JP3094213B2 - 格子棧の取付け構造 - Google Patents

格子棧の取付け構造

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JP3094213B2
JP3094213B2 JP09324315A JP32431597A JP3094213B2 JP 3094213 B2 JP3094213 B2 JP 3094213B2 JP 09324315 A JP09324315 A JP 09324315A JP 32431597 A JP32431597 A JP 32431597A JP 3094213 B2 JP3094213 B2 JP 3094213B2
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博 田中
剛 丸山
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ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フェンス、面格
子、玄関用袖格子、門扉等の格子体において交差状に連
結した互いに傾斜する格子棧を保持枠に取付ける構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】実公平2−37997号公報に示す格子
棧の取付け構造が知られている。具体的には図6に示す
ように、保持枠1の見込み壁2に切欠き嵌合部3を形成
し、交差状に連結した互いに傾斜する一対の格子棧4の
重合部分5を、前記切欠き嵌合部3に図7に示すように
嵌合して格子棧4を保持枠1に取付ける構造が知られて
いる。図6において6は保持枠1に取付けるアタッチメ
ントである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の格子棧4は図7
に示すように、幅方向中央部4a相互が重なり合うよう
に交差状に見込み方向に重ね合せて連結してあり、その
幅方向中央部4aの交差部7が見込み壁2とほぼ面一と
なっている。また、格子棧4を強固に連結するには前述
の幅方向中央部4aの交差部7にリベット取付用穴を形
成し、そのリベット取付用穴にリベットを挿通してカシ
メることで強固に連結している。
【0004】このために、前述の格子棧の取付け構造に
おいて格子棧4をリベットで強固に連結すると、そのリ
ベット取付用穴、リベットが見込み壁2よりも外部に突
出し、外部から見えるので見栄えが悪い格子体となる。
このことを解消するには見込み壁2を図7に仮想線で示
すように交差部7よりも外側にずらせば良いが、このよ
うにすると保持枠1の見付け寸法Sが大きくなる。なお
この場合には切欠き嵌合部3の開口幅を大きくする必要
がある。
【0005】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした格子棧の取付け構造を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、本体、この本
体の見付け方向内側面と間隔を置いて対向した見込み方
向に向う見込み壁を有し、その見込み壁に嵌め込み用切
欠部を形成した保持枠と、所定の幅と厚さを有し、厚さ
方向に交差状に重ね合せて互いに傾斜し、長手方向端部
寄りの重合部分が連結具で連結され、その重合部分が前
記見込み壁の嵌め込み用切欠部に嵌め込まれて保持枠に
取付けられた一対の格子棧を備え、前記連結具は一対の
格子棧の幅方向中央部よりも幅方向一側寄りに位置し、
この連結具は一対の格子棧の幅方向中央部の交差部より
も長手方向端部寄りで、前記格子棧の幅方向中央部の交
差部が前記見込み壁とほぼ同一位置で、前記連結具が前
記見込み壁よりも保持枠の本体寄り位置であることを特
徴とする格子棧の取付け構造である。
【0007】
【作 用】本発明によれば、格子棧の幅方向中央部の
交差部が保持枠の見込み壁とほぼ同一位置であるし、連
結具が見込み壁よりも本体寄りである。これによって、
保持枠の見付け寸法を小さくできるし、連結具が外部か
ら見えないようにできる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1に示すように、上胴縁10と
下胴縁11を左右一対の縦材12で連結した方形枠状の
格子枠13を形成し、その格子枠13に格子棧14が取
付けられて格子体15を形成している。上胴縁10、下
胴縁11、縦材12が格子棧14を取付ける保持枠であ
る。前記格子体15の上胴縁10、下胴縁11を左右の
柱16に連結してフェンスを形成している。
【0009】前記上胴縁10と下胴縁11は図2に示す
ように、矩形断面中空形状の本体20と、この本体20
の見付け方向内側面20aに一体的に設けた格子棧取付
壁21を備え、格子棧取付壁21は本体20の内側面2
0aにおける見込み方向一側寄りに見付け方向内側に向
けて一体的に設けた見付け壁22と、この見付け壁22
に見込み方向他側に向けて一体的に設けた見込み壁23
で断面ほぼL字形状である。本体20の見付け方向内側
面20aと格子棧取付壁21で見込み方向他側に開口し
た開口凹部24を形成している。前記本体20と見込み
壁23とに亘ってアタッチメント25がスナップ式に係
合して取付けられて前記開口凹部24を閉塞して空間部
としてある。
【0010】前記縦材12は図3に示すように、見付け
方向左右に向う見付け壁30と見込み方向他側に向う一
対の見込み壁31,31で断面コ字状の長尺材で、見込
み方向他側に開口した開口凹部32を有している。その
開口端部にアタッチメント33をスナップ式に係合して
取付けられて前記開口凹部32を閉塞して空間部として
ある。つまり、一方の見込み壁31が本体で、他方の見
込み壁31と見付け壁30が格子取付壁となっている。
【0011】格子棧14は図4に示すように、幅方向に
対向した一対の第1壁40,40と厚さ方向に対向した
一対の第2壁41,41で所定の幅と厚さを有する矩形
断面中空形状で、その第2壁41(厚さ方向面)相互を
交差状に重ね合せて互いに傾斜しており、第2壁41の
長手方向両端寄りに形成した連結用穴、例えばリベット
取付用穴42に連結具、例えばリベット43を挿通して
かしめることで格子棧14の長手方向両端寄りの重合部
分がリベット43で強固に連結されている。
【0012】その重合部分が図2、図3に示すように上
胴縁10、下胴縁11の見込み壁23の嵌め込み用切欠
部26、縦材12の一方の見込み壁31の嵌め込み用切
欠部34に嵌め込んで取付けてある。
【0013】前記格子棧14の第2壁41に形成したリ
ベット取付用穴42は、格子棧14の幅方向中央部14
aよりも幅方向一側寄り位置に形成してある。前記幅方
向一側とは一対の第1壁40における上胴縁10、下胴
縁11寄りの第1壁40側である。つまり、リベット取
付用穴42は幅方向中央部よりも保持枠の本体側寄り位
置に形成してある。
【0014】このようであるから、図5に示すように格
子棧14の長手方向両端寄り部を連結するリベット43
は幅方向中央部14aの交差部44よりも上胴縁10、
下胴縁11、縦枠12寄りに位置し、その交差部44が
見込み壁23とほぼ同一位置で、そのリベット43及び
リベット取付用穴42は開口凹部24内に位置して見込
み壁23よりも外部に突出しない。
【0015】したがって、上胴縁10、下胴縁11の見
付け寸法Sを小さくできるし、リベット取付用穴42、
リベット43が外部から見えないようにできる。
【0016】前記嵌め込み用切欠部26,34の開口幅
L1は格子棧14の重合部分の最大寸法L2よりも大き
く、格子棧14を面内方向に移動して嵌め込み用切欠部
26,33に嵌め込みできるようにしてある。
【0017】次に格子体15の組立て作業を説明する。
上胴縁10、下胴縁11、縦材12をアタッチメント2
5,33を外した状態で方形枠状に連結する。複数の格
子棧14を前述のように連結する。この格子棧14の重
合部分を嵌め込み用切欠部26,34に面外方向からそ
れぞれ嵌め込み、各アタッチメント25,33をそれぞ
れ取付ける。
【0018】なお、アタッチメント25,33を本体と
一体としても良い。この場合には格子棧14を面内方向
に移動して上胴縁10、下胴縁11、縦材12にそれぞ
れ取付け、その後に上胴縁10、下胴縁11、縦材12
を連結する。
【0019】前記格子棧14はビス、ボルトなどの連結
具で連結しても良い。前記格子棧14は矩形断面中実の
プレートや、円形断面中実の棒状体などとしても良い。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、格子棧の幅方向中央部
の交差部が保持枠の見込み壁とほぼ同一位置であるし、
連結具が見込み壁よりも本体寄りである。これによっ
て、保持枠の見付け寸法を小さくできるし、連結具が外
部から見えないようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フェンスの正面図である。
【図2】格子体の縦断面図である。
【図3】格子体の横断面図である。
【図4】上胴縁、格子棧の分解斜視図である。
【図5】上胴縁と格子棧の取付部正面図である。
【図6】従来例の分解斜視図である。
【図7】従来例の取付部の断面図である。
【符号の説明】
1…保持枠 2…見込み壁 3…切欠き嵌合部 4…格子棧 4a…幅方向中央部 5…重合部分 6…アタッチメント 7…交差部 10…上胴縁(保持枠) 11…下胴縁(保持枠) 12…縦材(保持枠) 14…格子棧 14a…幅方向中央部 15…格子体 20…本体 23…見込み壁 25…アタッチメント 26…嵌め込み用切欠部 30…見付け壁 31…一方の見込み壁(本体) 31…他方の見込み壁(見込み壁) 33…アタッチメント 34…嵌め込み用切欠部 42…リベット取付用穴(連結用穴) 43…リベット(連結具) 44…交差部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04H 17/16 E06B 9/01 E06B 11/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体、この本体の見付け方向内側面と間
    隔を置いて対向した見込み方向に向う見込み壁を有し、
    その見込み壁に嵌め込み用切欠部を形成した保持枠と、 所定の幅と厚さを有し、厚さ方向に交差状に重ね合せて
    互いに傾斜し、長手方向端部寄りの重合部分が連結具で
    連結され、その重合部分が前記見込み壁の嵌め込み用切
    欠部に嵌め込まれて保持枠に取付けられた一対の格子棧
    を備え、前記連結具は一対の格子棧の幅方向中央部よりも幅方向
    一側寄りに位置し、この連結具は一対の格子棧の幅方向
    中央部の交差部よりも長手方向端部寄りで、 前記格子棧の幅方向中央部の交差部が前記見込み壁とほ
    ぼ同一位置で、前記連結具が前記見込み壁よりも保持枠
    の本体寄り位置であることを特徴とする格子棧の取付け
    構造。
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