JP2005044362A - 動的役割生成器 - Google Patents

Abstract

【課題】 動的役割生成器を提供する。
【解決手段】 プロジェクト役割生成システムは、役割生成器を含む。前記役割生成器は、プロジェクトのための１つまたは複数の役割を定義するための、コンピュータ実現方法を実行する。前記役割生成器は、技能分類と、プロジェクトに関連する非構造化テキストからのキーワードとの間の比較に基づいて、前記プロジェクトのための技能リストを生成する。前記役割生成器は、さらに、前記生成された技能リストの少なくとも一部と、１つまたは複数の事前定義された役割との比較に基づいて、前記プロジェクトのための１つまたは複数の役割テンプレートを生成し、前記役割テンプレートのそれぞれは、役割の実行に関連する１つまたは複数の技能を含む。
【選択図】 図１

Description

本発明は、例えば企業管理システムとともに使用されてもよい、役割生成技術に関する。

企業管理システムの最近の発達においては、既存の異種情報技術（ＩＴ）環境内で一般に見られる複数のレガシーシステムを、共通の企業管理ソリューション内に統合することが試みられている。そのような統合プロセスは、一般に、アプリケーション（例えば、エンタープライズリソースプランニング（「ＥＲＰ」）アプリケーション、リソースアンドプロジェクトマネジメント（「ＲＰＭ」）アプリケーション、およびデータウェアハウス）、サービス（Ｗｅｂベースの、クライアント−サーバ、およびその他のネットワークサービスを含む）、ならびに情報（例えば、保管文書、インターネットおよびイントラネット情報、データベース、および知識ベース）などの、複数のリソースへのアクセスの統一を含む。そのようなリソースを統一することの利点には、通常、統合された操作を通して個々のリソースの価値が増加すること、従業員がプロジェクトの共同作業を行うことが可能になること、および組織全体の生産性と効率が向上することが含まれる。

アプリケーション、サービス、および／または情報などの、関連するリソースをユーザが配置するために役立つ、いくつかのソリューションがこれまでに出現している。例えば、エンタープライズポータルは、役割の使用を通してリソースをフィルタリングするために役立つ。役割を実装したエンタープライズポータル内では、企業内の各個人が１つまたは複数の役割を実行すると考えられてもよく、前記役割の下で、前記個人は特定の活動、責任、およびタスクを引き受ける。また、前記ポータルは、前記個人に割り当てられた役割に基づいた選択肢を、前記個人に提示する。プロセスは役割の中に組み込まれ、これらの役割を帯びたユーザは、関連するプロセスタスクが確実に実行されることに責任を持つ。

役割は、望ましいビジネスオブジェクトを達成するために個人が引き受ける活動セットを定義する。個人は、複数の異なる役割を、すべて同時に負うことが可能である。個人ではなく、役割が、ビジネスプロセスの実行方法を定義し、さらに、前記ビジネスプロセスにより特定のビジネス目的が正常に達成される方法を定義する。役割は、技能により定義され、前記技能は、特定のタスクの実行に必要な資格を定義する。個人の利用可能性および／または場所、特定の管理者または特定の同僚とともに働きたいという個人の希望、新しい技能の習得についての提示された希望、ならびに、特定の種類のプロジェクトまたは特定の主題を有するプロジェクトの作業を行いたいという個人の希望を、これらに限定されずに含む、追加の特性が、役割を定義する際に使用されてもよい。

企業内の役割は、発達する傾向があり、さもなければ、頻繁に変更される傾向がある。したがって、役割ベースのポータル内で、そのような変更が頻繁に行われるということは、前記ポータル内で定義される各役割が、そのような変更に対処できるだけ十分に柔軟かつ動的でなければならないことを意味する。変更は、役割を通して推進されることが可能である。ただし、効率的であるためには、役割ベースのシステムは一般に、企業の人材を最大限に利用する、正確に定義された役割を有していなければならない。内部および外部のさまざまなソースからのコンテンツを統合する責任は、役割定義に固有である。したがって、役割定義は一般に、職場が、企業の作業、法律、および処理要件を満足することだけでなく、容易かつ柔軟に維持されることが可能であることも保証するように、慎重に考慮されなければならない。

役割は、例えばプロジェクトレベルなどの、種々の異なるレベルで定義されることが可能である。プロジェクトベースの役割定義は、複雑なプロセスになる傾向がある。一般的なシナリオでは、管理者が最初に、プロジェクト要件に従って、通常は、予算およびリソースの制限内で、効果的な数および種類の役割であると見込まれるものを定義する。例えば、広い適用範囲に対して十分なほど一般的で、かつプロジェクトの目的を満足する、情報アクセス要件が識別されてもよい。ＣＥＯが必要とする、または希望する情報は、現場の技術者が必要とする、または希望する情報とは異なる傾向があるが、各個人に異なるアクセス機構を提供することは、コストがかかりすぎて不可能な可能性がある。また、管理者は、通常、各役割のために必要な技能も定義する。次に、管理者は、それらの役割の配置に利用できる個人の技能および資格を判定してもよい。その後、管理者は、それらの技能を、定義済みの役割と照合して、１つまたは複数の役割を、利用可能な個人の技能に一致するように修正する。これらのステップのそれぞれは、時間およびその他のリソースに関して、大きなコストがかかる傾向がある。

プロジェクトのため、または組織内のその他の任意の事業のための、１つまたは複数の役割を生成するための方法およびシステムが開示される。１つの態様では、プロジェクトのための１つまたは複数の役割を定義するためのコンピュータ実現方法は、技能分類と、プロジェクトに関連する非構造化テキストからのキーワードとの間の比較に基づいて、前記プロジェクトのための技能リストを生成するステップを含む。次に、前記生成された技能リストの少なくとも一部と、１つまたは複数の事前定義された役割との比較に基づいて、前記プロジェクトのための１つまたは複数の役割テンプレートが生成される。各役割テンプレートは、役割の実行に関連した１つまたは複数の技能を含んでいてもよい。

プロジェクト役割生成器システムは、技能分類、少なくとも１つの事前定義されたプロジェクト役割のアーカイブ、および検索エンジンを含んでいてもよい。前記検索エンジンは、非構造化データの１つまたは複数の組から非構造化テキストを検索し、プロジェクトに関連した前記非構造化テキストからキーワードを抽出する。また、前記システムは、前記キーワード、事前定義された役割、および前記技能分類に基づいて、前記プロジェクトのための１つまたは複数の役割テンプレートを生成するように設定された、役割生成器モジュールも含む。

ここで説明する役割生成システムおよび技術は、以下の利点のうちの１つまたは複数を提供する場合がある。例えば、これらの役割生成技術は、プロジェクトのための１つまたは複数の役割を動的に作成するための、企業の情報および知識ベースのインテリジェントテキストマイニングを容易にする。前記情報および知識ベースは、通常、役割が生成される必要のあるプロジェクトへのいくらかの関係をそれぞれが有する、非構造化データの異種の組を複数含む。例えば、前記非構造化データは、プロジェクト計画、ジョブの任命、プロジェクト要求および／または要件文書などを含むことが可能である。

前記１つまたは複数の役割テンプレート、つまり役割定義は、調節または修正のために、ユーザインタフェースに提供されることが可能である。前記役割テンプレートは、修正されていてもいなくても、役割データベースおよび役割生成知識ベースを構築するために、前記事前定義された役割ととともに蓄積されることも可能である。役割定義は、フルタイムまたは臨時の仕事の候補者を見つけるための、ジョブ説明を作成するために使用されることが可能である。また、役割定義は、例えば、容量計画、人員採用計画、請負業者計画、および請負業者の予算編成および人員採用を、これらに限定されずに含む、さまざまなプランニングシナリオ内で使用できる。役割定義は、他のプロジェクト内での再利用のために検索されること、あるいは、従業員、請負業者、または仕事を探している将来の従業員によって検索されることが可能である。役割定義を生成するために使用される情報源は、新しい役割を追加するために継続的に調べられてもよい。したがって、プロジェクトのための役割が、動的に生成されること、および時間と経費を最小にする傾向のある方法で定義されることが可能になる。

これら、およびその他の態様について、図面を参照して以下に詳細に説明する。

別個の図面内の同様の記号は、同様の要素を表す。

図１は、統合企業管理システムの例を示すブロック図である。複数のクライアント１００が、ネットワーク１１０を介し、ポータル１２０を通してデータにアクセスすることができる。ネットワーク１１０は、例えば、ローカルエリアネットワーク（ＬＡＮ）、ワイドエリアネットワーク（ＷＡＮ）、エンタープライズネットワーク、バーチャルプライベートネットワーク（ＶＰＮ）、および／またはインターネットなどの、１つまたは複数のネットワーキングプロトコルを使用して通信可能なマシンを接続する、任意の通信ネットワークであってもよい。クライアント１００は、ネットワーク１１０を介して通信可能な任意のマシンまたはプロセスであってもよい。クライアント１００は、Ｗｅｂブラウザであってもよく、また、任意選択で、プロキシサーバ（図示せず）を通してネットワーク１１０と通信接続されていてもよい。

ポータル１２０は、プログラム管理サービスへの共通インタフェースを提供する。ポータル１２０は、クライアント１００からの要求を受信し、応答として、情報ビュー１２５（例えば、Ｗｅｂページ）を生成する。ポータル１２０は、クライアント１００のユーザ向けに、前記共通インタフェースおよび情報ビュー１２５をパーソナライズするための、ユーザ役割ベースシステムを実装することができる。ユーザは、生成された情報ビュー１２５を通してユーザに提示されるインタフェースの、パーソナライズされたテイラリングを可能にする、１つまたは複数の関連する役割を有することができる。

ポータル１２０は、複数のアプリケーションサービスを統合する企業管理システム１３０と通信を行う。ポータル１２０は、クライアント１００からの要求を満たすために使用するデータ１３５を、企業管理システム１３０から受け取る。企業管理システム１３０は、ビジネスエンタープライズ内のビジネスオブジェクトおよびプロセスを管理するための、統合アプリケーションサービスを提供することが可能である。前記ビジネスオブジェクトおよびプロセスは、リソース（例えば、人材）、開発プロジェクト、ビジネスプログラム、在庫、クライアント、会計、ビジネス製品、および／またはビジネスサービスであることが可能である。

企業管理システム１３０は、企業ベースシステム１４０と通信を行って、複数の種類のデータ１４５を取得する。企業ベースシステム１４０は、人材管理システム、顧客関係管理システム、財務管理システム、プロジェクト管理システム、知識管理システム、ビジネスウェアハウスシステム、時間管理システム、電子ファイルおよび／またはメールシステムなどの、さまざまな既存のアプリケーションサービスを含むことが可能である。企業ベースシステム１４０は、ベースシステム間のさらなるレベルの統合を提供する、ＳＡＰにより提供されているエクスチェンジインフラストラクチャ（ｅＸｃｈａｎｇｅ Ｉｎｆｒａｓｔｒｕｃｔｕｒｅ（「ＸＩ」））などの統合ツールも含むことが可能である。企業管理システム１３０は、そのようなシステムのデータおよび機能を、単一の企業管理ツール内に整理統合することができる。

この企業管理ツールは、企業管理システム１３０内での新しいアプリケーションの作成を容易にするシステムおよび技術を含むことが可能である。これらの新しいアプリケーションは、クロスファンクショナルアプリケーションまたは複合アプリケーションと呼ばれ、企業ベースシステム１４０のリソースを容易に利用して、従来の企業アプリケーションの境界を越えて、新しいビジネスシナリオを柔軟かつ動的な方法で処理することができ、それにより、ビジネスプロセス管理の迅速かつ継続的な革新が可能になる。そのようなクロスファンクショナルアプリケーションを使用することにより、仮想ビジネスサイクルを作成することができ、前記仮想ビジネスサイクルでは、重役レベルのビジネス戦略から管理者レベルの実行計画が提供され、前記管理者レベルの実行計画から従業員レベルの実施が提供され、前記従業員レベルの実施から管理者レベルの評価が提供され、前記管理者レベルの評価から重役レベルの企業戦略が提供されることが可能である。前記企業管理サイクルのこれらの段階のそれぞれにおいて生成される情報は、カスタマイズされたクロスファンクショナルアプリケーションを使用して、企業管理システム１３０により容易に統合され提示されることが可能である。前記段階は、複数の異種プラットフォームにわたって統合されることが可能な、確定的サービスを提供および消費することができる。

ポータル１２０、企業管理システム１３０、および企業ベースシステム１４０は、ネットワークを介して、あるいは１つまたは複数の通信バスを介して通信することが可能な、１つまたは複数のプログラム可能なマシン内に存在することができる。例えば、ベースシステム１４０は、エンタープライズネットワークに接続された複数のサーバ内に存在することができ、ポータル１２０および企業管理システム１３０は、公衆網に接続されたサーバ内に存在することができる。したがって、前記システムは、カスタマイズされた、Ｗｅｂベースの、クロスファンクショナルアプリケーションを含むことができ、前記システムのユーザは、公衆網へのアクセスが利用できる任意の場所から、これらのカスタマイズされた、Ｗｅｂベースの、クロスファンクショナルアプリケーションを使用して、企業プログラムおよびリソースにアクセスして管理することができる。

図２は、企業管理統合システム２００の例の構成要素を示すブロック図である。システム２００は、パーシスタンスレイヤ２１０、および１つまたは複数のベースシステムコネクタ２２０を含むことが可能である。ベースシステムコネクタ２２０は、ベースシステムとのデータ交換および統合を可能にする。ベースシステムコネクタ２２０は、ＢＣ（エンタープライズコネクタ（Ｅｎｔｅｒｐｒｉｓｅ Ｃｏｎｎｅｃｔｏｒ））インタフェース、ＩＣＭ／ＩＣＦ（インターネット通信マネージャ／インターネット通信フレームワーク（Ｉｎｔｅｒｎｅｔ Ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ Ｍａｎａｇｅｒ／Ｉｎｔｅｒｎｅｔ Ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ Ｆｒａｍｅｗｏｒｋ））インタフェース、エンキャプシュレーテッドポストスクリプト（Ｅｎｃａｐｓｕｌａｔｅｄ ＰｏｓｔＳｃｒｉｐｔ（登録商標）（ＥＰＳ））インタフェース、または、リモートファンクションコール（Ｒｅｍｏｔｅ Ｆｕｎｃｔｉｏｎ Ｃａｌｌ（ＲＦＣ））機能を提供するその他のインタフェースを含むことができる。

パーシスタンスレイヤ２１０は、企業管理統合システム２００に、独自のデータベース２１２およびデータオブジェクトモデル２１４を提供する。データベース２１２およびオブジェクトモデル２１４は、クロスアプリケーション２７０として作成された機能を含む、複数の企業管理機能をサポートする、統合知識ベースを提供する。パーシスタンスレイヤ２１０とベースシステムとの間のアクティブな通信は、複数のベースシステムからのリアルタイムの操作データと、統合された企業解析ツールとの間の緊密な結び付きを提供して、戦略的企業管理およびプランニングを可能にすることができる。

データオブジェクトモデル２１４は、前記ベースシステムにより管理されるデータオブジェクトのサブセットを表すことができる。前記ベースシステム内で追跡されるデータアスペクトが、すべてデータオブジェクトモデル２１４内に記録される必要はない。データオブジェクトモデル２１４は、前記ベースシステム内に保管されたデータオブジェクトとの、確定関係を有していてもよく、例えば、データオブジェクトモデル２１４内の特定のオブジェクトは、前記ベースシステム内の対応するデータオブジェクトとの、読み取り専用または読み取り書き込み関係を有していてもよい。これらの種類の確定関係は、パーシスタンスレイヤ２１０と前記ベースシステムとの間に構築された通信システムを通して実現されることが可能である。したがって、パーシスタンスレイヤ２１０は、アプリケーション開発を、基礎をなすベースシステムから効果的に切り離すために使用できる。

クロスファンクショナルアプリケーション２７０は、バックエンドシステムからのこの切り離しを利用して、異なるプラットフォーム、技術、および組織にわたるビジネスプロセスを推進するものであり、クロスファンクショナルアプリケーション２７０の効率的な開発を可能にする一組のツールを使用して作成することが可能である。クロスファンクショナルアプリケーション２７０は、半構造プロセス、総計情報、および脈絡化情報をサポートすること、イベント駆動型および知識ベースのシナリオを処理すること、ならびに、共同作業およびトランザクションの推進をはじめとする、チーム内の高度な共同作業をサポートすることができる。前記一組のツールは、サービス指向アーキテクチャ内で、アプリケーションのモデル駆動型構成をサポートするアプリケーションパターンを提供することにより、クロスファンクショナルアプリケーション２７０の効率的な開発を可能にする。

オブジェクトモデリングツール２４０は、企業の必要に応じてデータオブジェクトモデル２１４を動的に拡張する機構を提供することにより、パーシスタンスレイヤ２１０内に新しいビジネスオブジェクトを作成することを可能にする。プロセスモデリングツール２５０は、新しいビジネスワークフローおよびアドホック共同ワークフローの作成を可能にする。ユーザインタフェース（ＵＩ）ツール２６０は、新しいオブジェクトとワークフローとを一緒に結び付けて、クロスファンクショナルアプリケーション２７０により生成される結果の中に標準化ビューを生成するために使用できる、ＵＩパターンを提供する。オブジェクトモデリングツール２４０、プロセスモデリングツール２５０、およびＵＩツール２６０は、したがって、詳細なコーディング作業の必要なしに、クロスアプリケーション２７０の構成要素を構築して、新しい企業管理機能を実現するために使用できる。

プロセスモデリングツール２５０は、より大きなクロスファンクショナルアプリケーションのシナリオの一部である作業目的を達成するためのベストプラクティスを反映する、設定済み作業手順を有する、ガイド付き手順テンプレートを含むことができる。そのような作業手順は、複数の人からの貢献、複数の商品の作成、およびマイルストン／フェーズを含むことが可能である。さらに、インスタンス化されたビジネスオブジェクトまたは作業手順が、寿命およびステータスを有する場合は、高度に集約されたデータを表示するダッシュボードを使用することにより、プロセス所有者によって、または関連する貢献者によって、前記オブジェクトまたは作業手順の進行状況およびステータスが追跡可能にされることが可能である。前記ダッシュボードおよびマイオンゴーイングワークプレース（ｍｙＯｎｇｏｉｎｇＷｏｒｋｐｌａｃｅ）は、ＵＩツール２６０により提供される２つのＵＩパターンであることが可能である。

マイオブジェクツ（ｍｙＯｂｊｅｃｔｓ）、マイレセントオブジェクツ（ｍｙＲｅｃｅｎｔＯｂｊｅｃｔｓ）、マイリレーテッドオブジェクツ（ｍｙＲｅｌａｔｅｄＯｂｊｅｃｔｓ）、またはマイプリファードオブジェクツ（ｍｙＰｒｅｆｅｒｒｅｄＯｂｊｅｃｔｓ）の概念が存在する場合は、ユーザに好みのオブジェクトを直接選択させるための、ＵＩツール２６０により提供される、オブジェクトピッカー（Ｏｂｊｅｃｔ Ｐｉｃｋｅｒ）ＵＩパターンが含まれることが可能である。１人の個人を選択するため、またはある条件を満たす人の集合を生成するために、人が検索される場合は、ピープルファインダーの概念が適用されなければならない。人を検索する際の鍵となる側面は、ユーザの活動、資格、興味、および共同作業プロファイルの中の属性として記述されることが可能である。特定のクロスアプリケーションシナリオでは、人の集合が、後でさらなる作業に利用できるようするために、ピープルファインダーを使用して、個人のまたは共有の集合として保管されることが可能である。

クロスファンクショナルアプリケーションシナリオ上に戦略ビューがある場合は、全体的なポートフォリオの解析が、ＵＩコンポーネントの集合の形式で利用可能にされることができる。ビューセレクタを使用して、コンポーネントを表示／非表示にすることができ、また、コンポーネントは、グラフィカル表示と数値表示の間で切り換えられることが可能で、サブカテゴリまたは異なるビューを選択するためのドロップダウンリストまたはメニューを含むことができる。

クロスファンクショナルアプリケーションシナリオは、可能な場合、ユーザに関連情報を提供することができ、より大きなクロスアプリケーションシナリオ内のいくつかの部分は、どのような種類の関連情報が提供されるべきかを定義することができる。そのような関連を識別するために、次に示すようなヒューリスティックスが使用されることが可能である。（１）チーム／プロジェクトのメンバーまたはコミュニティのメンバーなどの、明示的な共同作業関係によって、ユーザに関連している情報、（２）テキスト検索および抽出技術に基づく意味空間内で特定のビジネスオブジェクトに類似している情報、（３）ユーザの最近の目的／手順、（４）同じまたは類似の活動を行っている他の人（同じオブジェクトまたは手順テンプレートを使用、同じ作業セットを有する）、（５）同じオブジェクトクラスのインスタンス、（６）次の抽象クラスまたは次の詳細クラス、（７）組織またはプロジェクト構造上の明示的な関係、（８）タイムスケール上の近接、（９）基礎をなすビジネスコンテキストに関する情報、および／または（１０）共同作業プロセスに関与する人についての情報。

クロスファンクショナルアプリケーションは、また、各ユーザのための一般的な個人的リソースを表す、コントロールセンター（ＣｏｎｔｒｏｌＣｅｎｔｅｒ）ページの形式の汎用機能も含むことが可能である。これらのクロスアプリケーションは、必要に応じて、以下のページを参照することができる。（１）マイオンゴーイングワーク（ＭｙＯｎｇｏｉｎｇＷｏｒｋ）ページ。このページは、進行中の作業をユーザに追跡させるすべてのダッシュボードへの、瞬時のアクセスを提供する。進行中の作業とは、ガイド付き手順だけでなく、ビジネスオブジェクトの状態も表していてもよい。（２）マイデイ（ＭｙＤａｙ）ページ。ユーザに割り当てられた、またはユーザに関連する、今日の時間ベースのイベントを一覧表示する。（３）マイメッセージセンター（ＭｙＭｅｓｓａｇｅＣｅｎｔｅｒ）ページ。ユーザ選択の分類別フィルタを有する一般的な受信箱パラダイムを使用して、すべてのプッシュされたメッセージおよび作業トリガを表示する。（４）マイインフォ（ＭｙＩｎｆｏ）。ユーザがメンバーとなっているチームおよびコミュニティの共有フォルダ内に配置されたものを含む、すべての個人情報の集合（文書、ビジネスオブジェクト、連絡先）へのアクセスを提供する。また、チームルーム、部門ホームページ、プロジェクトリソースページ、コミュニティサイト、および／または、パーソナルグルページなどの、共同作業情報空間内での、ターゲットを絞った検索も提供する。

上述の企業管理統合システム２００は、企業のプロジェクトのための役割を定義および生成するために適切に使用されてもよい。プロジェクトのための１つまたは複数の役割の動的な生成は、役割が生成されるべきプロジェクトに関連する非構造化データの複数の異種の組に対する、インテリジェントテキストマイニングおよび検索の実行を含んでいてもよい。非構造化情報は、種々の方法で保管されたデータを含み、また、自動的にではなく手動で、個別に作成されてもよい。例えば、本文、画像、および映像を含む文書が、非構造化情報の例である。非構造化情報は、データの大部分が自動的に生成され、表やその他のデータ構造内に編成される、構造化情報と対比させられることが可能である。構造化情報からのデータは、一般に、より容易に検索、ソート、およびフィルタリングすることができ、また、より効率的にレポートまたは図の形式で提供することができる。

１つの実装では、動的役割生成のためのコンピュータ実現方法は、保管された技能分類と、プロジェクトに関連する非構造化テキストから抽出されたキーワードとの間の比較に基づいて、前記プロジェクトに関連する技能のリストを生成するステップを含んでいてもよい。前記方法は、また、前記生成された技能のリストと、１つまたは複数の所定のプロジェクト役割との比較に基づいて、前記プロジェクトのための１つまたは複数の役割テンプレートを生成するステップも含んでいてもよい。プロジェクトに関連する非構造化データの複数の組に対するインテリジェントテキストマイニングは、前記データからキーワードを抽出するために使用されてもよい。前記キーワードは、次に、技能分類と比較される。前記技能分類は、資格カタログまたはアーカイブされた技能リストを含むことが可能である。前記キーワードと、前記技能分類との間の照合により、前記プロジェクトに必要な技能のリストが提供される。前記技能のリストは、次に、１つまたは複数の役割テンプレートを定義するために、過去のプロジェクトのためのその他の技能リストと比較される。この技術の利点は、個別の役割を定義するために、技能をグループ分けするという、退屈な作業が減ることである。もう１つの潜在的な利点は、この技術は、プロジェクトのスタッフを配置するための、役割の詳細な提案を提供するために使用されてもよいということである。

図３は、プロジェクトのための１つまたは複数の役割を動的に生成するために使用されてもよい、システム３００のブロック図である。図示されている例では、企業管理システム３０１は、役割生成器３０２を含み、役割生成器３０２は、モジュール、アプリケーション、またはその他のソフトウェアベースの構成要素として実装されていてもよい。企業管理システム３０１は、複合アプリケーション環境、つまり、２つまたはそれ以上のコンテンツ主導のクロスファンクショナル統合ビジネスアプリケーションであってもよい。役割生成器３０２は、前記プロジェクトのための役割を生成するために使用可能な、１つまたは複数の役割テンプレート３１４を生成する。役割テンプレート３１４は、ポータル３１６への提示のために、または追加構成用のその他のインタフェースへの提示のために、使用可能にされてもよい。各役割テンプレート３１４は、前記プロジェクトに関連する個人により、役割を実行するために所望される、および／または要求される、いくつかの技能を定義する。

役割生成器３０２は、検索エンジン３０４と対話する。検索エンジン３０４は、前記プロジェクトに関連する非構造化テキスト３０６に対して、インテリジェントテキストマイニングを実行する。非構造化テキスト３０６は、非構造化データ３０８の１つまたは複数の組の一部である。非構造化データ３０８は、企業ベースシステムからアクセス可能な任意の媒体に保管されることが可能であり、図１のネットワーク１１０などのネットワークを介してアクセス可能であってもよい。非構造化データの例には、プロジェクト計画、リソースおよびプロジェクト管理データベース、プロジェクトグラフおよびチャートなどが、これらに限定されずに含まれる。

検索エンジン３０４の１つの例は、ＳＡＰ Ａ．Ｇ．により提供されているテキストリトリーバルアンドエクストラクション（Ｔｅｘｔ Ｒｅｔｒｉｅｖａｌ ａｎｄ Ｅｘｔｒａｃｔｉｏｎ（ＴＲＥＸ））検索エンジンである。ＴＲＥＸ検索エンジンを使用すれば、製品の説明に索引を付けることができ、また、例えば、完全一致検索、フレーズ検索、あいまい検索、言語検索などの、さまざまな検索技術の１つまたは複数を使用して、検索語を検索することができる。ＴＲＥＸ検索エンジンは、サーバを含んでいてもよく、前記サーバは、汎用クエリ、特殊用語の検索、“ａｎｄ”および“ｓｅａｒｃｈ ｓｉｍｉｌａｒ”機能と結び付けられたブール検索などの、さまざまな検索機能を装備していてもよい。同じ語の種々の形態や、著者や日付による複雑な検索などの、言語検索に加えて、ＴＲＥＸサーバは、従来のインターネット検索エンジンにより提供されているすべての検索機能も提供する。

前記検索エンジンは、非構造化データ３０８の組の中から、非構造化テキスト３０６の本文を検索し、また、非構造化テキスト３０６からキーワードを抽出する。前記キーワードは、プロジェクト役割が割り当てられる個人に属すると考えられることが可能な、特定の技能または知識に関連している。例えば、検索エンジン３０４は、グラフィックス、チャート、その他も含んでいてもよいプロジェクトプランニング文書から、非構造化テキスト本文をフィルタリングすることができる。次に、前記検索エンジンは、前記非構造化テキスト本文から、キーワードを抽出および検索する。前記キーワードは、前記非構造化データの組の中での出現に基づいて、特定の技能または知識の存在を示す、１つまたは複数の名詞またはフレーズを含んでいてもよい。例えば、企業内の個人に属する非構造化テキスト内での、「ポータル」（ｐｏｒｔａｌ）および「設計」（ｄｅｓｉｇｎ）などのキーワードの繰り返しは、前記個人がポータル設計の技能を有していることを示す可能性がある。

役割生成器３０２は、前記キーワードを、技能分類３１０と比較する。技能分類３１０は、事前定義された技能の分類である。前記技能は、部門、ジョブ説明などの、任意の数の分類システムに従って分類されることが可能であり、データベース内の技能カタログとして提供されてもよい。企業内で利用可能になる可能性のある技能を、前記キーワードに基づいて表す技能リストを作成するために、前記キーワードは、技能分類３１０に含まれている１つまたは複数の技能にマッピングされてもよい。前記技能リストは、役割の生成のために使用されることが可能な構造化データとして提供されてもよい。役割生成器３０２は、前記技能の、前記プロジェクトとの関連性に従って、前記技能リスト内で各技能をランク付けしてもよい。１つの例では、役割生成器３０２は、各技能に値を割り当てる。役割生成器３０２は、所定の閾値よりも下にランク付けされた、つまり、所定の最小関連性値よりも下の値を有する技能を、前記技能リストから除去するための、フィルタリング機能を含むことが可能である。

役割生成器３０２は、次に、前記技能リストを、新しい役割テンプレート３１４を構築するためのテンプレートとして使用されてもよい、１つまたは複数の事前定義された役割３１２と比較する。事前定義された役割３１２は、過去のプロジェクトのために定義された、アーカイブされた役割であることが可能である。事前定義された役割３１２は、例えば、任意の保管またはアーカイブ計画に従って、または、役割生成器３０２によりアクセス可能な任意の種類の媒体に、保管されることが可能である。事前定義された役割３１２のそれぞれは、その役割のために必要とされるいくつかの技能を含む。事前定義された役割３１２に基づいて生成された役割テンプレート３１４のそれぞれは、前記生成された役割に属すると考えられることが可能な情報アクセスを定義する、提案された役割のために必要とされるいくつかの技能も含む。したがって、上述の例に従えば、前記プロジェクトがポータル設計者を必要としている場合、必須のポータル設計技能、および前記役割を実行するために必要な、または望ましい、その他の技能を有する個人のための、役割テンプレート３１４が生成されることが可能である。前記個人は、その後、前記役割専用の情報へのアクセスが可能となる。

１つまたは複数の役割テンプレート３１４が、さらなる設定または調節のために、必要に応じてユーザに提供されることが可能である。任意の再設定または調節が、役割テンプレートに保存されることが可能であり、また、任意の種類の保管計画で、または任意の種類の保管媒体に保管されることが可能である。例えば、役割テンプレート３１４は、文書として提供されて、ポータルプラットフォーム３１６のポータル内で表示されることが可能であり、ポータルプラットフォーム３１６では、管理者が技能を追加または削除すること、または、役割を調節することができる。役割テンプレート３１４は、調節されていてもいなくても、将来のアクセスのために、事前定義された役割３１２とともに保管されることが可能である。

図４は、プロジェクトのため、または企業内のその他の事業のための、１つまたは複数の役割を生成するプロセスのフローチャートである。前記プロセスを実行する前に、前記プロジェクトおよびその一般的な人材要件が、少なくとも部分的に定義されていることが、この例では仮定されているものとする。ブロック４００で、非構造化データの１つまたは複数の組から、非構造化テキストが検索される。ブロック４０２で、前記非構造化テキストから、キーワードが抽出される。前記キーワードは、前記プロジェクトの定義または計画に従って前記プロジェクトに関連する、特定の技能または資格に関連した、１つまたは複数の名詞またはフレーズであることが可能である。

前記抽出されたキーワードは、ブロック４０４で、技能分類と比較される。前記技能分類は、事前定義された技能の分類を含み、１つの例では、電子技能カタログとして編成されることが可能である。１つまたは複数のキーワードが、技能を定義するテキストと一致する場合、一致した各技能が、ブロック４０６で、技能リストを生成するために使用される。前記技能リストは、前記キーワードと前記技能分類との間の比較に基づく、１つまたは複数の技能を含む。前記技能リスト内の１つまたは複数の技能は、「必須」、つまり役割のために必要であると指定されてもよい。あるいは、１つまたは複数の技能は、「任意選択」、つまり役割のために望ましいと指定されてもよい。「必須」または「任意選択」の指定は、前記技能リストをフィルタリングして、関連のない技能を削除するために使用されてもよく、また、前記技能リスト内のすべての技能を保有していてもいなくてもよい特定の個人を、役割に対応させるために使用されてもよい。

ブロック４０８で、前記技能リストに含まれる技能の種類またはレベルを細かく分けるために、前記技能リストをフィルタリングするかどうかが決定される。フィルタリングが選択された場合は、ブロック４１０で、前記技能リスト内の各技能に、ランクが割り当てられる。前記ランクは、前記技能が前記プロジェクトに関連する程度に従って、またはその他の種類の等級付けに従って割り当てられてもよい。ブロック４１２で、前記技能リスト内の、所定の閾値よりも下のランクの技能は、前記技能リストから削除されるか、またはその他の方法で無視される。ブロック４１２からの、結果として得られるフィルタリングされた技能リスト、または、ブロック４０８からの、最初に生成された、フィルタリングされていない技能リストは、１つまたは複数の事前定義された役割と比較される。前記事前定義された役割は、記憶媒体にアーカイブされ、そこからアクセスされる。１つの実装では、以前のプロジェクトで以前に形成された役割テンプレートが、将来のプロジェクト役割の生成のための事前定義された役割として、全体的に、または部分的に役立つように、蓄積される。前記事前定義された役割は、４１６で、新しい役割テンプレートを生成するためのモデルまたはテンプレートを提供する。したがって、ブロック４１６では、技能リストが、任意の適切なフォーマットまたはデータ構造に従って、役割の中に編成される。

ブロック４１８では、前記新しい役割テンプレートが、必要に応じて、または希望により、調節または設定されることが可能である。１つの例では、役割テンプレートは、ポータルなどのグラフィカルユーザインタフェース内の、定型文書として提供される。ユーザは、利用可能な任意のデータ入力ツールまたは方法を使用して、前記役割テンプレートへのアクセスおよび修正を行うことができる。その後、前記役割は、前記プロジェクトに関連する個人に割り当てられることが可能である。オリジナルの新しい役割テンプレート、または修正された役割テンプレートは、ブロック４２０で、前記事前定義された役割とともに保存されることが可能であり、これにより、役割生成履歴が追加され、正確で効果的な役割を動的に生成する機能がさらに改良される。ブロック４２２で、特定の個人が、役割テンプレートと照合されてもよい。その後、前記役割生成器またはその他の論理モジュールが、前記個人を、前記役割テンプレートに対応する役割に割り当てることができる。

役割定義は、フルタイムまたはパートタイムジョブのための個人、または任意の期間の仕事のための個人を見つけるための、ジョブ説明を作成するために使用できる。役割定義は、例えば、容量計画、人員採用計画、請負業者計画、または請負業者の予算編成および人員採用を、これらに限定されずに含む、さまざまなプランニングシナリオ内で使用できる。役割定義は、他のプロジェクト内での再利用のために検索されること、あるいは、従業員、請負業者、または仕事を探している将来の従業員によって検索されることが可能である。役割定義を生成するために使用される情報源は、新しい役割を追加するために継続的に調べられてもよい。

上記では、いくつかの実施形態について詳細に説明したが、その他の変更形態も可能である。この説明の一部では、ポータルを通した動作について述べているが、多数のアクセスシステムおよび方法のうちの任意のものが、共同作業セッションを管理するために使用されてもよい。さらに、図４の論理フローは、望ましい結果を達成するために、示されている特定の順序が必要とされるとは限らず、また、全体が必要とされるとも限らない。その他の実施形態が、特許請求の範囲に含まれることも可能である。

統合企業管理システムの例を示すブロック図である。 企業管理統合システムの例の構成要素を示すブロック図である。 役割生成システムの構成要素を示すブロック図である。 プロジェクトのための１つまたは複数の役割を生成するプロセスのフローチャートである。

符号の説明

１００ クライアント
１１０ ネットワーク
１２０ ポータル
１２５ 情報ビュー
１３０ 企業管理システム
１３５ データ
１４０ 企業ベースシステム
１４５ 複数の種類のデータ
２００ 企業管理統合システム
２１０ パーシスタンスレイヤ
２１２ データベース
２１４ データオブジェクトモデル
２２０ ベースシステムコネクタ
２４０ オブジェクトモデリングツール
２５０ プロセスモデリングツール
２６０ ユーザインタフェース（ＵＩ）ツール
２７０ クロスアプリケーション
３００ システム
３０１ 企業管理システム
３０２ 役割生成器
３０４ 検索エンジン
３０６ 非構造化テキスト
３０８ 非構造化データ
３１０ 技能分類
３１２ 事前定義された役割
３１４ 役割テンプレート
３１６ ポータルプラットフォーム
４００、４０２、４０４、４０６、４０８、４１０、４１２、４１４、４１６、４１８、４２０、４２２ ブロック

Claims (30)

1. プロジェクトのための１つまたは複数の役割を定義するためのコンピュータ実現方法であって、前記方法は、
   技能分類（ｓｋｉｌｌｓ ｔａｘｏｎｏｍｙ）と、前記プロジェクトに関連する非構造化テキストからのキーワードとの間の比較に基づいて、プロジェクトのための技能リストを生成するステップと、
   前記生成された技能リストの少なくとも一部と、１つまたは複数の事前定義された役割との比較に基づいて、前記プロジェクトのための１つまたは複数の役割テンプレートを生成するステップとを含み、前記役割テンプレートのそれぞれは、役割に関連する１つまたは複数の技能を含むことを特徴とする方法。
2. 非構造化データの１つまたは複数の組から前記非構造化テキストを検索するステップと、前記非構造化テキストから前記キーワードを抽出するステップとをさらに含むことを特徴とする、請求項１に記載の方法。
3. 前記技能リストは複数の技能を含み、また、前記プロジェクトとの関連性に基づいて前記複数の技能のそれぞれをランク付けするステップをさらに含むことを特徴とする、請求項１に記載の方法。
4. 前記キーワードは、少なくとも１つの名詞を含むことを特徴とする、請求項１に記載の方法。
5. 前記１つまたは複数の事前定義された役割は、プロジェクト役割のアーカイブからアクセスされることを特徴とする、請求項１に記載の方法。
6. 前記１つまたは複数の役割テンプレートを、プロジェクト役割の前記アーカイブに保管するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項５に記載の方法。
7. 前記役割テンプレート内の前記１つまたは複数の技能のうちの少なくとも１つは、前記役割のために必須であることを特徴とする、請求項１に記載の方法。
8. 前記役割テンプレート内の前記１つまたは複数の技能のうちの少なくとも１つは、前記役割のために任意に選択できることを特徴とする、請求項１に記載の方法。
9. 特定の個人を役割テンプレートと照合するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項１に記載の方法。
10. 役割テンプレート内の各技能が必須であるか任意選択であるかを判定するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項９に記載の方法。
11. プロジェクトのための１つまたは複数の役割を定義するためのコンピュータ実現方法であって、前記方法は、
    技能分類を、前記プロジェクトに関連する非構造化テキストからのキーワードと比較して、技能リストを生成するステップと、
    前記生成された技能リストの少なくとも一部を、１つまたは複数の事前定義された役割と比較して、前記プロジェクトのための１つまたは複数の役割テンプレートを生成するステップとを含み、前記役割テンプレートのそれぞれは、役割の実行に関連する１つまたは複数の技能を含むことを特徴とする方法。
12. 非構造化データの１つまたは複数の組から前記非構造化テキストを検索するステップと、前記非構造化テキストから前記キーワードを抽出するステップとをさらに含むことを特徴とする、請求項１１に記載の方法。
13. 前記技能リストは複数の技能を含むことを特徴とする、請求項１２に記載の方法。
14. 前記プロジェクトとの関連性に基づいて前記複数の技能をランク付けするステップと、前記技能リストから、所定の閾値よりも下のランクの技能をフィルタリングするステップとをさらに含むことを特徴とする、請求項１３に記載の方法。
15. 前記キーワードは、少なくとも１つの名詞を含むことを特徴とする、請求項１２に記載の方法。
16. 前記１つまたは複数の事前定義された役割は、プロジェクト役割のアーカイブからアクセスされることを特徴とする、請求項１２に記載の方法。
17. 前記１つまたは複数の役割テンプレートを、プロジェクト役割の前記アーカイブに保管するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項１６に記載の方法。
18. プロジェクトのための１つまたは複数の役割を定義するためのコンピュータ実現方法であって、前記方法は、
    プロジェクトに関連した非構造化テキストから、キーワードを抽出するステップと、
    前記キーワードを、技能分類と比較するステップと、
    前記キーワードと、前記技能分類との間の照合に基づいて、前記プロジェクトのための技能リストを生成するステップと、
    前記技能リストを、１つまたは複数の事前定義された役割と比較するステップと、
    前記技能リストと、前記事前定義された役割との間の照合に基づいて、前記プロジェクトのための１つまたは複数の役割テンプレートを生成するステップとを含み、前記役割テンプレートのそれぞれは、１つまたは複数の技能を含むことを特徴とする方法。
19. 前記プロジェクトとの関連性に基づいて前記複数の技能をランク付けするステップと、前記技能リストから、所定の閾値よりも下のランクの技能をフィルタリングするステップとをさらに含むことを特徴とする、請求項１８に記載の方法。
20. 技能分類と、
    少なくとも１つの事前定義されたプロジェクト役割のアーカイブと、
    非構造化データの１つまたは複数の組から非構造化テキストを検索し、プロジェクトに関連する前記非構造化テキストからキーワードを抽出する検索エンジンと、
    前記キーワード、事前定義された役割、および前記技能分類に基づいて、前記プロジェクトのための１つまたは複数の役割テンプレートを生成する、役割生成器とを含み、前記役割テンプレートのそれぞれは、役割の実行に関連する１つまたは複数の技能を含むことを特徴とする、プロジェクト役割生成器システム。
21. 前記役割生成器は、
    前記技能分類と前記キーワードとの間の比較に基づいて、プロジェクトのための技能リストを生成し、
    前記生成された技能リストの少なくとも一部と、１つまたは複数の事前定義された役割との比較に基づいて、前記１つまたは複数の役割テンプレートを生成するように設定されていることを特徴とする、請求項２０に記載のシステム。
22. 前記役割生成器は、
    前記技能分類を、前記キーワードと比較して、技能リストを生成し、
    前記生成された技能リストの少なくとも一部を、１つまたは複数の事前定義された役割と比較して、前記１つまたは複数の役割テンプレートを生成するように設定されていることを特徴とする、請求項２０に記載のシステム。
23. 前記１つまたは複数の役割テンプレートにアクセスするためのポータルをさらに含むことを特徴とする、請求項２０に記載のシステム。
24. 前記役割生成器は、前記プロジェクトとの関連性に基づいて、前記複数の技能をランク付けするように設定され、前記役割生成器は、前記技能リストから、所定の閾値よりも下のランクの技能をフィルタリングするためのフィルタを含むことを特徴とする、請求項２０に記載のシステム。
25. 前記役割生成器は、複合アプリケーション環境内で動作することを特徴とする、請求項２０に記載のシステム。
26. 前記複合アプリケーション環境は、複数の統合されたアプリケーションを含むことを特徴とする、請求項２５に記載のシステム。
27. 前記役割生成器は、ビジネスアプリケーション内で動作することを特徴とする、請求項２０に記載のシステム。
28. 前記ビジネスアプリケーションは、プロジェクト管理アプリケーションであることを特徴とする、請求項２７に記載のシステム。
29. 前記ビジネスアプリケーションは、人材アプリケーションであることを特徴とする、請求項２８に記載のシステム。
30. 前記ビジネスアプリケーションは、複合アプリケーション環境内に統合されていることを特徴とする、請求項２７に記載のシステム。
    

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