JP2002120571A - 車両用騒音防止カバー - Google Patents

車両用騒音防止カバー

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JP2002120571A
JP2002120571A JP2000313214A JP2000313214A JP2002120571A JP 2002120571 A JP2002120571 A JP 2002120571A JP 2000313214 A JP2000313214 A JP 2000313214A JP 2000313214 A JP2000313214 A JP 2000313214A JP 2002120571 A JP2002120571 A JP 2002120571A
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opening
cover
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temperature
noise
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Masato Kamimura
村 真 人 上
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UD Trucks Corp
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UD Trucks Corp
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、簡単な装置により、冷却風
が必要な時には、自動的に排出口を開口させ、負荷の軽
い通常走行時には排出口を自動的に閉じることにより、
通常走行時の騒音防止性能を低下させること無く、冷却
性能を高める騒音防止カバーの構造を提供すること。 【解決手段】 本発明によれば、車両のエンジン及び変
速機の騒音を防止する騒音防止カバー(1)において、
平面部(11a)に単数もしくは複数の通風用開口部
(13)を設けたカバー本体(11)と、開口部の風上
側の縁に一端が係合された長方形のヒンジ(15)と、
このヒンジの他端に係合され、閉じられた時に前記開口
部を蔽うガイドパネル(14)から成り、前記ヒンジ
(15)は温度が上昇した時にガイドパネル(14)を
開口部(13)が開く様に、又、温度が下がった時にガ
イドパネル(14)を開口部(13)が閉じるように作
動させるバイメタルにより構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のエンジン騒
音を防止する騒音防止カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンの騒音防止と冷却性能の両立を
図るための騒音カバー構造として、空気の導風口及び排
出口を有する騒音カバーは知られている(特開平10‐
24867号公報、特開平9‐52583号公報)。
【0003】
【従来技術の問題点】しかし、上記の従来技術のように
導風口や排出口を騒音カバーに設けた場合には、騒音防
止性能が低下してしまうと言う問題がある。一方、開口
部を極力無くし、密閉度を上げ、遮音性を高めた場合に
は、冷却性能が低下してしまう。この様に、騒音カバー
の開口の有無は二律背反の関係にあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した様な
従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、簡単
な装置によって、冷却風が必要な時には自動的に排出口
を開口させ、負荷の軽い通常走行時には排出口を自動的
に閉じることにより、通常走行時の騒音防止性能を低下
させること無く、冷却性能を高める騒音防止カバーの構
造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の騒音防止カバー
は、車両のエンジン(或いは変速機の)騒音を防止する
騒音防止カバーにおいて、平面部に単数もしくは複数の
通風用開口部を設けたカバー本体と、開口部の風上側の
縁に一端が係合された長方形のヒンジと、このヒンジの
他端に係合され、閉じられた時に前記開口部を蔽うガイ
ドパネルから成り、前記ヒンジは温度が上昇した時にガ
イドパネルを開口部が開く様に、又、温度が下がった時
にガイドパネルを開口部が閉じるように作動させるバイ
メタルにより構成されている。
【0006】係る構成を具備する本発明によれば、バイ
メタルにより、前記ヒンジは温度が上昇した時にガイド
パネルを開口部が開く様に、又、温度が下がった時にガ
イドパネルを開口部が閉じるように作動する。従って、
冷却風が必要な高温時には自動的に排出口(カバー本体
の開口部)が開口し、冷却風量が増加して、冷却性能が
向上する。一方、温度が比較的低い場合、例えば負荷の
軽い通常走行時等では、排出口(カバー本体の開口部)
を自動的に閉じるので、騒音防止性能が確保される。
【0007】なお、所謂「2方向性の形状記憶効果を有
する形状記憶合金」、すなわち特定の温度帯域において
は特定の形状を記憶しているが、その他の温度帯域にお
いてはその他の形状を記憶している形状記憶合金、を用
いることが出来るのであれば、その様な形状記憶合金
(2方向性の形状記憶効果を有する形状記憶合金)を用
いて、前記ヒンジを構成することも可能である。
【0008】また本発明の騒音防止カバーは、車両のエ
ンジン騒音を防止する騒音防止カバーにおいて、平面部
に通風用開口部を設けたカバー本体と、カバー本体の開
口部を蔽うガイドパネルがカバー本体に対して回動自在
となる様に支持するヒンジと、一端がカバー本体の開口
部の風上側の縁に係合され且つ他端がガイドパネルに係
合された形状記憶合金製のワイヤ状部材とを含み、形状
記憶合金製のワイヤ状部材は、温度が低い場合には湾曲
した形状(例えば、円弧状、つる巻きばね形状、その
他)となる様な形状記憶効果を有している。
【0009】係る構成を具備する本発明は、高温時(温
度が上昇した際)には、形状記憶合金製のワイヤ状部材
は記憶されている形状(湾曲した形状)をとらないの
で、ヒンジ及びワイヤ状部材で支持されたガイドパネル
は、その自重及び風圧により開口部を開口する方向へ回
動する。一方、通常走行時等、温度が低い場合は、形状
記憶合金製のワイヤ状部材は記憶されている形状である
湾曲形状となり、その長手方向寸法が減少する。そのた
め、ガイドパネルはカバー本体の開口部を閉鎖する位置
に止まる。この様に、本発明においても、冷却風が必要
な高温時には冷却性能が向上し、一方、温度が比較的低
い場合では、騒音防止性能が確保される。
【0010】また本発明の車両用騒音防止カバーは、車
両のエンジン(或いは変速機の)騒音を防止する騒音防
止カバーにおいて、平面に複数の通風用スリットを設け
たカバー本体と、前記通風用スリットと同じ形状のスリ
ットを有する可動プレートと、中程に円盤状の隔離板が
円盤の中心で固着され一端を前記可動プレートの端部に
系止された連結ロッドと、形状記憶合金で構成され且つ
連結ロッドを付勢する弾性手段とを含み、該弾性手段
は、温度が低い場合には圧縮状態であるが、高温になる
と伸長して連結ロッドを押圧して可動プレートを動か
し、前記通風用スリットを開放状態とせしめる様に構成
されている。
【0011】ここで、前記弾性手段は、前記カバー本体
に固着されたコ字状のばね支持材に挟持され前記連結ロ
ッドの隔離板を介して、お互いに押し合うように連結ロ
ッドに組込まれた形状記憶合金コイルばね及び通常のコ
イルばねを含むバイアスばねとして構成され、低温では
形状記憶合金コイルばねが通常のコイルばねの力に負け
て圧縮されているが、高温になると通常のコイルばねに
打ち勝って伸びることにより連結ロッドを介し可動プレ
ートを動かし、ルーバーを開閉する様に構成されている
のが好ましい。
【0012】係る構成を具備する本発明の騒音防止カバ
ーによれば、高負荷運転で冷却風が必要な時には、自動
的に排出口を開口させて必要な冷却性能を確保する。一
方、負荷の軽い通常走行時には、排出口を自動的に閉じ
ることにより、必要な騒音防止性能を発揮する。
【0013】すなわち、本発明によれば、簡便な構造に
より、騒音防止性能と冷却性能という相反する性能を、
共に向上することが出来るのである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しつつ、本
発明の実施形態を説明する。先ず、車両(トラック)に
おけるエンジン及び変速機回りの各種騒音カバーの取付
け状態について、図12及び図13を用いて説明する。
【0015】エンジン10を搭載するエンジンルーム7
は、左右のフレーム6と、フレーム側面から上方に延び
る左右のサイドカバー5と、エンジン上方を覆うキャブ
フロア8と、フレーム下部からエンジン下部を蔽うアン
ダカバー1とから形成され、変速機40の下部はエンジ
ンアンダカバー1同様、変速機アンダカバー4で蔽われ
ている。
【0016】つぎに、本発明の実施形態を図面に基づい
て説明する。図1は第1実施形態としての騒音カバーで
あるエンジンアンダーカバーの立体図(路面側から斜め
上方に見上げた図)を示し、図2、図3は共に開口部を
含む要部断面図で、動作原理を示すものである。
【0017】図1において、全体を1で示すエンジンア
ンダーカバーのカバー本体11の底面部11aには矩形
の開口部13が設けられ、この開口部13の風上側の縁
に長方形のヒンジ15の一端がリベット16によって係
合され、ヒンジ15の他端には閉じられた時に前記開口
部13を蔽うガイドパネル14が係合されている。
【0018】そして、前記ヒンジ15は温度が下がった
時に開口部13を閉じ(図2参照)、温度が上昇した時
に開口部13を開く(図3参照)様にガイドパネル14
を作動させる異なる線膨張率の2種の金属(15a、1
5b)を張り合せたバイメタルにより構成されている。
【0019】図1−3の第1実施形態によれば、登坂時
等エンジンが高負荷でエンジンルーム内が高温になる
と、ヒンジ即ちバイメタル15を構成するカバー内側の
金属15aの線膨張率がカバー外側の金属の15b線膨
張率よりも大きな為、カバー外側が凹になるように変形
する。その結果、それまで開口部13を閉めていたガイ
ドパネル14が開く。
【0020】このため、それまで前方から空気W1をエ
ンジンルームに取込んでもエンジンルーム内で滞ってい
たところ、ガイドパネルが開くことによりエンジンルー
ム内の通風が良くなり、空気W2が開口部13からエン
ジンルーム外に排出され、エンジンルーム内の温度上昇
を抑制することとなる。
【0021】通常走行に戻り、エンジンが高負荷から低
負荷に変わると、エンジンルーム内の温度は次第に下が
り、ヒンジ即ちバイメタル15の温度も低下して元の形
状に戻る。その結果、それまで開いていたガイドパネル
14が開口部13を閉じるように作動する。開口部13
が閉じると、ガイドパネル14による密封性及び遮音効
果が向上し、騒音低減に寄与する。
【0022】図4は、第2の実施形態で、エンジンアン
ダカバー本体11の左右のサイドパネル11b、11b
に夫々開口部13A、13Aとヒンジ15A、15Aと
ガイドパネル14A、14Aを前述のアンダパネル11
aの場合と同じように設けている。その他の構造及び作
用効果は図1−3の第1実施形態と同じである。
【0023】図5は、第3実施形態であるエンジンリヤ
カバー2の立体図を示す。第1実施形態とは、開口部2
2、ヒンジ24、ガイドパネル23を設ける位置が異な
るのみで、その他の構成及び作用効果は概略同じであ
る。尚、図中の符号21はリヤパネルを示す。
【0024】図6−図9は、本発明の第4実施形態に係
るエンジンアンダーカバーを示している。図6、図7に
おいて、全体を1で示すエンジンアンダーカバーのカバ
ー本体11には、矩形の開口部13が形成されている。
この開口部13の風上側(図6、図7では左側)の縁部
には、ヒンジ15の一端が取り付けられ、ヒンジ15の
他端には、前記開口部13を蔽うガイドパネル14が取
り付けられている。換言すれば、ガイドパネル14はヒ
ンジ15により、カバー本体11に対して回動可能に取
り付けられている。カバー本体11のヒンジ15とは反
対側には突起33が形成され、ガイドパネル14のヒン
ジ15とは反対側にも突起34が形成されている。そし
て、突起33と突起34には、形状記憶合金製のワイヤ
状部材40が固定されている。
【0025】ここで、形状記憶合金製のワイヤ状部材4
0は、比較的低温の温度帯域では、図6で示す様なつる
巻きばね形状(前記「湾曲した形状」の1例)となる様
な形状記憶効果を有している。そして、温度が上昇して
形状記憶効果を発揮する温度帯域を外れると、形状記憶
合金製のワイヤ状部材40は直線形状になる。
【0026】通常運転時の様に、エンジン周囲の温度が
さほど上昇していない場合には、形状記憶合金製のワイ
ヤ状部材40は形状記憶効果を発揮して、つる巻きばね
形状となる。その結果、ワイヤ状部材40の長手方向長
さは縮小し、突起34は突起33側に引っ張られる様に
作用する。その結果、図6で示す様に、ガイドパネル1
4はカバー本体11の開口部13を丁度閉鎖し、騒音防
止効果が向上する。
【0027】一方、登坂時等の高負荷運転時の様に、エ
ンジン周囲の温度が上昇すれば、形状記憶合金製のワイ
ヤ状部材40が形状記憶効果を発揮する帯域を外れるの
で、ワイヤ状部材40は、つる巻きばね形状から直線形
状になる。ここで、ガイドパネル14の自重は、ヒンジ
15の回転軸を中心として時計方向に回動しようとする
作用を奏する。それに加えて、ガイドパネル14に作用
する風圧により、ガイドパネル14は、図7で示す様に
回動する。その結果、矢印W4で示す様に、冷却用空気
の流量が増加して、エンジン冷却性能が向上するのであ
る。
【0028】この様に、第4実施形態においても、温度
が比較的低い場合には開口部13を閉鎖して騒音防止効
果を向上し、温度が比較的高い場合には開口部13を開
放して、冷却効果を高める事が出来るのである。
【0029】なお、図7の符号Eで示す様に、図4の実
施形態では、高温時(開口部13の開放時)において、
ワイヤ状部材40が、カバー本体11やガイドパネル1
4と干渉しない様に構成されている。
【0030】形状記憶合金製のワイヤ状部材40は、全
体を形状記憶合金で構成しても良いが、例えば図8で示
す様に、両端部43、44を通常の鋼製のワイヤや針金
で形成し、中央部40−Cのみを形状記憶合金で構成し
ても良い。後者の場合、鋼製のワイヤ43、44と形状
記憶合金部分40−Cとは、カシメ45、46等の手段
により接続すれば良い。
【0031】また図6では、ワイヤ状部材40が記憶し
ている形状は、つる巻きばね形状であるが、図9におい
て符号40Aで示す様に、U字形状に形成しても良い。
換言すれば、湾曲した形状なる文言は、ワイヤ状部材の
長手方向寸法を縮小する様な形状であって、変形の繰り
返しによる破壊に対する強度が良好な図形、という意味
で用いられている。
【0032】図10及び図11は、本発明の第5実施形
態(自動開閉ルーバーを設けた実施形態:例えばエンジ
ンリヤカバー2)における要部の要部の動作原理を示
す。カバー本体21には複数本の通風用スリット2Aが
等間隔で設けられており、前記スリット2Aと同じ形状
のスリット2Bを同数・同間隔で有する可動プレート2
5が、本体側のスリット2Aと1ピッチずらされた位置
で二本のガイドレール26により摺動可能に取付けられ
ている。
【0033】また、軸の中程に円盤状の隔離板30aが
固着され、一端を前記可動プレート25の端部に系止さ
れた連結ロッド30が前記スリット2A、2Bに直交す
るように配置されている。そして、この連結ロッド30
には前記隔離板30aを挟まれており、図中左側には形
状記憶合金コイルばね27が、図中右側には通常のコイ
ルばね28が組込まれ、さらに、前記カバー本体21に
固着されたコ字状のばね支持材29によりお互いに押し
合うように挟持されている。
【0034】そして、この形状記憶合金コイルばね27
と通常のコイルばね28より構成されされた所謂「バイ
アスばね」は、低温(図10の状態)では形状記憶合金
コイルばね27が通常のコイルばね28の力に負けて圧
縮されているが、高温(図11の状態)になると通常の
コイルばね28に打ち勝って伸びることにより連結ロッ
ド30を介し、可動プレート25を動かし、ルーバー2
Aの開閉を行う。
【0035】この第5実施形態によれば、登坂時等エン
ジンが高負荷でエンジンルーム内が高温になると、形状
記憶合金コイルばね27が通常のコイルばね28に打ち
勝って伸長し、連結ロッド30を介し、可動プレート2
5を動かして、ルーバー2Aが開く。その結果、エンジ
ンルーム内の通風が良くなり、温度上昇が抑制される。
【0036】通常走行に戻り、エンジンが高負荷から低
負荷に変わると、エンジンルーム内の温度は次第に下が
り、形状記憶合金コイルばね27は通常のコイルばね2
8の力に負けて圧縮されるのでそれまで開いていたルー
バー2Aが閉鎖する。その結果、カバーによる密封性及
び遮音効果が向上し、騒音低減に寄与する。
【0037】すなわち、騒音防止カバーを通常時に極力
密閉度を高めた構造としておけば、通常時には静粛な、
そして、登坂時のような高負荷時にもエンジンの冷却性
能が損なわれることが無くなる。
【0038】第1実施形態〜第5実施形態は全て、エン
ジン、変速機、差動装置等、何れの音源を遮蔽する騒音
カバーにも適用出来ることを付記する。
【0039】
【発明の効果】本発明の作用効果を以下に列挙する。 (1) センサ、ECU、アクチュエータ等を用いない
ので、廉価で且つ簡単な構成で、防音性と冷却性能とい
う相反する要請に応えることが出来る。 (2) 温度感知の開閉機構を有する開口部をカバーに
設け、負荷の軽い通常走行等の低温時にはカバーの開口
部を閉鎖することにより、密閉度が高く、従って、騒音
効果に優れた状態とすることが出来る。 (3) 高負荷走行の高温時に開口部を自動的に開くこ
とにより、必要な冷却性能を具備することが出来る、冷
却性能が損なわれていない騒音カバーを提供することが
出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態である車両用エンジンア
ンダカバーの立体図。
【図2】第1実施形態の開閉動作原理図で低温時を示す
図。
【図3】第1実施形態の開閉動作原理図で高温時を示す
図。
【図4】第2実施形態である車両用エンジンアンダカバ
ーの立体図。
【図5】第3実施形態である車両用エンジンリヤカバー
の立体図。
【図6】第4実施形態の開閉動作原理を示す図であっ
て、低温時の状態を示す図。
【図7】第4実施形態の開閉動作原理を示す図であっ
て、高温時の状態を示す図。
【図8】ワイヤ状部材の構造の1例を示す平面図。
【図9】ワイヤ状部材の記憶している形状が相違する場
合における第4実施形態の低温時の状態を示す図。
【図10】第5実施形態の開閉動作原理を示す図であっ
て、低温時の状態を示す図。
【図11】本発明第5実施形態の開閉動作原理図で高温
時を示す図。
【図12】車両のエンジン及び変速機周りの騒音防止カ
バー取付け状態を示す側面図。
【図13】車両のエンジン及び変速機周りの騒音防止カ
バー取付け状態を示す横断面図。
【符号の説明】
1・・・エンジンアンダカバー 2・・・エンジンリヤカバー 11、13A・・・カバー本体 11a・・・アンダパネル又は平面部 11b・・・サイドパネル又は平面部 13、13A、22・・・開口部 14、14A、23・・・ガイドパネル 15、15A、24・・・ヒンジ部材 21・・・リヤパネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02B 77/13 F02B 77/13 A

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のエンジン騒音を防止する騒音防止
    カバーにおいて、平面部に通風用開口部を設けたカバー
    本体と、開口部の風上側の縁に一端が係合された長方形
    のヒンジと、このヒンジの他端に係合され且つ閉鎖時に
    前記開口部を蔽うガイドパネルとを含み、前記ヒンジは
    バイメタルにより構成され、且つ、温度が上昇したとき
    には開口部を開放し、温度が下がったときには開口部を
    閉鎖する様に構成されていることを特徴とする車両用騒
    音防止カバー。
  2. 【請求項2】 車両のエンジン騒音を防止する騒音防止
    カバーにおいて、平面部に通風用開口部を設けたカバー
    本体と、カバー本体の開口部を蔽うガイドパネルがカバ
    ー本体に対して回動自在となる様に支持するヒンジと、
    一端がカバー本体の開口部の風上側の縁に係合され且つ
    他端がガイドパネルに係合された形状記憶合金製のワイ
    ヤ状部材とを含み、形状記憶合金製のワイヤ状部材は、
    温度が低い場合には湾曲した形状となる様な形状記憶効
    果を有していることを特徴とする車両用騒音防止カバ
    ー。
  3. 【請求項3】 車両のエンジン騒音を防止する騒音防止
    カバーにおいて、平面に複数の通風用スリットを設けた
    カバー本体と、前記通風用スリットと同じ形状のスリッ
    トを有する可動プレートと、中程に円盤状の隔離板が円
    盤の中心で固着され一端を前記可動プレートの端部に系
    止された連結ロッドと、形状記憶合金で構成され且つ連
    結ロッドを付勢する弾性手段とを含み、該弾性手段は、
    温度が低い場合には圧縮状態であるが、高温になると伸
    長して連結ロッドを押圧して可動プレートを動かし、前
    記通風用スリットを開放状態とせしめる様に構成されて
    いることを特徴とする車両用騒音防止カバー。
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