JP2004118648A - リソース管理サーバ、人材管理方法、及び人材管理システム - Google Patents

リソース管理サーバ、人材管理方法、及び人材管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】最適な人材を最適なタスクにアサインすることができるリソース管理サーバ、人材管理方法、及び人材管理システムを提供すること。
【解決手段】通信回線を介して人事関連情報、ナレッジ関連情報、プロジェクト関連情報を取得するリソース管理手段11と、評価基準を格納するランク付けデータベース100と、評価基準に基づき人事関連情報、ナレッジ関連情報、プロジェクト関連情報を評価し、リソース情報としてリソースデータベース101に格納するランク付け手段12と、ユーザー端末から検索条件を取得するデータ受信手段14と、検索条件に基づき、リソース情報を検索する検索手段17、18と、検索結果を前記ユーザー端末へ送信するデータ送信手段19とを有するリソース管理サーバ。
【選択図】   図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データベースを用いて人材検索、人材管理を行うリソース管理サーバ、人材管理方法、及び人材管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、企業内における人材管理は、雇用年数・学歴・所属組織・異動履歴などの情報からなる「人事情報」、従事業務内容・成果履歴・教育・学会発表・技術報告書・資格などの職務能力に関わる情報からなる「スキル情報」の両方の側面から管理されてきた。人事情報の側面から管理される一般的な人材関連のデータベースでは、まず、キー項目に人名を設定する。次に、人名に対して、年齢、性別、所属、勤続年数(業務年数)、学歴、専門分野などの固定的なレコードが設定され、データが蓄積されているのが一般的である。
【0003】
これに対して、スキル情報の側面から管理されるナレッジ関連のデータベースでは、(イ)情報が非定型であること、(ロ)時間軸との同期が取れない要素が多いこと、(ハ)機械的計測が困難なナレッジなどの要素が多いこと、(ニ)客観的記録が困難で対象者本人およびその周辺で業務に携わった者の報告による記録に頼る面が多いことなどからシステムとしての管理が困難であった。また、学会発表や特許登録など公的な記録が残される物についても、個別文書として保管されるケースが多く、具体的な個人の能力(スキルソース)としての活用は困難であった。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−41727号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来の人材管理では、人事情報の側面から管理される人材関連のデータベースとスキルの側面から管理されるナレッジ関連のデータベースとは連動することなく、別々に管理されていた。
【0006】
特に近年では、業務拠点が広範囲に散財し、複雑な組織構成をもつ大企業において、次のような問題が発生している:
(1)ある業務を行うにあたり、最適な人員を会社から選抜することが困難である;
(2)緊急の問題解決などの有事に有効な助言、サポートなどが行える最適な人員をアサインすることが困難である;
(3)個別のプロジェクトの中で獲得したナレッジを多くのプロジェクトで再利用することが困難である;
(4)個人ベースの情報が確実に更新され、最新かつ有効な内容に保つことが困難である;
(5)多岐に渡るスキル情報(ナレッジ)を一括して扱い、最適な情報を短時間で得るためのシステムが構築されていない;
(6)人事データとスキル情報(ナレッジ)は密接な関係にあるにもかかわらず、それぞれが別々に管理されるケースが多く、詳細な経緯などの情報を得ることが困難である。
【0007】
本発明は上述の如き従来の課題を解決するためになされたもので、その目的は、企業内における人材に関連する情報、スキルに関する情報等をプロジェクトに関連する情報を管理するプロジェクト管理ツールとリンクしたシステムとして構築し管理活用することにより、個々の人材の能力を有効に活用することができるリソース管理サーバ、人材管理方法、及び人材管理システムを提供することである。
【0008】
本発明のその他の目的は、企業内における個々の人材の実際の業務とリンクした形で人材情報、問題解決手法、ナレッジ等を蓄積することにより、データベース化した情報を具体的で正確な形で情報として再利用することができるリソース管理サーバ、人材管理方法、及び人材管理システムを提供することである。
【0009】
本発明のその他の目的は、新たなプロジェクトを発足したり、新たな業務を開始したり、プロジェクト等において問題解決が必要となった場合に、最適な人材を短時間に的確に選抜することができるリソース管理サーバ、人材管理方法、及び人材管理システムを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の第1の特徴は、通信回線、通信回線に接続されたサーバ、ユーザー端末、人事関連記憶装置、プロジェクト関連記憶装置、ナレッジ関連記憶装置とからなる人材管理システムに用いられるサーバであって、人事関連記憶装置から個々の従業員の人事に関する人事関連情報を取得し、ナレッジ関連記憶装置から個々の従業員の職務能力に関するナレッジ関連情報を取得し、プロジェクト関連記憶装置から個々の従業員が所属するプロジェクトのスケジュール及び成果に関するプロジェクト関連情報を取得するリソース管理手段と、ナレッジ情報に対するランク付け用の評価基準を格納するランク付け記憶装置と、ランク付け記憶装置から評価基準を抽出し、人事関連情報、ナレッジ関連情報、プロジェクト関連情報を評価基準に基づきランク付けし、サーバに接続されるリソース記憶装置にリソース情報として格納するランク付け手段と、ユーザー端末から人材検索条件を取得し、人材検索条件に基づき、リソース情報を参照し、人材検索条件に該当する従業員を人材検索結果として抽出する人材検索手段とを有することをリソース管理サーバとしたことである。
【0011】
本発明の第1の特徴に係るリソース管理サーバによれば、人事関連記憶装置、ナレッジ関連記憶装置をプロジェクト関連記憶装置(プロジェクト管理ツール)とリンクさせたシステムとして構築し、管理活用することにより、スキル側面の管理活用を有効にしたリソース管理サーバを提供することができる。また、個々の人材の実際の業務とリンクした形で、情報・問題解決手法・ナレッジ等を蓄積することにより、データベース化した情報を具体的で正確な形で情報として再利用することができるリソース管理サーバを提供することができる。更に、新たなプロジェクト発足時、新たな業務開始時及び問題解決必要時に、最適な人材を短時間で選抜することができるリソース管理サーバを提供することができる。
【0012】
本発明の第2の特徴は、通信回線、通信回線に接続されたサーバ、ユーザー端末、人事関連記憶装置、プロジェクト関連記憶装置、ナレッジ関連記憶装置とからなる人材管理システムに用いられる方法であって、(イ)人事関連記憶装置から個々の従業員の人事に関する人事関連情報を取得するステップ、(ロ)ナレッジ関連記憶装置から個々の従業員の職務能力に関するナレッジ関連情報を取得するステップ、(ハ)プロジェクト関連記憶装置から個々の従業員が所属するプロジェクトのスケジュール及び成果に関するプロジェクト関連情報を取得するステップ、(ニ)ナレッジ情報に対するランク付け用の評価基準をランク付け記憶装置に格納するステップ、(ホ)ランク付け記憶装置から評価基準を抽出するステップ、(ヘ)人事関連情報、ナレッジ関連情報、プロジェクト関連情報を評価基準に基づきランク付けし、リソース記憶装置にリソース情報として格納するステップ、(ト)ユーザー端末から人材検索条件を取得するステップ、(チ)人材検索条件に基づき、リソース情報を参照するステップ、(リ)人材検索条件に該当する従業員を人材検索結果として抽出するステップを有する人材管理方法としたことである。
【0013】
本発明の第2の特徴に係る人材管理方法では、人事関連記憶装置、ナレッジ関連記憶装置をプロジェクト関連記憶装置(プロジェクト管理ツール)とリンクさせたシステムとして構築し、管理活用することにより、スキル側面の管理活用を有効にした人材管理方法を提供することができる。また、個々の人材の実際の業務とリンクした形で、情報・問題解決手法・ナレッジ等を蓄積することにより、データベース化した情報を具体的で正確な形で情報として再利用することができる人材管理方法を提供することができる。更に、新たなプロジェクト発足時、新たな業務開始時及び問題解決必要時に、最適な人材を短時間で選抜することができる人材管理方法を提供することができる。
【0014】
本発明の第3の特徴は、通信回線と、通信回線に接続されたユーザー端末と、通信回線に接続され、個々の従業員の人事に関する人事関連情報を格納する人事関連記憶装置と、通信回線に接続され、個々の従業員が所属するプロジェクトスケジュール及び成果に関するプロジェクト関連情報を格納するプロジェクト関連記憶装置と、通信回線に接続され、個々の従業員の職務能力に関するナレッジ関連情報を格納するナレッジ関連記憶装置と、人事関連記憶装置から人事関連情報を取得し、ナレッジ関連記憶装置からナレッジ関連情報を取得し、プロジェクト関連記憶装置からプロジェクト関連情報を取得するリソース管理手段、ナレッジ情報に対するランク付け用の評価基準を格納するランク付け記憶装置、ランク付け記憶装置から評価基準を抽出し、人事関連情報、ナレッジ関連情報、プロジェクト関連情報を評価基準に基づきランク付けし、サーバに接続されるリソース記憶装置にリソース情報として格納するランク付け手段、ユーザー端末から人材検索条件を取得し、人材検索条件に基づき、リソース情報を参照し、人材検索条件に該当する従業員を人材検索結果として抽出する人材検索手段とを有し、通信回線に接続されるリソース管理サーバとを有する人材管理システムとしたことである。
【0015】
本発明の第3の特徴に係る人材管理システムによれば、人事関連記憶装置、ナレッジ関連記憶装置をプロジェクト関連記憶装置(プロジェクト管理ツール)とリンクさせたシステムとして構築し、管理活用することにより、スキル側面の管理活用を有効にした人材管理システムを提供することができる。また、個々の人材の実際の業務とリンクした形で、情報・問題解決手法・ナレッジ等を蓄積することにより、データベース化した情報を具体的で正確な形で情報として再利用することができる人材管理システムを提供することができる。更に、新たなプロジェクト発足時、新たな業務開始時及び問題解決必要時に、最適な人材を短時間で選抜することができる人材管理システムを提供することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
【0017】
(システム構成)
本発明の実施の形態に係る人材管理システムのシステム構成図を図1に示す。人材管理システム1は、ユーザー端末3、リソース管理サーバ6、プロジェクト管理サーバ7、ナレッジ管理サーバ8、人事管理サーバ9により構成されており、これらの装置及び端末は通信回線(社内LAN)5を介して接続されている。リソース管理サーバ6は、ランク付けデータベース(評価基準記憶装置100、リソースデータベース(リソース記憶装置)101を有しており、プロジェクト管理サーバ7は、コストデータベース(コスト記憶装置)102、プロジェクトデータベース(プロジェクト記憶装置)103、ワークフローデータベース(ワークフロー記憶装置)104を有している。なお、本明細書においては、コストデータベース102、プロジェクトデータベース103、ワークフローデータベース104を総称して、「プロジェクト関連記憶装置」と定義する。ナレッジ管理サーバ8は、ナレッジデータベース(ナレッジ記憶装置)105、成果物データベース(成果物記憶装置)106、一般ナレッジデータベース(一般ナレッジ記憶装置)107を有している。なお、本明細書においては、ナレッジデータベース105、成果物データベース106、一般ナレッジデータベース107を総称して「ナレッジ関連記憶装置」と定義する。人事管理サーバ9は、組織データベース(組織記憶装置)108、人事データベース(人事記憶装置)109を有している。なお、本明細書においては、組織データベース108、人事データベース109を総称して「人事関連記憶装置」と定義する。
【0018】
ユーザー端末3は、一般的なパソコン、PDA、携帯電話等の情報機器である。また、この人材管理システム1をインターネット等のよりオープンな環境で利用することも可能である。ユーザー端末3は、社内LAN5を介してリソース管理サーバ6にアクセスし、リソース管理サーバ6に対して、キーワード等の条件を送信し、人材検索及び事例検索要求を行う。
【0019】
リソース管理サーバ6は、社内LAN5経由でプロジェクト管理サーバ7、ナレッジ管理サーバ8、人事管理サーバ9に接続し、コストデータベース102、プロジェクトデータベース103、ワークフローデータベース104、ナレッジデータベース105、成果物データベース106、一般ナレッジデータベース107、組織データベース108、人事データベース109等のデータベースから人事関連情報、ナレッジ関連情報(職務能力関連情報)、プロジェクト関連情報等を取得する。そして、予めランク付けデータベース(評価基準記憶装置)100に格納されているランク付け情報(評価基準)に基づきプロジェクト関連情報、ナレッジ関連情報、人事関連情報をランク付けし、リソース情報としてリソースデータベース101に格納する。
【0020】
ランク付けデータベース100は、人事関連情報、ナレッジ関連情報、プロジェクト関連情報等をランク付けするためのランク付け情報(評価基準)を格納する。
【0021】
リソースデータベース101は、図3(a)に示すように、人事関連情報、ナレッジ関連情報、プロジェクト関連情報等をランク付け情報(評価基準)に基づきランク付けしたリソース情報71を格納する記録媒体である。
【0022】
コストデータベース102は、プロジェクト運営上のコストに関する情報を格納する記録媒体である。
【0023】
プロジェクトデータベース103は、図3(b)に示すように、開発プロジェクト情報73を格納する記録媒体である。開発プロジェクト情報73は、実行タスク(ワークフロー)、カレンダー、スケジュール(予定/実績)、コスト(予定/実績)、リソース割当(割当時間/割当コスト)、開発履歴/変更履歴(開発実績(作業ログ)、スケジュール変更履歴、リソース変更履歴等)などの情報を含む。
【0024】
ワークフローデータベース104は、図3(c)に示すように、製品・技術開発別のワークフロー情報74を格納する記録媒体である。ワークフロー情報74は、起動アプリケーション定義、作業内容定義(ヘルプ)、作業区分定義(必須/オプション作業等)、フロー制御条件定義(必須前作業定義、完了条件定義等)、リソース割当条件定義(必要能力、必要経験レベル、重要度等)などの情報を含む。
【0025】
ナレッジデータベース105は、図4(a)に示すように、ナレッジ情報75を格納する記録媒体である。ナレッジ情報75とは、技術該当区分、獲得キャリア、獲得知識、成果物、開発時期などの情報のことをいう。
【0026】
成果物データベース106は、図4(b)に示すように、成果物情報76を格納する記録媒体である。成果物情報76とは、業務遂行上必要となる帳票類(作業依頼書、申請書、報告書等)、EM(技術報告書、研究論文)、BM(標準化物)、特許などの情報のことをいう。
【0027】
一般ナレッジデータベース107は、図4(c)に示すように、社内・社外における一般技術、市場動向などの情報からなる一般ナレッジ情報77を格納する記録媒体である。
【0028】
組織データベース108は、組織名、組織構造等の情報を格納する記録媒体である。
【0029】
人事データベース109は、図4(d)に示すように、従業員ID、氏名、組織名称、メールアドレスなどの情報からなる人事情報79を格納する記録媒体である。
【0030】
ここで、ランク付けデータベース100、リソースデータベース101、プロジェクトデータベース103、ワークフローデータベース104、ナレッジデータベース105、成果物データベース106、一般ナレッジデータベース107、人事データベース109は、例えば、コンピュータの外部メモリ装置、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープなどの記録媒体に記録されている。ここで記録媒体とは、具体的には、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD−ROM、MOディスク、カセットテープ、オープンリールテープなどが含まれる。なお、ランク付けデータベース100及びリソースデータベース101は、リソース管理サーバ6の内部に収納されていても良く、外部記憶装置として接続されていても良い。コストデータベース102、プロジェクトデータベース103、ワークフローデータベース104は、プロジェクト管理サーバ7の内部に収納されていても良く、外部記憶装置として接続されていても良い。ナレッジデータベース105、成果物データベース106、一般ナレッジデータベース107は、ナレッジ管理サーバ8の内部に収納されていても良く、外部記憶装置として接続されていても良い。組織データベース108、人事データべース109は、人事管理サーバ9の内部に収納されていても良く、外部記憶装置として接続されていても良い。また、これらのランク付けデータベース100、リソースデータベース101、コストデータベース102、プロジェクトデータベース103、ワークフローデータベース104、ナレッジデータベース105、成果物データベース106、一般ナレッジデータベース107、組織データベース108、人事データベース109は、データベースサーバ等を介して接続されても良い。
【0031】
なお、本明細書においては、開発プロジェクト情報73及びワークフロー情報74を総括して「プロジェクト関連情報」とする。また、ナレッジ情報75、成果物情報76、一般ナレッジ情報77を総括して「ナレッジ関連情報」とする。更に、人事情報79及び組織情報を総括して「人事関連情報」とする。
【0032】
(人事管理サーバ)
図2は、図1で示した人材管理システム1の機能を達成するリソース管理サーバ6の機能ブロック図である。リソース管理サーバ6は、入力装置35、出力装置36、主記憶装置37、入出力制御装置38、通信制御装置39、リソース管理制御装置10、ランク付けデータベース100、リソースデータベース101により構成されている。
【0033】
リソース管理サーバ6のリソース管理制御装置10は、リソース管理手段11、ランク付け手段11、画面生成送信手段13、データ受信手段14、認証手段15、キーワード抽出手段16、人材検索手段17、事例検索手段18、データ送信手段19、アサイン状況抽出手段20、アサイン手段21等を備える中央処理制御装置である。
【0034】
リソース管理手段11は、社内LAN5に接続し、プロジェクト管理サーバ7、ナレッジ管理サーバ8、人事管理サーバ9を介して、プロジェクト管理サーバ7、ナレッジ管理サーバ8、人事管理サーバ9に接続されるコストデータベース102、プロジェクトデータベース103、ワークフローデータベース104、ナレッジデータベース105、成果物データベース106、一般ナレッジデータベース107、組織データベース108、人事データベース109からプロジェクト関連情報、ナレッジ関連情報、人事関連情報を取得する。また、コストデータベース102、プロジェクトデータベース103、ワークフローデータベース104、ナレッジデータベース105、成果物データベース106、一般ナレッジデータベース107、組織データベース108、人事データベース109に格納されているコスト情報、開発プロジェクト情報73、ワークフロー情報74、ナレッジ情報75、成果物情報76、一般ナレッジ情報77、組織情報、人事情報79等の情報が更新されている場合、リソース管理手段11は、更新された内容を取得し、リソースデータベース101に格納されているリソース情報71の内容を更新する。リソースデータベース101の内容を更新するタイミングは、予め定めた回数、例えば、1日に1回等、としても良い。また、各データベースの内容が更新される度に、プロジェクト管理サーバ7、ナレッジ管理サーバ8、人事管理サーバ9等の更新されたデータベースを管理しているサーバから更新された旨の通知を受け、更新情報を取得し、リソースデータベース101の内容を更新しても良い。
【0035】
ランク付け手段12は、ランク付けデータベース100から予め設定されたランク付け情報(評価基準)を抽出し、このランク付け情報にしたがって、リソース管理手段11で取得した人事関連情報、ナレッジ関連情報、及びプロジェクト関連情報にランク付けし、リソースデータベース101にリソース情報71として格納する。画面生成送信手段13は、検索画面50、検索結果表示画面51、アサイン画面53、選択可能メンバー表示画面52、スケジュール表示画面54、タスク配分状況表示画面55、負荷状況表示画面56等の画面を生成し、ユーザー端末3へ送信する。データ受信手段14は、ユーザー端末3から認証情報、検索条件、アサイン情報等のデータを受信する。認証手段15は、ユーザー端末3からID及びパスワードなどの認証情報を取得し、権限の有無を判断する。キーワード抽出手段16は、リソースデータベース101に格納されるリソース情報71をもとに検索キーワードを抽出する。人材検索手段17は、ユーザー端末3から取得した検索条件に基づき、リソースデータベース101内を検索し、検索条件に該当する人材を検索する。事例検索手段18は、ユーザー端末から取得した検索条件に基づき、リソースデータベース101内を検索し、検索条件に該当する過去の事例情報を検索する。ここで、過去の事例情報とは、プロジェクト中に発生した問題、問題解決方法、解決結果、及び解決に応じた人材等の情報である。データ送信手段19は、ユーザー端末3へ判断結果、検索結果、抽出結果等のデータを送信する。アサイン状況抽出手段20は、ユーザー端末3からの要求に応じて、選択されたメンバー(アサイン候補者)のプロジェクトへのアサイン状況を抽出し、ユーザー端末へ抽出結果を送信する。アサイン手段21は、ユーザー端末3からの要求に応じて、選択されたメンバー(アサイン候補者)をプロジェクトにアサインする。
【0036】
入力装置35は、キーボード、マウス、OCR等の認識装置、イメージスキャナ等の図形入力装置、音声認識装置等の特殊入力装置などにより、出力装置36は、液晶ディスプレイ、CRTディスプレイ等の表示装置、インクジェットプリンタ、レーザープリンタなどの印刷装置等によりそれぞれ構成される。入出力制御装置38(入出力インタフェース)は、これらの入力装置35、出力装置36、あるいはCD−ROM、MO、ZIPなどの記憶装置の読み取り装置等をリソース管理制御装置10につなぐインタフェースである。データの流れから見ると、入出力制御装置38は、入力装置35、出力装置36、外部記憶装置の読み取り装置と主記憶装置37とのインタフェースとなる。主記憶装置37には、ROM及びRAMが組み込まれている。ROMは、リソース管理制御装置10において実行されるプログラムを格納しているプログラム記憶装置等として機能する。RAMは、リソース管理制御装置10におけるプログラム実行処理中に利用されるデータ等を一時的に格納したり、作業領域として利用される一時的なデータメモリ等として機能する。通信制御装置39は、ネットワーク(社内LAN)5に接続するためのインタフェースとなるものである。従って、TA(ターミナルアダプタ)、ダイアルアップルータ、LANボード等がこれに該当する。
【0037】
(リソースデータの構築)
図5は、本発明の実施の形態に係る人材管理方法におけるリソースデータの構築フローを示したものである。
【0038】
(イ)まず、ステップS10において、図2のリソース管理手段を用いて、社内LAN5を介して、プロジェクト管理サーバ7に接続し、プロジェクト管理サーバ7に接続しているコストデータベース102、プロジェクトデータベース103、ワークフローデータベース104からプロジェクト関連情報を取得する。また、社内LAN5を介して、ナレッジ管理サーバ8にも接続し、ナレッジ管理サーバ8に接続しているナレッジデータベース105、成果物データベース106、一般ナレッジデータベース107からナレッジ関連情報を取得する。更に、社内LAN5を介して、人事管理サーバ9にも接続し、人事管理サーバ9に接続している組織データベース108、人事データベース109から人事関連情報を取得する。
【0039】
(ロ)次に、ステップS11において、図2のランク付け手段12を用いて、ランク付けデータベース100から、ランク付け情報を抽出する。そして、ステップS12において、人事関連情報、ナレッジ関連情報、プロジェクト関連情報から該当するスキル項目を抽出する。スキル項目としては、例えば、(a)論理設計能力、(b)品質管理能力、(c)営業力、(d)ウェブ構築能力、(e)テスト技術能力、(f)IT関連能力、(g)プロジェクトリーダー能力、(h)不良解析能力、(i)マスク開発能力、(j)業界知識力、(k)プレゼンテーション能力、(l)コンサルティング能力、(m)アナログ回路設計能力、(n)アナログ回路テスト能力等があげられる。
【0040】
(ハ)次に、ステップS13において、ランク付け情報に基づき、抽出したスキル項目についてランク付けを行っていく(ランク付けの詳細については後述する。)。ランク付けが終了すると、ランク付けを行ったプロジェクト関連情報、ナレッジ関連情報、人事関連情報をリソース情報としてリソースデータベース101に格納する。
【0041】
(ランク付け)
次に、上述したランク付けの詳細について説明する。ランク付け情報の設定は、主に、スキル毎にランク付け用の評価基準に基づきポイント付けを行う。まず、取得したナレッジ関連情報についてランク付けを行う場合、予めランク付け情報として、表1から表6に示すようなランク付けをスキル毎に行う。
【0042】
【表1】
Figure 2004118648
【表2】
Figure 2004118648
【表3】
Figure 2004118648
【表4】
Figure 2004118648
【表5】
Figure 2004118648
【表6】
Figure 2004118648
表1に示すように、ウエハプロセスの担当者については、基本のプロセスを理解していれば「レベル1」、基本のプロセスを熟知していれば「レベル2」、新規プロセスを理解できれば「レベル3」、新規プロセスの設計ができれば「レベル4」、最先端プロセスの設計ができれば「レベル5」として設定しておく。
【0043】
また、表2に示すように、パッケージ開発担当者については、既存パッケージの技術的知識があり解析ができれば「レベル1」、既存パッケージのプロセス及び材料変更などができれば「レベル2」、新規パッケージの知識があれば「レベル3」、新規パッケージの開発ができれば「レベル4」、最先端パッケージの技術的知識があれば「レベル5」として設定しておく。
【0044】
表3に示すように、レイアウト設計担当者については、レイアウトツールのオペレーションができれば「レベル1」、レイアウト時問題解決ができれば「レベル2」、レイアウトの手順に関するルール作成ができれば「レベル3」、レイアウトツールベンダーに対して指示ができれば「レベル4」、レイアウトの先端トレンドを理解しツール選定ができれば「レベル5」と設定しておく。
【0045】
表4に示すように、製品開発企画の担当者については、受注した製品の開発に関するスケジュールを調整できれば「レベル1」、受注した製品の製造キャパシティーや信頼性、部品、材料など総合的な調整ができれば「レベル2」、客先の動向と要素技術開発状況や製造キャパシティーなどを総合的に管理できれば「レベル3」、中期的な製品開発計画立案と調整ができれば「レベル4」、ビジネス側面から製品開発のトレンドやビジョンを具体化できれば「レベル5」と設定しておく。
【0046】
表5に示すように、統計分析能力については、ツールを利用しデータの統計解析ができれば「レベル1」、分析結果をもとに開発に対するフィードバックができれば「レベル2」、分析結果をもとにまとまった研究発表ができれば「レベル3」、統計解析による開発品質向上の計画立案ができれば「レベル4」、ラインなどの構築に関わる大がかりな統計手法実験計画が立案できれば「レベル5」と設定しておく。
【0047】
更に、表6に示すように、英語力については、海外の客先との打ち合わせに参加し内容を理解できれば「レベル1」、海外の客先との打ち合わせに参加し積極的に発言ができれば「レベル2」、海外に出張し打ち合わせに代表として参加できれば「レベル3」、英語での客先向けプレゼンテーションや質疑応答、折衝等ができれば「レベル4」、英語での学会発表や新規顧客獲得への活動などができれば「レベル5」と設定しておく。
【0048】
そして、上述した表1から表6に示すようなランク付け情報を予めランク付けデータベース100に格納しておく。
【0049】
(全体フロー)
図6は、本発明の実施の形態に係る人材管理方法のリソース管理サーバ側における全体フローを示したものである。
【0050】
(イ)まず、ステップS101において、ユーザー端末3からの接続を受け付ける。そして、ステップS103において、図2の画面生成送信手段13を用いて、サービス選択画面を生成し、サービス選択画面をユーザー端末3へ送信する。次に、ステップS105において、ユーザー端末3から選択されたサービス情報を受信する。
【0051】
(ロ)ステップS107において、選択されたサービスが何なのか判断する。選択されたサービスが人材検索である場合、ステップS111の人材検索処理へ進む。選択されたサービスが事例検索である場合、ステップS109の事例検索処理へ進む。
【0052】
(ハ)そして、ステップS113において、次の処理があるか否かを判断する。次の処理がある場合、ステップS103の処理へ戻り、図2の画面生成送信手段13を用いて、サービス選択画面をユーザー端末3へ再送信する。次の処理がない場合は、処理を終了する。
【0053】
(ユーザー端末側の全体フロー)
図7は、本発明の実施の形態に係る人材管理方法のユーザー端末側における全体フローを示したものである。
【0054】
(イ)図6のステップS101に対応し、図7のステップS201において、ユーザー端末3はリソース管理サーバ6に接続を要求する。リソース管理サーバ6側で接続を受け付けると、ステップS103に対応し、ステップS203において、ユーザー端末3は、リソース管理サーバ6からサービス選択画面を受信する。
【0055】
(ロ)受信したサービス選択画面において、サービスを選択し、ステップS205において、ユーザー端末3は、選択したサービスの情報をリソース管理サーバ6へ送信する。
【0056】
(ハ)ステップS207において、選択したサービスが人材検索である場合は、ステップS211の処理へ進み、選択したサービスが事例検索である場合は、ステップS209の処理へ進む。人材検索、事例検索のそれぞれの処理が終了すると、ステップS213において、次の処理が有るか否かを判断する。次の処理がある場合は、ステップS203の処理へ戻り、ユーザー端末3は、サービス選択画面をリソース管理サーバ6から受信する。次の処理がない場合は、処理を終了する。
【0057】
(人材検索処理)
図8は、図6のステップS111における人材検索処理のフローを示したものである。
【0058】
(イ)図6のステップS107において、選択されたサービスが人材検索である場合、ステップS111の人材検索処理が開始される。まず、図8のステップS121において、リソース管理サーバ6は、図2の認証手段15を用いて、図6のステップS101で受信したユーザー端末3からの接続要求情報とリソースデータベース101のリソース情報に基づき、ユーザー端末3の権限の有無を判断する。ユーザー端末3に権限がない場合は、処理を終了する。ユーザー端末3に権限がある場合は、ステップS123において、リソース管理サーバ6は画面生成送信手段13を用いて、図9に示すような検索画面50を生成し、ユーザー端末3へ検索画面50を送信する。
【0059】
(ロ)次に、リソース管理サーバ6は、ステップS125において、データ受信手段14を用いて、検索画面50に入力された検索条件及びキーワード等の情報をユーザー端末3から受信する。そして、リソース管理サーバ6は、受信した検索条件及びキーワード等の情報に基づき、ステップS127において、自動検索であるか手動検索であるかを判断する。自動検索である場合は、ステップS129において、プロジェクトデータベース103、ナレッジデータベース105、成果物データベース106を参照する。そして、開発プロジェクト情報73、ナレッジ情報75、成果物情報76と、ユーザー端末3からの条件情報とに基づき、キーワード抽出手段16を用いて検索キーワードを抽出し、ステップS131の処理へ進む。ステップS125において、手動検索である場合は、ステップS131の処理へ進む。
【0060】
(検索処理)
次に、図8のステップS133の検索処理について、図10及び図12を用いて説明する。
【0061】
(イ)図8のステップS133において、検索処理が開始されると、リソース管理サーバ6は、図10のステップS141において、図2のデータ受信手段14を用いて、タスク(ワークフロー)のリソース割当条件をリソースデータベース101から取得する。
【0062】
(ロ)次に、ステップS143において、リソースデータベース101に格納されているリソース情報71を参照し、メンバープロパティを取得する。次に、ステップS145において、図2の人材検索手段17を用いて、図8のステップS125で受信した検索キーワードと、図10のステップS141で取得したリソース割当条件と、ステップS143で取得したメンバープロパティとを比較する。
【0063】
(ハ)比較した結果、該当者がいる場合は、ステップS147の処理へ進み、該当者として一時保存し、ステップS149の処理へ進む。比較した結果、該当者がいない場合は、そのままステップS149の処理へ進む。ステップS149において、次の候補者がいる場合は、ステップS143の処理へ戻り、ステップS145からステップS149までの処理を繰り返す。次の候補者がいない場合は、検索処理を終了し、ステップS151の処理へ進む。
【0064】
(ニ)次に、ステップS151において、アサイン状況抽出手段20を用いて、リソースデータベース101を参照し、該当者についてのアサイン状況を抽出する。そして、ステップS153において、図2の画面生成送信手段13を用いて、図11に示すような検索結果表示画面51をユーザー端末3に送信する。
【0065】
(ホ)次に、ステップS155において、ユーザー端末3からの指示を受信し、ユーザー端末3からの指示に基づき、メンバーをアサインするか否かを判断する。メンバーをアサインしない場合は、検索処理を終了し、図6のステップS113の処理へ戻る。メンバーをアサインする場合は、ステップS157において、図14に示すようなアサイン画面53をユーザー端末3へ送信する。
【0066】
(ヘ)次に、ステップS159において、ユーザー端末3からアサイン情報を受信すると、図12のステップS161の処理へ進み、アサイン候補者のスケジュールに関しての割当競合シミュレーションを開始する。
【0067】
(ト)まず、図12のステップS161において、図2のアサイン状況抽出手段20を用いて、リソースデータベース101を参照し、アサイン候補者名をもとにアサイン候補者が、現在アサインされているプロジェクトを検索する。そして、ステップS163において、ステップS161の検索結果に基づき、図2の画面生成送信手段13を用いて、図16に示すような、スケジュール表示画面54を生成する。
【0068】
(チ)次に、ステップS165において、アサイン状況抽出手段20を用いて、リソースデータベース101を参照し、アサインプロジェクト情報をもとに、アサイン候補者のタスク配分状況を割り出す。そして、ステップS167において、画面生成送信手段13を用いて、図17ぶ示すような、アサイン候補者のタスク配分状況表示画面55を生成し、作業時間と割当超過時間とが明確にわかるようにする。更に、ステップS169において、画面生成送信手段13を用いて、図18に示すように、アサイン候補者の1日おける割当時間と割当時間を超過した時間(割当超過時間)をグラフで表した負荷状況表示画面56を生成する。
【0069】
(リ)次に、ステップS171において、スケジュール表示画面54、タスク配分状況表示画面55、負荷状況表示画面56を判定結果としてユーザー端末3へ送信し、ユーザー端末3からの次のデータ受信を待つ。
【0070】
(ヌ)次に、ユーザー端末3から次のデータを取得すると、ステップS173において、アサイン候補者をアサインし直すか否か判断する。アサインし直す場合は、図10のステップS157の処理へ戻り、ステップS157から捨てプS173までの処理を繰り返す。ステップS173において、アサインし直さないと判断した場合は、ステップS175の処理へ進み、アサイン候補者をタスクメンバーとして割り当てる。そして、ステップS177において、割り当て内容をユーザー端末3へ送信し、人材検索処理を終了する。
【0071】
(ユーザー端末3側の処理)
次に、図13を用いて、ユーザー端末3側の処理フローについて説明する。
【0072】
(イ)図8のステップS121に対応して、ステップS221において、ユーザー端末3は、リソース管理サーバ6で編集権限が有るとされたか、無いとされたかが判断される。リソース管理サーバ6で編集権限が無いとされた場合、処理を続けることができないため、人材検索処理を終了する。権限が有るとされた場合、ステップS223の処理へ進み、リソース管理サーバ6から図9に示すような検索画面50を受信する。
【0073】
(ロ)そして、ステップS225において、検索画面50に、検索するフィールドリスト505から検索フィールド503を選択し、キーワード506を設定する。フィールドリスト505は、メンバー名、カタカナでのメンバー名、メールアドレス、ログインID、電話番号(Tel)、ファックス番号(Fax)、役職、組織名称等から選択することができる。また、条件ボックス504において、「and」を選択すると各キーワードを全て含む「アンド検索」を設定することができる。「or」を選択すると、各キーワードの1つを含む「OR検索」を設定することができる。そして、全ての検索条件を入力し終わると、ステップS227において、ユーザー端末3は検索条件をリソース管理サーバ6へ送信する。
【0074】
(ハ)次に、図10のステップS153に対応して、ユーザー端末3は検索条件をもとに検索した結果を、図11に示すような検索結果表示画面51等として、ステップS229において、リソース管理サーバ6から受信する。検索結果表示画面51では、該当者名(Member)512、該当者が所属する部署名(Department)511、タスク名(Task Name)510が表示される。そして、各該当者のタスク毎におけるアサイン状況をスケジュール513に示す。たとえば、タスク名が「2nd Sign off」となっているタスク514では、「設計F/E」の「○本□□子」さんが検索条件に該当し、「○本□□子」さんのスケジュールは、6月中旬から6月下旬までタスク514で埋まっていることがわかる。
【0075】
(ニ)次に、ステップS231において、検索結果表示画面51からメンバーを選択しアサインするか否かを判断する。メンバーをアサインしない場合は、処理を終了する。メンバーをアサインする場合は、図14に示すようなアサイン画面53をリソース管理サーバ6から受信する。また、このとき、図15に示すような、選択可能メンバー表示画面52もリソース管理サーバ6から受信している。
【0076】
(ホ)次に、ステップS233において、検索結果表示画面51、選択可能メンバー表示画面52を参照し、アサイン画面53を用いてメンバーを選択する。
【0077】
まず、選択可能メンバー表示画面52では、検索結果として抽出された選択可能メンバー表523に、選択可能なメンバーを表示する。選択可能メンバー表523に表示されているメンバーを選択する場合には、メンバーを選択して追加ボタン527をクリックすると、メンバーとして追加することができる。同様に、メンバーを選択し、削除ボタン528をクリックすると、選択可能メンバー表からメンバーを削除することができる。アサインされたメンバーは、アサインメンバー表524にリスト表示される。リスト表示が正しければ、「OK」ボタン525をクリックすると、アサインするメンバーを確定することができる。逆に、キャンセルボタン526をクリックすると、選択可能メンバー表示画面52の表示をキャンセルすることができる。
【0078】
次に、選択可能メンバー表示画面52において、「OK」ボタン525をクリックすると、アサイン画面53が表示される。アサイン画面53では、まず、選択されたメンバーのタスク514のタスク名が表示される。そして、部署名欄531には、選択されたメンバーの部署名が示され、タスクスケジュール欄532には、選択されたメンバーがタスク514にアサインされている期間が示される。たとえば、図12のタスクスケジュール欄532では、「2002年6月12日から2002年6月27日まで2nd Sign offというタスクにアサインされている」ことになる。メンバー表示ボックス533には、メンバー名等が表示される。「追加(ADD)ボタン」534を選択すると、メンバー表示ボックス533にメンバーを追加することができる。「削除(DELETE)ボタン」535を選択するとメンバー表示ボックス533からメンバーを削除することができる。そして、メンバー表示ボックス533内において、アサインするメンバーを確定したら、「OKボタン」536を選択すると、ユーザー端末3からリソース管理サーバ6へアサイン情報が送信される。また、「キャンセル(CANCEL)ボタン」537を選択すると、メンバーのアサイン処理をキャンセルする。
【0079】
(ヘ)ステップS237において、更に、割当率を指定する。割当率は、図14に示すアサイン画面53のメンバー表示ボックス533内において、メンバー毎に指定することができる。また、ここで期間及びコスト等を設定することができるようにしても良い。ステップS239において、アサインデータをリソース管理サーバ6へ送信する。
【0080】
(ト)次に、図12のステップS171に対応して、ステップS241において、リソース管理サーバ6から、判定結果として、スケジュール表示画面54、タスク配分状況表示画面55、負荷状況表示画面56を受信する。まず、図16に示すスケジュール表示画面54では、アサイン候補者についてのスケジュールやタスク配分状況などを閲覧することができる。機能表示欄541において、カレンダー541a、カレントチャート541b、カレントチャート(進捗)541c、タスク配分状況541d、ネットワークダイアグラム541e、リソースグラフ541f等の表示画面を選択することができる。たとえば、カレントチャート541bを選択した場合、図16に示すようなスケジュール表示画面54が表示され、アサイン候補者のスケジュール543が表示される。このスケジュール543において、更に、範囲545を選択し、タスク配分状況541dを選択すると、図17に示すようなタスク配分状況表示画面55が表示される。
【0081】
タスク配分状況表示画面55では、リソース名欄551に、スケジュール表示画面54のタスク名542と同様にアサイン候補者がアサインされているタスクが表示される。そして、作業時間欄552には、各タスク毎に行われた総作業時間が表示される。詳細欄553には、作業内容の詳細が表示される。更に、スケジュール表554では、各タスクに費やした時間を1日単位で表している。
【0082】
また、図16、図17、図18に示したリソースグラフ541fを選択した場合、図18に示す負荷状況表示画面56が表示される。負荷状況表示画面56では、アサイン候補者の割当時間と割当時間を超過した割当超過時間とをグラフを用いて説明している。グラフ561では、一日ごとのアサイン候補者の負荷状況をグラフで表す。表560に示すように、図56のグラフ561では、割当時間を白色、割当超過時間を斜線で示している。
【0083】
(チ)ステップS243において、スケジュール表示画面54、タスク配分状況表示画面55、負荷状況表示画面56等の表示画面をもとに、別のアサイン候補者をアサインし直す場合は、ステップS233の処理へ戻り、ステップS233からステップS243までの処理を繰り返す。ステップS243において、このままアサイン候補者をアサインする場合には、アサイン情報をリソース管理サーバ6へ送信し、人材検索処理を終了する。
【0084】
このように、本発明の実施の形態に係るリソース管理サーバ、人材管理方法、及び人材管理システムを用いれば、企業内における人事関連記憶装置、ナレッジ関連記憶装置、プロジェクト関連記憶装置等をプロジェクト管理ツールとリンクしたシステムとして構築し管理活用することにより、スキル側面の管理活用を有効にすることができる。
【0085】
また、本発明の実施の形態に係るリソース管理サーバ、人材管理方法、及び人材管理システムを用いれば、企業内における個々の人材の実際の業務とリンクした形で情報・問題解決手法・ナレッジ等を蓄積することにより、データベース化した情報を具体的で正確な形で情報として再利用することができる。
【0086】
更に、本発明の実施の形態に係るリソース管理サーバ、人材管理方法、及び人材管理システムを用いれば、新たなプロジェクトを発足したり、新たな業務を開始したり、プロジェクト等において問題解決が必要となった場合に、最適な人材を短時間に的確に選抜することができる。
【0087】
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から、当業者には様々な代替実施の形態、実施例、及び製造工程技術が明らかとなろう。
【0088】
ここで記載したデータベース(データ記録媒体)以外のデータベース(データ記録媒体)を用いて、リソースデータベース101の内容を更に拡張しても良い。また、リソースデータベース101には、人材検索及び事例検索で用いるデータの全てを格納しても良い。また、人材検索及び事例検索で用いるデータが他のデータベースに格納されている場合は、リソースデータベース101には、参照すべきデータベースにおけるデータの場所を格納しておき、必要なデータをネットワークを介して接続されている各データベースから取得しても良い。この場合、常に、最新の情報を用いることが可能である。
【0089】
また、本発明の実施の形態においては、コストデータベース102、プロジェクトデータベース103、ワークフローデータベース104、ナレッジデータベース105、成果物データベース106、一般ナレッジデータベース107、組織データベース108、人事データベース109がそれぞれ独立しているが、1つ又は複数の記憶装置に格納されても良い。たとえば、コストデータベース102、プロジェクトデータベース103、ワークフローデータベース104は、プロジェクト関連記憶装置にまとめて格納されても良い。また、ナレッジデータベース105、成果物データベース106、一般ナレッジデータベース107は、ナレッジ関連記憶装置にまとめて格納されても良い。更に、組織データベース108、人事データベース109は、人事関連記憶装置にまとめて格納されても良い。
【0090】
本発明はここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。従って、本発明の技術的な範囲は上記説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
【0091】
【発明の効果】
本発明によれば、企業内における人事関連記憶装置、ナレッジ関連記憶装置、プロジェクト関連記憶装置等をプロジェクト管理ツールとリンクしたシステムとして構築し管理活用することにより、スキル側面の管理活用を有効にするリソース管理サーバ、人材管理方法、及び人材管理システムを提供することができる。
【0092】
本発明によれば、企業内における個々の人材の実際の業務とリンクした形で情報・問題解決手法・ナレッジ等を蓄積することにより、データベース化した情報を具体的で正確な形で情報として再利用することができるリソース管理サーバ、人材管理方法、及び人材管理システムを提供することができる。
【0093】
本発明によれば、新たなプロジェクトを発足したり、新たな業務を開始したり、プロジェクト等において問題解決が必要となった場合に、最適な人材を短時間に的確に選抜することができるリソース管理サーバ、人材管理方法、及び人材管理システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る人材管理システムのシステム構成図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るリソース管理サーバの機能ブロック図である。
【図3】図3(a)は、本発明の実施の形態に係るリソースデータベースに格納されるリソース情報の具体的なデータ項目を示した図であり、図3(b)は、プロジェクトデータベースに格納される開発プロジェクト情報の具体的なデータ項目を示した図であり、図3(c)は、ワークフローデータベースに格納されるワークフロー情報の具体的なデータ項目を示した図である。
【図4】図4(a)は、本発明の実施の形態に係るナレッジデータベースに格納されるナレッジ情報の具体的なデータ項目を示した図であり、図4(b)は、成果物データベースに格納される成果物情報の具体的なデータ項目を示した図であり、図4(c)は、一般ナレッジデータベースに格納される一般ナレッジ情報の具体的なデータ項目を示した図であり、図4(d)は、人事データベースに格納される人事情報の具体的なデータ項目を示した図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るリソースデータの構築方法を示したフロー図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る人材管理方法のリソース管理サーバ側における全体フロー図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る人材管理方法のユーザー端末側における全体フロー図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る検索処理のフロー図(その1)である。
【図9】本発明の実施の形態に係る検索画面の一例を示した図である。
【図10】本発明の実施の形態に係る検索処理のフロー図(その2)である。
【図11】本発明の実施の形態に係る検索結果表示画面の一例を示した図である。
【図12】本発明の実施の形態に係る検索処理のフロー図(その3)である。
【図13】本発明の実施の形態に係るユーザー端末側における検索処理のフロー図である。
【図14】本発明の実施の形態に係るアサイン画面の一例を示した図である。
【図15】本発明の実施の形態に係る選択可能メンバー表示画面の一例を示した図である。
【図16】本発明の実施の形態に係るスケジュール表示画面の一例を示した図である。
【図17】本発明の実施の形態に係るタスク配分状況表示画面の一例を示した図である。
【図18】本発明の実施の形態に係る負荷状況表示画面の一例を示した図である。
【符号の説明】
1 人材管理システム
3 ユーザー端末
5 ネットワーク(社内LAN)
6 リソース管理サーバ
7 プロジェクト管理サーバ
8 ナレッジ管理サーバ
9 人事管理サーバ
10 リソース管理制御装置
11 リソース管理手段
13 画面生成送信手段
14 データ受信手段
15 認証手段
16 キーワード抽出手段
17 人材検索手段
18 事例検索手段
19 データ送信手段
20 アサイン状況抽出手段
21 アサイン手段
35 入力装置
36 出力装置
37 主記憶装置
38 入出力制御装置
39 通信制御装置
50 検索画面
51 検索結果表示画面
52 選択可能メンバー表示画面
53 アサイン画面
54 スケジュール表示画面
55 タスク配分状況表示画面
56 負荷状況表示画面
71 リソース情報
73 (開発)プロジェクト情報
74  ワークフロー情報
75  ナレッジ情報
76  成果物情報
77  一般ナレッジ情報
79  人事情報
100 データベース
101 リソースデータベース
102 コストデータベース
103 プロジェクトデータベース
104 ワークフローデータベース
105 ナレッジデータベース
106 成果物データベース
107 一般ナレッジデータベース
108 組織データベース
109 人事データベース
503 検索フィールド
504 条件ボックス
505 フィールドリスト
506 キーワード
513 スケジュール
514 タスク
523 選択可能メンバー表
524 アサインメンバー表
525 「OK」ボタン
526 キャンセルボタン
527 追加ボタン
528 削除ボタン
531 部署名欄
532 タスクスケジュール欄
533 メンバー表示ボックス
541 機能表示欄
541a カレンダー
541b カレントチャート
541d タスク配分状況
541e ネットワークダイアグラム
541f リソースグラフ
542 タスク名
543 スケジュール
545 選択範囲
551 リソース名欄
552 作業時間欄
553 詳細欄
554 スケジュール表
561 グラフ

Claims (13)

  1. 通信回線、該通信回線に接続されたサーバ、ユーザー端末、人事関連記憶装置、プロジェクト関連記憶装置、ナレッジ関連記憶装置とからなる人材管理システムに用いられるサーバであって、
    前記人事関連記憶装置から個々の従業員の人事に関する人事関連情報を取得し、前記ナレッジ関連記憶装置から個々の従業員の職務能力に関するナレッジ関連情報を取得し、前記プロジェクト関連記憶装置から個々の従業員が所属するプロジェクトのスケジュール及び成果に関するプロジェクト関連情報を取得するリソース管理手段と、
    前記ナレッジ情報に対するランク付け用の評価基準を格納するランク付け記憶装置と、
    前記ランク付け記憶装置から前記評価基準を抽出し、前記人事関連情報、前記ナレッジ関連情報、前記プロジェクト関連情報を前記評価基準に基づきランク付けし、前記サーバに接続されるリソース記憶装置にリソース情報として格納するランク付け手段と、
    前記ユーザー端末から人材検索条件を取得し、前記人材検索条件に基づき、前記リソース情報を参照し、前記人材検索条件に該当する従業員を人材検索結果として抽出する人材検索手段
    とを有することを特徴とするリソース管理サーバ。
  2. 前記ユーザー端末から事例検索条件を取得し、前記事例検索条件に基づき、前記リソース情報を参照し、前記事例検索条件に該当する事例と前記事例を担当した従業員情報とを事例検索結果として抽出する事例検索手段
    を更に有することを特徴とする請求項1記載のリソース管理サーバ。
  3. 前記人事関連情報は、個々の従業員の識別番号、氏名、所属情報を含み、
    前記ナレッジ関連情報は、個々の従業員の役職情報、獲得知識情報、スキル情報を含み、
    前記プロジェクト関連情報は、個々の従業員が所属するプロジェクトのワークフロー、スケジュール、実績情報を含む
    ことを特徴とする請求項1記載のリソース管理サーバ。
  4. 前記評価基準は、複数のスキルに対応する能力についてそれぞれ複数のレベル分けを行い、前記複数のレベルにそれぞれ重み付けとなるポイントを与え、前記スキル毎に前記能力と前記ポイントとを対応付けたマトリクス表であることを特徴とする請求項1記載のリソース管理サーバ。
  5. 前記ランク付け手段は、前記ナレッジ関連情報の中から前記評価基準で設定される前記複数のスキルに該当するスキルを抽出し、抽出した前記スキルのそれぞれについて、前記評価基準で設定される前記複数のレベルのどのレベルに対応するのか判断し、前記ポイントを付加した前記ナレッジ関連情報を前記リソース情報として前記リソース記憶装置に格納することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載のリソース管理サーバ。
  6. 前記人材検索手段又は前記事例検索手段を用いて抽出した人材検索結果又は事例検索結果に基づき、前記リソース情報を参照し、前記人材検索又は前記事例検索で抽出された前記従業員がアサインされているプロジェクト情報をアサイン状況として抽出するアサイン状況抽出手段と、
    前記人材検索結果又は前記事例検索結果と前記アサイン状況とを前記ユーザー端末へ送信するデータ送信手段と、
    前記従業員の中から前記ユーザー端末が指定する従業員を前記ユーザー端末が指定するプロジェクトへアサインするアサイン手段
    とを更に有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載のリソース管理サーバ。
  7. 通信回線、該通信回線に接続されたサーバ、ユーザー端末、人事関連記憶装置、プロジェクト関連記憶装置、ナレッジ関連記憶装置とからなる人材管理システムに用いられる方法であって、
    前記人事関連記憶装置から個々の従業員の人事に関する人事関連情報を取得するステップと、
    前記ナレッジ関連記憶装置から個々の従業員の職務能力に関するナレッジ関連情報を取得するステップと、
    前記プロジェクト関連記憶装置から個々の従業員が所属するプロジェクトのスケジュール及び成果に関するプロジェクト関連情報を取得するステップと、
    前記ナレッジ情報に対するランク付け用の評価基準をランク付け記憶装置に格納するステップと、
    前記ランク付け記憶装置から前記評価基準を抽出するステップと、
    前記人事関連情報、前記ナレッジ関連情報、前記プロジェクト関連情報を前記評価基準に基づきランク付けし、リソース記憶装置にリソース情報として格納するステップと、
    前記ユーザー端末から人材検索条件を取得するステップと、
    前記人材検索条件に基づき、前記リソース情報を参照するステップと、
    前記人材検索条件に該当する従業員を人材検索結果として抽出するステップ
    とを有することを特徴とする人材管理方法。
  8. 前記ユーザー端末から事例検索条件を取得するステップと、
    前記事例検索条件に基づき、前記リソース情報を参照し、前記事例検索条件に該当する事例と前記事例を担当した従業員情報とを事例検索結果として抽出するステップ
    を更に有することを特徴とする請求項7記載の人材管理方法。
  9. 前記人事関連情報は、個々の従業員の識別番号、氏名、所属情報を含み、
    前記ナレッジ関連情報は、個々の従業員の役職情報、獲得知識情報、スキル情報を含み、
    前記プロジェクト関連情報は、個々の従業員が所属するプロジェクトのワークフロー、スケジュール、実績情報、事例情報、問題解決手法を含む
    ことを特徴とする請求項7記載の人材管理方法。
  10. 前記評価基準は、複数のスキルに対応する能力についてそれぞれ複数のレベル分けを行い、前記複数のレベルにそれぞれ重み付けとなるポイントを与え、前記スキル毎に、前記能力と前記ポイントとを対応付けたマトリクス表であることを特徴とする請求項7記載の人材管理方法。
  11. 前記ナレッジ関連情報の中から前記評価基準で設定される前記複数のスキルに該当するスキルを抽出するステップと、
    抽出した前記スキルのそれぞれについて、前記評価基準で設定される前記複数のレベルのどのレベルに対応するのかを判断するステップと、
    該当するレベルに対応する前記ポイントを付加するステップと、
    前記ポイントを付加した前記ナレッジ関連情報を前記リソース情報として前記リソース記憶装置に格納するステップ
    とを更に有することを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項記載の人材管理方法。
  12. 前記人材検索結果又は前記事例検索結果に基づき、前記リソース情報を参照するステップと、
    前記人材検索又は前記事例検索で抽出された前記従業員がアサインされているプロジェクト情報をアサイン状況として抽出するステップと、
    前記人材検索結果又は前記事例検索結果と前記アサイン状況とを前記ユーザー端末へ送信するステップと、
    前記ユーザー端末から、前記ユーザー端末が指定する従業員とプロジェクトの情報を含むアサイン情報を受信するステップと、
    前記アサイン情報に基づき、指定された前記従業員を指定された前記プロジェクトへアサインするステップ
    とを更に有することを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項記載の人材管理方法。
  13. 通信回線と、
    前記通信回線に接続されたユーザー端末と、
    前記通信回線に接続され、個々の従業員の人事に関する人事関連情報を格納する人事関連記憶装置と、
    前記通信回線に接続され、個々の従業員が所属するプロジェクトスケジュール及び成果に関するプロジェクト関連情報を格納するプロジェクト関連記憶装置と、
    前記通信回線に接続され、個々の従業員の職務能力に関するナレッジ関連情報を格納するナレッジ関連記憶装置と、
    前記人事関連記憶装置から前記人事関連情報を取得し、前記ナレッジ関連記憶装置から前記ナレッジ関連情報を取得し、前記プロジェクト関連記憶装置から前記プロジェクト関連情報を取得するリソース管理手段、前記ナレッジ情報に対するランク付け用の評価基準を格納するランク付け記憶装置、前記ランク付け記憶装置から前記評価基準を抽出し、前記人事関連情報、前記ナレッジ関連情報、前記プロジェクト関連情報を前記評価基準に基づきランク付けし、前記サーバに接続されるリソース記憶装置にリソース情報として格納するランク付け手段、前記ユーザー端末から人材検索条件を取得し、前記人材検索条件に基づき、前記リソース情報を参照し、前記人材検索条件に該当する従業員を人材検索結果として抽出する人材検索手段とを有し、前記通信回線に接続されるリソース管理サーバ
    とを有することを特徴とする人材管理システム。
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