JP2002104513A - 包装容器 - Google Patents

包装容器

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学 松崎
Masami Kobayashi
眞美 木林
Michie Ide
理江 井出
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓋体2の積層構造中にアルミ箔層等の金属層
を含まず、かつ、製造工程における平面性と、使用時の
湾曲開封形状を維持するための保形性に優れるととも
に、表裏面に目立った凹凸が生ずることがなく、さら
に、ミシン目のように蓋体を表裏に貫通する貫通孔を持
たない蓋体の積層構造を提供する。 【解決手段】 包装容器の蓋体2は、表側から順に少な
くとも、紙層2a、プラスチック基材層2b及びヒートシー
ル性プラスチック層2dを積層してなり、かつ、少なくと
も開封方向における略中間部に、開封方向に対する直交
方向に延在する易湾曲帯状領域24を有してなる。そし
て、易湾曲帯状領域24には、プラスチック基材層2bを貫
通する複数本の平行ハーフカット罫23を形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般には、包装容
器に関し、特に、使用時、蓋体を一部開封して容器本体
内に湯を注ぎ、その後再度蓋体を元の閉位置に戻して内
容物を蒸らせるようにした、即席麺等の包装容器に関す
る。さらに詳しくは、本発明は、上面に円形開口を有す
る容器本体と、該容器本体の開口を閉鎖するものであっ
て積層構造に金属層を含まないシート状円形蓋体よりな
り、かつ、該蓋体の裏面周囲部分を、容器本体の開口を
形成する上周面にヒートシールするようにした包装容器
に関し、特に、蓋体を一部開封したときに、金属層を含
まないに拘わらずその湾曲開封状態が比較的よく維持さ
れるように改良した包装容器に関する。
【0002】
【従来の技術】図1に即席麺用の包装容器を示してい
る。周知のように、この種の包装容器は、容器本体1内
に即席麺及び薬味を充填した後には、蓋体2が、容器本
体の上部開口を形成する上周面2g(図2参照)にヒートシ
ールされる。図3に示すように、この蓋体は、一般に、
紙層2a、接着層2b、アルミ箔層2c及びヒートシール層2d
を含む積層構造を有している。この積層構造において、
アルミ箔層は、蓋体に保形性を与える機能を有してい
る。すなわち、このアルミ箔層は、製造工場において
は、100枚以上積み重ねられた個々の蓋体の平面性を
保持し、また、製品の使用時には、容器本体内に湯を注
ぐ際、一部開封された蓋体の湾曲開封状態を保持する
(図2参照)。
【0003】ところが、この包装容器は、蓋体の積層構
造にアルミ箔層、すなわち材料としての金属層を含むた
め、完成した製品の容器内に誤混入する可能性のある金
属異物を検査するための金属検知器が使用できないとい
う問題がある。また、使用済み包装容器の焼却時には、
焼却炉にアルミが付着するという不具合もある。
【0004】このような問題を解決するためには、蓋体
の積層構造中からアルミ箔層を外す必要がある。従来、
この種の包装容器において、アルミ箔層の代替物とし
て、プラスチック基材層を採用するとともに、図4に示
すように、蓋体の裏面に、押罫(ブレードによりエンボ
ス加工して形成した線状の凹溝)2f、又は表裏に貫通す
るミシン目を形成し、蓋体を一部開放するときに、この
押罫部分又はミシン目で蓋体が湾曲するように工夫した
改良案も提供されている(特開平10-329868号公報参照) しかしながら、この改良案によれば、エンボス加工に起
因して凹凸が裏面のみならず表面まで現われることにな
る。その結果、製造工程中、蓋体を100枚以上重ねる
と、隣接する蓋体間に空間ができる関係で安定しない。
従って、エンボス加工済みの蓋材ブランクを円形に打ち
ぬく工程等の作業に支障をきたすことになる。
【0005】一方、ミシン目の場合は、容器内の物の匂
いがミシン目を通って外部に漏れると言う別個の問題が
ある。
【0006】ところで、図2に示すように、容器本体2
内に湯を注ぐ最中は、一部開封して湾曲させた蓋体2の
湾曲開封状態が、仮令蓋体のつまみ部から手を離して
も、維持されていることが好ましい。従って、蓋体の開
封状態の湾曲形状を保持する保形性が極めて重要であ
る。
【0007】従来包装容器はアルミ箔層を積層構造に含
んでいたので、その保形性に問題はなかった。しかし、
アルミ箔層等の金属層を欠く蓋体の場合には、その保形
性を与えるための工夫をしなければならない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の解決
すべき技術的課題は、この種の包装容器において、蓋体
の積層構造中にアルミ箔層等の金属層を含まず、かつ、
製造工程における平面性と、使用時の湾曲開封形状を維
持するための保形性に優れるとともに、表裏面に目立っ
た凹凸が生ずることがなく、さらに、ミシン目のように
蓋体を表裏に貫通する貫通孔を持たない構造を提供する
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段・作用効果】上記課題を解
決するために、本発明に係る包装容器は次の構成を有す
る。
【0010】包装容器の大略構成自体は、従来例と同様
であって、上面に円形開口を有する容器本体と、該容器
本体の開口を閉鎖するシート状円形蓋体よりなり、該蓋
体の裏面周囲部分を、容器本体の開口を形成する上周面
にヒートシールするようにした構成を有している。そし
て、この包装容器の蓋体は、表側から順に少なくとも、
紙層、プラスチック基材層及びヒートシール性プラスチ
ック層を積層してなり、かつ、少なくとも開封方向にお
ける略中間部に、開封方向に対する直交方向に延在する
易湾曲帯状領域を有してなる。そして、易湾曲帯状領域
には、プラスチック基材層を貫通する複数本の平行ハー
フカット罫を形成している。
【0011】ハーフカット罫は、従来のミシン目と異な
って蓋体に貫通孔を付することにはならないので、包装
容器内の内容物の匂いが外部に殆ど漏れることはない
上、ミシン目のように腰が弱すぎることもなく、また、
押罫のように腰が強すぎることもない。そのため、後述
の実施例からも明らかなように、使用時に蓋体を一部開
封して湾曲させたとき、その湾曲開封状態が良好に維持
される。勿論、蓋体の積層構造中にはプラスチック基材
層が含まれているので、製造工程においても、特別の外
力が作用しない限りは、平面性を保持できる。
【0012】上記構成において、蓋体の上記易湾曲帯状
領域に形成される上記各ハーフカット罫の両端は、蓋体
のリング状ヒートシール部の内側で終端していることが
好ましい。使用時に、蓋体を一部開封する際には、蓋体
の周囲部分、すなわち、容器本体にヒートシールされて
いる円形周囲部分には、大きなせん断力が作用するた
め、下手をすれば、蓋体が裂ける虞がある。特に、ミシ
ン目を採用した従来例では、ミシン目が蓋体の外周まで
形成されているので、破れやすいという欠点があると同
時に、ミシン目の反つまみ部側において紙層がその下層
より剥離しやすく、その結果として蓋体を完全にきれい
に容器本体から取り外せず、下層が容器本体に残存する
と言う不具合が生じがちであった。しかし、本発明のよ
うに、各ハーフカットの両端を蓋体の外周より内側で終
端させることによって、一部開封時の蓋体の破れ等の不
具合を防止できる。
【0013】本発明は、従来の典型的即席麺用包装容器
に好適に適用することができる。従来の典型的即席麺用
包装容器の蓋体の直径寸法は80〜120mmである。この場
合、上記各ハーフカット罫間の間隔寸法は5.0〜10mmの
範囲であることが好ましい。また、上記易湾曲帯状領域
の幅寸法は、通常は、20〜40mmの範囲であるが、上記略
中間部から、蓋体開封開始部であるつまみ部基部まで延
在していてもよい。さらに、蓋体の易湾曲帯状領域の反
つまみ部側領域最端部は、蓋体の中心線から10mm以内と
するのがよく、ハーフカット罫は少なくとも3本である
ことが好ましい。
【0014】後述の実験結果からも明らかなように、上
記範囲の寸法構成と本数構成が、蓋体の保形性を良好に
維持し、かつ、ハーフカットを付することに起因する蓋
体表面の凹凸形状も見栄え上支障のない範囲である。ハ
ーフカットの間隔寸法が小さすぎると、上記凹凸形状が
目立つので見栄え上問題となる。また、易湾曲帯状領域
の幅寸法が小さすぎると、大きく湾曲させることができ
ないので、元の形状に戻りやすい。
【0015】プラスチック基材層を貫通する上記各ハー
フカット罫はヒートシール性プラスチック層で被覆され
ていてもよい。この構成は、蓋体に形成された一種の通
路であるハーフカットを表面側の紙層と裏面のヒートシ
ール性プラスチック層とで覆っているので、例え内容物
の匂いがきつくても、蓋体を開封しない限りは、匂いの
外部への漏れを完全に防止する。しかし、内容物の匂い
が通常のものであれば、各ハーフカットは、さらに、上
記ヒートシール性プラスチック層を貫通していても、匂
い漏れの問題はほとんど生じない。
【0016】なお、上記紙層とプラスチック基材層との
間に遮光層を積層すると、紙層を透過する外光を完全に
遮断できるので、内容物の劣化を効果的に防止できる利
点がある。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態につき
添付図面に従って詳細に説明する。
【0018】本実施形態に係る包装容器の全体形状は、
従来例として説明した図1のものと同一であって、上面
に円形開口を有する容器本体1と、該容器本体1の開口
を閉鎖するシート状円形蓋体2よりなる。蓋体2は、そ
の裏面周囲部分を、容器本体1の開口を形成する上周面
にヒートシールすることにより、容器本体に接着され
る。
【0019】シート状円形蓋体2の裏面を図5に示して
いる。蓋体は、容器本体の上周面2gに接着されて容器本
体を覆う円形本体部21と、該円形本体部から外側に延在
するつまみ部22から構成している。蓋体は、図6に示す
ように、複数層をラミネートしてなる積層構造を有して
いる。この積層構造は、表側から順に、紙層2a、紙層の
裏面に印刷してなる遮光層2j、接着層2b、プラスチック
基材層2e及びヒートシール性プラスチック層2dを積層し
てなる。
【0020】蓋体2は、図5に示すように、開封方向、
すなわちつまみ部22を通る直径方向における略中間部
に、開封方向に対する直交方向に延在する易湾曲帯状領
域24を形成している。
【0021】この易湾曲帯状領域24は、図6に図示し
た、プラスチック基材層23を貫通して紙層2aの裏面に略
達する複数本の平行ハーフカット罫23を形成してなる。
このハーフカット罫23は、ヒートシール性プラスチック
層2dにより覆われているので、表面及び裏面何れにも露
出していない。ハーフカット罫の変形例として、図6に
示したハーフカット罫23'でもよい。このハーフカット
罫23'はプラスチック基材層2eのみならず、ヒートシー
ル性プラスチック層2dをも貫通している。ハーフカット
罫は23より23'の方が湾曲し易い。
【0022】易湾曲帯状領域24に形成される各ハーフカ
ット罫23の両端は、蓋体の外周より内側、具体的には、
リング状円形ヒートシール部25の手前で終端している。
【0023】本実施形態に係る包装容器の蓋体の直径寸
法は従来の典型的寸法であって、具体的には、80〜120m
mの範囲である。そして、上記易湾曲帯状領域24の幅寸
法は、通常、20〜40mmの範囲に構成されるが、つまみ部
22の基部、すなわち、リング状ヒートシール部25の手前
まで延在していてもよい。上記蓋体の易湾曲帯状領域24
の反つまみ部側領域最端部24aは、蓋体の中心線Cから1
0mm以内に収めるのがよい。注湯時に蓋体を余り大きく
開封すると、再度蓋体を閉じたときに蓋体と容器本体と
の隙間が大きくなるので、蒸らし目的のためには不都合
である。そのため、蓋体の開封度合いの目安として、易
湾曲帯状領域の反つまみ部側領域最短部24aを上記の範
囲に収めるのがよく、それ以上大きくする必要はない。
【0024】また、上記各ハーフカット罫間の間隔寸法
は5.0〜10mmの範囲が好ましい。この範囲の間隔寸法で
あれば、蓋体の表裏に目立った凹凸は形成されない。こ
の寸法構成によれば、後述の実施例で明らかにされるよ
うに、蓋体開封時の湾曲開封状態をよく保形することが
でき、その結果、注湯時の蓋体の開口高さを大きく保持
することができる。易湾曲帯状領域内に形成されるハー
フカット罫の本数は少なくとも3本は必要である。2本
以下であると、緩やかに湾曲させることが困難である。
【0025】上記実施形態では、上記紙層2aとプラスチ
ック基材層2eとの間に遮光層2jを積層しているので、紙
層2aに多少透光性を有していても、この遮光層2jにより
外光は完全に遮断され、内容物の劣化を防止できる。
【0026】
【実施例】本発明者は、易湾曲帯状領域24をどの当たり
に形成するのが効果的であるか、また、ハーフカット罫
23をどの程度の間隔でどの程度の本数にするのが適切で
あるかにつき実験したところ、表1〜3に示す結果とな
った。
【0027】実験方法 直径が96mmの蓋体を有する略円筒状の即席麺用包装容器
を用意して実験した。実験方法は、図8に示すように、
蓋体2のつまみ部22に接着テープ27の一端を貼り付け、
他端を引張装置のハンド26に把持させ、ハンド26を一定
速度(300mm/min)で斜め後方に移動させて略半分程度開
封した。
【0028】実験結果
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】
【表3】
【0031】表1〜3は、ハーフカット領域幅(=易湾
曲帯状領域幅)とハーフカット間隔とを変化させた複数
枚の蓋体を用意して実験した結果を示している。表1の
実験では、ハーフカットは、図6中符号23'で示される
方を採用した。表2及び表3の実験では、ハーフカット
を蓋体の略中間部からつまみ部基部まで施した蓋体を用
いて行った結果を示している。そして、表2では、図6
中符号23'で示される方のハーフカットを、また、表3
では、図6中符号23で示される方のハーフカットを採用
した。表中の矢印はハーフカットの施されている領域を
示している。表2、3中、PET12は12μ厚みのポリエス
テル層、PE20は20μ厚みのポリエチレン層、PR20は20μ
厚みのイージーピール性を有する熱接着性プラスチック
層、EMAA20は20μ厚みのエチレン−メタアクリル酸共重
合体層を意味している。
【0032】前記したように、即席麺用包装容器の場合
は、蓋体の開封後に湯を注ぐ関係で、蓋体の開口高さが
高い程都合がよい。この観点から見ると、ハーフカット
領域の幅は、表1からわかるように、小さ過ぎるのも大
きすぎるのも不適当であって、30mm程度の幅寸法が最適
であり、その幅寸法の範囲内では、ハーフカット間隔が
2.5〜10.0mmの範囲が好適である。ただし、ハーフカッ
ト間隔が2.5〜5.0の程度の場合は、蓋体の表裏に凹凸が
目立つ傾向があるので、ハーフカット間隔は、結局、5.
0〜10.00mmが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の包装容器を示す斜視図である。
【図2】 図1の包装容器の蓋体を一部開封して、湯を
注いでいる状態を示す斜視図である。
【図3】 図1の蓋体の積層構造を示す要部断面図であ
る。
【図4】 図1の蓋体の易湾曲領域を押罫で構成してな
る従来例を示す要部断面図である。
【図5】 本発明の1実施形態に係る蓋体の裏面図であ
る。
【図6】 図5の蓋体の積層構造を示す要部断面図であ
る。
【図7】 蓋体を一部開封したときの、蓋体の開口高さ
を示す説明図である。
【図8】 実験要領を示す説明図である。
【符号の説明】
1 容器本体 2 蓋体 2a 紙層 2b プラスチック基材層 2c アルミ箔層 2d ヒートシール性プラスチック層 2e プラスチック基材層 2f 押罫 2g 上周面 2h 圧縮部 2j 遮光層 21 円形本体部 22 つまみ部 23,23' ハーフカット罫 24 易湾曲帯状領域 24a 易湾曲帯状領域の反つまみ部側領域最端部 25 ヒートシール部 26 ハンド 27 接着テープ h 開口高さ C 中心線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木林 眞美 大阪府大阪市淀川区西中島4丁目1番1号 日清食品株式会社内 (72)発明者 井出 理江 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 徳永 智子 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 3E067 AA11 AB01 BC07A CA12 CA24 EA06 EA34 EA37 EB05 EB17 EC23 GD10 3E084 AA02 AA06 AA12 AA24 AA34 AB10 BA01 BA09 CA01 CB01 CB03 CB04 CC03 CC07 CC08 FD13 GB08 GB17 LA02 LA07 LB02 LB07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に円形開口を有する容器本体(1)
    と、該容器本体の開口を閉鎖するシート状円形蓋体(2)
    よりなり、かつ、該蓋体の裏面周囲部分を、容器本体の
    開口を形成する上周面にヒートシールするようにした包
    装容器において、 蓋体(2)は、表側から順に少なくとも、紙層(2a)、プラ
    スチック基材層(2b)及びヒートシール性プラスチック層
    (2d)を積層してなり、かつ、少なくとも開封方向におけ
    る略中間部に、開封方向に対する直交方向に延在する易
    湾曲帯状領域(24)を有してなり、 易湾曲帯状領域(24)には、プラスチック基材層(2b)を貫
    通する複数本の平行ハーフカット罫(23,23')を形成して
    なることを特徴とする包装容器
  2. 【請求項2】 上記蓋体(2)の直径寸法は80〜120mmで
    あり、上記各ハーフカット罫(23,23')間の間隔寸法は5.
    0〜10.0mmであることを特徴とする請求項1記載の包装
    容器。
  3. 【請求項3】 上記蓋体(2)の直径寸法は80〜120mmで
    あり、上記蓋体に形成した上記易湾曲帯状領域(24)の幅
    寸法は20〜40mmであることを特徴とする請求項1又は2
    記載の包装容器。
  4. 【請求項4】 上記蓋体(2)の易湾曲帯状領域(24)は、
    上記略中間部から、蓋体開封開始部であるつまみ部基部
    までの領域であることを特徴とする請求項1又は2記載
    の包装容器。
  5. 【請求項5】 上記蓋体(2)の易湾曲帯状領域(24)の反
    つまみ部側領域最端部(24a)は、蓋体の中心線(C)から1
    0mm以内であり、ハーフカット罫(23,23')は少なくとも
    3本であることを特徴とする請求項1、3又は4のいず
    れかの包装容器。
  6. 【請求項6】 上記蓋体(2)の上記易湾曲帯状領域(24)
    に形成される上記各ハーフカット罫(23,23')の両端は、
    蓋体(2)のリング状ヒートシール部(25)の内側で終端し
    ていることを特徴とする請求項1記載の包装容器。
  7. 【請求項7】 上記蓋体(2)の各ハーフカット罫(23)
    は、ヒートシール性プラスチック層(2d)で被覆されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の包装容器。
  8. 【請求項8】 上記蓋体(2)の各ハーフカット罫(23)
    は、さらに、上記ヒートシール性プラスチック層(2d)を
    貫通していることを特徴とする請求項1記載の包装容
    器。
  9. 【請求項9】 上記紙層(2a)とプラスチック基材層(2b)
    との間に遮光層(2j)を積層したことを特徴とする請求項
    1記載の包装容器。
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Citations (5)

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