JP2002120146A - 研削盤 - Google Patents

研削盤

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JP2002120146A
JP2002120146A JP2000315554A JP2000315554A JP2002120146A JP 2002120146 A JP2002120146 A JP 2002120146A JP 2000315554 A JP2000315554 A JP 2000315554A JP 2000315554 A JP2000315554 A JP 2000315554A JP 2002120146 A JP2002120146 A JP 2002120146A
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JP
Japan
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balance
work
grinding wheel
grinding
reciprocated
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000315554A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Yamaguchi
政男 山口
Takeshi Itatsu
武志 板津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nagase Integrex Co Ltd
Original Assignee
Nagase Integrex Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nagase Integrex Co Ltd filed Critical Nagase Integrex Co Ltd
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Publication of JP2002120146A publication Critical patent/JP2002120146A/ja
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バランス機構の構造が簡単で小型にすること
ができるとともに、テーブルとバランステーブルとの往
復移動の同期調整を容易に行うことができる研削盤を提
供する。 【解決手段】 砥石車16を加工テーブル17上に支持
されたワーク20の被研削面20aに接触させた状態
で、砥石車16を回転させるとともに加工テーブル17
を往復移動させて、ワーク20の被研削面20aを研削
する。加工テーブル17の側部にはダミーワーク23を
支持したバランステーブル21を移動可能に隣接配置す
る。加工テーブル17及びバランステーブル21をリニ
アモータ19,24により同期して反対方向に往復移動
させるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、砥石車によりワ
ークの被研削面を研削するようにした研削盤に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種の研削盤としては、砥石車をテー
ブル上に支持されたワークの被研削面に接触させた状態
で、砥石車を回転用モータにより回転させるとともに、
テーブルを移動用モータによりクランク機構を介して往
復移動させて、ワークの被研削面を研削するように構成
したものが知られている。この従来構成の研削盤では、
ワークを支持したテーブルが毎分50〜60回程度の高
速で往復移動されるため、特にそのテーブルの往復移動
の折り返し部でイナーシャにより大きな振動が発生し、
研削精度に悪影響を及ぼすおそれがあった。
【0003】このため、従来の研削盤においては、テー
ブルの側部にダミーワークを支持したバランステーブル
を移動可能に隣接配置し、そのバランステーブルとテー
ブルとをベルトにより作動連結したバランス機構が付設
されている。そして、ワークを支持したテーブルが移動
用モータによりクランク機構を介して往復移動されると
き、ダミーワークを支持したバランステーブルがベルト
を介して前記テーブルと反対方向へ往復移動され、テー
ブルの往復移動に伴って発生する振動が相殺低減される
ようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
研削盤においては、ワークを支持したテーブルが移動用
モータによりクランク機構を介して往復移動されるとと
もに、そのテーブルの往復移動に伴いベルトを介して、
ダミーワークを支持したバランステーブルが反対方向へ
往復移動されるようになっている。このため、バランス
機構の構造が複雑で大型になるとともに、テーブルとバ
ランステーブルとの往復移動の同期調整が面倒であると
いう問題があった。
【0005】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的
は、バランス機構の構造が簡単で小型にすることができ
るとともに、テーブルとバランステーブルとの往復移動
の同期調整を容易に行うことができる研削盤を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記の目
的を達成するために、請求項1に記載の発明では、砥石
車をテーブル上に支持されたワークの被研削面に接触さ
せた状態で、砥石車を回転させるとともにテーブルを往
復移動させて、ワークの被研削面を研削するようにした
研削盤において、前記テーブルの側部にはダミーワーク
を支持したバランステーブルを移動可能に隣接配置し、
このバランステーブル及び前記加工テーブルにおける質
量と加速度との積が同じとなるように、前記バランステ
ーブルをリニアモータにより反対方向に同期させて往復
移動させるようにしたことを特徴とするものである。
【0007】従って、この請求項1に記載の発明によれ
ば、バランス機構の構造が簡単で小型にすることができ
る。また、テーブルとバランステーブルとの往復移動の
同期調整を、両リニアモータの電気制御によって容易に
行うことができる。
【0008】更に、バランステーブルを小さくすること
も可能である。従って、従来と装置全体の大きさを同じ
としても加工テーブルの移動距離を大きくできるので、
大きなワークの切削を行うことができる。又は、従来と
ほぼ同じ大きさのワークの切削を行うには、装置全体を
小さくすることができる。
【0009】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記バランステーブルを前記加工テ
ーブルより質量が小さくなるように形成したことを特徴
とするものである。
【0010】従って、この請求項2に記載の発明によれ
ば、バランス機構を一層小型にすることができるととも
に、小さなバランステーブルであっても、その移動加速
度を調整設定することにより、十分な振動抑制効果を得
ることができる。
【0011】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
請求項2に記載の発明において、加工テーブルがリニア
モータにより往復移動可能とされているものである。従
って、この請求項3に記載の発明によれば、リニアモー
タにより移動可能としてあるので、構造が簡単であると
ともに、移動時の騒音を小さくすることができる。更
に、移動機構にバックラッシュがないため、即座に加工
テーブルを移動させることができるとともに、微調節も
容易に行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の一実施形態
を、図面に基づいて説明する。図1に示すように、この
研削盤においては、基台11上にコラム12が立設され
ている。コラム12には主軸ヘッド13が一対のレール
14を介して上下方向へ移動可能に支持され、図示しな
い昇降用モータによりボールネジ等を介して昇降される
ようになっている。主軸ヘッド13には主軸15が回転
可能に支持され、その前端には砥石車16が取り付けら
れている。主軸15の後端には図示しない回転用モータ
が連結され、この回転用モータにより主軸15を介して
砥石車16が回転されるようになっている。
【0013】前記基台11上には加工テーブル17が一
対のレール18を介して横方向へ移動可能に支持されて
いる。基台11と加工テーブル17との間にはステータ
19a及びアーマチャ19bよりなるリニアモータ19
が配設され、このリニアモータ19により加工テーブル
17が往復移動されるようになっている。砥石車16と
接離可能に対応するように、加工テーブル17上にはワ
ーク20が着脱可能に支持されるようになっている。
【0014】そして、昇降用モータにより主軸ヘッド1
3が昇降されて、砥石車16が加工テーブル17上のワ
ーク20の被研削面20aと接触可能な位置に配置され
た状態で、回転用モータにより砥石車16が回転されな
がら、リニアモータ19により加工テーブル17が砥石
車16に対して相対的に往復移動される。これによっ
て、ワーク20の被研削面20aが研削されるようにな
っている。
【0015】前記加工テーブル17の側部に隣接配置さ
れるように、基台11上にはバランステーブル21が一
対のレール22を介して加工テーブル17の移動方向と
同方向へ移動可能に支持され、その上面にはダミーワー
ク23が支持されている。基台11とバランステーブル
21との間にはステータ24a及びアーマチャ24bよ
りなるリニアモータ24が配設され、前記加工テーブル
17の往復移動時に、このリニアモータ24によりバラ
ンステーブル21が加工テーブル17と反対方向へ同期
して往復移動されるようになっている。
【0016】また、この実施形態においては、前記バラ
ンステーブル21が加工テーブル17よりも小さくなる
ように形成されている。そして、このバランステーブル
21及びダミーワーク23の重量と往復移動の加速度と
の積が、加工テーブルの重量と往復移動の加速度との積
が常にほぼ同じとなるようにリニアモータ19の動作速
度が調整され、ワーク20を支持した加工テーブル17
の往復移動時に発生する振動を相殺できるように調整設
定されている。よって、ワーク20の被研削面20aの
研削時に、加工テーブル17の往復移動に伴って発生す
る振動が、このダミーワーク23を支持したバランステ
ーブル21の反対方向への往復移動にて相殺低減され、
高精度の研削を行うことができる。
【0017】従って、この実施形態によれば、以下のよ
うな効果を得ることができる。 (1)この研削盤においては、砥石車16が加工テーブ
ル17上に支持されたワーク20の被研削面20aに接
触された状態で、砥石車16が回転させるとともに加工
テーブル17が往復移動されて、ワーク20の被研削面
20aが研削されるようになっている。加工テーブル1
7の側部にはダミーワーク23を支持したバランステー
ブル21が移動可能に隣接配置されている。そして、加
工テーブル17及びバランステーブル21がリニアモー
タ19,24により同期して反対方向に往復移動される
ようになっている。
【0018】このため、加工テーブル17が移動用モー
タによりクランク機構を介して往復移動されるととも
に、その加工テーブル17の往復移動に伴いベルトを介
してバランステーブル21が反対方向へ往復移動される
ように構成された従来の研削盤に比較して、バランス機
構の構造が簡単で小型にすることができる。また、加工
テーブル17とバランステーブル21との往復移動の同
期調整を、従来構成のように機械的に行う必要がなく、
両リニアモータ19,24の電気制御によって容易に行
うことができる。
【0019】(2)この研削盤においては、前記バラン
ステーブル21が加工テーブル17よりも小さくなるよ
うに形成されている。このため、バランス機構を一層小
型にすることができるとともに、小さなバランステーブ
ル21であっても、その移動加速度を調整設定すること
により、十分な振動抑制効果を得ることができる。
【0020】(変更例)なお、この実施形態は、次のよ
うに変更して具体化することも可能である。 ・ 前記実施形態において、質量と加速度との積が一定
であれば、バランステーブル21及びダミーワーク23
の大きさを適宜に変更して形成してもよい。
【0021】・ 前記加工テーブル17を、クランク機
構などの他の駆動手段によって駆動するようにしてもよ
い。このように構成した場合でも、前記実施形態とほぼ
同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施形態の研削盤の正面図。
【符号の説明】
13…主軸ヘッド、15…主軸、16…砥石車、17…
加工テーブル、19…リニアモータ、20…ワーク、2
0a…被研削面、21…バランステーブル、23…ダミ
ーワーク、24…リニアモータ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 砥石車を加工テーブル上に支持されたワ
    ークの被研削面に接触させた状態で、砥石車を回転させ
    るとともにこの加工テーブルを往復移動させて、ワーク
    の被研削面を研削するようにした研削盤において、 前記テーブルの側部にはダミーワークを支持したバラン
    ステーブルを移動可能に隣接配置し、 このバランステーブル及び前記加工テーブルにおける質
    量と加速度との積が同じとなるように、前記バランステ
    ーブルをリニアモータにより反対方向に同期させて往復
    移動させるようにしたことを特徴とする研削盤。
  2. 【請求項2】 前記バランステーブルを前記加工テーブ
    ルより質量が小さくなるように形成したことを特徴とす
    る請求項1に記載の研削盤。
  3. 【請求項3】 前記加工テーブルがリニアモータにより
    往復移動可能とされていることを特徴とする請求項1又
    は請求項2に記載の研削盤。
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