JP4043603B2 - トレー同時開封スリーブカートン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トレーを収納し、かつ、同時開封機能を有するスリーブカートンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
壊れやすい内容物あるいは密封性を必要とする内容物の保護を目的とする包装形態として、トレーとカートンとを組合せた形態が、一部に使われている。トレーに内容物を充填し、易開封性の蓋により密封し、一般的なサック箱をはじめ、スリーブ等のカートンにトレーを収納している。内容物を取り出す時には、カートンを開封し、またはジッパー等により部分的にスリーブカートンを破壊して、収納されているトレーを取り出し、そのトレーのシール蓋を剥がし、開封している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の包装形態では、カートンを開封し、または、ジッパー等により部分的にカートンを破壊して、収納されているトレーを取り出し、トレーのシール蓋を剥がし、開封し、内容物を取り出すという煩雑さがあった。また、一般的なスリーブカートンではトレーをスリーブカートンに収納した場合、スリーブカートンからトレーがずれ落ちてしまうという危険性があり、一度開封した後に、トレーのシール蓋を再封することが簡単ではなかった。
本発明の目的は、トレーをスリーブから取り出すと同時に、蓋がトレーより剥離され、密封トレーが開封される包装、いわば、トレー同時開封スリーブカートンであって、トレーが脱落しない、カートン全体としてバージン性を持ち、スリーブからトレーを引出しやすく、かつ、トレーをスリーブの中に戻すだけで簡単にトレーのシール蓋を再封できるトレー同時開封スリーブカートンを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するためになされた本発明は、少なくとも側面、天面、側面、底面とで筒状体を形成するスリーブに、シール蓋を密封シールしたトレーを収納してなり、前記スリーブから前記トレーを引き出す側の前記トレーのシール蓋に延長片を設け、該延長片と前記スリーブとが部分的に接着しているトレー同時開封スリーブカートンにおいて、前記トレーの引き出す側に突起部を設け、該突起部と、前記スリーブの前記天面の引き出す側の外縁部とを部分的に接着し、前記スリーブと前記トレーとを一体化したことを特徴とするトレー同時開封スリーブカートンである。
【0005】
具体的には、一つの形態は、前記スリーブの前記天面の引き出す側の外縁部の一部を突起部とし、該突起部と前記トレーの前記突起部とを接着し、前記スリーブと前記トレーとを一体化したことを特徴とする形態があり、前記スリーブの前記天面の前記突起部に切り取り手段を設け、前記切り取り手段が、帯状のジッパーによること、前記切り取り手段が、前記トレーの引き出し側に向かって拡がったコの字形のミシン目によること、そして、前記切り取り手段が、前記トレーの引き出し側に拡がったコの字形の連続したL字形の切れ目によることを特徴とする。
また別の形態は、前記スリーブの前記天面の引き出す側の外縁部の一部に切り取り部を設け、該切り取り部と前記トレーの前記突起部とを接着し、前記スリーブと前記トレーとを一体化したことを特徴とする。
【0006】
また、前記スリーブの前記天面の引き出す側の外縁部と前記トレーの前記突起部とを貫通する吊り下げ用の孔を設けたこと、あるいは、前記スリーブの前記天面の引き出す側と反対側の外縁部の一部を吊り下げ用の孔を有する突起部としたことを特徴とする。
さらに、前記スリーブの前記突起部と前記トレーの前記突起部とを接着した部分を、内側に折り曲げたことを特徴とする。
【0007】
本発明によれば、トレーをスリーブから取り出すと同時に、蓋がトレーより剥離され、密封トレーが開封される包装、いわば、トレー同時開封スリーブカートンであって、トレーが脱落しない、カートン全体としてバージン性を持ち、スリーブからトレーを引出しやすく、かつ、トレーをスリーブの中に戻すだけで簡単にトレーのシール蓋を再封できるトレー同時開封スリーブカートンを得ることが出来る。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明によるトレー同時開封スリーブカートンについて図面によって説明する。
図1は本発明によるトレー同時開封スリーブカートンの一実施例を示す斜視図であり、図2は本発明によるトレー同時開封スリーブカートンの一実施例のスリーブのブランクの展開図であり、そして、図3はスリーブの突起部の拡大図である。
また、図4は本発明によるトレー同時開封スリーブカートンのもう一つの実施例を示す斜視図であり、図5は本発明によるトレー同時開封スリーブカートンのもう一つの実施例のスリーブのブランクの展開図である。図6は本発明によるトレー同時開封スリーブカートンのトレーを示す斜視図である。図7は本発明によるトレー同時開封スリーブカートンの一実施例の概略断面図である。図8は本発明によるトレー同時開封スリーブカートンの一実施例の開封を説明する図である。
さらに、図9は本発明によるトレー同時開封スリーブカートンを吊り下げた状態を示す斜視図であり、図10は本発明によるトレー同時開封スリーブカートンを組み立てる一つの方法の説明図である。
【0009】
本発明におけるトレー同時開封スリーブカートンは、スリーブ1、トレー2そしてシール蓋3とから構成されている。
【0010】
スリーブ1としては、二つの形態があり、実施例Aに示す一つの形態の形状は、少なくとも、トレー2の引出部に筒状体を形成していることが必要であるが、図1に示すように、引き出し部がオープンになっているスリーブタイプのカートン形状である。このスリーブ1aの断面は、トレー2の形状に合わせるために台形であってもよい。スリーブ1aの天面のトレー2を引き出す側の外縁部の一部を突起部4aとし、トレー2の引き出す側にも突起部6を設け、スリーブ1aの突起部4aとトレー2の突起部6とを合わせて接着し、スリーブ1aとトレー2とを一体化している。
【0011】
図2は、実施例Aのスリーブ1aを示すブランクの展開図である。ブランク10は、底面11、側面12、天面13、側面14、糊代片15を、罫線a、b、c、dを介して連設している。天面13には、トレー2を引き出す側に、突起部4aを延設している。この突起部4aの形状は、半円形、四辺形など、いずれの形状でもよく、特に限定されないが、指で摘むのに充分な広さであることが望ましい。また、後述するトレー2の突起部6の形状と合わせることが必要である。さらに、突起部4aを切り取る手段Tを設ける。この切り取り手段Tとしては、図3−aに示すように、突起部4aの根元の部分にジッパーT1を設ける方法、また、図3−bに示すように、先端方向に拡がったV字形のミシン目T2あるいは、図3−cに示すように、連続したL字形の切れ目T3を設ける方法などがある。
【0012】
本発明におけるトレー同時開封スリーブカートンのもう一つの実施例Bに示すもう一つの形態のスリーブ1bでは、図4に示すように、スリーブ1bのトレー2を引き出す側の外縁部に切り取り部4bを設け、トレー2の引き出す側の突起部6とを合わせて接着し、スリーブ1bとトレー2とを一体化している。
【0013】
図5は、実施例Bのスリーブ1bを示すブランクの展開図である。ブランク20は、底面21、側面22、天面23、側面24、糊代片25を、罫線a、b、c、dを介して連設している。天面23には、トレー2を引き出す側の外縁部に切り取り部4bを設けている。この切り取り部4bの形状は、半円形、四辺形など、いずれの形状でもよく、特に限定されないが、指で摘むのに充分な広さであることが望ましい。この切り取り手段としては、一般的なミシン目、半切れなど用いる。
【0014】
スリーブ1の基材となる紙としては、耐引き裂き性があり、ある程度の剛度を有する板紙であればよいが、一般のカートンに用いられる板紙のように印刷適性があることが好ましい。紙単体ではなく、紙の表面あるいは裏面にプラスチックフィルム、金属箔等を積層してもよい。
印刷はカートン表面に、オフセット印刷、グラビア印刷等の通常の印刷技術により行い、つずいて、打ち抜き工程において、ブランクを作成する。
【0015】
トレー2としては、プラスチックシートから真空成形により作られるもの、射出成形により作られるものがあり、いずれの製法によるものでも良い。内容物の種類、量により適宜な形状および深さに成形するが、例えば、図6−aに示すように、一般的なテーパーのついた直方体のトレー2aでもよい。また、図6−bに示すように、トレー2の取り出す前後の面に角を付けたテーパーの付いた六角形のトレー2bでもよい。この六角形のトレー2bにすることによって、内容物を入れた時にトレー2が形を保持できずに歪んでしまうことを防ぐことができる。さらに、図6−cに示すように、トレー2の内面に凹んだ部分7を設けたトレー2cでもよく、トレー2の歪みを少なくする効果および圧縮強度を向上させ潰れにくくする効果を付与することができる。いずれにしてもその周縁部には、ヒートシールのためのフランジ5を設ける。さらに、トレー2の引き出し側のフランジには突起部6を設ける。この突起部6の形状は、半円形、三角形、四辺形などでよく、指で摘んでトレー2を引き出せる形状とする。この突起部6とスリーブ1の外縁部の一部とを合わせて接着することによって、スリーブ1とトレー2とが一体化される。
また、使用されるプラスチックシートの材質としては、ポリエチレン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂等があげられる。
【0016】
また、このトレー2には、全てプラスチックから作られるもの以外に、紙とプラスチックとの複合トレーも使用できる。例えば、内面のプラスチックのトレーと外面の紙のトレーとを貼り合わせた形式のもの、プラスチックのトレーの側壁全周に紙を貼り合わせた形式のものなどがある。これらの複合トレーを作成する場合には、あらかじめプラスチックの成形の型の中に紙を装填しておき、プラスチックの成形と同時に、プラスチックと紙を一体化する方法もある。
【0017】
シール蓋3としては、前記トレー2に内容物を充填した後、専用ヒートシーラーによりヒートシールされるものであるが、本発明においては、イージーピール性を有する蓋材を用いる。このシール蓋3を剥し始める側のトレー2のフランジ5にシール蓋3をシールする場合、シール形状はI字形(図6−aの斜線の部分)よりV字形(図6−aの網点の部分)の方が好ましい。この部分でのシール形状はV字形の方が、初期の剥離において、小さい力で剥離が可能となる。この点から、図6−bのトレー2の形状はシール部がV字形となることから好ましい。このシール蓋3の一部を延長し、スリーブ1へ接着する部分を、図7に示すように、延長部分Xとする。シール蓋3の材質としては、一般的な包装条件、例えば、密封性や臭いのないこと、食品用や医薬品用等であれば、衛生性等に問題がなく、トレーにヒートシールが可能で、イージーピール性を示し、スリーブ1に部分的に接着可能なものであればよい。
【0018】
つぎに、本発明のトレー同時開封スリーブカートンにおいては、スリーブ1と、シール蓋3の延長部分Xとを部分的に接着するが、図7に示すように、シール蓋3の一部をトレー2のフランジ6より延長し、延長部分Xを反転させ、スリーブ1の天面13の裏面と接着させる。その場合、接着部分としては、天面13のトレー2を引き出す側の外縁部の突起部4aあるいは切り取り部4bは除く。そして、接着の強度、接着のパターン又は面積は、トレー2を引き出すときに、支障がなければよい。即ち、スリーブ1からトレー2を引出す際に、シール蓋3が易開封できればよい。したがって、スリーブ1の天面13とシール蓋3の延長部分Xとの接着力が、トレー2とシール蓋3との接着力より大きいことが必要である。
【0019】
実際に本発明のトレー同時開封スリーブカートンを開封する時には、一実施例Aの開封を図8−aに示しているが、スリーブ1の突起部4aのジッパーを引き裂いた後、スリーブ1の突起部4aとトレー2の突起部6とを貼り合わせた部分を指で摘んで引っ張り、トレー2をスリーブ1から引き出す。あるいは、図8−bに示すように、スリーブ1の突起部4とトレー2の突起部6とを貼り合わせた部分を指で摘んで、スリーブ1の突起部4aに設けられたミシン目などの切り取り線を押して、そして引き破り、トレー2をスリーブ1から引き出す。どちらの場合でも、トレー2を引き出すと同時に、図8−cに示すように、シール蓋3がトレー2から剥がされ、開封される。トレー2をスリーブ1の元に戻すと、再封することができる。この再封では、完全密封されないため、電子レンジなどで調理した場合に、蒸気が適度に逃げるため、冷凍食品などの解凍、調理に適している。
【0020】
もう一つの実施例Bについても、同様にスリーブ1の突起部4bとトレー2の突起部6とを貼り合わせた部分を指で摘んで、スリーブ1の突起部4bに設けられたミシン目などの切り取り線を押して、そして引き破り、トレー2をスリーブ1から引き出す。
【0021】
本発明のトレー同時開封スリーブカートンでは、スリーブ1の天面13のトレー2の引き出す側の外縁部の突起部4aあるいは切り取り部4bとトレー2の突起部6とを貫通した吊り下げ用の孔を設けることにより、図9−aに示すように、店頭で商品を吊り下げることができ、販売促進効果を上げることができる。また、商品を吊り下げるためには、図9−bに示すように、スリーブ1の天面13あるいは底面11のトレー2の引き出す側と反対側に突起部7を設け、この突起部7に吊り下げ用の孔を設けることによってもできる。
【0022】
【実施例】
本発明のトレー同時開封スリーブカートンの一実施例について詳しく説明する。
スリーブ1の用紙として、コートボール270g/m2 を用い、まず、表面に、所定の印刷を施し、つぎに、図2に示すようなブランク10を打ち抜き加工で作成した。
【0023】
トレー2には、共押出し製膜により、構成がポリプロピレン140μm/EVOH20μm/ポリプロピレン140μmの厚さが300μmのシートを用い、真空成形法によりトレー2を成形した(略号 EVOH:エチレン−酢酸ビニル共重合体のケン化物)。トレー2の開口部のサイズは、巾56mm、奥行き154mm、深さ32mmとし、トレー2のフランジ5の巾は4mmとした。このトレー2をスリーブ1に収納した。
【0024】
トレー2のシール蓋3としては、ポリエチレンテレフタレート12μm/接着剤/蒸着ポリエチレンテレフタレート12μm/ポリエチレン20μmの複合フィルムにEVAを主成分とするホットメルト接着剤を8μm(7g/m2 )の厚さにコートした。
【0025】
つぎに、包装工程となるが、内容物として、ボール状チョコレートをトレー2に充填し、シール蓋3を、ヒートシールしたが、シール蓋3の一辺には、トレー2のフランジ5の端から更に長くした延長部Xを設けた。
【0026】
図10は、本発明によるトレー同時開封スリーブカートンを組み立てる一つの方法の説明図である。
スリーブ1とトレー2とシール蓋3の延長部Xとの接着は、スリーブ1を組み立てる前のブランク10をトレー2の上面から被せ、シール蓋3の延長部Xの一部とスリーブ1の天面13、トレー2の突起部6の一部とスリーブ1の突起部4aとをホットメルト型接着剤8で接着する。つぎに、ブランク10をトレー2に巻き込んで糊代片15と底面11とを接着することにより組み立てが完了した。
【0027】
前記包装体のスリーブ1からトレー2を引き出したところ、トレー2から、シール蓋3がスムーズに剥離し、シール蓋3の一部はスリーブ1に接着したままであり、また、再度トレー2をスリーブ1の中に押し込むと、シール蓋3も、トレー2と共に、スリーブ1の中に収納された。
【0028】
【発明の効果】
トレーをスリーブから取り出すと同時に、蓋がトレーより剥離され、密封トレーが開封される包装、いわば、トレー同時開封スリーブカートンであって、トレーが脱落しない、カートン全体としてバージン性を持ち、スリーブからトレーを引出しやすく、かつ、トレーをスリーブの中に戻すだけで簡単にトレーのシール蓋を再封できるトレー同時開封スリーブカートンを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるトレー同時開封スリーブカートンの一実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明によるトレー同時開封スリーブカートンの一実施例のスリーブのブランクの展開図である。
【図3】本発明によるトレー同時開封スリーブカートンのスリーブの突起部の拡大図である。
【図4】本発明によるトレー同時開封スリーブカートンのもう一つの実施例を示す斜視図である。
【図5】本発明によるトレー同時開封スリーブカートンのもう一つの実施例のスリーブのブランクの展開図である。
【図6】本発明によるトレー同時開封スリーブカートンのトレーを示す斜視図である。
【図7】本発明によるトレー同時開封スリーブカートンの一実施例の概略断面図である。
【図8】本発明によるトレー同時開封スリーブカートンの一実施例の開封を説明する図である。
【図9】本発明によるトレー同時開封スリーブカートンを吊り下げた状態を示す斜視図である。
【図10】本発明によるトレー同時開封スリーブカートンを組み立てる一つの方法の説明図である。
【符号の説明】
A 本発明によるトレー同時開封スリーブカートンの一実施例
B 本発明によるトレー同時開封スリーブカートンのもう一つの実施例
1 スリーブ
2 トレー
2aトレー(テーパー付き直方体)
2bトレー(テーパー付き六角柱体)
2cトレー(凹み部分を有するテーパー付き六角柱体)
3 シール蓋
4a突起部(スリーブ)
4b切り取り部(スリーブ)
5 フランジ
6 突起部(トレー)
7 凹んだ部分
8 接着剤
10 ブランク(実施例Aのスリーブ)
11 底面
12 側面
13 天面
14 側面
15 糊代片
20 ブランク(実施例Bのスリーブ)
21 底面
22 側面
23 天面
24 側面
25 糊代片
T 切り取り手段
T1ジッパー
T2ミシン目
T3連続したL字形の切れ目

Claims (10)

  1. 少なくとも側面、天面、側面、底面とで筒状体を形成するスリーブに、シール蓋を密封シールしたトレーを収納してなり、前記スリーブから前記トレーを引き出す側の前記トレーのシール蓋に延長片を設け、該延長片と前記スリーブとが部分的に接着しているトレー同時開封スリーブカートンにおいて、
    前記トレーの引き出す側に突起部を設け、該突起部と、前記スリーブの前記天面の引き出す側の外縁部とを部分的に接着し、前記スリーブと前記トレーとを一体化したことを特徴とするトレー同時開封スリーブカートン。
  2. 前記スリーブの前記天面の引き出す側の外縁部の一部を突起部とし、該突起部と前記トレーの前記突起部とを接着し、前記スリーブと前記トレーとを一体化したことを特徴とする請求項1記載のトレー同時開封スリーブカートン。
  3. 前記スリーブの前記天面の前記突起部に切り取り手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のトレー同時開封スリーブカートン。
  4. 前記切り取り手段が、帯状のジッパーによることを特徴とする請求項1記載のトレー同時開封スリーブカートン。
  5. 前記切り取り手段が、前記トレーの引き出し側に向かって拡がったコの字形のミシン目によることを特徴とする請求項4記載のトレー同時開封スリーブカートン。
  6. 前記切り取り手段が、前記トレーの引き出し側に拡がったコの字形の連続したL字形の切れ目によることを特徴とする請求項4記載のトレー同時開封スリーブカートン。
  7. 前記スリーブの前記天面の引き出す側の外縁部の一部に切り取り部を設け、該切り取り部と前記トレーの前記突起部とを接着し、前記スリーブと前記トレーとを一体化したことを特徴とする請求項1記載のトレー同時開封スリーブカートン。
  8. 前記スリーブの前記天面の引き出す側の外縁部と前記トレーの前記突起部とを貫通する吊り下げ用の孔を設けたことを特徴とする請求項1記載のトレー同時開封スリーブカートン。
  9. 前記スリーブの前記天面の引き出す側と反対側の外縁部の一部を吊り下げ用の孔を有する突起部としたことを特徴とする請求項1記載のトレー同時開封スリーブカートン。
  10. 前記スリーブの前記突起部と前記トレーの前記突起部とを接着した部分を、内側に折り曲げたことを特徴とする請求項1記載のトレー同時開封スリーブカートン。
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