JPH0426199Y2 - - Google Patents

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JPH0426199Y2
JPH0426199Y2 JP1986124792U JP12479286U JPH0426199Y2 JP H0426199 Y2 JPH0426199 Y2 JP H0426199Y2 JP 1986124792 U JP1986124792 U JP 1986124792U JP 12479286 U JP12479286 U JP 12479286U JP H0426199 Y2 JPH0426199 Y2 JP H0426199Y2
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JP
Japan
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eccentric cam
wheel head
numerically controlled
axial direction
main shaft
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JP1986124792U
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JPS6332754U (ja
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、数値制御内面研削盤に関する。
(従来技術) この種の従来の研削盤として、研削砥石を回転
駆動可能に支持したホイールヘツドを移動台に搭
載し、この移動台を偏心カムオシレート装置によ
つて往復駆動させることにより、ホイールヘツド
を移動台と共に往復動させて上記研削砥石にオシ
レート運動を与えるようにしたものが知られてい
る(例えば実開昭60−138626号公報参照)。また
オシレーシヨンロツドにシリンダを介設して停止
時にシリンダを作動させて偏心カム位置に無関係
に例えば復動下死点位置に停止させるようにした
ものも知られている。
ところが、これら従来の研削盤は、研削砥石が
移動台を介して往復駆動する構造をとつているた
めに、オシレートマスが大きくなり偏心カムオシ
レート装置の駆動出力の増大や、移動台駆動手段
のボールネジとナツトの螺合部等駆動系の局部摩
耗の増大や、オシレート速度への制約、位置制御
精度への悪影響等を招くと云つた問題点を有して
いた。
(考案の目的) 本考案は、上記の問題点を一挙に解決し、偏心
カムオシレート装置の駆動出力を低減させ、移動
台を駆動する駆動手段の駆動系の局部摩耗を低減
させ、オシレート速度に対する制約を減少させ、
位置制御制度の向上を図ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本考案は、ホイー
ルヘツドを移動台に対して主軸の軸線方向へ移動
自在に設け、該ホイールヘツドを主軸の軸線方向
へ往復駆動する偏心カムオシレート装置を移動台
上に搭載し、該偏心カムオシレート装置によりホ
イールヘツドを直接に往復駆動すると共に、偏心
カムオシレート装置の偏心カムを所定位置で停止
させる装置を設けるものである。
具体的に本発明が講じた解決手段は、主軸に保
持されて回転駆動される被加工物の内面をホイー
ルヘツドに保持されて回転駆動される砥石のオシ
レート運動によつて研削する数値制御内面研削盤
を対象とし、該数値制御内面研削盤のベツド上に
上記主軸の軸線方向へ移動自在に設けられ数値制
御駆動手段により上記主軸の軸線方向へ往復動さ
れる移動台と、該移動台上に該移動台に対して上
記主軸の軸線方向へ移動自在に設けられたホイー
ルヘツドと、上記移動台上に設けられ上記ホイー
ルヘツドを上記主軸の軸線方向へ往復駆動させる
偏心カムオシレート装置と、該偏心カムオシレー
ト装置の偏心カムを所定位置で停止させる偏心カ
ム定位置停止装置とを備えている構成とするもの
である。
(作用) 上記の構成により、移動台上に該移動台に対し
て主軸の軸線方向へ移動自在に設けられたホイー
ルヘツドと、移動台上に設けられホイールヘツド
を主軸の軸線方向へ往復駆動させる偏心カムオシ
レート装置とを備えているため、偏心カムオシレ
ート装置によりホイールヘツドを直接に往復駆動
することができるため、移動台をオシレート運動
させる必要がなくなり、オシレーシヨンマスが小
さくなる。
また、偏心カムオシレート装置の偏心カムを所
定位置で停止させる偏心カム定位置停止装置を備
えているため、ホイールヘツドに保持される砥石
が定位値で停止するので、砥石に対するドレツシ
ング作業を正確に行なうことができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図に示すように、本実施例の数値制御内面
研削盤1は、ベツド2の前方部上に横設された下
部台2aのガイドレール2bに沿つて切込み送り
される切込テーブル3と、該切込テーブル3上に
固定された主軸4とを有しており、該主軸4のチ
ヤツク5によつて固定されたベアリングレース等
の被加工物Wの内面を、ホイールヘツド10の出
力軸11の回転研削砥石12によつて精密な研削
を行なうものである。
さて、上記ベツド2には下部台20が固定さ
れ、この下部台20に設けた主軸方向のレール2
1に第2図および第3図にも示す如くホイールヘ
ツド10を保持した移動台25が搭載されてお
り、移動台25は数値制御駆動手段30によつて
主軸4の軸線方向に往復動、つまりワークWに対
して進退自在に駆動され且つ停止される。すなわ
ち、数値制御駆動手段30は、移動台25の下面
に固定されたナツト26に螺合したボールネジ3
1と、該ボールネジ31を回転自在に支承した下
部台20の端壁32と、ボールネジ31に回転力
を与えるNCサーボモータ33とから構成されて
おり、ワークWに対して移動台25を所定位置迄
前進させて位置を保持する。
ホイールヘツド10は、移動台25の前方部に
おいて一対のガイドレール13により、主軸4の
軸線方向に往復動自在に支持されており、移動台
25の後方部に配設された偏心カムオシレート装
置40に対し、連接棒14を介して連接されてい
る。
偏心カムオシレート装置40は、第4図に示す
如く支持フレーム36上のオシレート用駆動モー
タ37にて回転駆動されるカム軸44に固定の偏
心内側カム45と、該内側カム45にコロ45a
を介して嵌合し且つスライドリング41の内側部
に位置する外側カム46とを備え、スライドリン
グ41が外側カム46から駆動力を受けガイドレ
ール27をガイドとして主軸4の軸線方向に往復
運動するようになつていて、このスライドリング
41に連接棒14の一端が連結されている。
偏心カム定位置停止装置50は、第5図に示す
如く偏心カムオシレート装置40のカム軸44に
固定の割出し板43の外周縁に内側カム下死点位
置に対応して設けられた末広がりのテーパ面を有
する割出し用ノツチ51と、該割出し用ノツチ5
1に係合するプランジヤ52aを進退自在に駆動
する位置割出し用シリンダ52と、割出し板43
の外周部から半径方向に突設されたドツグ53a
の接近を確認してオシレート用駆動モータ37を
減速させる減速指令用近接スイツチ53と、割出
し板43の外周部から半径方向に突設されたドツ
グ54aの接近を検出しオシレート用駆動モータ
37に停止指令を与えるとともに、割出しを確認
する割出し確認用近接スイツチ54とから構成さ
れている。
なお、図面において、57は切込みテーブル3
を駆動する切込用サーボモータ、58は主軸4を
駆動する主軸モータ、59は研削砥石12のドレ
ツサーである。
しかして、上記数値制御内面研削盤1において
は、研削砥石12のトラバース運動で内面研削を
行なう場合、移動台25を数値制御駆動手段30
で送つて研削砥石12をワークW内に挿入し、切
込テーブル3を切込用サーボモータ57で送つ
て、ワークWの内面を研削砥石12に当接する。
そして、主軸モータ58でワークWを回転させな
がら、オシレート装置40にて連接棒14を介し
てホイールヘツド10を往復動させることによ
り、研削砥石12にトラバース運動を与えること
になる。この場合、ホイールヘツド10のみが往
復動し、移動台25は定位置に停止しているか
ら、比較的小さな動力で高速オシレートを行な
い、かつナツト26とボールネジ31の間での摩
耗を抑えることができる。
トラバース運動の停止にあたつては、減速指令
用近接スイツチ53の検出信号を受けてオシレー
ト用駆動モータ37に減速指令を与え、次に割出
し確認用近接スイツチ54の検出信号を受けてオ
シレート用駆動モータ37に停止指令を与え、割
出し板43の停止後、プランジヤ52aを突出せ
しめて割出し用ノツチ51に対する係合により、
研削砥石12を基準位置に停止せしめることにな
る。この基準位置での停止は先の割出し確認用ス
イツチ54で確認され、これにより、数値制御駆
動手段30の作動により研削砥石12の位置決め
を行ないながら、フランジ研削を行なうことがで
きる。
このため、オシレートの停止位置つまり砥石の
停止位置がばらつかなくなり、砥石に対するドレ
ツシングを正確に行なうことができる。
尚、上記実施例ではベツド2側にNCのサーボ
モータ33を設けたが、これに代えてNCのサー
ボモータ33を移動台25側に設けてもよい。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案に係る数値制御内
面研削盤によると、移動台上に該移動台に対して
主軸の軸線方向へ移動自在であるホイールヘツド
を設けると共に、移動台上にホイールヘツドを主
軸の軸線方向へ往復駆動させる偏心カムオシレー
ト装置を設けたため、偏心カムオシレート装置に
よりホイールヘツドを直接に往復駆動することが
でき、移動台をオシレート運動させる必要がなく
なり、オシレーシヨンマスが小さくなるので、オ
シレート運動をさせるための駆動出力を低減させ
ることができると共に移動台を駆動する駆動手段
手段の駆動系の局部摩耗を低減させることがで
き、オシレート速度に対する制約を減少させるこ
とができる。
また、偏心カムオシレート装置の偏心カムを所
定位置で停止させる偏心カム定位置停止装置を設
けたため、ホイールヘツドに保持される砥石が定
位置で停止するので、砥石に対するドレツシング
作業を正確に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
数値制御内面研削盤の正面図、第2図は平面図、
第3図は第1図の−線の断面図、第4図は偏
心カムオシレート装置と偏心カム定位置停止装置
の要部断面図、第5図は偏心カム定位置停止装置
の断面図である。 1……数値制御内面研削盤、2……ベツド、4
……主軸、10……ホイールヘツド、12……研
削砥石、25……移動台、30……数値制御駆動
手段、40……偏心カムオシレート装置、43…
…割出し板、45……内側カム、46……外側カ
ム、50……偏心カム定位置停止装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主軸に保持されて回転駆動される被加工物の内
    面をホイールヘツドに保持されて回転駆動される
    砥石のオシレート運動によつて研削する数値制御
    内面研削盤であつて、該数値制御内面研削盤のベ
    ツド上に上記主軸の軸線方向へ移動自在に設けら
    れ数値制御駆動手段により上記主軸の軸線方向へ
    往復動される移動台と、該移動台上に該移動台に
    対して上記主軸の軸線方向へ移動自在に設けられ
    たホイールヘツドと、上記移動台上に設けられ上
    記ホイールヘツドを上記主軸の軸線方向へ往復駆
    動させる偏心カムオシレート装置と、該偏心カム
    オシレート装置の偏心カムを所定位置で停止させ
    る偏心カム定位置停止装置とを備えていることを
    特徴とする数値制御内面研削盤。
JP1986124792U 1986-08-13 1986-08-13 Expired JPH0426199Y2 (ja)

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JP1986124792U JPH0426199Y2 (ja) 1986-08-13 1986-08-13

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JP1986124792U JPH0426199Y2 (ja) 1986-08-13 1986-08-13

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JPS6332754U JPS6332754U (ja) 1988-03-02
JPH0426199Y2 true JPH0426199Y2 (ja) 1992-06-24

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