JP2002109161A - 人員配置支援システム - Google Patents

人員配置支援システム

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JP2002109161A
JP2002109161A JP2000304124A JP2000304124A JP2002109161A JP 2002109161 A JP2002109161 A JP 2002109161A JP 2000304124 A JP2000304124 A JP 2000304124A JP 2000304124 A JP2000304124 A JP 2000304124A JP 2002109161 A JP2002109161 A JP 2002109161A
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Shusuke Sasaki
周介 佐々木
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Konami Computer Entertainment Co Ltd
Konami Computer Entertainment Tokyo Inc
Original Assignee
Konami Computer Entertainment Co Ltd
Konami Computer Entertainment Tokyo Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 業務に対する効率的な人員割当てを支援す
る。 【解決手段】 人員IDと、該人員IDにより識別され
る人員に対して未だ業務が割当てられていない時期又は
既に業務が割当てられている時期を表す業務時期情報
と、を対応づけてデータベース14に記憶しておく。そ
して、人事用端末16から人員割当ての対象業務の時期
を表す要求時期情報が入力されると、その入力された要
求時期情報とデータベース14に記憶される業務時期情
報とに基づき、支援サーバ12が少なくとも1人の人員
を選出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は人員配置支援システ
ムに関し、特に業務に対する効率的な人員割当てを支援
するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】ソフトウェア開発等、各種技術開発にお
いては、開発の各段階で必要な職種の人員を必要な数だ
け確保する必要が生じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
多くの人員を抱えるソフトウェア制作会社では、1つの
職場で複数タイトルのソフトウェア開発が並行して行わ
れることも多くなっており、職場が抱える人員がどの時
期にどのタイトルのソフトウェア開発に携わる予定にな
っているかを的確に把握しつつ、新たなタイトルのソフ
トウェア開発に対して適切に人員を配置するのは極めて
困難となっている。
【0004】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あって、その目的は、業務に対する効率的な人員割当て
を支援することのできる人員配置支援システムを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る人員配置支援システムは、業務に対す
る人員割当てを支援する人員配置支援システムであっ
て、人員を識別する人員識別情報と、該人員識別情報に
より識別される人員に対して未だ業務が割当てられてい
ない時期又は既に業務が割当てられている時期を表す業
務時期情報と、を対応づけて記憶する情報記憶手段と、
前記人員割当ての対象業務の時期を表す要求時期情報を
入力する要求情報入力手段と、該要求情報入力手段によ
り入力される要求時期情報と、前記情報記憶手段により
記憶される業務時期情報と、に基づき、少なくとも1人
の人員を選出する人員選出手段と、を含むことを特徴と
する。
【0006】本発明によれば、人員識別情報と業務時期
情報とが対応づけて記憶される。業務時期情報は、人員
識別情報により識別される人員に対して未だ業務が割り
当てられていない時期又は既に業務が割り当てられてい
る時期を表すものである。そして、例えば人員配置を行
おうとする者等が、要求情報入力手段によって要求時期
情報を入力すると、それと前記業務時期情報とに基づ
き、少なくとも1人の人員が選出される。選出された人
員は、例えば人員配置を行おうとする者等に提示等され
る。こうすれば、要求時期に未だ業務が割り当てられて
いない人員を、人員割当ての対象業務に割り当てること
ができ、効率的な人員割当てを支援することができる。
【0007】また、本発明の一態様では、前記情報記憶
手段は、人員識別情報に対応づけて、該人員識別情報に
より識別される人員に対して既に割当てられている業務
の重要度を表す割当済み業務重要度情報をさらに記憶
し、前記人員配置支援システムは、前記人員割当ての対
象業務の重要度を表す新規業務重要度情報を取得する新
規業務重要度取得手段をさらに含み、前記人員選出手段
は、さらに前記割当済み業務重要度情報及び前記新規業
務重要度情報に基づいて人員を選出する。こうすれば、
例えば人員割当ての対象業務の重要度よりも重要度が低
い他の業務に既に割り当てられている人員については、
人員選出手段により選出されるようにもできる。このた
め、複数業務が並行している場合であっても、重要度に
応じた適切な人員配置が可能となる。
【0008】また、本発明の一態様では、前記情報記憶
手段は、人員識別情報に対応づけて、該人員識別情報に
より識別される人員の能力を表す能力情報をさらに記憶
し、前記要求情報入力手段は、前記人員割当ての対象業
務が必要とする人員の能力を表す要求能力情報をさらに
入力し、前記人員配置支援システムは、前記要求情報入
力手段により入力される要求能力情報と、前記情報記憶
手段により記憶される能力情報と、に基づき、少なくと
も一部の人員の前記人員割当ての対象業務に対する適性
を表す適性情報を生成する適性情報生成手段と、該適性
情報生成手段により生成される適性情報を提示する適性
情報提示手段と、をさらに含む。この態様では、例えば
人員割当ての対象業務が必要とする人員の能力を満足し
ているか否か、或いは満足している程度等を前記適性情
報として生成し、提示することができるようになる。こ
のため、対象業務に対して適性のある人員を確実に配置
することができるようになる。
【0009】また、本発明の一態様では、前記情報記憶
手段は、人員識別情報に対応づけて、該人員識別情報に
より識別される人員の性格を表す第1性格情報をさらに
記憶し、前記人員配置支援システムは、前記人員割当て
の対象業務に関わる少なくとも1人の人員の性格を表す
第2性格情報を取得する性格情報取得手段と、前記第1
及び第2性格情報に基づき、少なくとも一部の人員の前
記人員割当ての対象業務に対する性格適合度を表す性格
適合度情報を生成する性格適合度情報生成手段と、該性
格適合度情報生成手段により生成される性格適合度情報
を提示する性格適合度情報提示手段と、をさらに含む。
この態様では、例えば人員割当ての対象業務に関わる人
員(例えば既に当該業務に割当てられている人員等)と
の性格適合度(相性度)を生成し、提示することができ
るようになる。このため、人員割当ての対象業務に関わ
る人員と相性の合う人員を確実に配置することができる
ようになる。
【0010】また、本発明の一態様では、前記情報記憶
手段は、人員識別情報に対応づけて、該人員識別情報に
より識別される人員が割当てを希望する業務を表す希望
業務情報をさらに記憶し、前記適性情報生成手段は、さ
らに前記希望業務情報に基づいて前記適性情報を生成す
る。この態様では、例えば人員割当ての対象業務を希望
している人員ほど適性が高い旨の適性情報を生成するこ
とができ、各人員を希望する業務に割り当てることがで
きるようになる。
【0011】また、本発明の一態様では、前記人員選出
手段により選出される人員から少なくとも1人の人員を
前記人員割当ての対象業務に割当てるべき人員として指
定する人員指定手段と、該人員指定手段により人員が指
定される場合に、該人員を識別する人員識別情報に対応
づけて前記情報記憶手段に記憶されている業務時期情報
を更新する人員情報更新手段と、をさらに含む。こうす
れば、本システムにより業務割当てを行った人員につい
て情報記憶手段の内容を適切に更新して、次の人員割当
てに備えることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について図面に基づき詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の実施の形態に係る人員配
置支援システムの全体構成を示す図である。同図に示す
人員配置支援システム10は、ゲームソフトウェア制作
会社においてゲームタイトルにそれぞれ対応する各プロ
ジェクト(業務)に適切な人員を配置するためのもので
あり、支援サーバ12とデータベース14と人事用端末
16とがLAN18により相互データ通信可能に接続さ
れてなる。支援サーバ12は、人員配置を支援するため
の主たるデータ処理を行うためのプログラムがインスト
ールされた公知のサーバコンピュータである。また、デ
ータベース14は、人員配置を支援するために必要な各
種データを記憶する公知のサーバコンピュータであり、
支援サーバ12からの読み出しアクセス又は書き込みア
クセスを受けるようになっている。人事用端末16は、
人事担当者等の人員配置の権限を有する者が支援サーバ
12にアクセスし、必要な情報を得るための公知のパー
ソナルコンピュータである。この人員配置支援システム
10は、特にHTTP(HyperText Transfer Protoco
l)をベースに構築されており、人事用端末16には公
知のWEBブラウザがインストールされており、支援サ
ーバ12にはHTTPD(HyperText Transfer Protoco
l Daemon)とともに人員配置支援のためのCGI(Comm
on Gateway Interface)プログラムがインストールされ
ている。そして、人事用端末16からの要求(URL;
Uniform Resource Locator)に応じて、HTML(Hype
rText Markup Language)形式で人員配置支援のための
データを返すようになっている。人事用端末16では、
このデータに基づいてWEBブラウザが人員配置支援の
ための画面を合成する。
【0014】なお、ここでは、支援サーバ12とデータ
ベース14と人事用端末16とを別体としてシステム構
築したが、これらのコンピュータのうち任意の2つ以上
を一体的としてシステム構築してもよい。また、人事用
端末16を複数LAN18に接続して、各人事用端末1
6で人員配置支援を受けることができるようにしてもよ
い。
【0015】データベース14には、人員配置支援のた
め、人員データベース、プロジェクトデータベースと、
及び人員配置データベースが含められている。図2は人
員データベースの一例を示しており、図3はプロジェク
トデータベースの一例を示している。また、図4は人員
配置データベースの一例を示している。人員データベー
スは、当該人員配置支援システム10が利用されるゲー
ムソフトウェア制作会社の社員(スタッフ)を登録する
ものであり、図2に示すように、人員を識別するための
「人員ID」(人員識別情報)、その人員の「職種」、
「スキル1」乃至「スキル5」の習熟度、その人員の
「性格」(第1性格情報)、及びその人員が制作を希望
するゲームジャンル(「本人希望1」乃至「本人希望
3」(希望業務情報))を対応づけて記憶している。
「スキル1」乃至「スキル5」は、例えばC言語、画像
処理ツール、音声処理ツール、情報処理技術者資格等の
ゲーム開発に必須のスキル又は資格の他、ワープロソフ
トウェア、表計算ソフトウェア、簿記等のサポート業務
のスキル又は資格等である。「性格」の項目には、性格
診断テストによって予め診断された性格カテゴリが記憶
される。
【0016】次にプロジェクトデータベースは、当該人
員配置支援システム10が利用されるゲームソフトウェ
ア制作会社で進行中のプロジェクトを登録しておくもの
であり、図3に示すように、プロジェクトを識別するた
めの「プロジェクトID」、その「プロジェクト名称」
(例えばゲームタイトル名等)、そのプロジェクトによ
り作成されるゲームソフトウェアの「ジャンル」、その
プロジェクトのディレクタ名(「ディレクタ」)、ディ
レクタの「性格タイプ」(第2性格情報)、そのプロジ
ェクトの開始年月日(「制作開始」)、制作終了予定年
月日(「制作終了」)、及びそのプロジェクトの「重要
度」を対応づけて記憶している。「ディレクタ性格タイ
プ」の項目は、人員データベースの「性格」の項目と同
様、性格診断テストによって予め診断されたディレクタ
の性格カテゴリが記憶される。
【0017】支援サーバ12では、図5に示す相性テー
ブルを保持しており、同テーブルを用いて、ディレクタ
の性格カテゴリと各人員の性格カテゴリから、配置対象
の人員とプロジェクトのディレクタとの相性度を調べる
ことができるようになっている。なお、ここでは配置対
象の人員とディレクタとの相性を調べるようにしたが、
既にプロジェクトに割り当てられている他の人員との相
性等を調べるようにしてもよい。
【0018】また、プロジェクトデータベースにおい
て、「重要度」の項目には、当該プロジェクトの重要度
が1乃至3のいずれかにより記憶される。すなわち
「3」は重要度が最も高いプロジェクトに設定され、
「2」は通常の重要度のプロジェクトに設置され、
「1」は重要度の低いプロジェクトに設定される。
【0019】さらに、人員配置データベースは、各人員
に対してプロジェクトを割り当てた結果を記録するもの
であり、図4に示すように、個々の人員配置を識別する
「配置ID」、その人員配置の対象となった人員を識別
する「人員ID」、配置開始年月日(「開始時期」)、
配置終了年月日(「終了時期」)、及び人員配置先のプ
ロジェクトを識別する「プロジェクトID」を対応づけ
て記憶している。以下では、この人員配置データベース
を用い、指定時期にプロジェクトが未だ割り当てられて
いない人員を検索するようにしているが、全人員に対し
て、プロジェクトが未だ割り当てられていない時期を記
録したデータベースを用意しておき、それを用いて人員
検索するようにしてもよい。
【0020】ここで、本人員配置支援システム10の作
用について説明する。
【0021】まず、人事用端末16でWEBブラウザを
起動し、支援サーバ12のURLを入力すると、人員配
置支援のための基礎データを入力するためのフォームが
返信され、これが人事用端末16に画面表示される。図
6は、この入力フォームの一例を示している。同図に示
す入力フォームは、支援サーバ12から送信されるハイ
パーテキストに基づいて合成されるものであり、プロジ
ェクトID、人員を必要とする始期及び終期(要求時期
情報)の他、職種、年齢、スキル並びに資格(要求能力
情報)等の条件を入力することができるようになってい
る。また、フォーム下方には「検索結果に他プロジェク
トの参画を予定している人員を含める」か否かを指定す
るためのチェックボックスが表示されており、ここにチ
ェックを入れることにより、当該プロジェクトよりも重
要度の低いプロジェクトに既に割り当てられている人員
も、検索結果に含められるようになる。各項目にデータ
を設定し、フォーム最下行に設けられた実行ボタンを押
下すると、設定内容がURLに含められ、人事用端末1
6から支援サーバ12に送信される。
【0022】支援サーバ12では、URLに含まれるデ
ータに基づき、データベース14から人員検索を行う。
そして、その結果をHTML形式で人事用端末16に返
すようになっている。図7は、このとき人事用端末16
のディスプレイに表示される画面の一例を示す図であ
る。同図に示す人員検索結果画面では、条件に合致した
人員を識別する「人員ID」、その人員の「氏名」、そ
の人員の「職種」、その人員のプロジェクトに対する
「スキル適合率(%)」(適性情報)、その人員とディ
レクタとの「性格適合率(%)」(性格適合度情報)、
他プロジェクトへの参画予定の有無及び参画している場
合にはその期間(「他プロジェクトへの参画」)、及び
その人員をプロジェクトに割り付ける(引き当てる)た
めのチェックボックスが対応づけられて表示されてい
る。ここで、「スキル適合率」は、本人のスキル及び資
格が入力フォームで入力されたスキル及び資格を満足し
ている程度が高ければ高いほど値が上昇し、また人員割
当ての対象プロジェクトのゲームジャンルと本人が参画
を希望するゲームジャンルとが一致していれば値が上昇
するようになっている。また、「性格適合率」は、本人
の「性格」(図2の人員データベース参照)とディレク
タの「性格タイプ」(図3のプロジェクトデータベース
参照)と図5の相性テーブルとから導き出される値であ
り、相性が良いほど値が上昇するようになっている。な
お、同図に示す人員検索結果画面では、入力フォームに
おいて指定した条件に4名の人員が該当したことが示さ
れており、4名の人員が「スキル適合率(%)」により
降順でソートされている。
【0023】さらに、同図に示す画面において、右側の
「引当」のチェックボックスにチェックを入れ、最下行
の「実行」ボタンを押下することで、引き当てする人員
ID、引当期間、引当プロジェクトのプロジェクトID
がURLに含められて人事用端末16から支援サーバ1
2に送信される。これを受けて、支援サーバ12では、
図4に示す人員配置データベースにそれら項目を含むレ
コードを追加するようにしている。このとき、「他プロ
ジェクトへの参画」が予定されている人員の場合、人事
用端末16から支援サーバ12に対し、当該他のプロジ
ェクトに関する配置IDが送信される。そして、人員配
置データベースの更新の際、その配置IDに係るレコー
ドを削除する。
【0024】ここで、支援サーバ12にインストールさ
れているCGIプログラムの処理について説明する。図
8は、同プログラムに従って支援サーバ12が実行する
データ処理を示すフロー図である。同図に示すように、
人事用端末16から入力フォームを要求する旨のURL
を受信すると、同人事用端末16に対して入力フォーム
を表すハイパーテキストを返信する(S101)。この
ハイパーテキストを受信した人事用端末16では、入力
フォーム画面をディスプレイに表示し、この画面におい
て担当者が必要事項を入力し、「検索実行」ボタンを押
下すると、それら入力事項(要求時期等)を含むURL
が人事用端末16から支援サーバ12に送信される。
【0025】このURLを受信すると(S102)、そ
こから「プロジェクトID」を抽出し、データベース1
4に含まれるプロジェクトデータベースから同プロジェ
クトIDの「重要度」(新規業務重要度情報)を読み出
す(S103)。次に、支援サーバ12は受信URLか
ら人員配置が必要な「時期」を抽出し、データベース1
4に含まれる人員配置データベースを検索して、その
「時期」に何もプロジェクトが割り当てられていない人
員を探し、その人員IDをリストアップする(S10
4)。このリストは支援サーバ12の図示しない作業用
メモリに記録される。さらに、支援サーバ12はプロジ
ェクトデータベースの「重要度」(割当済み業務重要度
情報)の欄を参照し、S103で取得した「重要度」よ
りも低い重要度のプロジェクトに対する「プロジェクト
ID」を調べ、人員配置を必要とする「時期」にその重
要度の比較的低いプロジェクトIDが既に割り付けられ
ている人員を人員配置データベースからピックアップ
し、人員IDのリストを作成する。そして、それを先に
作業用メモリに記録している人員IDのリストに追加す
る(S105)。なお、入力フォーム(図6)で「検索
結果に他プロジェクトの参画を予定している人員を含め
る」か否かを指定するためのチェックボックスにチェッ
クが入れられていない場合、S105の処理はスキップ
する。
【0026】その後、受信URLからプロジェクトで必
要としている「職種」を抽出するとともに、作業用メモ
リに記録されているリストに含まれる各人員IDに対応
する職種を人員データベースから調べ、必要な「職種」
ではない人員に係る人員IDを同作業用メモリに記録さ
れているリストから削除する(S106)。
【0027】次に、人員データベースから、作業用メモ
リに記録されているリストに含まれている各人員IDに
対応する「スキル1」乃至「スキル5」及び「本人希望
1」乃至「本人希望3」を読み出す(S107)。続い
て、受信URLからプロジェクトが必要としている「ス
キル・資格」を抽出するとともに、プロジェクトデータ
ベースから受信URLに含まれるプロジェクトIDに対
応づけて記憶されている「ジャンル」を読み出す。そし
て、S107で読み出した情報と比較しながら、スキル
適合率(適性情報)を生成する(S108)。このスキ
ル適合率は、作業用メモリに記憶されているリストに、
人員IDと対応づけて記録される。
【0028】さらに支援サーバ12では、作業用メモリ
に記憶されているリストに含まれている各人員IDに対
応する「性格」を人員データベースから読み出すととも
に、受信URLに含まれるプロジェクトIDに対応づけ
てプロジェクトデータベースに記憶されているディレク
タの「性格タイプ」を読み出す(S109)。そして、
これらの情報を図5の相性テーブルに照らし、作業用メ
モリに記憶されているリストに含まれている各人員ID
により識別される人員と、人員配置を受けようとしてい
るプロジェクトのディレクタと、の性格適合率(相性)
を生成する(S110)。この性格適合率は、作業用メ
モリに記憶されているリストに、人員IDと対応づけて
記憶される。そして、作業用メモリに記憶されているリ
ストに含まれている全人員IDに対して処理を終了する
まで、S107乃至S110の処理を繰り返す。
【0029】そして、全人員IDに対して処理終了すれ
ば、そのリストをスキル適合率で降順でソートし(S1
12)、ソート結果をHTML形式に変換した後、それ
を人事用端末16に返信する(S113)。
【0030】以上説明した人員配置支援システム10に
よれば、要求時期にプロジェクトが割り当てられていな
い人員をリストアップできるので、プロジェクトの割当
てがされない人材利用の無駄を防ぐことができる。ま
た、検索結果がスキル適合度により降順でソートされる
ので、要求スキル又は資格により合致する人員を速やか
にプロジェクトに配置できるようになる。また、スキル
適合度の算出に「本人希望1」乃至「本人希望3」を反
映させるようにしたので、人員配置に本人の希望を反映
させ、活力ある職場とすることができる。また、配属先
のプロジェクトのディレクタとの相性を「性格適合率」
として表示するようにしたので、人員配置後、その人員
が速やかにプロジェクトに馴染むことができるよう配慮
することができる。また、入力フォーム(図6)で「検
索結果に他プロジェクトの参画を予定している人員を含
める」か否かを指定するためのチェックボックスを設
け、ここにチェックが入っている場合には、重要度の比
較的低いプロジェクトに割当てが予定されている人員も
検索結果に含められるようになるので、重要度の高いプ
ロジェクトに優先的な人員配置ができるようになる。
【0031】なお、本発明は以上の実施の形態に限定さ
れるものではない。
【0032】例えば、以上の説明では、新たに人員配置
を必要としているプロジェクトと、既に人員配置がされ
ているプロジェクトとの重要度を比較し、前者の重要度
が後者よりも高い場合にだけ人員配置予定の変更を可能
としたが、重要度が低い(「重要度」として「1」が設
定されている)プロジェクトに配置が予定されている人
員だけを引当て可能とするようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
人員識別情報と業務時期情報とを対応づけて記憶してお
き、要求情報入力手段により入力される要求時期情報
と、予め記憶されている業務時期情報と、に基づき、少
なくとも1人の人員を選出するようにしたので、要求時
期に未だ業務が割り当てられていない人員を、人員割当
ての対象業務に割り当てることができ、効率的な人員割
当てを好適に支援することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る人員配置支援シス
テムの全体構成を示す図である。
【図2】 人員データベースの内容を示す図である。
【図3】 プロジェクトデータベース一例を示す図であ
る。
【図4】 人員配置データベースの一例を示す図であ
る。
【図5】 相性テーブルの一例を示す図である。
【図6】 人員要求入力フォームの一例を示す図であ
る。
【図7】 人員検索結果の一例を示す図である。
【図8】 支援サーバの動作を説明するフロー図であ
る。
【符号の説明】
10 人員配置支援システム、12 支援サーバ、14
データベース、16人事用端末、18 LAN。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 業務に対する人員割当てを支援する人員
    配置支援システムであって、 人員を識別する人員識別情報と、該人員識別情報により
    識別される人員に対して未だ業務が割当てられていない
    時期又は既に業務が割当てられている時期を表す業務時
    期情報と、を対応づけて記憶する情報記憶手段と、 前記人員割当ての対象業務の時期を表す要求時期情報を
    入力する要求情報入力手段と、 該要求情報入力手段により入力される要求時期情報と、
    前記情報記憶手段により記憶される業務時期情報と、に
    基づき、少なくとも1人の人員を選出する人員選出手段
    と、 を含むことを特徴とする人員配置支援システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の人員配置支援システム
    において、 前記情報記憶手段は、人員識別情報に対応づけて、該人
    員識別情報により識別される人員に対して既に割当てら
    れている業務の重要度を表す割当済み業務重要度情報を
    さらに記憶し、 前記人員配置支援システムは、前記人員割当ての対象業
    務の重要度を表す新規業務重要度情報を取得する新規業
    務重要度取得手段をさらに含み、 前記人員選出手段は、さらに前記割当済み業務重要度情
    報及び前記新規業務重要度情報に基づいて人員を選出す
    る、 ことを特徴とする人員配置支援システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の人員配置支援シ
    ステムにおいて、 前記情報記憶手段は、人員識別情報に対応づけて、該人
    員識別情報により識別される人員の能力を表す能力情報
    をさらに記憶し、 前記要求情報入力手段は、前記人員割当ての対象業務が
    必要とする人員の能力を表す要求能力情報をさらに入力
    し、 前記人員配置支援システムは、 前記要求情報入力手段により入力される要求能力情報
    と、前記情報記憶手段により記憶される能力情報と、に
    基づき、少なくとも一部の人員の前記人員割当ての対象
    業務に対する適性を表す適性情報を生成する適性情報生
    成手段と、 該適性情報生成手段により生成される適性情報を提示す
    る適性情報提示手段と、 をさらに含むことを特徴とする人員配置支援システム。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の人員
    配置支援システムにおいて、 前記情報記憶手段は、人員識別情報に対応づけて、該人
    員識別情報により識別される人員の性格を表す第1性格
    情報をさらに記憶し、 前記人員配置支援システムは、 前記人員割当ての対象業務に関わる少なくとも1人の人
    員の性格を表す第2性格情報を取得する性格情報取得手
    段と、 前記第1及び第2性格情報に基づき、少なくとも一部の
    人員の前記人員割当ての対象業務に対する性格適合度を
    表す性格適合度情報を生成する性格適合度情報生成手段
    と、 該性格適合度情報生成手段により生成される性格適合度
    情報を提示する性格適合度情報提示手段と、 をさらに含むことを特徴とする人員配置支援システム。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の人員
    配置支援システムにおいて、 前記情報記憶手段は、人員識別情報に対応づけて、該人
    員識別情報により識別される人員が割当てを希望する業
    務を表す希望業務情報をさらに記憶し、 前記適性情報生成手段は、さらに前記希望業務情報に基
    づいて前記適性情報を生成する、 ことを特徴とする人員配置支援システム。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載の人員
    配置支援システムにおいて、 前記人員選出手段により選出される人員から少なくとも
    1人の人員を前記人員割当ての対象業務に割当てるべき
    人員として指定する人員指定手段と、 該人員指定手段により人員が指定される場合に、該人員
    を識別する人員識別情報に対応づけて前記情報記憶手段
    に記憶されている業務時期情報を更新する人員情報更新
    手段と、 をさらに含むことを特徴とする人員配置支援システム。
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