JP2002119224A - 温度変動調理方法と冷凍冷蔵庫 - Google Patents
温度変動調理方法と冷凍冷蔵庫Info
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Abstract
して使用する従来技術として凍結により原形質分離を起
させ、漬け物の漬け込み時間の短縮化を図るものがあっ
たが、乾燥豆などの乾物や煮込み調理など長時間かけて
煮る料理には有効ではなかった。 【解決手段】 乾燥豆などの浸漬を一定の適温適時間で
行い、長時間の浸漬時間を短縮させ、温度変動を繰り返
し行なうことによる染込み性と軟化を起こさせ、豆など
の浸漬液素材42の煮る時間を大幅に短縮すると共に美
味しくすることを目的とする。
Description
染み込み促進による美味しさを向上する調理方法と、そ
の調理機能及び切り替え機能を搭載した冷凍冷蔵庫に関
するものである。
がもとめられ、さらに、調理にも簡便性とスピードが求
められる時代であり、非常に手間や時間がかかる料理は
敬遠され減る傾向にある。その中で、特に嫌われるのは
煮込み料理であり、長時間煮こむ事により食材の柔らか
さを出し、染み込みを良くする必要があるが、長時間の
煮込みは火を使用する精神的疲れを生み出すばかりか、
台所の温度や湿度を上昇させ不快指数を高める。また、
豆の煮込みたけのこの灰汁抜きには臭気を生成せしめ台
所の環境を悪化させる。
蔵室、冷凍室、野菜室、新温度帯(パーシャル、氷温、
チルド)室、独立アイスルームなどの貯蔵室があり、多
様な食品をそれぞれに最適な貯蔵室で保存が可能とな
り、より新鮮に、安全に、衛生的に、長期的に効率良
く、食品が保存できるようになった。
したものの、現時点での冷凍冷蔵庫は、食品を最適に保
存するのがその主な使用目的であることに変わりはな
い。そこで、冷凍冷蔵庫の新しい機能として調理の場面
でより活躍させる方法が検討されている。
操作に分けられる。一つは非加熱操作であり、洗浄、浸
漬、切断、粉砕、磨砕、攪拌、混合、圧搾、ろ過、冷
却、凍結、解凍、凝固の操作である。もう一つは加熱操
作であり、焼く、炒める、揚げる等の乾式加熱と、蒸
す、茹でる、煮るの湿式加熱がある。非加熱操作の大部
分は加熱操作の前処理として行うことが多く、その後に
行なう加熱操作や仕上がりに大きく影響する重要な操作
である。冷凍冷蔵庫は非加熱操作の中の冷却、凍結、解
凍、凝固の役割を持ち、今はこれらの操作を独立して行
っているが、これらの操作を組み合わせて自動で行うこ
とで、調理や調理の前処理の手間を省くことができる。
の技術としては、特開平4−73583号公報に記載さ
れたものがある。
冷蔵庫を説明する。
る。
を、区画壁によって区画されて構成される冷凍冷蔵庫で
ある。4は低温調理室であり、外周に断熱材5を有し、
前面開口部に開閉自在の扉6を備えている。11は冷却
手段であり、圧縮機7で冷媒を加圧し、凝縮機8で液化
した冷媒を膨張弁9で一気に気化することにより冷却さ
れる冷却器10から成り、送風手段12により、冷却手
段11で冷却された冷気を強制通風させ、送風路13を
介して低温調理室4へ冷気を送るようにしている。14
はダンパーサーモ等の温度制御手段で、送風路13に設
けられ、低温調理室4を適温に維持するようにしてい
る。
タ15と下部ヒータ16とからなる加熱手段17が設置
されている。19はコントロールパネルであり、低温調
理室4内の食材18に応じて、低温調理室4内の温度と
時間とを設定するキーが設けられており、これらのキー
を操作して温度条件を設定することにより、各材料等に
応じた適切な温度管理が行なわれる。
に入れ、コントロールパネル19を操作して、食材18
に応じた設定をすることにより、冷却手段11で冷却さ
れた冷気が送風手段12で前記低温調理室4内へ循環
し、設定に応じて一定時間食材18を凍結し、原形質分
離を起させた後、調味材料が浸透できる状態を形成す
る。
温させ、浸漬された調味材料の浸透を促進する。従っ
て、食塩を加えなくても凍結によって調味材料が浸透で
きるよう原形質分離を起し、漬け物の減塩化が図れると
同時に、調理材料の浸透し易い環境を形成することによ
り、漬け込み時間の短縮が図れる。
来の構成ではヒータ等の加熱手段が絶対的な必須条件と
なり、浸漬された調味材料の充分な浸透のためには長時
間の加熱時間を必要とする。近年、家庭用冷凍冷蔵庫に
おいては省エネ性が重要な訴求ポイントであり、加熱手
段を搭載することは、冷蔵庫に大きな負可がかかるとい
う欠点があった。
に限定されるもので、元々水分を含んだ食材などには原
形質分離を起させ漬け込み時間を短縮するという効果が
あるが、原形質分離はすべての食材には有効ではなく、
乾燥豆や米などの水分含量の低い乾物の煮る時間を短縮
することはできなかった。
がいもや人参などの煮込み調理素材は、冷凍障害を起こ
し、食感が悪くなるなどの欠点があった。
み込みを期待できず、美味しさを充分に引き出すことは
できなかった。
で、漬物だけでなく日常の食生活に頻繁に登場する料理
をより省時間でより省手間で簡便に、かつ美味しくでき
るように、調理または調理の補助をする温度変動調理方
法とその機能を搭載した冷凍冷蔵庫を提供することを目
的としている。
の発明は、食材または被調理素材を50℃以下の温度域
で温度変動させることにより、前記食材または被調理素
材の中心部と外壁部との温度差による浸透圧差を生じさ
せ、食材または被調理素材に、水やダシ等の調味液が染
み込み易くするもので、食材または被調理素材が、調味
液に浸漬された場合、調味液が食材または被調理素材の
内部に染み込み易いものである。
理素材を50℃以下である第1温度帯で保存するなじみ
工程と、前記食材または被調理素材を第1温度帯より低
温の第2温度帯で保存する染み込み工程とからなり、な
じみ工程と染み込み工程とを1回以上繰り返すもので、
第1温度帯で安定した食材または被調理素材をより低温
の第2温度帯で保存することにより、食材または被調理
素材の外壁が冷やされるため、浸透圧が中心部より外壁
部のほうが高くなり、染み込みが円滑に行われ、さら
に、その繰り返しにより確実に行われるものである。
の発明において、なじみ工程の第1温度帯温度と、染み
込み工程の第2温度帯温度との温度差を5K以上とした
もので、5K以上の温度差の温度変動により表面温度と
中心温度との温度差を確実に設け、温度勾配力により調
味料の染み込み作用を高め、短時間にて美味しい下ごし
らえが可能となる。
項3のいずれか1項に記載の発明において、食材または
被調理素材が冷蔵保存されていることで、食材または被
調理素材の初期温度が安定しており、温度変動調理が確
実に行われると共に、食したい時間に合わせて温度変動
調理をスタートさせることができるものである。
項4のいずれか1項に記載の発明において、食材を前処
理工程にて前処理し被調理素材とすることで、温度変動
調理の効果をより高めるものである。
項5のいずれか1項に記載の発明において、なじみ工程
の第1温度帯温度を10℃以上とし、染み込み工程の第
2温度帯温度を0℃以上としたことで、食材が凍結しな
い温度帯で温度変動することができ、食材の原形質破壊
もなく、染み込みだけを充分にする事で食材の美味しさ
を向上させるものである。
項5のいずれか1項に記載の発明において、なじみ工程
の第1温度帯温度を0℃以上とし、染み込み工程の第2
温度帯温度を−5℃以上としたもので、第2温度帯温度
を食材の凍結温度帯付近で抑制し、食材の凍結開始を待
たずして第1温度帯に温度を上昇させることで、食材内
部において過冷却状態を創り出す。そして、この過冷却
状態で食材を保存することで、染み込み度を高めるだけ
でなく、食材成分の旨み成分を増加させる作用を有す
る。
項5のいずれか1項に記載の発明において、なじみ工程
の第1温度帯温度を0℃以下とし、染み込み工程の第2
温度帯温度を−10℃以上としたもので、凍結率の低い
微凍結状態を作り出すことにより、原形質の分離、すな
わち細胞の破壊を食材に応じた食感を低下させること無
く、微凍結させることで軟らかさと染み込み性を高める
ものである。
項5のいずれか1項に記載の発明において、なじみ工程
の第1温度帯温度を0℃以下とし、染み込み工程の第2
温度帯温度を−15℃以下としたもので、食材の凍結率
を高め、凍結状態で温度変動をかけることにより、細胞
破壊をおこさせ加熱調理を短縮する効果と、ジャガイモ
やカボチャなどのいも類においては、マッシュポテトや
ポタージュの調理に必要な破砕性を向上させ、粘りの少
ない好ましいテクスチャーに加工することが可能とな
る。さらに、第1温度帯を0℃以下としておくことで食
材の酵素反応や微生物による劣化を防止し、調味液の染
み込みを良くする効果を有するものである。
請求項9に記載の発明において、なじみ工程の第1温度
帯温度から染み込み工程の第2温度帯温度に温度変動さ
せる時、−1℃から−5℃までの最大氷結晶温度帯を5
分間で1K以下の冷却スピードで低下させることで、氷
結晶を大きくし細胞の破壊を確立に行うものである。
求項10のいずれか1項に記載の発明において、なじみ
工程での食材や被調理素材の保存時間を1時間以上と
し、染み込み工程の保存時間を1時間以上とするもの
で、1時間以上のなじみ工程を経過することで、食品ま
たは被調理素材を第1温度帯温度に安定化すると共に、
染み込み工程を1時間以上経過させることで、中心まで
の温度を第2温度帯温度に近い温度にまで変動させるこ
とができ、確実に染み込みを行うものである。
求項11のいずれか1項に記載の発明において、温度変
動調理を終えた後の保存温度を−3℃以上で3℃以下の
保存温度帯としたもので、解凍させる手間が必要で無
く、長期保存も可能である。
の発明において、前処理工程が20℃以上50℃以下の
温度帯にて食材を保存する処理としたもので、調味液に
浸漬させ膨潤させる効果をより高め、あと工程での温度
変動調理の効果をさらに高めることができる。
請求項13に記載の発明において、食材を水、調味液ま
たは調味料に接触させる前処理工程を有するもので、水
や調味液に浸漬させておくことで、より温度変動による
染み込み度を高めることができる。
求項14のいずれか1項に記載の発明において、食材ま
たは被調理素材を米、玄米、豆等の穀類としたもので、
染み込みが比較的悪い穀類は、温度変動による染み込み
度を高める効果が非常に高くなる。
求項14のいずれか1項に記載の発明において、食材ま
たは被調理素材を漬け込み料理用の大根、人参、じゃが
芋、トマト、キュウリ、茄子、ピ−マン、白菜、キャベ
ツ等の野菜またはカット野菜としたもので、温度変動を
与えることにより染み込みがよくなるだけで無く凍結に
よりしんなりとなり従来の食感で無い新しい食感を楽し
むことができる。
求項14のいずれか1項に記載の発明において、食材ま
たは被調理素材を漬け込み料理用の肉や魚としたもの
で、温度変動により漬け込み料理としての染み込み度が
十二分に発揮され、美味しい着けこみ料理を得ることが
できる。
求項14のいずれか1項に記載の発明において、食材ま
たは被調理食材をジュースや搾汁やドレッシング用の果
物や玉葱及び土生姜等の嗜好物としたもので、嗜好物と
調味液とが温度変動によりなじみが良くなり、非常に美
味しいドレッシング等ができあがる。
求項18のいずれか1項に記載の発明において、食材ま
たは被調理素材に、高周波またはマイクロ波を染み込み
工程前に照射することで、高周波やマイクロ波の食材内
部への浸透力を利用し、食材または被調理食材の内部を
加熱することで、酵素反応を抑制させるだけでなく、温
度変動では比較的食材及び被調理素材表面の細胞破壊が
進むのに対して、事前に中心部の処理を行い、食材全体
の均一な軟化が促進させるものである。
求項19のいずれか1項に記載の発明において、食材ま
たは被調理食材をあらかじめ3cm以下の厚みに切断し
たもので、断熱層となる食材自身の影響を少なくし、中
心部の温度変動による染み込みを効率よくできるように
したものである。
求項20のいずれか1項に記載の発明において、食材ま
たは被調理素材の食品温度を直接または間接的に検知
し、第1温度帯と第2温度帯とを保存時間を制御するも
ので、温度変動調理室内の温度を時間で制御するより
も、食品の温度変動を確実に捉えることができ、温度変
動の効果を発揮させ、軟化及び染み込み度を高め、おい
しく調理することができるものである。
求項21のいずれか1項に記載の発明において、なじみ
工程と染み込み工程との繰り返しを10回以下としたも
ので、温度変動の繰り返しが行われることにより、食材
の細胞破壊と染み込みが高まるが、10回以上では染み
込みは飽和状態となり、10回以下とすることでエネル
ギーの損失を防止するものである。
材が収納できる調理室と、この調理室の冷却手段と加熱
手段と、前記冷却手段と前記加熱手段とを制御して前記
調理室内を所定温度に維持させる温度制御手段と、前記
温度制御手段の設定温度と時間と繰り返し回数の条件が
少なくとも2通り以上設定できるコントロールパネル
と、各条件毎の調理スタートボタンとを有し、前記温度
制御手段が、前記調理スタートボタンからの操作信号を
入力し、前記コントロールパネルの入力設定条件に従っ
て、前記冷却手段と前記加熱手段とを運転し、前記調理
室内温度を保存温度帯、この保存温度帯とは異なる温度
帯の第1温度帯及びこの第1温度帯より低い温度の第2
温度帯の中から切り替えて設定するもので、事前に温度
制御手段に調理に適した条件を入力することで、一台の
冷凍冷蔵庫のスタートボタンの選定により容易に必要な
多種の調理方法を開始でき、調理可能なメニューが大幅
に増加するものである。
材が収納できる調理室と、この調理室の冷却手段と加熱
手段と、前記冷却手段と前記加熱手段とを制御して前記
調理室内を所定温度に維持させる温度制御手段と、前記
食材や被調理素材の温度を検知する食品温度検知手段
と、前記温度制御手段の温度条件と前記食品温度検知手
段の温度条件と繰り返し回数とを設定できるコントロー
ルパネルと、調理スタートボタンとを有し、前記温度制
御手段が、前記調理スタートボタンからの操作信号を入
力し、前記コントロールパネルからの入力設定条件に従
って、前記冷却手段と前記加熱手段とを運転し、かつ前
記食品温度検知手段が検知した前記食材や被調理素材の
温度が前記入力設定条件に到達時に、前記調理室内温度
を保存温度帯、この保存温度帯とは異なる温度帯の第1
温度帯及びこの第1温度帯より低い温度の第2温度帯か
ら切り替え、前記入力設定条件の繰り返し回数だけ繰り
返すもので、食品温度検知手段で処理中の食材や被調理
素材の温度を検知することにより確実に温度変動調理を
実行することができると共に、食品温度に応じて調理時
間の短縮も可能である。
とその機能付き冷凍冷蔵庫の実施の形態について、図1
から図14を参照しながら説明する。なお、従来と同一
構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略す
る。
態1を示す温度変動調理機能付き冷凍冷蔵庫の縦断面図
である。
及びこれら両箱22,23間に充填された断熱材24内
に区画形成されて構成される冷凍室26と冷蔵室25と
を備える冷凍冷蔵庫である。27は冷蔵室25内の一面
に備えた温度を変動させることができる温度変動調理室
である。28は冷凍冷蔵庫本体1の底部に設けた冷凍サ
イクルの圧縮機、29は前記冷凍室26内の背面に設け
た冷却器からなる冷却手段である。
蔵室25、冷凍室26、温度変動調理室27内に強制通
風させるための送風機、31はダンパーサーモであり、
温度変動調理室27の入口に設けられ、電気的入力で冷
気流入量を調節するダンパ装置として機能する。このダ
ンパーサーモ31は、モータ32の駆動力によってダン
パ33を開閉するように構成されている。
理室27に導く吐出ダクト、35は温度変動調理室27
内の冷却した冷気を冷却手段29に戻すための吸込みダ
クトである。
蔵庫の温度変動調理室27の内部構造を示す縦断面図で
あり、図3は温度変動調理室27の斜視図である。
外箱、37はステンレス鋼鈑など金属製の内箱であり、
曲面状の反射板38とこの反射板38の下方に相対して
配置した底面板39と両板38、39に3辺で接続した
略コの字状の側板40より構成されている。
て、豆などの食材42や被調理素材を調理するための容
器である。43は内箱37の前面開口部に開閉自在に設
けた扉で、空気層を形成して断熱性を高めた合成樹脂製
の二重構造となり、内部はマイクロ波を反射するための
パンチメタルで構成するものである。
38に対向して所定の間隔をおいて設けた石英ガラス管
製の放射ヒータ45を用いものであり、それ自体約5μ
m以上の遠赤外線をよく放射するが、例えば表面に珪素
などを主成分とするセラミック塗料を焼き付け塗装しさ
らに遠赤外線の放射効率を高めてもよい。
熱伝導的に密着された綿状の加熱ヒータであり、48は
一定の間隔をおいて放射ヒータ45を覆うように取り付
けた火傷防止用防衛網である。46は外箱36と内箱3
7の、間に挿入された断熱材であり、上部に吐出ダクト
34及びダンパサーモ31と連通する吐出風路49、後
部に吸入ダクト35と連通する吸入風路50を形成して
いる。
するように内箱37の反射板38に多数形成した吐出
口、52は低温調理室27内と吸込風路50を連通する
ように内箱37の側板40に形成した吸込口である。
面板39の裏面中央部付近に熱伝導的に密着されたサー
ミスタなどの第1の温度センサー53により、容器41
の底から食材42の温度を間接的に検知する。この食品
温度検知手段54は、温度変動の節目を明確にするもの
である。第2の温度センサー55は、調理室27内の室
内温度を検知し、温度変動調理時の調理室27内の設定
された温度維持と、終了後は食材42の保存に適した−
3℃から3℃の低温度帯に維持させるように構成されて
いる。
8とアンテナ59により、調理室27内に2.45GH
zのマイクロ波を照射する電子レンジ手段であり、扉4
1の開放時には電子レンジの駆動条件であろうともスイ
ッチ60が作動し、安全面から照射を停止できるように
なっている。
動調理機能付き冷凍冷蔵庫の温度変動調理室27のコン
トロールパネルである。
外殻の一部に設けたコントロールパネルであり、62は
使用者の好みに合わせ食材42の調理を選択する食材設
定キーであり、豆類・玄米キー63、サラダキー64、
肉・魚キー65、搾汁キー66、その他煮込み素材キー
等がある。また、食材設定キー62の隣には、好みの調
理方法を選択するための凍結温度変動調理キー67、微
凍結温度変動調理キー68、過冷却温度変動調理キー6
9、非凍結温度変動調理キー70、及び電子レンジキー
71といった調理方法設定キー72が設けられている。
種調理を開始或いは中止させる調理スタートボタン7
3、調理時間をセットするタイマー74、調理室27内
の調理完了を知らせる取り出しランプ75、及び、調理
中であることを知らせる調理ランプ76と、調理終了後
の保存温度帯であることを知らせる保存ランプ77、そ
して繰り返し回数を設定し設定した回数を表示する繰り
返し回数設定表示手段88を備えている。
手段を示すブロック図である。
タ等よりなる温度制御手段であり、温度制御手段80の
入力端子には圧縮機28、送風機30の運転を制御する
ために調理室27内の温度を検知する第1の温度センサ
ー53を備えた食品温度検知手段54、第2の温度セン
サー55で構成した室内温度検知手段81、調理スター
トボタン73が接続され、出力端子には電磁リレーなど
による圧縮機28の駆動手段82、送風機30の駆動手
段83、ダンパーサーモ31の駆動手段84、及び、加
熱手段44としての放射ヒータ45の駆動手段85と、
加熱ヒータ47の駆動手段86、前処理の為マイクロ波
を照射させる電子レンジ56を駆動するための駆動手段
87が接続されている。
調理室27の温度を高める必要がある場合には加熱手段
44である上面の放射ヒータ45及び底面の加熱ヒータ
47が加熱を開始しはじめ、温度変動調理室27を冷や
す必要がある場合には、ダンパーサーモ31が開放して
送風機30が連続運転するように働く。
フローチャートをもとに、温度変動調理機能付き冷凍冷
蔵庫21の動作を説明する。
変動調理室27内温度設定値とタイミングチャートを示
す特性図であり、図7は温度変動調理室制御のフローチ
ャートである。
れについて大豆を例にとり、凍結温度変動調理方法につ
いて前処理工程から順次説明する。
とを容器41に入れ底面板39のほぼ中央に設置する。
そのまま放置しておくと温度変動調理室27は保存温度
帯の0℃に冷却されているので、その温度の近くまで大
豆である食材42は冷却される。
62の豆類・玄米キー63を選定し、STEP3におい
て、調理方法選定キー72の内から凍結温度変動調理キ
ー67を選定し、STEP4で調理スタートボタン73
をONすることにより、調理作用が事前に設定された、
図6で示すタイミングチャートに沿って、温度変動が開
始される。
ずSTEP5で前処理工程での昇温を開始する。加熱手
段44である放射ヒータ45及び加熱ヒータ47が連続
通電され、容器41内の食材42である豆が調味液に浸
漬させた浸漬調理素材として昇温する。
た第2の温度センサ53からの感知信号が、温度制御手
段80に印加されると、STEP6において温度制御手
段80は信号データと設定データ30℃とを比較する。
この時、低温調理室27内の温度が設定温度30℃を超
過した場合には、加熱手段44としての放射ヒータ45
及び加熱ヒータ47をOFFさせるとともに、ダンパー
サーモ31を強制開放し、送風機30を強制運転させ温
度変動調理室27内に冷気を導入させて、低温調理室2
7内の温度を低下させる。
された場合に、再び加熱手段44としての放射ヒータ4
5及び加熱ヒータ47をONさせる。従って、STEP
7ではこれらの工程を反復させることによって低温調理
室27内の温度が常に前処理工程として設定された30
℃の適正温度範囲内に制御される。
6時間を経過したかどうか判断し経過していなければS
TEP8で待機する。STEP8で6時間が経過したと
判断されると前処理工程が終了し食材42は被調理素材
となり、自動的に次工程の染み込み処理工程、なじみ処
理工程のサイクリングが行われる。
間、大豆の浸漬を行うことで浸漬の過不足を防止し、そ
の後の温度変動調理における染み込み性が高まると共
に、煮る操作がし易くなる。その温度としては20℃以
上で50℃以下が適性であり、20℃以下、例えば10
℃から15℃の低温域で浸漬を行うと、必要な浸漬時間
が20時間以上の長時間になり、50℃以上の高温で浸
漬すると大豆が煮崩れ易くなる。
で、加熱手段44の放射ヒータ45及び加熱ヒータ47
をOFFさせるとともに、ダンパサーモ31を強制開放
し送風機30を強制運転させ、温度変動調理室27内に
冷気を導入させて、温度変動調理室27内の温度を低下
させる。この時、温度変動調理室27内の温度を低温度
帯(第2温度帯)温度−15℃に設定することで、自動
的に−1℃から−5℃の最大氷結晶生成帯を通過する時
間が30分以上となり、すなわち、5分間で1K以下の
冷却スピードとなる。
5分以内であると、細胞損傷が少ないといわれており、
30分以上かけて緩慢凍結させることで細胞損傷を拡大
させる。細胞損傷が大きくなることで、大豆浸漬後の煮
る時間が大幅に削減される。
温度である−15℃以下に冷却された場合に、再び放射
ヒータ45及び加熱ヒータ47がONされる。従って、
STEP11ではこれらの冷却手段29と加熱手段44
のONとOFFの反復によって温度変動調理室27内の
温度が常に染み込み処理工程として適正な−15℃の温
度近傍に制御される。
たかどうか判断し経過していなければSTEP11で待
機する。STEP12で2時間が経過したと判断される
と染み込み処理工程が終了し、自動的に次工程のなじみ
処理工程が行われる。
手段44の放射ヒータ45及び加熱ヒータ47を駆動手
段84,85により駆動させ、温度変動調理室27を昇
温させる。
1下部に設けられた第2の温度センサー55からの感知
信号が温度制御手段80に印加されると、温度制御手段
80は信号データと高温度帯(第1温度帯)温度である
設定データ0℃とを比較し、0℃を超過した場合には、
加熱手段44としての放射ヒータ45及び加熱ヒータ4
7をOFFさせるとともに、ダンパーサーモ31を強制
開放し、送風機30を強制運転させ低温調理室27内に
冷気を導入させて、低温調理室27内の温度を低下させ
る。
された場合には、再び加熱手段44としての放射ヒータ
45及び加熱ヒータ47をONさせる。従って、STE
P15ではこれらの工程を反復させることによって温度
変動調理室27内の温度が常になじみ処理工程の適正な
0℃の温度近傍で制御される。STEP15において0
℃が維持され、STEP16にて2時間経過を判断する
と、再度、染み込み工程に移行する。
凍結させた凍結素材を融解しない温度帯(第1温度帯)
にて温度上昇させることにより、細胞破壊がさらに進む
ことは無く、被調理素材内部への水や調味液の染み込み
を促進させる。
TEP10、STEP11、STEP12、となじみ処
理工程のSTEP13、STEP14、STEP15と
を繰り返し行うことにより染み込み性がさらに高めら
れ、軟化も進むので、温度変動調理後の煮る時間を削減
する効果が大きくなる。
TEP9、STEP10、STEP11、STEP1
2、となじみ処理工程のSTEP13、STEP14、
STEP15とを3サイクル行ったかどうか、及び、染
み込み処理工程となじみ処理工程を行う各時間が2時間
を経過したかどうか判断し、経過していなければSTE
P16で待機する。そして、STEP16で3サイクル
を経過したと判断されると調理が終了し、終了音ととも
に取り出しランプ75が点滅する。
においては保存温度を0℃に設定しており、温度変動調
理室27は低温に保持されるため、浸漬した大豆の長期
保存が可能であり、解凍の手間も必要でなく、使用者の
使いたい時に、使いたい量だけ煮て、いろいろな料理を
つくることができる。
の設定温度を−15℃、設定時間を2時間としたが、最
大氷結晶生成温度帯の中心温度である−3℃に一時的に
放置し、その後−15℃に冷却することで、最大氷結晶
生成温度帯での保持時間を長くし、より細胞破壊を促進
させることも可能であり、−15℃以下でも細胞破壊を
効率良く行うことができ−15℃を限定するものではな
い。また、染込み工程、及び、なじみ工程の時間は1時
間以上であれば食材や被調理素材内部にまで温度変動が
伝達されるので、1時間以上であれば効果があり、2時
間に限定するものではない。
なじみ工程のサイクル数を3サイクルとしたが、3サイ
クルに限られるわけではなく、繰り返し回数設定表示手
段88を操作駆動させ、温度制御手段80へ信号を出力
することにより、繰り返し回数を任意に設定できる。例
えば、繰り返し回数を1サイクル、すなわち、染み込み
工程1回となじみ工程を1回だけでも効果は見られる。
ただし、10サイクル以上のサイクルを試みても、軟化
の度合いと、染込み性とは飽和状態となるので、10サ
イクル以上繰り返しても大きな効果は見られず、省エネ
ルギーの観点から10サイクル以下に抑えるのが良い。
たが、なじみ処理工程で凍結した浸漬素材液が融解する
と、次の染み込み処理工程において再度凍結作用が繰り
返され、原形質破壊が進み、外形が崩れ出すため、融解
が完了しない0℃以下が適しているもので、0℃に限定
するものではない。
と加熱ヒータ47を使用したが、加熱手段44はヒータ
でなくとも、冷蔵庫26の約5℃の冷気を導入して加熱
することも可能であり。融解処理時間に余裕があれば自
然融解を利用しても差し支えが無い。ヒータを利用する
ことは単に時間的効率を向上させるものである。
に浸漬する前処理工程を行う被調理素材として大豆を用
いたが、乾燥している米や玄米や小豆等の豆類等の穀類
も同じ効果が出るものである。
存温度を0℃としたが、−3℃から3℃の範囲であれ
ば、保存性も良く、凍結していないのでその後の調理性
に悪影響を及ぼさず直接食しても良い温度帯である。
食材42や被調理素材に温度変動を加えると、染み込み
処理工程で調理液が外側より凍結するため、食材や被調
理食材と接する界面の調理液は濃縮された状態となり、
さらに外部からの凍結による圧力により食材や被調理食
材である大豆内部に調理液を容易に染み込みやすくする
ものである。
ボタン73をONと同時に、凍結温度変動調理が開始す
る方法を示したが、タイマー74でできあがり日時を設
定することで、調理時間を逆算し、調理開始時刻をでき
あがり日時に会わせて自動的にスタートすることも可能
である。通常、細胞破壊した食材は保存性が短くなる
が、この機能を利用することにより、調理開始時間を遅
らすことで細胞が破壊されない状態での冷蔵保存が優先
することになり、調理完了時にすぐに食することができ
保存面で安心できる温度変動調理方法となる。
度変動を繰り返すと食材の内部と外表面との温度差によ
り、なじみ作用として調理液の濃度均等化と温度差によ
る染み込み作用が繰り返される為、品質が安定した凍結
状態のまま染み込みが進み、非常に美味しさが向上す
る。実際、煮豆を作る煮込み時間は従来6時間必要であ
ったものが3時間と半減し、時間短縮だけで無く省エネ
ルギーとしての効果も見逃せないものである。
態2における温度変動調理室内の温度設定値とタイミン
グチャートとを示す特性図、図9は同じく温度変動調理
室の制御のフローチャートである。
方法における前処理工程と染込み工程となじみ工程を、
煮込み大根料理を代表として前処理工程から順次説明す
る。尚、温度変動調理機能付き冷凍冷蔵庫1の構成、及
び、温度変動調理室の構成、コントロールパネルの概
要、制御手段を示すブロック図に付いては、実施の形態
1と同一構成であり、同一符号を付して詳細な説明を省
略する。
にして皮をむいた大根5個をラップに包み、容器41内
に入れ、温度変動調理庫27の底面板39のほぼ中央に
設置する。
61で煮込み素材を選択する。
ー72で微凍結温度変動調理と電子レンジを選択し、S
TEP4で調理スタートボタン73をONする。これに
よって電子レンジの前処理を含む、煮込み素材処理が開
始される。
電子レンジ手段56がまず稼動し、600Wで2.45
GHzのマイクロ波が、設定値である1分間、低温調理
室27に照射される。マイクロ波の照射により温度変動
調理室27内の大根の被調理素材42が中心部から加熱
される。
加熱手段44の放射ヒータ45及び加熱ヒータ47をO
FFしたままダンパサーモ31を強制開放し、送風機3
0を強制運転させ低温調理室27内に冷気を導入させ
て、低温調理室27内の温度を低下させる。この時、温
度変動調理室27内の温度を低温度帯(第2温度帯)温
度である−7℃に設定することで、自動的に0℃から−
5℃の最大氷結晶生成帯を通過する時間が30分以上と
なる。一般に、最大氷結晶生成帯の通過時間が15分以
内であると、細胞損傷が少ないといわれており、30分
以上かけて緩慢凍結させることで細胞損傷を拡大させ
る。細胞損傷が大きくなることで、大根の処理後の染み
込み度に大きく違いがある。
度以下に冷却された場合に、放射ヒータ42及び加熱ヒ
ータ44をONされる。その後、STEP7で室内の温
度が設定温度である−7℃以下に冷却された場合に、再
び加熱手段44である放射ヒータ45及び加熱ヒータ4
7をONされる。従って、これらの工程によって室内の
温度が常に適正温度範囲内に制御される。
かどうか判断し、経過していなければSTEP8で待機
する。STEP9で2時間を経過したと判断されると保
温が終了し、自動的になじみ処理工程が行われる。
加熱手段44の放射ヒータ45及び加熱ヒータ47を駆
動手段84,85により駆動させ、温度変動調理室27
を昇温させる。
に設けられた第2の温度センサー55からの感知信号
が、温度制御手段80に印加されると温度制御手段80
は信号データを高温度帯(第1温度帯)温度である設定
データ0℃と比較し、0℃を超過した場合には、加熱手
段44としての放射ヒータ45及び加熱ヒータ47をO
FFさせるとともにダンパーサーモ31を強制開放し送
風機30を強制運転させ低温調理室27内に冷気を導入
させて、温度変動調理室27内の温度を低下させる。そ
の後、室内の温度が設定温度である0℃以下に冷却され
た場合に、再び加熱手段44としての放射ヒータ45及
び加熱ヒータ47をONさせる。
よって温度変動調理室27内の温度が常に適正温度範囲
内に制御される。STEP12において0℃が保持さ
れ、STEP13にて2時間経過を判断する。なじみ処
理工程では、染込み処理工程で微凍結となった微凍結素
材を暖めることになるが、0℃以下であることより、十
分に融解すること無く、微凍結状態が維持され,温度変
動だけが起こり、染込み度が高まることになる。
EP7、STEP8、STEP9、となじみ処理工程の
STEP10、STEP11、STEP12とを繰り返
し行うことにより、温度変動が繰り返され、染込み度が
さらに高くなる。また、軟化も進み、大根の煮る時間を
削減する効果が大きくなる。STEP13では、染込み
処理工程のSTEP6、STEP7、STEP8、ST
EP9、と融解処理工程のSTEP10、STEP1
1、STEP12とを3サイクル行ったかどうか、及び
染込み処理工程となじみ処理工程を行う各時間が2時間
を経過したかどうか判断し、経過していなければSTE
P12で待機する。そして、STEP13で経過したと
判断されると保温が終了し終了音とともに取り出しラン
プ75が点滅する。
ようにプログラムされており、浸漬した大根の長期保存
が可能であり、解凍の手間も必要でなく、使用者の使い
たい時に、使いたい量だけ煮こみ大根調理をつくること
が出来る。
6の処理時間を1分としたが、処理時間が長いと内部加
熱が進み大根が破壊されることになり、短いと軟化の効
果が少なくなる。電子レンジ手段56による処理は、染
込み処理となじみ処理を繰り返すだけでは食材42表面
の軟化が進みやすく、内部にまで軟化の効果を出すには
時間がかなり必要となる。また、電子レンジ手段56だ
けの処理では内部は軟らかくなるが、表皮は乾燥し硬く
なる傾向があり、染込み工程となじみ工程とを繰り返す
ことにより表面を軟化させることができ、相乗効果を発
揮し大根の全体が軟らかく染み込みやすい素材として改
良される。実際凍結融解処理を行った食材は行わない食
材よりも半分の時間で染み込みと軟らかさが同じになっ
た。
m以上では素材自身が断熱層となり内部の処理が充分に
行われない為に、被調理素材の厚みは3cm以下に切断
するのが効果的である。
数を3サイクルとしたが、1回でも効果はあり、さらに
回数を繰り返すことで染み込み度は高められるもので3
サイクルに限定するものではない。
マイクロ波を使用したが960MHzの高周波による加
熱でも内部からの加熱が可能であり染み込みとなじみの
繰り返し処理との相乗効果は発揮できる。
用いたが、人参やじゃが芋、玉葱、等も同様な処理で煮
込み料理に利用可能である。
素材として、漬け込み料理用の大根、人参、トマト、キ
ュウリ、茄子、ピーマン、白菜、キャベツ等の野菜やカ
ット野菜を、ドレッシングや酢と一緒に着け込むこと
で、染込みの良い柔らかな新しい味の漬け込み料理が可
能であり、染み込み処理工程となじみ処理工程により新
感覚のサラダを作る工程について説明する。
結温度変動調理室内の温度変動調理室の制御のフローチ
ャートである。
の構成、及び、温度変動調理室27の構成、コントロー
ルパネルの概要、制御手段を示すブロック図に付いて
は、実施の形態1と同一構成であり、同一符号を付して
詳細な説明を省略する。
ャベツをラップに包み、容器41内に入れ、温度変動調
理庫27の底面板39のほぼ中央に設置する。
61でサラダキー64を選択し、次に、STEP3で調
理方法設定72キーで凍結温度変動68調理方法を選定
する。
をONすることによって調理を開始する。調理制御がス
タートすると、カットサラダの場合の処理としてはま
ず、染み込み処理工程が開始され、STEP5で、加熱
手段44の放射ヒータ45及び加熱ヒータ47をOFF
させるとともにダンパサーモ31を強制開放し送風機3
0を強制運転させ低温調理室27内に冷気を導入させ
て、低温調理室27内の温度を低下させる。
15℃に設定することで、自動的に0℃から−5℃の最
大氷結晶生成帯を通過する時間が30分以上となる。一
般に、最大氷結晶生成帯の通過時間が15分以内である
と、細胞損傷が少ないといわれており、30分以上かけ
て緩慢凍結させることで細胞損傷を拡大させる。細胞損
傷が大きくなることで、人参やキャベツを適度に柔らか
くし、細胞内のエキスがサラダとしての味わいを深め、
新しい感覚のサラダを得ることができる。
4である第1の温度センサー53の温度が設定温度であ
る−10℃以上である場合、STEP7に保持され、温
度変動調理室27は−15℃を保存する。STEP8に
おいて、−10℃以下に冷却された場合に、染み込み工
程は完了し、なじみ工程に移る。
は被調理素材の入った容器41の下に直接接している為
に、食材自身の温度を測定することができ、温度変動調
理室27の第2の温度センサー55に比べると温度変動
が遅延している。
ヒータ45及び加熱ヒータ47がONされ、温度変動調
理室27は第2の温度センサー55の設定温度である5
℃になるまで昇温され保持される。
5℃以上になると、冷却手段29と加熱手段44とのO
NとOFFにより、5℃が維持される。食品温度検知手
段54である第1の温度センサー53が0℃を検知する
と、再び染み込み工程に移行する。
TEP7、STEP8、となじみ処理工程のSTEP
9、STEP10、STEP11とを繰り返し行うこと
によりカット野菜等への染み込み度が高まることが期待
される。
STEP6、STEP7、STEP8、となじみ処理工
程のSTEP9、STEP10、STEP11とを2サ
イクル行われると終了し、終了音とともに取り出しラン
プ75が点滅する。
いるために、カット野菜の長期保存が可能であり、解凍
の手間も必要でなく、食べたいときに自由に食すること
ができる。
手段54として底面板39の裏面中央部付近に熱伝導的
に密着させたサーミスタなどの第1の温度センサー53
により、容器41の底から食材42の温度を間接的に検
知するものとしたが、赤外線感知センサーにより直接的
に食品温度を検知しても良い。
でも効果はあり、さらに回数を繰り返すことで細胞破壊
は促進されるもので2サイクルに限定するものではな
く、繰り返し回数設定表示手段88により、所望の繰り
返し回数に設定し、設定した繰り返し回数を表示でき
る。
度検知手段54により、食材または被調理素材の食品温
度を直接または間接的に測ることで、確実に染み込みと
なじみ工程を確保でき、また、短時間での処理が可能で
あるので効率的である。
ースや搾汁やドレッシング用の果物や玉葱や土生姜等の
嗜好物を実施の形態3と同じ条件での温度変動調理方法
を行うと、果物などは非常に搾汁がし易くなり、玉葱や
土生姜などの嗜好物はドレッシング液となじみが良くな
り味わいの深い美味しいドレッシングが得られる効果が
ある。
形態4における過冷却温度変動調理室内の温度設定値と
タイミングチャートを示す特性図であり、図12は同じ
く温度変動調理室制御のフローチャートである。
結させるとドリップが生じ、旨み成分が抜ける可能性が
ある。そこで、過冷却を利用する温度変動調理法につい
て前処理工程と染込み工程となじみ工程について順次説
明する。
及び、温度変動調理室の構成、コントロールパネルの概
要、制御手段を示すブロック図に付いては、実施の形態
1と同一構成であり、同一符号を付して詳細な説明を省
略する。
だ食材をラップに包み、容器41内に入れ、温度変動調
理庫27の底面板39のほぼ中央に設置する。
61で肉・魚キー65を選択し、STEP3で調理方法
設定キー72の過冷却温度変動調理69を選定する。
3をONする。これによって肉の漬け込み料理が開始さ
れる。
のSTEP6で、加熱手段44の放射ヒータ45及び加
熱ヒータ47をOFFしたままダンパサーモ31を強制
開放し送風機30を強制運転させ低温調理室27内に冷
気を導入させて、温度変動調理室27内の温度を低下さ
せる。この時、温度変動調理室27内の温度を−5℃に
設定することで、非常に緩慢な冷却が行われる為に−5
℃でも凍結することは殆ど無く、温度変動による染込み
が進み、肉の味わいが非常に良くなる。
温度が設定温度である−5℃以下に冷却された場合に、
放射ヒータ42及び加熱ヒータ44をONされる。した
がってこれらの工程を反復させる事によって室内の温度
が常に適正温度範囲内に制御される。そして、STEP
8で、2時間を経過したかどうか判断し経過していなけ
ればSTEP7で待機する。STEP8で経過したと判
断されると保温が終了し、自動的になじみ処理工程が行
われる。
熱手段42の放射ヒータ43及び加熱ヒータ44を駆動
手段76,77により駆動させ、温度変動調理室27を
昇温させる。
設けられた第2の温度センサー55からの感知信号が温
度制御手段80に印加されると温度制御手段80は信号
データを設定データ5℃と比較し、5℃を超過した場合
には、加熱手段42としての放射ヒータ43及び加熱ヒ
ータ44をOFFさせるとともにダンパーサーモ31を
強制開放し送風機30を強制運転させ低温調理室27内
に冷気を導入させて、低温調理室27内の温度を低下さ
せる。その後、室内の温度が設定温度以下に冷却された
場合に、再び加熱手段44としての放射ヒータ45及び
加熱ヒータ47をONさせる。
よって低温調理室27内の温度が常に適正温度範囲内に
制御される。STEP11において5℃が保温され、S
TEP14にて2時間経過を判断する。なじみ処理工程
では、温度上昇による食材42の中心と表面との均一化
が進み染込みをより加速するように働く。
TEP6、STEP7、STEP8、となじみ処理工程
のSTEP9、STEP10、STEP11とを繰り返
し行うことにより染み込み度が良くなり、肉の漬け込み
料理が非常に美味しくなる。STEP13では、染み込
み処理工程のSTEP5、STEP6、STEP7、S
TEP8、と融解処理工程のSTEP9、STEP1
0、STEP11とを3サイクル行ったかどうか、及び
凍結処理工程と融解処理工程を行う各時間が2時間を経
過したかどうか判断し、経過していなければSTEP1
1で待機する。そして、STEP14で経過したと判断
されると保温が終了し終了音とともに取り出しランプ6
5が点滅する。
いるために、漬けこんだ肉の長期保存が可能であり、解
凍の手間も必要でなく、使用者の使いたい時に、使いた
い量だけ切って、いろいろな料理をつくることが出来
る。
を3サイクルとしたが、1回でも効果はあり、さらに回
数を繰り返すことで染込みが促進され漬け込み料理の美
味しさが深まるものであり、3サイクルに限定するもの
ではない。
イミングチャート及びフローチャートをもとに動作を説
明する。
凍結調理方法での非凍結領域での温度変動調理室27内
温度設定値とタイミングチャートを示す特性図であり、
図14は温度変動調理室制御のフローチャートである。
での前処理工程として行った、煮豆料理を作る前の下ご
しらえが主な狙いとなるもので、その流れについて、乾
物の代表である黒豆を例にとり、なじみ工程と染み込み
工程とを順次説明する。
調味液を容器41に入れ底面板39のほぼ中央に設置す
る。そのまま放置しておくと温度変動調理室27は保存
温度帯の0℃に冷却されているので、その温度の近くま
で食材42である黒豆は冷却される。この時、調味液の
黒豆への染み込みは、調味液の温度と食材42の温度と
の差により染み込みが進むが、0℃での保存中は殆ど染
み込まないと言って過言ではない。
ー61の豆類・玄米キー63を選定し、STEP3にお
いて、調理方法選定キー72の内から非凍結温度変動調
理キー70を選定し、STEP4で調理スタートボタン
73をONすることにより黒豆類の非凍結調理作用が開
始される。
と、まずSTEP5でなじみ工程での昇温を開始する。
すなわち、加熱手段44である放射ヒータ45及び加熱
ヒータ47が連続通電され容器41内の食材42である
黒豆が調味液に浸漬されたまま昇温させる。
第2の温度センサー55からの感知信号が、温度制御手
段80に印加されると、温度制御手段80は信号データ
を設定データ30℃と比較し、温度変動調理室27内の
温度が設定温度30℃を超過した場合に、加熱手段44
としての放射ヒータ45及び加熱ヒータ47をOFFさ
せるとともにダンパーサーモ31を強制開放し送風機3
0を強制運転させ温度変動調理室27内に冷気を導入さ
せて、温度変動調理室27内の温度を低下させる。
された場合に、再び加熱手段44としての放射ヒータ4
5及び加熱ヒータ47をONさせる。従って、これらの
工程を反復させることによって温度変動調理室27内の
温度が常になじみ工程の高温度帯(第1温度帯)として
設定された30℃の適正温度範囲内に制御される。
間が2時間を経過したかどうか判断し経過していなけれ
ばSTEP7で待機する。STEP6で2時間が経過し
たと判断されるとなじみ工程が終了し、自動的に次工程
の染み込み工程が行われる。
段44の放射ヒータ45及び加熱ヒータ47をOFFさ
せるとともにダンパサーモ31を強制開放し送風機30
を強制運転させ温度変動調理室27内に冷気を導入させ
て、温度変動調理室27内の温度を低下させる。
低温度帯(第2温度帯)温度は5℃に設定されており、
STEP10で室内の温度が設定温度以下に冷却された
場合に、再び放射ヒータ45及び加熱ヒータ47をON
される。従って、これらの加熱手段44のON、OFF
を反復させることによって室内の温度が常に染み込み工
程として適正な低温度帯の温度近傍に制御される。
たかどうか判断し経過していなければSTEP11で待
機する。STEP10で2時間が経過したと判断される
と染み込み工程が終了し、自動的に、再びなじみ工程を
行う為に、STEP5に戻る。
段44の放射ヒータ45及び加熱ヒータ47を駆動手段
76,77により駆動させ、温度変動調理室27を昇温
させる。
処理工程ののSTEP5、STEP6、STEP7、S
TEP8、と染み込み処理工程のSTEP9、STEP
10、STEP11とを3サイクル行ったかどうか、及
び染み込み処理工程を行う時間が2時間を経過したかど
うか判断し、経過していなければSTEP10で待機す
る。そして、STEP13で3サイクルを経過したと判
断されると調理が終了し、終了音とともに取り出しラン
プ75が点滅する。
において保存温度を0℃に設定しており、浸漬した大豆
の長期保存が可能であり、使用者の使いたい時に、使い
たい量だけ煮て、いろいろな料理をつくることが出来
る。
帯(第1温度帯)として30℃の温度で2時間、黒豆の
浸漬を行うことで浸漬の過不足を防止し、その後の煮る
操作がし易くなる。その適正な温度としては10℃以上
で50℃以下が適性であり、10℃以下で浸漬を行う
と、黒豆とのなじみが十分出せず、必要な浸漬時間が2
0時間以上の長時間になる。
低温度帯(第2温度帯)の設定温度を5℃、設定時間を
2時間としたが、0℃以下では凍結により細胞が破壊す
ることで食材42の味わいが変化するが0℃以上であれ
ば凍結による味わいの変化の心配も無い。
度帯(第1温度帯)を30℃とし、染み込み工程の低温
度帯(第2温度帯)を5℃と温度差を25Kとしたが、
温度差が大きいほど染み込み度はますが最低5Kの温度
差が無いと、染み込み効果が小さいものである。
1回でも効果はあり、さらに回数を繰り返すことで染み
込み度は促進されるもので3サイクルに限定するもので
はない。
と加熱ヒータ44を使用したが、加熱手段42はヒータ
でなくとも、冷蔵庫26の圧縮機28の高圧側の熱を導
入して加熱することも可能であり、ヒータを利用するこ
とは単に構造上の問題である。
調味液に浸漬する食材として黒豆を用いたが、乾燥して
いる米や玄米や小豆等の豆類等の穀類も同じ効果が出る
とともに、大根や人参等の野菜類をドレッシングや酢等
につける場合も非凍結による温度変動調理を行うことで
食材の食感を大きく変化させること無く、染み込み度を
向上させることができる。
存温度を0℃としたが、−3℃から3℃の範囲であれ
ば、保存性も良く、100%凍結していないのでその後
の調理性に悪影響を及ぼさず、野菜などは直接食しても
良い温度帯となり得る。
を作る黒豆では浸漬時間を12時間以上必要としたが、
同じ染み込み度を出すには2サイクルもすれば充分であ
り8時間で完了する。
に記載の発明は、食材または被調理素材を50℃以下の
温度域で温度変動させることにより、食材または被調理
素材の中心部と外壁部との温度差による浸透圧差を生じ
させ、染み込み易くさせるもので、浸漬したダシが内部
に染み込みむ作用が円滑に行われるものである。
理素材を50℃以下である第1温度帯で保存するなじみ
工程と、食材または被調理素材を第1温度帯より低い温
度の第2温度帯で保存する染み込み工程とからなり、な
じみ工程と染み込み工程とを1回以上繰り返すもので、
第1温度帯で安定した食材または被調理素材を第2温度
帯に保存することで外壁が冷やされるため、浸透圧が中
心部より外壁部のほうが高くなる為、染み込みが円滑に
行われ、その繰り返しにより確実に行われるものであ
る。
1温度帯温度と、染み込み工程の第2温度帯温度との温
度差を5K以上としたもので、5K以上の温度差の温度
変動により表面温度と芯温度との温度差を着け温度勾配
力により調味料の染み込みを高め、短時間にて美味しい
下ごしらえが可能となる。
素材が冷蔵保存されていることで、食材または被調理素
材の初期温度が安定しており温度変動調理が確実に行わ
れると共に、食したい時間に会わせて温度変動調理をス
タートさせることができるものである。
にて前処理し被調理素材とすることで、温度変動調理の
効果をより高めるものである。
温度帯温度を10℃以上とし、染み込み工程の第2温度
帯温度を0℃以上としたことで、食材が凍結しない温度
帯で温度変動する事で食材の原形質破壊もなく、染み込
みだけを充分にする事で食材の美味しさを向上させるも
のである。
温度帯温度を0℃以上とし、染み込み工程の第2温度帯
温度を−5℃以上としたもので、第2温度帯温度を食材
の凍結温度帯付近で抑制し、食材の凍結開始を待たずし
て第1温度帯に温度を上昇させる事で食材内部において
過冷却状態を創り出す。この過冷却状態で食材を保存す
る事で染み込み度を高めるだけでなく食材成分の旨み成
分を増加させる効果を出す。
温度帯温度を0℃以下とし、染み込み工程の第2温度帯
温度を−10℃以上としたもので、凍結率の低い微凍結
状態を作り出すことで、細胞の破壊を少なくするもの
で、微凍結させることで凍結しない部分のダシ濃度が高
まるので染み込み作用が促進される。
温度帯温度を0℃以下とし、染み込み工程の第2温度帯
温度を−15℃以下としたもので、食材の凍結を完結さ
せた状態で温度変動をかける事により、細胞破壊をおこ
させ加熱調理を短縮する効果と、ジャガイモやカボチャ
などのいも類においてはマッシュポテトやポタージュの
調理に必要な破砕性を向上させ、粘りの少ない好ましい
テクスチャーに加工することが可能となる。さらに、第
1温度帯を0℃以下としておくことで食材の酵素反応や
微生物による劣化を防止し、調味液の染み込みを良くす
る効果を有するものである。
1温度帯温度から染み込み工程の第2温度帯温度に温度
変動させるとき−1℃と−5℃の最大表結晶温度帯を5
分間で1K以下の冷却スピードで低下させることで、氷
結晶を大きくし細胞の破壊を確立に行うものである。
被調理素材の保存時間を1時間以上とし、染み込み工程
の保存時間を1時間以上とするもので、1時間以上のな
じみ工程を経過することで、食品または被調理素材を第
1温度帯温度に安定化すると共に、染み込み工程を1時
間以上経過させることで中心までの温度を第2温度帯温
度に近い温度にまで変動させることができ確実に染み込
みを行うものである。
終えた後の保存温度を−3℃から3℃の保存温度帯とし
たもので、解凍させる手間が必要で無く、長期保存も可
能である。
0℃以上50℃以下の温度帯にて食材を保存する処理と
したもので、調味液に浸漬させ膨潤させる効果をより高
めることができる。
液または調味料に接触させる前処理工程を有するもの
で、水に浸漬させておくことでより温度変動による染み
込み度を高めることができる。
理素材を米、玄米、豆等の穀類としたもので、染み込み
が比較的悪い穀類は、温度変動による染み込み度を高め
る効果が非常に高くなる。
理素材を漬け込み料理用の大根、人参、トマト、キュウ
リ、茄子、ピ−マン、白菜、キャベツ等の野菜またはカ
ット野菜としたもので、温度変動を与えることにより染
み込みがよくなるだけで無く凍結によりしんなりとなり
従来の食感で無い新しい食感を楽しむことができる。
理素材を漬け込み料理用の肉や魚としたもので、温度変
動により漬け込み料理としての染み込み度が十二分に発
揮され美味しい付けこみ料理が得ることができる。
理食材をジュースや搾汁やドレッシング用の果物や玉葱
及び土生姜等の嗜好物としたもので、嗜好物と調味液と
が温度変動によりなじみが良くなり非常に美味しいドレ
ッシングができあがる。
理素材に、高周波またはマイクロ波を染み込み工程前に
照射することで、高周波やマイクロ波の食材内部への浸
透力を利用し食材または被調理食材の内部を加熱するこ
とで、酵素反応を抑制させるだけでなく、温度変動では
比較的表面の細胞破壊が進むのに対して、事前に中心部
の処理を行い、食材全体の均一な軟化が促進させるもの
である。
理食材をあらかじめ3cm以下の厚みに切断したもの
で、断熱層となる食材自身の影響を少なくし、中心部の
凍結融解が効率よくできるようにしたものである。
理素材の食品温度を直接または間接的に検知し、第1温
度帯と第2温度帯とを保存時間を制御するもので、温度
変動調理室内の温度を時間で制御するよりも、食品の温
度変動を確実に捉える事ができ温度変動の効果を発揮さ
せ、軟化及び染み込み度を高め、おいしく調理するもの
である。
み込み工程との繰り返しを10回以下としたもので、繰
り返しが行われることにより、食材の破壊が進むが10
回以上行う事は飽和状態となり意味が無く、エネルギー
の損失となるだけである。
材が収納できる調理室と、この調理室の冷却手段と加熱
手段と、前記冷却手段と前記加熱手段とを制御して前記
調理室内を所定温度に維持させる温度制御手段と、前記
温度制御手段の設定温度と時間と繰り返し回数の条件が
少なくとも2通り以上設定できるコントロールパネル
と、各条件毎の調理スタートボタンとを有し、前記温度
制御手段が、前記調理スタートボタンからの操作信号を
入力し、前記コントロールパネルの入力設定条件に従っ
て、前記冷却手段と前記加熱手段とを運転し、前記調理
室内温度を保存温度帯、この保存温度帯とは異なる温度
帯の第1温度帯及びこの第1温度帯より低い温度の第2
温度帯の中から切り替えて設定するもので、事前に温度
制御手段に調理に適した条件を入力することで、一台の
冷凍冷蔵庫のスタートボタンの選定により容易に必要な
調理方法を開始でき、調理可能なメニューが大幅に増加
するものである。
材が収納できる調理室と、この調理室の冷却手段と加熱
手段と、前記冷却手段と前記加熱手段とを制御して前記
調理室内を所定温度に維持させる温度制御手段と、前記
食材や被調理素材の温度を検知する食品温度検知手段
と、前記温度制御手段の温度条件と前記食品温度検知手
段の温度条件と繰り返し回数とを設定できるコントロー
ルパネルと、調理スタートボタンとを有し、前記温度制
御手段が、前記調理スタートボタンからの操作信号を入
力し、前記コントロールパネルからの入力設定条件に従
って、前記冷却手段と前記加熱手段とを運転し、かつ前
記食品温度検知手段が検知した前記食材や被調理素材の
温度が前記入力設定条件に到達時に、前記調理室内温度
を保存温度帯、この保存温度帯とは異なる温度帯の第1
温度帯及びこの第1温度帯より低い温度の第2温度帯か
ら切り替え、前記入力設定条件の繰り返し回数だけ繰り
返すもので、食品温度検知手段で処理中の食材や被調理
素材の温度を検知することにより確実に調理を実行する
ことができると共に、食品温度に応じて調理時間の短縮
も可能である。
付き冷凍冷蔵庫の内部構造を示す縦断面図
付き冷蔵庫の温度変動調理室の内部構造を示す縦断面図
付き冷凍冷蔵庫の温度変動調理室の斜視図
表示パネルの正面図
内温度設定値を示す特性図
制御のフローチャート
内温度設定値を示す特性図
制御のフローチャート
室制御のフローチャート
室内温度設定値を示す特性図
室制御のフローチャート
室内温度設定値を示す特性図
室制御のフローチャート
Claims (24)
- 【請求項1】 食材または被調理素材を50℃以下の温
度域で温度変動させることにより、前記食材または被調
理素材に水または調味液が染み込み易くさせることを特
徴とする温度変動調理方法。 - 【請求項2】 食材または被調理素材を50℃以下であ
る第1温度帯で保存するなじみ工程と、前記食材または
被調理素材を前記第1温度帯より低い温度の第2温度帯
で保存する染み込み工程とからなり、前記なじみ工程と
染み込み工程とを1回以上繰り返すことを特徴とする温
度変動調理方法。 - 【請求項3】 なじみ工程の第1温度帯温度と、染み込
み工程の第2温度帯温度との温度差を5K以上としたこ
とを特徴とする請求項2に記載の温度変動調理方法。 - 【請求項4】 食材または被調理素材が冷蔵保存されて
いることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか
1項に記載の温度変動調理方法。 - 【請求項5】 被調理素材が食材を前処理工程にて前処
理したものである請求項1から請求項4のいずれか1項
に記載の温度変動調理方法。 - 【請求項6】 なじみ工程の第1温度帯温度を10℃以
上とし、染み込み工程の第2温度帯温度を0℃以上とし
たことを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか1
項に記載の温度変動調理方法。 - 【請求項7】 なじみ工程の第1温度帯温度を0℃以上
とし、染み込み工程の第2温度帯温度を−5℃以上とし
たことを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか1
項に記載の温度変動調理方法。 - 【請求項8】 なじみ工程の第1温度帯温度を0℃以下
で−3℃以上とし、染み込み工程の第2温度帯温度を−
10℃以上としたことを特徴とする請求項2から請求項
5のいずれか1項に記載の温度変動調理方法。 - 【請求項9】 なじみ工程の第1温度帯温度を0℃以下
とし、染み込み工程の第2温度帯温度を−10℃以下と
したことを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか
1項に記載の温度変動調理方法。 - 【請求項10】 なじみ工程の第1温度帯温度から染み
込み工程の第2温度帯温度に温度変動させる時、−1℃
以下で−5℃以上の最大氷結晶温度帯を5分間で1K以
下の冷却スピードで低下させることを特徴とする請求項
8または請求項9に記載の温度変動調理方法。 - 【請求項11】 なじみ工程での被調理素材の保存時間
を1時間以上とし、染み込み工程の保存時間を1時間以
上とする請求項2から請求項10のいずれか1項に記載
の温度変動調理方法。 - 【請求項12】 温度変動調理を終えた後の保存温度を
−3℃以上で3℃以下の保存温度帯としたことを特徴と
する請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の温
度変動調理方法。 - 【請求項13】 前処理工程が20℃以上で50℃以下
の温度帯にて食材を保存する処理としたことを特徴とす
る請求項5に記載の温度変動調理方法。 - 【請求項14】 食材を水、調味液または調味料に接触
させる前処理工程を有することを特徴とする請求項5ま
たは請求項13に記載の温度変動調理方法。 - 【請求項15】 食材または被調理素材を米、玄米、豆
等の穀類としたことを特徴とする請求項1から請求項1
4のいずれか1項に記載の温度変動調理方法。 - 【請求項16】 食材または被調理素材を漬け込み料理
用の大根、人参、じゃが芋、トマト、キュウリ、茄子、
ピ−マン、白菜、キャベツ等の野菜またはカット野菜と
したことを特徴とした請求項1から請求項14のいずれ
か1項に記載の温度変動調理方法。 - 【請求項17】 食材または被調理素材を漬け込み料理
用の肉や魚としたことを特徴とする請求項1から請求項
14のいずれか1項に記載の温度変動調理方法。 - 【請求項18】 食材または被調理素材をジュースや搾
汁やドレッシング用の果物や玉葱及び土生姜等の嗜好物
としたことを特徴とした請求項1から請求項14のいず
れか1項に記載の温度変動調理方法。 - 【請求項19】 食材または被調理素材に、高周波また
はマイクロ波を染み込み工程前に照射することを特徴と
する請求項1から請求項18のいずれか1項に記載の温
度変動調理方法。 - 【請求項20】 食材または被調理素材をあらかじめ3
cm以下の厚みに切断したことを特徴とする請求項1か
ら請求項19のいずれか1項に記載の温度変動調理方
法。 - 【請求項21】 食材または被調理素材の食品温度を直
接または間接的に検知し、高温度帯と低温度帯との保存
時間を制御することを特徴とする請求項2から請求項2
0のいずれか1項に記載の温度変動調理方法。 - 【請求項22】 なじみ工程と染み込み工程との繰り返
しを10回以下としたことを特徴とする請求項1から請
求項21のいずれか1項に記載の温度変動調理方法。 - 【請求項23】 食材や被調理素材が収納できる調理室
と、この調理室の冷却手段と加熱手段と、前記冷却手段
と前記加熱手段とを制御して前記調理室内を所定温度に
維持させる温度制御手段と、前記温度制御手段の設定温
度と時間と繰り返し回数の条件が少なくとも2通り以上
設定できるコントロールパネルと、各条件毎の調理スタ
ートボタンとを有し、前記温度制御手段が、前記調理ス
タートボタンからの操作信号を入力し、前記コントロー
ルパネルの入力設定条件に従って、前記冷却手段と前記
加熱手段とを運転し、前記調理室内温度を保存温度帯、
この保存温度帯とは異なる温度帯の第1温度帯及びこの
第1温度帯より低い温度の第2温度帯の中から切り替え
て設定することを特徴とする冷凍冷蔵庫。 - 【請求項24】 食材や被調理素材が収納できる調理室
と、この調理室の冷却手段と加熱手段と、前記冷却手段
と前記加熱手段とを制御して前記調理室内を所定温度に
維持させる温度制御手段と、前記食材や被調理素材の温
度を検知する食品温度検知手段と、前記温度制御手段の
温度条件と前記食品温度検知手段の温度条件と繰り返し
回数とを設定できるコントロールパネルと、調理スター
トボタンとを有し、前記温度制御手段が、前記調理スタ
ートボタンからの操作信号を入力し、前記コントロール
パネルからの入力設定条件に従って、前記冷却手段と前
記加熱手段とを運転し、かつ前記食品温度検知手段が検
知した前記食材や被調理素材の温度が前記入力設定条件
に到達時に、前記調理室内温度を保存温度帯、この保存
温度帯とは異なる温度帯の第1温度帯及びこの第1温度
帯より低い温度の第2温度帯から切り替え、前記入力設
定条件の繰り返し回数だけ繰り返すことを特徴とする冷
凍冷蔵庫。
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