JP2019108102A - エンジンルーム構造 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本実施形態に係る車両の一例を示す模式図である。車両1は、操舵輪としての前輪2及び、駆動輪としての後輪3を備えている。本実施形態の車両1は、後輪3よりも後方の車体後部にエンジンEを搭載した所謂リアエンジンバスである。エンジンEを収容するエンジンルーム10は、車体外壁をなす外装パネル4と、車体内部に配置された防熱パネル7等により車体後部に区画形成されている。
図2(A)は、本実施形態に係るエンジンルーム構造を車体後方から視た模式図であり、図2(B)は、本実施形態に係るエンジンルーム構造を車体上方から視た模式図である。同図に示すように、エンジンEは、下側から順に、オイルパン11(図2(A)参照)、クランクケース12、シリンダブロック13、シリンダヘッド14(図2(A)参照)及び、ヘッドカバー15を備えている。左右一対のサイドメンバ40,41は、車体前後方向に延設されている。エンジンEは、クランク軸方向(長手方向)を車体前後方向に向けた状態で、各サイドメンバ40,41の後端側にマウント部材42,43(図2(A)参照)等を介して支持されている。
本実施形態において、冷却風が送り込まれるエンジンEの左側部には、補機の一例としてのスタータモータ50が設けられている。スタータモータ50は、フライホイール16のリングギヤに噛合するピニオンギヤ51を備えている。スタータモータ50は、排気マニホールド22及び、又は過給機30の直下方に位置するシリンダブロック13(又は、クランクケース12)に不図示のブラケット等で固定されている。スタータモータ50は、過給機30よりも車体幅方向の内側に位置しているため、エンジンEの左側部とパネル材8Bとの間を通過する上記冷却風の流れは、スタータモータ50には当たらずに通過され、下方へ送出されることになる。
図2(A)に示すように、パネル材8Bにおいて、過給機30と対向する位置で、かつスタータモータ50の左斜め上側の位置に、導風板60が設けられている。なお、スタータモータ50が図示の位置よりも鉛直方向下側にある場合には、導風板60は、エンジンEの左側面と対向するサイドメンバ41の車体幅方向内側の側面に取付けられてもよい。
[冷却風の流れ]
次に、図4及び図5に基づいて、エンジンルーム10の第2空間S2における冷却風の流れを説明する。第2空間S2に取り込まれた冷却風は、図4の矢印Y2で示すように、ヘッドカバー15の上部からシリンダヘッド14の排気側に送られる。ここで、常温時においては、導風板60は、同図に示すように、パネル材8Bの壁面と平行な状態となっている。このため、冷却風は、矢印Y3で示すように、エンジンEの左側部とパネル材8Bとの間を通過し、矢印Y4で示すように、車両の下方へ送出される。
[本実施形態の効果]
本実施形態に係る車両のエンジンルーム構造においては、エンジンEの排気側に配置されたスタータモータ50の左斜め上側の位置に、高温時に可動部62がスタータモータ50側へ傾斜する導風板60が設けられている。このため、スタータモータ50がエンジンEや排気マニホールド22、排気管23からの放熱によって加熱された高温雰囲気中で、冷却風をスタータモータ50に当てることが可能になる。従って、エンジンEの周囲に配置されたスタータモータ50の冷却効率の向上を図ることができる。
[他の実施形態]
本実施形態に係るエンジンルーム構造は、導風板60の代わりに導風板70が設けられている以外は、上述した実施形態に係るエンジンルーム構造と同様である。
1 車両
8A,8B パネル材
10 エンジンルーム
20 吸気マニホールド
22 排気マニホールド
30 過給機
50 スタータモータ
60 導風板
62 可動部
64 固定部
70 導風板
72 第1材料層
74 第2材料層
76 固定部
Claims (4)
- エンジンの少なくとも一側部に沿って冷却風が流されると共に、前記一側部から突出する突出体の下流側に補機が配置されたエンジンルーム構造であって、
所定の高温雰囲気にて熱変形することにより前記冷却風を前記補機に指向させる導風板を備える
ことを特徴とするエンジンルーム構造。 - 前記冷却風が前記エンジンの排気側の側部を上方から下方に向けて流され、前記突出体が前記エンジンのシリンダヘッドに設けられた排気マニホールド及び、又は前記排気マニホールドに接続された過給機であり、前記補機が前記排気マニホールド及び、又は前記過給機の下方に配置された
請求項1に記載のエンジンルーム構造。 - 前記導風板は、可動部及び固定部を備え、前記高温雰囲気にて前記可動部が前記固定部に対して所定の角度で傾斜する形状記憶合金で形成されている
請求項1又は2に記載のエンジンルーム構造。 - 前記導風板は、第1材料層と、該第1材料層の熱膨張係数よりも大きな熱膨張係数を有する第2材料層とを含むバイメタルであって、前記第2材料層側に固定部を有する
請求項1又は2に記載のエンジンルーム構造。
Priority Applications (1)
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JP2017244224A JP2019108102A (ja) | 2017-12-20 | 2017-12-20 | エンジンルーム構造 |
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2017
- 2017-12-20 JP JP2017244224A patent/JP2019108102A/ja active Pending
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