JP4231173B2 - 湯切り孔付き蓋材 - Google Patents
湯切り孔付き蓋材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4231173B2 JP4231173B2 JP31897799A JP31897799A JP4231173B2 JP 4231173 B2 JP4231173 B2 JP 4231173B2 JP 31897799 A JP31897799 A JP 31897799A JP 31897799 A JP31897799 A JP 31897799A JP 4231173 B2 JP4231173 B2 JP 4231173B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cut
- lid
- hot water
- layer
- line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Package Specialized In Special Use (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、カップ入り焼きそば等のように、熱湯を注いで麺を一定時間ゆがいた後に湯切りを行う容器に使用する湯切り孔付き蓋材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、カップ入り焼きそばの包装容器としては、発泡ポリスチレンからなる成形容器に焼きそばを収納し、湯切り孔となる切込が形成されたプラスチック成形蓋を被せて、全体を収縮フィルムにて収縮包装した包装形態のものが一般的に使用されているが、上記の包装容器の場合には、発泡ポリスチレンの成形容器に湯切り孔となる切込が形成されたプラスチック成形蓋が嵌合により取り付けられているだけであるので、完全密封されておらず保管中に内容物の匂いが外部に漏れ出すという欠点があるとともに、容器内に熱湯を注いで麺をゆがいた後に湯切りする際、プラスチック成形蓋と容器の隙間から熱湯が漏れだして火傷をするおそれがある等の欠点があった。
上記の欠点を改良した、容器に熱接着により取り付ける蓋材として、外蓋と内蓋とが離型層を介して部分的に剥離可能に積層され、外蓋を部分的に剥離して切目線に沿って切り取ることにより内蓋に湯切り孔が形成されるように構成された蓋材が知られているが、この構成の蓋材においては外蓋を部分的に剥離して切目線に沿って切り取る際に直線状に切り取り難いという欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、密封性が良いので臭いが外部に漏れだすことがなく且つ外蓋を部分的に剥離して切り取ることにより簡単に湯切り孔を形成することができる湯切り孔付き蓋材を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
外蓋と、内面に熱接着性樹脂層を備えた内蓋とが離型層を介して部分的に剥離可能に積層されてなり、外蓋に周縁上の2点を結ぶ切目線が形成されるとともに、内蓋には離型層に対向して湯切り孔用切込が形成されており、周縁上の一方の点から切目線に沿って外蓋を内蓋から剥離して切り取ることにより内蓋に湯切り孔が形成されるように構成された蓋材において、切目線がコ字状切目と非切目部からなりコ字状切目の開いた側が蓋材の中央部側を向くように直線状に配列された形状からなる湯切り孔付き蓋材であるので、外蓋を内蓋から部分的に剥離させて外蓋を切り取り内蓋に湯切り孔を形成させる際に、外蓋を切目線に沿って直線状に簡単に切り取ることができる。また、蓋材が容器口部に熱接着されて密封されるので内容物の臭いが外部に漏れ出すことがない。
【0005】
上記湯切り孔付き蓋材において、切目線が複数本平行に形成され且つ隣接する切目線における非切目部がコ字状切目の略中央部に位置するように配列された構成とすることにより、外蓋の切り取りを開始した後にいずれかの切目線に沿って直線状に切り取ることができる。
【0006】
上記湯切り孔付き蓋材において、蓋材の中央部側に位置する切目線の切り取りを開始する端部が長い直線切目とされた構成とすることにより、長い直線切目の部分から容易に外蓋の切り取りを開始することができる。
【0007】
上記湯切り孔付き蓋材において、外蓋が紙層からなり、内蓋がポリエチレン層とアルミニウム箔と熱接着性樹脂層からなる構成とすることにより、紙層からなる外蓋に切目線を正確な形状で形成することができるので、切目線に沿って外蓋が切り取りやすくなる。また、蓋材のガスバリヤー性がよくなるので内容物の匂いが外部に漏れ出すことがないとともに蓋材のカールが少なくなるので容器に熱接着する際の作業性がよくなる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を引用して本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の第1実施形態を示す平面図、図2は図1のI−I断面図、図3は本発明の第1実施形態の切目線を示す部分拡大図、図4は本発明の第1実施形態の蓋材を容器に接着した後に外蓋を部分的に剥離して切り取り湯切り孔を形成させた状態の平面図、図5は図4のII−II断面図、図6は本発明の第2実施形態の蓋材の切り取り開始部における切目線を示す部分拡大図、図7は本発明の第3実施形態の切り取り開始部における切目線を示す部分拡大図であり、1は蓋材、2a, 2bは摘み部、3は切目線、4はコ字状切目、4aは直線切目、4a' は長い直線切目、4b,4cは斜線切目、5は非切目部、6は湯切り孔用切込、7は剥離開始用切込、8は湯切り孔、9は容器、10は外蓋、11は印刷層、12は紙層、13は離型層、20は内蓋、21はポリエチレン層、22はアルミニウム箔層、23は熱接着性樹脂層をそれぞれ表す。
【0009】
本発明の第1実施形態は、図1、図2に示すとおり、平面形状は四角形状であり、外蓋10と内蓋20が部分的な離型層13を介して部分的に剥離可能に積層された構成の蓋材1であって、一方の角部に隣接する側端に外方へ突出する摘み部2aが延設されるとともに一方の角部と対向する他方の角部に外方へ突出する摘み部2bが延設されており、摘み部2aの端縁から一方の角部を斜めによぎり蓋体1の周端に達する、コ字状切目4と非切目部5が直線状に配列された2本の切目線3が外蓋10を貫通するように形成されており、切目線3より一方の角部側において内蓋20に湯切り孔用切込6が形成されるとともに、摘み部2aの内側において内蓋20に剥離開始用切込7が形成されている構成である。2本の切目線3はそれぞれコ字状切目4の開いた側が蓋材1の中央を向くように、且つ一方の切目線3のコ字状切目4が他方の切目線3の非切目部5と対向するように配列されている。
【0010】
蓋材1の切目線3および湯切り孔用切込6と剥離開始用切込7が形成された部分の断面形状は、図2に示すように、外面から順に、印刷層11と紙層12と部分的に形成された離型層13からなる外蓋10と、ポリエチレン層21とアルミニウム箔層22と熱接着性樹脂層23からなる内蓋20が積層された構成からなり、切目線3より一方の角部側における紙層12面に、湯切り孔用切込6の中央部に対応する部分および摘み部2aの外周部分を除いて、部分的に離型層13が形成されている。切目線3は外蓋10を構成する紙層12を貫通する状態で形成され、湯切り孔用切込6と剥離開始切目7はポリエチレン層21とアルミニウム箔層22と熱接着性樹脂層23からなる内蓋20を貫通する状態で形成されている。
【0011】
上記の構成の蓋材1を、摘み部2aを掴んで斜め上方に引っ張ることにより、剥離開始用切込7にて内蓋20が切れ、外蓋10に形成された離型層13と内蓋20のポリエチレン層21間で外蓋10が内蓋20から剥離するとともに、切目線3に沿って外蓋10が切れるので外蓋10を部分的に剥離させて除去することができる。外蓋10を部分的に剥離させて除去する際に、湯切り孔用切込6の中央部に対応する部分に離型層13が形成されておらず外蓋10の紙層12と内蓋20のポリエチレン層21が強く接着しているので、湯切り孔用切込6に囲まれた部分の内蓋20が外蓋10に接着した状態で抜き取られて湯切り孔が形成されるものである。
【0012】
切目線3は、図3に示すように、斜線切目4bと直線切目4aと斜線切目4cからなるコ字状切目4と非切目部5が直線状に配列された形状であって、コ字状切目4の開いた側が蓋材1の中央を向くように配列されているものである。この形状とすることにより、摘み部2aを掴んで斜め上方に引っ張り外蓋10を剥離させて切目線3に沿って外蓋10を切り取る際に、コ字状切目4の斜線切目4bと直線切目4aと斜線切目4cに沿って切れ、斜線切目4cにて切れた後に隣接するコ字状切目4との間の非切目部5を切る際に、外蓋10を切り取る力が切目線3の方向より外方を向くように加わった場合でも、斜線切目4cにて切った後に更に斜線切目4cの方向に切れようとする力とが合成されるので、斜線切目4cの端からやや外方を向いて切れた場合でも、隣接するコ字状切目4の斜線切目4bに達する状態となるので、切目線3に沿って直線状に切り取ることができるものである。また、2本ないしは3本の切目線3を所定間隔をおいて、隣接する切目線3における非切目部5がコ字状切目4の直線切目4aに対向するように配列しておくことにより、摘み部2aの端縁から外蓋10の切り取りを開始して、切目線3から外れることなく直線状に外蓋10を切り取ることができる。
【0013】
本発明の第2実施形態は、切目線3の端縁の形状が異なる以外は第1実施形態と同じ構成である。2本の切目線3のうち蓋材1の中央側に位置する切目線3の外蓋10の引き裂きを開始する摘み部2aの端縁において、図6に示すように、蓋材1の周端に達する長い直線切目4a' とされるとともに、蓋材1の摘み部2aのある角部側に位置する切目線3の端縁が蓋材1の周端に達しないように短くされている。第2実施形態では、摘み部2aの端縁から長い直線切目4a' に沿って容易に外蓋10の切り取りを開始できるとともに、長い直線切目4a' のある切目線3に沿って外蓋10を切り取ることができる。一般に、外蓋10を切り取る場合には蓋材1の外側方向に向く力が加わるのが普通であり、切目が外側にそれた場合でも外側に位置する切目線3に沿って直線状に外蓋10を切り取ることができる。
【0014】
本発明の第3実施形態は、3本の切目線3からなり切目線3の端縁の形状が異なる以外は第1実施形態と同じ構成である。3本の切目線3のうち中央に位置する切目線3の外蓋10の引き裂きを開始する摘み部2aの端縁において、図7に示すように、蓋材1の周端に達する長い直線切目4a' とされているとともに、蓋材1の摘み部2aのある角部側に位置する両側の切目線3の端縁が蓋材1の周端に達しないように短くされている。第3実施形態においては、摘み部2aの端縁から長い直線切目4a' に沿って容易に外蓋10の切り取りを開始できるとともに、長い直線切目4a' のある切目線3に沿って外蓋10を切り取ることができる。また、外蓋10を切り取る際に切目が内側方向にそれた場合でも蓋材1の中央側に位置する切目線3に沿って直線状に外蓋10を切り取ることができる。
【0015】
実施形態の蓋材1をカップ入り焼きそば等の容器9の口部に熱接着した後に、蓋材1の摘み部2aを掴んで斜め上方に引っ張ることにより、外蓋10を部分的に剥離させて切目線3に沿って切り取り蓋材1に湯切り孔8を形成させた状態の平面形状は図4に示すとおりであって、切目線3に沿って外蓋10が切り取られた部分に複数の湯切り孔8が形成される。
【0016】
外蓋10が部分的に剥離させて切り取られ湯切り孔8が形成された部分および切り取った外蓋10の断面形状は図5に示すとおりである。蓋材1の摘み部2aを掴んで斜め上方に引っ張ることにより、外蓋10が部分的な離型層13とポリエチレン層21間で剥離して、湯切り孔用切込6の内部の内蓋20および剥離開始用切込7の外側の内蓋20の部分が外蓋10の紙層12面に接着した状態で外蓋10が剥離し、剥離した外蓋10が切目線3に沿って切り取られて内蓋20に複数の湯切り孔8が形成される。湯切り孔用切込6の中央部に対応する部分には離型層13が形成されていないため、その部分において紙層12とポリエチレン層21が強く接着しており、湯切り孔用切込6に囲まれた部分を確実に抜き取って内蓋20に湯切り孔8を形成することができる。
【0017】
本発明の実施形態では蓋材の平面形状を四角形状としているが形状は任意であって円形状とすることもできる。平面形状が四角形状の場合には実施形態のように相対する角部を結ぶ中心線の両側にそれぞれ摘み部を設け、また、平面形状が円形状の場合には中心線の両側にそれぞれ摘み部を設け、一方の摘み部により蓋材を容器から部分的に剥離させて開口させるとともに他方の摘み部により外蓋を部分的に剥離して切り取り湯切り孔を形成できる。
【0018】
離型層を形成する樹脂としては、硝化綿、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ブチラール樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体等の単体ないしは混合物が使用できる。必要により少量のシリコーン等を添加してもよい。離型層は上記の樹脂からなるインキを使用して紙面にグラビア印刷等により印刷することにより形成される。離型層はベタ印刷版ないしは網点印刷版を使用して印刷することにより形成される。上記の樹脂の種類および網点印刷版の網点面積率により離型層とポリエチレン層間の剥離強度を調節することが可能である。
【0019】
本発明の湯切り孔付き蓋材における紙層としては坪量が70〜120gのコート紙等が使用される。熱接着性樹脂層としては、熱溶融押出しラミネーションできるエチレン−酢酸ビニル共重合体を主成分とする樹脂が使用できる。熱接着性樹脂層はアルミニウム箔層面に直接押出ラミネーションしてもよいし、押出ポリエチレン層を介して積層してもよい。外蓋の構成としては、例えば、印刷層/紙100g/部分離型層等であり、内蓋の構成としては、ポリエチレン20μ/アルミニウム箔15μ/熱接着性樹脂層25μ、ポリエチレン20μ/アルミニウム箔7μ/ポリエチレン20μ/熱接着性樹脂層25μ等である。
【0020】
本発明の湯切り孔付き蓋材を製造する方法は下記のとおりである。ロール状の紙を使用しグラビア印刷等により紙の表面に印刷層を形成すると同時に紙の裏面に印刷層と見当を合わせて離型層を印刷することにより外蓋用基材を作製する。印刷層と離型層を形成した外蓋用基材に、印刷層および離型層に見当を合わせた所定位置に紙層を貫通する切目線を形成するのであるが、第1実施形態の場合にはコ字状切目と非切目部からなる切目線を仕上がり線より外側に出るように所定位置に形成し、第2実施形態の場合にはコ字状切目と非切目部からなり端縁のコ字状切目が長い直線切目を有する変形切目として、長い直線切目の端縁が仕上がり線より外側に出るように所定位置に形成し、第3実施形態の場合には3本の切目線を形成し中央に位置する切目線をコ字状切目と非切目部からなり端縁のコ字状切目が長い直線切目を有する変形切目として、長い直線切目の端縁が仕上がり線より外側に出るように所定位置に形成する。
【0021】
次いで、印刷層と離型層と切目線を形成した紙層の離型層を形成した面にポリエチレンの押出ラミネーションによりアルミニウム箔を積層するとともにアルミニウム箔面に熱接着性樹脂層を押出ラミネーションにより積層するか、ないしは印刷層と離型層と切目線を形成した紙の離型層を形成した面にポリエチレンの押出ラミネーションによりアルミニウム箔を積層するとともにアルミニウム箔面にポリエチレンを押出ラミネーションした後にそのポリエチレン面に熱接着性樹脂層を押出ラミネーションして積層することにより蓋材用の積層体を作製する。その後、蓋材用の積層体の熱接着性樹脂層面から所定位置にハーフカットを施すことにより、ポリエチレン層とアルミニウム箔層と熱接着性樹脂層ないしはポリエチレン層とアルミニウム箔層とポリエチレン層と熱接着性樹脂層を貫通する剥離開始切込および湯切り孔用切込を形成する。最後に、所定位置にて断裁して打ち抜くことにより蓋材を作製することができる。
【0022】
【発明の効果】
外蓋と、内面に熱接着性樹脂層を備えた内蓋とが離型層を介して部分的に剥離可能に積層されてなり、外蓋に周縁上の2点を結ぶ切目線が形成されるとともに、内蓋には離型層に対向して湯切り孔用切込が形成されており、周縁上の一方の点から切目線に沿って外蓋を内蓋から剥離して切り取ることにより内蓋に湯切り孔が形成されるように構成された蓋材において、切目線がコ字状切目と非切目部からなりコ字状切目の開いた側が蓋材の中央部側を向くように直線状に配列された形状からなる湯切り孔付き蓋材であるので、外蓋を内蓋から部分的に剥離させて外蓋を切り取り内蓋に湯切り孔を形成させる際に、外蓋を切目線に沿って直線状に簡単に切り取ることができる。また、蓋材が容器口部に熱接着されて密封されるので内容物の臭いが外部に漏れ出すことがない。
上記湯切り孔付き蓋材において、切目線が複数本平行に形成され且つ隣接する切目線における非切目部がコ字状切目の略中央部に位置するように配列された構成とすることにより、外蓋の切り取りを開始した後にいずれかの切目線に沿って直線状に切り取ることができる。
上記湯切り孔付き蓋材において、蓋材の中央部側に位置する切目線の切り取りを開始する端部が長い直線切目とされた構成とすることにより、長い直線切目の部分から容易に外蓋の切り取りを開始することができる。
上記湯切り孔付き蓋材において、外蓋が紙層からなり、内蓋がポリエチレン層とアルミニウム箔と熱接着性樹脂層からなる構成とすることにより、紙層からなる外蓋に切目線を正確な形状で形成することができるので、切目線に沿って外蓋が切り取りやすくなる。また、蓋材のガスバリヤー性がよくなるので内容物の匂いが外部に漏れ出すことがないとともに蓋材のカールが少なくなるので容器に熱接着する際の作業性がよくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す平面図。
【図2】図1のI−I断面図。
【図3】本発明の第1実施形態の切目線を示す部分拡大図。
【図4】本発明の第1実施形態の蓋材を容器に接着した後に外蓋を部分的に剥離して切り取り湯切り孔を形成させた状態の平面図。
【図5】図4のII−II断面図。
【図6】本発明の第2実施形態の切り取り開始部における切目線を示す部分拡大図。
【図7】本発明の第3実施形態の切り取り開始部における切目線を示す部分拡大図。
【符号の説明】
1 蓋材 10 外蓋
2a, 2b 摘み部 11 印刷層
3 切目線 12 紙層
4 コ字状切目 13 離型層
4a 直線切目 20 内蓋
4a' 長い直線切目 21 ポリエチレン層
4b,4c 斜線切目 22 アルミニウム箔層
5 非切目部 23 熱接着性樹脂層
6 湯切り孔用切込
7 剥離開始用切込
8 湯切り孔
9 容器
Claims (5)
- 外蓋と、内面に熱接着性樹脂層を備えた内蓋とが離型層を介して部分的に剥離可能に積層され、外蓋の周縁上の2点を結ぶ切目線によって第1領域と第2領域に区画された蓋材であって、
第1領域において前記離型層に対向して湯切り孔用切込が内蓋に形成されており、周縁上の一方の点から前記切目線に沿って、第1領域に位置する外蓋を内蓋から剥離して切り取ることにより、第1領域に位置する内蓋に湯切り孔が形成されるように構成されていて、
前記切目線はコ字状切目と非切目部からなり、コ字状切目の開いた側が第2領域側を向くように直線状に配列されていることを特徴とする、湯切り孔付き蓋材。 - 前記切目線が複数本平行に形成され、
隣接する切目線において、一方の切目線における非切目部が、他方の切目線のコ字状切目の略中央部に相対向するよう配列されていることを特徴とする、請求項1記載の湯切り孔付き蓋材。 - 前記切目線が2本形成されていて、第2領域側に位置する切目線の切取りを開始する端部が、外蓋の周縁に達するまで直線状に延在していることを特徴とする、請求項2記載の湯切り孔付き蓋材。
- 前記切目線が3本形成されていて、中央に位置する切目線の切取りを開始する端部が、外蓋の周縁に達するまで直線状に延在していることを特徴とする、請求項2記載の湯切り孔付き蓋材。
- 前記外蓋が紙層からなり、前記内蓋がポリエチレン層とアルミニウム箔層と熱接着性樹脂層の積層体からなることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の湯切り孔付き蓋材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31897799A JP4231173B2 (ja) | 1999-06-16 | 1999-11-10 | 湯切り孔付き蓋材 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16941499 | 1999-06-16 | ||
JP11-169414 | 1999-06-16 | ||
JP31897799A JP4231173B2 (ja) | 1999-06-16 | 1999-11-10 | 湯切り孔付き蓋材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001058679A JP2001058679A (ja) | 2001-03-06 |
JP4231173B2 true JP4231173B2 (ja) | 2009-02-25 |
Family
ID=26492755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31897799A Expired - Fee Related JP4231173B2 (ja) | 1999-06-16 | 1999-11-10 | 湯切り孔付き蓋材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4231173B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4863037B2 (ja) * | 2001-07-30 | 2012-01-25 | 大日本印刷株式会社 | 容器 |
-
1999
- 1999-11-10 JP JP31897799A patent/JP4231173B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001058679A (ja) | 2001-03-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4138123B2 (ja) | 湯切り孔付き蓋材 | |
JP4231158B2 (ja) | 湯切り孔付き蓋材 | |
KR100948324B1 (ko) | 온수 조절 구멍이 형성된 덮개 재료 | |
JP3949985B2 (ja) | 湯切り孔付き蓋材 | |
JP2010143583A (ja) | 密封容器 | |
JP4912712B2 (ja) | 湯切り孔付き蓋材 | |
JP4231173B2 (ja) | 湯切り孔付き蓋材 | |
JP4090550B2 (ja) | 蓋材及びその製造方法 | |
JP4614298B2 (ja) | 湯切り孔付き蓋材 | |
JP2007168906A (ja) | 湯切り孔付き蓋材 | |
JP4724978B2 (ja) | 湯切り孔付き蓋材 | |
JP3971262B2 (ja) | 湯切り孔付き蓋材 | |
JP3892731B2 (ja) | 湯切り孔付き蓋材 | |
JP5152289B2 (ja) | 湯切り孔付き蓋材 | |
JP3933481B2 (ja) | 湯切り孔付き蓋材 | |
JP4231311B2 (ja) | シート状蓋体 | |
JP3949970B2 (ja) | 湯切り孔付き蓋材 | |
JP4795254B2 (ja) | 湯切り孔付き蓋材 | |
JPH11278555A (ja) | 湯切り孔付き蓋材 | |
JP4915410B2 (ja) | 湯切り孔付き蓋材 | |
JP4724977B2 (ja) | 湯切り用蓋材 | |
JP4184925B2 (ja) | 湯切り孔付き蓋材 | |
JP3838580B2 (ja) | イージーオープン性を有する蓋材および該蓋材を用いた容器 | |
JP2005067673A (ja) | 湯切り孔付き蓋材 | |
JP2007331772A (ja) | 湯切り機能付き蓋材及びシュリンク包装 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060831 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080815 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080819 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20081003 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081017 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20081111 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20081205 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4231173 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111212 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121212 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121212 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131212 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |