JP2002106212A - フェンス - Google Patents

フェンス

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JP2002106212A
JP2002106212A JP2000294960A JP2000294960A JP2002106212A JP 2002106212 A JP2002106212 A JP 2002106212A JP 2000294960 A JP2000294960 A JP 2000294960A JP 2000294960 A JP2000294960 A JP 2000294960A JP 2002106212 A JP2002106212 A JP 2002106212A
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JP
Japan
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synthetic resin
cover
edges
attachment
body edges
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JP2000294960A
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English (en)
Inventor
Yoichi Sega
洋一 瀬賀
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Shin Nikkei Co Ltd
Original Assignee
Shin Nikkei Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】外観が向上するとともに簡単に寸法調整するこ
とができるフェンス 【解決手段】上下の胴縁3aと左右の胴縁とから成る方
形の金属製枠体3の内側に、平行な一対のアタッチメン
ト材11に複数の格子を固定して成る格子体4を配置
し、上下又は左右の胴縁3aに上記格子体4のアタッチ
メント材11を取り付けるとともに、アタッチメント材
11を含む上下又は左右の胴縁3aの外面を、それぞれ
全長にわたって同じ断面の合成樹脂製のカバー材5aで
覆ってユニット枠を形成し、これらのユニット枠を横方
向に連結した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は金属製の枠体を合成
樹脂製のカバー材で覆ったフェンスに関する。
【0002】
【従来技術】一般に、金属製のフェンスは、上下、左右
の胴縁から成る方形の枠体の内側に複数の縦格子や横格
子や斜めの交差格子を取り付けたユニット枠を横方向に
連結して成るものであるが、格子は胴縁に直接固定する
場合と、平行な1対のアタッチメント材に固定し、アタ
ッチメント材を胴縁に取り付ける場合とが知られてい
る。前者の場合は格子を交換したり、胴縁の寸法を調整
したりすることが困難であるから、通常はアタッチメン
ト材を介在させる例が多い。
【0003】ところで、金属製のフェンスは耐久性はよ
いが、硬く冷たい質感が好まれないので、胴縁の外面を
合成樹脂製のカバーで覆い、表面の質感をより柔らかく
暖かみのあるものにしようとするという試みがなされて
いる。
【0004】ところが、アタッチメント材を介して格子
を取り付ける方式では、アタッチメント材が胴縁の長さ
よりも短いときは、図5に示されるように上下の胴縁2
5の内側中央部分にアタッチメント材26が露出するよ
うに形成される。なお、27は格子、29は左右の胴縁
を示す。カバー材はアタッチメント材も覆うようにする
必要があるから、胴縁とアタッチメント材の外面とを合
成樹脂製のカバー材で覆うようにすると、樹脂カバー材
は同図の斜線で示す形状となる。このように枠体を樹脂
カバーで覆うようにすれば、格子を除いては合成樹脂の
みが外部に露出することになるので、フェンスの質感が
向上する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、樹脂カ
バーを上述のように形成すると、現場で寸法を短く変え
ようとしても、図5の斜線で示されるように形が凸状に
決まっており、アタッチメント材による突出部分がある
ため、これを考慮して胴縁部分とアタッチメント部分と
を切断しなければならない。したがって、寸法調整作業
が非常に面倒であった。
【0006】本発明は上記問題点を解消し、全体の外観
を向上させるとともに簡単に寸法調整することができる
フェンスを提供することをその課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係るフェンスは、上下の胴縁と左右の胴縁
とから成る方形の金属製枠体の内側に、平行な一対の金
属製アタッチメント材に少なくとも表面が合成樹脂製の
複数の格子を固定して成る格子体を配置し、上下又は左
右の胴縁に上記格子体のアタッチメント材を取り付ける
とともに、アタッチメント材を含む上下及び左右の胴縁
の外面を、それぞれ全長にわたって同じ断面の合成樹脂
製のカバー材で覆ってユニット枠を形成し、これらのユ
ニット枠を横方向に連結したことを特徴とする。
【0008】なお、前記カバー材は前記胴縁に対してス
ライド可能に嵌合するのがよい。
【0009】また、前記合成樹脂は木粉が混入され、表
面に木目調模様が施されたものであるのが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】図1はフェンスの正面図、図2は
図1のXーX線上の断面図であり、図3は図1のYーY
線上の断面図である。同図において符号1はユニット
枠、2は支柱を示す。
【0011】ユニット枠1はアルミニウムなどの金属製
の枠体3と格子体4とカバー材5とから構成されてい
る。
【0012】枠体3は上下の胴縁3aに対して左右の胴
縁3bの上下端を突合せて方形に枠組みして成るもので
ある。上下の胴縁3aはそれぞれ中空で、互いに向き合
う対向部にはあり溝6が形成されている。また、左右の
胴縁3bはそれぞれ中空部7とコ字形部8とから構成さ
れ、各外側面の中間部にはL字形に屈曲した凹溝9が形
成されている。
【0013】格子体4は複数の斜め格子10を交差さ
せ、各格子10の端部を平行な一対の金属製のアタッチ
メント材11に固定して一体的に形成したもので、アタ
ッチメント材11の断面は略コ字形に形成され、外側
(外周側)には鍔片12が(前後方向に)張り出し形成
されている。また、内側(内周側)にもL字形に屈曲し
た係止片13が張り出し形成されている。アタッチメン
トの長さは上下の胴縁3aの長さよりもやや短くなるよ
うに設定されている。
【0014】なお、格子10は合成樹脂製か金属芯材の
周囲に合成樹脂を被覆したものであるかを問わず、少な
くとも表面が合成樹脂であればよい。この場合、合成樹
脂には木粉を混入して表面に木目調の模様を表わすよう
にしたものが外観上好ましい。
【0015】上記格子体4を枠体3に取り付けるとき
は、予め格子体4のアタッチメント材11の鍔片12を
上下の胴縁3aのあり溝6に横から嵌合させてスライド
させることにより取り付けておき、この状態で上下の胴
縁3aから垂直に挿通されたネジ14を左右の胴縁3b
の長手全長に沿って形成されたビスホール15に螺着す
ればよい。
【0016】上記構成により、基本的な金属製格子枠が
形成されるが、上記上下及び左右の各胴縁3a、3bに
はさらに上下及び左右のカバー材5a、5bが取り付け
られている。
【0017】上下のカバー材5aは合成樹脂から成り、
上下の胴縁3aとアタッチメント材11とを含む外面を
覆うように、断面がほぼコ字形になる形状を成し、開口
端には受け部19が、その裏側にはL字形の係止溝16
を向き合い状に備えている。
【0018】なお、上下のアタッチメント材11の長さ
は上下の胴縁3aの長さよりも短いが、上下のカバー材
5bの長さは上下の胴縁3aの長さと同じで、それぞれ
全長にわたって同じ断面形状である。
【0019】左右のカバー材5bも合成樹脂から成り、
左右の胴縁3bの外面を覆うように、断面がほぼコ字形
になる形状を成している。開口端には内側に屈曲する屈
曲部17が形成され、また、内側面のほぼ中央部にはL
字形の突縁18が向き合いに形成されている。
【0020】なお、カバー材5a、5bは合成樹脂のみ
から構成されているものでもよいが、合成樹脂に木粉を
混入して表面に木目調の模様を表わすようにしたものが
外観上好ましい。
【0021】上記カバー材を上記枠体3に取り付けると
きは、枠体3を組み立てる前に、まず左右のカバー材5
bの内側に左右の胴縁3bを横から嵌合させてスライド
する。このとき、左右の胴縁3bとカバー材5bとは、
胴縁3aの中間部の凹溝9に左右のカバー材5bのL字
形突縁18とを係合させて状態で嵌合させる。次に、上
述のようにアタッチメント材11の外側の鍔片12を上
下の胴縁3aのあり溝6にスライドさせて取り付け、上
下のカバー材5aの内側に上下の胴縁3aをスライドさ
せて挿入しておく。このとき、アタッチメント材11の
内側の係止片13に上下のカバー材5aのL字形の係止
溝16を係合させた状態で嵌合させる。そして、上下の
胴縁3aのカバー材5aの受け部19に、左右の胴縁3
bのカバー材5bの端部を係合させ、上下の胴縁3aか
ら垂直に挿通されたネジ14を左右の胴縁3bのビスホ
ール15に螺着すればよい。
【0022】上記ユニット枠1を横方向に連結するとき
は、図1及び図3に示すように、中空のジョイント金具
20を互いに連結すべき上下の胴縁3aに半分ずつ嵌合
し、ジョイント金具20を各胴縁3aにネジ21で固定
すればよい。なお、支柱2は所定の間隔をおいて設置
し、図3に示されるように支柱2にはフェンスの幅に対
応する上下位置に2つの支持金具22、23を取り付
け、2つの支持金具22、23間にフェンスの上下の胴
縁3aを挟持すればよい。また、フェンスの端部のユニ
ット枠1の胴縁3aの端面にはキャップ24(図2参
照)が取り付けられる。
【0023】請求項1に係る発明によれば、ユニット枠
1は格子10の表面が合成樹脂であるとともに、上下及
び左右の胴縁3a、3bとアタッチメント材11の外面
は合成樹脂から構成されたカバー材5a、5bで覆われ
ているから、全体が合成樹脂製であるかのような外観を
呈する。したがって、柔らかく、暖かい質感が得られ、
外観が一層向上する。なお、カバー材5a、5bの材質
として合成樹脂に木粉を混入して表面に木目調の模様を
表わすようにしたものを使用することにより、見た目に
は木とほとんど変わらない質感が得られるので、外観が
一層向上する。アタッチメント材11の断面形状は略コ
字形で、その両側縁はカバー材5aの側縁の内側に配置
されるから、アタッチメント材11も外部から見えにく
い。
【0024】また、カバー材5aの長さはそれぞれ対応
する胴縁3aの長さと同じで、それぞれ全長にわたって
同じ断面形状である。したがって、上下の胴縁3aとア
タッチメント材11とが異なる長さであっても、長さの
寸法調整が必要になったときはカバー材5aは胴縁3a
の調整寸法に合わせて切断すればよいから、調整作業は
非常に簡単である。
【0025】なお、上述の例においてカバー材5a、5
bは予め胴縁3a、3bにスライド可能に嵌合しておい
てからユニット枠1を組み立てる構成であるから、組み
立て後にカバー材のみが外れることはないが、カバー材
の取り付けはこの例に限定されない。例えば、格子体4
を金属の枠体3に取り付けた後、枠体3を構成する各胴
縁3aの外側にアタッチメント材11をかぶせて嵌め込
むようにして取り付ける構成であってもよい。
【0026】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、ユニット
枠は格子の表面が合成樹脂であるとともに、上下及び左
右の胴縁とアタッチメント材の外面は合成樹脂から構成
されたカバー材で覆われているから、全体が合成樹脂製
であるかのような外観を呈する。したがって、柔らか
く、暖かい質感が得られ、外観が一層向上する。
【0027】また、カバー材の長さはそれぞれ対応する
胴縁の長さと同じで、それぞれ全長にわたって同じ断面
形状である。したがって、上下の胴縁とアタッチメント
材とが異なる長さであっても、長さの寸法調整が必要に
なったときはカバー材は胴縁の調整寸法に合わせて切断
すればよいから、調整作業は非常に簡単である。
【0028】請求項2に係る発明によれば、合成樹脂製
のカバー材は前記胴縁に対してスライド可能に嵌合され
ているので、カバー材は組み立て後に外れることがな
い。
【0029】請求項3に係る発明によれば、合成樹脂に
木粉が混入され、木目調模様が施されているので、フェ
ンス全体が木製であるかのような外観となる。したがっ
て、高級感を出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフェンスの正面図
【図2】上記フェンスの端部のコーナー部分の拡大図
【図3】図1のXーX線上の拡大断面図
【図4】図1のYーY線上の拡大断面図
【図5】従来のフェンスの要部を示す説明図
【符号の説明】
3 枠体 4 格子体 5a、5b カバー材 11 アタッチメント材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下の胴縁と左右の胴縁とから成る方形
    の金属製枠体の内側に、平行な一対の金属製アタッチメ
    ント材に少なくとも表面が合成樹脂製の複数の格子を固
    定して成る格子体を配置し、上下又は左右の胴縁に上記
    格子体のアタッチメント材を取り付けるとともに、アタ
    ッチメント材を含む上下及び左右の胴縁の外面を、それ
    ぞれ全長にわたって同じ断面の合成樹脂製のカバー材で
    覆ってユニット枠を形成し、これらのユニット枠を横方
    向に連結したことを特徴とするフェンス。
  2. 【請求項2】 前記カバー材は前記胴縁に対してスライ
    ド可能に嵌合されている、請求項1記載のフェンス。
  3. 【請求項3】 前記合成樹脂は木粉が混入され、表面に
    木目調模様が施されたものである、請求項1記載のフェ
    ンス。
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