JP7095660B2 - 高圧タンク搭載構造 - Google Patents

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Description

本発明は、高圧タンク搭載構造に関する。
下記特許文献1には、車室の床部を形成するフロアパネルの車両下方側に設けられたケースの内側に複数のタンクが収容された高圧容器が開示されている。複数のタンクは、ケースの底壁部の上面に配置されている。また、ケースの前壁部分に車両前後方向に沿って貫通形成された孔部の車両後方側には、複数のタンクを連通させるマニホールドに設けられると共に車両前後方向に沿って円筒状に形成された管部が貫通配置されている。管部の車両前方側には、加熱により栓が作動する溶栓弁を備えたバルブが挿入されている。このため、ケースの底壁部が加熱された際には、底壁部へ加えられた熱はケースの前壁部分とバルブを経由して溶栓弁へ伝熱される。これにより、溶栓弁が解放され、タンク内部に収納された水素ガスが溶栓弁を経由して高圧容器の外側へ放出される。
特開2019-35442号公報
しかしながら、特許文献1に記載された高圧容器では、ケースの底壁部において溶栓弁が設けられた側とは反対側となる車両後方側の部分が局所的に加熱された場合には、底壁部へ加えられた熱は溶栓弁へ伝熱されるよりも先にタンクの車両後方側の部分へ伝熱される可能性がある。このため、溶栓弁が作動する前にタンクの内圧が上昇する可能性がある。
本発明は、上記事実を考慮し、高圧タンクへの伝熱を遅延させることにより、車両が車両外側から加熱された際の高圧タンクの内圧の上昇を抑制できる高圧タンク搭載構造を得ることが目的である。
請求項1に記載の高圧タンク搭載構造は、車室の床部を形成するフロアパネルの車両下方側に設けられると共に高圧タンクが収容されるタンク収容部と、前記タンク収容部において前記高圧タンクの車両下方側に設けられると共に車両下方側の面が車両の底面の一部を形成するアンダカバーと、前記アンダカバーの車両水平方向の一端部に形成されると共に加熱により車両下方側へ向けて変形又は変位可能とされ、車両下方側へ向けて変形又は変位することにより前記高圧タンクの車両下方側の部分と前記アンダカバーとの間の空間を拡張する熱変形部と、を備えている。
請求項1に記載の高圧タンク搭載構造によれば、タンク収容部に収容された高圧タンクの車両下方側には、車両下方側の面が車両の底面の一部を形成するアンダカバーが設けられている。また、アンダカバーの車両水平方向の一端部には熱変形部が形成され、熱変形部は加熱により車両下方側へ向けて変形又は変位可能とされている。このため、例えば、アンダカバーにおいて熱変形部が加熱された場合には、熱変形部が車両下方側へ向けて変形又は変位し、高圧タンクの車両下側の部分とアンダカバーとの間の空間を拡張する。これにより、高圧タンクとアンダカバーとの間に断熱効果を生じさせることができ、車両が車両外側から加熱された際の高圧タンクの内圧の上昇を抑制することができる。
以上説明したように、本発明に係る高圧タンク搭載構造は、高圧タンクへの伝熱を遅延させることにより、車両が車両外側から加熱された際の高圧タンクの内圧の上昇を抑制できるという優れた効果を有する。
第1実施形態に係る高圧タンク搭載構造が適用された車両を示す概略的な側面図である。 第1実施形態に係るタンク収容部の全体構成を示す平面図である。 図2の3-3線で切断した状態を拡大して示す断面図である。 図2の4-4線で切断した状態を拡大して示す断面図である。 第1実施形態に係る熱変形部が変形した状態を示す概略的な側面図である。 第1実施形態に係る熱変形部を車両後方側から見た背面図である。 第1実施形態に係る熱変形部が加熱された状態を車両後方側から見た背面図である。 第2実施形態に係る熱変形部を示す図4に対応する断面図である。 第2実施形態に係る熱変形部が変形した状態を示す断面図である。
以下、図1~図6Bを用いて、本発明に係る高圧タンク搭載構造10の第1実施形態について説明する。なお、以下の図において、矢印FRは高圧タンク搭載構造10が設けられる車両前方側を示し、矢印UPは車両上方側を示し、矢印Wは車幅方向を示している。
(燃料電池車両12)
高圧タンク搭載構造10が適用された車両としての燃料電池車両12(以下、車両12と称する。)は、駆動手段としての駆動モータ14を備えている。駆動モータ14は、例えば、車両12の車両後側部分に配置されている。また、駆動モータ14は、直接又は減速ギヤ列等の変速手段を介して間接的に車両12の駆動輪としての後輪16へ機械的に接続されている。このため、駆動モータ14から出力された駆動力を後輪16へ伝達させることができる。
車両前部には、燃料電池スタック18が設けられている。燃料電池スタック18は、複数個の単位セルが直列に積層された構造体とされており、高電圧電源として機能する。燃料電池スタック18は、アルミニウム合金製の複数の高圧タンク20及びエアコンプレッサ(図示省略)に接続されている。なお、以下の説明において、複数の高圧タンク20はアルミニウム合金製として説明するが、これに限らず、樹脂を主成分として高圧タンクが構成されてもよい。
燃料電池スタック18を構成する各単位セルは、高圧タンク20から供給される流体又は燃料ガスとしての水素ガスとエアコンプレッサから供給される圧縮空気の酸素との電気化学反応により発電を行う。また、車両12には蓄電池(図示省略)が設けられている。蓄電池は、放充電可能な二次電池であり、例えば、ニッケル水素二次電池やリチウム水素二次電池などが用いられている。駆動モータ14は、蓄電池から供給される電力によって駆動される。駆動モータ14の駆動により発生した回生電力は、車両12の制動時には蓄電池に回収されると共に充電される。
(タンク収容部26)
車両12において車室22の床部を形成するフロアパネル24の車両下方側には、高圧タンク20を収容可能なタンク収容部26が形成されている。タンク収容部26は、前輪28と後輪16との間において車両12の下部を形成している。
図2に示されるように、タンク収容部26の車両前方側の端部には、車幅方向に沿って延在された前側ブラケット30が配置され、タンク収容部26の車両後方側の端部には、車幅方向に沿って延在された後側ブラケット32が配置されている。また、前側ブラケット30には、複数の高圧タンク20を連通させるためのマニホールド34が固定されている。高圧タンク20は、前端がマニホールド34に連結されると共に後端が後側ブラケット32に固定されることによりタンク収容部26に収容されている。
図3に示されるように、前側ブラケット30は、2つの溝形鋼36により構成されている。具体的には、車両前方側へ向けて開放された第1前側溝形鋼36の溝部に車両前方側へ向けて開放された第2前側溝形鋼(図示省略)のフランジ部が接合されることにより構成されている。
図4に示されるように、後側ブラケット32は、2つの溝形鋼38、40により構成されている。具体的には、車両後方側へ向けて開放された第1後側溝形鋼38の溝部に車両後方側へ向けて開放された第2後側溝形鋼40のフランジ部40A、40Bが接合されることにより構成されている。
前側ブラケット30と後側ブラケット32の車幅方向両端部は、各々ロッカ等(図示省略)の車両骨格部材に接合されることにより車両12に固定されている。また、図3及び図4に示されるように、前側ブラケット30と後側ブラケット32の上端部はフロアパネル24にボルト締結されている。具体的には、前側ブラケット30の車両上方側のフランジ部30Aと後側ブラケット32を構成する第1後側溝形鋼38の車両上方側のフランジ部38Aが、各々フロアパネル24にボルト締結されている。
図2に示されるように、複数の高圧タンク20の車両前方側の端部には各々口金42が取り付けられている。複数の高圧タンク20の口金42は、各々マニホールド34に接続されている。これにより、複数の高圧タンク20の内部空間が連通されている。マニホールド34は、車幅方向を長手方向として前側ブラケット30に沿って延在されている。マニホールド34の内部には複数の高圧タンク20の内部空間を連通する一般流路34Aが形成されている。また、一般流路34Aは、前側ブラケット30の車両前方側に設けられた図示しないバルブに連結されている。
複数の高圧タンク20の車両後方側の端部は、高圧タンク20の車両後方側の端部に設けられた口金42を介して後側ブラケット32に各々固定されている。これにより、高圧タンク20は、車両12に対して固定されている。
図3に示されるように、マニホールド34は、一般流路34Aから分岐した放出流路34Bを備えている。放出流路34Bは、一般流路34Aから車両後方側へ向けて延在された横流路34B1と横流路34B1の後端部(放出流路34Bとは反対側の端部)から車両下方側へ向けて延在された縦流路34B2を含んで構成されている。また、マニホールド34の下端部には、縦流路34B2の下端に接続されると共に車幅方向に沿って延在された外部排出流路34Cが形成されている。外部排出流路34Cは、車両下方側に開口された溝形状に形成されると共にマニホールド34の車幅方向両端部に亘って形成されている。
マニホールド34の外部排出流路34Cの車両下方側に開口された部分を塞ぐようにアダプタ44が取り付けられている。このため、アダプタ44は外部排出流路34Cの車幅方向の全長に亘って延在されている。アダプタ44は、一体成形された差込部44Aがマニホールド34の外部排出流路34Cよりも車両前方側の下端に形成された差込孔34Dに挿入されることによりマニホールド34に取り付けられている。
放出流路34Bにおける横流路34B1の後端部は、マニホールド34の車両後方側の面に開口されている。この開口は、マニホールド34の車両後方側に取り付けられた熱動作型圧力除去装置50(以下、圧力除去装置50と称する。)により閉塞されている。具体的には、圧力除去装置50の車両上方側に設けられると共に全体形状が放出流路34Bの横流路34B1の内周形状と略同一に形成された水平軸50Aが、横流路34B1に車両後方側から挿入されることにより閉塞されている。
水平軸50Aは、横流路34B1と縦流路34B2との接続部分よりも車両前方側まで横流路34B1に挿入されている。このため、一般流路34Aを流れる水素ガスが、縦流路34B2まで流入しないように横流路34B1(放出流路34B)が塞がれている。
圧力除去装置50の水平軸50Aの車両後方側の端部には、車幅方向に延在された略軸状の係止部50A1が形成されている。また、係止部50A1の車両後方側には、車両上下方向に延在された縦軸50Bが配置されている。縦軸50Bの外周部には、車両上下方向に沿ってバネ50Cが配置されている。
バネ50Cが配置された縦軸50Bの車両下方側には金属製の台座部50Dが配置されている。台座部50Dの上面には所定の温度を上回ると溶融する可溶合金50Eが配置されている。縦軸50Bの下端は、可溶合金50Eの上面に配置されている。これにより、縦軸50Bは、可溶合金50Eに支持されると共にバネ50Cの付勢力によって車両上方側に押し上げられている。このため、縦軸50Bの上端部は、係止部50A1を軽視している。これにより、水平軸50Aは、横流路34B1に安定して挿入されている。
可溶合金50Eは、加熱されて所定の温度を上回ると溶融する。このため、圧力除去装置50が加熱されて可溶合金50Eが溶融することにより、縦軸50Bがその自重で車両下方側へ下降する。横流路34B1に挿入されている水平軸50Aは、その係止部50A1が係止されなくなることにより、横流路34B1に流れ込んでいる水素ガスからの圧力を受けて車両後方側へ向けて移動される。これにより、横流路34B1と縦流路34B2とが連通されるため一般流路34Aを流れる水素ガスが外部排出流路34Cを経由して車両12外側の空間へ排出される。
図2に示されるように、前側ブラケット30と後側ブラケット32に固定された高圧タンク20の車両下方側には、車両前後方向に延在された金属製のアンダカバー56が配置されている。アンダカバー56は、全体形状が略板状に形成されると共に車両下方側の面が車両12の底面の一部を形成している。
アンダカバー56の一端部としての車両後方側の端部には熱変形部62が形成されている。本実施形態では、熱変形部62は、アンダカバー56の車両後方側の端部から前側ブラケット30に固定されている部分にかけて車両前後方向に沿って形成されている。熱変形部62は、線膨張係数の異なる2枚の金属板58、60を重ねあわせたバイメタル構造とされている。具体的には、熱変形部62は、第1部材58の下面に第1部材58よりも線膨張係数の大きい第2部材60が貼りあわされることにより構成されている。これにより、熱変形部62は、加熱された際に車両下方側へ向けて変形するように構成されている。
アンダカバー56の後端部は、後側ブラケット32の車幅方向両端部において、車両下方側のフランジ部38Bに接合されたウェルドナット66を介してボルト締結されている。また、アンダカバー56の車幅方向両端部は、ロッカ(図示省略)などの車両骨格部材に接合されることにより車両12に固定されている。
(作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
本実施形態に係る高圧タンク搭載構造10によれば、タンク収容部26に収容された高圧タンク20の車両下方側には、車両下方側の面が車両12の底面の一部を形成するアンダカバー56が設けられている。アンダカバー56の車両後方側の部分を形成する熱変形部62は、加熱により車両下方側へ向けて変形可能なバイメタル構造とされている。このため、熱変形部62が車両外側から加熱された場合には、図5に示されるように、第1部材58よりも線膨張係数の大きい第2部材60が配置された車両下方側へ向けて変形する。具体的には、加熱されていない状態では、図6Aに示されるように、アンダカバー56は、後側ブラケット32の下端部に沿って配置されている。熱変形部62は、図6Bに示されるように、アンダカバー56が車両外側から加熱された際にロッカや後側ブラケット32に固定されていない車幅方向内側部分が車両下方側へ向けて変形する。
熱変形部62が、車両下方側へ向けて変形することにより、アンダカバー56と高圧タンク20の車両下方側の部分との間の空間SPが拡張される。このため、アンダカバー56に加えられる熱が高圧タンク20へ直接伝熱されることを防止又は抑制することができる。これにより、高圧タンク20とアンダカバー56との間に断熱効果を生じさせることができ、車両12が車両外側から加熱された際の高圧タンク20の内圧の上昇を抑制することができる。
さらに、本実施形態に係る高圧タンク搭載構造10によれば、図3に示されるように、マニホールド34の車両後方側には圧力除去装置50が設けられている。圧力除去装置50に設けられた可溶合金50Eは、加熱されて所定の温度を上回ると溶融する。可溶合金50Eが溶融することにより縦軸50Bは車両下方側へ移動し、縦軸50Bに係止されなくなった水平軸50Aは車両後方側へ移動する。このため、横流路34B1と縦流路34B2とが連通されると共に水素ガスが外部排出流路34Cを経由して車両12外側の空間へ排出される。これにより、車両12が車両外側から加熱された際の高圧タンク20の内圧の上昇を抑制することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る高圧タンク搭載構造10は、高圧タンク20への伝熱を遅延させることにより、車両12が車両外側から加熱された際の高圧タンク20の内圧の上昇を抑制することができる。
さらに、本実施形態に係る高圧タンク搭載構造10によれば、加熱されたアンダカバー56を車両下方側へ向けて変形させることができるため、高圧タンク20の車両下方側の部分とアンダカバー56との間に断熱材を配置することなくタンク収容部26を構成するができる。このため、タンク収容部26の高さ寸法(車両上下方向の寸法)を高圧タンク20の車両下方側の部分とアンダカバー56との間に断熱材を配置する場合と比べて低くすることができる。これにより、例えば、タンク収容部26に断熱材を配置すると共にフロアパネル24を車両上方側に配置することにより車室22空間が狭くなることを抑制又は防止することができる。
(第2実施形態)
次に、図7及び図8を用いて、本発明に係る高圧タンク搭載構造70の第2実施形態について説明する。なお、前述した第1実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
本実施形態に係る高圧タンク搭載構造70によれば、図7に示されるように、タンク収容部26において高圧タンク20の車両下方側には、底面部72Aが車両12の底面の一部を形成するアンダカバー72が設けられている。底面部72Aの後端には、車両上方側へ向けて延在された後面部72Bが形成されている。ここでは、底面部72Aの車両後方側の部分と後面部72Bにより熱変形部76が形成されている。具体的には、熱変形部76を形成する底面部72Aの車両後方側には、後側ブラケット32(第1後側溝形鋼38)の車両下方側のフランジ部38Bに形成された取付孔74と車両上下方向に重なる位置に取付孔72Cが形成されている。熱変形部76は、取付孔72Cに挿通された樹脂クリップ78により後側ブラケット32に固定されている。
本実施形態に係る高圧タンク搭載構造70によれば、図8に示されるように、熱変形部62が車両外側から加熱されることにより樹脂クリップ78が溶融され、後側ブラケット32に固定されなくなった熱変形部76は、自重により車両下方側へ向けて変形する。このため、アンダカバー72と高圧タンク20との間の空間SPが拡張され、アンダカバー72に加えられる熱が高圧タンク20へ直接伝熱されることを防止又は抑制することができる。これにより、高圧タンク20とアンダカバー72との間に断熱効果を生じさせることができ、車両12が車両外側から加熱された際の高圧タンク20の内圧の上昇を抑制することができる。
なお、ここでは、熱変形部62は、アンダカバー56の車両後方側の端部から前側ブラケット30に固定されている部分にかけて車両前後方向に沿って形成されているとして説明したが、これに限らず、熱変形部は、例えば、アンダカバーの車両後方側の端部だけに形成されてもよい。
また、ここでは、熱変形部62は、アンダカバー56の車両後方側に形成されるとして説明したが、これに限らず、熱変形部は、例えば、圧力除去装置の位置に対応してアンダカバーの車両前方側等に形成されてもよい。
なお、ここでは、熱変形部62は、バイメタル構造を備えるあるいは樹脂クリップ78を介して後側ブラケット32に取り付けられているとして説明したが、これに限らず、熱変形部は、例えば、蛇腹状に形成されると共に加熱により車両上下方向に変位又は変形可能である等他の態様で構成されてもよい。
10 高圧タンク搭載構造
12 燃料電池車両(車両)
20 高圧タンク
22 車室
24 フロアパネル
26 タンク収容部
56 アンダカバー
62 熱変形部
70 高圧タンク搭載構造
72 アンダカバー
76 熱変形部
SP 空間

Claims (1)

  1. 車室の床部を形成するフロアパネルの車両下方側に設けられると共に高圧タンクが収容されるタンク収容部と、
    前記タンク収容部において前記高圧タンクの車両下方側に設けられると共に車両下方側の面が車両の底面の一部を形成するアンダカバーと、
    前記アンダカバーの車両水平方向の一端部に形成されると共に加熱により車両下方側へ向けて変形又は変位可能とされ、車両下方側へ向けて変形又は変位することにより前記高圧タンクの車両下方側の部分と前記アンダカバーとの間の空間を拡張する熱変形部と、
    を備えた高圧タンク搭載構造。
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