JP2007090962A - ラジエータ周辺部品の配置構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ラジエータによる熱影響を低減したラジエータ周辺部品の配置構造を提供する。
【解決手段】本実施形態のラジエータ周辺部品の配置構造は、内部を流れる熱交換媒体の流入部2と流出部3を略水平方向の両側に備えたラジエータ10と、このラジエータ10よりも後方に配置されたエンジン20と、このエンジン20の後部側に配置された排気管21と、エンジン20と連通して外気を導入するための吸入口23を有する吸気ダクト22と、を備え、吸気ダクト22を流入部よりも流出部に近い側に配置したことにより、吸気ダクトがラジエータを通過後の空気温度が低い流出部側に配置されることになり、吸気ダクトの周囲温度が低減してエンジン吸入空気の温度を低下させることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ラジエータからの背風などによる熱の影響を低減するラジエータ周辺部品の配置構造に関する。
従来、この種のラジエータ周辺部品の配置構造としては、ラジエータのファンシュラウドを車体後方に延長するような導風板26を設けることによって、ラジエータを通過した高温の背風が吸気ダクトの吸入口側に回り込むことを防止するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−1634号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術においては、導風板を新たに設けなければ、高温の背風によるエンジン吸気温度の上昇を低減してエンジン出力の低下を防止することができず、また、部品増加によるコスト上昇や、組み立て工数の増加になるという問題があった。
そこで、本発明の目的は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、ラジエータに関わる周辺部品の特徴的な配置構成により、ラジエータによる熱影響を低減したラジエータ周辺部品の配置構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、以下に記載の技術的手段を採用する。請求項1に記載の発明は、車両のエンジンルーム内(100)に配置されるラジエータと、ラジエータの周辺に配置されるラジエータ周辺部品との位置関係を特定するラジエータ周辺部品の配置構造であって、内部を流れる熱交換媒体の流入部(2)と流出部(3)を略水平方向の両側に備えたラジエータ(10、10A)と、ラジエータよりも後方に配置されたエンジン(20)と、エンジンの後部側に配置された排気管(21)と、エンジンと連通して外気を導入するための吸入口(23)を有する吸気ダクト(22)と、を備え、吸気ダクト(22)を流入部(2)よりも流出部(3)に近い側に配置したことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、吸気ダクトを流入部よりも流出部に近い側に配置したことにより、吸気ダクトがラジエータを通過後の空気温度が低い流出部側に配置されることになり、吸気ダクトの周囲温度が低減してエンジン吸入空気の温度を低下させることができ、ラジエータの背風からの熱影響によるエンジン出力の低下を防止することができる。また、排気管をエンジンの後部側に配置することにより、排気管と前方側に延びる吸気ダクトが離れた位置関係にあるので、エンジンの吸入空気は排気温度による熱影響を受けにくくなり、エンジン出力の低下を防止することができる。
請求項2に記載の発明は、車両のエンジンルーム内(100)に配置されるラジエータと、ラジエータの周辺に配置されるラジエータ周辺部品との位置関係を特定するラジエータ周辺部品の配置構造であって、内部を流れる熱交換媒体の流入部(2)と流出部(3)を略水平方向の両側に備えたラジエータ(10、10A)と、ラジエータよりも後方に配置されたエンジン(30)と、エンジンの下部側に配置された排気管(31)と、エンジンの中ほどよりも上方部と連通して外気を導入するための吸入口(33)を有する吸気ダクト(32)と、を備え、吸気ダクト(32)を流入部(2)よりも流出部(3)に近い側に配置したことを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、吸気ダクトを流入部よりも流出部に近い側に配置したことにより、吸気ダクトがラジエータを通過後の空気温度が低い流出部側に配置されることになり、吸気ダクトの周囲温度が低減してエンジン吸入空気の温度を低下することができ、ラジエータの背風からの熱影響によるエンジン出力の低下を防止することができる。また、排気管をエンジンの下部側に配置することにより、排気管と吸気ダクトが離れた位置関係にあるので、エンジンの吸入空気は排気温度による熱影響を受けにくくなり、エンジン出力の低下を防止することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のラジエータ周辺部品の配置構造において、吸気ダクト(22、32)の吸入口(23、33)は、ラジエータ(10、10A)よりも上方で、流入部(2)よりも流出部(3)に近い側に配置したことを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、吸気ダクトの吸入口を、ラジエータよりも上方で、流入部よりも流出部に近い側に配置したことにより、吸入口がラジエータを通過後の空気温度が低い流出部側に配置されることになり、ラジエータの背風からの熱影響による吸入空気温度の上昇を低減することができ、さらにエンジン出力の低下を防止することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3に記載のラジエータ周辺部品の配置構造において、さらに、車両の電気系統に電源を供給するバッテリー(40)を流入部(2)よりも流出部(3)に近い側に配置したことを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、ラジエータを通過後の空気温度が低い流出部側にバッテリーを配置することにより、バッテリーの周囲温度の上昇を低減することができる。また、バッテリーカバーなどの部材を設けなくてもバッテリーの温度上昇を低減することができ、部品点数を減少することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態の具体的手段との対応関係を示す一例である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図1および図2を用いて説明する。図1は、本実施形態および後述する第2実施形態に係るラジエータ周辺部品の配置構造を示した平面図である。図2は、本実施形態のラジエータ周辺部品の配置構造を平面視した模式的構成図であり、車両前部のボンネットを開けた状態でエンジンルーム内を上方から見たときの各部品の配置関係を示している。
車両にエンジンルーム内100の前部に配置されるラジエータ10は、自動車用エンジンの冷却水を冷却する熱交換装置であり、その周囲を流れる空気と熱交換する熱交換媒体(水)が内部を流れるチューブ1を複数本有し、このチューブ1の長手方向が略水平方向に延びるように配され、さらに複数本のチューブ1が略鉛直方向に積層されてなる方形状のコア部を有している。このコア部の略水平方向の両側には、流入側タンク4と流出側タンク5が設けられ、チューブ1の一端側が流入 側タンク4内に連通し、他端側が流出側タンク5内に連通する、いわゆる冷却水の流れ方向が略水平方向であるクロスフロータイプのラジエータ10が構成されている。すなわち、エンジン20からの冷却水は、流入口2から流入側タンク4の内部に入り、コア部を構成する複数本のチューブ1内を図1の右から左に向けて流れ、流出側タンク5の内部に流出し、流出側タンク5内に集められた冷却水は、流出口3から流出してエンジン20に戻ることになる。
ラジエータ10の前方側には、冷却風によって冷凍サイクル内に冷媒を冷却して凝縮液化する凝縮器50が配設され、ラジエータ10の後方側には、電動ファン7および9が略水平方向に並べられて配設されている。
電動ファン7および9は、オリフィスの機能を有するファンシュラウドと電動モータ6、8をそれぞれ有し、電動モータ6および8への電源供給は図示しない制御装置によって制御される。電動ファン7および9は、車両の前部グリルからエンジン20へ外気を取り込むために駆動され、ラジエータ10および凝縮器50を通過する冷却風を強制的に作り出している。電動ファン7および9は、電動モータ6および8によって回転されるシャフトを介して回転し、ラジエータ10に一体的に固定されたファンシュラウドとラジエータ10のコア部の後方面とで囲まれた風洞状の空間の空気を、電動ファン7および9の回転による軸方向流によって負圧状態にすることで外気を車両前部のグリルからエンジンルーム内100に送風する。電動ファン7および9と一体的に構成されたラジエータ10よりも後方には、エンジン20が配置されている。
このエンジン20の後部側には排気管21が配置され、エンジン20の後方において高温の排気流が形成されることになる。この排気管21から離れるように前方に延びる吸気ダクト22は、エンジン20の上部から上方に持ち上がった状態で、ラジエータ10の流入部より流出部に近い側におけるラジエータ10の上方を通るように延設されている。吸気ダクト22の前方部には、車両前方に向けて開口する吸入口23が設けられ、ラジエータ10の流入部より流出部に近い側におけるラジエータ10の上方に配置されている。この吸入口23は、ラジエータ10もしくは凝縮器50の上方、またはラジエータ10もしくは凝縮器50よりも上方かつ前方に位置している。吸入口23の開口面積は、吸気ダクト22がエンジン20に接続される部分の開口面積よりも大きく形成され、吸気ダクト22に吸入される空気の入口抵抗をより低減するように構成されている。
吸気ダクト22は、前方で開口する吸入口23を備えたチューブ形状で、エンジン20内の燃焼室に吸入空気を導く配管である。この吸入空気は、一般的に、エンジンルーム内100で暖められ、この温度が高くなると、空気の密度が減少し空気中の酸素量が低下してエンジン20の充填効率が低下することになる。こうなると、エンジン20の出力の低下やノッキングを引き起こすことになる。本発明のラジエータ周辺部品の配置構造によれば、このような現象を防止することができる。
本発明においてラジエータ10の流入部より流出部に近い側とは、流入部と流出部の中間部よりも流出部に近い側の領域全体を意味している。また、この流入部、流出部は、それぞれ図1に示す流入口2、流出口3といった、ラジエータ10への入口、出口に相当する部分で示すものであってもよいし、あるいはそれぞれ流入側タンク4、流出側タンク5といった、ラジエータ10両側部の略鉛直方向に延びる部分全体を示すものであってもよい。また、吸気ダクト22は、ラジエータ10の流入部より流出部に近い側で、さらに流出口3や流出側タンク5の近傍、例えばこれらの上方に配置する構成とすることが、吸気ダクト22の周囲温度を低減するためにはより好ましい。
さらに、車両の電気系統に電源を供給するバッテリー40も、吸気ダクト22と同様に、ラジエータ10の流入部より流出部に近い側に配置する構成とする。また、バッテリー40は、ラジエータ10の流入部より流出部に近い側で、さらに流出口3や流出側タンク5の近傍、例えばこれらの上方に配置する構成とすることが、バッテリー40の周囲温度を低減し、熱による劣化を防ぐためにはより好ましい。
ラジエータ10において冷却水は、冷却水と冷却風との熱交換によって、上流側から下流側に向けてその温度が低下していき、同様に、冷却水と熱交換される冷却風、すなわちラジエータの背風も、ラジエータの流入部よりも流出部に近い側の方を通過する空気がより温度が低くなる。このようなことからも本実施形態のラジエータ周辺部品の配置構成は、有効である。
このように、本実施形態のラジエータ周辺部品の配置構造における特徴の一つは、内部を流れる熱交換媒体の流入部2と流出部3を略水平方向の両側に備えたラジエータ10と、このラジエータ10よりも後方に配置されたエンジン20と、このエンジン20の後部側に配置された排気管21と、エンジン20と連通して外気を導入するための吸入口23を有する吸気ダクト22と、を備え、吸気ダクト22を流入部よりも流出部に近い側に配置したことである。この構成によれば、吸気ダクト22がラジエータ10を通過後の空気温度が低い流出部側に配置されることになり、吸気ダクト22の周囲温度が低減してエンジン吸入空気の温度を低下させることができる。また、排気管21と前方側に延びる吸気ダクト22が離れた位置関係にあるので、エンジン20の吸入空気は排気温度による熱影響を受けにくくなる。以上のことから、ラジエータ10の周辺部品が日常的に厳しい運転条件の下にさらされることを回避し、各部品の耐久性が損なわれるのを防止してひいては車両の寿命が短くなるのを抑えることができる。
さらに、他の特徴は、吸気ダクト22の吸入口23は、ラジエータ10よりも上方で、流入部よりも流出部に近い側に配置したことである。この構成を採用した場合には、吸入口23がラジエータ10を通過後の空気温度が低い流出部3側に配置されることになり、ラジエータ10の背風からの熱影響による吸入空気温度の上昇を低減することができる。
さらに、他の特徴は、車両の電気系統に電源を供給するバッテリー40を流入部よりも流出部に近い側に配置したことである。この構成を採用した場合には、ラジエータ10を通過後の空気温度が低い流出部側にバッテリー40が配置されるので、バッテリー40の周囲温度の上昇を低減することができる。また、バッテリーカバーなどの部材を設けなくてもバッテリー40の温度上昇を低減することができる。
(第2実施形態)
以下に、第2実施形態を図1および図3を用いて説明する。図2は、本実施形態のラジエータ周辺部品の配置構造を側面視した模式的構成図である。
本実施形態では、第1実施形態のラジエータ周辺部品の配置構造に対して、排気管31がエンジン30の下部側に設けられている点が異なる。なお、本実施形態の構成部品のうち、図2に示す構成部品と同一符号を付した構成部品は同一のものであり、その詳細説明は第1実施形態に委ね、ここでは省略する。
排気管31は、エンジン30の下部側に配置され、エンジン30の下方において高温の排気流が形成されることになる。この排気管31からエンジン30を間に挟んで前方に延びる吸気ダクト32は、エンジン30の上部から上方に持ち上がった状態で、ラジエータ10の流入部より流出部に近い側におけるラジエータ10の上方を通るように延設されている。吸気ダクト32の前方部には、車両前方に向けて開口する吸入口33が設けられ、ラジエータ10の流入部より流出部に近い側におけるラジエータ10の上方に配置されている。この吸入口33は、ラジエータ10もしくは凝縮器50の上方、またはラジエータ10もしくは凝縮器50よりも前方かつ上方に位置している。吸入口33の開口面積は、吸気ダクト32がエンジン30に接続される部分の開口面積よりも大きく形成され、吸気ダクト32に吸入される空気の入口抵抗をより低減するように構成されている。
本実施形態においてもラジエータ10の流入部より流出部に近い側とは、流入部と流出部の中間部よりも流出部に近い側の領域全体を意味している。また、この流入部、流出部は、それぞれ図1に示す流入口2、流出口3といった、ラジエータ10への入口、出口に相当する部分で示すものであってもよいし、あるいはそれぞれ流入側タンク4、流出側タンク5といった、ラジエータ10両側部の略鉛直方向に延びる部分全体を示すものであってもよい。また、吸気ダクト32は、ラジエータ10の流入部より流出部に近い側で、さらに流出口3や流出側タンク5の近傍、例えばこれらの上方に配置する構成とすることが、吸気ダクト32の周囲温度を低減するためにはより好ましい。
このように、本実施形態のラジエータ周辺部品の配置構造における特徴の一つは、内部を流れる熱交換媒体の流入部2と流出部3を略水平方向の両側に備えたラジエータ10と、このラジエータ10よりも後方に配置されたエンジン30と、このエンジン30の下部側に配置された排気管31と、エンジン30の中ほどよりも上方部と連通して外気を導入するための吸入口33を有する吸気ダクト32と、を備え、吸気ダクト32を流入部よりも流出部に近い側に配置したことである。この構成によれば、吸気ダクト32がラジエータ10を通過後の空気温度が低い流出部側に配置されることになり、吸気ダクト32の周囲温度が低減してエンジン吸入空気の温度を低下することができる。また、排気管31と吸気ダクト32が離れた位置関係にあるので、エンジン30の吸入空気は排気温度による熱影響を受けにくくなる。以上のことから、ラジエータ10の周辺部品が日常的に厳しい運転条件の下にさらされることを回避し、各部品の耐久性が損なわれるのを防止してひいては車両の寿命が短くなるのを抑えることができる。
さらに、他の特徴は、吸気ダクト32の吸入口33は、ラジエータ10よりも上方で、流入部よりも流出部に近い側に配置したことである。この構成を採用した場合には、吸入口33がラジエータ10を通過後の空気温度が低い流出部側に配置されることになり、ラジエータ10の背風からの熱影響による吸入空気温度の上昇を低減することができる。
さらに、他の特徴は、車両の電気系統に電源を供給するバッテリー40を流入部よりも流出部に近い側に配置したことである。この構成を採用した場合には、ラジエータ10を通過後の空気温度が低い流出部側にバッテリー40が配置されるので、バッテリー40の周囲温度の上昇を低減することができる。また、バッテリーカバーなどの部材を設けなくてもバッテリー40の温度上昇を低減することができる。
(その他の実施形態)
上述の実施形態においては、ラジエータを通過する冷却風を形成するために電動ファン7および9の2個のファンを用いる構成としていたが、図4に示すように、この電動ファンを電動ファン25の1個のみ用い、電動モータ24で駆動する構成とすることも可能である。この構成を採用した場合においても、本実施形態のラジエータ10Aが前述のラジエータ10よりも略水平方向に短くなるだけであり、第1および第2実施形態で述べた各構成部品の配置関係および作用効果に差異はないことはいうまでもない。
第1および第2実施形態におけるラジエータ周辺部品の配置構造の概略的構成を示した正面図である。 第1実施形態におけるラジエータ周辺部品の配置構造の概略的構成を示した模式的平面図である。 第2実施形態におけるラジエータ周辺部品の配置構造の概略的構成を示した模式的側面図である。 その他の形態におけるラジエータ周辺部品の配置構造の概略的構成を示した正面図である。
符号の説明
2 流入口(流入部)
3 流出口(流出部)
10、10A ラジエータ
20、30 エンジン
21、31 排気管
22、32 吸気ダクト
23、33 吸入口
40 バッテリー
100 エンジンルーム内

Claims (4)

  1. 車両のエンジンルーム内(100)に配置されるラジエータと、前記ラジエータの周辺に配置されるラジエータ周辺部品との位置関係を特定するラジエータ周辺部品の配置構造であって、
    内部を流れる熱交換媒体の流入部(2)と流出部(3)を略水平方向の両側に備えたラジエータ(10、10A)と、前記ラジエータよりも後方に配置されたエンジン(20)と、前記エンジンの後部側に配置された排気管(21)と、前記エンジンと連通して外気を導入するための吸入口(23)を有する吸気ダクト(22)と、を備え、
    前記吸気ダクト(22)を前記流入部(2)よりも前記流出部(3)に近い側に配置したことを特徴とするラジエータ周辺部品の配置構造。
  2. 車両のエンジンルーム内(100)に配置されるラジエータと、前記ラジエータの周辺に配置されるラジエータ周辺部品との位置関係を特定するラジエータ周辺部品の配置構造であって、
    内部を流れる熱交換媒体の流入部(2)と流出部(3)を略水平方向の両側に備えたラジエータ(10、10A)と、前記ラジエータよりも後方に配置されたエンジン(30)と、前記エンジンの下部側に配置された排気管(31)と、前記エンジンの中ほどよりも上方部と連通して外気を導入するための吸入口(33)を有する吸気ダクト(32)と、を備え、
    前記吸気ダクト(32)を前記流入部(2)よりも前記流出部(3)に近い側に配置したことを特徴とするラジエータ周辺部品の配置構造。
  3. 前記吸気ダクト(22、32)の吸入口(23、33)は、前記ラジエータ(10、10A)よりも上方で、前記流入部(2)よりも前記流出部(3)に近い側に配置したことを特徴とする請求項1または2に記載のラジエータ周辺部品の配置構造。
  4. さらに、車両の電気系統に電源を供給するバッテリー(40)を前記流入部(2)よりも前記流出部(3)に近い側に配置したことを特徴とする請求項1〜3に記載のラジエータ周辺部品の配置構造。
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