JP2927688B2 - コンテナのハンドリング方法 - Google Patents

コンテナのハンドリング方法

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JP2927688B2 JP6301621A JP30162194A JP2927688B2 JP 2927688 B2 JP2927688 B2 JP 2927688B2 JP 6301621 A JP6301621 A JP 6301621A JP 30162194 A JP30162194 A JP 30162194A JP 2927688 B2 JP2927688 B2 JP 2927688B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンテナとそのハンド
リング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばカセットテープ等の物品を
収納するためのコンテナは、コンテナに蓋を被着し、或
いは上下のコンテナを段積みして用いられる。このた
め、コンテナへの物品の収納、取外しに際しては、コン
テナへの蓋の被着と取外し、上下のコンテナの段積みと
段ばらしの作業が必要となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
では、蓋の被着と取外しのための専用装置、コンテナの
段積みと段ばらしのための専用装置が必要であり、装置
の複雑、大型化を招いている。
【0004】本発明は、小型で単純な装置を用いて、コ
ンテナへの蓋の被着と取外し、上下のコンテナの段積み
と段ばらしを行なうことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、コンテナ本体の上下の外周部に上下のフランジを備
、上フランジにハンドリング用切欠を備えるととも
に、の外周部に蓋フランジを備え、蓋の蓋フランジを
コンテナの上フランジの上に載置して蓋をコンテナに被
着可能としてなるコンテナのハンドリング方法におい
て、ハンドリング作業位置の側方にハンドリングアーム
を設け、蓋が被着されているコンテナをハンドリング作
業位置に位置付け、該コンテナの上下フランジ間レベル
をハンドリングアームのレベルに合致させ、ハンドリン
グアームを上下フランジ間の側方から上下フランジ間
で、かつ上フランジのハンドリング用切欠の下方に挿入
し、コンテナ及び蓋をハンドリングアームに対して相対
的に下降させ、コンテナはその上フランジのハンドリン
グ用切欠がハンドリングアーム回りを通過することによ
ってハンドリングアームの下方に移動され、蓋はその蓋
フランジがハンドリングアームに担持されて上記コンテ
ナから取外されるようにしたものである。
【0006】請求項2に記載の本発明は、コンテナ本体
の上下の外周部に上下のフランジを備え、上フランジに
ハンドリング用切欠を備えるとともに、蓋の外周部に蓋
フランジを備え、蓋の蓋フランジをコンテナの上フラン
ジの上に載置して蓋をコンテナに被着可能としてなるコ
ンテナのハンドリング方法において、ハンドリング作業
位置の側方にハンドリングアームを設け、ハンドリング
アームにより蓋の蓋フランジを担持し、コンテナを上記
蓋の下方に位置付け、コンテナをハンドリングアームに
対して相対的に上昇させ、コンテナはその上フランジの
ハンドリング用切欠がハンドリングアーム回りを通過す
ることによってその上フランジをハンドリングアームの
上方に移動され、蓋はその蓋フランジが上記コンテナの
上フランジに持ち上げられて該コンテナに被着される
ようにしたものである。
【0007】請求項3に記載の本発明は、コンテナ本体
の上下の外周部に上下のフランジを備え、上フランジに
ハンドリング用切欠を備えるとともに、上側コンテナの
下フランジを下側コンテナの上フランジの上に載置して
上下のコンテナを段積み可能としてなるコンテナのハン
ドリング方法において、ハンドリング作業位置の側方に
ハンドリングアームを設け、複数の段積みされたコンテ
ナ群をハンドリング作業位置に位置付け、下側コンテナ
の上下フランジ間レベルをハンドリングアームのレベル
に合致させ、ハンドリングアームを下側コンテナの上下
フランジ間の側方から上下フランジ間で、かつ上フラン
ジのハンドリング用切欠の下方に挿入し、コンテナ群を
ハンドリングアームに対して相対的に下降させ、下側コ
ンテナはその上フランジのハンドリング用切欠がハンド
リングアーム回りを通過することによってハンドリング
アームの下方に移動され、上側コンテナはその下フラン
ジがハンドリングアームに担持され、結果として、コン
テナ群から下側コンテナを段ばらしするようにしたもの
である。
【0008】請求項4に記載の本発明は、コンテナ本体
の上下の外周部に上下のフランジを備え、上フランジに
ハンドリング用切欠を備えるとともに、上側コンテナの
下フランジを下側コンテナの上フランジの上に載置して
上下のコンテナを段積み可能としてなるコンテナのハン
ドリング方法において、ハンドリング作業位置の側方に
ハンドリングアームを設け、ハンドリングアームにより
上側コンテナの下フランジを担持し、下側コンテナを上
記上側コンテナの下方に位置付け、下側コンテナをハン
ドリングアームに対して相対的に上昇させ、下側コンテ
ナはその上フランジのハンドリング用切欠がハンドリン
グアーム回りを通過することによってその上フランジを
ハンドリングアームの上方に移動され、上側コンテナは
その下側フランジが上記下側コンテナの上フランジに持
ち上げられて段積みされるようにしたものである。
【0009】
【0010】
【0011】
【作用】コンテナの上フランジにハンドリング用切欠を
設けることにより、小型で単純なハンドリングアームを
用いて、コンテナへの蓋の被着と取外し、上下のコンテ
ナの段積みと段ばらしを行なうことができる。
【0012】
【実施例】図1はコンテナを示す斜視図、図2は蓋を示
す斜視図、図3はコンテナへの蓋被着状態を示す斜視
図、図4はコンテナの段積み状態を示す斜視図、図5は
段積みコンテナへの蓋被着状態を示す斜視図、図6はコ
ンテナを示す平面図、図7はコンテナを示す側面図、図
8は図6のVIII-VIII 線に沿う一部断面図、図9は図6
のIX-IX 線に沿う断面図、図10は図6のX-X 線に沿う
一部断面図、図11は蓋を示す平面図、図12は図11
の側面図、図13は図11のXIII-XIII 線に沿う断面
図、図14はコンテナの防塵構造を示す模式図、図15
は蓋の防塵構造を示す模式図、図16はコンテナの品種
判別構造を示す模式図、図17は段積み手順を示す模式
図、図18は段ばらし手順を示す模式図である。
【0013】図5に示す防塵性コンテナ10は、例えば
カセットテープ組み立てラインで用いられ、コンテナ本
体11の収納空間12にカセットテープ等の物品1を収
納可能としている。このとき、コンテナ10は、図6〜
図10に示す如く、コンテナ本体11の内部に複数の突
条部13を並列配置するとともに、各突条部13に沿う
多数位置に一定間隔で突起部14を設け、それらの突条
部13と突起部14とに画定される物品収納部12Aに
各1個の物品1を縦置状態で収納可能としている。
【0014】そして、コンテナ10は、図1、図6〜図
10に示す如く、コンテナ本体11の上下の外周部に上
下のフランジ15、16を備えるとともに、コンテナ本
体11の底部下面に補強リブ17を備え、上側コンテナ
10の下フランジ16を下側コンテナ10の上フランジ
15の上に載置して上下のコンテナ10、10を段積み
可能としている(図4)。
【0015】蓋30は、コンテナ10に付帯して用いら
れ、図2、図11〜図13に示す如く、蓋本体31の外
周部に蓋フランジ32を備えるとともに、蓋本体31の
下面に蓋補強リブ33を備え、蓋フランジ32をコンテ
ナ10の上フランジ15の上に載置して蓋30をコンテ
ナ10に被着可能としている(図3)。尚、図5は、4
個の段積みコンテナ群10Aの最上位のコンテナ10に
蓋30を被着した状態を示すものである。
【0016】以下、(A) コンテナ10と蓋30の防塵構
造、(B) コンテナ10の品種判別構造、(C) コンテナ1
0の段積み/段ばらし方法、及び蓋30の被着/取外し
方法について説明する。
【0017】(A) コンテナ10と蓋30の防塵構造 (A-1) コンテナ10の防塵構造 コンテナ10は、図8〜図10に示す如く、下フランジ
16の載置面レベルを補強リブ17の下面レベルより下
方に突き出している。即ち、コンテナ10を床、コンベ
ヤ等に載置したとき、コンテナ本体11の外周部の下フ
ランジ16のみが床、コンベヤ等に接触し、補強リブ1
7は床、コンベヤ等と接触することがなく汚れない(図
14(B))。
【0018】また、コンテナ10は、図6、図8〜図1
0に示す如く、上フランジ15に、この上フランジ15
の上に載置される上側コンテナ10の下フランジ16内
周部に係止し得る位置決めリブ21を無端周回状に備え
る。位置決めリブ21は、上下のコンテナ10、10の
段積み時に、上側コンテナ10の下フランジ16内周部
に係止して段積みの位置決め機能を果たすと同時に、上
側コンテナ10の下フランジ16を下側コンテナ10の
収納空間12に対して遮断する仕切りとなる。この仕切
り機能は、床、コンベヤ等に接触する下フランジ16に
付着した汚れが下側コンテナ10の収納空間12に侵入
するのを防ぐ(図14(B))。
【0019】また、コンテナ10は、図9に示す如く、
下フランジ16の内周部の複数位置のそれぞれに、この
下フランジ16の下に段積みされる下側コンテナ10の
上フランジ15に設けた前記位置決めリブ21が係止す
る位置決め切欠22を備える。そして、この位置決め切
欠22が位置決めリブ21の上フランジ15寄り立上が
り面(反収納空間12側)と接することにて係止するよ
うに設定してある(図14(C))。位置決めリブ21
と位置決め切欠22の擦れによって摩耗粉を生じたとし
ても、この摩耗粉は下側コンテナ10の収納空間12に
対し位置決めリブ21により仕切られ、この摩耗粉が収
納空間12に侵入することを防ぐ。
【0020】(A-2) 蓋30の防塵構造 蓋30は、図11〜図13に示す如く、蓋フランジ32
の載置面レベルを蓋補強リブ33の下面レベルより下方
に突き出している。即ち、蓋30を床、コンベヤ等に載
置したとき、蓋本体31の外周部の蓋フランジ32のみ
が床、コンベヤ等に接触し、蓋補強リブ33は床、コン
ベヤ等と接触することがなく汚れない(図15
(B))。
【0021】また、蓋30は、図11〜図13に示す如
く、蓋フランジ32の内周部が、コンテナ10の上フラ
ンジ15に設けてある前述の位置決めリブ21に係止し
得るように構成されている。位置決めリブ21は、蓋3
0をコンテナ10に被着したとき、蓋30の蓋フランジ
32内周部に係止して蓋30の位置決め機能を果たすと
同時に、蓋30の蓋フランジ32をコンテナ10の収納
空間12に対して遮断する仕切りとなる。この仕切り機
能は、床、コンベヤ等に接触する蓋フランジ32に付着
した汚れがコンテナ10の収納空間12に侵入すること
を防ぐ(図15(B))。
【0022】また、蓋30は、図13に示す如く、蓋フ
ランジ32の内周部の複数位置のそれぞれに、この蓋フ
ランジ32が被着されるコンテナ10の上フランジ15
に設けた前記位置決めリブ21が係止する位置決め切欠
34を備える。そして、この位置決め切欠34が位置決
めリブ21の上フランジ15寄り立上がり面(反収納空
間12側)と係止するように設定してある(図15
(C))。位置決めリブ21と位置決め切欠34の擦れ
によって摩耗粉を生じたとしても、この摩耗粉はコンテ
ナ10の収納空間12に対し位置決めリブ21により仕
切られ、この摩耗粉が収納空間12に侵入することを防
ぐ。
【0023】尚、蓋30は上面の外周に沿う位置決めリ
ブ30Aを有しており、この位置決めリブ30Aは、蓋
30の上に重ね合わされる他の蓋30との嵌合、或いは
蓋30の上に載置されるコンテナ10との嵌合に供さ
れ、それらの重ね合わせ時の互いのずれを防止する(図
12)。
【0024】従って、以上のコンテナ10と蓋30の防
塵構造によれば、下記〜の作用がある。 コンテナ10の下フランジ16の載置面レベルが補強
リブ17の下面レベルより下方に突き出している。この
ため、コンテナ10を床、コンベヤ等に載置したとき、
床、コンベヤ等に接触するのはコンテナ本体11の外周
部の下フランジ16のみであり、補強リブ17は床、コ
ンベヤ等と接触することがなく汚れない。従って、上下
のコンテナ10を段積みしたとき、下側コンテナ10の
収納空間12の上方に位置する上側コンテナ10の底部
は何ら汚れの付着なく、下側コンテナ10の収納空間1
2への汚れの落下を招かない。
【0025】段積みされたコンテナ群10Aを図16
で示す様にローラコンベヤ50等で搬送するとき、下側
コンテナ10の外周部に設けた広幅下フランジ16がロ
ーラーコンベヤ50上を滑るものとなり、搬送性を向上
できる。
【0026】上下のコンテナ10を段積みしたとき、
上下のコンテナ10の位置決めのために下側コンテナ1
0の上フランジ15に設けた位置決めリブ21が、上側
コンテナ10の下フランジ16内周部に係止する。この
ため、上側コンテナ10の下フランジ16が下側コンテ
ナ10の収納空間12に対し位置決めリブ21にて仕切
られる如くになり、床、コンベヤ等に接触する下フラン
ジ16に付着した汚れが下側コンテナ10の収納空間1
2に侵入することを確実に防ぐ。
【0027】上下のコンテナ10を段積みしたとき、
上側コンテナ10の下フランジ16内周部に設けた位置
決め切欠22が、前記の位置決めリブ21の上フラン
ジ15寄り(反収納空間側)立上がり面と係止する。従
って、位置決めリブ21と位置決め切欠22の擦れによ
って摩耗粉を生じたとしても、この摩耗粉は下側コンテ
ナ10の収納空間12に対し位置決めリブ21により仕
切られ、該収納空間12に侵入することがない。
【0028】尚、上下のコンテナ10は、上記、の
位置決めリブ21、位置決め切欠22を具備することに
より、段積み容易となり、段積み後には崩れにくくなる
ため、それらのハンドリング性を向上できる。
【0029】また、コンベヤ上等における、段積みされ
たコンテナ群の荷姿は、上下のコンテナ10の位置決め
リブ21、位置決め切欠22の存在により確実容易に整
列される。従って、荷姿整列フラップが段積み最上部の
コンテナ位置まで達している必要がない(下位のコンテ
ナを整列すれば、上位のコンテナも倣う)。
【0030】蓋30の蓋フランジ32の載置面レベル
が蓋補強リブ33の下面レベルより下方に突き出してい
る。このため、蓋30を床、コンベヤ等に載置したと
き、床、コンベヤ等に接触するのは蓋本体31の外周部
の蓋フランジ32のみであり、蓋補強リブ33は床、コ
ンベヤ等と接触することがなく汚れない。従って、蓋3
0をコンテナ10に被着したとき、コンテナ10の収納
空間12の上方に位置する蓋30の下面は何ら汚れの付
着なく、コンテナ10の収納空間12の汚れの落下を招
かない。
【0031】蓋30をコンテナ10に被着したとき、
蓋30の位置決めのためにコンテナ10の上フランジ1
5に設けた位置決めリブ21が、蓋30の蓋フランジ3
2内周部に係止する。このため、蓋30の蓋フランジ3
2がコンテナ10の収納空間12に対し位置決めリブ2
1によって仕切られる如くになり、床、コンベヤ等に接
触する蓋フランジ32に付着した汚れがコンテナ10の
収納空間12に侵入することを確実に防ぐ。
【0032】蓋30をコンテナ10に被着したとき、
蓋30の蓋フランジ32内周部に設けた位置決め切欠3
4が、前記の位置決めリブ21の上フランジ15寄り
(反収納空間側)立上がり面と係止する。従って、位置
決めリブ21と位置決め切欠34の擦れによって摩耗粉
を生じたとしても、この摩耗粉はコンテナ10の収納空
間12に対し位置決めリブ21により仕切られ、該収納
収納空間12に侵入することがない。
【0033】(B) コンテナ10の品種判別構造 コンテナ10は、収納物品1の品種判別手段として、図
1〜図5に示す如く、当該品種に対応してコンテナ本体
11の外周部の特定位置に光貫通部を設けてある。具体
的には、コンテナ10の上下のフランジ15、16に定
めた第1〜第5の位置から選択した単一位置に孔もしく
は溝状の第1〜第5の光貫通部41A〜41Eのいずれ
か1つを切欠形成してある(図16(B))。即ち、コ
ンテナ10の収納物品1が第1品種であれば第1の位置
に第1光貫通部41Aが設けられ、第2品種であれば第
2の位置に第2光貫通部41Bが設けられる…の如くで
ある。
【0034】他方、図16に示す如く、カセット組立ラ
イン等のコンテナ搬送コンベヤ50上には品種判別位置
が定められ、この品種判別位置にはストッパ51、前後
4個の荷姿整列フラップ52、左右2個の荷姿整列フラ
ップ53を設けている。そして、段積みされたコンテナ
群10Aは、コンベヤ50の下方から突き出てくるスト
ッパ51によって停留され、荷姿整列フラップ52によ
って前後を挟まれて前後方向の荷姿を矯正され、荷姿整
列フラップ53によって左右を挟まれて左右方向の荷姿
を矯正され、結果として、品種判別位置に正確に位置付
けられる。ストッパ51、荷姿整列フラップ53はシリ
ンダによって待機位置と作業位置との間を直線移動し、
荷姿整列フラップ52はロータリアクチュエータによっ
て待機位置と作業位置との間を移動する。
【0035】また、コンベヤ50上の品種判別位置の側
傍には、品種判別位置に位置付けられたコンテナ群10
Aの外周部を段積み方向にて挟む上下の両側に光貫通検
出装置54が設けられている。光貫通検出装置54は、
具体的には、コンテナ群10Aを構成する最上位のコン
テナ10の上フランジ15の一辺の上方に第1〜第5の
5台の投光器54A〜54Eを配置し、最下位のコンテ
ナ10の下フランジ16の一辺の下方(コンベヤ50の
下方)に上記投光器54A〜54Eに対応する第1〜第
5の5台の受光器55A〜55Eを配置することにて構
成される。第1の投光器54A、受光器55Aはコンテ
ナ10の上下のフランジ15、16に定めた第1の位置
(第1の光貫通部41Aが設けられる)に対応し、第2
の投光器54B、受光器55Bはコンテナ10の上下の
フランジ15、16に定めた第2の位置(第2の光貫通
部41Bが設けられる)に対応する…の如くである。
【0036】従って、コンベヤ50上の品種判別位置に
おいて、コンテナ群10Aを構成する各コンテナ10の
特定位置(第1の位置〜第5の位置のいずれか1つの位
置)の光貫通部(第1の光貫通部41A〜第5の光貫通
部41Eのいずれか1つ)における光の貫通を光貫通検
出装置54の各投光器54A〜54E及び各受光器55
A〜55Eによって検出する。そして、光貫通検出装置
54のいずれかの投光器54A〜54E及び受光器55
A〜55Eが光の貫通を検出したことを条件に、各コン
テナ10が当該光貫通部(第1の光貫通部41A〜第5
の光貫通部41Eのいずれか1つ)の位置(第1の位置
〜第5の位置のいずれか1つの位置)に対応する品種
(第1品種〜第5品種のいずれか)であるものと判定す
る。
【0037】尚、光貫通検出装置54による上述の光の
貫通有無の検出が、コンテナ群10Aを構成するコンテ
ナ10に蓋30が被着されていても可能となるように、
蓋30の蓋フランジ32には透光用切欠35が設けられ
ている。蓋30は、これが被着されるコンテナ10の上
フランジ15における第1〜第5の光貫通部41A〜4
1Eの切欠形成範囲に相当する広い範囲に透光用切欠3
5を形成され、全品種のコンテナ10に兼用できるよう
になっている(図3、図5)。
【0038】また、コンテナ10にあっては、フランジ
15、16に定めた第1〜第5の位置の全てに孔もしく
は溝を設けるとともに、これら5個の孔もしくは溝を開
閉できるシャッター等を設けておけば、単一のコンテナ
10を用いて上述の第1〜第5の光貫通部41A〜41
Eの任意のものを形成できる。即ち、第1品種〜第5品
種のそれぞれに専用のコンテナ10を用意することな
く、同一のコンテナ10を全品種に兼用できる。
【0039】従って、以上のコンテナ10の品種判別構
造によれば、以下の如くの作用がある。コンテナ群10
Aを品種判別位置に位置付け、コンテナ群10Aを構成
する各コンテナ10の特定位置の光貫通部41A〜41
Eにおける光の貫通の有無を光貫通検出装置54によっ
て検出することにより、光貫通検出装置54が上記光の
貫通を検出したとき、コンテナ群10Aを構成する各コ
ンテナ10が互いに同一品種で、かつ当該光貫通部41
A〜41Eの位置に対応する品種であるものと判定する
ことができる。
【0040】従って、コンテナ10の品種判別に際し、
人為的作業を削減し、システムを簡素化しながら、シス
テムの信頼性を向上できる。
【0041】このとき、コンテナ群10Aが複数の異な
る品種のコンテナ10を混在させたものであると、光貫
通検出装置54は光の貫通を検出せず、従って各コンテ
ナ10の品種を判別しない。また、コンベヤ50上の品
種判別位置に対するコンテナ群10Aの進入方向、或い
はコンテナ群10A内での各コンテナ10の積み方向が
予め定めた標準方向でないと、コンテナ群10Aがたと
え同一品種のコンテナ10のみから構成されていても、
光貫通検出装置54は光の貫通を検出せず、従って各コ
ンテナ10の品種を判別しない。従って、コンテナ群1
0Aにおける品種の混在、コンテナ群10Aの搬送方
向、コンテナ群10A内の各コンテナ10の積み方向の
正否も同時に判別できる。
【0042】そして、光貫通検出装置54により上下の
コンテナ10、10が互いに同一の正しい積み方向で段
積みされていることを、段ばらし工程前に知ることがで
きる。この段積みコンテナ10、10の積み方向が異常
であれば、段ばらしを中止するものとすることができ、
これによって段ばらし不能を予め知り或いは段ばらし中
の崩れ発生を未然に防ぐことができる。
【0043】また、光貫通検出装置54により上下のコ
ンテナ10、10が互いに同一の正しい積み方向で段積
みされていることを確認できることは、上下のコンテナ
10、10が隙間なく段積みされていて、防塵の確実が
達成できているか否かのチェックにもなる。
【0044】尚、コンテナ10が上下のフランジ15、
16を備えるものであるとき、上下のフランジ15、1
6の両方に光貫通部41A〜41Eを設けることが好ま
しいが、光貫通部41A〜41Eを上下のフランジ1
5、16の一方にのみ設け、他方のフランジ15、16
にはその光貫通部41A〜41Eの切欠形成範囲を含む
広い範囲に渡る透光用切欠(蓋30の透光用切欠35と
類似)を設けるものであっても良い。
【0045】また、コンベヤ50上の品種判別位置の側
傍にコンテナ群10Aの高さ判別手段を設けておくこと
もできる。コンテナ群10Aの高さと段積み数との関係
を予め記憶しておくことにより、コンテナ群10Aの段
積み数も同時に認識できるものとなる。
【0046】このコンテナ10の品種判別方法は、規格
化された物品を扱う自動倉庫等において、その搬入手
順、排出手順を簡略化し、システムの簡素、信頼性の向
上に寄与するものとなる。
【0047】尚、光貫通検出手段は、透過式光電センサ
に限らず、反射式光電センサを用いるものであっても良
い。
【0048】(C) コンテナ10の段積み/段ばらし方
法、及び蓋30の被着/取外し方法 コンテナ10は、図1に示す如く、コンテナ本体11の
上フランジ15の各辺それぞれにハンドリング用切欠2
3を2ケ所ずつ設けてある。
【0049】また、カセット組立ライン等のコンベヤ5
0上に定めたハンドリング作業位置(コンテナ10の段
積み/段ばらし位置、蓋30の被着/取外し位置)の下
方にはリフタ61が設置され、かつ該ハンドリング作業
位置の両側方には一対のハンドリングアーム62、62
が設置されている。リフタ61は第1シリンダ61A、
第2シリンダ61Bによって、コンベヤ50の搬送面の
下位と、中位、高位の2段階上昇位置との間を昇降す
る。ハンドリングアーム62はシリンダ62Aによっ
て、コンテナ群10Aの側方位置と、コンテナ10、蓋
30のフランジ15、16、32の下方位置との間を移
動する。
【0050】以下、コンテナ10の段積み/段ばらし手
順、及び蓋30の被着/取外し手順について説明する。 (C-1) 蓋30の被着手順 蓋30をハンドリング作業位置に搬入する。
【0051】リフタ61を第1シリンダ61A、第2
シリンダ61Bにより高位に上昇し、蓋30の蓋フラン
ジ32をハンドリングアームレベル(ハンドリングアー
ム62のレベル)より上方に持ち上げる。このとき、リ
フト61は、蓋30の蓋フランジ32が下記でハンド
リングアーム62によって担持されることとなる位置
が、下記で該蓋30が被着されるコンテナ10の上フ
ランジ15のハンドリング用切欠23に対応することと
なるように該蓋30を支持する。
【0052】ハンドリングアーム62を前進する。続
いて、リフタ61を第1シリンダ61A、第2シリンダ
61Bにより下位に下降する。これにより、蓋30の蓋
フランジ32をハンドリングアーム62により担持す
る。
【0053】コンテナ10をハンドリング作業位置に
搬入し、コンテナ10を蓋30の下方に位置付ける。
【0054】リフタ61を第1シリンダ61Aにより
中位に上昇し、コンテナ10を持ち上げる。このとき、
コンテナ10はその上フランジ15のハンドリング用切
欠23がハンドリングアーム62回りを通過することに
よって、その上フランジ15をハンドリングアーム62
の上方に移動され、蓋30はその蓋フランジ32が上記
コンテナ10の上フランジ15に持ち上げられて該コン
テナ10に被着される。
【0055】ハンドリングアーム62を後退する。続
いてリフタ61を第2シリンダ61Bにより高位に上昇
する。
【0056】ハンドリングアーム62を前進する。続
いてリフタ61を第1シリンダ61A、第2シリンダ6
1Bにより下位に下降する。これにより、蓋30が被着
されたコンテナ10の下フランジ16をハンドリングア
ーム62により担持する。
【0057】(C-2) コンテナ10の段積手順(図17) 上記(C-1) により蓋30が被着された上側コンテナ1
0の下フランジ16をハンドリングアーム62により担
持する。
【0058】下側コンテナ10をハンドリング作業位
置に搬入し、この下側コンテナ10を上記上側コンテナ
10の下方に位置付ける(図17(A))。
【0059】リフタ61を第1シリンダ61Aにより
中位に上昇し、下側コンテナ10を持ち上げる。このと
き、下側コンテナ10はその上フランジ15のハンドリ
ング用切欠23がハンドリングアーム62回りを通過す
ることによって、その上フランジ15をハンドリングア
ーム62の上方に移動され、上側コンテナ10はその下
フランジ16が上記下側コンテナ10の上フランジ15
に持ち上げられて段積みされる(図17(B))。
【0060】ハンドリングアーム62を後退する(図
17(C))。続いてリフタ61を第2シリンダ61B
により高位に上昇する(図17(D))。
【0061】ハンドリングアーム62を前進する(図
17(E))。続いてリフタ61を第1シリンダ61
A、第2シリンダ61Bにより下位に下降する。これに
より、上記で段積みされたコンテナ群10Aをハンド
リングアーム62により担持する(図17(F))。
【0062】コンテナ群10Aが所定段数のコンテナ1
0を段積みするまで、上記〜を繰り返す。そして、
所定段数の段積み終了後、リフタ61を第1シリンダ6
1A、第2シリンダ61Bにより高位に上昇してコンテ
ナ群10Aを担持し、その後ハンドリングアーム62を
後退し、続いてリフタ61を第1シリンダ61A、第2
シリンダ61Bにより下位に下降することにて、コンテ
ナ群10Aをコンベヤ50に移載する。
【0063】(C-3) コンテナ10の段ばらし手順 蓋30が被着されているコンテナ群10Aをハンドリ
ング作業位置に位置付ける(図18(A))。
【0064】リフタ61を第1シリンダ61Aにより
中位に上昇し、下側コンテナ10の上下フランジ間レベ
ルをハンドリングアームレベル(ハンドリングアーム6
2のレベル)に合致させる(図18(B))。
【0065】ハンドリングアーム62を前進し、ハン
ドリングアーム62を下側コンテナ10の上下フランジ
15、16の間の側方から、上下フランジ15、16の
間で、かつ上フランジ15のハンドリング用切欠23の
下方に挿入する(図18(C))。
【0066】リフタ61を第1シリンダ61Aにより
下位に下降し、コンテナ群10Aをハンドリングアーム
62に対して下降させる。これにより、下側コンテナ1
0はその上フランジ15のハンドリング用切欠23がハ
ンドリングアーム62回りを通過することによってハン
ドリングアーム62の下方に移動され、上側コンテナ1
0はその下フランジ16がハンドリングアーム62に担
持され、結果としてコンテナ群10Aから下側コンテナ
10が段ばらしされる(図18(D))。
【0067】段ばらしされた下側コンテナ10はコン
ベヤ50に移載されて払い出される(図18(E))。
【0068】(C-4) 蓋30の取外し手順 上記(C-3) の繰り返しにより、コンテナ群10Aの段
ばらしが終了した後、第1シリンダ61Aにより中位に
設定されるリフタ61により、蓋30が被着されている
コンテナ10の上下フランジ間レベルをハンドリングア
ームレベル(ハンドリングアーム62のレベル)に合致
させる。
【0069】ハンドリングアーム62を前進し、ハン
ドリングアーム62をコンテナ10の上下フランジ1
5、16の間の側方から、上下フランジ15、16の間
で、かつ上フランジ15のハンドリング用切欠23の下
方に挿入する。
【0070】リフタ61を第1シリンダ61Aにより
下位に下降し、コンテナ10及び蓋30をハンドリング
アーム62に対して下降させる。これにより、コンテナ
10はその上フランジ15のハンドリング用切欠23が
ハンドリングアーム62回りを通過することによってハ
ンドリングアーム62の下方に移動され、蓋30はその
蓋フランジ32がハンドリングアーム62に担持され、
コンテナ10から取外される。
【0071】蓋30を取外されたコンテナ10はコン
ベヤ50に移載されて払い出される。その後、リフタ6
1を第1シリンダ61A、第2シリンダ61Bにより高
位に上昇して蓋30を担持し、その後ハンドリングアー
ム62を後退し、続いてリフタ61を第1シリンダ61
A、第2シリンダ61Bにより下位に下降することに
て、蓋30をコンベヤ50に移載する。
【0072】尚、上記(C-1) 〜 (C-4)において、リフタ
61、ハンドリングアーム62は、コンベヤ50上のハ
ンドリング作業位置回りに設けたコンテナ10と蓋30
の判別手段による判別結果に基づいて上記手順で自動動
作せしめられる。
【0073】従って、以上のコンテナ10、蓋30のハ
ンドリング方法によれば、以下の如くの作用がある。
【0074】コンテナ10の上フランジ15にハンドリ
ング用切欠23を設けることにより、小型で単純なハン
ドリングアーム62を用いて、コンテナ10への蓋30
の被着と取外し、上下のコンテナ10の段積みと段ばら
しを行なうことができる。
【0075】段積み/段ばらし中のコンテナ10は、リ
フタ61により一定のストローク(コンテナ10の一段
分の高さと略同等)を昇降された後、ハンドリングアー
ム62で担持される。従って、一定の小ストロークのリ
フタ61を用いて、多段の段積み/段ばらしを実現でき
る。また、リフタ61、ハンドリングアーム62を備え
る同一の機械装置で、コンテナ10の段積み、及び段ば
らしの両作業を実施できる。
【0076】このコンテナ10、蓋30のハンドリング
方法は、コンテナ10の自動搬送、及びその省力化に有
効に寄与する。
【0077】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、小型で単
純な装置を用いて、コンテナへの蓋の被着と取外し、上
下のコンテナの段積みと段ばらしを行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はコンテナを示す斜視図である。
【図2】図2は蓋を示す斜視図である。
【図3】図3はコンテナへの蓋被着状態を示す斜視図で
ある。
【図4】図4はコンテナの段積み状態を示す斜視図であ
る。
【図5】図5は段積みコンテナへの蓋被着状態を示す斜
視図である。
【図6】図6はコンテナを示す平面図である。
【図7】図7はコンテナを示す側面図である。
【図8】図8は図6のVIII-VIII 線に沿う一部断面図で
ある。
【図9】図9は図6のIX-IX 線に沿う断面図である。
【図10】図10は図6のX-X 線に沿う一部断面図であ
る。
【図11】図11は蓋を示す平面図である。
【図12】図12は図11の側面図である。
【図13】図13は図11のXIII-XIII 線に沿う断面図
である。
【図14】図14はコンテナの防塵構造を示す模式図で
ある。
【図15】図15は蓋の防塵構造を示す模式図である。
【図16】図16はコンテナの品種判別構造を示す模式
図である。
【図17】図17は段積み手順を示す模式図である。
【図18】図18は段ばらし手順を示す模式図である。
【符号の説明】
10 コンテナ 11 コンテナ本体 15 上フランジ 16 下フランジ 23 ハンドリング用切欠 30 蓋 31 蓋本体 32 蓋フランジ 61 リフタ 62 ハンドリングアーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−97123(JP,U) 実開 平1−176628(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 21/02 B65D 25/20 B65G 57/30 B65G 59/06 103

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテナ本体の上下の外周部に上下のフ
    ランジを備え、上フランジにハンドリング用切欠を備え
    るとともに、蓋の外周部に蓋フランジを備え、蓋の蓋フ
    ランジをコンテナの上フランジの上に載置して蓋をコン
    テナに被着可能としてなるコンテナのハンドリング方法
    において、 ハンドリング作業位置の側方にハンドリングアームを設
    け蓋が被着されているコンテナをハンドリング作業位置
    に位置付け、該コンテナの上下フランジ間レベルをハン
    ドリングアームのレベルに合致させ、 ハンドリングアームを上下フランジ間の側方から上下フ
    ランジ間で、かつ上フランジのハンドリング用切欠の下
    方に挿入し、 コンテナ及び蓋をハンドリングアームに対して相対的に
    下降させ、コンテナはその上フランジのハンドリング用
    切欠がハンドリングアーム回りを通過することによって
    ハンドリングアームの下方に移動され、蓋はその蓋フラ
    ンジがハンドリングアームに担持されて上記コンテナか
    ら取外されることを特徴とするコンテナのハンドリング
    方法。
  2. 【請求項2】 コンテナ本体の上下の外周部に上下のフ
    ランジを備え、上フランジにハンドリング用切欠を備え
    るとともに、蓋の外周部に蓋フランジを備え、蓋の蓋フ
    ランジをコンテナの上フランジの上に載置して蓋をコン
    テナに被着可能としてなるコンテナのハンドリング方法
    において、 ハンドリング作業位置の側方にハンドリングアームを設
    け、 ハンドリングアームにより蓋の蓋フランジを担持し、 コンテナを上記蓋の下方に位置付け、 コンテナをハンドリングアームに対して相対的に上昇さ
    せ、コンテナはその上フランジのハンドリング用切欠が
    ハンドリングアーム回りを通過することによってその上
    フランジをハンドリングアームの上方に移動され、蓋は
    その蓋フランジが上記コンテナの上フランジに持ち上げ
    られて該コンテナに被着されることを特徴とするコンテ
    ナのハンドリング方法。
  3. 【請求項3】 コンテナ本体の上下の外周部に上下のフ
    ランジを備え、上フランジにハンドリング用切欠を備え
    るとともに、上側コンテナの下フランジを下 側コンテナ
    の上フランジの上に載置して上下のコンテナを段積み可
    能としてなるコンテナのハンドリング方法において、 ハンドリング作業位置の側方にハンドリングアームを設
    け、 複数の段積みされたコンテナ群をハンドリング作業位置
    に位置付け、下側コンテナの上下フランジ間レベルをハ
    ンドリングアームのレベルに合致させ、 ハンドリングアームを下側コンテナの上下フランジ間の
    側方から上下フランジ間で、かつ上フランジのハンドリ
    ング用切欠の下方に挿入し、 コンテナ群をハンドリングアームに対して相対的に下降
    させ、下側コンテナはその上フランジのハンドリング用
    切欠がハンドリングアーム回りを通過することによって
    ハンドリングアームの下方に移動され、上側コンテナは
    その下フランジがハンドリングアームに担持され、結果
    として、コンテナ群から下側コンテナを段ばらしするこ
    とを特徴とするコンテナのハンドリング方法。
  4. 【請求項4】 コンテナ本体の上下の外周部に上下のフ
    ランジを備え、上フランジにハンドリング用切欠を備え
    るとともに、上側コンテナの下フランジを下側コンテナ
    の上フランジの上に載置して上下のコンテナを段積み可
    能としてなるコンテナのハンドリング方法において、 ハンドリング作業位置の側方にハンドリングアームを設
    け、 ハンドリングアームにより上側コンテナの下フランジを
    担持し、 下側コンテナを上記上側コンテナの下方に位置付け、 下側コンテナをハンドリングアームに対して相対的に上
    昇させ、下側コンテナはその上フランジのハンドリング
    用切欠がハンドリングアーム回りを通過することによっ
    てその上フランジをハンドリングアームの上方に移動さ
    れ、上側コンテナはその下側フランジが上記下側コンテ
    ナの上フランジに持ち上げられて段積みされることを特
    徴とするコンテナのハンドリング方法。。
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