JP2002110897A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2002110897A
JP2002110897A JP2000296078A JP2000296078A JP2002110897A JP 2002110897 A JP2002110897 A JP 2002110897A JP 2000296078 A JP2000296078 A JP 2000296078A JP 2000296078 A JP2000296078 A JP 2000296078A JP 2002110897 A JP2002110897 A JP 2002110897A
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Keiichi Sasaki
圭一 佐々木
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Toshiba Corp
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector

Abstract

(57)【要約】 【課題】 程数を削減し、低コストでの製造を可能とす
る改良された接続プラグ構造を有する半導体装置を提供
すること。 【解決手段】 半導体基板に素子が集積形成された半導
体チップを層間絶縁膜を介して複数層積層してなり、こ
れら複数の半導体チップの相互間は、前記半導体基板に
設けられた貫通孔に埋め込まれた接続プラグ、およびこ
の接続プラグ上に設けられているバンプにより接続され
ている半導体装置であって、前記接続プラグおよびバン
プは、400℃以上の融点を有する同一金属により、一
体的に形成されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置および
その製造方法に係り、特に、接続プラグ構造の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、Chip on chip 構造の半導体装置
のチップスループラグの形成に際しては、スループラグ
の上部に半田バンプを形成するために、プラグを埋め込
んだ後に余分な金属を除去するためのCMP工程が必要
である。そのため、スループット及び形成コストが増大
するという問題があった。
【0003】一方、スループラグ上部にエリアペナルテ
ィーの要求から配線を形成するために、やはりスループ
ラグの埋め込みとCMPを行なうことが必要であった。
【0004】いづれの場合においても、スループラグの
埋め込み方法としては、メッキ単独で、もしくはメッキ
+塗布方法、ペースト印刷、CVD等の形成方法を挙げ
ることが出来る。しかし、これらの方法は、いづれもス
ループットが悪いという問題があった。特に、メッキ法
単独でスループラグを埋め込む方法では、スループラグ
を形成した後、Siとの熱膨張係数の差が大きいため、
スループラグ周辺で応力によるクラックが発生したり、
接合時にクラックが発生しやすいという問題があった。
【0005】また、他の方法と併用する埋め込み方法で
は、例えば、塗布方法で埋め込む場合には、ホール内で
厚みが数十μm以上となってしまうため、塗布膜が十分
に硬化することが出来ないという問題がある。ペースト
で埋め込む方法では、埋め込みが十分できないという問
題がある。更に、CVD法では、スループットが悪いと
いう問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情の下になされ、工程数を削減し、低コストでの製造
を可能とする改良された接続プラグ構造を有する半導体
装置を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、改良された接続プラ
グ構造を有する半導体装置を、削減された工程数で、低
コストで製造する方法を提供することにある。
【0008】本発明の更に他の目的は、熱応力を緩和す
る改良された接続プラグ構造を有する半導体装置を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、第1の発明は、半導体基板に素子が集積形成された
半導体チップを層間絶縁膜を介して複数層積層してな
り、これら複数の半導体チップの相互間は、前記半導体
基板に設けられた貫通孔に埋め込まれた接続プラグ、お
よびこの接続プラグ上に設けられているバンプにより接
続されている半導体装置であって、前記接続プラグおよ
びバンプは、400℃以上の融点を有する同一金属によ
り、一体的に形成されていることを特徴とする半導体装
置を提供する。
【0010】第2の発明は、半導体基板に素子が集積形
成された半導体チップを層間絶縁膜を介して複数層積層
してなり、これら複数の半導体チップの相互間は、前記
半導体基板に設けられた貫通孔に埋め込まれた接続プラ
グ、およびこの接続プラグ上に設けられているバンプに
より接続されている半導体装置の製造方法であって、前
記接続プラグおよびバンプを、一回のメッキ工程により
同時に形成することを特徴とする半導体装置の製造方法
を提供する。
【0011】上記第1および第2の発明において、層間
絶縁膜を、異方性導電膜とすることが出来る。
【0012】第3の発明は、半導体基板と、この半導体
基板上にそれぞれ層間絶縁膜を介して複数層積層した多
層配線層とを具備し、前記記半導体基板と前記配線層と
は、前記半導体基板に設けられた貫通孔に埋め込まれた
接続プラグにより接続されている半導体装置であって、
前記接続プラグ内に空隙が設けられていることを特徴と
する半導体装置を提供する。
【0013】第4の発明は、半導体基板と、この半導体
基板上にそれぞれ層間絶縁膜を介して複数層積層した多
層配線層とを具備し、前記記半導体基板と前記配線層と
は、前記半導体基板に設けられた貫通孔に埋め込まれた
接続プラグにより接続されている半導体装置の製造方法
であって、前記半導体基板に設けられた有底孔の底部を
除く部分に絶縁膜を形成し、前記有底孔の底部から電解
メッキを行って有底孔を埋め込んで接続プラグを形成
し、次いで、前記半導体基板の裏面を前記接続プラグが
露出するまで研磨することを特徴とする半導体装置の製
造方法を提供する。
【0014】かかる半導体装置の製造方法において、前
記絶縁膜は、前記有底孔の内面に形成された導電性膜上
に形成され、前記電解メッキを、前記有底孔の底部に露
出する導電性膜を電極として用いて行うことが出来る。
【0015】或いはまた、前記有底孔の内面に形成され
た絶縁膜の前記有底孔の底部の部分を除去し、前記電解
メッキを、前記半導体基板に電源を接続して行うことが
出来る。なお、この場合、前記半導体基板に設けられた
半導体素子と接続プラグとの間に、スイッチ素子を設け
ることが出来る。
【0016】以上のように構成される第1および第2の
発明によると、プラグとバンプが電解メッキにより一度
に一体的に形成されているため、従来の方法のようにC
MPを用いる必要がなく、また、工程数を削減すること
が出来るので、低コストでマルチチップ半導体装置を製
造することが可能である。
【0017】また、第3の発明によると、接続プラグ内
に空隙を設けることで、プロセス時に発生する熱応力を
緩和することができる。
【0018】更に、第4の発明によると、メッキ層は、
底部から順に堆積されていくので、空隙を残すことな
く、接続プラグ用孔内を完全にメッキ層で埋めることが
可能である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
種々の実施の形態について説明する。
【0020】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態に係るマルチチップ半導体装置を示す断面図
である。図1において、配線基板1上に、複数の半導体
チップ2a、2bが、間に異方性導電膜3a、3bを介
して積層させている。半導体チップ2a、2bは、貫通
孔に埋め込まれた、CuまたはAlからなるプラグ4
a、4bおよびその上に一体的に設けられたバンプ5
a、5bにより、相互に電気的に接続されている。
【0021】即ち、半導体チップ2a、2bには複数の
半導体体素子6a、6b(図では各チップにつき1つの
み示してある)が設けられており、これら半導体体素子
6a、6bは、Cu/TaN層7を介してバンプ5a、
5bに接続され、それによって、各半導体チップ2a、
2bの複数の半導体体素子6a、6bは、相互に電気的
に接続されている。
【0022】なお、配線基板1の電極8とプラグ4aと
の電気的接続、およびバンプ5aとプラグ4bとの電気
的接続は、通常は絶縁性であるが、圧力が加わることに
より導電性となる異方性導電膜3a、3bにより行われ
る。異方性導電膜を用いることにより、積層するチップ
の裏面に絶縁膜を形成する工程を省略することが可能と
なる。
【0023】次に、以上のように構成されるマルチチッ
プ半導体装置の製造方法について、図2を参照して説明
する。
【0024】図2(a)に示すように、半導体素子6a
が形成されたシリコン基板10の上面にレジストパター
ン11を形成し、このレジストパターン11をマスクと
してシリコン基板10をエッチングし、シリコン基板1
0にチップコンタクト孔12を形成する。
【0025】次いで、レジストパターン11を剥離した
後、図2(b)に示すように、チップコンタクト孔12
の内面を含む前面にSiO膜13を形成する。そし
て、ドライフィルム等を用いたリソグラフィーにより、
再配線用のコンタクトパターンを露光して、マスクパタ
ーン14を形成し、これをマスクとして、RIE等によ
り、SiO膜13をエッチングし、半導体素子6a
を接続するためのコンタクト孔15を形成する。
【0026】次に、レジストパターン14を剥離した
後、図2(c)に示すように、孔12およびコンタクト
孔15の内面を含む前面に、バリアメタルおよびシード
層としてのCu/TaN層16を形成する。
【0027】その後、図2(d)に示すように、プラグ
およびバンプ形成領域を除く領域にレジストパターン1
7を形成し、このレジストパターン17をマスクとし
て、電解メッキにより金属を被着し、孔12を埋めるプ
ラグ18と、半導体素子6a接続するバンプ19とを一
体的に形成する。
【0028】なお、電解メッキにより被着される金属
は、その後、ポリイミド膜の形成等が行われることがあ
るため、このポリイミド膜の形成温度以上の融点を有す
るもの、即ち、400℃以上の融点を有する金属であ
る。このような金属として、具体的には、Al、Cu、
Au、Ag等を挙げることが出来る。
【0029】次いで、図2(e)に示すように、レジス
トパターン17を剥離し、露出するCu/TaN層16
をエッチングにより除去するとともに、更にシリコン基
板10aの裏面を、プラグ18が露出するまで研磨、即
ちCMP、RIE等でSiおよびスループラグ底部の絶
縁膜を除去する。
【0030】このようにして得た半導体チップ2aを、
異方性導電膜3aを介して配線基板1上に配設し、更に
その上に、同様にして作製した半導体チップ2bを異方
性導電膜3bを介して配設して、図1に示す構造のマル
チチップ半導体装置が得られる。この場合、積層する半
導体チップの数は、3〜4層が可能である。
【0031】なお、上述したように、配線基板1の電極
8とプラグ4aとの電気的接続、およびバンプ5aとプ
ラグ4bとの電気的接続は、絶縁材料中に導電性粒子が
分散されており、通常は絶縁性であるが、圧力が加わる
ことにより導電性となる異方性導電膜3a、3bにより
行われる。また、チップとチップとの電気的な接続は、
異方性導電膜以外でも可能であり、例えば、Cuバンプ
とSnメッキや、AuバンプとSn、半田等によっても
接続可能である。
【0032】以上のように、本実施形態では、プラグと
バンプが電解メッキにより一度に一体的に形成されてい
るため、従来の方法のようにCMPを用いる必要がな
く、また、工程数を、例えば約半分に削減することが出
来るので、低コストでマルチチップ半導体装置を製造す
ることが可能である。
【0033】(第2の実施形態)図3は、本発明の第2
の実施形態に係る多層配線構造を有する半導体装置を示
す断面図である。図3において、半導体素子21が形成
された半導体チップ22上に、絶縁膜( SiO膜)
23を介して第1の配線層24aが、第1の層間絶縁膜
25aを介して、第2の配線層が、第2の層間絶縁膜2
5bを介して、第2の配線層が24bが積層されてい
る。半導体チップ22は、貫通孔に埋め込まれたCuか
らなるプラグ25により、第1の配線層24aに電気的
に接続されている。
【0034】プラグ26上にはSOG膜からなるキャッ
プ27が設けられ、このキャップ27の下のプラグ26
内には、空隙28が設けられている。このように、プラ
グ26内に空隙を設けることで、プロセス時に発生する
熱応力を緩和することができる。
【0035】次に、以上のように構成される多層配線半
導体装置の製造方法について、図4を参照して説明す
る。
【0036】図4(a)に示すように、シリコン基板3
0の上面にゲート電極および拡散層を形成することによ
り、半導体素子21を形成し、更に層間絶縁膜31を形
成する。
【0037】次いで、図4(b)に示すように、ホトリ
ソグラフィーによりシリコン基板30をエッチングし、
径30μm深さ60μmのチップコンタクト孔32を形
成する。
【0038】次に、その後の工程を、プラグ形成部のみ
を詳細に示す図5を参照して説明する。
【0039】まず、図5(a)に示すように、チップコ
ンタクト孔32の内面を含むシリコン基板30の全面に
SiO膜33をプラズマCVDで形成したのち、ス
パッタリングによりバリアメタルとしてのCu(1μ
m)/TaN(20nm)積層膜34を順次形成する。
【0040】その後、図5(b)も示すように、CMP
によりCu/TaN層34を研磨することにより、チッ
プコンタクト孔32の外側のCu/TaN層34を除去
し、チップコンタクト孔32の内面に残す。
【0041】そして、図5(c)に示すように、濡れ性
の低い溶剤を含む塗布液、例えばSOG等の塗布型絶縁
膜を全面に塗布すると、チップコンタクト孔31の内部
に空隙28を残したまま、塗布膜35が形成される。な
お、この時、チップコンタクト孔32の上部にある塗布
膜35の部分は、チップコンタクト孔32の外側の塗布
膜35の部分よりもレベルが低くなる。
【0042】チップコンタクト孔32の内部に空隙28
が設けられるのは、塗布液が低い濡れ性を有すること
と、チップスループラグの開口径が数μm以上となると
毛細管圧が低下し、埋め込み性が悪化するために、チッ
プコンタクト孔32の内部にまで塗布液が入らないから
である。
【0043】次に、図5(d)に示すように、チップコ
ンタクト孔32の外側の塗布膜35の部分をCMPによ
り研磨して除去することにより、チップコンタクト孔3
3の上部が塗布膜27によりキャップされ、内部に空隙
を有するプラグ26が得られる。
【0044】次に、図4に戻るが、図4(c)に示すよ
うに、半導体チップ22上にSiO 膜23を介して第
1の配線層24aを、第1の層間絶縁膜25aを介し
て、第2の配線層を、第2の層間絶縁膜25bを介し
て、第3の配線層をそれぞれ積層し、更にシリコン基板
10aの裏面を、プラグ18が露出するまで研磨するこ
ともに、RIEによりエッチングすることにより、図3
に示すような多層配線構造を有する半導体装置を得るこ
とが出来る。
【0045】図3に示す多層配線構造を有する半導体装
置は、その後、図5(e)に示すように、配線基板36
上に搭載される。
【0046】以上のように、本実施形態では、チップコ
ンタクト孔をすべて埋め込まずにチップコンタクト孔上
部をキャップして、プラグ内部に空隙を残すことによ
り、プロセス時に発生する熱応力を緩和することが可能
である。そのため、プラグ周辺での熱応力によるクラッ
クの発生を防止することが出来る。
【0047】なお、プラグ内部に空隙を残す方法は、上
述したようなキャップを用いる方法に限らず、エアボイ
ドの処理を行なわずにメッキすることで内部に気泡を残
したままプラグを形成することによっても可能である。
【0048】また、以上のような、プラグ内部に空隙を
残す方法を利用して、空中配線を形成することも可能で
ある。
【0049】第3の実施形態 図6(a)は、本発明の第3の実施形態に係る半導体装
置の第1の例を示す断面図である。図6(a)におい
て、シリコン基板41にはチップコンタクト孔42が設
けられており、チップコンタクト孔42の内面を含むシ
リコン基板41上に、 絶縁膜、例えばSiO膜4
3、バリアメタル膜、例えばCu/TaN積層膜44、
および導電膜、例えばCu膜45が、順次形成されてい
る。そして、チップコンタクト孔42の底部を除くCu
膜45上に、絶縁膜、例えばSiO 膜46が形成され
ている。
【0050】この状態で、Cu膜45を電極として用い
て例えばCuの電解メッキを施すと、メッキ層は、最初
からチップコンタクト孔42の側面に形成されることな
く、底部から順に堆積されていくので、空隙を残すこと
なく、チップコンタクト孔42内を完全にメッキ層で埋
めることが可能となる。
【0051】なお、シリコン基板41の裏面を加工する
際に、 電解メッキのシードとなるCu膜45をプラグ
中央のメッキ層と切り離すことにより、同軸配線を形成
することも可能である。
【0052】図6(b)は、本発明の第3の実施形態に
係る半導体装置の第2の例を示す断面図である。図6
(b)に示す構造は、SiO膜43がチップコンタ
クト孔42の底部に設けられていないことを除いて、図
6(a)に示す構造と同様である。
【0053】即ち、チップコンタクト孔42の底部にS
iO膜43が設けられれていないため、シリコン基
板41側から電源を供給することが可能である。図6
(b)に示す構造において、シリコン基板41側から電
源を供給して電解メッキを行うことにより、メッキ層
は、底部から順に堆積されていくので、空隙を残すこと
なく、チップコンタクト孔42内を完全にメッキ層で埋
めることが可能となる。
【0054】なお、図6(b)に示す構造では、チップ
コンタクト孔42の底部を除くCu膜45上を覆うSi
膜46は、必ずしも形成されなくてもよい。
【0055】図6(b)に示す構造では、基板との間の
導通を測定することにより、プラグの埋込み検査を行う
ことが可能である。
【0056】図6(c)は、本発明の第3の実施形態に
係る半導体装置の第3の例を示す断面図である。図6
(b)に示す構造では、チップコンタクト孔42の底部
にはSiO膜43が設けられれていないため、半導
体素子とプラグとがシリコン基板を介して導通してしま
い、基板裏面の研磨による薄膜化の前では、半導体素子
の特性の測定が出来ない。そのため、図6(c)に示す
構造では、半導体素子(図示せず)とプラグ47との間
にスイッチ素子48を設け、半導体素子の特性の測定を
可能としている。
【0057】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、第1およ
び第2の発明によると、プラグとバンプが電解メッキに
より一度に一体的に形成されているため、従来の方法の
ようにCMPを用いる必要がなく、また、工程数を削減
することが出来るので、低コストでマルチチップ半導体
装置を製造することが可能である。
【0058】また、第3の発明によると、接続プラグ内
に空隙を設けることで、プロセス時に発生する熱応力を
緩和することができる。
【0059】更に、第4の発明によると、メッキ層は、
底部から順に堆積されていくので、空隙を残すことな
く、接続プラグ用孔内を完全にメッキ層で埋めることが
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係るマルチチップ構造の半導
体装置を示す断面図。
【図2】図1に示すマルチチップ構造の半導体装置の製
造方法を工程順に示す断面図。
【図3】第2の実施形態に係る多層配線構造の半導体装
置を示す断面図。
【図4】図3に示す多層配線構造の半導体装置の製造方
法を工程順に示す断面図。
【図5】図3に示す多層配線構造の半導体装置の製造方
法の一部を工程順に示す断面図。
【図6】第3の実施形態に係る半導体装置を示す断面
図。
【図7】従来の方法により形成されたプラグの問題点を
示す断面図。
【符号の説明】
1…配線基板 2a,2b…半導体チップ 3a,3b…異方性導電膜 4a,4b,18…プラグ 5a,5,19…バンプ 6a,6b…半導体体素子 7,16…Cu/TaN層 8…電極 10…シリコン基板 11,17…レジストパターン 12…チップコンタクト孔 13…SiO膜 14…マスクパターン 15…コンタクト孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/3205 H01L 23/52 C 21/60 23/52 Fターム(参考) 5F033 HH08 HH11 HH13 HH14 HH32 JJ08 JJ11 JJ13 JJ14 JJ32 MM12 MM13 NN05 NN07 PP15 PP26 QQ07 QQ08 QQ09 QQ10 QQ13 QQ37 QQ48 RR04 SS15 TT07 VV07 WW03 XX17 XX19 XX33 XX34 5F044 KK01 KK05 LL09 QQ02 QQ04 RR03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板に素子が集積形成された半導体
    チップを層間絶縁膜を介して複数層積層してなり、これ
    ら複数の半導体チップの相互間は、前記半導体基板に設
    けられた貫通孔に埋め込まれた接続プラグ、およびこの
    接続プラグ上に設けられているバンプにより接続されて
    いる半導体装置であって、 前記接続プラグおよびバンプは、400℃以上の融点を
    有する同一金属により、一体的に形成されていることを
    特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】前記層間絶縁膜は、異方性導電膜であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】半導体基板に素子が集積形成された半導体
    チップを層間絶縁膜を介して複数層積層してなり、これ
    ら複数の半導体チップの相互間は、前記半導体基板に設
    けられた貫通孔に埋め込まれた接続プラグ、およびこの
    接続プラグ上に設けられているバンプにより接続されて
    いる半導体装置の製造方法であって、 前記接続プラグおよびバンプを、一回のメッキ工程によ
    り同時に形成することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  4. 【請求項4】半導体基板と、この半導体基板上にそれぞ
    れ層間絶縁膜を介して複数層積層した多層配線層とを具
    備し、 前記半導体基板と前記配線層とは、前記半導体基板に設
    けられた貫通孔に埋め込まれた接続プラグにより接続さ
    れている半導体装置であって、 前記接続プラグ内に空隙が設けられていることを特徴と
    する半導体装置。
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