JP5391608B2 - 蓋材 - Google Patents
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Description
質が安定し難い。また、湯切り孔の形状やサイズに制約が生じ、特にそうめん、日本そばのような細麺やクスクスのような粒上の麺、または米などの穀類の湯切りには使用出来ないという欠点がある。
全体の概略の形状が容器の開口部の外縁がなす形状と略同じになっていて、外縁部の一部には外側に向かって開封用タブが、それと対峙する外縁部の他の部分には外側に向かって湯切り用タブがそれぞれ突出するように設けられており、これら2つのタブの間には紙層を貫通する切り込みが設けられていてこの切り込みにより蓋材領域が区分けされていると共に、湯切り用タブの容器開口部の外縁に沿った箇所には不織布層を貫通する切り込み線が設けられていることを特徴とする蓋材である。
スパンボンド法により製造された、芯部はポリエステル繊維で鞘部はポリエチレン繊維となっている不織布、もしくは、接着樹脂層と接する側はポリエステル繊維層で容器の開口部と接する側はポリエチレン繊維層となっている不織布のいずれかからなることを特徴とする。
するため、ハーフカット精度の管理や剥離時の孔部落下による異物混入が回避され、製品品質の安定化を実現し、また孔サイズの制約が無いことから、細麺やクスクスなどの多様な内容物を収納した容器での湯切りを可能とする。
ET)繊維が強度を保持するように働くためにピール適性にも優れるようになる。また、接着樹脂層側にポリエステル繊維層、容器との被着面側にポリエチレン繊維層が位置する2層構成の不織布であると、ポリエステル繊維層により、シール性、ピール性が優れるようになり、また基材強度がポリエチレン繊維層により保持されるために坪量を小さくでき、湯切り適性にも優れるようになる。
K7127に準拠)の範囲とすることにより、紙層1もしくは布織布6層の材破を起こり難くし、しかも製造工程においてデラミネーションなどの不具合が発生し難くすることができる。層間剥離強度は、好ましくは200〜500mN/15mm程度の範囲にあればよい。
りが的確に行えるようになる(図2参照)。
ストラマイティー ME1025、坪量;25g/m2)を使用し、他の積層構成、加工工程については実施例1と同条件で実施例2に係る蓋材原反を作製した。
LN2020、坪量;20g/m2)を使用し、他の積層構成、加工工程については実施例1と同条件で、比較のための実施例4に係る蓋材原反を作製した。
[評価手法]
(ピール適性)
開封用タブより容器中央付近に設けられた1本目のミシン目まで蓋材を開封し、注湯口を開口した。この時、蓋材の材破が発生した場合を×、適性なピール感で剥離可能な場合を○とした。
(湯切り適性)
開封用タブより容器中央付近に設けられた1本目のミシン目まで蓋材を開封して確保された注湯口から定量お湯を注湯して開口用タブを再封して蒸らした後、湯切り用タブより容器中央のミシン目加工線まで蓋材の不織布層を除いた部分を剥離して不織布層面を露出させた後、容器を傾けて不織布層の部分から湯の排出を行なった。湯の排出時間が30秒以下である場合は○、それ以上掛かる、もしくは湯切りが出来ない場合を×とした。
と、容器側に残っている蓋材の湯切り領域も一挙に容器側から剥離除去することが出来る。また、本発明の湯切り機能は不織布層が担っているため、従来の蓋材のように下蓋にのみハーフカット加工を施す等の湯切り孔を別途設ける加工をする必要がなく、その製造に当たっては、安定した製品品質を保つことが可能である。
2・・・インキ層
3・・・接着層
4・・・アルミニウム箔層
5・・・接着樹脂層
6・・・不織布層
10、20・・・蓋材
21・・・開封用タブ
22・・・湯切り用タブ
23・・・切り込み
24・・・切り込み線
Claims (5)
- 内容物を収納する容器の開口部にシールして容器を密封するために用いられる湯切り機能を有する蓋材であって、少なくとも紙層、接着樹脂層、不織布層がこの相対的順序で積層一体化されていて、不織布層はヒートシール性を有しており、それを構成する不織布の坪量が10〜30g/m2で、かつこの不織布と容器の開口部とのシール部分における剥離強度が0.5〜10N/15mm(JIS K7127に準拠)に設定されており、
全体の概略の形状が容器の開口部の外縁がなす形状と略同じになっていて、外縁部の一部には外側に向かって開封用タブが、それと対峙する外縁部の他の部分には外側に向かって湯切り用タブがそれぞれ突出するように設けられており、これら2つのタブの間には紙層を貫通する切り込みが設けられていてこの切り込みにより蓋材領域が区分けされていると共に、湯切り用タブの容器開口部の外縁に沿った箇所には不織布層を貫通する切り込み線が設けられていることを特徴とする蓋材。 - 前記不織布層は、乾式のスパンボンド法により製造された、芯部はポリエステル繊維で鞘部はポリエチレン繊維となっている不織布、もしくは、接着樹脂層と接する側はポリエステル繊維層で容器の開口部と接する側はポリエチレン繊維層となっている不織布のいずれかからなることを特徴とする請求項1記載の蓋材。
- 前記接着樹脂層と不織布層の層間剥離強度が、100〜1000mN/15mm(JIS K7127に準拠)の範囲にあることを特徴とする請求項1または2記載の蓋材。
- 前記接着樹脂層は、ポリプロピレン樹脂層、ポリエチレン樹脂層、エチレン酢酸ビニル共重合体のいずれかを主体とする樹脂、あるいはこれらの樹脂のいずれかを主体とし、軟化点70〜110℃のWAX成分を含む樹脂からなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の蓋材。
- 紙層を貫通するように設けられている前記切り込みと、不織布層を貫通するように設けられている前記切り込み線により囲まれた部分が湯切り領域となっていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の蓋材。
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