JP4614298B2 - 湯切り孔付き蓋材 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、カップ入り焼きそば等のように、麺に熱湯を注いで一定時間放置した後、湯切りを行う容器に使用する湯切り孔付き蓋材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、カップ入り焼きそばは、発泡ポリスチレン等からなる容器に焼きそばを収納し、湯切り孔となる切込が形成されたプラスチック成形蓋が被せられ、全体を収縮フィルムにて収縮包装した包装形態のもの、ないしは発泡ポリスチレン等からなる容器に焼きそばを収納し、箸等により突き刺すことにより湯切り孔を形成できるようにした紙とアルミニウム箔の積層体からなる蓋材を容器に熱接着して取り付け、全体を収縮フィルムにて収縮包装した包装形態のもの等が知られている。しかしながら、上記前者の包装形態の容器を使用した場合には、プラスチック成形蓋に湯切り孔となる切込が形成されているのでガスバリヤー性がない上に完全密封されていないために、保管中に内容物の匂いが外部に漏れ出すという欠点があった。また、後者の包装形態の容器を使用した場合には、湯切りする際に蓋材の所定箇所を箸等で突き刺して孔を開ける必要があり、孔を開けるのが煩雑である上に熱湯が入った容器の上から蓋材を突き刺す際に火傷をするおそれがある等の欠点があった。
【0003】
上記の欠点を改良した蓋材として、特開2000−109141号公報に記載されているような、開封用つまみと排湯口開口用のつまみを有し、基材とこれを被覆する表面シートが接着剤層を介して積層され、基材と表面シートとの層間に離型材の塗布された剥離領域と、該剥離領域内に配置された非剥離領域と、剥離領域に隣接して配置された他の非剥離領域とに区画され、前記剥離領域内にある非剥離領域内には排湯口開口部形成用ハーフカットが、内面側となる基材から接着剤層に至る範囲で形成され、剥離領域と隣接する非剥離領域とに境界線に沿って直線的に表面シートに剥離用ハーフカットが形成された構成からなり、排湯口開口用のつまみを掴んで表面シートを基材面から剥離して排湯口開口部形成用ハーフカットにて切り取ることにより排湯口開口を形成できるようにした蓋材が記載されている。しかしながら、この構成の蓋材においては、剥離領域内にある非剥離領域内に排湯口開口部形成用ハーフカットを形成する構成であるため、剥離領域内に非剥離領域を形成して、その非剥離領域内に排湯口開口部形成用ハーフカットを形成するため、非剥離領域の形成及び非剥離領域と排湯口開口部形成用ハーフカットとの見当合わせを正確に行う必要があり製造工程が煩雑になるという欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、簡単に湯切り孔を形成することができ且つ製造方法が簡単な密封性に優れた湯切り孔付き蓋材を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本発明の湯切り孔付き蓋材は、外周縁の対向する位置に外方に突出する開封用摘みと湯切り孔形成用摘みを備えた形状を有し、外蓋と内蓋とが剥離手段を介して接着樹脂層により積層された構成からなり、容器の開口部に蓋材熱接着部により取り付けられて使用される蓋材であって、前記外蓋には前記湯切り孔形成用摘みの両側外周縁を結ぶ外蓋切目線が形成され、前記湯切り孔形成用摘みと前記外蓋切目線に囲まれた領域を湯切り孔形成領域とされ、前記剥離手段は少なくとも前記湯切り孔形成領域と対向するように形成され、前記湯切り孔形成領域には前記内蓋と前記接着樹脂層を貫通する湯切り孔切目が形成され、前記湯切り孔形成用摘みの内側に蓋材熱接着部にかかるように前記内蓋と前記接着樹脂層を貫通する湯切り孔形成用切目が形成され、前記外蓋切目線が、コ字状切目と非切目からなり、コ字状切目の開いた側が前記開封用摘み側を向くように直線状に配列された構成からなることを特徴とするものである。このように構成することにより、湯切り孔形成用摘みを掴んで蓋材を剥離することにより、湯切り孔形成領域を覆う外蓋を剥離させ、外蓋切目線に沿って外蓋を簡単に切り取れるので湯切り孔形成がきわめて容易となる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を引用して本発明の実施の形態を説明する。
図1は第1実施形態の容器の開口部に接着した状態の平面図、図2は第1実施形態の外蓋切目線を示す拡大した平面図、図3は図1におけるI−I断面図、図4は第1実施形態の湯切り孔を形成した状態の図3に対応する断面図、図5は第2実施形態の容器の開口部に接着した状態の図3に対応する断面図、図6は第2実施形態の湯切り孔を形成した状態の図3に対応する断面図であって、1,1'は蓋材、2は開封用摘み、3は湯切り孔形成用摘み、4は外蓋切目線、4aはコ字状切目、4bは非切目部、5は湯切り孔形成用切目線、6は湯切り孔切目、7は湯切り孔形成領域、8は蓋材熱接着部、9は湯切り孔、10は容器、11, 11' は外蓋、12は紙層、13は剥離層、14は接着樹脂層、15は内蓋、16はアルミニウム箔、17は熱接着性樹脂層、18は離型層をそれぞれ表す。
【0010】
本発明の第1実施形態の蓋材1は図1〜図3に示すとおりである。第1実施形態の蓋材1を蓋材熱接着部8にて容器10の開口部に取り付けた平面図は、図1に示すとおりであり、4角形状であって一対の対向する角部にそれぞれ開封用摘み2と湯切り孔形成用摘み3が設けられた形状を有し、湯切り孔形成用摘み3の両側外周縁を結ぶ外蓋切目線4が形成され、湯切り孔形成用摘み3の内側の蓋材熱接着部8にかかる位置に内蓋15を貫通する湯切り孔形成用切目線5が形成され、湯切り孔形成用切目線5と外蓋切目線4に囲まれた領域が湯切り孔形成領域7とされ、湯切り孔形成領域7における内蓋15に湯切り孔切目6が形成された構成である。
【0011】
外蓋11に形成される外蓋切目線4は、図2に示すように、複数個のコ字状切目4aがコ字状切目4aの閉じた側が湯切り孔形成用摘み3のある側を向くように一定間隔を有する非切目部4bをおいて直線状に配列された形状とされている。この形状とすることにより、湯切り孔形成用摘み3を掴んで蓋材1を剥離すると、湯切り孔形成用切目線5の部分にて外蓋11が内蓋15と分離して剥離してゆき外蓋切目線4にて外蓋11を簡単に切り取ることができる。第1実施形態では、外蓋切目線4が2列の切目線にて形成されそれぞれのコ字状切目4aが非切目部4bに対向するように配列された構成とされているが、外蓋切目線4を1列の切目線にて形成してもよい。
【0012】
第1実施形態の蓋材1を蓋材熱接着部8にて容器10の開口部に取り付けた状態の断面構成を示す図1におけるI−I断面図は、図3に示すとおりであり、紙層12の内面の全面に剥離層13が形成された外蓋11と、アルミニウム箔層16と熱接着性樹脂層17が積層された内蓋15が接着樹脂層14により外蓋11の剥離層13面と内蓋15のアルミニウム箔層16面が接着され、外蓋11の紙層12と剥離層13間で剥離可能とされている構成からなる。外蓋11には外蓋切目線4が形成されており、内蓋15には湯切り孔形成用摘み3の内側に蓋材熱接着部8の外縁にかかるように湯切り孔形成用切目線5が形成され、外蓋切目線4と湯切り孔形成用切目線5間の湯切り孔形成領域7には複数の湯切り孔切目6が形成されており、湯切り孔形成用切目線5及び湯切り孔切目6は内蓋15と接着樹脂層14と外蓋11に形成された剥離層13を貫通する状態で形成されている。第1実施形態において、内蓋に使用されるアルミニウム箔を遮光印刷を施した2軸延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)もしはくアルミニウム蒸着PETとすることもでき、この場合には金属検知器を使用することができる。
【0013】
第1実施形態の蓋材1が容器10の開口部に接着された包装体に湯切り孔を形成するには、図3に示す状態から、湯切り孔形成用摘み3を掴んで蓋材を剥離すると、湯切り孔形成用切目線5の部分にて外蓋11の紙層12と剥離層13間で剥離して外蓋11の紙層12のみが剥離してくる。更に剥離してゆき、内蓋15に形成されている湯切り孔切目6に達すると、湯切り孔切目6に囲まれた内側の部分が外蓋11に接着した状態で抜き取られて湯切り孔9が形成され、外蓋切目線4に達すると外蓋11が外蓋切目線4に沿って切り取られて分離され、図4に示すように、容器の開口部に蓋材熱接着部8にて接着された内蓋15に湯切り孔9が形成される。
【0014】
第1実施形態における剥離層13は紙層12に形成される紙のコート層を剥離層13として利用したものであり、剥離層13はカオリン、炭酸カルシウム、ラテックス、カゼインを主成分とする組成物からなり、紙層12の表面に10〜20g/m2 の厚さに塗布された層であり、紙層12と剥離層13の接着強度が50〜150g/15mm幅となるようにされている。したがって、湯切り孔形成用摘み3を掴んで蓋材1を剥離すると湯切り孔形成用切目線5の部分にて接着力の最も弱い紙層12と剥離層13間で剥離するが、上記の接着強度を有するので、内蓋15に形成された湯切り孔切目6に囲まれた部分は外蓋11に接着した状態で抜き取られ、湯切り孔9を形成することができるものである。
【0015】
本発明の第2実施形態の蓋材は図5〜6に示すとおりである。平面形状は第1実施形態と同じであり、外蓋11' の内面の湯切り孔形成領域7に対向させて離型層18が形成されている点で第1実施形態と異なる構成である。第2実施形態の断面形状は、図5に示すとおり、紙層12と紙層12の内面の湯切り孔形成領域7に対向するように部分的に形成された離型層18からなる外蓋11' と、アルミニウム箔層16と熱接着性樹脂層17が積層された内蓋15が、接着樹脂層14にて外蓋11' の離型層18面と内蓋15のアルミニウム箔層面が接着され、外蓋11' の離型層18と接着樹脂層14間で外蓋11' と内蓋15が剥離可能とされている構成である。外蓋11' には外蓋切目線4が形成されており、内蓋15には湯切り孔形成用摘み3の内側に蓋材熱接着部8の外縁にかかるように湯切り孔形成用切目線5が形成され、外蓋切目線4と湯切り孔形成用切目線5間の湯切り孔形成領域7には複数の湯切り孔切目6が形成されており、湯切り孔形成用切目線5及び湯切り孔切目6は内蓋15と接着樹脂層14を貫通する状態で形成されている。
【0016】
第2実施形態の蓋材1'が容器10の開口部に接着さた包装体に湯切り孔を形成するには、図5に示す状態から、湯切り孔形成用摘み3を掴んで蓋材1'を剥離すると、湯切り孔形成用切目線5の部分にて外蓋11’の内面の離型層18と接着樹脂層14間で剥離して、外蓋11’と内蓋15が分離される。更に剥離してゆき、内蓋15に形成されている湯切り孔切目6に達すると、湯切り孔切目6に囲まれた内側の部分が外蓋11’に接着した状態で抜き取られて湯切り孔9が形成され、外蓋切目線4に達すると外蓋11’が外蓋切目線4に沿って切り取られて分離され、図6に示すように、容器10の開口部に蓋材熱接着部8にて接着された内蓋15に湯切り孔9が形成される。
【0017】
第2実施形態における離型層18は紙層12に部分的に形成されるものであり、離型層18を形成する樹脂としては、硝化綿、ポリアミド、ポリエステル、アクリル、ブチラール、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体等の単体ないしは混合物が使用でき、必要により少量のシリコーン等を添加してもよい。離型層18は上記の樹脂からなるインキを使用して紙層18面にグラビア印刷等により印刷して形成される。上記の樹脂からなる離型層18を使用することにより、離型層18とポリエチレン等からなる接着樹脂層14間の接着強度は50〜150g/15mm幅となり、離型層18と接着樹脂層14間で外蓋11' と内蓋15を簡単に剥離して分離することができる。第2実施形態では、外蓋として紙層以外に紙層とプラスチックフィルムの積層体を使用するこも可能である。
【0018】
第1実施形態における外蓋11となる紙層としては、一方のコート層は通常のコート層とし他方のコート層は上述の特殊コート層とした両面コート紙を、特殊コート層を内面側となるようにして剥離層として使用することができる。その場合には剥離層を別工程にて紙層面に形成する必要がなくなり工程を簡略化することができる。第2実施形態における外蓋11’となる紙層としては、片面コート紙を使用しコート層のない面にグラビア印刷等により離型層を部分的に形成して使用される。外蓋となる紙層の厚さとしてはハーフカット適性を考慮して坪量が70〜130g/m2 のものを使用するのが好ましい。熱接着性樹脂層17としては、熱溶融して押出しラミネーションすることのできるエチレン−メタクリル酸共重合体を主成分とする樹脂が使用できる。熱接着性樹脂層はアルミニウム箔面に直接押出ラミネーションにより積層してもよいし、押出ポリエチレン層を介して積層してもよい。
【0019】
第1〜2実施形態においては、蓋材の形状を4角形状として説明したが、形状は任意であり円形状、楕円形状等としてもかまわない。湯切り孔9を形成するための湯切り孔切目4の個数、大きさ、形状、位置は任意であり、湯切りに適したものであればよい。外蓋切目線4は外蓋11,11'を作製した後に切刃により外蓋11,11'を貫通するように形成される。湯切り孔形成用切目線5、湯切り孔切目6は、紙層12と剥離層13または離型層18が積層された外蓋11または外蓋11’と、アルミニウム箔層16と熱接着性樹脂層17とが積層された内蓋15を、接着樹脂層14を介して積層して蓋材用の積層体を作製した後に、内蓋15の内面の熱接着性樹脂層17面からハーフカットを行うことにより形成されるものである 。
【0020】
【発明の効果】
外周縁の対向する位置に外方に突出する開封用摘みと湯切り孔形成用摘みを備えた形状を有し、外蓋と内蓋とが剥離手段を介して接着樹脂層により積層された構成からなり、容器の開口部に蓋材熱接着部により取り付けられて使用される蓋材であって、外蓋には湯切り孔形成用摘みの両側外周縁を結ぶ外蓋切目線が形成され、湯切り孔形成用摘みと外蓋切目線に囲まれた領域を湯切り孔形成領域とされ、剥離手段は少なくとも湯切り孔形成領域と対向するように形成され、湯切り孔形成領域には内蓋と接着樹脂層を貫通する湯切り孔切目が形成され、湯切り孔形成用摘みの内側に蓋材熱接着部にかかるように内蓋と接着樹脂層を貫通する湯切り孔形成用切目線が形成された構成とすることにより、この蓋材が容器の開口部に取り付けられた包装体の湯切り孔形成用摘みを掴んで蓋材を剥離することにより、湯切り孔形成用切目線と外蓋切目線に囲まれた湯切り孔形成領域に対向する外蓋を部分的に剥離させて外蓋切目線にて切り取ることができ、簡単に湯切り孔を形成させて湯切りを行うことできる。また、蓋材が容器の開口部に熱接着されて密封されるので内容物の臭いが包装体の外部に漏れ出すことがない。
【0021】
上記湯切り孔付き蓋材において、外蓋が紙層からなり、剥離手段が紙層の内面に全面に形成された剥離層からなり、剥離層がカオリン、炭酸カルシウム、ラテックス、カゼインを主成分とする組成物からなり、紙層と剥離層の接着強度が50〜150g/15mm幅である構成とすることにより、紙層と剥離層間で簡単に剥離させることが可能となり、外蓋を剥離して湯切り孔を簡単に形成することができる。また、紙層に形成された紙のコート層を剥離層として利用できるので、製造工程を簡略化が可能であり蓋材の製造が容易となる。
【0022】
上記湯切り孔つき蓋材において、剥離手段が外蓋の内面の湯切り孔形成領域と対向するように部分的に形成された離型層である構成とすることにより、外蓋を構成する材質の種類に関係なく離型層と接着樹脂層間で剥離することが可能となるので、外蓋を剥離して湯切り孔を簡単に形成することができる。
【0023】
上記湯切り孔つき蓋材において、外蓋切目線が、コ字状切目が前記コ字状切目の閉じた側が湯切り孔形成用摘み側を向くように直線状に配列された構成とすることにより、湯切り孔形成用摘みを掴んで蓋材を剥離することにより、湯切り孔形成領域を覆う外蓋を剥離させ、外蓋切目線に沿って外蓋を簡単に切り取れるので湯切り孔の形成がきわめて容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の容器の開口部に接着した状態の平面図。
【図2】第1実施形態の外蓋切目線を示す拡大した平面図。
【図3】図1におけるI−I断面図。
【図4】第1実施形態の湯切り孔を形成した状態の図3に対応する断面図。
【図5】第2実施形態の容器の開口部に接着した状態の図3に対応する断面図。
【図6】第2実施形態の湯切り孔を形成した状態の図3に対応する断面図。
【符号の説明】
1,1’ 蓋材 10 容器
2 開封用摘み 11, 11’ 外蓋
3 湯切り孔形成用摘み 12 紙層
4 外蓋切目線 13 剥離層
4a コ字状切目 14 接着樹脂層
4b 非切目部 15 内蓋
5 湯切り孔形成用切目線 16 アルミニウム箔
6 湯切り孔切目 17 熱接着性樹脂層
7 湯切り孔形成領域 18 離型層
8 蓋材熱接着部
9 湯きり孔
Claims (1)
- 外周縁の対向する位置に外方に突出する開封用摘みと湯切り孔形成用摘みを備えた形状を有し、外蓋と内蓋とが剥離手段を介して接着樹脂層により積層された構成からなり、容器の開口部に蓋材熱接着部により取り付けられて使用される蓋材であって、前記外蓋には前記湯切り孔形成用摘みの両側外周縁を結ぶ外蓋切目線が形成され、前記湯切り孔形成用摘みと前記外蓋切目線に囲まれた領域を湯切り孔形成領域とされ、前記剥離手段は少なくとも前記湯切り孔形成領域と対向するように形成され、前記湯切り孔形成領域には前記内蓋と前記接着樹脂層を貫通する湯切り孔切目が形成され、前記湯切り孔形成用摘みの内側に蓋材熱接着部にかかるように前記内蓋と前記接着樹脂層を貫通する湯切り孔形成用切目が形成され、前記外蓋切目線が、コ字状切目と非切目からなり、コ字状切目の開いた側が前記開封用摘み側を向くように直線状に配列された構成からなることを特徴とする湯切り孔付き蓋材。
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