JP3472613B2 - ドアサッシュの取付構造 - Google Patents

ドアサッシュの取付構造

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JP3472613B2
JP3472613B2 JP06297494A JP6297494A JP3472613B2 JP 3472613 B2 JP3472613 B2 JP 3472613B2 JP 06297494 A JP06297494 A JP 06297494A JP 6297494 A JP6297494 A JP 6297494A JP 3472613 B2 JP3472613 B2 JP 3472613B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、ドアサッシュの取付
構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】ドアサッシュの取付部の構造としては、
例えば図9,10に示すものがある。図10において、
フロントサイドドア1はドア本体2とドアサッシュ3と
で構成され、図9に示すようにドア本体2のドアウエス
ト部4の両端部に(図9は後端側を示す)ドアサッシュ
3のサッシュ本体5の端部を溶接接合し、ドアウエスト
部4にウエストインナシール6とウエストアウタシール
7とを取り付けると共にサッシュ本体5にグラスラン8
を取り付けてある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のドアサッシュの取付部構造にあっては、ドア本体2
にサッシュ本体5を固定した後に、ウエストインナシー
ル6、ウエストアウタシール7及びグラスラン8を取り
付けなければならず、組み付け工数が多く製造コストが
高くなるという問題がある。 【0004】また、ウエストインナシール6、ウエスト
アウタシール7は各々別々にドア本体2に固定するた
め、両者の位置決めが必要となると共にグラスラン8と
の位置決めも必要となり、組付精度を確保するのが困難
であるという問題もある。 【0005】そこで、この発明は組み付け工数が少な
く、組み付け精度を高くすることができるドアサッシュ
の取付構造を提供するものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】ドアインナパネルの上縁
に取り付けられるウエストインナシールと、ドアアウタ
パネルの上縁に取り付けられるウエストアウタシールと
の各端部に、これらウエストインナシールとウエストア
ウタシールとの芯金を延ばし互いに接合して上下方向に
開口した挿入孔を形成する一方、サッシュ本体とグラス
ランとを押し出しにより一体成形して略コの字状に曲折
したドアサッシュを設け、ドアサッシュの各端部にサッ
シュ本体を延出して形成した舌片を設け、ウエストイン
ナシールとウエストアウタシールとで構成されたウエス
トシールアッセンブリをドアインナパネルの上縁とドア
アウタパネルの上縁とに取り付けると共にウエストシー
ルアッセンブリの各挿入孔にドアサッシュの各舌片を差
し込み固定した。 【0007】 【作用】サッシュ端部の舌片をドア本体に固定するだけ
で、ウエストインナシール、ウエストアウタシール及び
サッシュ本体と同時押出されたグラスランを同時に位置
ずれなく固定できる。 【0008】 【実施例】以下、この発明の実施例を図面と共に前記従
来の構成と同一部分に同一符号を付して説明する。 【0009】図4に示すように、ドア本体2のドアウエ
スト部4には、ドアインナパネル2Aとドアアウタパネ
ル2Bとの各フランジ部2F間にドアウインドウガラス
Gの開口部9が設けられている。上記各フランジ部2F
にはウエストシールアッセンブリ10が嵌合するように
なっている。 【0010】ウエストシールアッセンブリ10は図5に
も示すように各々断面U字状の芯金12A,13Aを有
するウエストインナシール12とウエストアウタシール
13とから構成され、各々の端部において芯金12A,
13Aの一部を延出させて曲折し、ウエストアウタシー
ル13側の芯金13Aを外側にくるようにしてウエスト
インナシール12側の芯金12Aにスポット溶接によっ
て重合する。そして、このウエストアウタシール13側
の芯金13Aの端末をエンボス成形して、両芯金12
A,13A間に、上下方向に開いた挿入孔14が形成さ
れるようになっている。 【0011】このように構成されたウエストシールアッ
センブリ10を構成するウエストインナシール12とウ
エストアウタシール13の各凹溝15をドアウエスト部
4の各フランジ部2F,2Fに嵌着して、ウエストシー
ルアッセンブリ10をドア本体2にセットするようにな
っている。 【0012】ドア本体2のドアウエスト部4に取り付け
られたウエストシールアッセンブリ10の両端には、図
3に示すようにエンドキャップ16が取り付け可能にさ
れている。 【0013】このエンドキャップ16は前記ウエストシ
ールアッセンブリ10の両端の芯金12A,13Aを外
側から覆う部材であって、後述するグラスラン19のリ
ップの受容溝18Aを後壁に備えると共に上壁にはウエ
ストシールアッセンブリ10の挿入孔14を露出させド
アサッシュ3の端部を受容する開口部18Bを有してい
る。 【0014】図7に示すように、ドアサッシュ3は前側
部、上側部、後側部が一体となったもので、サッシュ本
体17とグラスラン19とが同時に押し出し成形された
後に曲げ成形されている。図2に示すようにドアサッシ
ュ3の各端部にはサッシュ本体17を延出して形成した
舌片20が設けられ、この舌片20は取付面21がドア
ウインドウガラスGから離れる方向にオフセットして形
成されウエルドナット等がドアウインドウガラスGと干
渉しないようになっている。この取付面21にボルト2
2の取付孔23が形成されている。 【0015】そして、上記ドアサッシュ3の各端部の舌
片20を、ウエストシールアッセンブリ10の端部に取
り付けられたエンドキャップ16の開口部18Bから挿
入孔14に入れてドア本体2の前後側部からボルト22
によって締結固定するのである。 【0016】上記実施例構造によれば、ボルト22によ
ってドアサッシュ3の舌片20をドア本体2に取り付け
ることによって、ウエストシールアッセンブリ10をエ
ンドキャップ16ごと固定できるため、組付工数を削減
することができる。また、ウエストインナシール12と
ウエストアウタシール13とがウエストシールアッセン
ブリ10として一体となっているため、ドアウインドウ
ガラスGとの密接しろ等の設定が正確に行なえると共
に、このウエストシールアッセンブリ10がエンドキャ
ップ16を介してドアサッシュ3と一体化されるため、
ウエストシールアッセンブリ10とドアサッシュ3との
組付精度を十分に確保することができる。 【0017】そして、ウエストインナシール12とウエ
ストアウタシール13とをドア本体2に取付けるクリッ
プが必要なくなり、部品点数を削減することができる。 【0018】次に、この発明の第2実施例について第1
実施例と同一部分に同一符号を付して説明する。図8に
示すのはドアサッシュ3、具体的には舌片24の他の態
様を示すものである。この舌片24は第1実施例の舌片
20とは異なりフラットに形成されたものであり、この
舌片24の位置はグラスラン19の底部19Aを底上げ
するために設けられた空間部25により、ドアウインド
ウガラスGの端縁から、ウエルドナット等の取付け厚さ
分だけ離れるようになっている。この実施例によれば舌
片24に何ら加工を施さなくても良いメリットがある。 【0019】 【発明の効果】以上説明してきたようにこの発明によれ
ば、ドアサッシュをドア本体に取り付けることによっ
て、ウエストインナシールとウエストアウタシールとを
同時に取り付けることができ、したがって組み付け工数
を大幅に削減することができる。 【0020】また、ウエストインナシールとウエストア
ウタシールとを一体としたウエストシールアッセンブリ
をドアサッシュにより固定する構造であるため各部品の
組付精度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の第1実施例の斜視図。 【図2】ドアサッシュの端部の斜視図。 【図3】エンドキャップの斜視図。 【図4】ウエストシールアッセンブリの組付状況を示す
斜視図。 【図5】ウエストシールアッセンブリの分解斜視図。 【図6】図1のB−B線に沿う断面図。 【図7】ドアサッシュの取付状況を示す説明図。 【図8】ドアサッシュの端部の他の実施例の斜視図。 【図9】従来技術の斜視図。 【図10】ドアの側面図。 【符号の説明】 2A…ドアインナパネル 2B…ドアアウタパネル 3…ドアサッシュ 10…ウエストシールアッセンブリ 12…ウエストインナシール 13…ウエストアウタシール 14…挿入孔 17…サッシュ本体 19…グラスラン 20…舌片

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ドアインナパネルの上縁に取り付けられ
    るウエストインナシールと、ドアアウタパネルの上縁に
    取り付けられるウエストアウタシールとの各端部に、こ
    れらウエストインナシールとウエストアウタシールとの
    芯金を延ばし互いに接合して上下方向に開口した挿入孔
    を形成する一方、サッシュ本体とグラスランとを押し出
    しにより一体成形して略コの字状に曲折したドアサッシ
    ュを設け、ドアサッシュの各端部にサッシュ本体を延出
    して形成した舌片を設け、ウエストインナシールとウエ
    ストアウタシールとで構成されたウエストシールアッセ
    ンブリをドアインナパネルの上縁とドアアウタパネルの
    上縁とに取り付けると共にウエストシールアッセンブリ
    の各挿入孔にドアサッシュの各舌片を差し込み固定した
    ことを特徴とするドアサッシュの取付構造。
JP06297494A 1994-03-31 1994-03-31 ドアサッシュの取付構造 Expired - Fee Related JP3472613B2 (ja)

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