JP4700632B2 - 多方向操作装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば車両のヘッドライト、ワイパー、方向指示器等を操作するためのレバーコンビネーションスイッチなどとして用いられる多方向操作装置に関するものである。
この種の多方向操作装置として、例えば特許文献1〜6に示されるように、ノブが回動操作されたり、或いはレバーが傾動操作されたりすることに伴って、摺動式の有接点スイッチを通じて電流経路が切り替えられるとともに、それにより操作態様に応じたライト、ターン、ワイパーの動作が実現されるレバーコンビネーションスイッチが提案されている。
特開2000−11815号公報 特開平11−329162号公報 特開2000−231841号公報 特開2000−208003号公報 特開2000−182457号公報 特開2003−276573号公報
しかしながら、有接点スイッチが用いられる従来のレバーコンビネーションスイッチでは、接点が経年劣化に起因して摩耗してしまったり、スプレー等に混ざっている揮発したシリコーン分子等が接点部分に付着して接点に絶縁膜が形成されたりすると、操作態様に応じて接触した接点部分に電流が流れなくなって接点不良を生じてしまうおそれがある。このため、操作検出の信頼性の観点ではなお改善の余地が残されている。
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、その目的は、操作を高い信頼性で検出することができる多方向操作装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、傾動方向を含む多方向に操作可能な操作軸と、その操作軸に設けられた被検出部と、該操作軸の操作に応じて移動する前記被検出部の近接または接触を個別に検知する無接点式検出部とを備え、該無接点式検出部は、前記操作軸の傾動方向において前記被検出部と対向配置されて該操作軸の傾動操作を検出する傾動検出部位と、前記操作軸の回転方向において前記被検出部と対向配置されて該操作軸の回転操作を検出する回転検出部位と、前記操作軸の軸方向において前記被検出部と対向配置されて該操作軸の軸方向への移動操作を検出する軸移動検出部位とを備えることを要旨とする。
上記構成によると、操作軸の多方向への操作は無接点式検出部によって検出可能となるため、接点不良を生じてしまうことなく確実に該操作を検出可能となる。また、傾動検出部位によって操作軸の傾動方向が検出され、回転検出部位によって操作軸の回転操作が検出され、軸移動検出部位によって操作軸の軸方向への移動が検出される。すなわち、操作軸の種々の方向への操作が検出可能となる。よって、高い信頼性を有する多機能操作装置として適用することができる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の多方向操作装置において、前記被検出部は、前記操作軸の軸側面に設けられた複数の突部によって構成され、前記無接点式検出部は、前記操作軸の周辺において各突部と対応する箇所にそれぞれ離間して設けられるとともに、前記傾動検出部位は前記各突部と対向配置され、前記回転検出部位はその傾動検出部位から前記操作軸の回転に伴う前記各突部の回転軌跡に干渉する位置まで延出され、前記軸移動検出部位は該傾動検出部位から前記各突部の軸移動軌跡の延長線上に干渉する位置まで延出されていることを要旨とする。
上記構成によると、傾動検出部位、回転検出部位及び軸移動検出部位は一体に構成されているため、無接点式検出部の設置を容易に行うことができる。また、こうした無接点式検出部は、操作軸の軸側面に設けられた被検出部としての複数の突部にそれぞれ対応して複数個設けられているため、操作軸の各種操作をより確実に検出可能となる。
請求項3に記載の発明では、請求項1または請求項2に記載の多方向操作装置において、前記無接点式検出部を構成する各種の検出部位とそれぞれ個別に電気的に接続され、それら検出部位による前記被検出部の検出パターンに基づいて前記操作軸の操作方向を判断して対応する制御を行う制御手段を備えることを要旨とする。
上記構成によると、各種検出部位による検出信号は一旦制御手段に入力され、該制御手段により、各種検出部位による検出パターンに基づく制御が行われる。このため、操作軸の多方向への操作に基づく個別の制御を確実に行うことができる。
以上詳述したように、本発明によれば、操作を高い信頼性で検出することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図7に基づき詳細に説明する。
<多方向操作装置の構成>
図1に示すように、ステアリングコラム1には、ワイパースイッチユニット2やターンシグナルスイッチユニット3等からなるレバーコンビネーションスイッチ(多方向操作装置)4が設けられている。そして、ワイパースイッチユニット2のレバー(被操作手段)が傾動操作されたとき、そのレバーの操作先の位置が検出され、該操作先の位置に応じたワイパー(車載機器)の動作が実現されるようになっている。また、ターンシグナルスイッチユニット3のレバー(被操作手段)が傾動操作されたとき、そのレバーの操作先の位置が検出され、該操作先の位置に応じた方向指示器(車載機器)の動作が実現されるようになっている。さらに、ターンシグナルスイッチユニット3のノブ(被操作手段)が回動操作されたとき、そのノブの操作先の位置が検出され、該操作先の位置に応じた前照灯(車載機器)の動作が実現されるようになっている。
図2に示すように、多方向操作装置4は、ステアリングコラム1に支承された基台11と、その基台11に設けられた軸受部11aに挿通支持された操作軸12と、その操作軸12の傾動、回転、軸移動をそれぞれ検出する複数の無接点式検出センサ(無接点式検出部)によって構成された第1検出部13〜第4検出部16と、それら検出部13〜16と電気的に接続された制御部21とを備えている。
操作軸12は、図2及び図3に示すように略円柱状をなす棒状物によって構成されている。図2に示すように、この操作軸12は、中央よりもやや基端寄り部位に形成された略球状部位12aが軸受部11a内に支承されている。これにより、該球状部位12aよりも先端部位が基台11から外方に突出するとともに、支点Oを基点として該先端部位を傾動方向(図2に示す矢印A1〜A4方向)及び回転方向(矢印B1,B2方向)に操作可能となっている。また、基台11は、例えばコイルスプリング等の弾性部材17を介してステアリングコラム1に支承されており、操作軸12が軸方向(矢印C方向)に押圧された際には、該操作軸12と共に該軸方向に移動可能となっている。すなわち、操作軸12は、傾動方向、回転方向及び軸方向に移動可能となっている。
また、図3に併せ示すように、操作軸12の基端における軸側面には、被検出部としての複数の突部(第1突部18a〜第4突部18dが90゜毎に突設されている。これら突部18a〜18dは、操作軸12の傾動方向(矢印A1〜A4方向)に沿ってそれぞれ設けられている。詳しくは、各突部18a〜18dはそれぞれ略半球状をなし、第1突部18aは操作軸12の矢印A2方向への傾動側部位に設けられ、第2突部18bは操作軸12の矢印A1方向への傾動側部位に設けられている。また、第3突部18cは操作軸12の矢印A4方向への傾動側部位に設けられ、第4突部18dは操作軸12の矢印A3方向への傾動側部位に設けられている。
一方、第1〜第4検出部13〜16は、これら第1〜第4突部18a〜18dと対応する箇所において、図示しないハウジングに支持された状態で各突部18a〜18dと離間して配設されている。詳しくは、図2及び図3に示すように、第1検出部13は第1突部18aと対応する箇所に配設され、第2検出部14は第2突部18bと対応する箇所に配設され、第3検出部15は第3突部18cと対応する箇所に配設され、第4検出部16は第4突部18dと対応する箇所に配設されている。
第1検出部13及び第3検出部15は第1支持基台22、第2検出部14及び第4検出部16は第2支持基台23をそれぞれ備えるとともに、例えば図4に示すように、これら支持基台22,23に固定された基板24を備えている(同図においては第1検出部13及び第3検出部15のみを示す)。
より詳しくは、図4に示すように、第1支持基台22は、対応する各突部18a,18cと対向するとともに操作軸12の軸方向に延びる板状の傾動対応支持部22aを備えている。また、その傾動対応支持部22aの側方(操作軸12方向から視て右側方)からは、操作軸12の回転に伴う各突部18a,18cの回転軌跡(図3に2点鎖線で示す軌跡R)に干渉する位置まで延出された回転対応支持部22bが形成されている。さらに、傾動対応支持部22aにおける操作軸12の基端側縁からは、操作軸12の軸移動に伴う各突部18a,18cの軸移動軌跡の延長線上に干渉する位置まで延出された軸移動対応支持部22cが形成されている。なお、第2支持基台23は、第1支持基台22と左右対称形状をなしている。すなわち、第2支持基台23は、回転対応支持部22bが傾動対応支持部22aの左側方から延出されている点で、第1支持基台22の構成と異なっているのみである。
図4に示すように、基板24は、例えばフレキシブルプリント基板(FPC)によって構成され、各支持部22a〜22cにおける操作軸12側面に貼着等によって固定されている。そして、基板24において傾動対応支持部22aに固定された面には、傾動検出部位(第1及び第3傾動検出部位13a,15a)が設けられている。同様に、回転対応支持部22bに固定された面には回転検出部位(第1及び第3回転検出部位13b,15b)が設けられ、軸移動対応支持部22cに固定された面には軸移動検出部位(第1及び第3軸移動検出部位13c,15c)が設けられている。すなわち、第1検出部13は、第1傾動検出部位13a、第1回転検出部位13b及び第1軸移動検出部位13cを備え、第3検出部15は、第3傾動検出部位15a、第3回転検出部位15b及び第3軸移動検出部位15cを備えている。
なお、図示を省略するが、第2及び第4検出部14,16の第2支持基台23における操作軸側面にも基板24が固定されている。このため、図5に示すように、第2検出部14は、第2傾動検出部位14a、第2回転検出部位14b及び第2軸移動検出部位14cを備え、第4検出部16は、第4傾動検出部位16a、第4回転検出部位16b及び第4軸移動検出部位16cを備えている。また、これらの各種検出部位13a〜13c,14a〜14c,15a〜15c,16a〜16cは、例えば静電容量方式、抵抗膜方式、表面弾性波(SAW)方式、電磁誘導方式等からなる接触検知センサによって構成されている。そして、各種検出部位13a〜13c,14a〜14c,15a〜15c,16a〜16cは、それぞれ個別に制御部21に対して電気的に接続されている。
制御部21は、具体的には図示しないCPU、ROM、RAM等からなるコンピュータユニットであり、各検出部位13a〜13c,14a〜14c,15a〜15c,16a〜16cからの検出信号に基づいて、それら検出部位13a〜13c,14a〜14c,15a〜15c,16a〜16cによる各突部18a〜18dの検出状態を判断する。そして、制御部21は、その判断結果に基づいて、対応する各種制御対象(例えばワイパー駆動ユニット、ヘッドライド作動ユニット等)の駆動等を制御する。
<多方向操作装置の動作>
このように構成された多方向操作装置4は、操作軸12が図1に示す矢印A1〜A4方向に傾動操作されたり、該操作軸12が矢印B1,B2方向に回転操作されたり、該操作軸12が矢印C方向に軸移動操作されたりすると、その操作態様に応じて各突部18a〜18dのうちの少なくとも一つが各検出部13〜16の各種検出部位13a〜13c,14a〜14c,15a〜15c,16a〜16cに接触する。
(傾動操作時における検出態様)
詳しくは、例えば図6(a)に示すように、操作軸12が矢印A1方向に傾動操作されると、図7にも併せ示すように、第1突部18aが第1検出部13の第1傾動検出部位13aに当接し、該第1傾動検出部位13aがON状態(検出状態)となる。なお、この状態において他の検出部位13b,13c,14a〜14c,15a〜15c,16a〜16cは、各突部18a〜18dが当接されないためOFF状態(非検出状態)となる。すなわち、操作軸12が矢印A1方向に傾動操作された際には、第1傾動検出部位13aのみがON状態となる。
また、操作軸12が矢印A2方向に操作された場合には、第3突部18cの当接により第3傾動検出部位15aのみがON状態となる。同様に、操作軸12が矢印A3方向に操作された場合には第2突部18bの当接により第2傾動検出部位14aのみがON状態となり、操作軸12が矢印A4方向に操作された場合には第4突部18dの当接により第4傾動検出部位16aのみがON状態となる。
(回動操作における検出態様)
一方、図6(b)に示すように、操作軸12が矢印B1方向に回転操作されると、図7にも併せ示すように、第1突部18aが第1検出部13の第1回転検出部位13bに当接するとともに、第3突部18cが第3検出部15の第3回転検出部位15bに当接することにより、第1回転検出部位13b及び第3回転検出部位15bがON状態となる。
また、操作軸12が矢印B2方向に操作された場合には、第2突部18bが第2検出部14の第2回転検出部位14bに当接するとともに、第4突部18dが第4検出部16の第4回転検出部位16bに当接することにより、第2回転検出部位14b及び第4回転検出部位16bがON状態となる。
(軸移動操作における検出態様)
さらに、図6(c)及び図7に示すように、操作軸12が矢印C方向に軸移動操作されると、第1〜第4突部18a〜18dの全てが、対応する検出部13〜16の第1〜第4軸移動検出部位13c,14c,15c,16cに当接することにより、それら第1〜第4軸移動検出部位13c,14c,15c,16cが全てON状態となる。
このように、操作軸12の傾動操作、回転操作、軸移動操作のそれぞれにおいて、各種検出部位13a〜13c,14a〜14c,15a〜15c,16a〜16cの検出パターンが全て異なるため、制御部21は、該検出パターンに基づいて操作軸12の操作を認識可能となる。そして、制御部21は、その認識した操作に基づいて、対応する制御対象の駆動等を制御する。
したがって、本実施形態によれば以下のような効果を得ることができる。
(1)操作軸12の多方向(図1に示す矢印A1〜A4,B1,B2,Cの各方向)への操作は、無接点式検出センサによって構成された第1検出部13〜第4検出部16によって検出可能となる。このため、経年劣化や絶縁物の付着等に起因する接点不良の発生を確実に防止することができ、該操作軸12の操作を検出することができる。
また、第1〜第4傾動検出部位13a,14a,15a,16aによって操作軸12の矢印A1〜A4方向への傾動方向が検出され、第1〜第4回転検出部位13b,14b,15b,16bによって矢印B1,B2方向への操作軸の回転操作が検出され、第1〜第4軸移動検出部位13c,14c,15c,16cによって矢印C方向への操作軸の軸方向への移動が検出される。すなわち、第1〜第4検出部13〜16を操作軸12の近傍に配設することにより、操作軸12の種々の方向への操作を検出することができる。よって、多方向操作装置4を、高い信頼性を有する多機能操作装置として好適に用いることができる。
(2)傾動検出部位(13a,14a,15a,16a)、回転検出部位(13b,14b,15b,16b)、及び軸移動検出部位(13c,14c,15c,16c)は一体に構成されているため、各検出部13〜16の設置を容易に行うことができる。また、これら検出部13〜16は、操作軸12の軸側面に設けられた被検出部としての複数の突部18a〜18dにそれぞれ対応して複数個設けられているため、操作軸12の各種操作をより確実に検出することができる。
(3)各種検出部位13a〜13c,14a〜14c,15a〜15c,16a〜16cによる検出信号は制御部21に個別に入力され、該制御部21により、各種検出部位13a〜13c,14a〜14c,15a〜15c,16a〜16cによる検出パターンに基づく制御が行われる。このため、操作軸12の多方向への操作に基づく個別の制御を確実に行うことができる。
なお、本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
・ 第1〜第4検出部13〜16の各種検出部位13a〜13c,14a〜14c,15a〜15c,16a〜16cは、必ずしも操作軸12に設けられた各突部18a〜18dの接触を検出する接触検知センサによって構成されている必要はなく、例えば磁気センサを用いた近接検知センサや光センサ等、各突部18a〜18dの近接を検出するセンサによって構成されてもよい。
・ 第1〜第4検出部13〜16は、必ずしも個別に形成されている必要はなく、これらの一部または全てが一体形成されていてもよい。
・ 操作軸12の操作を検出するための無接点式検出部は、必ずしも4つでなくてもよく、それよりも少数または多数によって構成されてもよい。詳しくは、操作軸12の傾動操作方向や回転操作方向に応じて無接点式検出部の個数を増減してもよい。
・ 各種検出部位13a〜13c,14a〜14c,15a〜15c,16a〜16cが形成された基板24は、必ずしもフレキシブルプリント基板によって構成されている必要はなく、例えばリジッド基板によって構成されていてもよい。また、第1支持基台22及び第2支持基台23を省略してもよい。
・ 多方向操作装置4は、必ずしもワイパースイッチユニット2やターンシグナルスイッチユニット3として適用されなくてもよく、例えばシフトレバーとして適用されてもよい。また、多方向操作装置4は、必ずしも車両に搭載されなくてもよく、例えばゲーム機器や家電製品のコントローラ等、他分野に亘って利用される操作装置として適用されてもよい。
・ 第1〜第4回転検出部位13b,14b,15b,16b及び第1〜第4軸移動検出部位13c,14c,15c,16cのうちの一方を省略し、傾動操作と回転操作、または傾動操作と軸移動操作のみを可能とした多方向操作装置4としてもよい。
次に、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技術的思想を以下に列挙する。
(1) 請求項1〜3のいずれか1項に記載の多方向操作装置において、前記無接点式検出部の各種検出部位として、静電容量方式の接触検知センサを用いたこと。
(2) 請求項1〜3、上記(1)のいずれか1項に記載の多方向操作装置において、当該多方向操作装置は、車両に搭載されるレバーコンビネーションスイッチであること。
(3) 傾動方向を含む多方向に操作可能な操作軸と、その操作軸に設けられた被検出部と、該操作軸の操作に応じて移動する前記被検出部の近接または接触を個別に検知する無接点式検出部とを備え、該無接点式検出部は、前記操作軸の傾動方向において前記被検出部と対向配置されて該操作軸の傾動操作を検出する傾動検出部位に加え、前記操作軸の回転方向において前記被検出部と対向配置されて該操作軸の回転操作を検出する回転検出部位と、前記操作軸の軸方向において前記被検出部と対向配置されて該操作軸の軸方向への移動操作を検出する軸移動検出部位とのうちの少なくとも一方を備えることを特徴とする多方向操作装置。
本発明の一実施形態の多方向操作装置が搭載された車両の室内を示す斜視図。 同実施形態の多方向操作装置の構成を概略的に示す一部断面図。 図2のA−A線断面図。 同実施形態の無接点式検出部の概略構成を拡大して示す斜視図。 同実施形態の多方向操作装置の電気的構成を概略的に示すブロック図。 (a)は同実施形態の多方向操作装置の傾動操作態様の一例を示す一部断面図、(b)は回転操作態様の一例を示す断面図、(c)は軸方向操作態様を示す正面図。 各種操作状態における無接点式検出部の検出状態を示す表。
符号の説明
4…多方向操作装置、12…操作軸、13〜16…第1〜第4検出部、13a,14a,15a,16a…第1〜第4傾動検出部位、13b,14b,15b,16b…第1〜第4回転検出部位、13c,14c,15c,16c…第1〜第4軸移動検出部位、18a〜18d…被検出部としての第1〜第4突部、21…制御手段としての制御部、24…基板。

Claims (3)

  1. 傾動方向を含む多方向に操作可能な操作軸と、その操作軸に設けられた被検出部と、該操作軸の操作に応じて移動する前記被検出部の近接または接触を個別に検知する無接点式検出部とを備え、
    該無接点式検出部は、前記操作軸の傾動方向において前記被検出部と対向配置されて該操作軸の傾動操作を検出する傾動検出部位と、前記操作軸の回転方向において前記被検出部と対向配置されて該操作軸の回転操作を検出する回転検出部位と、前記操作軸の軸方向において前記被検出部と対向配置されて該操作軸の軸方向への移動操作を検出する軸移動検出部位とを備えることを特徴とする多方向操作装置。
  2. 前記被検出部は、前記操作軸の軸側面に設けられた複数の突部によって構成され、
    前記無接点式検出部は、前記操作軸の周辺において各突部と対応する箇所にそれぞれ離間して設けられるとともに、前記傾動検出部位は前記各突部と対向配置され、前記回転検出部位はその傾動検出部位から前記操作軸の回転に伴う前記各突部の回転軌跡に干渉する位置まで延出され、前記軸移動検出部位は該傾動検出部位から前記各突部の軸移動軌跡の延長線上に干渉する位置まで延出されていることを特徴とする請求項1に記載の多方向操作装置。
  3. 前記無接点式検出部を構成する各種の検出部位とそれぞれ個別に電気的に接続され、それら検出部位による前記被検出部の検出パターンに基づいて前記操作軸の操作方向を判断して対応する制御を行う制御手段を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の多方向操作装置。
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