケースの対応
面に凹凸19、20を設けて蓋を係止した。
Description
【0001】
本考案は、筆入れ兼用名刺箱に関するものである。
【0002】
近年、Faxの普及を反映して、名刺印刷をFaxや電話で注文する人が増え ている。この対応に、試し刷りをFaxで送り校正してもらい、本印刷して、依 頼人に郵送する段取りとなるが、従来の名刺箱ではケースの厚みがあり封筒を破 損したり等の問題が生じた。また、プライベート用の名刺と仕事用の名刺を刷る 人が増えてきているが、別々の名刺箱に入れていて、いちいち確認しながら取り 出していた。さらに、従来の名刺箱では名刺を使用した後の利用がほとんどなさ れていないのが現状てある。
【0003】 従来は、この種の名刺箱は、実開昭55−10770号公報のように、ケース 本体の両側に名刺の取りだしを容易にするために、U字状の切り込みをもうけ、 名刺を垂直に入れるとともに、ケースを凹凸、ジヨイナー、粘着テープで連結し ているが、このものは名刺の取り出しを容易にするだけで、名刺を垂直に入たり せねばならないし、郵送するには適さない。また、実開昭57−68376号公 報のように、ケース本体の両側にカードを、取りだしを容易にするために、U字 状の切り込みと本体中央を堺に両方にカード等を入れる部屋を仕切により形成し してるが、このものもカードが少なくなると、取りだしが難しくなりケースを逆 さにして取りだしていた。また、実開昭63−156786号公報のように、ケ ース本体の両側をカードを、取りだしを容易にするために、傾斜させるとともに 鈍角となる方の傾斜側壁に取りだしを容易にするために、U字状の切り込みを形 成したものであるが、このような傾斜側壁を有するケースの製造は難しいし、名 刺箱等の蓋があるものには適していない。また、実開昭57−128470号公 報のように、ケース本体内にばねを備え、蓋に押しばねを設け、この蓋の側壁上 端に設けたスリットから上記押しばねで名刺を一枚づつ押し出すものもあるが、 ばね等の余計なものが必要でありそれだけ単価がかかるし、他の用途に転換出来 ないものであった。 そこで、本考案者は他の用途に転換出来き、かつ、取り出しが簡単に名刺を最 後の一枚まで取り出せれるものを提案した(登録実用新案第3001662号) 。さらに、使い良さ、便利さ等を追及し開発したのが本件考案である。
【0004】
そこで、第1に、簡単な構造で名刺を最後の一枚まで取り出せれるとともに、 名刺以外の文房具類をも入れることができ、また、2種類の名刺(自分のと他人 、仕事用とプライベート用)を入れて動かしても名刺がたがいに混入することを 防止でき、さらに、名刺以外の文房具類(鉛筆等)をも入れるて、他の用途に転 換出来るとともにケースを薄くできるので携帯用に利用できること。第2に、第 1の目的に加えて、蓋をケースに止め妄りに蓋の開くことを防止すること。
【0005】
第1に、ケースの両側壁の中央部を堺に両方に名刺を入れる収容室を形成し、 各収容室の中心位置よりケース中央より位置の内底に枕をケースの全幅に亘って 設け、この枕間に別体の断面逆T字型の仕切板を挿入し、この逆T字型の仕切板 に底板部位に達するU字状の切込を設け、このケースの一側に開閉蓋を設けた筆 入れ兼用名刺箱を要旨とし、第2に、ケースの両側壁の中央部を堺に両方に名刺 を入れる収容室を形成し、各収容室の中心位置よりケース中央より位置の内底に 枕をケースの全幅に亘って設け、該枕間に別体の断面逆T字型の仕切板を挿入し 、この逆T字型の仕切板に底板部位に達するU字状の切込を設け、このケースの 一側に開閉蓋を設け、ケースと蓋との対応面に凹凸を設けて蓋をケースに係止し た筆入れ兼用名刺箱を要旨とする。
【0006】
第1に、ケースの両側壁の中央部を堺に別体の仕切板を介して両方に名刺を入 れる収容室が形成され、各収納室の中心位置からケース中央よりの位置で各収納 室の内底に枕をケースの全幅に亘って設けられ、この枕間に別体の断面逆T字型 の仕切板を挿入し、この逆T字型の仕切板に底板部位に達するU字状の切込を設 けられているので、名刺が互いに傾斜して対峙した山状に収められているので、 使用者は、この逆T字型の仕切板のU字状の切込を案内とし、一方の山を押すこ とで枕を支点に、押された山が谷になり、他方の山の名刺を摘みだし、押すこと をやめると、もとの対峙した山状にもどり、名刺を摘みだした方が低い山となり 、次ぎに低い山を押しながら他方の山の名刺を摘みだし、これを繰り返すことで 最後の一枚まで正確に、確実に取り出せれるものである。また、名刺の使用して しまった後のケースの各収納室の内底の枕を利用して文房具をいれれる、文房具 のエンピツ類を枕間に入れ、一方の先端を指で押すと他方が持ち上がるので、取 り出し易い作用をするという、他の用途に利用できるのである。さらに、ケース を薄くできるので持ち運び出来るので、一方の収納室を自分の名刺にし、他方の 収納室を名刺交換した他人の名刺の収納用とした携帯用に利用できるし、蓋が開 閉式なので、簡単に収納物を取り出せれるし、コンパクトなのでポケット、カバ ン等に邪魔なく収まる。第2に、第1の作用に加えて、蓋とケースの対応面の凹 凸により、蓋がケースに確実に係合し移動中でも蓋が妄りに開くことがない。
【0007】
以下、本考案の筆入れ兼用名刺箱について、実施例に基ずいて説明する。図1 は、本考案の筆入れ兼用名刺箱の一実施例を示す斜視図である。高さ16.5ミ リメートル、深さ14ミリメートル、外幅60ミリメートル、内幅57ミリメー トル、長さ190ミリメートル、肉厚1.5ミリメートルである。図2、図7に 示すように、側壁1,2、3、4と底板5とよりなるケースの中央H−Hを堺に 両方に名刺を入れる収納室A1、A2を形成し、各収納室A1、A2の中心位置 よりケース中央H−Hより位置35ミリメートルの内底に枕6、7を容器の全幅 に亘って設け、この枕6、7間にに、図6乃至図8に示すように、紙製、木製、 金属製、合成樹脂製の別体の断面逆T字型の仕切板8を挿入する、この断面逆T 字型の仕切板8は、肉厚1.2ミリメートル、逆T字型の長さ70ミリメートル 、高さ14ミリメートル、幅が57ミリメートル以内の逆T字型の仕切板に底板 9部位に達するU字状の切込10を設けてある、U字状の切込10の縁は、指を 案内するので、Rを施して丸みをつける。紙製の場合には、この仕切板8が説明 書をも兼ねれる、逆T字型の各収納室A1、A2の内底の枕6、7間に挿入する 底板9部位を出来るかぎり薄くすることで、次ぎに述べる枕の働きを損なうこと を少なくできる。
【0008】 また、2つの収納室A1、A2に収納された名刺が、この別体の仕切により互 いに混ざり合うことがないし、2種類の名刺を収納するか、或いは同じ名刺に利 用すると同じ枚数のものを収納せんとするならば、それだけ薄いケースとなり持 ち運び出来るので、一方の収納室A1を自分の名刺にし、他方の収納室A2を名 刺交換した他人の名刺の収納用とした携帯用に利用できる。各収容室A1、A2 の中心位置(47.5ミリメートル)よりケース中央より位置(35ミリメート ル)の内底に枕を設けてあるから、名刺が互いに傾斜して対峙した山状に収めら れるので、使用者は、一方の山を押すことで枕6、7を支点に、押された山が谷 になり、他方の山の名刺を摘みだし、押すことをやめると、もとの対峙した山状 にもどり名刺を摘みだした方が低い山となる、次ぎに低い山を押しながら他方の 山の名刺を摘みだし、これを繰り返すことで最後の一枚まで正確に、確実に取り 出せれるものである。また、名刺の使用してしまった後の下ケースの各収納室A 1、A2の内底の枕6、7を利用して文房具をいれるという、他の用途に利用で きるのである。この文房具のエンピツ類を各収納室の枕6、7間に乗せる、取り 出す時は、一方の先端を指で押すと他方が持ち上がるので、取り出し易い構造で もある。この枕6、7は、図3に示すように断面が台形で根元の幅1ミリメート ル、頂きの幅0.6ミリメートル、高さ2ミリメートルであり、この高さの寸法 をより高くすると名刺の傾斜が急になり、名刺の取れる枚数が多くなるが操作が 少々しにくくなる。さらに、図1、図8に示すように、ケースの相対する側面2 、3に突起11、11を形成し、蓋12を開閉自在に取り付けてある。この蓋1 2には、図1に示すように、側壁13、14、15を一体に形成し、ケースの段 状の突出壁16、17、18と嵌合するようにしてある。図9に示すように、ケ ースと蓋との中央の対応面に凹凸19、20を設けて両者を係止した。図示しな いが、この凹凸はどちらの面でもよく、段差のある凸面でもよいし、対応面の左 右の二箇所に設けもよい。また、蓋の外面に摘み21又は凹凸を設けるとよい。
【0009】 なお、ケースと蓋との係止は、側面の突起でなく、図示しないが、ケースの一 側面と一体に蓋12とをヒンジで連結してもよい。 なお、上記実施例では、名刺と文房具について説明したが、本考案は、名刺と 同寸法のJRカード、地下鉄や各私鉄のカード、電話カード、等にも利用できる ので、これらカードのコレクターが整理する箱としてもよく、さらに文房具につ いても、これらに限定されるものではなく、本考案においては、筆入れ兼用名刺 箱とは種々の類似の物品に適用できる広い概念である。 なお、各外側壁間をR2.5、各内側壁間をR1、ケース内底と側壁をR0. 2、ケース外底と側壁をR1.5とのRを施して丸みをもたしてある。
【0010】 なお、ケースと蓋とを透明或いは単一又は組合せの色(赤、青、黄、白、黒等 )の合成樹脂製にし、透明にすれば収納物の確認と残り量やなにを入れているか を目視できるし、単一又は組合せの色(赤、青、黄、白、黒等)とすればカラフ ルなケースとなり机上の飾りにもなるし、蓋を透明にケースを色ものに、或いは 蓋とケースを異なる色としてもいい。ケースの具体的構造と名刺の取り出し方等 は上述の通りなので省略する。
【0011】
第1に、ケースの両側壁の中央部で枕間に別体の仕切板が挿入されているので 、2つの収納室に収納された名刺(二種類でもいい)が、この仕切板により互い に混ざり合うことがない。また、ケースを薄くできるので持ち運び出来るので、 一方の収納室を自分の名刺にし、他方の収納室を名刺交換した他人の名刺の収納 用とした携帯用に利用できるし。さらに、両収納室の内底に設けられた枕で、名 刺が互いに傾斜して対峙した山状に収められているので、使用者は、一方の山を 押しながら他方の山のカード類を摘みだし、次ぎに低い山を押しながら他方の山 のカード類を摘みだし、これを繰り返すことで最後の一枚まで正確に、確実に取 り出せれるので、従来のような特別なばね等が必要でなく、それでいて、各収納 室の内底に枕をケースの全幅に亘って設けるという構造も簡単であり、また、名 刺の使用してしまった後のケースの各収納室の内底の枕を利用して文房具をいれ れるし、取り出し易いという、他の用途に利用できるのである。第2に、第1の 効果に加えて、蓋とケースの対応面の凹凸により、蓋がケースに確実に係合し移 動中でも蓋が妄りに開くことがないので持運びにも便利である。
【図1】本考案の筆入れ兼用名刺箱の蓋を開けた状態の
斜視図である。
斜視図である。
【図2】本考案の筆入れ兼用名刺箱の蓋をした状態の断
面による正面図である。
面による正面図である。
【図3】本考案の筆入れ兼用名刺箱の図1の枕のa部の
拡大図である。
拡大図である。
【図4】本考案の筆入れ兼用名刺箱の枕間に挿入する別
体の仕切板の正面図である。
体の仕切板の正面図である。
【図5】本考案の筆入れ兼用名刺箱の枕間に挿入する別
体の仕切板の平面図である。
体の仕切板の平面図である。
【図6】本考案の筆入れ兼用名刺箱の枕間に挿入する別
体の仕切板の側面図である。
体の仕切板の側面図である。
【図7】本考案の筆入れ兼用名刺箱の蓋を取除いたケー
スの平面図である。
スの平面図である。
【図8】本考案の筆入れ兼用名刺箱の側面図である。
【図9】(a)、(b)は、本考案の筆入れ兼用名刺箱
のケースと蓋との係止部位の要部拡大図である。
のケースと蓋との係止部位の要部拡大図である。
1、〜4 ケースの側壁 5 底 6、7 枕 8 仕切板 9、 仕切板の底板 10 仕切板の切込 11 突起 12 蓋 13〜15 蓋の側壁 16〜18 ケースの突出壁 19、20 凹凸 21 摘み
Claims (2)
- 【請求項1】ケースの両側壁の中央部を堺に両方に名刺
を入れる収容室を形成し、各収容室の中心位置よりケー
ス中央より位置の内底に枕をケースの全幅に亘って設
け、該枕間に別体の断面逆T字型の仕切板を挿入し、こ
の逆T字型の仕切板に底板部位に達するU字状の切込を
設け、このケースの一側に開閉蓋を設けたことを特徴と
する筆入れ兼用名刺箱。 - 【請求項2】ケースの両側壁の中央部を堺に両方に名刺
を入れる収容室を形成し、各収容室の中心位置よりケー
ス中央より位置の内底に枕をケースの全幅に亘って設
け、該枕間に別体の断面逆T字型の仕切板を挿入し、こ
の逆T字型の仕切板に底板部位に達するU字状の切込を
設け、このケースの一側に開閉蓋を設け、ケースと蓋と
の対応面に凹凸を設けて蓋をケースに係止したことを特
徴とする筆入れ兼用名刺箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995002670U JP3015210U (ja) | 1995-02-27 | 1995-02-27 | 筆入れ兼用名刺箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995002670U JP3015210U (ja) | 1995-02-27 | 1995-02-27 | 筆入れ兼用名刺箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3015210U true JP3015210U (ja) | 1995-08-29 |
Family
ID=43150783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995002670U Expired - Lifetime JP3015210U (ja) | 1995-02-27 | 1995-02-27 | 筆入れ兼用名刺箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3015210U (ja) |
-
1995
- 1995-02-27 JP JP1995002670U patent/JP3015210U/ja not_active Expired - Lifetime
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