JP2002120645A - ウインカレバーキャンセル装置 - Google Patents

ウインカレバーキャンセル装置

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JP2002120645A
JP2002120645A JP2000313735A JP2000313735A JP2002120645A JP 2002120645 A JP2002120645 A JP 2002120645A JP 2000313735 A JP2000313735 A JP 2000313735A JP 2000313735 A JP2000313735 A JP 2000313735A JP 2002120645 A JP2002120645 A JP 2002120645A
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lever
turn signal
blinker
solenoid
canceling device
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JP2000313735A
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Koji Sano
幸治 佐野
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/26Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic
    • B60Q1/34Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic for indicating change of drive direction
    • B60Q1/40Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic for indicating change of drive direction having mechanical, electric or electronic automatic return to inoperative position
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    • B60Q1/425Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic for indicating change of drive direction having mechanical, electric or electronic automatic return to inoperative position having mechanical automatic return to inoperative position due to steering-wheel position, e.g. with roller wheel control using a latching element for resetting a switching element
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    • B60Q1/26Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic
    • B60Q1/34Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic for indicating change of drive direction
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウインカレバーのキャンセルミスを防止した
ウインカレバーキャンセル装置を提供する。 【解決手段】 節度ピン108及び節度山151によっ
て、操作されたウインカレバー104の位置が保持され
る。そして、どの位置に保持されているかが位置検出手
段によって検出される。更に、ソレノイド103の動作
板131及びウインカレバー104にそれぞれ連動する
突出部121及びガイド部が係合し、励磁された動作板
131の動きに伴って、ウインカレバー104がニュー
トラル位置に戻される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のウインカ
レバーキャンセル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のウインカレバーキャンセ
ル装置の多くは、キャンセルカムを含んでおり、このキ
ャンセルカムの位置ずれや偏芯により、ウインカレバー
のキャンセルミスが発生するという問題があった。この
問題を以下に図面を用いて説明する。
【0003】図7(A)及び(B)は、従来のウインカ
レバーキャンセル装置の作用を説明するための説明図で
ある。これらの図では、従来のウインカレバーキャンセ
ル装置のアンダーカバーを取り外した状態で、それを上
から見たものと想定している。この図7(A)は、ニュ
ートラル(又はターンオフ)状態、図7(B)はターン
オン状態を示す。
【0004】この従来のウインカレバーキャンセル装置
は、ウインカレバー操作によって右折又は左折用ウイン
カを点滅させ、所定のステアリング操作に応答してウイ
ンカレバーが機械的にニュートラル位置に戻されるもの
である。この従来装置は、支軸部901、バックプレー
ト902、キャンセルピン903、スプリング904及
びキャンセルカム905を含んで構成される。なお、9
00はアンダーカバーを示しこれに、この図では示して
いないアッパーカバーが装着されることによって、この
装置の外部筐体を形成する。
【0005】ニュートラルの状態から例えば右ターンを
支持する場合、レバー906が図7(A)に示す矢印D
方向に回動されると、キャンセルピン903は図7
(B)に示す矢印E方向に突出する。なお、上記回動に
伴い右折用ウインカが点滅する。左折時には上記と逆方
向にそれぞれが回動し、上記と同様の作用をし、左折用
ウインカが点滅する。
【0006】図7(B)に示すような状態において、ス
テアリングと連動するキャンセルカム905が、矢印F
で示すように左回転されると、キャンセルカム905の
扇部951の端部952がキャンセルピン903の側壁
931に当接する。更にステアリングが回転されると、
キャンセルピン903が回転中心軸933を軸として、
バックプレート902との当接部を図中、矢印H方向へ
押圧し、これによりウインカレバー906が図7(A)
で示すようなニュートラル状態に戻る。このようにし
て、ウインカレバーのターンキャンセルが行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のウインカレバーキャンセル装置は、上述のように
ウインカレバーのキャンセルミスが発生する。これを図
8を用いて以下に説明する。
【0008】図8(A)及び(B)は、従来のウインカ
レバーキャンセル装置の正常時及び異常時の作用を比較
するための説明図である。特に、図8(A)は従来のウ
インカレバーキャンセル装置の正常時の作用を示し、図
8(B)は異常時の作用を示す。これらの図を比較しな
がら問題点を説明していく。なお、図8(A)及び
(B)においては、説明を簡潔にするため先の図7に示
した構成要素のうちの説明に必要な要素のみを抜き出し
て記載している。図8に付した参照番号は、図7に示し
た番号と同等の構成要素を示す。
【0009】図8(A)に示すように正常時には、ター
ンオン状態で、キャンセルピン903とキャンセルカム
905のラップ量L1は、3.0mmある。この状態で
は、ステアリング操作に連動してキャンセルカム905
が図中、点線で示すように時計周り方向Xに回転する
と、キャンセルピン903は回転中心軸933を軸とし
てYで示す方向に回転する。更にステアリングが回転に
伴い、キャンセルピン903は最終的に点線で示すよう
に回転制御される。キャンセルピン903は上記回転に
伴い、上述したようにバックプレート902との当接部
を押圧し、これによりバックプレート902に連接する
ウインカレバー906がニュートラル状態に戻される。
この正常時のキャンセルピン903の回転角β1は図に
示すように、41.2度となる。
【0010】ところが、図8(B)に示すように、キャ
ンセルカム905の位置ずれ又は偏芯Zを起こすと、キ
ャンセルピン903とキャンセルカム905とのラップ
量L2も減少することになる。例えば、ラップ量L2が
減少して2.0mmになると、図8(A)で示したと同
様の作用により、キャンセルピン903の回転範囲β2
は35.8度に減少する。更にキャンセルカム905の
外形寸法やキャンセルピンの長さ寸法が共に小さい方に
ばらつくと、ラップ量は更に減少し、キャンセルピン9
03の回転範囲も更に減少する。例えば、ラップ量L3
が1.0mmに減少すると、キャンセルピン903の回
転範囲β3は29.2度に減少する。
【0011】上述のように、キャンセルピン903の回
転によるバックプレート902の押圧により、バックプ
レート902に連接されたウインカレバーがキャンセル
されるので、キャンセルピン903の回転範囲が上述の
ように減少すると、ウインカレバーのキャンセルミスが
発生することになる。
【0012】よって本発明は、上述した現状に鑑み、ウ
インカレバーのキャンセルミスを防止したウインカレバ
ーキャンセル装置を提供することを課題としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた請求項1記載のウインカレバーキャンセル装
置は、アッパーカバー107及びアンダーカバー112
から構成される外部ケースと、前記外部ケース内に回動
自在に保持されたウインカレバー104と、角度センサ
5から出力されるステアリング4の切り角を示す回転角
度信号に基づいて励磁され、前記ウインカレバー104
に作用してウインカレバー104をニュートラル位置に
戻すソレノイド103とを含むウインカレバーキャンセ
ル装置であって、前記ウインカレバー104に節度スプ
リング109を介して伸縮自在に設けられた節度ピン1
08と、前記外部ケースに一体形成され、前記節度ピン
108と係合して、前記ウインカレバー104をニュー
トラル、左右のそれぞれの位置に保持する節度山151
と、前記外部ケース内部に形成され、前記ウインカレバ
ー104がニュートラル、左右のいずれの位置に保持さ
れているかを検出する位置検出部と、前記ソレノイド1
03の動作板131に取り付けられた、前記動作板13
1と連動する突出部121と、前記突出部121に係合
して、励磁された前記ソレノイド103の前記動作板1
31の動きに伴って、ウインカレバー104をニュート
ラル位置に戻すため、前記ウインカレバー104に連動
するように設けられたガイド部とを有することを特徴と
する。
【0014】請求項1記載の発明によれば、節度ピン1
08及び節度山151によって、操作されたウインカレ
バー104の位置が保持される。そして、どの位置に保
持されているかが位置検出手段によって検出される。更
に、ソレノイド103の動作板131及びウインカレバ
ー104にそれぞれ連動する突出部121及びガイド部
が係合し、励磁された動作板131の動きに伴って、ウ
インカレバー104がニュートラル位置に戻される。
【0015】上記課題を解決するためになされた請求項
2記載のウインカレバーキャンセル装置は、請求項1記
載のウインカレバーキャンセル装置において、前記位置
検出部は、外部ケース内に収容された電気基板上に設け
られた可動接点111と、前記ウインカレバー104と
連動して前記可動接点111と接しながらスライドする
接点スライダ110とから構成されることを特徴とす
る。
【0016】請求項2記載の発明によれば、位置検出部
は可動接点111と接点スライダ110とによって構成
される。接点スライダ110はウインカレバー104と
連動し、可動接点111と接しながらスライドするの
で、ウインカレバー104の操作に応じて、確実にウイ
ンカレバー104の位置を検出することができるように
なる。
【0017】上記課題を解決するためになされた請求項
3記載のウインカレバーキャンセル装置は、請求項1記
載のウインカレバーキャンセル装置において、前記ガイ
ド部は所定幅の円弧状の溝113により構成されること
を特徴とする。
【0018】請求項3記載の発明によれば、ガイド部は
所定幅の円弧状の溝113により構成されるので、この
溝113と突出部121との摺動が円滑かつ確実にな
る。突出部121はソレノイド103の動作板131に
連動し、溝113はウインカレバー104と連動するの
で、結局、ウインカレバー104が確実にターンキャン
セルされることになる。
【0019】上記課題を解決するためになされた請求項
4記載のウインカレバーキャンセル装置は、請求項2記
載のウインカレバーキャンセル装置において、前記角度
センサ5は、前記ステアリング4と連動して回転するデ
ィスク52の上に設けられたスリット51及びフォトイ
ンタラプタ54により、光を断続して、フォトトランジ
スタをオンオフさせることにより、前記ステアリング4
の前記回転角度信号を検出することを特徴とする。
【0020】請求項4によれば、角度センサ5はフォト
トランジスタをオンオフすることにより、回転角度を検
出するようにしているので、シンプルな構成で確実に角
度検出ができるようになる。すなわち、ステアリング4
と連動するディスク52の他に、基本的にフォトインタ
ラプタ54及びフォトトランジスタだけで角度センサが
シンプルに構成できる。また、ディスク52とフォトイ
ンタラプタ54との間には電気的接点はないので電気的
接点が消耗することはなく、長期間、確実に角度検出が
できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本実施形態のウインカレ
バーキャンセル装置の適用例を示すブロック図である。
この適用例は自動車のウインカレバーキャンセル装置を
想定している。
【0022】図1において、ウインカレバーの操作、す
なわち、ウインカにより右又は左の方向支持を示すため
のレバー操作に応答して、ターンスイッチユニット1は
右折又は左折支持信号を制御回路2に供給する。またタ
ーンスイッチユニット1は、レバー操作によりユニット
に内蔵されるソレノイドの動作板を移動させる。
【0023】制御回路2はこの右又は左方向支持信号に
応答して、ウインカドライバ3を制御して右ウインカW
R又は左ウインカWLを点滅させる。ウインカドライバ
3はフラッシャーリレー等を含む公知の断続スイッチ手
段により、制御回路2に制御されて、60〜120ヘル
ツの点滅信号を右ウインカWR又は左ウインカWLに供
給する。
【0024】一方、ステアリング4の回転角を検出し
て、角度センサ5は回転角に応じたパルスを生成し、そ
れを制御回路2に供給する。この角度センサ5はフォト
インタラプタを利用したもので、図2を用いて後述す
る。
【0025】制御回路2は角度センサ5から出力される
上記パルスを演算処理しステアリング4の回転角度を演
算する。ステアリング4の回転角が所定の条件を満たし
たとき、例えば、ニュートラル位置から右方向(左方
向)に70度以上回転した後、左方向(右方向)に20
度戻った時に、ウインカレバーをニュートラル位置に戻
すため、ソレノイドドライバ6を駆動させる。このソレ
ノイドドライバ6は、例えば、ソレノイドリレーであ
る。
【0026】ソレノイドドライバ6に駆動制御されてソ
レノイドは、上述したように、レバー操作により移動し
た動作板を吸引する。この吸引作用に伴って、ソレノイ
ドはウインカレバーをニュートラル位置に戻す。
【0027】図2は、図1で示した本実施形態のウイン
カレバーキャンセル装置に利用される角度センサの一例
を示す斜視図である。
【0028】図2において、本角度センサ5は自動車の
コンビネーションスイッチ部に取り付けられ、ステアリ
ングの操舵量及び操舵方向、すなわち、回転角度を検出
するものである。角度センサ5は、ステアリング操作に
伴い回転するディスク52を有し、この上には円状に所
定の間隔を保って複数のスリット51及び切欠部53が
配設されている。
【0029】また、この角度センサ5は、3組のフォト
インタラプタ54(SS1、SS2及びSSC)を有
し、上記ディスク22に配設されたスリット51及び切
欠部53によって光を断続し、フォトトランジスタをオ
ン/オフさせることにより回転角度を検出する。すなわ
ち、上記スリット51及び切欠部53、並びに3組のフ
ォトインタラプタSS1、SS2及びSSCによる、上
記フォトトランジスタのオン/オフ結果から3相の電圧
波形が得られるので、この電圧波形をステアリング切角
を示す回転角度信号として出力する。
【0030】このように、角度センサ5はフォトトラン
ジスタをオンオフすることにより、回転角度を検出する
ようにしているので、シンプルな構成で確実に角度検出
ができるようになる。すなわち、ステアリング4と連動
するディスク52の他に、基本的にフォトインタラプタ
54及びフォトトランジスタだけで角度センサがシンプ
ルに構成できる。また、ディスク52とフォトインタラ
プタ54との間には電気的接点がないのでこの接点が消
耗して接点不良になることはなく、長期間、確実に角度
検出ができる。
【0031】次に図3及び図4を用いて、本実施形態の
ウインカレバーキャンセル装置について説明する。図3
は、本実施形態のウインカレバーキャンセル装置の平面
図を示している。なお、この平面図は内部構造を理解し
やすくするために、アッパーカバーを取り外した状態を
示している。図4は、図3においてアッパーカバーを取
り付けた際のAA線断面図である。
【0032】これらの図に示すように、本ウインカレバ
ーキャンセル装置は、支軸部101、ガイドピン10
2、ソレノイド103、ウインカレバー104、ハウジ
ング105、基板106、アッパーカバー107、節度
ピン108、節度スプリング109、接点スライダ11
0、可動接点111、アンダーカバー112、及びブラ
ケット122を含んで構成される。
【0033】アッパーカバー107及びアンダーカバー
112は本ウインカレバーキャンセル装置の外部ケース
を構成する。この外部ケースには、ウインカレバー10
4を収容する支軸部101が、回転軸120及び軸受部
121を介して回動自在に保持されている。
【0034】また、外部ケース内には、角度センサ5か
ら出力されるステアリング4の切り角を示す回転角度信
号に基づいて励磁され、支軸部101を介してウインカ
レバー104に作用して、ウインカレバー104をニュ
ートラル位置に戻すソレノイド103が収容されてい
る。
【0035】上記ウインカレバー104の端部には、節
度スプリング109を介して伸縮自在に設けられた節度
ピン108が取り付けられている。また、上記外部ケー
スには、節度ピン108と係合して、ウインカレバー1
04をニュートラル、左右のそれぞれの位置に保持する
節度山151が一体形成されている。更に、ウインカレ
バー104がニュートラル、左右のいずれの位置に保持
されているかを検出するための位置検出手段(請求項参
照)として、上記外部ケース内に収容された電気基板1
06上に設けられた可動接点111及び、ウインカレバ
ー104と連動して可動接点111と接しながらスライ
ドする、ウインカレバー104に形設された接点スライ
ダ110が備わっている。
【0036】このように接点スライダ110がウインカ
レバー104と連動し、可動接点111と接しながらス
ライドするので、ウインカレバー104の操作に応じ
て、確実にウインカレバー104の位置を検出すること
ができる。
【0037】更に支軸部101にはウインカレバー10
4と連動し、ウインカレバー104をニュートラル、左
右のいずれの位置に移動するようにガイドするガイド部
(請求項参照)として、所定幅の円弧状のガイド溝11
3が一体形成されている。
【0038】このように突出部121と係合する所定幅
の円弧状の溝113により、溝113と突出部121と
の摺動が円滑かつ確実になる。突出部121はソレノイ
ド103の動作板131に連動し、溝113はウインカ
レバー104と連動するので、結局、ウインカレバー1
04が確実にターンキャンセルされることになる。
【0039】また更に、ソレノイド103の動作板13
1には、ソレノイド103の駆動力を伝達し、ガイド溝
113に作用して、ウインカレバー104の位置を制御
する突出部121がガイドピン102上に設けられてい
る。ガイドピン102は、ソレノイド103の動作板1
31に固定されている。そしてソレノイド103は、ブ
ラケット122を介して、基板106にネジ160等で
固定されている。
【0040】更に図5及び図6を用いて、本実施形態の
ウインカレバーキャンセル装置の作用を説明する。図5
は、レバーの動きに伴う作用を説明するための、図3の
レバー及び支軸部の一部を示す説明図である。図6
(A)及び(B)は、図3の支軸部とソレノイドの動作
板との間の作用を説明するための説明図である。この図
6(A)は、ニュートラル(又はターンオフ)状態、図
6(B)はターンオン状態を示す。
【0041】図6(A)に示すようなニュートラルの状
態から、右折又は左折方向支持をするためにレバー10
4を操作すると、図6(B)に示すように支軸部101
は角度αだけ回転する。このとき、支軸部101の内部
は、図5の点線で示すように、レバー104が回転軸G
を軸として角度αだけ回転し、節度ピン108がハウジ
ング105の節度山151を摺動し、ラッチされる。こ
れと同時に、図4に示した可動接点111を保持した接
点スライダ110が動き、ターン接点をオン状態にし
て、上記右折又は左折支持信号を制御回路2に出力す
る。
【0042】更にこのとき、図6(B)に示すように、
支軸部101が連動して回転軸Gを軸として角度αだけ
回転し、この際、この支軸部101に設けられた所定幅
の円弧状のガイド溝113に沿って、ガイドピン102
の突出部121が、図中、矢印C方向に移動し、これに
伴いソレノイド103の動作板131も同様に移動す
る。
【0043】一方、ターンキャンセル時、図1で説明し
たように、ニュートラル位置から右方向(左方向)に7
0度以上回転した後、左方向(右方向)に20度戻った
時に、ウインカレバーをニュートラル位置に戻すため
に、制御回路2によりソレノイドドライバ6が駆動され
ると、ソレノイド103に電流が流れ、その電磁力によ
りソレノイド103の動作板131は、図6(A)に示
す矢印B方向にソレノイド103の動作板131は吸引
され、これに伴いガイドピン102の突出部121も同
様に矢印B方向に移動し、この結果、支軸部101をこ
の図6(A)に示すようなニュートラルの状態に戻す。
このようにして、ウインカレバーのターンキャンセルが
行われる。
【0044】以上説明したように、本実施形態による
と、節度ピン108及び節度山151によって、操作さ
れたウインカレバー104の位置が保持される。そし
て、どの位置に保持されているかが、接点スライダ11
0及び可動接点111を利用して検出される。更に、ソ
レノイド103の動作板131及びウインカレバー10
4にそれぞれ連動する突出部121及びガイド溝113
が係合し、励磁された動作板131の動きに伴って、ウ
インカレバー104がニュートラル位置に戻される。
【0045】これら節度ピン108、節度山151、接
点スライダ110、可動接点111、突出部121及び
ガイド溝113は、ウインカレバーキャンセル装置内に
収容され、この装置内でキャンセル機構が完成するよう
になっているので、従来のメカ式のウインカレバーキャ
ンセル装置のようにキャンセルカム等の外部部品の影響
がなくなる。したがって、ウインカレバーのキャンセル
ミスがなくなる。また、キャンセルカム等の外部部品が
不要になるので、構成部品も少なくなり、信頼性が向上
する。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、ウインカレバーキャンセル装置内でキャン
セル機構が完成するようになり、従来のメカ式のウイン
カレバーキャンセル装置のようにキャンセルカム等の外
部部品の影響がなくなる。したがって、ウインカレバー
104のキャンセルミスがなくなる。また、キャンセル
カム等の外部部品が不要になるので、構成部品も少なく
なり、信頼性が向上する。
【0047】請求項2記載の発明によれば、位置検出部
は可動接点111と接点スライダ110とによって構成
される。接点スライダ110はウインカレバー104と
連動し、可動接点111と接しながらスライドするの
で、ウインカレバー104の操作に応じて、確実にウイ
ンカレバー104の位置を検出することができるように
なる。
【0048】請求項3記載の発明によれば、ガイド部は
所定幅の円弧状の溝113により構成されるので、この
溝113と突出部121との摺動が円滑かつ確実にな
る。突出部121はソレノイド103の動作板131に
連動し、溝113はウインカレバー104と連動するの
で、結局、ウインカレバー104が確実にターンキャン
セルされることになる。
【0049】請求項4によれば、角度センサ5はフォト
トランジスタをオンオフすることにより、回転角度を検
出するようにしているので、シンプルな構成で確実に角
度検出ができるようになる。すなわち、ステアリング4
と連動するディスク52の他に、基本的にフォトインタ
ラプタ54及びフォトトランジスタだけで角度センサが
シンプルに構成できる。また、ディスク52とフォトイ
ンタラプタ54との間には電気的接点はないのでこの接
点不良が発生することはなく、長期間、確実に角度検出
ができる。この結果、常に、安定的にターンキャンセル
が行われるようになる。
【0050】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のウインカレバーキャンセル装置の
適用例を示すブロック図である。
【図2】本実施形態のウインカレバーキャンセル装置に
利用される角度センサの一例を示す斜視図である。
【図3】本実施形態のウインカレバーキャンセル装置の
アッパーカバーを取り外した際の平面図である。
【図4】図3のウインカレバーキャンセル装置のアッパ
ーカバーを取り付けた際のAA線断面図である。
【図5】レバーの動きに伴う作用を説明するための、図
3のレバー及び支軸部の一部を示す説明図である。
【図6】図6(A)及び(B)は、図3の支軸部とソレ
ノイドの動作板との間の作用を説明するための説明図で
ある。
【図7】図7(A)及び(B)は、従来のウインカレバ
ーキャンセル装置の作用を説明するための説明図であ
る。
【図8】図8(A)及び(B)は、従来のウインカレバ
ーキャンセル装置の正常時及び異常時の作用を比較する
ための説明図である。
【符号の説明】
1 ターンスイッチユニット 2 制御回路 3 ウインカドライバ 4 ステアリング 5 角度センサ 6 ソレノイドドライバ 101 支軸部 102 ガイドピン 103 ソレノイド 104 ウインカレバー 105 ハウジング 106 基板 107 アッパーカバー 108 節度ピン 109 節度スプリング 110 接点スライダ 111 可動接点 112 アンダーカバー 113 溝 121 突出部 122 ブラケット 131 動作板 151 節度山 160 ネジ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アッパーカバー及びアンダーカバーから
    構成される外部ケースと、 前記外部ケース内に回動自在に保持されたウインカレバ
    ーと、 角度センサから出力されるステアリングの切り角を示す
    回転角度信号に基づいて励磁され、前記ウインカレバー
    に作用してウインカレバーをニュートラル位置に戻すソ
    レノイドとを含むウインカレバーキャンセル装置であっ
    て、 前記ウインカレバーに節度スプリングを介して伸縮自在
    に設けられた節度ピンと、 前記外部ケースに一体形成され、前記節度ピンと係合し
    て、前記ウインカレバーをニュートラル、左右のそれぞ
    れの位置に保持する節度山と、 前記外部ケース内部に形成され、前記ウインカレバーが
    ニュートラル、左右のいずれの位置に保持されているか
    を検出する位置検出部と、 前記ソレノイドの動作板に取り付けられた、前記動作板
    と連動する突出部と、 前記突出部に係合して、励磁された前記ソレノイドの前
    記動作板の動きに伴って、ウインカレバーをニュートラ
    ル位置に戻すため、前記ウインカレバーに連動するよう
    に設けられたガイド部とを有することを特徴とするウイ
    ンカレバーキャンセル装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のウインカレバーキャンセ
    ル装置において、 前記位置検出部は、 外部ケース内に収容された電気基板上に設けられた可動
    接点と、 前記ウインカレバーと連動して前記可動接点と接しなが
    らスライドする接点スライダとから構成されることを特
    徴とするウインカレバーキャンセル装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のウインカレバーキャンセ
    ル装置において、 前記ガイド部は所定幅の円弧状の溝により構成されるこ
    とを特徴とするウインカレバーキャンセル装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のウインカレバーキャンセ
    ル装置において、 前記角度センサは、前記ステアリングと連動して回転す
    るディスクの上に設けられたスリット及びフォトインタ
    ラプタにより、光を断続して、フォトトランジスタをオ
    ンオフさせることにより、前記ステアリングの前記回転
    角度信号を検出することを特徴とするウインカレバーキ
    ャンセル装置。
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