JP2018103801A - ラジエタファンシュラウド構造 - Google Patents

ラジエタファンシュラウド構造 Download PDF

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直人 仲西
Naoto Nakanishi
直人 仲西
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Abstract

【課題】ラジエタファンシュラウドを設けても、ラジエタとコンデンサの間の隙間からエンジンルーム内の熱風がラジエタに再循環し、冷却効率が低下する。
【解決手段】車体前後方向に重ねて配置されたラジエタおよびコンデンサの2つの熱交換器と、
前記2つの熱交換器のさらに後方に配置され、ラジエタファンシュラウドを有するラジエタファンと、
前記2つの熱交換器のうち前方側の熱交換器の少なくとも側面に、前方に向けて延設されたシール部材を有し、
前記ラジエタファンシュラウドの前端は、少なくとも前記2つの熱交換器同士の隙間を覆い、
前方から見て前記シール部材の外側に前記ラジエタファンシュラウドの開口を有することを特徴とするラジエタファンシュラウド構造。
【選択図】図1

Description

本発明は、ラジエタファンシュラウド構造に関するものである。
自動車の前方部には、エンジンを冷却するための冷却装置に用いるラジエタが配設されている。また、近年の自動車では車内の温度を乗員の希望の温度に設定するための空調装置も常備されている。したがって、空調装置の冷媒を冷却するためのコンデンサもラジエタと共に車体の前方部に配置されている。一般にコンデンサの後方にラジエタが前後に並設される場合が多い。
ラジエタおよびコンデンサは走行中に風を受け、放熱することができる。また、走行中はエンジンルーム内にも外気が入るためエンジンルーム内の温度は適切に保たれている。
しかし、信号などで一時停止すると、外気の流入がなくなる。ラジエタはこのような時のために、ファンを装備しており、前方の外気を強制的に吸入する。しかし、エンジンルーム内で温められた熱風が車体前方まで回り込み、再度ラジエタに吸引される場合がある。このような状態になると、エンジンの冷却ができなくなり、また空調も効かなくなる。
特許文献1は、このような課題に対する解決策を提案するもので、ラジエタ・コンデンサの周囲前方にシール部材を設置することで、熱風が前方に回り込み、ラジエタ・コンデンサが熱風を再吸引することを防止する。
特開2001−080371号公報
特許文献1のように、ラジエタ・コンデンサの周囲前方にシール部材を設けても、ラジエタとコンデンサの間の隙間から熱風が吸い込まれることがあり、ラジエタの効きを維持することに効果的でない場合があった。
また、前後に配置したラジエタおよびコンデンサの2つの熱交換器については、走行中であっても、後方側の熱交換器は前方の熱交換器で熱交換された熱い空気しか当たらないため、冷却効率が低下するといった問題点があった。
本発明は上記の課題に鑑みて想到されたものであり、エンジンルームからの熱風の回り込みを防止し、走行中に後方側の熱交換器にも外気が導入されるラジエタファンシュラウド構造を提供するものである。
より具体的に本発明に係るラジエタファンシュラウド構造は、
車体前後方向に重ねて配置されたラジエタおよびコンデンサの2つの熱交換器と、
前記2つの熱交換器のさらに後方に配置され、ラジエタファンシュラウドを有するラジエタファンと、
前記2つの熱交換器のうち前方側の熱交換器の少なくとも側面に、前方に向けて延設されたシール部材を有し、
前記ラジエタファンシュラウドの前端は、少なくとも前記2つの熱交換器同士の隙間を覆い、
前方から見て前記シール部材の外側に前記ラジエタファンシュラウドの開口を有することを特徴とする。
本発明に係るラジエタファンシュラウド構造は、2つの熱交換器の隙間を覆っているので、エンジンルーム内で加熱された熱風が2つの熱交換器の隙間から侵入することを防止することができる。
また、前方から見てラジエタファンシュラウドの開口が常に見えている状態であるので、少なくともこの開口から入った外気はそのまま後方側の熱交換器の冷却に使用される。したがって、熱交換効率が高くなる。
これは走行時のラジエタファンの排出温度を低下させることができるので、エンジンルーム内の部品の熱害を軽減することができる。
本発明に係るラジエタファンシュラウド構造の外観を示す図である。 図1の平面図である。 エンジンルーム内の空気の流れを説明する図である。 図3の一部拡大図である。
以下に本発明に係るラジエタファンシュラウド構造について図面を用いながら説明を行う。なお、以下の説明は本発明の一実施形態を例示するものであり、本発明は以下の説明に限定されない。したがって、以下の説明は本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて改変することができる。なお、本明細書において矢印Frは車体前方向を示し、矢印Rrは車両後方向を示すものとする。
図1に本発明に係るラジエタファンシュラウド構造1の外観を示す。空調装置の熱変換器であるコンデンサ32の車両後方にコンデンサ32と重なってエンジンを冷却するラジエタ34が配置されている。ラジエタ34の後方には、ラジエタファン36が配置されている。なお、本明細書では、コンデンサ32をラジエタ34の前方側に配置したが、コンデンサ32はラジエタ34の後方であってもよい。ただし、ラジエタ34およびコンデンサ32はともにラジエタファン36より前に配置される。
コンデンサ32とラジエタ34は、熱交換器30と言ってよい。また、コンデンサ32の前にはバンパリインフォースが配置されているが、ここでは省略する。
コンデンサ32の少なくとも両側面にシール部材38が配置される。シール部材38は、前方側の熱交換器30であるコンデンサ32の両側面から前方に延設される。シール部材38は、バンパー裏側まで延設されてよい。エンジンルーム内の熱風が回り込んでコンデンサ32の前にできるだけ漏れてこないようにするためである。
シール部材38は、コンデンサ32の上下に配置されていてもよい。バンパリインフォースが配置される場合は、シール部材38はバンパリインフォースの部分に貫通孔が形成され、バンパリインフォースとシール部材38の間は充填剤で埋められる。
コンデンサ32の背後には、コンデンサ32に重なるようにラジエタ34が配置される。コンデンサ32とラジエタ34の間には隙間33が形成される。
ラジエタ34の背後には、ラジエタファン36が配置される。ラジエタファン36は、モータ駆動するファン36fとラジエタ34の周囲を囲むラジエタファンシュラウド40で構成されている。ラジエタファンシュラウド40は、ラジエタ34の上面34u、側面34s、底面34dをそれぞれ囲む上面壁40u、側面壁40s、底面壁40dで構成されている。なお、図2では、上面壁40uと底面壁40dは省略してある。ラジエタファンシュラウド40は、ラジエタ34への空気の取り込みをより効率化するために配置される。
図2には、図1の上方からの平面図を示す。熱交換器30は、バンパ50の直後に配置されている。また、熱交換器30の周囲には、高温熱原となるエンジン60及びエキゾーストマニホールド62がある。シール部材38の前方にはバンパ50が配置されている。
本発明に係るラジエタファンシュラウド構造1は、ラジエタ34の周囲を囲んでいるラジエタファンシュラウド40の側面壁40sが前方に延設される。側面壁40sの先端40stは、コンデンサ32とラジエタ34の隙間33より前方へ延設されるのが望ましい。また、側面壁40sは、ラジエタ34の側面34sよりも外側に配設される。なお、ここで外側とは、ラジエタ34の中心から外側という意味である。
コンデンサ32とラジエタ34の車体幅方向の長さはほぼ同じである。したがって、ラジエタファンシュラウド40の側面壁40sは、コンデンサ32よりも車体幅方向で外側に配置されている。したがって、車両前方から見ると、コンデンサ32の両脇にシール部材38があり、その両脇にラジエタファンシュラウド40の開口40oが開いている。
このように構成された本発明に係るラジエタファンシュラウド構造1の働きについて図3を用いて以下に説明する。
車両がエンジンをアイドリングさせたまま一旦停止している場合、外部からエンジンルーム内に外気は入ってきにくい。したがってエンジンルーム内の空気は加熱され熱風となる。この熱風f1はファン36fの作る対流にのってエンジン内を循環する。したがって、コンデンサ32の前にも熱風が回り込む。特にコンデンサ32の背後ではラジエタファン36が空気を吸引しているので、空気が動いており熱風f1は再度コンデンサ32に引き込まれやすい。
しかし、本発明では、コンデンサ32の側面にはシール部材38が配置されているので、コンデンサ32の前面に熱風f1は容易に回り込むことはない。したがって、車両停車時の熱風f1の再循環を抑制することができる。
次に車両走行時について説明する。外気f2は、車両全面からバンパーグリルの間を通ってエンジンルーム内に入る。このうち、コンデンサ32前面から入った空気はコンデンサ32を通り、さらにラジエタ34を通過してラジエタファン36から後方に排出される。この空気はコンデンサ32を一度通過しているので、温められた空気がラジエタ34に送られる。
図4(a)には、図3の一部拡大図を示す。車両前方から見てコンデンサ32の両脇に開口したラジエタファンシュラウド40の開口40oは、前方からの外気f2がそのまま入る。この外気f2はラジエタファン36(図1参照)に向かう気流f21とラジエタ34に回る気流f22に分岐する。したがって、ラジエタ34に外気f2が直接入ることとなり、熱変換
効率を高めることができる。
なお、図4(b)のように、ラジエタファンシュラウド40の開口40oより後方のラジエタファンシュラウド40内に、開口40oからラジエタ34に気流が向かう案内板42を設けてもよい。このような案内板42は、延長されたラジエタファンシュラウド40の両脇の開口40o全面に設けてよい。また開口40oの一部に設けてもよい。この案内板42によって、開口40oからラジエタファンシュラウド40に入ってくる外気f2は大部分をラジエタ34側に流れる気流f22とすることができる。
以上のように本発明に係るラジエタファンシュラウド構造は、エンジンルーム内での熱風の再循環を抑制し、走行時に外気を直接後方の熱交換器に供給することができる。
本発明は、コンデンサとラジエタが重ねて車両前後に配置されている構成の場合に好適に利用することができる。
1 ラジエタファンシュラウド構造
30 熱交換器
32 コンデンサ
33 隙間
34 ラジエタ
34u 上面
34s 側面
34d 底面
36 ラジエタファン
36f ファン
38 シール部材
40 ラジエタファンシュラウド
40u 上面壁
40s 側面壁
40d 底面壁
40st 先端
40o 開口
42 案内板
50 バンパ
60 エンジン
62 エキゾーストマニホールド
f1 熱風
f2 外気
f21 気流
f22 気流

Claims (1)

  1. 車体前後方向に重ねて配置されたラジエタおよびコンデンサの2つの熱交換器と、
    前記2つの熱交換器のさらに後方に配置され、ラジエタファンシュラウドを有するラジエタファンと、
    前記2つの熱交換器のうち前方側の熱交換器の少なくとも側面に、前方に向けて延設されたシール部材を有し、
    前記ラジエタファンシュラウドの前端は、少なくとも前記2つの熱交換器同士の隙間を覆い、
    前方から見て前記シール部材の外側に前記ラジエタファンシュラウドの開口を有することを特徴とするラジエタファンシュラウド構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2020059165A1 (ja) * 2018-09-20 2020-03-26 株式会社小松製作所 建設機械
JP2020063011A (ja) * 2018-10-19 2020-04-23 トヨタ自動車株式会社 燃料電池車の冷却構造

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