JP2002105523A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2002105523A5 JP2002105523A5 JP2001255764A JP2001255764A JP2002105523A5 JP 2002105523 A5 JP2002105523 A5 JP 2002105523A5 JP 2001255764 A JP2001255764 A JP 2001255764A JP 2001255764 A JP2001255764 A JP 2001255764A JP 2002105523 A5 JP2002105523 A5 JP 2002105523A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot metal
- treatment
- supplied
- source
- oxygen
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Description
本発明はこのような知見に基づきなされたもので、その特徴は以下の通りである。
[1] 溶銑にCaO源と酸素源を添加して脱燐処理を行うに際し、Si量が0.07wt%以下の溶銑に対して脱燐処理を行うとともに、CaO源と酸素源を脱燐処理容器内の浴面または浴中の同一位置に供給することを特徴とする溶銑精錬方法。
[2] 上記[1]の溶銑精錬方法において、CaO源と浴面または浴中の同一位置に供給される酸素源が気体酸素であることを特徴とする溶銑精錬方法。
[3] 上記[1]または[2]の溶銑精錬方法において、溶銑を脱珪処理してSi量を0.07wt%以下とし、しかる後、脱燐処理を行うことを特徴とする溶銑精錬方法。
[1] 溶銑にCaO源と酸素源を添加して脱燐処理を行うに際し、Si量が0.07wt%以下の溶銑に対して脱燐処理を行うとともに、CaO源と酸素源を脱燐処理容器内の浴面または浴中の同一位置に供給することを特徴とする溶銑精錬方法。
[2] 上記[1]の溶銑精錬方法において、CaO源と浴面または浴中の同一位置に供給される酸素源が気体酸素であることを特徴とする溶銑精錬方法。
[3] 上記[1]または[2]の溶銑精錬方法において、溶銑を脱珪処理してSi量を0.07wt%以下とし、しかる後、脱燐処理を行うことを特徴とする溶銑精錬方法。
[4] 上記[1] 〜[3]のいずれかの溶銑精錬方法において、脱燐処理開始時の溶銑温度が1280℃以上であることを特徴とする溶銑精錬方法。
[5] 上記[1]〜[4]のいずれかの溶銑精錬方法において、脱燐処理終了時の溶銑温度が1280〜1360℃であることを特徴とする溶銑精錬方法。
[6] 上記[3]〜[5]のいずれかの溶銑精錬方法において、溶銑の脱珪処理として、少なくとも取鍋内での脱珪処理を行ない、該取鍋内での脱珪処理では脱珪材として少なくとも気体酸素を供給し、且つ該気体酸素の供給を溶銑への吹き付け及び/又は溶銑内への吹き込みにより行うことを特徴とする溶銑精錬方法。
[5] 上記[1]〜[4]のいずれかの溶銑精錬方法において、脱燐処理終了時の溶銑温度が1280〜1360℃であることを特徴とする溶銑精錬方法。
[6] 上記[3]〜[5]のいずれかの溶銑精錬方法において、溶銑の脱珪処理として、少なくとも取鍋内での脱珪処理を行ない、該取鍋内での脱珪処理では脱珪材として少なくとも気体酸素を供給し、且つ該気体酸素の供給を溶銑への吹き付け及び/又は溶銑内への吹き込みにより行うことを特徴とする溶銑精錬方法。
[7] 上記[3]〜[5]のいずれかの溶銑精錬方法において、溶銑の脱珪処理として、少なくとも取鍋内での脱珪処理を行ない、該取鍋内での脱珪処理では脱珪材として気体酸素及び/又は固体酸素源を供給し、これら気体酸素及び/又は固体酸素源の供給量の調整により溶銑温度の調整を行うことを特徴とする溶銑精錬方法。
[8] 上記[1]〜[7]のいずれかの溶銑精錬方法において、脱燐処理を下記(a)の条件で行い、次いで下記(b)の条件で脱炭処理を行うことを特徴とする溶銑精錬方法。
(a)精錬容器において溶銑を粗鋼で要求されるP含有量(鋼の成分規格値)以下に脱燐精錬する。
(b)前記脱燐精錬された溶銑を他の精錬容器である転炉型容器に装入し、実質的に造滓材を装入することなく脱炭精錬する。
(a)精錬容器において溶銑を粗鋼で要求されるP含有量(鋼の成分規格値)以下に脱燐精錬する。
(b)前記脱燐精錬された溶銑を他の精錬容器である転炉型容器に装入し、実質的に造滓材を装入することなく脱炭精錬する。
Claims (8)
- 溶銑にCaO源と酸素源を添加して脱燐処理を行うに際し、Si量が0.07wt%以下の溶銑に対して脱燐処理を行うとともに、CaO源と酸素源を脱燐処理容器内の浴面または浴中の同一位置に供給することを特徴とする溶銑精錬方法。
- CaO源と浴面または浴中の同一位置に供給される酸素源が気体酸素であることを特徴とする請求項1に記載の溶銑精錬方法。
- 溶銑を脱珪処理してSi量を0.07wt%以下とし、しかる後、脱燐処理を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の溶銑精錬方法。
- 脱燐処理開始時の溶銑温度が1280℃以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の溶銑精錬方法。
- 脱燐処理終了時の溶銑温度が1280〜1360℃であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の溶銑精錬方法。
- 溶銑の脱珪処理として、少なくとも取鍋内での脱珪処理を行ない、該取鍋内での脱珪処理では脱珪材として少なくとも気体酸素を供給し、且つ該気体酸素の供給を溶銑への吹き付け及び/又は溶銑内への吹き込みにより行うことを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の溶銑精錬方法。
- 溶銑の脱珪処理として、少なくとも取鍋内での脱珪処理を行ない、該取鍋内での脱珪処理では脱珪材として気体酸素及び/又は固体酸素源を供給し、これら気体酸素及び/又は固体酸素源の供給量の調整により溶銑温度の調整を行うことを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の溶銑精錬方法。
- 脱燐処理を下記(a)の条件で行い、次いで下記(b)の条件で脱炭処理を行うことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の溶銑精錬方法。
(a)精錬容器において溶銑を粗鋼で要求されるP含有量(鋼の成分規格値)以下に脱燐精錬する。
(b)前記脱燐精錬された溶銑を他の精錬容器である転炉型容器に装入し、実質的に造滓材を装入することなく脱炭精錬する。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001255764A JP4356275B2 (ja) | 1998-03-19 | 2001-08-27 | 溶銑精錬方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10-90847 | 1998-03-19 | ||
JP9084798 | 1998-03-19 | ||
JP2001255764A JP4356275B2 (ja) | 1998-03-19 | 2001-08-27 | 溶銑精錬方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07569899A Division JP3458890B2 (ja) | 1998-03-19 | 1999-03-19 | 溶銑精錬方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004055586A Division JP2004156146A (ja) | 1998-03-19 | 2004-02-27 | 溶銑精錬方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002105523A JP2002105523A (ja) | 2002-04-10 |
JP2002105523A5 true JP2002105523A5 (ja) | 2005-04-21 |
JP4356275B2 JP4356275B2 (ja) | 2009-11-04 |
Family
ID=26432257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001255764A Expired - Fee Related JP4356275B2 (ja) | 1998-03-19 | 2001-08-27 | 溶銑精錬方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4356275B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006265623A (ja) * | 2005-03-24 | 2006-10-05 | Jfe Steel Kk | 溶銑の予備処理方法 |
-
2001
- 2001-08-27 JP JP2001255764A patent/JP4356275B2/ja not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2000073111A (ja) | 低燐溶銑の製造方法 | |
JP3345677B2 (ja) | 溶銑の脱りん方法 | |
JP2002105523A5 (ja) | ||
JPH09165615A (ja) | 溶融金属の脱窒方法 | |
JP2010511100A (ja) | 銑鉄に基づいて、電気エネルギーの供給を用いることなく、ステンレス鋼を製造するための方法及び装置 | |
JPS5956514A (ja) | ステンレス溶鋼の脱酸および脱硫処理法 | |
JPH11323420A (ja) | 溶銑予備処理方法 | |
JP3194212B2 (ja) | 転炉製鋼法 | |
JPH0841516A (ja) | 予備精錬方法 | |
JPS56133413A (en) | Steel making method by divided refining | |
JPS6247417A (ja) | スクラツプの溶解精錬方法 | |
JPH09176717A (ja) | 高炉溶銑の製鋼方法 | |
JPS56130416A (en) | Steel making method | |
JPS6140005B2 (ja) | ||
JPS61201712A (ja) | 溶銑の予備処理方法 | |
JP2004156146A5 (ja) | ||
JPS61291911A (ja) | ステンレス鋼の製造方法 | |
JPH04214810A (ja) | 溶銑処理方法 | |
JPH07188722A (ja) | 冷鉄源溶解処理時における同時脱p処理方法 | |
JP3571871B2 (ja) | 低炭素鋼の製造方法 | |
JPS5819421A (ja) | 転炉製鋼法 | |
JPS62287009A (ja) | 極低燐鋼溶製時における復燐防止法 | |
JPH01215917A (ja) | ステンレス鋼の溶製方法 | |
JPS5594410A (en) | Continuous molten iron pretreating method | |
JPH10152720A (ja) | 溶鋼の二次精錬方法 |