JP2002105231A - 表面金属化熱可塑性ポリエステル樹脂成形品 - Google Patents

表面金属化熱可塑性ポリエステル樹脂成形品

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JP2002105231A
JP2002105231A JP2000304325A JP2000304325A JP2002105231A JP 2002105231 A JP2002105231 A JP 2002105231A JP 2000304325 A JP2000304325 A JP 2000304325A JP 2000304325 A JP2000304325 A JP 2000304325A JP 2002105231 A JP2002105231 A JP 2002105231A
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thermoplastic polyester
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Hidetoshi Sakai
秀敏 坂井
Shigeru Okita
茂 沖田
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱可塑性ポリエステル樹脂の機械的特性を低
下させることなく、成形品表面へのメッキ特性を向上さ
せた表面金属化熱可塑性ポリエステル樹脂成形品を提供
する。 【解決手段】 ポリブチレンテレフタレートに、繊維状
充填材と板状無機充填材を特定量配合してなる熱可塑性
ポリエステル樹脂組成物からなる成形品であって、表面
に粗面化処理後メッキ処理が施されている表面金属化熱
可塑性ポリエステル樹脂成形品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メッキによる金属
膜接着強度と表面外観、成形品の機械的特性および成形
性に優れた表面金属化熱可塑性樹脂成形品に関するもの
であり、特に電磁波シールド性を必要とする電器電子機
器、家電用品、精密機器、医療機器および自動車部品な
どに好適に使用される表面金属化熱可塑性樹脂成形品に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリブチレンテレフタレートに代表され
る熱可塑性ポリエステル樹脂は、機械的特性、耐熱性、
耐薬品性、耐候性および成形性などに優れていることか
ら、電機部品、自動車部品、機械部品などの種々の用途
に用いられている。
【0003】さらに、これら熱可塑性ポリエステル樹脂
からなる成形品の表面に金属膜を形成した金属メッキ品
は、熱可塑性ポリエステル樹脂自体の上記した特性を有
していることから、ABS樹脂やポリプロピレンからな
る成形品の金属メッキ品に無い優れた特性を有してお
り、新規な分野への用途拡大が期待されている。
【0004】一般に、プラスチック成形品のメッキ処理
は、(1)前処理、(2)粗表面化処理(エッチン
グ)、(3)感応性付与処理(センジタイジング)、
(4)活性化処理(アックチベーチング)、(5)無電
解メッキおよび(6)電気メッキの各工程を順次経るこ
とにより行われている。なかでも、上記(2)の表面粗
化処理は、以降のメッキ工程で付与される金属メッキ膜
の密着性を左右する重要な工程であって、プラスチック
の種類に応じて種々の方法が用いられており、例えばA
BS樹脂では、成形品をクロム酸−硫酸混液に浸漬する
ことによる化学エッチング法が確立されている。
【0005】従来から、熱可塑性ポリエステル樹脂成形
品のメッキ処理方法、特に粗表面化手段を特徴とする方
法としては、あらかじめポリエステル樹脂に充填材を含
有せしめたものをアルカリ溶液で粗面化処理後メッキす
る方法(特開昭54−15977号公報)、ガラス繊
維、炭酸カルシウムで強化されたポリエステル樹脂を酸
化剤を含有する水酸化アルカリ溶液で粗表面化メッキす
る方法(特開昭53−6374号公報)、およびガラス
繊維で強化されたポリエステル樹脂を硝酸水溶液に浸漬
し、次いで水酸化アルカリ水溶液に浸漬して粗表面化後
メッキする方法(特開昭53−6376号公報)などが
知られている。
【0006】また、メッキ用ポリエステル樹脂組成物と
しては、芳香族ポリエステル樹脂に脂肪族ポリエステル
樹脂とエポキシ化合物および/またはグリシジル基含有
オレフィン系共重合体を含有せしめたポリエステル樹脂
組成物(特開昭59−27946)、熱可塑性ポリエス
テルにポリアミドまたはその変性体を含有せしめた樹脂
組成物(特開昭59−142244)などが知られてい
る。
【0007】しかしながら、上記従来のメッキ処理方法
およびメッキ用ポリエステル樹脂組成物においては、得
られるメッキ膜の接着性はある程度改善されるものの、
その接着性は未だに実質的に有効なレベルに達してはお
らず、しかもメッキ面の外観も劣っており、さらには、
ポリエステル樹脂が含有する配合物の影響によって、熱
可塑性ポリエステル樹脂本来の機械的特性を損なうこと
が問題点として挙げられ、実用的に優れた表面金属化熱
可塑性ポリエステル樹脂成形品を得ることができていな
かった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
した従来の問題を解消し、熱可塑性ポリエステル樹脂の
金属メッキによる成形品表面の金属化において、メッキ
による金属膜接着強度と表面外観、成形品の機械的特性
および成形性に優れた表面金属化熱可塑性ポリエステル
樹脂成形品を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成すべく鋭意検討した結果、熱可塑性ポリエステ
ル樹脂としてポリブチレンテレフタレートを用い、この
ポリブチレンテレフタレートに繊維状充填材と板状無機
充填材の2種類の充填材を配合すると共に、これら充填
材の量比を特定の範囲に規定したポリエステル樹脂組成
物からなる成形品に、粗面化処理後メッキ処理を施した
表面金属化熱可塑性ポリエステル樹脂成形品が、熱可塑
性ポリエステル樹脂の持つ優れた機械的特性を維持しつ
つ、良好なメッキ膜の接着性とすぐれた表面外観および
成形性を有するものであることを見出し、本発明に到達
した。
【0010】すなわち、本発明は、(A)ポリブチレン
テレフタレート100重量部に対し、(B)平均繊維径
2〜50μmの繊維状充填材2〜150重量部、(C)
平均粒子径が2〜3000μmの板状無機充填材2〜1
50重量部を配合してなり、(B)成分量/(C)成分
量の比が0.1〜10である熱可塑性ポリエステル樹脂
組成物からなる成形品であって、表面に粗面化処理後メ
ッキ処理が施されていることを特徴とする表面金属化熱
可塑性ポリエステル樹脂成形品を提供するものである。
【0011】本発明の表面金属化熱可塑性ポリエステル
樹脂成形品は、前記熱可塑性ポリエステル樹脂組成物に
さらに(D)低結晶性熱可塑性ポリエステル樹脂、好ま
しくはエチレンテレフタレート構造単位を20モル%以
上含有するポリエステル1〜50重量部を配合してなる
こと、前記熱可塑性ポリエステル樹脂組成物にさらに
(E)熱可塑性ポリエステルエラストマ1〜20重量部
を配合してなること、および前記熱可塑性ポリエステル
樹脂組成物からなる成形品が温度50〜150℃の金型
を用いる射出成形により得られたものであることが、い
ずれも好ましい条件であり、これらの条件を適用するこ
とによって、さらに優れた効果の発現を期待することが
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の構成・効果につ
いて詳述する。
【0013】本発明で用いる(A)ポリブチレンテレフ
タレートとは、テレフタル酸(あるいはそのエステル形
成誘導体)と、1,4−ブタンジオール(あるいはその
エステル形成誘導体)とを主成分とする重縮合反応によ
って得られる重合体であり、その特性を損なわない範囲
において共重合成分を含んでいてもよい。
【0014】これらの重合体ないし共重合体の好ましい
例としては、ポリブチレンテレフタレート、ポリブチレ
ン(テレフタレート/イソフタレート)、ポリブチレン
(テレフタレート/アジペート)、ポリブチレン(テレ
フタレート/セバケート)、ポリブチレン(テレフタレ
ート/デカンジカルボキシレート)、およびポリブチレ
ン(テレフタレート/ナフタレート)などが挙げられ、
これらを単独で用いても2種以上を混合して用いてもよ
い。これらのうちでも、熱可塑性ポリエステル樹脂の成
形性の観点から、ポリブチレンテレフタレートおよびポ
リブチレン(テレフタレート/デカンジカルボキシレー
ト)などが特に好ましく使用される。
【0015】また、これらポリブチレンテレフタレート
は、o−クロロフェノール溶液を25℃で測定したとき
の固有粘度が0.36〜1.60、特に0.52〜1.
25の範囲にあるものが好適である。固有粘度が0.3
6未満では機械的特性が不十分であり、また固有粘度が
1.60を越えると成形性が不良になるため好ましくな
い。
【0016】本発明で用いる(B)平均繊維径2〜50
μmの繊維状充填材としては、一般に樹脂の強化用に用
いられるものであれば特に限定はないが、ガラス繊維、
炭素繊維、金属繊維およびウイスカが例示され、なかで
もガラス繊維が好ましく用いられる。また、繊維状充填
材の大きさも特に限定はないが、繊維径が2〜50μ
m、さらに好ましくは5〜20μmのものを好適に用い
ることができ、繊維径が上記の範囲未満では成形性が悪
く、また繊維径が上記の範囲を越えると機械的特性が劣
る傾向となるため好ましくない。また、繊維状充填材の
断面形状は、円形以外に、扁平、まゆ型など任意のもの
を用いることができ、その場合の直径は断面積の等しい
円形の直径と等価であると考えるものとする。さらに、
通常アミノシランやエポキシシランで表面処理したもの
が、機械的特性の効果を発現するため好ましく使用され
る。
【0017】この(B)平均繊維径2〜50μmの繊維
状充填材の配合量は、(A)ポリブチレンテレフタレー
ト100重量部に対して、2〜150重量部、さらに好
ましくは3〜100重量部の範囲が好ましい。配合量が
上記の範囲未満では機械的特性が不十分であり、上記の
範囲を越えると成形性を損なうため好ましくない。
【0018】本発明で用いる(C)平均粒子径が2〜3
000μmの板状無機充填材としては、一般に樹脂の強
化用に使用されているものであれば特に限定はないが、
ガラスフレーク、雲母、タルク、およびカオリンなどが
好ましく使用され、なかでもガラスフレークが好ましく
用いられる。上記のガラスフレークとしては、一般に樹
脂の強化用に用いられるものなら特に限定はなく、熱可
塑性樹脂やエポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂で被覆また
は収束されていてもよく、アミノシランやエポキシシラ
ンで表面処理したものも好ましく使用される。
【0019】(C)板状無機充填材の平均粒子径は、ふ
るい分け法によって測定した粒度分布の積算重量が50
重量%に到達する粒径で定義される値であり、この平均
粒子径は、金属メッキの接着性や外観に及ぼす影響や、
ウエルド強度改良、成形性および機械的特性の点から、
2〜3000μm、好ましくは10〜2000μm、さ
らに好ましくは50〜2000μmのものが好適に用い
られる。
【0020】また、(C)平均粒子径が2〜3000μ
mの板状無機充填材の配合量は、(A)ポリブチレンテ
レフタレート100重量部に対して、2〜150重量
部、特に3〜100重量部の範囲であることが好まし
い。配合量が上記の範囲未満では金属メッキの接着強度
や機械的特性が不十分となり、上記の範囲を越えると成
形性を損なうため好ましくない。
【0021】本発明で用いる上記(B)繊維状充填材と
(C)板状無機充填材の配合量比率(B)/(C)は、
機械的特性、金属メッキの接着強度および外観の点か
ら、0.1〜10が適しており、好ましくは0.2〜5
の範囲、さらに好ましくは0.3〜3の範囲である。こ
の比率が上記の範囲未満では機械的特性が不十分にな
り、上記の範囲を越えると得られる金属メッキの接着強
度が不十分となるため好ましくない。
【0022】さらに、本発明では上述の成分の他に、
(D)低結晶性熱可塑性ポリエステル樹脂を配合するこ
とが推奨される。(D)低結晶性熱可塑性ポリエステル
樹脂としては、ジカルボン酸(あるいはそのエステル形
成誘導体)とジオール(あるいはそのエステル形成誘導
体)を主成分とする重縮合反応によって得られる重合体
ないしは共重合体が通常用いられる。なかでも、テレク
タレール酸をジカルボン酸成分として得られるものが好
ましく用いられる。また低結晶性の指標としては、示査
走査熱量分析において、(A)ポリブチレンテレフタレ
ートと比較して、1/2結晶化時間が10倍以上、ある
いは全く結晶性ピークを示さないものが、(D)低結晶
性熱可塑性ポリエステル樹脂として好ましく用いられ
る。このような例としては、ポリブチレン(テレフタレ
ート/イソフタレート)、ポリブチレン(テレフタレー
ト/アジペート)、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
エチレン(テレフタレート/イソフタレート)、ポリエ
チレン(テレフタレート/アジペート)、ポリ(エチレ
ン/2,2−ジメチルプロピレン)(テレフタレート/
イソフタレート)、ビスフェノールA(テレフタレート
/イソフタレート)、およびポリ(シクロヘキサンジメ
チレン/エチレン)(テレフタレート/イソフタレー
ト)などが挙げられる。
【0023】これらの中で、ポリエステル樹脂組成物の
成形性、機械的特性および耐熱性の点から、エチレンテ
レフタレート構造単位を、ジオールジカルボン酸エステ
ル単位に対して20モル%以上有するものが好ましく用
いられる。エチレンテレフタレートの単独重合体でもよ
いが、共重合体成分として、シクロヘキサンジメタノー
ル成分とテレフタル酸成分とから得られる構造単位を含
有されるものが好ましく用いられる。特に、シクロヘキ
サンジメタノール成分とエチレングリコール成分のモル
比が50/50〜80/20のポリ(シクロヘキサンジ
メチレン/エチレン)テレフタレートおよびポリエチレ
ンテレフタレートがさらに好ましく用いられる。
【0024】(D)低結晶性熱可塑性ポリエステル樹脂
の配合量は、(A)ポリブチレンテレフタレート100
重量部に対し、1〜50重量部であり、5〜30重量部
が好ましい。配合量が上記の範囲を越えると、機械的特
性や耐熱性および耐薬品性が不良となる傾向にある。
【0025】また、(D)低結晶性熱可塑性ポリエステ
ル樹脂を単体で加える以外に、他の非晶性熱可塑性樹脂
を併用して配合することができる。このような非晶性熱
可塑性樹脂としては、ポリカーボネートが好ましく用い
られる。ポリカーボネートの配合量としては、低結晶熱
可塑性ポリエステル樹脂に対して1〜100重量%の範
囲が好ましく用いられる。
【0026】本発明では、熱可塑性ポリエステル樹脂組
成物に対し、さらに(E)熱可塑性ポリエステルエラス
トマを加えることにより、ウエルド強度および成形品外
観をさらに向上させることができる。ここでいう熱可塑
性ポリエステルエラストマとは、23℃でゴム弾性を有
するポリエステルであり、ポリブチレンテレフタレー
ト、ポリブチレン(テレフタレート/イソフタレー
ト)、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン(テ
レフタレート/イソフタレート)、ポリシクロヘキサン
ジメチレンテレフタレート、およびポリシクロヘキサン
ジメチレン(テレフタレート/イソフタレート)などを
ハードセグメントとし、ポリテトラメチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、ポリ(エチレングリコール/プロピレングリコー
ル)、ポリ(ε−カプロラクトン)などをソフトセグメ
ントとしてブロック共重合したものが挙げられ、ポリブ
チレン(テレフタレート/イソフタレート)/ポリテト
ラメチレングリコール共重合体などが好適に用いられ
る。
【0027】(E)熱可塑性ポリエステルエラストマの
配合量は、(A)ポリブチレンテレフタレート100重
量部に対し、1〜20重量部であり、好ましくは1〜1
5重量部、さらに好ましくは2〜15重量部である。配
合量が20重量部を越えると、弾性率や耐熱性が大幅に
低下して好ましくない傾向となる。
【0028】本発明の熱可塑性ポリエステル樹脂組成物
には、熱可塑性ポリエステル樹脂の核剤(例えば、ステ
アリン酸ナトリウム、ステアリン酸バリウム、モンタン
酸ナトリウム、モンタン酸バリウム、モンタン酸エステ
ルの部分ナトリウム塩、あるいはバリウム塩などの有機
カルボン酸金属塩、アイオノマー、およびタルクな
ど)、または結晶化促進剤(例えば、ポリエチレングリ
コール、ポリエチレングリコールジベンゾエート、ネオ
ペンチルグリコールジベンゾエート、ポリエチレングリ
コールビス(2−エチルヘキサノート)などのポリアル
キレングリコール誘導体や安息香酸エステル、ポリケト
ン類、およびN−置換トルエンスルホアミドなど)を併
用することができる。
【0029】また、本発明の熱可塑性ポリエステル樹脂
組成物には、通常の各種樹脂用添加剤(例えば、モンタ
ン酸ワックス、ポリエチレンワックス、シリコンオイル
などの離型剤、難燃剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、顔
料、および染料など)を添加することができる。特に、
難燃剤には、メッキによる金属膜の接着力を向上させる
効果もあり、臭素系難燃剤とアンチモン化合物を配合す
ることが推奨される。臭素系難燃剤としては、臭素化ポ
リカーボネート、臭素化エポキシ樹脂、臭素化フェノキ
シ樹脂、臭素化ポリフェニレンエーテル樹脂、臭素化ポ
リスチレン樹脂、臭素化ビスフェノールA、および臭素
化ポリフェニレンフタルイミドなどの1種以上の有機臭
素化化合物が例示される。さらに、難燃剤と共にアンチ
モン化合物を併用することにより相乗効果が得られ、ア
ンチモン化合物としては、三酸化アンチモン、五酸化ア
ンチモン、アンチモン酸ソーダおよびリン酸アンチモン
などが挙げられる。難燃剤の配合量としては、有機臭素
化合物をポリブテイレンテレフタレート100重量部に
対し、2〜60重量部、好ましくは3〜50重量部配合
することが、またアンチモンン化合物をポリブチレンテ
レフタレート樹脂100重量部に対し、0.5〜30重
量部、好ましくは1〜20重量部を配合することが推奨
される。
【0030】さらに、本発明の熱可塑性ポリエステル樹
脂組成物には、本発明の目的を損なわない範囲で、他の
熱可塑性樹脂(例えば、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、アクリル樹脂、フッソ樹脂、ポリアミド、ポリアセ
タール、ポリスルホン、およびポリフェニレンスルフィ
ドなど)、熱硬化性樹脂(例えば、フェノール樹脂、メ
ラミン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、シリコン樹脂、
およびエポキシ樹脂など)、軟質熱可塑性樹脂(例え
ば、エチレン/酢ビ共重合体など)や、他の充填材(例
えば、タルク、カオリン、マイカ、ワラステナイト、シ
リカ、セリサイト、酸化チタン、ガラスビース、ガタス
バルーン、およびガラスパウダーなど)を配合すること
ができる。
【0031】本発明の熱可塑性ポリエステル樹脂組成物
の製造法は特に制限されるものでないが、例えば本発明
の材料および必要に応じて他の添加剤を配合し、スクリ
ュー式押出機によってペレットに調製する一括ブレンド
方式、またはスクリュー式押出機にまず樹脂成分を供給
して溶融し、他の供給口より充填材および添加剤を供給
混練してペレットに調製する分割ブレンド方法などが挙
げられ、特に分割ブレンド方法が好適に用いることがで
きる。
【0032】また、本発明の熱可塑性ポリエステル樹脂
組成物からなる成形品を得る方法としては、従来用いら
れている方法であれば特に制限されるものではないが、
好ましくは一般的に幅広く用いられている射出成形法
が、成形サイクルや形状の安定性の点で推奨される。射
出成形条件としては、通常の熱可塑性ポリエステル樹脂
組成物の成形条件であれば特に問題なく、例えば射出成
形機のシリンダー温度は220〜300℃、好ましくは
230〜280℃が、金型温度は50〜150℃、好ま
しくは60〜130℃が、それぞれ推奨条件として挙げ
られる。シリンダー温度が220℃より低いと樹脂組成
物の溶融が不十分になり、300℃を越えると熱可塑性
ポリエステル樹脂組成物の熱分解による機械特性の低下
が懸念される。また、金型温度が50℃より低い場合に
はメッキ膜接着力が劣る傾向となり、150℃より高い
と成形サイクルが長くなる。
【0033】本発明の表面金属化熱可塑性ポリエステル
樹脂成形品となすために、メッキ処理を行なうに際して
は、まず必要に応じて成形品表面の油膜をふきとるなど
の予備処理を施し、次いでアルカリ溶液および/または
酸性液を用いて粗表面化することが重要である。
【0034】粗表面化処理に用いるアルカリ溶液とは、
水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、および水酸化マグ
ネシウムなどのアルカリ成分を、水、フェノール類、ア
ルコール類などの溶媒、またはこれらの混合溶媒に5〜
50%濃度に溶解した溶液であり、なかでも水酸化ナト
リウムおよび水酸化カリウムの溶液が好ましく用いられ
る。
【0035】このアルカリ溶液による粗表面化処理(ア
ルカリエッチング)条件としては、30〜95℃のアル
カリ溶液に成形品を1〜120分間浸漬し、次いで十分
洗浄するのが望ましい。
【0036】粗表面化処理に用いる酸性液とは、硫酸、
塩酸、リン酸、硝酸などの鉱酸、およびギ酸、酢酸、ト
リフロロ酢酸などの常温で液体の有機酸が挙げられ、こ
れらの酸の単独および混合物、またはその5%以上の水
溶液であり、なかでも硫酸、塩酸、硝酸、リン酸、およ
びギ酸などが好ましく用いられる。
【0037】この酸性液による粗表面化処理(酸エッチ
ング)条件としては、20〜95℃の酸性液に成形品を
10秒〜2時間浸漬し、次いで十分洗浄するのが望まし
い。
【0038】粗表面化の促進を計るためには、適当な酸
化剤をアルカリ溶液および酸性液に添加することができ
る。酸化剤としてはナトリウムまたはカリウムの過マン
ガン酸塩、重クロム酸塩、塩素酸塩、クロム酸塩、およ
び臭素酸塩が望ましい。
【0039】熱可塑性ポリエステル樹脂単独からなる成
形品では、このアルカリエッチングまたは酸エッチング
を施してたとしても、表面が平均的に浸食されてメッキ
の接着性に有効な凹凸が生じないため、十分なアンカー
効果が得られないか、または表面の浸食度合いが小さい
ため、十分な粗表面化を達成することができない。しか
し、板状無機充填材を配合した熱可塑性ポリエステル樹
脂成形品にアルカリエッチングまたは酸エッチングを施
す場合には、メッキ処理にきわめて適した粗表面が得ら
れる。この効果は、おそらく板状無機充填材と熱可塑性
ポリエステル樹脂との界面で数μm以下の凹凸を形成す
ることにより、メッキ浸食度合いに効果得られるものと
推定される。
【0040】このように粗表面化処理した樹脂成形品
に、次いで通常のメッキ処理を施すことにより、メッキ
膜接着力が著しく優れ、かつ表面外観の良好な表面金属
化ポリエステル樹脂成形品を得ることができる。
【0041】メッキ処理としては、例えば塩化第一スズ
溶液にいよるセンシタイジング−塩化パラジウム溶液に
よるアクチベーチング−無電解銅またはニッケルメッキ
−電気メッキの各工程、またはキャスタリスティング−
アクセレーティング−無電解メッキ−電気メッキの各工
程からなる通常の化学メッキ方法を適用することができ
る。
【0042】かくしてなる本発明の表面金属化熱可塑性
ポリエステル樹脂成形品は、機械的特性、成形性、メッ
キによる金属膜接着力および表面外観に優れるものであ
り、電磁波シールド性を必要とする成形品の肉厚が薄く
高剛性が必要とされる用途に好ましく適用することがで
きる。
【0043】
【実施例】以下に実施例を示し、本発明をさらに具体的
に説明する。
【0044】なお、実施例および比較例の中で記述する
引張強度はASTM−D638に、曲げ強度と曲げ弾性
率はASTM−D790に、アイゾット衝撃強度はAS
TM−D256に、それぞれ準じて測定した。
【0045】ガラスフレークの平均粒子径はJIS K
−5101に記載された粗いふるい分け法によって測定
した。
【0046】また、メッキ品のメッキ膜接着力は、1c
m幅の接着面を20mm/分の速度で90度の方向にT
剥離する際の力量を測定し、メッキ品の表面外観は目視
にて判定した。 [実施例1〜11、比較例1〜6]固有粘度0.81の
(A)ポリブチレンテレフタレート(PBT)、(B)
繊維状充填材として平均繊維径10μmのガラス繊維チ
ョップドストランド、(C)板状無機充填材として平均
粒子径600μmガラスフレーク(日本板硝子製REF
G−302)、(D)低結晶性ポリエステル樹脂として
固有粘度0.65のポリエチレンテレフタレート(PE
T)、(E)熱可塑性ポリエステルエラストマとして”
ハイトレル”4057(東レデュポン製)と、さらに臭
素化ポリカーボネート(帝人化成製”ファイアーガー
ド”FG7500)、三酸化アンチモン(日本精鉱製”
ATOX”)、酸化チタン(チタン工業製KA30)と
を、それぞれ表1および表2に示した配合割合で配合
し、250℃に設定したベント付き30mmφ二軸押出
機で溶融混練することによりペレットとした。
【0047】得られた組成物のペレットを、120℃で
5時間乾燥した後、260℃に設定したインラインスク
リュー型射出成形機を用いて、表1および表2に示した
金型温度(金型キャビティ表面)において、ASTM1
号ダンベル試験片と縦80mm×横80mm×厚み1m
mの角板成形品を射出成形した。
【0048】ASTM1号ダンベル試験片は、各々引張
試験、曲げ試験、アイゾット衝撃試験用のサンプルとし
て使用した。角板については、70℃の30%水酸化ナ
トリウム水溶液に3分間浸漬し、さらに70℃の20%
塩酸水溶液に2分間浸漬した後、流水中で十分洗浄して
粗表面化した試験片を得た。この粗表面化した試験片に
つき、以下に示す方法によりメッキ処理を施した。
【0049】1.センシタイジング:試験片を塩化第一
スズ30g、塩酸(38%)60ccおよび水1000
ccからなる溶液に25℃で2〜5分間浸漬。
【0050】2.水洗 3.アクチベーティング:試験片を塩化パラジウム0.
1g、塩酸(38%)10ccおよび水1000ccか
らなる溶液に25℃で1〜3分間浸漬。
【0051】4.水洗 5.無電解銅メッキ:試験片を硫酸銅(5%水和物)1
0g、ホルマリン(37%)40cc、水酸化ナトリウ
ム10g、ロッシエル塩20gおよび水1000ccか
らなる化学銅メッキ液(pH10.0〜11.5)に2
5〜30℃で10分間浸漬。
【0052】6.水洗 7.電気メッキ:試験片を濃硫酸50g、硫酸銅(5%
水和物)200g、光沢剤(UBAC)4ccおよび水
1000ccからなる酸性銅メッキ浴中におき、温度2
5〜30℃、電気密度4A/dm2 の条件下に60分間
電気メッキして厚み約60μmの銅メッキを形成した。
【0053】このようにして得たメッキ品について、メ
ッキ膜接着力を測定し表面外観を目視にて判定した。
【0054】これらの結果を表1および表2に示す。
【0055】
【表1】
【0056】
【表2】 この結果から明らかなように、実施例で得られた各試験
片は、機械的特性、メッキ膜の接着力が高く、メッキ品
の表面外観も良好であった。ただし、金型温度が低いも
のはメッキ膜接着力が低い傾向にある。
【0057】これに対し、比較例で得られた各試験片
は、ガラスフレークを配合していないものはメッキ特性
が劣り、ガラス繊維が配合されていないものは機械特性
が劣っていた。また、ガラスフレークの変わりに酸化チ
タンを配合したものも機械的特性やメッキ性が劣ってい
た。したがって、これらの比較例においては、機械的特
性、メッキ膜の接着力、メッキ品の表面外観の全てを満
足するものは得られなかった。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の表面金属
化熱可塑性ポリエステル樹脂成形品は、機械的特性、成
形性、メッキによる金属膜接着力および表面外観に優れ
るものであり、電磁波シールド性を必要とする成形品の
肉厚が薄く高剛性が必要とされる用途に好ましく適用す
ることができる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08K 7/02 C08K 7/02 4K022 C08L 67/02 C08L 67/02 C23C 18/16 C23C 18/16 A 18/22 18/22 18/26 18/26 18/38 18/38 // B29K 67:00 B29K 67:00 105:12 105:12 105:16 105:16 Fターム(参考) 4F006 AA35 AB76 BA07 CA04 CA08 CA09 DA01 4F100 AA00A AA00H AA21 AA21H AA29 AA29H AB01B AB17 AG00 AG00H AK41A AK42A AK45 AL05A AL09A BA02 CA23A DD07 DE01A DE05A DG01A DG01H EH36 EH36A EH71 EH71B EJ34A GB41 GB48 JA12A JB16A JD08 JK00 JK01 JK02 JK04 JK06 JK07 JK10 JL01 YY00A 4F202 AA25 AB11 AB16 AB25 AG03 AR06 CA11 CB01 CN01 CN05 CN21 CN27 4F206 AA25 AB11 AB16 AB25 AG03 AR064 JA07 JL02 JM04 JN43 JQ81 JW31 4J002 CF042 CF062 CF063 CF071 CF072 CF073 CF173 DA016 DA066 DJ047 DJ057 DL006 DL007 FA017 FA046 FD017 4K022 AA16 AA25 AA26 CA04 CA19 CA23 DA01 DB06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)ポリブチレンテレフタレート10
    0重量部に対し、(B)平均繊維径2〜50μmの繊維
    状充填材2〜150重量部、(C)平均粒子径が2〜3
    000μmの板状無機充填材2〜150重量部を配合し
    てなり、(B)成分量/(C)成分量の比が0.1〜1
    0である熱可塑性ポリエステル樹脂組成物からなる成形
    品であって、表面に粗面化処理後メッキ処理が施されて
    いることを特徴とする表面金属化熱可塑性ポリエステル
    樹脂成形品。
  2. 【請求項2】 前記熱可塑性ポリエステル樹脂組成物
    に、さらに(D)低結晶性熱可塑性ポリエステル樹脂1
    〜50重量部を配合してなることを特徴とする請求項1
    に記載の表面金属化熱可塑性ポリエステル樹脂成形品。
  3. 【請求項3】 前記(D)低結晶熱可塑性ポリエステル
    樹脂が、エチレンテレフタレート構造単位を20モル%
    以上含有するポリエステルであることを特徴とする請求
    項2に記載の表面金属化熱可塑性ポリエステル樹脂成形
    品。
  4. 【請求項4】 前記熱可塑性ポリエステル樹脂組成物
    に、さらに(E)熱可塑性ポリエステルエラストマ1〜
    20重量部を配合してなることを特徴とする請求項1〜
    3のいずれか1項に記載の表面金属化熱可塑性ポリエス
    テル樹脂成形品。
  5. 【請求項5】 前記熱可塑性ポリエステル樹脂組成物か
    らなる成形品が、温度50〜150℃の金型を用いる射
    出成形により得られたものであることを特徴とする請求
    項1〜4のいずれか1項に記載の表面金属化熱可塑性ポ
    リエステル樹脂成形品。
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