JP3183475B2 - 貯蔵庫 - Google Patents
貯蔵庫Info
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- JP3183475B2 JP3183475B2 JP15151492A JP15151492A JP3183475B2 JP 3183475 B2 JP3183475 B2 JP 3183475B2 JP 15151492 A JP15151492 A JP 15151492A JP 15151492 A JP15151492 A JP 15151492A JP 3183475 B2 JP3183475 B2 JP 3183475B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は食品等を貯蔵する貯蔵庫
に関し、特に、複数個の貯蔵室を有し各貯蔵室毎に独立
して複数制御ステップに基づいて温度制御を行い、各ス
テップで時間を指定しながら温度制御を可能とする貯蔵
庫に関するものである。
に関し、特に、複数個の貯蔵室を有し各貯蔵室毎に独立
して複数制御ステップに基づいて温度制御を行い、各ス
テップで時間を指定しながら温度制御を可能とする貯蔵
庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数個の貯蔵室を有し各貯蔵
室毎に温度制御を可能とした貯蔵庫が種々提案されてお
り、例えば、特開平3−50480号公報、特開平3−
160287号公報、特公平3−31991号公報、特
公平1−28872号公報、実公平2−4384号公報
に記載されたものが存在する。前2者の公報に記載され
た貯蔵庫は複数個の貯蔵室を有し各貯蔵室を予め設定さ
れた所定の温度制御工程に従って温度制御を行なうもの
であり、特開平3−50480号公報には、設定記憶手
段に記憶された複数個の設定温度パターンに基づいて冷
凍室、保冷室毎に設定温度パターンを選択可能な冷蔵庫
の温度設定装置が記載されている。また、特開平3−1
60287号公報には、3つの運転モードのうちから1
つのモードを選択しそのモードの温度帯に合わせて貯蔵
室と冷凍室との温度制御を行なう低温庫の運転制御方法
が記載されている。
室毎に温度制御を可能とした貯蔵庫が種々提案されてお
り、例えば、特開平3−50480号公報、特開平3−
160287号公報、特公平3−31991号公報、特
公平1−28872号公報、実公平2−4384号公報
に記載されたものが存在する。前2者の公報に記載され
た貯蔵庫は複数個の貯蔵室を有し各貯蔵室を予め設定さ
れた所定の温度制御工程に従って温度制御を行なうもの
であり、特開平3−50480号公報には、設定記憶手
段に記憶された複数個の設定温度パターンに基づいて冷
凍室、保冷室毎に設定温度パターンを選択可能な冷蔵庫
の温度設定装置が記載されている。また、特開平3−1
60287号公報には、3つの運転モードのうちから1
つのモードを選択しそのモードの温度帯に合わせて貯蔵
室と冷凍室との温度制御を行なう低温庫の運転制御方法
が記載されている。
【0003】また、残り3者の公報に記載された貯蔵庫
は貯蔵室を多目的に使用可能な貯蔵庫が記載されてお
り、特公平3−31991号公報には、冷蔵庫を解凍庫
としても使用できる貯蔵庫が記載されている。また、特
公平1−28872号公報には、貯蔵室を冷蔵用と温蔵
用とに切り替え可能な貯蔵庫が記載されている。更に、
実公平2−4384号公報には、氷温室を解凍室等とし
て多目的に使用可能な電気冷蔵庫が記載されている。
は貯蔵室を多目的に使用可能な貯蔵庫が記載されてお
り、特公平3−31991号公報には、冷蔵庫を解凍庫
としても使用できる貯蔵庫が記載されている。また、特
公平1−28872号公報には、貯蔵室を冷蔵用と温蔵
用とに切り替え可能な貯蔵庫が記載されている。更に、
実公平2−4384号公報には、氷温室を解凍室等とし
て多目的に使用可能な電気冷蔵庫が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た特開平3−50480号公報、特開3−160287
号公報に記載された貯蔵庫は各貯蔵室毎に温度制御が可
能ではあるが、その温度制御は予め設定されている所定
のパターン、モードに従って行なわれるものであり、貯
蔵室内に貯蔵される食品等の種類に基づく貯蔵特性につ
いては何等の考慮が払われていない。即ち、食品には
魚、野菜、肉等の種々のものが存在し、それぞれ固有の
貯蔵特性を有している。これらの食品を一義的に設定さ
れた温度制御パターン、温度制御モード下に温度管理を
行なう場合には、食品によってはその食味が損なわれて
しまう虞があり、場合によっては腐敗を招く虞も存する
ものである。このように、前記した特開平3−5048
0号公報、特開3−160287号公報に記載された貯
蔵庫では種々存在する食品の貯蔵特性に合わせて貯蔵す
ることができないという問題があった。
た特開平3−50480号公報、特開3−160287
号公報に記載された貯蔵庫は各貯蔵室毎に温度制御が可
能ではあるが、その温度制御は予め設定されている所定
のパターン、モードに従って行なわれるものであり、貯
蔵室内に貯蔵される食品等の種類に基づく貯蔵特性につ
いては何等の考慮が払われていない。即ち、食品には
魚、野菜、肉等の種々のものが存在し、それぞれ固有の
貯蔵特性を有している。これらの食品を一義的に設定さ
れた温度制御パターン、温度制御モード下に温度管理を
行なう場合には、食品によってはその食味が損なわれて
しまう虞があり、場合によっては腐敗を招く虞も存する
ものである。このように、前記した特開平3−5048
0号公報、特開3−160287号公報に記載された貯
蔵庫では種々存在する食品の貯蔵特性に合わせて貯蔵す
ることができないという問題があった。
【0005】また、前記した特公平3−31991号公
報、特公平1−28872号公報、実公平2−4384
号公報に記載された貯蔵庫では貯蔵室を多目的に使用で
きるものではあるが、貯蔵室が一義的に切り換えられて
使用されるものでありその温度制御方法は時間の経過と
共に食味が劣化していく各種食品の貯蔵特性に対応して
貯蔵を行なうにはまだまだ不十分であった。本発明は前
記従来技術の問題点を解消するためになされたものであ
り、種々存在する食品等のそれぞれの貯蔵特性に合致さ
せて食品等の貯蔵を可能とし、もって食品等の食味を損
なうことなく適正な貯蔵を行なうことができるととも
に、冷凍保管から加熱調理に至る種々の食品加工をも可
能とする貯蔵庫を提供することを目的とし、特に、本発
明は貯蔵工程等の一連処理を終了した後簡単な制御によ
り処理終了後の食品等を適正に保管することができる貯
蔵庫を提供することを目的とする。
報、特公平1−28872号公報、実公平2−4384
号公報に記載された貯蔵庫では貯蔵室を多目的に使用で
きるものではあるが、貯蔵室が一義的に切り換えられて
使用されるものでありその温度制御方法は時間の経過と
共に食味が劣化していく各種食品の貯蔵特性に対応して
貯蔵を行なうにはまだまだ不十分であった。本発明は前
記従来技術の問題点を解消するためになされたものであ
り、種々存在する食品等のそれぞれの貯蔵特性に合致さ
せて食品等の貯蔵を可能とし、もって食品等の食味を損
なうことなく適正な貯蔵を行なうことができるととも
に、冷凍保管から加熱調理に至る種々の食品加工をも可
能とする貯蔵庫を提供することを目的とし、特に、本発
明は貯蔵工程等の一連処理を終了した後簡単な制御によ
り処理終了後の食品等を適正に保管することができる貯
蔵庫を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に係る貯蔵庫は、複数個の貯蔵室と、各貯蔵室
に配設された冷却器及びヒータと、冷却器による貯蔵室
の冷却時及びヒータによる貯蔵室の加熱時に貯蔵室内の
庫内温度を検出する温度検出器とを有し、各貯蔵室毎に
温度制御を行なうようにした貯蔵庫において、前記各貯
蔵室は複数の温度制御ステップに基づいて温度制御が行
なわれるものであって、各ステップにおいて貯蔵室の制
御温度を設定するための温度設定手段と、前記制御温度
が維持される制御時間を設定する時間設定手段と、前記
時間設定手段により設定された時間を計時するタイマ手
段と、前記温度設定手段により設定された制御温度と前
記時間設定手段により設定された制御時間を記憶する記
憶手段と、前記温度検出器と前記タイマ手段とを監視し
つつ前記記憶手段に記憶された制御温度及び制御時間に
基づいて各ステップ毎に各貯蔵室の温度制御を行なう制
御手段と、前記複数の温度制御ステップ中の最終ステッ
プにおいて操作されるとともにその操作により最終ステ
ップで設定された制御温度を継続させるよう指示する継
続指示手段と、前記複数の温度制御ステップ中の最終ス
テップにおいて操作されるオフスイッチとを備え、前記
制御手段は、前記継続指示手段が操作された場合、前記
最終ステップで設定された制御温度を継続させつつ各貯
蔵室の温度制御を行ない、前記オフスイッチが操作され
た場合、前記冷却器及びヒータをオフさせることを特徴
とする。
請求項1に係る貯蔵庫は、複数個の貯蔵室と、各貯蔵室
に配設された冷却器及びヒータと、冷却器による貯蔵室
の冷却時及びヒータによる貯蔵室の加熱時に貯蔵室内の
庫内温度を検出する温度検出器とを有し、各貯蔵室毎に
温度制御を行なうようにした貯蔵庫において、前記各貯
蔵室は複数の温度制御ステップに基づいて温度制御が行
なわれるものであって、各ステップにおいて貯蔵室の制
御温度を設定するための温度設定手段と、前記制御温度
が維持される制御時間を設定する時間設定手段と、前記
時間設定手段により設定された時間を計時するタイマ手
段と、前記温度設定手段により設定された制御温度と前
記時間設定手段により設定された制御時間を記憶する記
憶手段と、前記温度検出器と前記タイマ手段とを監視し
つつ前記記憶手段に記憶された制御温度及び制御時間に
基づいて各ステップ毎に各貯蔵室の温度制御を行なう制
御手段と、前記複数の温度制御ステップ中の最終ステッ
プにおいて操作されるとともにその操作により最終ステ
ップで設定された制御温度を継続させるよう指示する継
続指示手段と、前記複数の温度制御ステップ中の最終ス
テップにおいて操作されるオフスイッチとを備え、前記
制御手段は、前記継続指示手段が操作された場合、前記
最終ステップで設定された制御温度を継続させつつ各貯
蔵室の温度制御を行ない、前記オフスイッチが操作され
た場合、前記冷却器及びヒータをオフさせることを特徴
とする。
【0007】更に、請求項2に係る貯蔵庫は、数個の貯
蔵室と、複数個の貯蔵室と、各貯蔵室に配設された冷却
器及びヒータと、冷却器による貯蔵室の冷却時及びヒー
タによる貯蔵室の加熱時に貯蔵室内の庫内温度を検出す
る温度検出器とを有し、各貯蔵室毎に温度制御を行なう
ようにした貯蔵庫において、前記各貯蔵室は複数の温度
制御ステップに基づいて温度制御が行なわれるものであ
って、各ステップにおいて貯蔵室の制御温度を設定する
ための温度設定手段と、前記制御温度が維持される制御
時間を設定する時間設定手段と、前記時間設定手段によ
り設定された時間を計時するタイマ手段と、前記温度設
定手段により設定された制御温度と前記時間設定手段に
より設定された制御時間を記憶する記憶手段と、前記温
度検出器と前記タイマ手段とを監視しつつ前記記憶手段
に記憶された制御温度及び制御時間に基づいて各ステッ
プ毎に各貯蔵室の温度制御を行なう制御手段と、前記複
数の温度制御ステップに基づき最終ステップに至るまで
貯蔵室の温度制御が終了した後、複数の各ステップのう
ちから所望の1つのステップを選択するとともに、その
選択されたステップに基づく温度制御を繰り返すように
指示する繰り返しステップ指示手段とを備え、前記制御
手段は、前記繰り返しステップ指示手段による指示があ
った場合、前記最終ステップの温度制御が終了した後繰
り返しステップ指示手段により選択指示されたステップ
に基づいて貯蔵室の温度制御を行なうことを特徴とす
る。
蔵室と、複数個の貯蔵室と、各貯蔵室に配設された冷却
器及びヒータと、冷却器による貯蔵室の冷却時及びヒー
タによる貯蔵室の加熱時に貯蔵室内の庫内温度を検出す
る温度検出器とを有し、各貯蔵室毎に温度制御を行なう
ようにした貯蔵庫において、前記各貯蔵室は複数の温度
制御ステップに基づいて温度制御が行なわれるものであ
って、各ステップにおいて貯蔵室の制御温度を設定する
ための温度設定手段と、前記制御温度が維持される制御
時間を設定する時間設定手段と、前記時間設定手段によ
り設定された時間を計時するタイマ手段と、前記温度設
定手段により設定された制御温度と前記時間設定手段に
より設定された制御時間を記憶する記憶手段と、前記温
度検出器と前記タイマ手段とを監視しつつ前記記憶手段
に記憶された制御温度及び制御時間に基づいて各ステッ
プ毎に各貯蔵室の温度制御を行なう制御手段と、前記複
数の温度制御ステップに基づき最終ステップに至るまで
貯蔵室の温度制御が終了した後、複数の各ステップのう
ちから所望の1つのステップを選択するとともに、その
選択されたステップに基づく温度制御を繰り返すように
指示する繰り返しステップ指示手段とを備え、前記制御
手段は、前記繰り返しステップ指示手段による指示があ
った場合、前記最終ステップの温度制御が終了した後繰
り返しステップ指示手段により選択指示されたステップ
に基づいて貯蔵室の温度制御を行なうことを特徴とす
る。
【0008】
【作用】前記構成を有する本発明では、先ず、複数の温
度制御ステップに基づいて各貯蔵室の温度制御を行なう
ための制御温度と制御時間が、ステップ毎に温度設定手
段及び時間設定手段を介して設定される。これらの設定
された各制御温度、制御時間は記憶手段に記憶される。
そして、制御手段は温度検出器により検出される庫内温
度とタイマ手段により計時される時間とを監視しつつ、
記憶手段に記憶された各制御温度及び制御時間に基づい
て各ステップ毎に各貯蔵室の温度制御を行なうものであ
る。
度制御ステップに基づいて各貯蔵室の温度制御を行なう
ための制御温度と制御時間が、ステップ毎に温度設定手
段及び時間設定手段を介して設定される。これらの設定
された各制御温度、制御時間は記憶手段に記憶される。
そして、制御手段は温度検出器により検出される庫内温
度とタイマ手段により計時される時間とを監視しつつ、
記憶手段に記憶された各制御温度及び制御時間に基づい
て各ステップ毎に各貯蔵室の温度制御を行なうものであ
る。
【0009】このとき、制御手段は、継続指示手段が操
作された場合、最終ステップで設定された制御温度を継
続させつつ各貯蔵室の温度制御を行ない、前記オフスイ
ッチが操作された場合には、前記冷却器及びヒータをオ
フさせる。 また、繰り返しステップ指示手段を介して、
複数の各ステップのうちから所望の1つのステップを選
択するとともに、その選択されたステップに基づく温度
制御を繰り返すように指示された場合、最終ステップの
温度制御が終了した後繰り返しステップ指示手段により
選択指示されたステップに基づいて貯蔵室の温度制御が
行われる。
作された場合、最終ステップで設定された制御温度を継
続させつつ各貯蔵室の温度制御を行ない、前記オフスイ
ッチが操作された場合には、前記冷却器及びヒータをオ
フさせる。 また、繰り返しステップ指示手段を介して、
複数の各ステップのうちから所望の1つのステップを選
択するとともに、その選択されたステップに基づく温度
制御を繰り返すように指示された場合、最終ステップの
温度制御が終了した後繰り返しステップ指示手段により
選択指示されたステップに基づいて貯蔵室の温度制御が
行われる。
【0010】
【実施例】以下本発明を具体化した一実施例に基づいて
図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施例に係
る貯蔵庫の全体構成について図1乃至図5を参照して説
明する。図1は貯蔵庫の斜視図であり、貯蔵庫本体1は
断熱箱体から形成されており(図2、図3参照)、上下
2段に2個ずつ計4個の貯蔵室2、3、4、5が設けら
れている。各貯蔵室2、3、4、5の前面には、それぞ
れを開閉するためのドア6、7、8、9が開閉可能に取
り付けられており、それぞれ手掛け部6A、7A、8
A、9Aを介して開閉されるものである。また、貯蔵室
2、3の上部において貯蔵庫本体1の前面には、後述す
る各種のスイッチが設けられてなる2つのパネルスイッ
チ10、11が配設されている。
図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施例に係
る貯蔵庫の全体構成について図1乃至図5を参照して説
明する。図1は貯蔵庫の斜視図であり、貯蔵庫本体1は
断熱箱体から形成されており(図2、図3参照)、上下
2段に2個ずつ計4個の貯蔵室2、3、4、5が設けら
れている。各貯蔵室2、3、4、5の前面には、それぞ
れを開閉するためのドア6、7、8、9が開閉可能に取
り付けられており、それぞれ手掛け部6A、7A、8
A、9Aを介して開閉されるものである。また、貯蔵室
2、3の上部において貯蔵庫本体1の前面には、後述す
る各種のスイッチが設けられてなる2つのパネルスイッ
チ10、11が配設されている。
【0011】次に、図2及び図3に基づいて貯蔵庫本体
1の内部構造について説明する。図2は貯蔵庫本体1の
側断面図、図3は貯蔵庫本体1の正断面図であり、これ
らの図において各貯蔵室2、3、4、5はそれぞれ同様
の構成を有しており、ステンレス板等から形成され各ド
ア6、7、8、9に対向する側を開放した内箱12が内
設されている。かかる内箱12は、後述するように貯蔵
庫本体1と内箱12との間隙に形成される循環路Kを循
環される冷気や暖気により内箱12内に貯蔵された食品
等を間接的に冷却したり加熱したりするものである。前
記内箱12の上板12Aと下板12Bの前方(図2中左
側)には、それぞれ通気孔13、14が穿設されてお
り、両通気孔13、14のそれぞれに対応して内箱12
の外側にダンパ機構15が配設されている。かかるダン
パ機構15は後述する電磁装置等よりなるダンパ駆動装
置63を介して相互に連動して開閉され、内箱12の内
部と外部とを連通し冷気や暖気を直接内箱12内に誘導
案内するものである。ダンパ機構15の近傍位置には、
温度検出器16が配設され、この温度検出器16は内箱
12を冷却したり加熱したりする冷気や暖気の温度を検
出し後述するようにその検出出力は各種装置の制御に使
用される。また、ダンパ機構15の図2中右方には循環
ファン17が配設され(図3に示すように各内箱12毎
に2つの循環ファン17が設けられている)ており、更
に、循環ファン17に近接して冷却器18が配設されて
いる。冷却器18は内箱12と貯蔵庫本体1間に形成さ
れた循環路K内に存在する空気を冷却するものであり、
このように冷却された冷気は循環ファン17を介して循
環路K(内箱12の外側)を循環されるものである。
1の内部構造について説明する。図2は貯蔵庫本体1の
側断面図、図3は貯蔵庫本体1の正断面図であり、これ
らの図において各貯蔵室2、3、4、5はそれぞれ同様
の構成を有しており、ステンレス板等から形成され各ド
ア6、7、8、9に対向する側を開放した内箱12が内
設されている。かかる内箱12は、後述するように貯蔵
庫本体1と内箱12との間隙に形成される循環路Kを循
環される冷気や暖気により内箱12内に貯蔵された食品
等を間接的に冷却したり加熱したりするものである。前
記内箱12の上板12Aと下板12Bの前方(図2中左
側)には、それぞれ通気孔13、14が穿設されてお
り、両通気孔13、14のそれぞれに対応して内箱12
の外側にダンパ機構15が配設されている。かかるダン
パ機構15は後述する電磁装置等よりなるダンパ駆動装
置63を介して相互に連動して開閉され、内箱12の内
部と外部とを連通し冷気や暖気を直接内箱12内に誘導
案内するものである。ダンパ機構15の近傍位置には、
温度検出器16が配設され、この温度検出器16は内箱
12を冷却したり加熱したりする冷気や暖気の温度を検
出し後述するようにその検出出力は各種装置の制御に使
用される。また、ダンパ機構15の図2中右方には循環
ファン17が配設され(図3に示すように各内箱12毎
に2つの循環ファン17が設けられている)ており、更
に、循環ファン17に近接して冷却器18が配設されて
いる。冷却器18は内箱12と貯蔵庫本体1間に形成さ
れた循環路K内に存在する空気を冷却するものであり、
このように冷却された冷気は循環ファン17を介して循
環路K(内箱12の外側)を循環されるものである。
【0012】また、内箱12における下板12Bの下方
にはヒータ19が配設されており、かかるヒータ19は
前記した冷却器18の不作動下において内箱12と貯蔵
庫本体1間の前記循環路K内に存在する空気を加熱し内
箱12内に貯蔵された食品等を加熱するものである。更
に、内箱12の後部において循環路Kの一部を構成する
壁部材20と貯蔵庫本体1の後壁との間には、スチーム
発生器21が配設されているとともに、スチーム発生器
21と内箱12とは連通部22を介して連通されてい
る。これより、スチーム発生器21により発生されたス
チームは連通部22から内箱12内に供給されるまた、
内箱12内において奥板12Cの前方(図2中左方)に
は、庫内ファン23が配設され、この庫内ファン23は
通常状態ではその回転が停止されており、迅速に食品等
の冷却、又は、加熱を行なう際に内箱12内の冷気、又
は、暖気を強制的に庫内循環させるものである。尚、庫
内ファン23の前方には保護板24が配設されて庫内フ
ァン23の保護が行なわれている。内箱12の一方の側
板12Dには湿度検出器25が設けられており、かかる
湿度検出器25は内箱12内の冷気や暖気中の湿度を検
出し、その検出結果に基づいて後述のように前記スチー
ム発生器21の制御を行なうものである。
にはヒータ19が配設されており、かかるヒータ19は
前記した冷却器18の不作動下において内箱12と貯蔵
庫本体1間の前記循環路K内に存在する空気を加熱し内
箱12内に貯蔵された食品等を加熱するものである。更
に、内箱12の後部において循環路Kの一部を構成する
壁部材20と貯蔵庫本体1の後壁との間には、スチーム
発生器21が配設されているとともに、スチーム発生器
21と内箱12とは連通部22を介して連通されてい
る。これより、スチーム発生器21により発生されたス
チームは連通部22から内箱12内に供給されるまた、
内箱12内において奥板12Cの前方(図2中左方)に
は、庫内ファン23が配設され、この庫内ファン23は
通常状態ではその回転が停止されており、迅速に食品等
の冷却、又は、加熱を行なう際に内箱12内の冷気、又
は、暖気を強制的に庫内循環させるものである。尚、庫
内ファン23の前方には保護板24が配設されて庫内フ
ァン23の保護が行なわれている。内箱12の一方の側
板12Dには湿度検出器25が設けられており、かかる
湿度検出器25は内箱12内の冷気や暖気中の湿度を検
出し、その検出結果に基づいて後述のように前記スチー
ム発生器21の制御を行なうものである。
【0013】続いて、図4及び図5に基づいて前記パネ
ルスイッチ10、11について説明する。図4はパネル
スイッチ10の拡大平面図であり、各種のスイッチボタ
ンが配設されている。セットボタン30は後述する制御
装置60に対して各スイッチボタンによる条件設定可能
状態にセットするためのものであり、かかるセットボタ
ン30のボタン面はパネルスイッチ10のパネル面から
後方に引っ込んでいる。従って、セットボタン30を押
下するには、細い棒等により押下する必要があり不用意
に押下されないようにされている。また、セットボタン
30は後述する貯蔵庫の運転工程を終了させるボタンと
しての機能をも併せ有している。また、室切換ボタン3
1は後述の条件設定に際して、前記のように貯蔵庫本体
1に設けられた4つの貯蔵室2、3、4、5の内から1
つの貯蔵室を選択するためのものであり、押下する毎に
各貯蔵室2、3、4、5が順次切り換えられる。
ルスイッチ10、11について説明する。図4はパネル
スイッチ10の拡大平面図であり、各種のスイッチボタ
ンが配設されている。セットボタン30は後述する制御
装置60に対して各スイッチボタンによる条件設定可能
状態にセットするためのものであり、かかるセットボタ
ン30のボタン面はパネルスイッチ10のパネル面から
後方に引っ込んでいる。従って、セットボタン30を押
下するには、細い棒等により押下する必要があり不用意
に押下されないようにされている。また、セットボタン
30は後述する貯蔵庫の運転工程を終了させるボタンと
しての機能をも併せ有している。また、室切換ボタン3
1は後述の条件設定に際して、前記のように貯蔵庫本体
1に設けられた4つの貯蔵室2、3、4、5の内から1
つの貯蔵室を選択するためのものであり、押下する毎に
各貯蔵室2、3、4、5が順次切り換えられる。
【0014】表示部32は2つの表示窓32Aと32B
とを有し、通常状態において表示部32Aには前記貯蔵
室2、3、4、5の室番号(ここに、例えば、貯蔵室2
を第1室、貯蔵室3を第2室、貯蔵室4を第3室、貯蔵
室5を第4室とする)が表示され、また、表示部32B
には表示部32Aに表示された室番号の貯蔵室内の庫内
温度(前記した温度検出器16により検出される)が表
示される。また、かかる表示部32A、32Bにおける
表示は、例えば、5秒間隔で表示部32Aに表示される
室番号を切り換えつつ、各室番号に対応する貯蔵室の庫
内温度を表示するよう制御されている。これにより、両
表示部32A、32Bにより各貯蔵室2、3、4、5に
おける現在の庫内温度を知ることが可能である。更に、
表示部32Aは、室切換ボタン31が押下された場合そ
の室切換ボタン31により選択、切り換えられた室番号
を表示するとともに、後述するステップ切換ボタン33
が押下にされた場合条件設定時におけるステップ番号を
表示するように切り換えられる。また、表示部32B
は、表示部32Aに表示されたステップ番号に対応する
ステップにおいて、後述する温度指示ボタン35及び数
値ボタン37により設定される温度条件を表示するとと
もに、前記と同様に時間指示ボタン36及び数値ボタン
37を介して設定される時間条件を表示するものであ
る。
とを有し、通常状態において表示部32Aには前記貯蔵
室2、3、4、5の室番号(ここに、例えば、貯蔵室2
を第1室、貯蔵室3を第2室、貯蔵室4を第3室、貯蔵
室5を第4室とする)が表示され、また、表示部32B
には表示部32Aに表示された室番号の貯蔵室内の庫内
温度(前記した温度検出器16により検出される)が表
示される。また、かかる表示部32A、32Bにおける
表示は、例えば、5秒間隔で表示部32Aに表示される
室番号を切り換えつつ、各室番号に対応する貯蔵室の庫
内温度を表示するよう制御されている。これにより、両
表示部32A、32Bにより各貯蔵室2、3、4、5に
おける現在の庫内温度を知ることが可能である。更に、
表示部32Aは、室切換ボタン31が押下された場合そ
の室切換ボタン31により選択、切り換えられた室番号
を表示するとともに、後述するステップ切換ボタン33
が押下にされた場合条件設定時におけるステップ番号を
表示するように切り換えられる。また、表示部32B
は、表示部32Aに表示されたステップ番号に対応する
ステップにおいて、後述する温度指示ボタン35及び数
値ボタン37により設定される温度条件を表示するとと
もに、前記と同様に時間指示ボタン36及び数値ボタン
37を介して設定される時間条件を表示するものであ
る。
【0015】ステップ切換ボタン33は条件設定時にお
いて各条件を設定すべきステップ番号を切り換えるため
のボタンであり、その押下に従って順次ステップ番号が
切り換えられるものである。また、ステップセットボタ
ン34は前記ステップ切換ボタン33により選択、切り
換えられたステップ番号をセットするためのボタンであ
る。これにより、ステップセットボタン34を介してセ
ットされたステップ番号が表示部32Aに表示されると
ともに、そのセットされたステップ番号に対応するステ
ップにおいて各条件が設定可能な状態にされるものであ
る。また、温度指示ボタン35は各ステップにおいて温
度条件を設定可能な状態にするものであり、かかる温度
指示ボタン35が押下された後に数値ボタン37を介し
て所望の温度条件が設定される。このように指示された
温度条件は前記のように表示部32Bに表示される。更
に、時間指示ボタン36は各ステップにおいて時間条件
を設定可能な状態にするものであり、かかる時間指示ボ
タン36が押下された後に数値ボタン37を介して所望
の時間条件が設定される。このように時間指示ボタン3
6が押下されると、表示部32Bの表示が時間表示に切
り換えられ、前記のように指示された時間条件は表示部
32Bに表示される。
いて各条件を設定すべきステップ番号を切り換えるため
のボタンであり、その押下に従って順次ステップ番号が
切り換えられるものである。また、ステップセットボタ
ン34は前記ステップ切換ボタン33により選択、切り
換えられたステップ番号をセットするためのボタンであ
る。これにより、ステップセットボタン34を介してセ
ットされたステップ番号が表示部32Aに表示されると
ともに、そのセットされたステップ番号に対応するステ
ップにおいて各条件が設定可能な状態にされるものであ
る。また、温度指示ボタン35は各ステップにおいて温
度条件を設定可能な状態にするものであり、かかる温度
指示ボタン35が押下された後に数値ボタン37を介し
て所望の温度条件が設定される。このように指示された
温度条件は前記のように表示部32Bに表示される。更
に、時間指示ボタン36は各ステップにおいて時間条件
を設定可能な状態にするものであり、かかる時間指示ボ
タン36が押下された後に数値ボタン37を介して所望
の時間条件が設定される。このように時間指示ボタン3
6が押下されると、表示部32Bの表示が時間表示に切
り換えられ、前記のように指示された時間条件は表示部
32Bに表示される。
【0016】数値ボタン37は0から9までの10個の
数値キー、∞キー及びOFFキーから構成されており、
温度指示ボタン35又は時間指示ボタン36が押下され
ている場合に各キーを組合せて所望の温度や時間を設定
するためのものである。ここに、0キー37Aは時間条
件の設定時において押下された場合、最終ステップにて
指示された温度をそのまま継続させるとともに、次の時
間条件の設定時に新たな時間設定が行なわれた場合その
新たな設定を可能とする機能を有する。また、∞キー3
7Bは時間条件の設定時において押下された場合、最終
ステップにて指示された温度をそのまま継続させる点に
ついては0キー37Aと同じであるが、次の時間条件の
設定時に新たな時間設定が行なわれてもその新たな設定
を許容しない機能を有する。更に、OFFキー37Cは
温度条件の設定時の最終ステップにおいて押下された場
合に、冷却器18及びヒータ19をOFFして室切換ボ
タン31により選択された貯蔵室の温度を貯蔵庫本体1
の外部における周囲雰囲気温度(以下、常温という)に
保持するものである。また、スチーム切換スイッチ38
はスチーム発生器21を作動させるかどうかを選択する
ためのものであり、各ステップにおける条件設定時にス
チーム「有」に切り換えられた場合そのステップにおい
てはスチーム発生器21を作動させるものである。更
に、ヒータ切換スイッチ39はヒータ19を作動させる
かどうかを選択するためのものであり、各ステップにお
ける条件設定時にヒータ「有」に設定された場合、その
ステップにおいてはヒータ19を作動させるものであ
る。
数値キー、∞キー及びOFFキーから構成されており、
温度指示ボタン35又は時間指示ボタン36が押下され
ている場合に各キーを組合せて所望の温度や時間を設定
するためのものである。ここに、0キー37Aは時間条
件の設定時において押下された場合、最終ステップにて
指示された温度をそのまま継続させるとともに、次の時
間条件の設定時に新たな時間設定が行なわれた場合その
新たな設定を可能とする機能を有する。また、∞キー3
7Bは時間条件の設定時において押下された場合、最終
ステップにて指示された温度をそのまま継続させる点に
ついては0キー37Aと同じであるが、次の時間条件の
設定時に新たな時間設定が行なわれてもその新たな設定
を許容しない機能を有する。更に、OFFキー37Cは
温度条件の設定時の最終ステップにおいて押下された場
合に、冷却器18及びヒータ19をOFFして室切換ボ
タン31により選択された貯蔵室の温度を貯蔵庫本体1
の外部における周囲雰囲気温度(以下、常温という)に
保持するものである。また、スチーム切換スイッチ38
はスチーム発生器21を作動させるかどうかを選択する
ためのものであり、各ステップにおける条件設定時にス
チーム「有」に切り換えられた場合そのステップにおい
てはスチーム発生器21を作動させるものである。更
に、ヒータ切換スイッチ39はヒータ19を作動させる
かどうかを選択するためのものであり、各ステップにお
ける条件設定時にヒータ「有」に設定された場合、その
ステップにおいてはヒータ19を作動させるものであ
る。
【0017】次に、終了時間指定スイッチ40は、各ス
テップにおいて後述するジャンプ機能、待機機能に従っ
て又は時間指示ボタン36により設定された時間通りに
制御するかどうかを選択するためのものであり、かかる
指定スイッチ40は複数個の各ステップに対応する数だ
け設けられている。尚、本実施例では10個の指定スイ
ッチ40が設けられているが、この数は各貯蔵庫におけ
る事情により任意に設定することができる。各終了時間
指定スイッチ40は、後述するジャンプ・待機ボタン4
9が押下された後それぞれ対応する各ステップ毎に切り
換えられ、ジャンプ・待機側に切り換えられたステップ
においてはそれぞれジャンプまたは待機機能が実行され
る。因みに、図4においては、ステップ1、4、6に対
応する指定スイッチ40がジャンプ・待機に切り換えら
れており、ステップ2、3、5、7、8、9、10に対
応する指定スイッチ40は時間指示ボタン36により指
示された時間通りに制御することを示している。
テップにおいて後述するジャンプ機能、待機機能に従っ
て又は時間指示ボタン36により設定された時間通りに
制御するかどうかを選択するためのものであり、かかる
指定スイッチ40は複数個の各ステップに対応する数だ
け設けられている。尚、本実施例では10個の指定スイ
ッチ40が設けられているが、この数は各貯蔵庫におけ
る事情により任意に設定することができる。各終了時間
指定スイッチ40は、後述するジャンプ・待機ボタン4
9が押下された後それぞれ対応する各ステップ毎に切り
換えられ、ジャンプ・待機側に切り換えられたステップ
においてはそれぞれジャンプまたは待機機能が実行され
る。因みに、図4においては、ステップ1、4、6に対
応する指定スイッチ40がジャンプ・待機に切り換えら
れており、ステップ2、3、5、7、8、9、10に対
応する指定スイッチ40は時間指示ボタン36により指
示された時間通りに制御することを示している。
【0018】ここに、ジャンプ機能とは、時間指示ボタ
ン36及び数値ボタン37により設定された時間が経過
する前に温度指示ボタン35及び数値ボタン37により
設定された温度に到達した場合に、設定時間に到達して
いなくても次のステップにジャンプさせる機能である。
かかるジャンプ機能を設けることにより、後述するよう
に解凍作業や調理作業を迅速に進めることが可能とな
り、また、各ステップにおける条件設定のミスを防止し
得る。また、待機機能とは、時間指示ボタン36及び数
値ボタン37により設定された時間が経過した後におい
ても温度指示ボタン35及び数値ボタン37により設定
された温度に到達していない場合に、設定時間が経過し
てしても次のステップに進まないように待機させる機能
である。かかる待機機能を設けることにより、後述する
ように解凍作業や調理作業を確実に行なうことが可能と
なり、また、各ステップにおける条件設定のミスを防止
し得る。
ン36及び数値ボタン37により設定された時間が経過
する前に温度指示ボタン35及び数値ボタン37により
設定された温度に到達した場合に、設定時間に到達して
いなくても次のステップにジャンプさせる機能である。
かかるジャンプ機能を設けることにより、後述するよう
に解凍作業や調理作業を迅速に進めることが可能とな
り、また、各ステップにおける条件設定のミスを防止し
得る。また、待機機能とは、時間指示ボタン36及び数
値ボタン37により設定された時間が経過した後におい
ても温度指示ボタン35及び数値ボタン37により設定
された温度に到達していない場合に、設定時間が経過し
てしても次のステップに進まないように待機させる機能
である。かかる待機機能を設けることにより、後述する
ように解凍作業や調理作業を確実に行なうことが可能と
なり、また、各ステップにおける条件設定のミスを防止
し得る。
【0019】次に、図5に拡大して示すパネルスイッチ
11について説明すると、繰り返しステップ指定ボタン
41は表示部41Aと2つの指定キー41B、41Cを
有し、各指定キー41B(ステップ番号を戻す)、41
C(ステップ番号を進める)を操作して指定された各ス
テップにおける制御が終了した後に、どのステップまで
戻すかを表示部41Aに表示させつつ各貯蔵室2、3、
4、5毎に指定するものである。また、ダンパ切換スイ
ッチ42は、各貯蔵室2、3、4、5内に循環路Kから
冷気や暖気を取り入れるかどうかを各ステップ毎に選択
するスイッチであり、かかるダンパ切換スイッチ42を
「有」に切り換えた場合には前記ダンパ機構15を開放
して冷気や暖気を各貯蔵室2、3、4、5内に選択的に
取り入れる。通り越し機能切換スイッチ43は、現ステ
ップにおける設定温度が前ステップにおける設定温度に
比して大きく変化している場合に、一旦現ステップの設
定温度を所定温度だけ通り越した後、その設定温度に戻
す機能をステップ毎に実行させるスイッチである。これ
により、通り越し機能スイッチ43を「有」に切り換え
れば通越し機能が実行され、各貯蔵室2、3、4、5内
に貯蔵されている食品等の表面のみならず芯温をも急速
に設定温度にして貯蔵が可能となる。
11について説明すると、繰り返しステップ指定ボタン
41は表示部41Aと2つの指定キー41B、41Cを
有し、各指定キー41B(ステップ番号を戻す)、41
C(ステップ番号を進める)を操作して指定された各ス
テップにおける制御が終了した後に、どのステップまで
戻すかを表示部41Aに表示させつつ各貯蔵室2、3、
4、5毎に指定するものである。また、ダンパ切換スイ
ッチ42は、各貯蔵室2、3、4、5内に循環路Kから
冷気や暖気を取り入れるかどうかを各ステップ毎に選択
するスイッチであり、かかるダンパ切換スイッチ42を
「有」に切り換えた場合には前記ダンパ機構15を開放
して冷気や暖気を各貯蔵室2、3、4、5内に選択的に
取り入れる。通り越し機能切換スイッチ43は、現ステ
ップにおける設定温度が前ステップにおける設定温度に
比して大きく変化している場合に、一旦現ステップの設
定温度を所定温度だけ通り越した後、その設定温度に戻
す機能をステップ毎に実行させるスイッチである。これ
により、通り越し機能スイッチ43を「有」に切り換え
れば通越し機能が実行され、各貯蔵室2、3、4、5内
に貯蔵されている食品等の表面のみならず芯温をも急速
に設定温度にして貯蔵が可能となる。
【0020】次に、各種の設定ボタンについて説明する
が、これらの各設定ボタンは前記した各種のスイッチ等
とは異なりステップ毎に設定されるものではなく各貯蔵
室2、3、4、5毎に作動条件を設定するためのもので
ある。先ず、スチーム設定ボタン44は温度設定キー4
4Aと時間設定キー44Bとを有し、各貯蔵室2、3、
4、5毎に操作されてスチーム発生器21を作動させる
温度条件、時間条件が設定されるものである。即ち、温
度設定キー44Aを押下し、続いて数値ボタン37によ
り温度条件が設定される。スチーム発生器21は、この
ように設定された温度の値よりも大きい設定温度(温度
指示ボタン35と数値ボタン37により設定される)を
有する全てのステップにおいてスチームを発生させるも
のである。また、時間設定キー44Bを押下し、続いて
数値ボタン37により時間条件が設定されるが、スチー
ム発生器21は、このように設定された時間が到来する
毎にスチームを発生させるものである。
が、これらの各設定ボタンは前記した各種のスイッチ等
とは異なりステップ毎に設定されるものではなく各貯蔵
室2、3、4、5毎に作動条件を設定するためのもので
ある。先ず、スチーム設定ボタン44は温度設定キー4
4Aと時間設定キー44Bとを有し、各貯蔵室2、3、
4、5毎に操作されてスチーム発生器21を作動させる
温度条件、時間条件が設定されるものである。即ち、温
度設定キー44Aを押下し、続いて数値ボタン37によ
り温度条件が設定される。スチーム発生器21は、この
ように設定された温度の値よりも大きい設定温度(温度
指示ボタン35と数値ボタン37により設定される)を
有する全てのステップにおいてスチームを発生させるも
のである。また、時間設定キー44Bを押下し、続いて
数値ボタン37により時間条件が設定されるが、スチー
ム発生器21は、このように設定された時間が到来する
毎にスチームを発生させるものである。
【0021】ヒータ設定ボタン45は温度差設定キー4
5Aと時間設定キー45Bとを有し、各貯蔵室2、3、
4、5毎に操作されてヒータ19を作動させる温度差条
件、時間条件が設定されるものである。即ち、温度差設
定キー45Aを押下し、続いて数値ボタン37により温
度差条件が設定される。ヒータ19は、このように設定
された温度差の値が設定温度(温度指示ボタン35と数
値ボタン37により設定される)と各貯蔵室2、3、
4、5の庫内温度との温度差よりも大きい場合に作動さ
れる。また、時間設定キー45Bを押下し、続いて数値
ボタン37により時間条件が設定されるが、ヒータ19
は、このように設定された時間が到来する毎に作動され
る。尚、ヒータ19は前記のように設定される温度差条
件又は時間条件のいずれか一方に基づいて、その作動が
制御されるようにしてもよい。
5Aと時間設定キー45Bとを有し、各貯蔵室2、3、
4、5毎に操作されてヒータ19を作動させる温度差条
件、時間条件が設定されるものである。即ち、温度差設
定キー45Aを押下し、続いて数値ボタン37により温
度差条件が設定される。ヒータ19は、このように設定
された温度差の値が設定温度(温度指示ボタン35と数
値ボタン37により設定される)と各貯蔵室2、3、
4、5の庫内温度との温度差よりも大きい場合に作動さ
れる。また、時間設定キー45Bを押下し、続いて数値
ボタン37により時間条件が設定されるが、ヒータ19
は、このように設定された時間が到来する毎に作動され
る。尚、ヒータ19は前記のように設定される温度差条
件又は時間条件のいずれか一方に基づいて、その作動が
制御されるようにしてもよい。
【0022】また、ダンパ設定ボタン46は温度差設定
キー46A、時間設定キー46B、湿度設定キー46C
を有し、各貯蔵室2、3、4、5毎に操作されてダンパ
機構15を作動させる温度差条件、時間条件、湿度条件
が設定されるものである。即ち、温度差設定キー46A
を押下し、続いて数値ボタン37により温度差条件が設
定される。ダンパ機構15は、このように設定された温
度差の値が設定温度(温度指示ボタン35と数値ボタン
37により設定される)と各貯蔵室2、3、4、5の庫
内温度との温度差よりも大きい場合に作動される。ま
た、時間設定キー46Bを押下し、続いて数値ボタン3
7により時間条件が設定されるが、ダンパ機構15は、
このように設定された時間が到来する毎に作動される。
更に、湿度設定キー46Cを押下し、続いて数値ボタン
37により湿度条件が設定されるが、ダンパ機構15
は、このように設定された湿度と各貯蔵室2、3、4、
5内の庫内湿度との比較結果に基づいて作動されるもの
である。強制ジャンプボタン47は、各貯蔵室2、3、
4、5毎にジャンプ時間を設定する時間設定キー47A
と強制的にジャンプさせるべきステップを設定するジャ
ンプステップキー47Bとを有し、後述するジャンプタ
イマ64により計時された時間Tが時間設定キー47A
により設定された時間になった場合に、ジャンプステッ
プキー47Bにより設定されたステップにジャンプさせ
るものである。ここに、ジャンプ時間は時間設定キー4
7Aと数値ボタン37とにより設定され、また、ジャン
プステップはジャンプステップキー47Bと数値ボタン
37とにより設定される。
キー46A、時間設定キー46B、湿度設定キー46C
を有し、各貯蔵室2、3、4、5毎に操作されてダンパ
機構15を作動させる温度差条件、時間条件、湿度条件
が設定されるものである。即ち、温度差設定キー46A
を押下し、続いて数値ボタン37により温度差条件が設
定される。ダンパ機構15は、このように設定された温
度差の値が設定温度(温度指示ボタン35と数値ボタン
37により設定される)と各貯蔵室2、3、4、5の庫
内温度との温度差よりも大きい場合に作動される。ま
た、時間設定キー46Bを押下し、続いて数値ボタン3
7により時間条件が設定されるが、ダンパ機構15は、
このように設定された時間が到来する毎に作動される。
更に、湿度設定キー46Cを押下し、続いて数値ボタン
37により湿度条件が設定されるが、ダンパ機構15
は、このように設定された湿度と各貯蔵室2、3、4、
5内の庫内湿度との比較結果に基づいて作動されるもの
である。強制ジャンプボタン47は、各貯蔵室2、3、
4、5毎にジャンプ時間を設定する時間設定キー47A
と強制的にジャンプさせるべきステップを設定するジャ
ンプステップキー47Bとを有し、後述するジャンプタ
イマ64により計時された時間Tが時間設定キー47A
により設定された時間になった場合に、ジャンプステッ
プキー47Bにより設定されたステップにジャンプさせ
るものである。ここに、ジャンプ時間は時間設定キー4
7Aと数値ボタン37とにより設定され、また、ジャン
プステップはジャンプステップキー47Bと数値ボタン
37とにより設定される。
【0023】各貯蔵室2、3、4、5毎に操作される通
り越し機能設定ボタン48は、温度差設定キー48Aと
温度設定キー48Bとを有し、温度差設定キー48Aは
数値ボタン37と共に操作されて通り越し機能を実行す
る際の温度差条件を設定し、また、温度設定キー48B
は設定温度(温度指示ボタン35と数値ボタン37とに
より設定される)から何度通り越すかを表す通り越し温
度を設定するものである。これより、通り越し機能は、
後述するように現ステップにおける設定温度と前ステッ
プにおける設定温度との差が前記のように温度差設定キ
ー48Aにより設定された温度差よりも大きい場合に、
温度設定キー48Bにより設定された温度だけ通り越す
ように実行されるものである。尚、ジャンプ・待機設定
ボタン49は前記したジャンプ機能や待機機能を実行さ
せる際に押下されるものであり、かかる設定ボタン49
を押下した後前記終了時間指定スイッチ40を介してジ
ャンプ機能・待機機能の選択が行なわれる。
り越し機能設定ボタン48は、温度差設定キー48Aと
温度設定キー48Bとを有し、温度差設定キー48Aは
数値ボタン37と共に操作されて通り越し機能を実行す
る際の温度差条件を設定し、また、温度設定キー48B
は設定温度(温度指示ボタン35と数値ボタン37とに
より設定される)から何度通り越すかを表す通り越し温
度を設定するものである。これより、通り越し機能は、
後述するように現ステップにおける設定温度と前ステッ
プにおける設定温度との差が前記のように温度差設定キ
ー48Aにより設定された温度差よりも大きい場合に、
温度設定キー48Bにより設定された温度だけ通り越す
ように実行されるものである。尚、ジャンプ・待機設定
ボタン49は前記したジャンプ機能や待機機能を実行さ
せる際に押下されるものであり、かかる設定ボタン49
を押下した後前記終了時間指定スイッチ40を介してジ
ャンプ機能・待機機能の選択が行なわれる。
【0024】次ぎに、前記のように構成された貯蔵庫に
おける制御系について図6を参照して説明する。図6は
貯蔵庫の制御ブロック図を示し、制御装置(以下、CP
Uと称する)60を核として構成されている。図6にお
いて、前記したパネルスイッチ10、11がCPU60
に接続され、CPU60は各パネルスイッチ10、11
上に配設された各種スイッチ、ボタンから入力されるス
イッチ信号を検出して各種の演算を行う。また、CPU
60にはROM61及びRAM62が接続されている。
かかるROM61には前記した各種の温度条件、時間条
件等を各ステップ毎に設定するための設定工程プログラ
ム(後述する)、設定工程により設定された各種の温度
条件、時間条件等に基づいて貯蔵庫の制御を行なう運転
工程プログラム(後述する)、その他貯蔵庫を制御する
に必要な各種のプログラムが記憶されている。また、R
AM62はCPU60を介して演算された各種演算結果
を一時的に記憶するものである。これより、CPU60
はROM61に記憶された各種プログラムに基づいて各
種演算を行い、その演算結果をRAM62に記憶させる
ものである。
おける制御系について図6を参照して説明する。図6は
貯蔵庫の制御ブロック図を示し、制御装置(以下、CP
Uと称する)60を核として構成されている。図6にお
いて、前記したパネルスイッチ10、11がCPU60
に接続され、CPU60は各パネルスイッチ10、11
上に配設された各種スイッチ、ボタンから入力されるス
イッチ信号を検出して各種の演算を行う。また、CPU
60にはROM61及びRAM62が接続されている。
かかるROM61には前記した各種の温度条件、時間条
件等を各ステップ毎に設定するための設定工程プログラ
ム(後述する)、設定工程により設定された各種の温度
条件、時間条件等に基づいて貯蔵庫の制御を行なう運転
工程プログラム(後述する)、その他貯蔵庫を制御する
に必要な各種のプログラムが記憶されている。また、R
AM62はCPU60を介して演算された各種演算結果
を一時的に記憶するものである。これより、CPU60
はROM61に記憶された各種プログラムに基づいて各
種演算を行い、その演算結果をRAM62に記憶させる
ものである。
【0025】また、CPU60には温度検出器16が接
続され、CPU60はかかる温度検出器16により検出
された各貯蔵室2、3、4、5の庫内温度と温度指示ボ
タン35、数値ボタン37により設定された設定温度と
の温度差が、一定温度以上あるかどうかを判断し、その
判断結果に基づいてヒータ切換スイッチ39が「有」に
切り換えられたステップでヒータ19の駆動制御を行な
う。また、CPU60は各貯蔵室2、3、4、5の庫内
温度と設定温度との温度差がヒータ設定ボタン45の温
度差設定キー45Aにより設定された温度差よりも大き
いかどうかを判断し、その判断結果と時間設定キー45
Bにより設定された設定時間とに基づいて各貯蔵室2、
3、4、5毎にヒータ19の駆動制御を行なう。更に、
CPU60には湿度検出器25が接続されており、CP
U60はかかる湿度検出器25により検出された貯蔵庫
2等の庫内温度に基づいてダンパ切換スイッチ42が
「ON」に切り換えられたステップでダンパ駆動装置6
3を介してダンパ機構15の開閉を制御する。また、C
PU60は湿度検出器25により検出された貯蔵室2等
の庫内湿度とダンパ設定ボタン46の湿度設定キー46
Cにより設定された湿度との比較結果、及び、前記と同
様にして、温度検出器16により検出された庫内温度と
温度指示ボタン35、数値ボタン37により設定された
設定温度との温度差が、ダンパ設定ボタン46の温度差
設定キー46Aにより設定された温度差よりも大きいか
どうかの判断結果、更に、時間設定キー46Bにより設
定された設定時間に基づいて、各貯蔵室2、3、4、5
毎にダンパ駆動装置63を介してダンパ機構15の開閉
を制御する。
続され、CPU60はかかる温度検出器16により検出
された各貯蔵室2、3、4、5の庫内温度と温度指示ボ
タン35、数値ボタン37により設定された設定温度と
の温度差が、一定温度以上あるかどうかを判断し、その
判断結果に基づいてヒータ切換スイッチ39が「有」に
切り換えられたステップでヒータ19の駆動制御を行な
う。また、CPU60は各貯蔵室2、3、4、5の庫内
温度と設定温度との温度差がヒータ設定ボタン45の温
度差設定キー45Aにより設定された温度差よりも大き
いかどうかを判断し、その判断結果と時間設定キー45
Bにより設定された設定時間とに基づいて各貯蔵室2、
3、4、5毎にヒータ19の駆動制御を行なう。更に、
CPU60には湿度検出器25が接続されており、CP
U60はかかる湿度検出器25により検出された貯蔵庫
2等の庫内温度に基づいてダンパ切換スイッチ42が
「ON」に切り換えられたステップでダンパ駆動装置6
3を介してダンパ機構15の開閉を制御する。また、C
PU60は湿度検出器25により検出された貯蔵室2等
の庫内湿度とダンパ設定ボタン46の湿度設定キー46
Cにより設定された湿度との比較結果、及び、前記と同
様にして、温度検出器16により検出された庫内温度と
温度指示ボタン35、数値ボタン37により設定された
設定温度との温度差が、ダンパ設定ボタン46の温度差
設定キー46Aにより設定された温度差よりも大きいか
どうかの判断結果、更に、時間設定キー46Bにより設
定された設定時間に基づいて、各貯蔵室2、3、4、5
毎にダンパ駆動装置63を介してダンパ機構15の開閉
を制御する。
【0026】また、CPU60は、スチーム切換スイッ
チ38が「有」に切り換えられているステップにおい
て、温度検出器16により検出される庫内温度に基づい
てスチーム発生器21の駆動制御を行なう、更に、CP
U60は各貯蔵室2、3、4、5毎に温度指示ボタン3
5、数値ボタン37により設定された設定温度とスチー
ム設定ボタン44の温度設定キー44Aにより設定され
た設定温度との比較結果に基づいてスチーム発生器21
の駆動制御を行なう。更に、CPU60は温度指示ボタ
ン35により設定された設定温度、時間指示ボタン36
により設定された設定時間に基づいて冷却器18の駆動
制御を行ない、また、循環ファン17を連続的に回転駆
動する。尚、CPU60に接続されたジャンプタイマ6
4は貯蔵庫の運転開始時に計時を開始し、その計時時間
と前記強制ジャンプボタン47の時間設定キー47Aに
より設定された設定時間とが同じになったときに、その
ステップをジャンプステップキー47Bにより設定され
たステップに強制的にジャンプさせる。また、ステップ
タイマ65は時間指示ボタン36により設定された設定
時間を計時するためのものである。
チ38が「有」に切り換えられているステップにおい
て、温度検出器16により検出される庫内温度に基づい
てスチーム発生器21の駆動制御を行なう、更に、CP
U60は各貯蔵室2、3、4、5毎に温度指示ボタン3
5、数値ボタン37により設定された設定温度とスチー
ム設定ボタン44の温度設定キー44Aにより設定され
た設定温度との比較結果に基づいてスチーム発生器21
の駆動制御を行なう。更に、CPU60は温度指示ボタ
ン35により設定された設定温度、時間指示ボタン36
により設定された設定時間に基づいて冷却器18の駆動
制御を行ない、また、循環ファン17を連続的に回転駆
動する。尚、CPU60に接続されたジャンプタイマ6
4は貯蔵庫の運転開始時に計時を開始し、その計時時間
と前記強制ジャンプボタン47の時間設定キー47Aに
より設定された設定時間とが同じになったときに、その
ステップをジャンプステップキー47Bにより設定され
たステップに強制的にジャンプさせる。また、ステップ
タイマ65は時間指示ボタン36により設定された設定
時間を計時するためのものである。
【0027】続いて、前記のように構成された貯蔵庫に
おいて、パネルスイッチ10、11を介して各ステップ
における温度条件、時間条件を設定する設定工程プログ
ラムについて図7、図8を参照して説明する。図7及び
図8は設定工程プログラムのフローチャートを示し、ス
テップ(以下、Sと略記する)1においてセットボタン
30が押下されたかどうか判断され、押下されていない
場合(S1:NO)には押下されるまで待機する。セッ
トボタン30が押下された場合(S1:YES)、S2
で初期設定が行なわれ室番号Rが1(第1室を意味し、
貯蔵室2に相当する)にセットされるとともに、ステッ
プ番号Sが1(第1ステップを意味し、後述のように各
ステップ毎に温度条件と時間条件が設定される)にセッ
トされる。このように、セットされた室番号は表示部3
2Aに表示される(S3)。
おいて、パネルスイッチ10、11を介して各ステップ
における温度条件、時間条件を設定する設定工程プログ
ラムについて図7、図8を参照して説明する。図7及び
図8は設定工程プログラムのフローチャートを示し、ス
テップ(以下、Sと略記する)1においてセットボタン
30が押下されたかどうか判断され、押下されていない
場合(S1:NO)には押下されるまで待機する。セッ
トボタン30が押下された場合(S1:YES)、S2
で初期設定が行なわれ室番号Rが1(第1室を意味し、
貯蔵室2に相当する)にセットされるとともに、ステッ
プ番号Sが1(第1ステップを意味し、後述のように各
ステップ毎に温度条件と時間条件が設定される)にセッ
トされる。このように、セットされた室番号は表示部3
2Aに表示される(S3)。
【0028】S4では室切換ボタン31が押下されたか
どうか判断され室切換ボタン31が押下された場合(S
5:YES)、室番号Rが1加算される(S4)。そし
て、S5にてその室番号Rが5になったか判断され、室
番号Rが5でない場合(S6:NO)には直接S4に戻
り、一方、室番号Rが5になった場合(S6:YES)
室番号Rが1にセットされた後S4に戻る。尚、室番号
Rの値5は前記のように本実施例に係る貯蔵庫では、貯
蔵室が4つ存在することから判断の便宜のために設定さ
れた値である。S4での判断がNOの場合S8に移行
し、S8ではステップセットボタン34が押下されたか
どうか判断される。ステップセットボタン34が押下さ
れていない場合(S8:NO)、S9にてセットボタン
30が押下されたかどうか判断される。セットボタン3
0が押下された場合(S9:YES)にはS1に戻り、
また、セットボタン30が押下されていない場合(S
9:NO)にはS4に戻る。
どうか判断され室切換ボタン31が押下された場合(S
5:YES)、室番号Rが1加算される(S4)。そし
て、S5にてその室番号Rが5になったか判断され、室
番号Rが5でない場合(S6:NO)には直接S4に戻
り、一方、室番号Rが5になった場合(S6:YES)
室番号Rが1にセットされた後S4に戻る。尚、室番号
Rの値5は前記のように本実施例に係る貯蔵庫では、貯
蔵室が4つ存在することから判断の便宜のために設定さ
れた値である。S4での判断がNOの場合S8に移行
し、S8ではステップセットボタン34が押下されたか
どうか判断される。ステップセットボタン34が押下さ
れていない場合(S8:NO)、S9にてセットボタン
30が押下されたかどうか判断される。セットボタン3
0が押下された場合(S9:YES)にはS1に戻り、
また、セットボタン30が押下されていない場合(S
9:NO)にはS4に戻る。
【0029】また、ステップセットボタン34が押下さ
れた場合(S8:YES)、S10にてそのときのステ
ップ番号Sが表示部32Aに表示される。続く、S11
ではステップ切換ボタン33が押下されたかどうか判断
され、押下された場合(S11:YES)にはステップ
番号Sが1加算される(S12)。このように加算され
たステップ番号Sが11でない場合(S13:NO)に
はS11に戻り、また、ステップ番号Sが11となった
場合(S13:YES)にはS14にてステップ番号S
が1にセットされて後S11に戻る。尚、ステップ番号
Sの11の値は、終了時間指定スイッチ40が設定可能
ステップ数に合致させて任意的に10個設けられている
ことから、そのステップ番号Sの判断のために便宜的に
設定された値である。
れた場合(S8:YES)、S10にてそのときのステ
ップ番号Sが表示部32Aに表示される。続く、S11
ではステップ切換ボタン33が押下されたかどうか判断
され、押下された場合(S11:YES)にはステップ
番号Sが1加算される(S12)。このように加算され
たステップ番号Sが11でない場合(S13:NO)に
はS11に戻り、また、ステップ番号Sが11となった
場合(S13:YES)にはS14にてステップ番号S
が1にセットされて後S11に戻る。尚、ステップ番号
Sの11の値は、終了時間指定スイッチ40が設定可能
ステップ数に合致させて任意的に10個設けられている
ことから、そのステップ番号Sの判断のために便宜的に
設定された値である。
【0030】次ぎに、ステップ切換ボタン33が押下さ
れていない場合(S11:NO)、S15にて温度指示
ボタン35が押下されたかどうか判断される。温度指示
ボタン35が押下された場合(S15:YES)、S1
6にて数値ボタン37を介して設定温度c(S)が設定
されるとともに、その設定温度c(S)が表示部32B
に表示されて後S17に移行する。一方、温度指示ボタ
ン35が押下されていない場合(S15:NO)には直
接S17に移行する。S17では時間指示ボタン36が
押下されたかどうか判断され、押下された場合(S1
7:YES)にはS18にて数値ボタン37を介して設
定時間t(S)が設定されるとともに、その設定時間t
(S)が表示部32Bに表示されて後S19に移行す
る。一方、時間指示ボタン36が押下されていない場合
(S17:NO)には直接S19に移行する。S19で
は貯蔵庫の使用目的に従って、スチーム、ヒータ、ダン
パ、通り越し機能、ジャンプ・待機機能の選択が前記の
ように各貯蔵室2、3、4、5毎に任意的に行なわれ
る。
れていない場合(S11:NO)、S15にて温度指示
ボタン35が押下されたかどうか判断される。温度指示
ボタン35が押下された場合(S15:YES)、S1
6にて数値ボタン37を介して設定温度c(S)が設定
されるとともに、その設定温度c(S)が表示部32B
に表示されて後S17に移行する。一方、温度指示ボタ
ン35が押下されていない場合(S15:NO)には直
接S17に移行する。S17では時間指示ボタン36が
押下されたかどうか判断され、押下された場合(S1
7:YES)にはS18にて数値ボタン37を介して設
定時間t(S)が設定されるとともに、その設定時間t
(S)が表示部32Bに表示されて後S19に移行す
る。一方、時間指示ボタン36が押下されていない場合
(S17:NO)には直接S19に移行する。S19で
は貯蔵庫の使用目的に従って、スチーム、ヒータ、ダン
パ、通り越し機能、ジャンプ・待機機能の選択が前記の
ように各貯蔵室2、3、4、5毎に任意的に行なわれ
る。
【0031】続く、S20においてステップ切換ボタン
33が押下されたかどうか判断され、押下されている場
合には(S20:YES)S21にて最終ステップにお
ける設定温度t(n)(n番目のステップの意味)が0
キー37A又は∞キー37Bにより設定されているかど
うか判断される。0キー37A又は∞キー37Bにより
温度設定が行なわれていない場合(S21:NO)、S
22にてステップ番号Sが1加算される。このように加
算されたステップ番号Sが11になった場合(S23:
YES)にはS24にてステップ番号Sが1にセットさ
れて後S11に戻り、また、前記のように加算されたス
テップ番号Sが11になっていない場合(S23:N
O)には直接S11に戻る。一方、S21の判断がYE
Sの場合S25に移行する。ステップ切換ボタン33が
押下されていない場合(S20:NO)、S25におい
て室切換ボタン31が押下されたかどうか判断される。
室切換ボタン31が押下された場合(S25:YE
S)、室番号Rが1加算される(S26)。この後、S
27において室番号Rが5になったかどうか判断され、
室番号Rが5になった場合(S27:YES)にはS2
8で室番号Rが1にセットされた後S4に戻り、また室
番号Rが5でない場合(S27:NO)には直接S4に
戻る。
33が押下されたかどうか判断され、押下されている場
合には(S20:YES)S21にて最終ステップにお
ける設定温度t(n)(n番目のステップの意味)が0
キー37A又は∞キー37Bにより設定されているかど
うか判断される。0キー37A又は∞キー37Bにより
温度設定が行なわれていない場合(S21:NO)、S
22にてステップ番号Sが1加算される。このように加
算されたステップ番号Sが11になった場合(S23:
YES)にはS24にてステップ番号Sが1にセットさ
れて後S11に戻り、また、前記のように加算されたス
テップ番号Sが11になっていない場合(S23:N
O)には直接S11に戻る。一方、S21の判断がYE
Sの場合S25に移行する。ステップ切換ボタン33が
押下されていない場合(S20:NO)、S25におい
て室切換ボタン31が押下されたかどうか判断される。
室切換ボタン31が押下された場合(S25:YE
S)、室番号Rが1加算される(S26)。この後、S
27において室番号Rが5になったかどうか判断され、
室番号Rが5になった場合(S27:YES)にはS2
8で室番号Rが1にセットされた後S4に戻り、また室
番号Rが5でない場合(S27:NO)には直接S4に
戻る。
【0032】S25において室切換ボタン31が押下さ
れていないと判断された場合(S25:NO)、続くS
29にてスチーム設定ボタン44のうちいずれかのキー
44A、44Bが押下されたかどうか判断される。いず
れかのキー44A又は44Bが押下された場合(S2
9:YES)、S30において温度設定キー44Aが押
下されたかどうか判断され、押下された場合(S30:
YES)にはS31にて数値ボタン37を介して温度
(A)が設定された後、S32に移行する。一方、温度
設定キー44Aが押下されていない場合(S30:N
O)には直接S32に移行する。尚、S29における判
断がNOの場合にはS34に移行する。S32において
は、時間設定キー44Bが押下されたかどうか判断さ
れ、押下されている場合(S32:YES)S33にて
数値ボタン37を介して時間(B)が設定された後S3
4に移行する。また、S32における判断がNOの場合
には直接S34に移行する。
れていないと判断された場合(S25:NO)、続くS
29にてスチーム設定ボタン44のうちいずれかのキー
44A、44Bが押下されたかどうか判断される。いず
れかのキー44A又は44Bが押下された場合(S2
9:YES)、S30において温度設定キー44Aが押
下されたかどうか判断され、押下された場合(S30:
YES)にはS31にて数値ボタン37を介して温度
(A)が設定された後、S32に移行する。一方、温度
設定キー44Aが押下されていない場合(S30:N
O)には直接S32に移行する。尚、S29における判
断がNOの場合にはS34に移行する。S32において
は、時間設定キー44Bが押下されたかどうか判断さ
れ、押下されている場合(S32:YES)S33にて
数値ボタン37を介して時間(B)が設定された後S3
4に移行する。また、S32における判断がNOの場合
には直接S34に移行する。
【0033】次ぎに、S34においてヒータ設定ボタン
45のうちいずれかのキー45A、45Bが押下された
かどうか判断される。いずれかのキー45A、45Bが
押下された場合(S34:YES)S35に移行し、一
方、押下されていない場合(S34:NO)にはS39
に移行する。S35では、温度差設定キー45Aが押下
されたかどうか判断され、押下されていない場合(S3
5:NO)には直ちにS37に移行し、一方、押下され
た場合(S35:YES)にはS36において数値ボタ
ン37を介して温度差(X)が設定されて後S37に移
行する。S37においては時間設定キー45Bが押下さ
れたかどうか判断され、押下されいない場合(S37:
NO)にはS39に移行し、これに対し押下された場合
(S37:YES)にはS38にて数値ボタン37を介
して時間(Y)が設定された後S39に移行する。S3
9ではダンパ設定ボタン46のうちいずれかのキー46
A、46B、46Cが押下されたかどうか判断され、押
下された場合(S39:YES)にはS40に移行する
一方、押下されていない場合(S39:NO)にはS4
6に移行する。
45のうちいずれかのキー45A、45Bが押下された
かどうか判断される。いずれかのキー45A、45Bが
押下された場合(S34:YES)S35に移行し、一
方、押下されていない場合(S34:NO)にはS39
に移行する。S35では、温度差設定キー45Aが押下
されたかどうか判断され、押下されていない場合(S3
5:NO)には直ちにS37に移行し、一方、押下され
た場合(S35:YES)にはS36において数値ボタ
ン37を介して温度差(X)が設定されて後S37に移
行する。S37においては時間設定キー45Bが押下さ
れたかどうか判断され、押下されいない場合(S37:
NO)にはS39に移行し、これに対し押下された場合
(S37:YES)にはS38にて数値ボタン37を介
して時間(Y)が設定された後S39に移行する。S3
9ではダンパ設定ボタン46のうちいずれかのキー46
A、46B、46Cが押下されたかどうか判断され、押
下された場合(S39:YES)にはS40に移行する
一方、押下されていない場合(S39:NO)にはS4
6に移行する。
【0034】S40においては、温度差設定キー46A
が押下されたかどうか判断され、押下されていなければ
(S40:NO)S42に移行し、押下された場合(S
40:YES)にはS41にて温度差(L)が数値ボタ
ン37を介して設定された後S42に移行する。S42
では時間設定キー46Bが押下されたかどうか判断さ
れ、押下されていない場合(S42:NO)にはS44
に移行するが、押下された場合(S42:YES)には
S43にて数値ボタン37を介して時間(M)が設定さ
れた後S44に移行する。また、S44においては、湿
度設定キー46Cが押下されたかどうか判断され、押下
されていない場合(S44:NO)S46に移行するに
対し、押下された場合(S44:YES)にはS45に
て数値ボタン37を介して湿度(N)が設定された後S
46に移行する。続く、S46においては、強制ジャン
プボタン47の時間設定キー47A又はジャンプステッ
プキー47Bが押下されたかどうか判断され、押下され
ていない場合(S46:NO)にはS49に移行し、こ
れに対し、押下された場合(S46:YES)にはS4
7にて時間設定キー47Aを押下した後数値ボタン37
を介して時間(P)が設定されるとともに、S48にて
ジャンプステップキー47Bを押下した後数値ボタン3
7を介してジャンプすべきステップ(Q)が設定され
る。
が押下されたかどうか判断され、押下されていなければ
(S40:NO)S42に移行し、押下された場合(S
40:YES)にはS41にて温度差(L)が数値ボタ
ン37を介して設定された後S42に移行する。S42
では時間設定キー46Bが押下されたかどうか判断さ
れ、押下されていない場合(S42:NO)にはS44
に移行するが、押下された場合(S42:YES)には
S43にて数値ボタン37を介して時間(M)が設定さ
れた後S44に移行する。また、S44においては、湿
度設定キー46Cが押下されたかどうか判断され、押下
されていない場合(S44:NO)S46に移行するに
対し、押下された場合(S44:YES)にはS45に
て数値ボタン37を介して湿度(N)が設定された後S
46に移行する。続く、S46においては、強制ジャン
プボタン47の時間設定キー47A又はジャンプステッ
プキー47Bが押下されたかどうか判断され、押下され
ていない場合(S46:NO)にはS49に移行し、こ
れに対し、押下された場合(S46:YES)にはS4
7にて時間設定キー47Aを押下した後数値ボタン37
を介して時間(P)が設定されるとともに、S48にて
ジャンプステップキー47Bを押下した後数値ボタン3
7を介してジャンプすべきステップ(Q)が設定され
る。
【0035】次ぎに、S49では通り越し機能設定ボタ
ン4はのうち温度差設定キー4はA、温度設定キー4は
Bのいずれかが押下されたかどうか判断され、押下され
ていない場合(S49:NO)にはS51に移行し、一
方、押下されている場合(S49:YES)にはS50
において温度差(D)及び通り越し温度(F)が数値ボ
タン37を介して設定された後S51に移行する。S5
1においては、繰り返しステップ指定ボタン41が押下
されたかどうか判断され、押下されていない場合(S5
1:NO)にはS53に移行する一方、押下された場合
(S51:YES)にはS52にて各指定キー41A、
41Bを介して繰り返して戻すべきステップ(E)が設
定された後S53に移行する。
ン4はのうち温度差設定キー4はA、温度設定キー4は
Bのいずれかが押下されたかどうか判断され、押下され
ていない場合(S49:NO)にはS51に移行し、一
方、押下されている場合(S49:YES)にはS50
において温度差(D)及び通り越し温度(F)が数値ボ
タン37を介して設定された後S51に移行する。S5
1においては、繰り返しステップ指定ボタン41が押下
されたかどうか判断され、押下されていない場合(S5
1:NO)にはS53に移行する一方、押下された場合
(S51:YES)にはS52にて各指定キー41A、
41Bを介して繰り返して戻すべきステップ(E)が設
定された後S53に移行する。
【0036】S53では、ジャンプ・待機設定ボタン4
9が押下されたかどうか判断され、押下されていない場
合(S53:NO)S55に移行し、押下された場合
(S53:YES)にはS54にて各終了時間指定スイ
ッチ40を介してステップ毎にジャンプ・待機又は指定
時間通りの制御を行なうかが切り換えられる。この後、
S55に移行する。S55においては、セットボタン3
0が押下されたかどうか判断され、押下された場合(S
55:YES)にはS1に戻り、押下されていない場合
(S55:NO)にはS11に戻る。
9が押下されたかどうか判断され、押下されていない場
合(S53:NO)S55に移行し、押下された場合
(S53:YES)にはS54にて各終了時間指定スイ
ッチ40を介してステップ毎にジャンプ・待機又は指定
時間通りの制御を行なうかが切り換えられる。この後、
S55に移行する。S55においては、セットボタン3
0が押下されたかどうか判断され、押下された場合(S
55:YES)にはS1に戻り、押下されていない場合
(S55:NO)にはS11に戻る。
【0037】前記の設定工程を経ることにより第1室
(室番号1で貯蔵室2に相当する)におけるステップ番
号1の制御を行なうための温度条件、時間条件が設定さ
れ、また、第1室に関しスチーム、ヒータ、ダンパ、強
制ジャンプ、通り越し機能、繰り返しステップ指定、ジ
ャンプ・待機の各制御条件が設定される。次ぎにステッ
プ2における各温度条件、時間条件を設定するには再度
S11においてステップ切換ボタン33を押下しS1
2、S13を介してステップ番号Sを2にセットして前
記設定工程を繰り返せば、ステップ2における各温度条
件、時間条件を設定することができる。以降は同様にし
てステップ番号Sを1ずつ加算しつつ各ステップにおけ
る温度条件、時間条件を設定していけばよい。これによ
り、第1室における各ステップの制御条件が設定される
ものである。
(室番号1で貯蔵室2に相当する)におけるステップ番
号1の制御を行なうための温度条件、時間条件が設定さ
れ、また、第1室に関しスチーム、ヒータ、ダンパ、強
制ジャンプ、通り越し機能、繰り返しステップ指定、ジ
ャンプ・待機の各制御条件が設定される。次ぎにステッ
プ2における各温度条件、時間条件を設定するには再度
S11においてステップ切換ボタン33を押下しS1
2、S13を介してステップ番号Sを2にセットして前
記設定工程を繰り返せば、ステップ2における各温度条
件、時間条件を設定することができる。以降は同様にし
てステップ番号Sを1ずつ加算しつつ各ステップにおけ
る温度条件、時間条件を設定していけばよい。これによ
り、第1室における各ステップの制御条件が設定される
ものである。
【0038】更に、第2室(室番号2で貯蔵室3に相当
する)における各ステップの温度条件、時間条件、及
び、第2室に関する前記スチーム等の制御条件を設定す
るには、S4において室切換ボタン31を押下し、S
5、S6を介して室番号を1加算して後、前記と同様の
操作を行なうことにより第2室における各ステップの制
御条件及びスチーム等の制御条件を設定することができ
るものである。
する)における各ステップの温度条件、時間条件、及
び、第2室に関する前記スチーム等の制御条件を設定す
るには、S4において室切換ボタン31を押下し、S
5、S6を介して室番号を1加算して後、前記と同様の
操作を行なうことにより第2室における各ステップの制
御条件及びスチーム等の制御条件を設定することができ
るものである。
【0039】続いて、前記のように設定された各温度条
件、時間条件に従って貯蔵庫を制御する運転工程につい
て図9、図10を参照しつつ説明する。尚、かかる運転
工程は第1室乃至第4室のそれぞれについて同様の制御
が行なわれるので、以下では特に室番号は明示しない。
図9、図10は貯蔵庫の運転工程制御プログラムのフロ
ーチャートを示すものであり、S60において、ステッ
プ番号Sを1にセットする。この後、ジャンプタイマ6
4による計時が開始される(S61)。ここに、ジャン
プタイマ64は時間(T)を計時するものとする。
件、時間条件に従って貯蔵庫を制御する運転工程につい
て図9、図10を参照しつつ説明する。尚、かかる運転
工程は第1室乃至第4室のそれぞれについて同様の制御
が行なわれるので、以下では特に室番号は明示しない。
図9、図10は貯蔵庫の運転工程制御プログラムのフロ
ーチャートを示すものであり、S60において、ステッ
プ番号Sを1にセットする。この後、ジャンプタイマ6
4による計時が開始される(S61)。ここに、ジャン
プタイマ64は時間(T)を計時するものとする。
【0040】続く、S62で運転が開始され、CPU6
0は基本的に温度設定ボタン35と数値ボタン37とに
より設定された設定温度c(s)、及び、時間設定ボタ
ン36と数値ボタン37とにより設定された設定時間t
(S)に基づいて貯蔵庫の制御を行い、同時にステップ
タイマ65が計時を開始する。ここに、ステップタイマ
65は時間(t)を計時するものとする。次ぎに、S6
3ではジャンプタイマ64により計時された時間(T)
が強制ジャンプボタン47の時間設定キー47Aを介し
て設定された時間(P)と同一となったかどうか判断さ
れ、同一でない場合(S63:NO)にはS67に移行
する。一方、同一となった場合(S63:YES)に
は、S64においてステップ番号Sがジャンプステップ
キー47Bを介して設定されたステップ番号(Q)に設
定される。この後、S65において、そのときのステッ
プ番号Sが0であるかどうか判断され、ステップ番号S
が0であるならば(S65:YES)何も設定されてい
ない設定前の状態が維持されるとともに、ステップ番号
Sが0でない場合(S65:NO)にはS61に戻る。
0は基本的に温度設定ボタン35と数値ボタン37とに
より設定された設定温度c(s)、及び、時間設定ボタ
ン36と数値ボタン37とにより設定された設定時間t
(S)に基づいて貯蔵庫の制御を行い、同時にステップ
タイマ65が計時を開始する。ここに、ステップタイマ
65は時間(t)を計時するものとする。次ぎに、S6
3ではジャンプタイマ64により計時された時間(T)
が強制ジャンプボタン47の時間設定キー47Aを介し
て設定された時間(P)と同一となったかどうか判断さ
れ、同一でない場合(S63:NO)にはS67に移行
する。一方、同一となった場合(S63:YES)に
は、S64においてステップ番号Sがジャンプステップ
キー47Bを介して設定されたステップ番号(Q)に設
定される。この後、S65において、そのときのステッ
プ番号Sが0であるかどうか判断され、ステップ番号S
が0であるならば(S65:YES)何も設定されてい
ない設定前の状態が維持されるとともに、ステップ番号
Sが0でない場合(S65:NO)にはS61に戻る。
【0041】S67においては、ヒータ19がONされ
ているかどうか判断され、ONされている場合(S6
7:YES)S73に移行するが、ヒータ19がONさ
れていないと判断された場合(S67:NO)にはS6
8にてヒータ設定ボタン45の内いずれかの設定キー4
5A又は45Bが押下されているかどうか判断される。
判断の結果、NOの場合S73に移行する一方、判断が
YESの場合にはS69に移行して温度指示ボタン35
及び数値ボタン37を介して設定された設定温度と温度
検出器16により検出された庫内温度との温度差が温度
差キー45Aにより設定された温度差Xよりも大きいか
どうか判断される。設定温度と庫内温度との温度差が温
度差Xよりも小さい場合(S69:NO)にはS70に
てヒータ19をOFFした後S73に移行し、大きい場
合(S69:YES)にはS71にてヒータ19がON
されS72に移行する。S72ではジャンプタイマ65
により計時された時間Tが強制ジャンプボタン47の時
間設定キー47Aにより設定された時間Pになったかど
うか判断され、判断がYESの場合S64に戻り、一
方、判断がNOの場合にはS69に戻る。S73におい
ては、ダンパ機構15が開放されているかどうか判断さ
れ、開放されている場合(S73:YES)にはS80
に移行するが、開放されていない場合(S73:NO)
にはS74にてダンパ設定ボタン46の内温度差設定キ
ー46A、時間設定キー46B、湿度設定キー46Cの
いずれかが押下されているかどうか判断される。ダンパ
設定ボタン46が押下されている場合(S74:YE
S)にはS75において温度指示ボタン35、数値ボタ
ン37により設定された設定温度と温度検出器16によ
り検出された庫内温度との温度差の絶対値が温度差設定
キー46Aにより設定された温度差Lよりも大きいかど
うか判断されるが、一方、ダンパ設定ボタン46が押下
されていない場合(S74:NO)にはS80に移行す
る。
ているかどうか判断され、ONされている場合(S6
7:YES)S73に移行するが、ヒータ19がONさ
れていないと判断された場合(S67:NO)にはS6
8にてヒータ設定ボタン45の内いずれかの設定キー4
5A又は45Bが押下されているかどうか判断される。
判断の結果、NOの場合S73に移行する一方、判断が
YESの場合にはS69に移行して温度指示ボタン35
及び数値ボタン37を介して設定された設定温度と温度
検出器16により検出された庫内温度との温度差が温度
差キー45Aにより設定された温度差Xよりも大きいか
どうか判断される。設定温度と庫内温度との温度差が温
度差Xよりも小さい場合(S69:NO)にはS70に
てヒータ19をOFFした後S73に移行し、大きい場
合(S69:YES)にはS71にてヒータ19がON
されS72に移行する。S72ではジャンプタイマ65
により計時された時間Tが強制ジャンプボタン47の時
間設定キー47Aにより設定された時間Pになったかど
うか判断され、判断がYESの場合S64に戻り、一
方、判断がNOの場合にはS69に戻る。S73におい
ては、ダンパ機構15が開放されているかどうか判断さ
れ、開放されている場合(S73:YES)にはS80
に移行するが、開放されていない場合(S73:NO)
にはS74にてダンパ設定ボタン46の内温度差設定キ
ー46A、時間設定キー46B、湿度設定キー46Cの
いずれかが押下されているかどうか判断される。ダンパ
設定ボタン46が押下されている場合(S74:YE
S)にはS75において温度指示ボタン35、数値ボタ
ン37により設定された設定温度と温度検出器16によ
り検出された庫内温度との温度差の絶対値が温度差設定
キー46Aにより設定された温度差Lよりも大きいかど
うか判断されるが、一方、ダンパ設定ボタン46が押下
されていない場合(S74:NO)にはS80に移行す
る。
【0042】S75における判断がNOの場合にはS8
0に移行するが、判断がYESの場合にはS76にて湿
度検出器25により検出された庫内湿度が湿度設定キー
46Cにより設定された湿度Nよりも大きいかどうか判
断される。庫内湿度が設定湿度Nよりも大きい場合(S
76:YES)、S77においてダンパ機構15が開放
されてS79に移行するが、庫内湿度が設定湿度Nより
も小さい場合(S76:NO)にはS78においてダン
パ機構15が閉塞されて後S79に移行する。S79で
は前記S72におけると同様の判断が行なわれ、判断が
YESの場合S64に戻り、判断がNOの場合にはS7
5に戻ってS76以下の処理が行なわれる。S80にお
いてはスチーム発生器21が作動されているかどうか判
断され、作動されている場合(S80:YES)にはS
84に移行する一方、作動されていない場合(S80:
NO)にはS81以下の処理が行なわれる。即ち、S8
1ではスチーム設定ボタン44の内温度設定キー44
A、時間設定キー44Bのいずれかが押下されたかどう
か判断され、押下されていない場合(S81:NO)S
84に移行するが、押下された場合(S81:YES)
にはS82において温度指示ボタン35、数値ボタン3
7により設定された設定温度が温度設定キー44Aによ
り設定された設定温度Aよりも大きいかどうか判断され
る。S82における判断がNOの場合直ちにS84に移
行するが、判断がYESの場合にはS83にてスチーム
発生器21をONさせて後S84に戻る。
0に移行するが、判断がYESの場合にはS76にて湿
度検出器25により検出された庫内湿度が湿度設定キー
46Cにより設定された湿度Nよりも大きいかどうか判
断される。庫内湿度が設定湿度Nよりも大きい場合(S
76:YES)、S77においてダンパ機構15が開放
されてS79に移行するが、庫内湿度が設定湿度Nより
も小さい場合(S76:NO)にはS78においてダン
パ機構15が閉塞されて後S79に移行する。S79で
は前記S72におけると同様の判断が行なわれ、判断が
YESの場合S64に戻り、判断がNOの場合にはS7
5に戻ってS76以下の処理が行なわれる。S80にお
いてはスチーム発生器21が作動されているかどうか判
断され、作動されている場合(S80:YES)にはS
84に移行する一方、作動されていない場合(S80:
NO)にはS81以下の処理が行なわれる。即ち、S8
1ではスチーム設定ボタン44の内温度設定キー44
A、時間設定キー44Bのいずれかが押下されたかどう
か判断され、押下されていない場合(S81:NO)S
84に移行するが、押下された場合(S81:YES)
にはS82において温度指示ボタン35、数値ボタン3
7により設定された設定温度が温度設定キー44Aによ
り設定された設定温度Aよりも大きいかどうか判断され
る。S82における判断がNOの場合直ちにS84に移
行するが、判断がYESの場合にはS83にてスチーム
発生器21をONさせて後S84に戻る。
【0043】S84においては通り越し機能設定ボタン
48の内温度差設定キー48A、温度設定キー48Bの
いずれかが押下されたかどうか判断され、押下されてい
ない場合(S84:NO)にはS92に移行する一方、
押下された場合(S84:YES)にはS85に移行す
る。S85ではフラグGに1がセットされているかどう
か判断され、フラグGが1にセットされていない場合
(S85:NO)にはS86にて、現ステップにおいて
温度指示ボタン35により設定された設定温度c(S)
と前ステップにおいて設定された設定温度c(S−1)
との差の絶対値が温度差設定キー48Aにより設定され
た温度差Dよりも大きいかどうか判断される。S86に
おける判断がNOの場合には直ちにS92に移行する
が、判断がYESの場合にはS87で現ステップにおけ
る設定温度c(S)に温度設定キー48Bにより設定さ
れた温度Fを加算した後、S88にてフラグGに1をセ
ットしてS92に戻る。これに対し、S85においてフ
ラグGに1がセットされている場合(S85:YE
S)、S89にて温度検出器16により検出された庫内
温度が設定温度c(S)よりも大きいかどうか判断され
る。S89における判断がNOの場合にはS92に戻る
が、判断がYESの場合にはS90にて元の設定温度c
(S)に戻した後S91においてフラグGを0にセット
してS92に移行する。
48の内温度差設定キー48A、温度設定キー48Bの
いずれかが押下されたかどうか判断され、押下されてい
ない場合(S84:NO)にはS92に移行する一方、
押下された場合(S84:YES)にはS85に移行す
る。S85ではフラグGに1がセットされているかどう
か判断され、フラグGが1にセットされていない場合
(S85:NO)にはS86にて、現ステップにおいて
温度指示ボタン35により設定された設定温度c(S)
と前ステップにおいて設定された設定温度c(S−1)
との差の絶対値が温度差設定キー48Aにより設定され
た温度差Dよりも大きいかどうか判断される。S86に
おける判断がNOの場合には直ちにS92に移行する
が、判断がYESの場合にはS87で現ステップにおけ
る設定温度c(S)に温度設定キー48Bにより設定さ
れた温度Fを加算した後、S88にてフラグGに1をセ
ットしてS92に戻る。これに対し、S85においてフ
ラグGに1がセットされている場合(S85:YE
S)、S89にて温度検出器16により検出された庫内
温度が設定温度c(S)よりも大きいかどうか判断され
る。S89における判断がNOの場合にはS92に戻る
が、判断がYESの場合にはS90にて元の設定温度c
(S)に戻した後S91においてフラグGを0にセット
してS92に移行する。
【0044】S92では、現ステップに対応する終了時
間指定スイッチ40がジャンプ・待機「有」に切り換え
られているかどうか判断され、切り換えられていない場
合(S92:NO)にはS95に移行する一方、切り換
えられている場合(S92:YES)にはS93に移行
する。S93においては、庫内温度が設定温度c(S)
よりも大きいかどうか判断され、大きい場合(S93:
YES)にはS98に移行し、小さい場合(S93:N
O)にはS94にて前記S72、S79と同様の判断が
行なわれる。S94での判断がYESの場合S64に移
行し、判断がNOの場合にはS93に戻る。次ぎに、S
95においては、ジャンプ・待機設定ボタン49が押下
されたかどうか判断され、押下されていない場合(S9
5:NO)にはS97に移行し、押下された場合(S9
5:YES)にはS96にてジャンプタイマ64により
計時された時間Tが各ステップにおいて時間指示ボタン
36により設定された設定時間t(S)の総和t(1〜
n)と同じになったかどうか判断される。S96におけ
る判断がNOの場合S97に移行し、判断がYESの場
合にはS98に移行する。S97ではステップタイマ6
5により各ステップ毎に計時された時間tが時間設定ボ
タン36により設定された設定時間t(S)と等しいか
又は大きくなったかどうか判断され、判断がNOの場合
S63に戻り、判断がYESの場合にはS98に移行す
る。
間指定スイッチ40がジャンプ・待機「有」に切り換え
られているかどうか判断され、切り換えられていない場
合(S92:NO)にはS95に移行する一方、切り換
えられている場合(S92:YES)にはS93に移行
する。S93においては、庫内温度が設定温度c(S)
よりも大きいかどうか判断され、大きい場合(S93:
YES)にはS98に移行し、小さい場合(S93:N
O)にはS94にて前記S72、S79と同様の判断が
行なわれる。S94での判断がYESの場合S64に移
行し、判断がNOの場合にはS93に戻る。次ぎに、S
95においては、ジャンプ・待機設定ボタン49が押下
されたかどうか判断され、押下されていない場合(S9
5:NO)にはS97に移行し、押下された場合(S9
5:YES)にはS96にてジャンプタイマ64により
計時された時間Tが各ステップにおいて時間指示ボタン
36により設定された設定時間t(S)の総和t(1〜
n)と同じになったかどうか判断される。S96におけ
る判断がNOの場合S97に移行し、判断がYESの場
合にはS98に移行する。S97ではステップタイマ6
5により各ステップ毎に計時された時間tが時間設定ボ
タン36により設定された設定時間t(S)と等しいか
又は大きくなったかどうか判断され、判断がNOの場合
S63に戻り、判断がYESの場合にはS98に移行す
る。
【0045】S98においては、時間指示ボタン36に
よる設定時間t(S)が設定されていないか、又は、数
値ボタン37の0キー37Aあるいは∞キー37Bが押
下されたかどうかが判断され、その判断がYESの場合
S99にて前記S72、S79におけると同様の処理が
行なわれる。S99における判断がYESの場合S64
に戻り、S99における判断がNOの場合S106に戻
る。S98における判断がNOの場合、S100におい
て現ステップ以降の後のステップが存在するかどうか判
断され、後のステップが存在する場合(S100:YE
S)にはS107にてステップ番号を1加算した後、S
62に戻って次のステップの制御が行なわれる。また、
後のステップが存在しない場合(S100:NO)に
は、S101にて繰り返しステップ指定ボタン41によ
り戻るべきステップEの指定が行なわれているかどうか
判断され、ステップEの指定が行なわれている場合(S
101:YES)にはS102においてステップ番号S
をEに設定した後S62に戻りステップEの運転制御が
行なわれる。一方、ステップEの指定が行なわれていな
い場合(S101:NO)、S103にてステップ番号
を0にセットした後設定前の状態が維持される。
よる設定時間t(S)が設定されていないか、又は、数
値ボタン37の0キー37Aあるいは∞キー37Bが押
下されたかどうかが判断され、その判断がYESの場合
S99にて前記S72、S79におけると同様の処理が
行なわれる。S99における判断がYESの場合S64
に戻り、S99における判断がNOの場合S106に戻
る。S98における判断がNOの場合、S100におい
て現ステップ以降の後のステップが存在するかどうか判
断され、後のステップが存在する場合(S100:YE
S)にはS107にてステップ番号を1加算した後、S
62に戻って次のステップの制御が行なわれる。また、
後のステップが存在しない場合(S100:NO)に
は、S101にて繰り返しステップ指定ボタン41によ
り戻るべきステップEの指定が行なわれているかどうか
判断され、ステップEの指定が行なわれている場合(S
101:YES)にはS102においてステップ番号S
をEに設定した後S62に戻りステップEの運転制御が
行なわれる。一方、ステップEの指定が行なわれていな
い場合(S101:NO)、S103にてステップ番号
を0にセットした後設定前の状態が維持される。
【0046】この後、S108にてセットボタン30が
押下されたかどうか判断され、押下された場合(S10
8:YES)S60に戻り、押下されていない場合(S
108:NO)にはS105において前記S72、S7
9、S99におけると同様の処理が行なわれる。S10
5において、ジャンプタイマ64により計時された計時
時間Tが強制ジャンプボタン47の時間設定キー47A
により設定された時間Pになった場合(S105:YE
S)にはS64に戻り、そうでない場合(S105:N
O)にはS108に戻ってセットボタン30が押下され
るまで待機する。
押下されたかどうか判断され、押下された場合(S10
8:YES)S60に戻り、押下されていない場合(S
108:NO)にはS105において前記S72、S7
9、S99におけると同様の処理が行なわれる。S10
5において、ジャンプタイマ64により計時された計時
時間Tが強制ジャンプボタン47の時間設定キー47A
により設定された時間Pになった場合(S105:YE
S)にはS64に戻り、そうでない場合(S105:N
O)にはS108に戻ってセットボタン30が押下され
るまで待機する。
【0047】続いて、前記の構成を有する貯蔵庫を使用
して実際に食品等の温度管理を行なう具体例について図
11乃至図18に基づいて説明する。ここに、貯蔵庫に
おける各第1室乃至第4室(それぞれ貯蔵室2、3、
4、5に対応する)はそれぞれ独立して温度制御が行な
われるものとする。
して実際に食品等の温度管理を行なう具体例について図
11乃至図18に基づいて説明する。ここに、貯蔵庫に
おける各第1室乃至第4室(それぞれ貯蔵室2、3、
4、5に対応する)はそれぞれ独立して温度制御が行な
われるものとする。
【0048】先ず、第1室の温度制御について図11及
び図12を参照して説明する。図11は第1室における
温度制御条件を各ステップ毎に示す表であり、また、図
12は図11の温度制御条件のタイムチャートである。
第1室では食品等を解凍した後チルド保管する温度制御
が行なわれるものであり、かかる第1室についてはダン
パ設定ボタン46の各温度差設定キー46A、時間設定
キー46B、湿度設定キー46Cを介してダンパ機構1
5を作動させるための温度差条件、時間条件、湿度条件
が設定されており、これよりダンパ機構15はこれら各
条件に従って開閉が制御されることとなり必要に応じて
食品等を急速に冷却することができる。また、スチーム
設定ボタン44の各温度設定キー44A、時間設定キー
44Bによりスチーム発生器21の作動させるための温
度条件、時間条件が設定されており、これよりスチーム
発生器21はこれら各条件に従って駆動制御され、必要
に応じて食品等を加湿することにより乾燥を防止するこ
とができる。
び図12を参照して説明する。図11は第1室における
温度制御条件を各ステップ毎に示す表であり、また、図
12は図11の温度制御条件のタイムチャートである。
第1室では食品等を解凍した後チルド保管する温度制御
が行なわれるものであり、かかる第1室についてはダン
パ設定ボタン46の各温度差設定キー46A、時間設定
キー46B、湿度設定キー46Cを介してダンパ機構1
5を作動させるための温度差条件、時間条件、湿度条件
が設定されており、これよりダンパ機構15はこれら各
条件に従って開閉が制御されることとなり必要に応じて
食品等を急速に冷却することができる。また、スチーム
設定ボタン44の各温度設定キー44A、時間設定キー
44Bによりスチーム発生器21の作動させるための温
度条件、時間条件が設定されており、これよりスチーム
発生器21はこれら各条件に従って駆動制御され、必要
に応じて食品等を加湿することにより乾燥を防止するこ
とができる。
【0049】図11、図12において、ステップ1では
温度設定ボタン35と数値ボタン37とにより設定温度
c(S)が−20度に設定されるとともに、時間設定ボ
タン36と数値ボタン37とにより設定時間t(S)が
20分に設定されている。これより、このステップ1に
おいては、第1室が20分間−20度に温度管理されて
冷凍保管されるものである。また、ステップ2では前記
と同様に設定温度c(S)が8度に、設定時間t(S)
が100分に設定されており、第1室は100分間8度
に温度管理されて食品等の解凍が行なわれる。このと
き、温度検出器16からの検出結果に基づいてヒータ1
9が駆動される。
温度設定ボタン35と数値ボタン37とにより設定温度
c(S)が−20度に設定されるとともに、時間設定ボ
タン36と数値ボタン37とにより設定時間t(S)が
20分に設定されている。これより、このステップ1に
おいては、第1室が20分間−20度に温度管理されて
冷凍保管されるものである。また、ステップ2では前記
と同様に設定温度c(S)が8度に、設定時間t(S)
が100分に設定されており、第1室は100分間8度
に温度管理されて食品等の解凍が行なわれる。このと
き、温度検出器16からの検出結果に基づいてヒータ1
9が駆動される。
【0050】続く、ステップ3では同様に設定温度c
(S)が−5度に、設定時間t(S)が130分に設定
されており、第1室は130分間−5度に温度管理され
て食品等の締めが行なわれる。最終ステップであるステ
ップ4においては、設定温度c(S)が−2度に、設定
時間t(S)が350分に設定されており、これより第
1室は350分間−2度に温度管理されて食品等のチル
ド保管が行なわれる。尚、各ステップにおける設定時間
を積算した積算時間についてはジャンプ・待機機能を実
行するかどうかを判断する際に、ジャンプタイマ64に
より計時される時間Tと比較するときに使用されるもの
である。
(S)が−5度に、設定時間t(S)が130分に設定
されており、第1室は130分間−5度に温度管理され
て食品等の締めが行なわれる。最終ステップであるステ
ップ4においては、設定温度c(S)が−2度に、設定
時間t(S)が350分に設定されており、これより第
1室は350分間−2度に温度管理されて食品等のチル
ド保管が行なわれる。尚、各ステップにおける設定時間
を積算した積算時間についてはジャンプ・待機機能を実
行するかどうかを判断する際に、ジャンプタイマ64に
より計時される時間Tと比較するときに使用されるもの
である。
【0051】次に、第2室の温度制御について図13及
び図14を参照して説明する。図13は第2室における
温度制御条件を各ステップ毎に示す表であり、また、図
14は図13の温度制御条件のタイムチャートである。
第2室では食品等を急速冷凍した後冷凍保管する温度制
御が行なわれる。ここに、前記終了時間指定スイッチ4
0を介して後述するステップ1、ステップ2においてジ
ャンプ・待機が「有」に切り換えられており、これより
設定時間t(S)を基準として前記ジャンプ又は待機機
能が実行される。また、ジャンプ・待機設定ボタン49
と前記指定スイッチ40とが押下されており、従ってジ
ャンプタイマ64により計時されるジャンプ時間Tと後
述の各ステップでの設定時間t(S)の総和との比較に
基づいてジャンプ又は待機機能が実行される。尚、前者
の制御条件は後者の制御条件に優先して使用される。
び図14を参照して説明する。図13は第2室における
温度制御条件を各ステップ毎に示す表であり、また、図
14は図13の温度制御条件のタイムチャートである。
第2室では食品等を急速冷凍した後冷凍保管する温度制
御が行なわれる。ここに、前記終了時間指定スイッチ4
0を介して後述するステップ1、ステップ2においてジ
ャンプ・待機が「有」に切り換えられており、これより
設定時間t(S)を基準として前記ジャンプ又は待機機
能が実行される。また、ジャンプ・待機設定ボタン49
と前記指定スイッチ40とが押下されており、従ってジ
ャンプタイマ64により計時されるジャンプ時間Tと後
述の各ステップでの設定時間t(S)の総和との比較に
基づいてジャンプ又は待機機能が実行される。尚、前者
の制御条件は後者の制御条件に優先して使用される。
【0052】図13、図14において、ステップ1では
温度設定ボタン35と数値ボタン37とにより設定温度
c(S)が−30度に、時間設定ボタン36と数値ボタ
ン37とにより設定時間t(S)が50分に設定されて
いる。よって、ステップ1においては、第2室は50分
間−30度に温度管理されて食品等の急速凍結が行なわ
れる。このとき、食品等を急速に冷却すべくダンパ駆動
装置63を介してダンパ機構15が開放されている。ま
た、最終ステップであるステップ2においては、前記と
同様に設定温度c(S)が−20度に、設定されてい
る。更に、設定時間t(S)については設定されておら
ず、前記した数値ボタン37における0キー37A又は
∞キー37Bが押下されている。これより、第2室はス
テップ2で指定した温度−20度で継続的に温度管理が
行なわれて食品等が冷凍保管される。
温度設定ボタン35と数値ボタン37とにより設定温度
c(S)が−30度に、時間設定ボタン36と数値ボタ
ン37とにより設定時間t(S)が50分に設定されて
いる。よって、ステップ1においては、第2室は50分
間−30度に温度管理されて食品等の急速凍結が行なわ
れる。このとき、食品等を急速に冷却すべくダンパ駆動
装置63を介してダンパ機構15が開放されている。ま
た、最終ステップであるステップ2においては、前記と
同様に設定温度c(S)が−20度に、設定されてい
る。更に、設定時間t(S)については設定されておら
ず、前記した数値ボタン37における0キー37A又は
∞キー37Bが押下されている。これより、第2室はス
テップ2で指定した温度−20度で継続的に温度管理が
行なわれて食品等が冷凍保管される。
【0053】次に、第3室の温度制御について図15及
び図16を参照して説明する。図15は第3室における
温度制御条件を各ステップ毎に示す表であり、また、図
16は図15の温度制御条件のタイムチャートである。
第3室ではチルド保管された食品等の低温調理を行なっ
た後冷蔵保管する温度制御が行なわれる。ここに、第3
室については、ヒータ設定ボタン45の温度差設定キー
45Aを(この場合ヒータ19は温度差条件のみに基づ
いて駆動制御される)介してヒータ19の駆動制御を行
なうための温度差条件が設定されており、ヒータ19は
かかる温度差条件に基づいて駆動制御される。また、通
り越し機能設定ボタン48の温度差設定キー48A、温
度設定キー48Bを介して通り越し機能の実行条件が設
定されており、かかる通り越し機能が実行されるこによ
り食品等が表面のみならず芯温をも迅速に設定温度にす
ることができる。更に、前記第2室と同様ジャンプ・待
機機能が設定されている。
び図16を参照して説明する。図15は第3室における
温度制御条件を各ステップ毎に示す表であり、また、図
16は図15の温度制御条件のタイムチャートである。
第3室ではチルド保管された食品等の低温調理を行なっ
た後冷蔵保管する温度制御が行なわれる。ここに、第3
室については、ヒータ設定ボタン45の温度差設定キー
45Aを(この場合ヒータ19は温度差条件のみに基づ
いて駆動制御される)介してヒータ19の駆動制御を行
なうための温度差条件が設定されており、ヒータ19は
かかる温度差条件に基づいて駆動制御される。また、通
り越し機能設定ボタン48の温度差設定キー48A、温
度設定キー48Bを介して通り越し機能の実行条件が設
定されており、かかる通り越し機能が実行されるこによ
り食品等が表面のみならず芯温をも迅速に設定温度にす
ることができる。更に、前記第2室と同様ジャンプ・待
機機能が設定されている。
【0054】図15、図16において、ステップ1では
設定温度c(S)が0度に、設定時間t(S)が60分
に設定されており、これよりステップ1においては60
分間0度で温度管理が行なわれて食品等がチルド保管さ
れる。ステップ2では設定温度c(S)が50度に、設
定時間t(S)が60分に設定されており、これよりス
テップ2においては60分間50度で温度管理が行なわ
れて食品等の芯温が上げられる。このとき、ダンパ機構
15は駆動装置63により開放されており、ヒータ19
を介して熱せられた空気が第3室内に流入される。ま
た、スチーム発生器21も作動されており、これより食
品等は加湿されながら加熱されるものである。
設定温度c(S)が0度に、設定時間t(S)が60分
に設定されており、これよりステップ1においては60
分間0度で温度管理が行なわれて食品等がチルド保管さ
れる。ステップ2では設定温度c(S)が50度に、設
定時間t(S)が60分に設定されており、これよりス
テップ2においては60分間50度で温度管理が行なわ
れて食品等の芯温が上げられる。このとき、ダンパ機構
15は駆動装置63により開放されており、ヒータ19
を介して熱せられた空気が第3室内に流入される。ま
た、スチーム発生器21も作動されており、これより食
品等は加湿されながら加熱されるものである。
【0055】また、第3室においては前記のようにジャ
ンプ・待機機能が設定されているので、ステップ2で設
定時間60分が経過する前に設定温度50度に到達した
場合には図16中Aで示すようにジャンプが行なわれ、
一方、設定時間60分が経過しても設定温度50度に到
達しない場合には図16中Bで示すように待機が行なわ
れる。更に、ステップ3においては、設定温度c(S)
が100度に、設定時間t(S)が240分に設定され
ており、これよりステップ3では240分間100度で
温度管理が行なわれて食品等の低温調理がなされる。こ
のとき、このステップ3においても前記ステップ2と同
様ダンパ機構15が開放されるとともに、スチーム発生
器21が作動されている。また、ジャンプ・待機機能を
介して設定温度100度に到達する時間と設定時間24
0分との長短関係に基づいてジャンプが行なわれたり
(図16中Cで示す)、待機が行なわれる(図16中D
で示す)。
ンプ・待機機能が設定されているので、ステップ2で設
定時間60分が経過する前に設定温度50度に到達した
場合には図16中Aで示すようにジャンプが行なわれ、
一方、設定時間60分が経過しても設定温度50度に到
達しない場合には図16中Bで示すように待機が行なわ
れる。更に、ステップ3においては、設定温度c(S)
が100度に、設定時間t(S)が240分に設定され
ており、これよりステップ3では240分間100度で
温度管理が行なわれて食品等の低温調理がなされる。こ
のとき、このステップ3においても前記ステップ2と同
様ダンパ機構15が開放されるとともに、スチーム発生
器21が作動されている。また、ジャンプ・待機機能を
介して設定温度100度に到達する時間と設定時間24
0分との長短関係に基づいてジャンプが行なわれたり
(図16中Cで示す)、待機が行なわれる(図16中D
で示す)。
【0056】ステップ4では設定温度c(S)が80度
に、設定時間t(S)が120分に設定されており、よ
ってステップ4では120分間80度で温度管理が行な
われて食品等の芯温が下げられる。この場合において
も、ジャンプ・待機機能を介して設定温度80度に到達
する時間と設定時間120分との長短関係に基づいてジ
ャンプが行なわれたり(図16中Eで示す)、待機が行
なわれる(図16中Fで示す)。最終ステップであるス
テップ5においては、設定温度c(S)が5度に設定さ
れている。また、設定時間t(S)については設定され
ておらず、前記した数値ボタン37における0キー37
A又は∞キー37Bが押下されている。これより、第3
室はステップ5で指定した温度5度で継続的に温度管理
が行なわれて食品等が冷蔵保管される。
に、設定時間t(S)が120分に設定されており、よ
ってステップ4では120分間80度で温度管理が行な
われて食品等の芯温が下げられる。この場合において
も、ジャンプ・待機機能を介して設定温度80度に到達
する時間と設定時間120分との長短関係に基づいてジ
ャンプが行なわれたり(図16中Eで示す)、待機が行
なわれる(図16中Fで示す)。最終ステップであるス
テップ5においては、設定温度c(S)が5度に設定さ
れている。また、設定時間t(S)については設定され
ておらず、前記した数値ボタン37における0キー37
A又は∞キー37Bが押下されている。これより、第3
室はステップ5で指定した温度5度で継続的に温度管理
が行なわれて食品等が冷蔵保管される。
【0057】最後に、第4室の温度制御について図17
及び図18を参照して説明する。図17は第4室におけ
る温度制御条件を各ステップ毎に示す表であり、また、
図18は図17の温度制御条件のタイムチャートであ
る。第4室ではパンの加工が行なわれパンの原材料を急
速凍結、冷凍保管をした後解凍(リターダ)してホイロ
(イースト菌による発酵、熟成)工程を経て一時保管に
至る温度制御が行なわれる。ここに、第4室について
は、ヒータ設定ボタン45の時間設定キー45B(この
場合ヒータ19は時間条件のみに基づいて駆動制御され
る)介してヒータ19の駆動制御を行なうための時間条
件(因みに、この場合積算時間420分後にヒータ19
が作動し600分後に作動を停止するように設定されて
いる)が設定されており、ヒータ19はかかる時間条件
に基づいて駆動制御される。また、前記したジャンプ・
待機機能が設定されている。
及び図18を参照して説明する。図17は第4室におけ
る温度制御条件を各ステップ毎に示す表であり、また、
図18は図17の温度制御条件のタイムチャートであ
る。第4室ではパンの加工が行なわれパンの原材料を急
速凍結、冷凍保管をした後解凍(リターダ)してホイロ
(イースト菌による発酵、熟成)工程を経て一時保管に
至る温度制御が行なわれる。ここに、第4室について
は、ヒータ設定ボタン45の時間設定キー45B(この
場合ヒータ19は時間条件のみに基づいて駆動制御され
る)介してヒータ19の駆動制御を行なうための時間条
件(因みに、この場合積算時間420分後にヒータ19
が作動し600分後に作動を停止するように設定されて
いる)が設定されており、ヒータ19はかかる時間条件
に基づいて駆動制御される。また、前記したジャンプ・
待機機能が設定されている。
【0058】図17、図18において、ステップ1では
設定温度c(S)が−20度に、設定時間t(S)が6
0分に設定されており、これよりステップ1においては
60分間−20度で急速冷凍が行なわれる。このとき、
ダンパ機構15は開放されており、冷気が第4室内に流
入されてパンの原材料を急速に冷凍する。このとき、前
記したジャンプ・待機機能を介して設定温度−20度に
到達する時間と設定時間60分との長短関係に基づいて
ジャンプが行なわれたり(図18中Gで示す)、待機が
行なわれる(図18中Hで示す)。
設定温度c(S)が−20度に、設定時間t(S)が6
0分に設定されており、これよりステップ1においては
60分間−20度で急速冷凍が行なわれる。このとき、
ダンパ機構15は開放されており、冷気が第4室内に流
入されてパンの原材料を急速に冷凍する。このとき、前
記したジャンプ・待機機能を介して設定温度−20度に
到達する時間と設定時間60分との長短関係に基づいて
ジャンプが行なわれたり(図18中Gで示す)、待機が
行なわれる(図18中Hで示す)。
【0059】続く、ステップ2では設定温度c(S)が
−10度に、設定時間t(S)が360分に設定されて
おり、よってステップ2においては360分間−10度
で冷凍保管が行なわれる。かかるステップ2が終了した
時点で積算時間が420分になるので、この時点からヒ
ータ19が作動を開始する。また、ステップ3において
は、設定温度c(S)が5度に、設定時間t(S)が1
20分に設定されており、この結果ステップ3では12
0間5度で解凍(リターダ)が行なわれる。かかるステ
ップ3が実行されている間ヒータ19は作動されてい
る。
−10度に、設定時間t(S)が360分に設定されて
おり、よってステップ2においては360分間−10度
で冷凍保管が行なわれる。かかるステップ2が終了した
時点で積算時間が420分になるので、この時点からヒ
ータ19が作動を開始する。また、ステップ3において
は、設定温度c(S)が5度に、設定時間t(S)が1
20分に設定されており、この結果ステップ3では12
0間5度で解凍(リターダ)が行なわれる。かかるステ
ップ3が実行されている間ヒータ19は作動されてい
る。
【0060】更に、ステップ4では設定温度c(S)が
30度に、設定時間t(S)が60分に設定されてお
り、これよりステップ4においては60分間30度でホ
イロ工程が行なわれる。このステップ4の実行中におい
てもヒータ19は作動されており、設定時間60分を経
過したとき(積算時間が600分になったとき)にヒー
タ19はその作動を停止される。また、ダンパ機構15
は開放されており、ヒータ19により暖められた空気が
第4室内に流入されてイースト菌によるパンの原材料の
発酵、熟成を促進する。最終ステップであるステップ5
においては、設定温度c(S)が5度に設定される。一
方、設定時間t(S)については設定されておらず前記
数値ボタン37中の0キー37A又は∞キー37Bが押
下されている。これより、第4室はステップ5で指定し
た温度5度で継続的に温度管理が行なわれて食品等が一
時的に保管される。
30度に、設定時間t(S)が60分に設定されてお
り、これよりステップ4においては60分間30度でホ
イロ工程が行なわれる。このステップ4の実行中におい
てもヒータ19は作動されており、設定時間60分を経
過したとき(積算時間が600分になったとき)にヒー
タ19はその作動を停止される。また、ダンパ機構15
は開放されており、ヒータ19により暖められた空気が
第4室内に流入されてイースト菌によるパンの原材料の
発酵、熟成を促進する。最終ステップであるステップ5
においては、設定温度c(S)が5度に設定される。一
方、設定時間t(S)については設定されておらず前記
数値ボタン37中の0キー37A又は∞キー37Bが押
下されている。これより、第4室はステップ5で指定し
た温度5度で継続的に温度管理が行なわれて食品等が一
時的に保管される。
【0061】以上詳細に説明した通り本実施例に係る貯
蔵庫では、貯蔵庫本体1に4個の貯蔵室2、3、4、5
を設け各貯蔵室2、3、4、5毎に複数の温度制御ステ
ップに基づいて温度制御を行なうとともに、各ステップ
毎に温度設定ボタン35と数値ボタン37とにより設定
された制御温度と時間設定ボタン36と数値ボタン37
とにより設定された制御時間とに基づいて温度制御を行
なうようにしたので、各貯蔵室2、3、4、5に貯蔵さ
れる個々の食品等の貯蔵特性に合致させて適正な貯蔵が
可能となり、これより食品等の食味を損なうことなく貯
蔵することができるものである。
蔵庫では、貯蔵庫本体1に4個の貯蔵室2、3、4、5
を設け各貯蔵室2、3、4、5毎に複数の温度制御ステ
ップに基づいて温度制御を行なうとともに、各ステップ
毎に温度設定ボタン35と数値ボタン37とにより設定
された制御温度と時間設定ボタン36と数値ボタン37
とにより設定された制御時間とに基づいて温度制御を行
なうようにしたので、各貯蔵室2、3、4、5に貯蔵さ
れる個々の食品等の貯蔵特性に合致させて適正な貯蔵が
可能となり、これより食品等の食味を損なうことなく貯
蔵することができるものである。
【0062】また、本実施例に係る貯蔵庫では各貯蔵室
2、3、4、5毎に冷却器18とヒータ19とを配設
し、これらの冷却器18、ヒータ19を前記のように設
定された制御温度及び制御時間とに基づいて各ステップ
毎に複数のステップに渡って自在に温度制御を行い得る
ようにしたので、前記のように食品等の冷凍保管から解
凍、低温調理による食品加工等に至る各種の応用が可能
となるものである。
2、3、4、5毎に冷却器18とヒータ19とを配設
し、これらの冷却器18、ヒータ19を前記のように設
定された制御温度及び制御時間とに基づいて各ステップ
毎に複数のステップに渡って自在に温度制御を行い得る
ようにしたので、前記のように食品等の冷凍保管から解
凍、低温調理による食品加工等に至る各種の応用が可能
となるものである。
【0063】更に、通り越し機能切り換えスイッチ43
を設けて各ステップ毎に通り越し機能の実行を切り換え
得るようにしたので、2つのステップ間における設定温
度差が大きい場合でも通り越し機能を実行することによ
り食品等の表面温度のみならず芯温をも迅速に追随性良
く設定温度にすることができる。また、通り越し機能設
定ボタン48の温度差設定キー48A、通り越し温度設
定キー48Bを介して各貯蔵室2、3、4、5毎に通り
越し機能を実行するための条件を設定することができる
ので、前記と同様食品等の芯温までも迅速に設定温度に
することができる。
を設けて各ステップ毎に通り越し機能の実行を切り換え
得るようにしたので、2つのステップ間における設定温
度差が大きい場合でも通り越し機能を実行することによ
り食品等の表面温度のみならず芯温をも迅速に追随性良
く設定温度にすることができる。また、通り越し機能設
定ボタン48の温度差設定キー48A、通り越し温度設
定キー48Bを介して各貯蔵室2、3、4、5毎に通り
越し機能を実行するための条件を設定することができる
ので、前記と同様食品等の芯温までも迅速に設定温度に
することができる。
【0064】また、数値ボタン37中にOFFキー37
Cを設けかかるOFF37Cが最終ステップにて押下さ
れた場合には冷却器18及びヒータ19をOFFさせる
ようにしたので、その貯蔵室を常温にて保持することが
でき、これよりその貯蔵室での作業開始前、作業途中、
作業終了後に常温で放置したい等の場合に便利であり、
また、省エネルギの効果もある。
Cを設けかかるOFF37Cが最終ステップにて押下さ
れた場合には冷却器18及びヒータ19をOFFさせる
ようにしたので、その貯蔵室を常温にて保持することが
でき、これよりその貯蔵室での作業開始前、作業途中、
作業終了後に常温で放置したい等の場合に便利であり、
また、省エネルギの効果もある。
【0065】更に、数値ボタン37中に0キー37A、
∞キー37Bを設けこれら0キー37A、∞キー37B
が最終ステップにて押下された場合にはその貯蔵室を最
終ステップにおいて設定された設定温度に継続保持する
ようにしたので、一連の食品等の貯蔵工程や調理工程が
終了した後にその食品等を所定の温度で保存する場合に
非常に便利である。
∞キー37Bを設けこれら0キー37A、∞キー37B
が最終ステップにて押下された場合にはその貯蔵室を最
終ステップにおいて設定された設定温度に継続保持する
ようにしたので、一連の食品等の貯蔵工程や調理工程が
終了した後にその食品等を所定の温度で保存する場合に
非常に便利である。
【0066】また、最終ステップにおいて時間設定ボタ
ン36により時間を設定した場合セットボタン30が押
下されない限り設定時間の経過後においては、その貯蔵
室については設定前の状態を維持させるようにしたの
で、食品等の解凍、調理、急速冷凍等を行なった後に自
動的に最初の保管状態に戻すことができる。更に、繰り
返しステップ指定ボタン41の各指定キー41B、41
Cにより繰り返して温度制御を行なうべきステップを指
定することができるので、最終ステップに基づく温度制
御が終了した後に前記のように指定したステップに戻っ
て温度制御を行なうことができ、同一の制御を繰り返し
て行なう場合に有益である。
ン36により時間を設定した場合セットボタン30が押
下されない限り設定時間の経過後においては、その貯蔵
室については設定前の状態を維持させるようにしたの
で、食品等の解凍、調理、急速冷凍等を行なった後に自
動的に最初の保管状態に戻すことができる。更に、繰り
返しステップ指定ボタン41の各指定キー41B、41
Cにより繰り返して温度制御を行なうべきステップを指
定することができるので、最終ステップに基づく温度制
御が終了した後に前記のように指定したステップに戻っ
て温度制御を行なうことができ、同一の制御を繰り返し
て行なう場合に有益である。
【0067】また、スチーム切換スイッチ38を設けて
各ステップ毎にスチーム発生器21の作動を設定するこ
とができるので、例えば、高温で食品等の調理を行なう
場合加湿しつつ調理を行なうことができ調理の幅を広げ
ることができる。又、スチーム設定ボタン44の各温度
設定キー44A、時間設定キー44Bにより各貯蔵室
2、3、4、5毎にスチーム発生器21を作動させる条
件を設定することができるので、前記の効果に加えて食
品等の乾燥を防止しつつ保存することができる。
各ステップ毎にスチーム発生器21の作動を設定するこ
とができるので、例えば、高温で食品等の調理を行なう
場合加湿しつつ調理を行なうことができ調理の幅を広げ
ることができる。又、スチーム設定ボタン44の各温度
設定キー44A、時間設定キー44Bにより各貯蔵室
2、3、4、5毎にスチーム発生器21を作動させる条
件を設定することができるので、前記の効果に加えて食
品等の乾燥を防止しつつ保存することができる。
【0068】更に、ダンパ切換スイッチ42により各ス
テップ毎にダンパ駆動装置63を介してダンパ機構15
の開閉を選択することができるので、冷気又は暖気を選
択的に各貯蔵室2、3、4、5内に取り入れることがで
き、これより食品等を必要に応じて乾燥させたり、スチ
ーム発生器21と協働して加湿したりすることができ
る。また、ダンパ設定ボタン46の温度差設定キー46
A、時間設定キー46B、湿度設定キー46Cを介して
各貯蔵室2、3、4、5毎にダンパ機構15の開閉を制
御する温度差条件、時間条件、湿度条件を設定し、これ
らの各条件に従ってダンパ機構15の開閉を行なうこと
により、前記に加えて急速に冷凍したり加熱したりする
ことができ、また、前記スチーム発生器21と相まって
各貯蔵室2、3、4、5の湿度を調整することができ
る。
テップ毎にダンパ駆動装置63を介してダンパ機構15
の開閉を選択することができるので、冷気又は暖気を選
択的に各貯蔵室2、3、4、5内に取り入れることがで
き、これより食品等を必要に応じて乾燥させたり、スチ
ーム発生器21と協働して加湿したりすることができ
る。また、ダンパ設定ボタン46の温度差設定キー46
A、時間設定キー46B、湿度設定キー46Cを介して
各貯蔵室2、3、4、5毎にダンパ機構15の開閉を制
御する温度差条件、時間条件、湿度条件を設定し、これ
らの各条件に従ってダンパ機構15の開閉を行なうこと
により、前記に加えて急速に冷凍したり加熱したりする
ことができ、また、前記スチーム発生器21と相まって
各貯蔵室2、3、4、5の湿度を調整することができ
る。
【0069】また、ジャンプ・待機設定ボタン49と終
了時間指定スイッチ40とにより各ステップ毎にジャン
プ・待機機能を実行させるか、又は、時間設定ボタン3
6により設定された時間通りに制御するかを選択するこ
とができる。かかるジャンプ機能を実行させることによ
り食品等の特性に応じて解凍作業や調理作業を迅速に行
い得、また、待機機能を実行させれば食品等の特性に応
じて解凍作業や調理作業を確実に行なうことができるも
のである。
了時間指定スイッチ40とにより各ステップ毎にジャン
プ・待機機能を実行させるか、又は、時間設定ボタン3
6により設定された時間通りに制御するかを選択するこ
とができる。かかるジャンプ機能を実行させることによ
り食品等の特性に応じて解凍作業や調理作業を迅速に行
い得、また、待機機能を実行させれば食品等の特性に応
じて解凍作業や調理作業を確実に行なうことができるも
のである。
【0070】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種
々の変形、改良が可能である。例えば、前記実施例では
各貯蔵室2、3、4、5毎に複数の制御ステップに従っ
て温度制御を行なうようにしたが、各貯蔵室2、3、
4、5のそれぞれについて1の温度に固定的に設定し、
例えば、貯蔵室2を冷凍室、貯蔵室3を冷蔵室、貯蔵室
4を解凍室、貯蔵室5を調理室のように使用することが
できるのは勿論である。
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種
々の変形、改良が可能である。例えば、前記実施例では
各貯蔵室2、3、4、5毎に複数の制御ステップに従っ
て温度制御を行なうようにしたが、各貯蔵室2、3、
4、5のそれぞれについて1の温度に固定的に設定し、
例えば、貯蔵室2を冷凍室、貯蔵室3を冷蔵室、貯蔵室
4を解凍室、貯蔵室5を調理室のように使用することが
できるのは勿論である。
【0071】
【発明の効果】以上説明した通り本発明は、種々存在す
る食品等のそれぞれの貯蔵特性に合致させて食品等の貯
蔵を可能とし、もって食品等の食味を損なうことなく適
正な貯蔵を行なうことができるとともに、冷凍保管から
加熱調理に至る種々の食品加工をも可能とする貯蔵庫を
提供することができ、特に、本発明によれば貯蔵工程等
の一連処理を終了した後簡単な制御により処理終了後の
食品等を適正に保管することができる貯蔵庫を提供する
ことができる。
る食品等のそれぞれの貯蔵特性に合致させて食品等の貯
蔵を可能とし、もって食品等の食味を損なうことなく適
正な貯蔵を行なうことができるとともに、冷凍保管から
加熱調理に至る種々の食品加工をも可能とする貯蔵庫を
提供することができ、特に、本発明によれば貯蔵工程等
の一連処理を終了した後簡単な制御により処理終了後の
食品等を適正に保管することができる貯蔵庫を提供する
ことができる。
【図1】貯蔵庫の斜視図である。
【図2】貯蔵庫の側断面図である。
【図3】貯蔵庫の正断面図である。
【図4】一方のパネルスイッチの拡大平面図である。
【図5】他方のパネルスイッチの拡大平面図である。
【図6】貯蔵庫の制御ブロック図である。
【図7】設定工程プログラムのフローチャートである。
【図8】図7のフローチャートに続く設定工程プログラ
ムのフローチャートである。
ムのフローチャートである。
【図9】運転工程制御プログラムのフローチャートであ
る。
る。
【図10】図9のフローチャートに続く運転工程制御プ
ログラムのフローチャートである。
ログラムのフローチャートである。
【図11】第1室における温度制御条件を各ステップ毎
に示す表である。
に示す表である。
【図12】図11の温度制御条件のタイムチャートであ
る。
る。
【図13】第2室における温度制御条件を各ステップ毎
に示す表である。
に示す表である。
【図14】図13の温度制御条件のタイムチャートであ
る。
る。
【図15】第3室における温度制御条件を各ステップ毎
に示す表である。
に示す表である。
【図16】図15の温度制御条件のタイムチャートであ
る。
る。
【図17】第4室における温度制御条件を各ステップ毎
に示す表である。
に示す表である。
【図18】図17の温度制御条件のタイムチャートであ
る。
る。
【符号の説明】 1 貯蔵庫本体 2、3、4、5 貯蔵室 10、11 パネルスイッチ 15 ダンパ機構 16 温度検出器 17 循環ファン 18 冷却器 19 ヒータ 21 スチーム発生器 25 湿度検出器 35 温度設定ボタン 36 時間設定ボタン 37 数値ボタン 37A 0キー 37B ∞キー 41 繰り返しステップ指定ボ
タン 60 CPU 61 ROM 62 RAM 64 ジャンプタイマ 65 ステップタイマ
タン 60 CPU 61 ROM 62 RAM 64 ジャンプタイマ 65 ステップタイマ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25D 11/02 F25D 11/00 101
Claims (2)
- 【請求項1】 複数個の貯蔵室と、各貯蔵室に配設され
た冷却器及びヒータと、冷却器による貯蔵室の冷却時及
びヒータによる貯蔵室の加熱時に貯蔵室内の庫内温度を
検出する温度検出器とを有し、各貯蔵室毎に温度制御を
行なうようにした貯蔵庫において、 前記各貯蔵室は複数の温度制御ステップに基づいて温度
制御が行なわれるものであって、 各ステップにおいて貯蔵室の制御温度を設定するための
温度設定手段と、 前記制御温度が維持される制御時間を設定する時間設定
手段と、 前記時間設定手段により設定された時間を計時するタイ
マ手段と、 前記温度設定手段により設定された制御温度と前記時間
設定手段により設定された制御時間を記憶する記憶手段
と、 前記温度検出器と前記タイマ手段とを監視しつつ前記記
憶手段に記憶された制御温度及び制御時間に基づいて各
ステップ毎に各貯蔵室の温度制御を行なう制御手段と、 前記複数の温度制御ステップ中の最終ステップにおいて
操作されるとともにその操作により最終ステップで設定
された制御温度を継続させるよう指示する継続指示手段
と、前記複数の温度制御ステップ中の最終ステップにおいて
操作されるオフスイッチと を備え、 前記制御手段は、 前記継続指示手段が操作された場合、前記最終ステップ
で設定された制御温度を継続させつつ各貯蔵室の温度制
御を行ない、 前記オフスイッチが操作された場合、前記冷却器及びヒ
ータをオフさせる ことを特徴とする貯蔵庫。 - 【請求項2】 複数個の貯蔵室と、各貯蔵室に配設され
た冷却器及びヒータと、冷却器による貯蔵室の冷却時及
びヒータによる貯蔵室の加熱時に貯蔵室内の庫内温度を
検出する温度検出器とを有し、各貯蔵室毎に温度制御を
行なうようにした貯蔵庫において、 前記各貯蔵室は複数の温度制御ステップに基づいて温度
制御が行なわれるものであって、 各ステップにおいて貯蔵室の制御温度を設定するための
温度設定手段と、 前記制御温度が維持される制御時間を設定する時間設定
手段と、 前記時間設定手段により設定された時間を計時するタイ
マ手段と、 前記温度設定手段により設定された制御温度と前記時間
設定手段により設定された制御時間を記憶する記憶手段
と、 前記温度検出器と前記タイマ手段とを監視しつつ前記記
憶手段に記憶された制御温度及び制御時間に基づいて各
ステップ毎に各貯蔵室の温度制御を行なう制御手段と、 前記複数の温度制御ステップに基づき最終ステップに至
るまで貯蔵室の温度制御が終了した後、複数の各ステッ
プのうちから所望の1つのステップを選択するととも
に、その選択されたステップに基づく温度制御を繰り返
すように指示する繰り返しステップ指示手段とを備え、 前記制御手段は、前記繰り返しステップ指示手段による
指示があった場合、前記最終ステップの温度制御が終了
した後繰り返しステップ指示手段により選択指示された
ステップに基づいて貯蔵室の温度制御を行なうことを特
徴とする貯蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15151492A JP3183475B2 (ja) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | 貯蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15151492A JP3183475B2 (ja) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | 貯蔵庫 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05322407A JPH05322407A (ja) | 1993-12-07 |
JP3183475B2 true JP3183475B2 (ja) | 2001-07-09 |
Family
ID=15520176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15151492A Expired - Fee Related JP3183475B2 (ja) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | 貯蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3183475B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002119224A (ja) * | 2000-10-12 | 2002-04-23 | Matsushita Refrig Co Ltd | 温度変動調理方法と冷凍冷蔵庫 |
-
1992
- 1992-05-18 JP JP15151492A patent/JP3183475B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05322407A (ja) | 1993-12-07 |
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